JPH0616312B2 - 偽造防止ドキュメントシステム - Google Patents
偽造防止ドキュメントシステムInfo
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- JPH0616312B2 JPH0616312B2 JP56502483A JP50248381A JPH0616312B2 JP H0616312 B2 JPH0616312 B2 JP H0616312B2 JP 56502483 A JP56502483 A JP 56502483A JP 50248381 A JP50248381 A JP 50248381A JP H0616312 B2 JPH0616312 B2 JP H0616312B2
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/08—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code using markings of different kinds or more than one marking of the same kind in the same record carrier, e.g. one marking being sensed by optical and the other by magnetic means
- G06K19/083—Constructional details
- G06K19/086—Constructional details with markings consisting of randomly placed or oriented elements, the randomness of the elements being useable for generating a unique identifying signature of the record carrier, e.g. randomly placed magnetic fibers or magnetic particles in the body of a credit card
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
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- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F7/00—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
- G07F7/08—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means
- G07F7/086—Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means by passive credit-cards adapted therefor, e.g. constructive particularities to avoid counterfeiting, e.g. by inclusion of a physical or chemical security-layer
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は偽造防止ドキュメントシステムに関し、特に
固有のランダムな特性を有して本物の判定を行う偽造防
止ドキュメントシステムに関するものである。
固有のランダムな特性を有して本物の判定を行う偽造防
止ドキュメントシステムに関するものである。
[従来の技術] 本出願は1980年6月23日に提出された出願16
1,838号の一部継続出願であり、その名称は、“偽
造防止ドキュメントシステム”である。
1,838号の一部継続出願であり、その名称は、“偽
造防止ドキュメントシステム”である。
偽造品や模造品を本物から見分けるための実用的な判定
システムの必要性が、さまざまな特殊な応用分野におい
て強まっている。商業製品に関し、さまざまな商品の分
野において偽造品の数は上昇傾向を示していると言われ
ている。記録物たとえば写真記録,オーディオテープ,
およびビデオテープの海賊行為が長い間大きな問題にな
っている。しかし、市場での偽造行為は衰えを見せず、
他の多くの製品までにも及んでいる。信用のある商標を
付けたよく売れている製品が精巧に模倣され市場に出て
いる。
システムの必要性が、さまざまな特殊な応用分野におい
て強まっている。商業製品に関し、さまざまな商品の分
野において偽造品の数は上昇傾向を示していると言われ
ている。記録物たとえば写真記録,オーディオテープ,
およびビデオテープの海賊行為が長い間大きな問題にな
っている。しかし、市場での偽造行為は衰えを見せず、
他の多くの製品までにも及んでいる。信用のある商標を
付けたよく売れている製品が精巧に模倣され市場に出て
いる。
こうした模倣品の販売を取り締まる法的処置はあるが、
違反を発揮し、罰則を適用するのは難しい上に金がかか
る仕事である。
違反を発揮し、罰則を適用するのは難しい上に金がかか
る仕事である。
さらに問題を複雑にていることは、模造品の多くは、専
門家による調査や鑑定によらなければ容易に見分けるこ
とができないことである。このような種々の難しさや現
在の状況の下で、商標または銘柄を保護し、かつ模造品
から消費者を保護するという目的で、本物を判定するた
めの経済的で実用的なシステムが強く望まれている。
門家による調査や鑑定によらなければ容易に見分けるこ
とができないことである。このような種々の難しさや現
在の状況の下で、商標または銘柄を保護し、かつ模造品
から消費者を保護するという目的で、本物を判定するた
めの経済的で実用的なシステムが強く望まれている。
[発明が解決しようとする問題点] これまで、模倣品から本物を区別するために種々の技術
が用いられてきた。たとえば、精巧に印刷されたラベル
がある。これは、偽造者が真似をできないように用いら
れたものである。しかし、現在の高度に進歩した再生技
術においては、比較的容易に非常に複雑な図形を再生で
きる。
が用いられてきた。たとえば、精巧に印刷されたラベル
がある。これは、偽造者が真似をできないように用いら
れたものである。しかし、現在の高度に進歩した再生技
術においては、比較的容易に非常に複雑な図形を再生で
きる。
本物を区別するために、製品の1個ごとに連続番号また
は他の認識票を付すことも行われている。しかし、販売
店側の協力または総合的な検出調査体制の点でうまく行
っていないので、この方法も模倣品に対してはあまり効
果的ではない。その結果、偽造者は現在出回っているよ
く売れている製品(模造しようと思えばできる)の中か
ら、比較的自由に模造しようと思うものを選び出し、比
較的容易に大量販売することができる。
は他の認識票を付すことも行われている。しかし、販売
店側の協力または総合的な検出調査体制の点でうまく行
っていないので、この方法も模倣品に対してはあまり効
果的ではない。その結果、偽造者は現在出回っているよ
く売れている製品(模造しようと思えばできる)の中か
ら、比較的自由に模造しようと思うものを選び出し、比
較的容易に大量販売することができる。
また、商品の他に、他の種々の分野(たとえば商業手
形,証明用カード,重要種類など)において本物の判定
は重要である。以下に開示されるように、本発明に係る
システムは種々に変形実施でき、人間をも含む広範囲の
対象に適用でき、その本物判定を行うことができる。
形,証明用カード,重要種類など)において本物の判定
は重要である。以下に開示されるように、本発明に係る
システムは種々に変形実施でき、人間をも含む広範囲の
対象に適用でき、その本物判定を行うことができる。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明は、不明確でランダンムな特性を有した装置を用
いた本物判定の効果的なシステムに基いている。そのよ
うな特性を有したものは容易に手に入るので、本発明に
係るシステムは安価に製作・使用できる。これにより、
選択的な検査が可能となる。たとえば、製造者は、ライ
ンの製品全てに対して固有の識別文字(認証符号)を付
し、それにより、検査工程をサンプルグループか、ある
いは模倣される可能性の高い、非常に人気の高い製品に
限ることができる。
いた本物判定の効果的なシステムに基いている。そのよ
うな特性を有したものは容易に手に入るので、本発明に
係るシステムは安価に製作・使用できる。これにより、
選択的な検査が可能となる。たとえば、製造者は、ライ
ンの製品全てに対して固有の識別文字(認証符号)を付
し、それにより、検査工程をサンプルグループか、ある
いは模倣される可能性の高い、非常に人気の高い製品に
限ることができる。
本発明を、対象物を特徴づける目立った物理的特性を利
用する。各特性は測定可能で記録可能なものである。た
とえば、普通の証券を光に翳すことによって、その証券
の半透明の複雑なパターンを見ることができる。その半
透明の複雑でランダムなパターンは測定はできても、複
製することは実際上無理である。勿論、そのようなラン
ダムに発生するパターンは変化する可能性がある。たと
えば、印刷によってである。しかし、媒体の印刷されな
い部分のランダムな特性は複製することが実際的にはで
きない。
用する。各特性は測定可能で記録可能なものである。た
とえば、普通の証券を光に翳すことによって、その証券
の半透明の複雑なパターンを見ることができる。その半
透明の複雑でランダムなパターンは測定はできても、複
製することは実際上無理である。勿論、そのようなラン
ダムに発生するパターンは変化する可能性がある。たと
えば、印刷によってである。しかし、媒体の印刷されな
い部分のランダムな特性は複製することが実際的にはで
きない。
本発明は、本物判定のために、測定可能で且つ記録可能
な特性を有する媒体を用いている。上記特性は自然に、
または媒体の製造中(調整なしに)にランダムに発生す
るので、本物判定データに用いられている点に注目され
ない。このようなランダム的に発生する特性は、媒体に
印刷したり、乱数あるいは同様のものを用いて媒体を指
定する方法とは異なっている。本発明で用いられる特性
は、媒体が自然に有する、あるいは製造中に発生する固
有のランダム特性であり、それは測定可能であっても、
複製は実質的にはできない。
な特性を有する媒体を用いている。上記特性は自然に、
または媒体の製造中(調整なしに)にランダムに発生す
るので、本物判定データに用いられている点に注目され
ない。このようなランダム的に発生する特性は、媒体に
印刷したり、乱数あるいは同様のものを用いて媒体を指
定する方法とは異なっている。本発明で用いられる特性
は、媒体が自然に有する、あるいは製造中に発生する固
有のランダム特性であり、それは測定可能であっても、
複製は実質的にはできない。
他の例としては、自然に形成される媒体からの合成反射
光のランダムパターンを、測定可能で記録可能な固有の
ランダム特性として用いることができる。
光のランダムパターンを、測定可能で記録可能な固有の
ランダム特性として用いることができる。
媒体は、たとえば、製品の一部,製品に付されたタッグ
(tag)の一部,本物判定装置の一部,重要書類の一
部などからなる。本発明の変形例としては、媒体の一部
のみを用い、その個所のロケーションは、測定された特
性と共に秘密に保持しておくようなシステムでもよい。
(tag)の一部,本物判定装置の一部,重要書類の一
部などからなる。本発明の変形例としては、媒体の一部
のみを用い、その個所のロケーションは、測定された特
性と共に秘密に保持しておくようなシステムでもよい。
本発明によれば、参照媒体が検出または測定され、この
媒体の特性を示すが同様の媒体では実質上複製が不可能
な、選択されたランダムパターンを示す参照電気信号が
得られる。特定の媒体の検査は、この媒体を検出し、そ
の結果を参照媒体の結果と比較することによって行なわ
れる。
媒体の特性を示すが同様の媒体では実質上複製が不可能
な、選択されたランダムパターンを示す参照電気信号が
得られる。特定の媒体の検査は、この媒体を検出し、そ
の結果を参照媒体の結果と比較することによって行なわ
れる。
一適用例においては、パターンとその位置を示す参照信
号が暗号化され、内蔵のタッグに記録されている。もっ
と詳しく考えるために、本物判定装置の物理的媒体が証
券からなるとする。証券の特定の領域には、選択された
ロケーションに特定のパターンがある。そのパターン
(およびロケーション)の特性に基いて、参照信号が発
生され、信号化され証券に付される(たとえば証券に印
刷されるとか、他の方法で記録される)。このような証
券の本物判定を行うには、本発明に係るシステムでは、
本物判定信号の選択されたパターンを再び検出・測定す
る。この新しく得られた信号は、次に、予め参照パター
ンから得られてすでに記録されている参照信号と比較す
る。両者が一致した時、証券は本物であると判定され
る。
号が暗号化され、内蔵のタッグに記録されている。もっ
と詳しく考えるために、本物判定装置の物理的媒体が証
券からなるとする。証券の特定の領域には、選択された
ロケーションに特定のパターンがある。そのパターン
(およびロケーション)の特性に基いて、参照信号が発
生され、信号化され証券に付される(たとえば証券に印
刷されるとか、他の方法で記録される)。このような証
券の本物判定を行うには、本発明に係るシステムでは、
本物判定信号の選択されたパターンを再び検出・測定す
る。この新しく得られた信号は、次に、予め参照パター
ンから得られてすでに記録されている参照信号と比較す
る。両者が一致した時、証券は本物であると判定され
る。
以下に詳細に開示されるように、本発明に係るシステム
は、さまざまな媒体および技術を用いることにより種々
変形実施できる。たとえば、ランダム・パターンの位置
は視覚的に不明確であってもよいし、コンピュータ装置
によって暗号化されてもよい。また、特性を示す参照信
号は将来の比較のために、種々の形で記録されれもよ
い。そのような信号の全てまたはあるものは、リストと
して保存されるか、またはメモリに暗号の形で記憶され
るか、または、本物判定媒体に光学的にまたは磁気的に
暗号の形で記憶されてもよい。
は、さまざまな媒体および技術を用いることにより種々
変形実施できる。たとえば、ランダム・パターンの位置
は視覚的に不明確であってもよいし、コンピュータ装置
によって暗号化されてもよい。また、特性を示す参照信
号は将来の比較のために、種々の形で記録されれもよ
い。そのような信号の全てまたはあるものは、リストと
して保存されるか、またはメモリに暗号の形で記憶され
るか、または、本物判定媒体に光学的にまたは磁気的に
暗号の形で記憶されてもよい。
[実施例] 以下、本発明に係る実施例について詳細に説明するわけ
であるが、物理的に本物を判定するための媒体,データ
のフォーマット,および本発明に係るシステムの構成は
種々変形実施することができる。そのため、変形例や実
施例の中には、以下に開示される実施例と非常に異なる
ものもあるかもしれない。したがって、ここで開示され
る特定の構成および機能は典型的なものにとどめられて
いる。そのような点では、開示の目的には最も適した実
施例であると考えることができ、本発明の範囲を決定す
る特許請求の範囲の土台を提供していると言えよう。
であるが、物理的に本物を判定するための媒体,データ
のフォーマット,および本発明に係るシステムの構成は
種々変形実施することができる。そのため、変形例や実
施例の中には、以下に開示される実施例と非常に異なる
ものもあるかもしれない。したがって、ここで開示され
る特定の構成および機能は典型的なものにとどめられて
いる。そのような点では、開示の目的には最も適した実
施例であると考えることができ、本発明の範囲を決定す
る特許請求の範囲の土台を提供していると言えよう。
初めに、第1図において、靴Sの一部が固有識別タッグ
Tと共に示されている。固有識別タッグTは、コードC
によって靴Sにしっかりと留められている。タッグTに
は、参照番号10の形で凡例が付されている。参照番号
10は靴Sに、たとえば番号12を複写してもよい。
Tと共に示されている。固有識別タッグTは、コードC
によって靴Sにしっかりと留められている。タッグTに
は、参照番号10の形で凡例が付されている。参照番号
10は靴Sに、たとえば番号12を複写してもよい。
一般に、本発明に係るシステムによれば、タッグTの本
物判定によって靴Sが本物であることを確認できる。第
1に、番号10と番号12とが同じであれば、タッグT
と靴Sとは一致している。しかし、もっと重要なこと
は、番号10が、タッグTの測定可能で記録可能な固有
の物理的性質を表示し特定していることである。特に、
スペース14(一般的にはタッグTに示されている)の
中に、ロケーションのフィールド(四角のアレイ)が定
義されており(実際は、詳細に示されていない)、この
フィールドは測定可能で記録可能な固有の半透明の模様
のパターンを有している。このパターンのロケーション
と形は、同一番号10および12と暗号で結びついた番
号によって定義される。すなわち、スペース14のパタ
ーンのロケーションおよび半透明の模様は、参照番号1
0で表されるように記号化される。
物判定によって靴Sが本物であることを確認できる。第
1に、番号10と番号12とが同じであれば、タッグT
と靴Sとは一致している。しかし、もっと重要なこと
は、番号10が、タッグTの測定可能で記録可能な固有
の物理的性質を表示し特定していることである。特に、
スペース14(一般的にはタッグTに示されている)の
中に、ロケーションのフィールド(四角のアレイ)が定
義されており(実際は、詳細に示されていない)、この
フィールドは測定可能で記録可能な固有の半透明の模様
のパターンを有している。このパターンのロケーション
と形は、同一番号10および12と暗号で結びついた番
号によって定義される。すなわち、スペース14のパタ
ーンのロケーションおよび半透明の模様は、参照番号1
0で表されるように記号化される。
本物判定用番号10と12とが一致した場合のみ、タッ
グT(もし本物なら)によって特定の靴Sの本当の性質
が分かる。もっと直接的な本物判定方法としては、スペ
ース14の媒体を本物判定がなされる実際の製品に組込
んでもよいし、他の記号を用いてもよい。たとえば、芸
術作品の場合、たとえば、著名入りの絵画印刷の場合、
印刷がなされている紙の余白が、測定可能で記録可能な
固有のランダムな模様を有したパターンを与えるものと
なるであろう。他の製品については、他の特性を用いる
ことができる。しかし、特定のタッグTは単品を判定す
るためにのみ適用されることに注目されたい。すなわ
ち、タッグTが靴Sの模倣品に付けられる可能性がある
一方、これにより、本物の靴Sに本物を指示するタッグ
Tがなくなるので、これによりその価値を落とすことに
なるのであろう。
グT(もし本物なら)によって特定の靴Sの本当の性質
が分かる。もっと直接的な本物判定方法としては、スペ
ース14の媒体を本物判定がなされる実際の製品に組込
んでもよいし、他の記号を用いてもよい。たとえば、芸
術作品の場合、たとえば、著名入りの絵画印刷の場合、
印刷がなされている紙の余白が、測定可能で記録可能な
固有のランダムな模様を有したパターンを与えるものと
なるであろう。他の製品については、他の特性を用いる
ことができる。しかし、特定のタッグTは単品を判定す
るためにのみ適用されることに注目されたい。すなわ
ち、タッグTが靴Sの模倣品に付けられる可能性がある
一方、これにより、本物の靴Sに本物を指示するタッグ
Tがなくなるので、これによりその価値を落とすことに
なるのであろう。
他の変形例として、タッグTが全くの余白か、またはロ
ケーションを示す記号のみを表示するようにしてもよ
い。その場合、パターンのロケーションは一様であるの
で、特性のパターンについての情報は特定の製品または
対象の商品目録またはリストに保存できるであろう。新
しく得られた特性パターンと記録されている特性パター
ンを比較することによって本物の製品を判定できるであ
ろう。そのような変形例は、限定生産される品目または
たとえば絵画印刷のような高価な品目に適している。
ケーションを示す記号のみを表示するようにしてもよ
い。その場合、パターンのロケーションは一様であるの
で、特性のパターンについての情報は特定の製品または
対象の商品目録またはリストに保存できるであろう。新
しく得られた特性パターンと記録されている特性パター
ンを比較することによって本物の製品を判定できるであ
ろう。そのような変形例は、限定生産される品目または
たとえば絵画印刷のような高価な品目に適している。
タッグTについてさらに詳しく述べるために、スペース
14はコーナ印16によって位置が示された単なる余白
領域として与えられている。スペース14中の複数の予
め定められた小さな密度の領域(恐らくは、各固有識別
タッグごとに異なるであろう)は測定可能な透明度を有
する。そのような半透明値の組合せが参照番号10に記
号化される。すなわち、記号化された番号10は、小さ
な秘密領域のロケーションおよびそれ等の半透明値を示
している。番号10は、さらに種々のデータ、たとえば
記号データ,データ,用いられたコード,製品番号,ま
たはバッチ(batch)番号などを含む。
14はコーナ印16によって位置が示された単なる余白
領域として与えられている。スペース14中の複数の予
め定められた小さな密度の領域(恐らくは、各固有識別
タッグごとに異なるであろう)は測定可能な透明度を有
する。そのような半透明値の組合せが参照番号10に記
号化される。すなわち、記号化された番号10は、小さ
な秘密領域のロケーションおよびそれ等の半透明値を示
している。番号10は、さらに種々のデータ、たとえば
記号データ,データ,用いられたコード,製品番号,ま
たはバッチ(batch)番号などを含む。
タッグTは、通常、参照番号10およびコーナ印16の
他に、商標または他の識別証印18を有している。ま
た、スペース14は、以下に述べるように、測定可能で
記録可能な固有の特性(製造中にランダムに生じる)が
保存される限り、イメージ,デザイン,またはパターン
の形で視覚的に表示してもよい。
他に、商標または他の識別証印18を有している。ま
た、スペース14は、以下に述べるように、測定可能で
記録可能な固有の特性(製造中にランダムに生じる)が
保存される限り、イメージ,デザイン,またはパターン
の形で視覚的に表示してもよい。
タッグTの物理的形状をもっと詳しく考える場合は、保
護用の積層を用いるのが望ましい。特に、第2図に示さ
れたように、タッグTは2枚の透明な層22と24との
間に積層された証券のシート20からなる。その結果、
タッグTは耐久力があり安定し、かつ平らな参照面を有
するようになる。
護用の積層を用いるのが望ましい。特に、第2図に示さ
れたように、タッグTは2枚の透明な層22と24との
間に積層された証券のシート20からなる。その結果、
タッグTは耐久力があり安定し、かつ平らな参照面を有
するようになる。
タッグTを検出する場合、予め定められた特定の小さな
領域のみが重要である。そのような領域を検出する場
合、初めにスペース14のロケーションを捜し、その中
で各位置を含む領域を定義し、次に重要の特定のロケー
ションを検出する。コーナ印16はスペース14の位置
を示しており、第5図に大きく拡大されて示されてい
る。
領域のみが重要である。そのような領域を検出する場
合、初めにスペース14のロケーションを捜し、その中
で各位置を含む領域を定義し、次に重要の特定のロケー
ションを検出する。コーナ印16はスペース14の位置
を示しており、第5図に大きく拡大されて示されてい
る。
コーナ印16のすぐ内側には、エリア26が示されてお
り、タッグTの用紙の透明度の変化を示している。特
に、エリア26aには不透明の繊維が多量に含まれてい
るように示されているので、透明度は、たとえば恐らく
“0”から“9”のスケールで“1”または“2”値を
示す低いものであろう。これに反し、エリア26bは光
を遮る繊維または粒子が比較的少ないので、比較的透明
度は高くなり、恐らく“8”または“9”の値を示すで
あろう。他の定義された領域での値は、これ等の極値の
範囲中にあるであろう。
り、タッグTの用紙の透明度の変化を示している。特
に、エリア26aには不透明の繊維が多量に含まれてい
るように示されているので、透明度は、たとえば恐らく
“0”から“9”のスケールで“1”または“2”値を
示す低いものであろう。これに反し、エリア26bは光
を遮る繊維または粒子が比較的少ないので、比較的透明
度は高くなり、恐らく“8”または“9”の値を示すで
あろう。他の定義された領域での値は、これ等の極値の
範囲中にあるであろう。
上述したように、小領域の半透明な特性は、その小ささ
と複雑な形のため、商業的な方法では測定できても複製
することはできない。一般的に、測定可能で記録可能な
固有のパターンまたはランダムであることに特徴があ
る。上述したように、ランダム特性は媒体の成長・発達
または製造の過程で形成されるものであり、媒体に単に
ランダムデータを付したものでない。半透明の性質を用
いたが、この現象は証券のような繊維性の物質で通常起
こる。種々の現象(半透明以外のもの)、たとえば、エ
ネルギーを変調するので電気信号の形で検出できる反射
光またはその他の特性が観察できる。
と複雑な形のため、商業的な方法では測定できても複製
することはできない。一般的に、測定可能で記録可能な
固有のパターンまたはランダムであることに特徴があ
る。上述したように、ランダム特性は媒体の成長・発達
または製造の過程で形成されるものであり、媒体に単に
ランダムデータを付したものでない。半透明の性質を用
いたが、この現象は証券のような繊維性の物質で通常起
こる。種々の現象(半透明以外のもの)、たとえば、エ
ネルギーを変調するので電気信号の形で検出できる反射
光またはその他の特性が観察できる。
タッグTのエリア26を検出する一つの方法は、エリア
26を列的または行的に連続して走査し、アナログ信号
を得、この信号を周期的にサンプルするものである。詳
しく述べると、重量のある紙に関し、エリア26の行に
沿って半透明部を走査することにより、第4a図に示し
たようなアナログ信号が得られる。次に、エリア26の
同じ行に沿って別の走査をすると、第4b図に示された
ようなアナログ信号が得られる。このように、それ等の
値は、再現性があるので、第4a図の曲線の記録と第4
b図に示された曲線(最近検出された)とを比べること
ができ、媒体の本物判定を行うことができる。実際の比
較では、不連続の区間で信号をサンプルしてデジタル化
を行ってもよい。そのような比較手段を以下に詳しく説
明する。
26を列的または行的に連続して走査し、アナログ信号
を得、この信号を周期的にサンプルするものである。詳
しく述べると、重量のある紙に関し、エリア26の行に
沿って半透明部を走査することにより、第4a図に示し
たようなアナログ信号が得られる。次に、エリア26の
同じ行に沿って別の走査をすると、第4b図に示された
ようなアナログ信号が得られる。このように、それ等の
値は、再現性があるので、第4a図の曲線の記録と第4
b図に示された曲線(最近検出された)とを比べること
ができ、媒体の本物判定を行うことができる。実際の比
較では、不連続の区間で信号をサンプルしてデジタル化
を行ってもよい。そのような比較手段を以下に詳しく説
明する。
タッグT(第1図)の説明に戻り、ロケーションのフィ
ールドについて考えるために第5図を参照する。ロケー
ションのフィールドはスペース14の特定のロケーショ
ンまたはエリアを選択するために設定されたものであ
る。スペース14内で、四角形29からなるフィールド
またはアレイ28はコーナ印16との関係で特定され
る。そして特定のエリアはアレイ28内で選択される。
アレイ28内の特定エリアは四角形でないこともある。
たとえば、長方形,円形,または他の適当な幾何学的図
形のこともある。
ールドについて考えるために第5図を参照する。ロケー
ションのフィールドはスペース14の特定のロケーショ
ンまたはエリアを選択するために設定されたものであ
る。スペース14内で、四角形29からなるフィールド
またはアレイ28はコーナ印16との関係で特定され
る。そして特定のエリアはアレイ28内で選択される。
アレイ28内の特定エリアは四角形でないこともある。
たとえば、長方形,円形,または他の適当な幾何学的図
形のこともある。
第5図に示されるように、アレイ28のロケーション
は、ライン30によって示されるようにオフセット距離
(異なった識別証印ごとに変化する)だけコーナ印16
から離れている。コーナ印16に対するアレイ28のロ
ケーションは参照番号10の10進法1桁で特定され
る。
は、ライン30によって示されるようにオフセット距離
(異なった識別証印ごとに変化する)だけコーナ印16
から離れている。コーナ印16に対するアレイ28のロ
ケーションは参照番号10の10進法1桁で特定され
る。
アレイ28は、960個の四角形29からなるマトリッ
クスまたは格子を形成する。詳しく述べると、アレイ2
8(第5図)は上部31から底部33までの20個の四
角形と、左端35から右端37までの48個の四角形の
マトリックスで形成される。したがって、格子は960
個の四角形を含み、それ等に数値“000”から“95
9”が付される。ここで、アレイ28も個々の四角形も
タッグTに目に見える形で表示されているものではない
ことに注意されたい。それ等のフォーマットおよび正確
なロケーションは、参照番号10および上記システムの
動作フォーマットによって、コーナ印16と関連して決
定される。本質的には、時間と運動の関係でスペースの
位置決めがなされる。
クスまたは格子を形成する。詳しく述べると、アレイ2
8(第5図)は上部31から底部33までの20個の四
角形と、左端35から右端37までの48個の四角形の
マトリックスで形成される。したがって、格子は960
個の四角形を含み、それ等に数値“000”から“95
9”が付される。ここで、アレイ28も個々の四角形も
タッグTに目に見える形で表示されているものではない
ことに注意されたい。それ等のフォーマットおよび正確
なロケーションは、参照番号10および上記システムの
動作フォーマットによって、コーナ印16と関連して決
定される。本質的には、時間と運動の関係でスペースの
位置決めがなされる。
アレイ28内の四角形29のフォーマットをもっと詳細
に考えると、アレイ28は第6図に図示したように8個
の長方形のセクタに分割される。すなわち、セクタA,
B,C,D,A′,B′,C′およびD′はアレイ28
を長方形パターンで占有し、そして各セクタは120の
四角形29(第5図)に含む。各セクタ内の四角形(第
6図)は、さらに長方形パターンを形成し、次のように
指定される。セクタ 四角形 29 A 000−119 B 120−239 C 240−359 D 360−479 A′ 600−719 B′ 480−599 C′ 840−959 D′ 720−839 開示されたフォーマットに従い、各タッグTに関するコ
ードまたは参照アイデンティフィケーションが、8個の
セクタA,B,C,D,A′,B′,C′またはD′
(第6図)の各々から1個の四角形を選択することによ
りアレイ28(第5図)から得られる。タッグTの物理
的媒体中の選択された四角形29(第5図)の各々にお
いて観察される測定可能であるが複製はできない特性に
よって、0から9までのスケールで表示信号が与えられ
る。
に考えると、アレイ28は第6図に図示したように8個
の長方形のセクタに分割される。すなわち、セクタA,
B,C,D,A′,B′,C′およびD′はアレイ28
を長方形パターンで占有し、そして各セクタは120の
四角形29(第5図)に含む。各セクタ内の四角形(第
6図)は、さらに長方形パターンを形成し、次のように
指定される。セクタ 四角形 29 A 000−119 B 120−239 C 240−359 D 360−479 A′ 600−719 B′ 480−599 C′ 840−959 D′ 720−839 開示されたフォーマットに従い、各タッグTに関するコ
ードまたは参照アイデンティフィケーションが、8個の
セクタA,B,C,D,A′,B′,C′またはD′
(第6図)の各々から1個の四角形を選択することによ
りアレイ28(第5図)から得られる。タッグTの物理
的媒体中の選択された四角形29(第5図)の各々にお
いて観察される測定可能であるが複製はできない特性に
よって、0から9までのスケールで表示信号が与えられ
る。
以下に述べる実施例において、以上のような8種類の表
示信号が、タッグTを判定する特性コードとして得られ
る。そのような特性コードを用いると、試験装置によっ
て、上記タッグの本物判定ができる。以下に詳細に述べ
る一実施例の場合、6桁(10進)の特性コードが10
進参照番号10(第1図)に適用されている。参照番号
はタッグTに印刷されている。印刷された参照番号の特
定のデータフォーマットは次の通りである。
示信号が、タッグTを判定する特性コードとして得られ
る。そのような特性コードを用いると、試験装置によっ
て、上記タッグの本物判定ができる。以下に詳細に述べ
る一実施例の場合、6桁(10進)の特性コードが10
進参照番号10(第1図)に適用されている。参照番号
はタッグTに印刷されている。印刷された参照番号の特
定のデータフォーマットは次の通りである。
上記表のフォーマットに従った参照番号10(第1図)
は、コードword PNで判定される信号表示で用い
られる。初めの16桁(複号word DWはword
SD,ANおよびCCを含む)は、CWによって示さ
れるコードwordに暗号化される。したがって、コー
ドword CWは、同じようなデータを含むのだけれ
ども複号word DWの桁とは直接的には一致しな
い。上記データとしては、アレイ28のオフセットまた
はロケーションを示す1桁,上記アレイパターン中の選
択された四角形の6個の予め定められたロケーションま
たはアドレスを示す9桁,および選択された四角形の透
明度を示す6桁が含まれている。
は、コードword PNで判定される信号表示で用い
られる。初めの16桁(複号word DWはword
SD,ANおよびCCを含む)は、CWによって示さ
れるコードwordに暗号化される。したがって、コー
ドword CWは、同じようなデータを含むのだけれ
ども複号word DWの桁とは直接的には一致しな
い。上記データとしては、アレイ28のオフセットまた
はロケーションを示す1桁,上記アレイパターン中の選
択された四角形の6個の予め定められたロケーションま
たはアドレスを示す9桁,および選択された四角形の透
明度を示す6桁が含まれている。
コード化されたword CW(16桁)にさらに10
桁(word IW)が付加されることにより、コード
word PNのデータ完成する。説明を容易にするた
めに、以下の説明を10進桁で考えることにする。しか
し、勿論、2進化10進または純粋な2進法を用いても
よい。
桁(word IW)が付加されることにより、コード
word PNのデータ完成する。説明を容易にするた
めに、以下の説明を10進桁で考えることにする。しか
し、勿論、2進化10進または純粋な2進法を用いても
よい。
要約すると、コードword PNはランダム選択され
たロケーション・データとタッグTの測定値に基いて得
られる。上記選択されたデータによってアレイ28のオ
フセット(第5図)およびアレイ28の中の特定の29
のロケーションが測定される。上記ロケーションによっ
て特性が決定される。これ等の四角形29の測定値から
さらに6桁(word CC)が得られる。
たロケーション・データとタッグTの測定値に基いて得
られる。上記選択されたデータによってアレイ28のオ
フセット(第5図)およびアレイ28の中の特定の29
のロケーションが測定される。上記ロケーションによっ
て特性が決定される。これ等の四角形29の測定値から
さらに6桁(word CC)が得られる。
word PNは上記した種々のデータによって完成
し、参照番号10の形に変えられる。この参照番号10
が固有識別タッグTに印刷される。そして、タッグT
は、他の記録を参照することなしに関連した製品が本物
であることを判定するために利用できる。したがって、
本実施例によれば、タッグとは別にタッグの特性データ
の目録を保持しておく必要がない。
し、参照番号10の形に変えられる。この参照番号10
が固有識別タッグTに印刷される。そして、タッグT
は、他の記録を参照することなしに関連した製品が本物
であることを判定するために利用できる。したがって、
本実施例によれば、タッグとは別にタッグの特性データ
の目録を保持しておく必要がない。
上記本物判定において、本実施例の本物判定システムは
番号10の一部(コードword CW)を暗号で復号
し、復号word DWを得る。このword DW
は、アレイ28(第5図)の中の四角形29の観察パター
ンの正確なロケーションと、上記四角形の個々における
物理的特性のすべてに観察された値を示す桁とを示す。
番号10の一部(コードword CW)を暗号で復号
し、復号word DWを得る。このword DW
は、アレイ28(第5図)の中の四角形29の観察パター
ンの正確なロケーションと、上記四角形の個々における
物理的特性のすべてに観察された値を示す桁とを示す。
選択四角形29のロケーション・パターンを決定した後
は、上記システムにより、上記四角形の物理的特性の値
が10進数(コードword CC′)で検出され、こ
れは次に6桁(10進)の最初に検出されたデータwo
rd CCと比較される。以下に開示されるように、比
較は、タッグTが傷ついたり古くなったりして起こる誤
差を許容するように行われる。また、それに関して、現
在の測定または観察に基いたスケールを設定するなど
の、種々の他の技術を用いることができる。
は、上記システムにより、上記四角形の物理的特性の値
が10進数(コードword CC′)で検出され、こ
れは次に6桁(10進)の最初に検出されたデータwo
rd CCと比較される。以下に開示されるように、比
較は、タッグTが傷ついたり古くなったりして起こる誤
差を許容するように行われる。また、それに関して、現
在の測定または観察に基いたスケールを設定するなど
の、種々の他の技術を用いることができる。
タッグTが単に機械的に複製された場合、統計的に見る
と、特性コードword CC(参照word PNに
含まれている)は、タッグTの特性(たとえばダックT
上の複数の所定の四角形の透明度)を検出して得られた
コード部CC′と少くとも近似しないであろう。したが
って、偽造は検出される。
と、特性コードword CC(参照word PNに
含まれている)は、タッグTの特性(たとえばダックT
上の複数の所定の四角形の透明度)を検出して得られた
コード部CC′と少くとも近似しないであろう。したが
って、偽造は検出される。
四角形29のあるものを特定するための本実施例におけ
るフォーマットについて考えてみる。フォーマットコー
ディングは、一般的ではないように見えるけれども、た
とえフォーマットが傷ついても、識別証印の確認ができ
る。
るフォーマットについて考えてみる。フォーマットコー
ディングは、一般的ではないように見えるけれども、た
とえフォーマットが傷ついても、識別証印の確認ができ
る。
上記したように、アレイ28(第5図)は8個のセクタ
(第6図)に分けられ、各セクタは、さらに120個の
四角形29に分けられている。また、前記したように、
上記システムは、960個の四角形からなるアレイ28
から6個の所定の四角形を検出することにより固有識別
タッグTをコード化する。これ等の6個の選択四角形2
9によって、6桁(10進)が得られる。上記10進数
6桁は、6個の異なったセクタから選択され、10進数
9桁でアドレス指定されている。アドレス指定は、セク
タA,B,CまたはDの中の3個の四角形に対するアド
レス(10進数9桁)を(ランダムまたは選択的に)
得、次にセクタA′,B′,C′またはD′に対する関
係のあるアドレスを数学的に導出することによりなされ
る。したがって、固有識別文字に傷がついた場合、アド
レスは残りの有効なデータから導出できる。
(第6図)に分けられ、各セクタは、さらに120個の
四角形29に分けられている。また、前記したように、
上記システムは、960個の四角形からなるアレイ28
から6個の所定の四角形を検出することにより固有識別
タッグTをコード化する。これ等の6個の選択四角形2
9によって、6桁(10進)が得られる。上記10進数
6桁は、6個の異なったセクタから選択され、10進数
9桁でアドレス指定されている。アドレス指定は、セク
タA,B,CまたはDの中の3個の四角形に対するアド
レス(10進数9桁)を(ランダムまたは選択的に)
得、次にセクタA′,B′,C′またはD′に対する関
係のあるアドレスを数学的に導出することによりなされ
る。したがって、固有識別文字に傷がついた場合、アド
レスは残りの有効なデータから導出できる。
セクタAは、数値000から119によって指定または
アドレス指定される120個の四角形29よりなる一様
なサブアドレス(10×12)を含む。したがって、0
00から119(両端を含む)までの3桁10進数によ
って、セクタAの特定の四角形が指定される。アドレス
を600だけ増加させると、同じ数値のアドレスによっ
てセクタA′(600−719の順)の中の特定の四角
形が指示される。たとえば、数字075はセクタAの特
定の四角形を示し、そして関係のある値として、数字6
75がセクタA′のある四角形を指定する。
アドレス指定される120個の四角形29よりなる一様
なサブアドレス(10×12)を含む。したがって、0
00から119(両端を含む)までの3桁10進数によ
って、セクタAの特定の四角形が指定される。アドレス
を600だけ増加させると、同じ数値のアドレスによっ
てセクタA′(600−719の順)の中の特定の四角
形が指示される。たとえば、数字075はセクタAの特
定の四角形を示し、そして関係のある値として、数字6
75がセクタA′のある四角形を指定する。
セクタAの特定の四角形が600だけ増加されて、セク
タA′の四角形を特定したように、他のセクタにも同様
のアドレス法が用いられる。セクタBの四角形の指示が
360だけ増加されると、セクタB中の四角形を指示す
るためのアドレスが得られる。セクタC中の四角形を指
示するアドレリスが600だけ増加されると、セクタ
C′内の四角形が指示される。最後に、セクタD内の四
角形を指示するアドレスを360だけ増加させるとセク
タD′内の四角形を指示するアドレスが得られる。以上
のようなフォーマットを用いて、9桁(10進)のアド
レスwordによりアレイ28内の6個の四角形を指示
できる。このように、9桁(10進)によって、4個の
セクタA,B,CまたはD中のいずれか3個のセクタの
3個の四角形、および同様に、4個のセクタA′,
B′,C′またはD′中のいずれか3個のセクタの3個
の四角形を指示する。
タA′の四角形を特定したように、他のセクタにも同様
のアドレス法が用いられる。セクタBの四角形の指示が
360だけ増加されると、セクタB中の四角形を指示す
るためのアドレスが得られる。セクタC中の四角形を指
示するアドレリスが600だけ増加されると、セクタ
C′内の四角形が指示される。最後に、セクタD内の四
角形を指示するアドレスを360だけ増加させるとセク
タD′内の四角形を指示するアドレスが得られる。以上
のようなフォーマットを用いて、9桁(10進)のアド
レスwordによりアレイ28内の6個の四角形を指示
できる。このように、9桁(10進)によって、4個の
セクタA,B,CまたはD中のいずれか3個のセクタの
3個の四角形、および同様に、4個のセクタA′,
B′,C′またはD′中のいずれか3個のセクタの3個
の四角形を指示する。
四角形29からなるアレイ28(第5図)のフォーマッ
トをさらに続けるにあたって、前記した分割または区分
は規則的で一様であるとする。すなわち、各セクタ内の
四角形29は長方形の行および列の中に位置する。すな
わち、たとえば、セクタA(第6図)の一番右端の列
(垂直)は数値0〜9によってアドレス指定される四角
形を含む。このようなフォーマットはアレイ28の各セ
クタをさらに分割するのに用いられる。以下に詳しく説
明されるように、アレイ28は1列に並んだ20個の小
型の光電セルによって検出または測定される。上記光電
セルは、隣り合ったセクタが2個1組になって形成する
行に合せられている。したがって、たとえば、セクタA
およびBの四角形29は、セル列がスペース28を走査
する時、一緒に読まれる。もし標準のデータ処理カード
用材料でできオーセンティケータを用いた場合は、1/
10インチの四角形は15/1000インチの誤容範囲
で有効である。
トをさらに続けるにあたって、前記した分割または区分
は規則的で一様であるとする。すなわち、各セクタ内の
四角形29は長方形の行および列の中に位置する。すな
わち、たとえば、セクタA(第6図)の一番右端の列
(垂直)は数値0〜9によってアドレス指定される四角
形を含む。このようなフォーマットはアレイ28の各セ
クタをさらに分割するのに用いられる。以下に詳しく説
明されるように、アレイ28は1列に並んだ20個の小
型の光電セルによって検出または測定される。上記光電
セルは、隣り合ったセクタが2個1組になって形成する
行に合せられている。したがって、たとえば、セクタA
およびBの四角形29は、セル列がスペース28を走査
する時、一緒に読まれる。もし標準のデータ処理カード
用材料でできオーセンティケータを用いた場合は、1/
10インチの四角形は15/1000インチの誤容範囲
で有効である。
アレイ28(第5図)の各四角形が測定または検出され
ると、その透明度が、たとえば0から9までの10の離
散レベルの1つに数量化されたアナログ値として得られ
る。6桁が、数値,およびU,V,W,X,YおよびZ
で示された信号によって特定される6個の選択された四
角形の以上のようなデータが得られる。本発明に係る以
上の信号および他の信号およびデータ指示を、参照が容
易なようにアルファベット順にまとめると次のようにな
る。
ると、その透明度が、たとえば0から9までの10の離
散レベルの1つに数量化されたアナログ値として得られ
る。6桁が、数値,およびU,V,W,X,YおよびZ
で示された信号によって特定される6個の選択された四
角形の以上のようなデータが得られる。本発明に係る以
上の信号および他の信号およびデータ指示を、参照が容
易なようにアルファベット順にまとめると次のようにな
る。
前記した予備的な説明に基いて、本発明の第1実施例の
構成を詳しく説明する。初めに、たとえばコード番号
(コード化)に等しくされた識別番号10のような参照
番号を出力する装置(第7図)について説明する。次
に、固有識別文字(復号)の判定および試験動作を説明
するために第8図に基いて実施例を考察する。その後、
他のシステムを用いて、種々の構成要素および動作を詳
しく説明する。
構成を詳しく説明する。初めに、たとえばコード番号
(コード化)に等しくされた識別番号10のような参照
番号を出力する装置(第7図)について説明する。次
に、固有識別文字(復号)の判定および試験動作を説明
するために第8図に基いて実施例を考察する。その後、
他のシステムを用いて、種々の構成要素および動作を詳
しく説明する。
第7図において、ランダムコード発生器50は、適切な
オフセットおよびアドレスを特定するものとして区別さ
れるか認定されるコードwordを出力する。コード発
生器50は、コーナ印16(第5図)からのアレイ28
のオフセットを示す1桁のSDと共に9桁のword
ANを示す信号をレジスタ52へ送出する。この動作
は、第7図に示されたタイミング信号taによって示さ
れる期間に行われる。2進タイミング信号ta,および
同様の後続のタイミング信号tbおよびtaは、種々の
デジタル回路たとえばカウンタなどによって得られる。
また、第7図のシステムのレジスタに対する10進桁を
示す数が、それぞれのレジスタに括弧を用いて示してあ
る。
オフセットおよびアドレスを特定するものとして区別さ
れるか認定されるコードwordを出力する。コード発
生器50は、コーナ印16(第5図)からのアレイ28
のオフセットを示す1桁のSDと共に9桁のword
ANを示す信号をレジスタ52へ送出する。この動作
は、第7図に示されたタイミング信号taによって示さ
れる期間に行われる。2進タイミング信号ta,および
同様の後続のタイミング信号tbおよびtaは、種々の
デジタル回路たとえばカウンタなどによって得られる。
また、第7図のシステムのレジスタに対する10進桁を
示す数が、それぞれのレジスタに括弧を用いて示してあ
る。
word ANを記録した後の期間中に、タイミング信
号tbで、アドレスword ANと共にオフセット桁
SDがMBND(測定可能で記録可能な固有の)物理特
性検出器54に供給される。その期間中、検出器54
は、固有識別文字、たとえばタッグTを取入れ、表示信
号SDおよびANの指令により、タッグT上の6個の四
角形29の位置を決定し、そこでの透明度を検出し、6
桁の特性コードword CCを出力する。選択的検出
に代わるものとして、全アレイ28を検出または読み込
むことにより、アナログ信号を得、その後、その信号の
一部を、選択された6個の四角形29と時間的・空間的
に関係づけて選択的に通過させてもよい。
号tbで、アドレスword ANと共にオフセット桁
SDがMBND(測定可能で記録可能な固有の)物理特
性検出器54に供給される。その期間中、検出器54
は、固有識別文字、たとえばタッグTを取入れ、表示信
号SDおよびANの指令により、タッグT上の6個の四
角形29の位置を決定し、そこでの透明度を検出し、6
桁の特性コードword CCを出力する。選択的検出
に代わるものとして、全アレイ28を検出または読み込
むことにより、アナログ信号を得、その後、その信号の
一部を、選択された6個の四角形29と時間的・空間的
に関係づけて選択的に通過させてもよい。
本実施例では、コードword CCの桁(6個の選択
された四角形29の位置における透明度を示)は、U,
V,W,X,YおよびZで示される桁(10進)で示さ
れる。これ等の桁は、オフセット桁SDおよびアドレス
word ANと共に、タイミング信号tcの区間でレ
ジスタ56に設定される。
された四角形29の位置における透明度を示)は、U,
V,W,X,YおよびZで示される桁(10進)で示さ
れる。これ等の桁は、オフセット桁SDおよびアドレス
word ANと共に、タイミング信号tcの区間でレ
ジスタ56に設定される。
種々の暗号化がよく知られているので、本実施例に用い
ることができる。第7図に示すように、暗号器は暗号化
のためにレジスタ56の内容(16桁のword D
W)を取り込み、印刷された参照番号10に対するコー
ド化されたword CWを与える。word CWの
桁がレジスタ60へ供給される。このレジスタ60は、
さらにレジスタ62から種々のデータ部またはコードw
ord IWを入力する。このようにして、レジスタ6
0は参照番号PNを取り込む。この参照番号PNは、一
つの動作フォーマットでは、タッグT(第1図)に印刷
される。
ることができる。第7図に示すように、暗号器は暗号化
のためにレジスタ56の内容(16桁のword D
W)を取り込み、印刷された参照番号10に対するコー
ド化されたword CWを与える。word CWの
桁がレジスタ60へ供給される。このレジスタ60は、
さらにレジスタ62から種々のデータ部またはコードw
ord IWを入力する。このようにして、レジスタ6
0は参照番号PNを取り込む。この参照番号PNは、一
つの動作フォーマットでは、タッグT(第1図)に印刷
される。
レジスタ60は、参照番号10(word PNを示
す)を与えるために、読出し装置を有してもよい。ま
た、上記番号を示す信号を、固有識別タッグT上に識別
番号を印刷する目的で、種々の印刷機械のいずれかを駆
動するために用いてもよい。必要ならば、前述したよう
に、識別番号が市販される品目または製品(番号12,
第1図)に付されてもよい。
す)を与えるために、読出し装置を有してもよい。ま
た、上記番号を示す信号を、固有識別タッグT上に識別
番号を印刷する目的で、種々の印刷機械のいずれかを駆
動するために用いてもよい。必要ならば、前述したよう
に、識別番号が市販される品目または製品(番号12,
第1図)に付されてもよい。
他の構成としては、PNレジスタ60を固有識別文字上
に番号を記録するために、磁気記録器64に接続しても
よい。この固有識別文字は、以下に述べるように磁気記
録表面を有している。完全な固有識別文字を製造するた
めのシステムの連続動作も以下に説明する。
に番号を記録するために、磁気記録器64に接続しても
よい。この固有識別文字は、以下に述べるように磁気記
録表面を有している。完全な固有識別文字を製造するた
めのシステムの連続動作も以下に説明する。
固有識別文字、たとえばタッグT(第1図)が品目,た
とえば靴Sと関係づけられた後は、当然その本物判定が
行われる。一般に、本物判定は、番号10(word
PN)を読み、それをデコードして、(1)検出される
スペース14内の四角形29のロケーション(word
AN)および(2)指示された四角形の場所で検出さ
れるべき特性値(word CC)を得る。このような
情報に基いて、アレイ28が決定され(第5図)、そし
て特定された四角形(第6図)が検出される。次に、そ
の結果得られた新しい数値(word CC′)は、予
め記録されている同様の測定値(word CC)と比
較され、本物判定を行う。
とえば靴Sと関係づけられた後は、当然その本物判定が
行われる。一般に、本物判定は、番号10(word
PN)を読み、それをデコードして、(1)検出される
スペース14内の四角形29のロケーション(word
AN)および(2)指示された四角形の場所で検出さ
れるべき特性値(word CC)を得る。このような
情報に基いて、アレイ28が決定され(第5図)、そし
て特定された四角形(第6図)が検出される。次に、そ
の結果得られた新しい数値(word CC′)は、予
め記録されている同様の測定値(word CC)と比
較され、本物判定を行う。
本実施例が、タッグTを本物と判定する場合について、
第8図に基いて説明する。タッグT(第1図)は、固有
識別文字ホルダー66に配置されている。上記ホルダー
66は数値入力装置68および検出器70と関係づけら
れている。上記装置68は参照番号10(第1図−26
桁)を入力し、この番号に対応した電気信号を入力す
る。本システムの特定の実施例では、上記装置68に、
手動キー操作される装置から光学的数値読取器までに至
る広範囲の構成のいずれかを採用することができる。も
し、参照番号10がバーコードの場合、装置68は、棒
または他のタイプのバーコード走査装置、たとえば公知
のレーザ走査を用いた装置でもよい。
第8図に基いて説明する。タッグT(第1図)は、固有
識別文字ホルダー66に配置されている。上記ホルダー
66は数値入力装置68および検出器70と関係づけら
れている。上記装置68は参照番号10(第1図−26
桁)を入力し、この番号に対応した電気信号を入力す
る。本システムの特定の実施例では、上記装置68に、
手動キー操作される装置から光学的数値読取器までに至
る広範囲の構成のいずれかを採用することができる。も
し、参照番号10がバーコードの場合、装置68は、棒
または他のタイプのバーコード走査装置、たとえば公知
のレーザ走査を用いた装置でもよい。
以下に詳細に述べるように、磁気記録表面を含む固有識
別文字を用いた場合、入力装置68は磁気ストライプリ
ーダを含む。とにかく、装置68は、初めの2進タイミ
ング信号taによって示される期間の間動作し、レジス
タ72に番号10(第1図)を示すコードword P
Nを格納する。
別文字を用いた場合、入力装置68は磁気ストライプリ
ーダを含む。とにかく、装置68は、初めの2進タイミ
ング信号taによって示される期間の間動作し、レジス
タ72に番号10(第1図)を示すコードword P
Nを格納する。
レジスタ72の信号(コードword CWからなる)
は、暗号解読器74へ供給される。暗号解読器74は、
タイミング信号tbの期間中で動作し、解読されたwo
rd DWを出力する。このword DWの信号は、
タイミング信号tcの期間中にレジスタ76に設定され
る。
は、暗号解読器74へ供給される。暗号解読器74は、
タイミング信号tbの期間中で動作し、解読されたwo
rd DWを出力する。このword DWの信号は、
タイミング信号tcの期間中にレジスタ76に設定され
る。
要約すると、word DWの16桁は次のように分配
される。すなわち、初めの桁SDはオフセット(ライン
30,第5図)を示し、wordANを示す次の9桁は
検出されるべき四角形29のアドレスを特定し、最後の
6桁,word CCは特性コードを特定し、これは
U,V,W,X,Y,およびZよりなる。
される。すなわち、初めの桁SDはオフセット(ライン
30,第5図)を示し、wordANを示す次の9桁は
検出されるべき四角形29のアドレスを特定し、最後の
6桁,word CCは特性コードを特定し、これは
U,V,W,X,Y,およびZよりなる。
信号tdによって決定される時間間隔の間、検出器70
はword ANを示す信号と共に桁SDを示す信号を
入力する。前述したように、上記信号は固有識別文字の
6個の四角形を特定する。そのようなロケーションで、
タッグTが検出され、前述したように、6個の10進桁
U′,V′,W′,X′,Y′およびZ′を示す信号が
得られる。そのような桁(word CC′)を示す信
号は、検出器70から比較器78へ供給される。この比
較器78は、さらにレジスタ76から応答した桁U,
V,W,X,YおよびZ(word CC)を示す信号
を入力する。すなわち、信号tdの期間中、比較器78
は識別番号PNに関するコードword CCと新しく
検出されたコードword CC′とを入力する。
はword ANを示す信号と共に桁SDを示す信号を
入力する。前述したように、上記信号は固有識別文字の
6個の四角形を特定する。そのようなロケーションで、
タッグTが検出され、前述したように、6個の10進桁
U′,V′,W′,X′,Y′およびZ′を示す信号が
得られる。そのような桁(word CC′)を示す信
号は、検出器70から比較器78へ供給される。この比
較器78は、さらにレジスタ76から応答した桁U,
V,W,X,YおよびZ(word CC)を示す信号
を入力する。すなわち、信号tdの期間中、比較器78
は識別番号PNに関するコードword CCと新しく
検出されたコードword CC′とを入力する。
比較器78は、上記2つのコードword間の一致度を
示す信号を出力する。すなわち、比較器78は表示装置
80に信号を供給する。この表示装置80は、“0”、
“1”、“2”,および“3”の数値のいずれかを表示
できる。“0”が表示された時は、大きな類似点がない
ので、タッグTは偽物と判定される。“1”が表示され
た場合は、軽い類似(たとえば6桁のうち2桁までが対
応)を示している。同様にして、“2”が表示された場
合は、非常に類似していることを示し、“3”が表示さ
れた時は、完全な一致を示す。
示す信号を出力する。すなわち、比較器78は表示装置
80に信号を供給する。この表示装置80は、“0”、
“1”、“2”,および“3”の数値のいずれかを表示
できる。“0”が表示された時は、大きな類似点がない
ので、タッグTは偽物と判定される。“1”が表示され
た場合は、軽い類似(たとえば6桁のうち2桁までが対
応)を示している。同様にして、“2”が表示された場
合は、非常に類似していることを示し、“3”が表示さ
れた時は、完全な一致を示す。
このように、観察者には一致の程度で知らされるので、
ある程度の誤差は、許容判定誤差として許容されること
が望ましい。上述したように、表示装置80は、さらに
製品バッチ番号あるいは特定の製品番号のような種々の
データを表示するようにしてもよい。このように、本発
明のシステムは、製品の偽造防止の他に製品の流出を検
出するのに役立つ。
ある程度の誤差は、許容判定誤差として許容されること
が望ましい。上述したように、表示装置80は、さらに
製品バッチ番号あるいは特定の製品番号のような種々の
データを表示するようにしてもよい。このように、本発
明のシステムは、製品の偽造防止の他に製品の流出を検
出するのに役立つ。
以上のことから、本発明に係る上記システムによれば、
商業的な装置では製品が複製できない固有識別文字を提
供できる。暗号コードは、入手だけで解読可能な比較的
簡単なものから、コンピュータに記憶され、どんな人々
にもわからないようにランダムに発生されたコンピュー
タ・キーに基いてコンピュータを用いて解読する複雑な
ものまで種々ある。
商業的な装置では製品が複製できない固有識別文字を提
供できる。暗号コードは、入手だけで解読可能な比較的
簡単なものから、コンピュータに記憶され、どんな人々
にもわからないようにランダムに発生されたコンピュー
タ・キーに基いてコンピュータを用いて解読する複雑な
ものまで種々ある。
第8図のシステムで説明されたように検出された種々の
類似度を考慮すると、固有識別文字の材料およびその周
囲の条件によって、完全一致の標準値を用いることがで
きる。しかし、他の製品に関しては、固有識別文字部の
破損を考えて、かなりの許容誤差をとっておくことが望
ましい。この点に関し、紙コップまたはラベル材料を含
む種々の繊維材料は種々の媒体を与える。これ等の媒体
は、繰り返して走査でき、保存性がよく、前述した透明
度に関しても優れている。
類似度を考慮すると、固有識別文字の材料およびその周
囲の条件によって、完全一致の標準値を用いることがで
きる。しかし、他の製品に関しては、固有識別文字部の
破損を考えて、かなりの許容誤差をとっておくことが望
ましい。この点に関し、紙コップまたはラベル材料を含
む種々の繊維材料は種々の媒体を与える。これ等の媒体
は、繰り返して走査でき、保存性がよく、前述した透明
度に関しても優れている。
第5および第6図に示した固有識別文字フォーマットを
用いた場合、上記タッグのどちらか半分を用いて3桁比
較ができることは注目に値する。すなわち、桁U,V,
およびWは4つのセクタA,B,CまたはDのうちのい
ずれか3つのセクタから導出され、桁X,YおよびZは
4つのセクタA′,B′,C′,またはD′のうちいず
れか3つのセクタから導出されるので、第6図に示した
ような固有識別文字のどちらか半分を無視しても、3つ
の値からなる一方の組を得ることができる。
用いた場合、上記タッグのどちらか半分を用いて3桁比
較ができることは注目に値する。すなわち、桁U,V,
およびWは4つのセクタA,B,CまたはDのうちのい
ずれか3つのセクタから導出され、桁X,YおよびZは
4つのセクタA′,B′,C′,またはD′のうちいず
れか3つのセクタから導出されるので、第6図に示した
ような固有識別文字のどちらか半分を無視しても、3つ
の値からなる一方の組を得ることができる。
もし、アレイ28の下半分が無視された場合は、セクタ
A′,B′,C′およびDは完全な形で残る。もし、ア
レイ28の右半分が失われた場合は、セクタA,B,C
およびDが完全な形で残る。以下、同様である。この原
理は、第9図の実施例に応用されている。この実施例
は、上述したフォーマットを有する固有識別文字を処理
する。
A′,B′,C′およびDは完全な形で残る。もし、ア
レイ28の右半分が失われた場合は、セクタA,B,C
およびDが完全な形で残る。以下、同様である。この原
理は、第9図の実施例に応用されている。この実施例
は、上述したフォーマットを有する固有識別文字を処理
する。
第9図のシステムを説明するにあたって、データは10
進数で示されている。しかし、必要に応じて、2進化1
0進数のフォーマットあるいは純2進数のフォーマット
でデータを表示してもよい。
進数で示されている。しかし、必要に応じて、2進化1
0進数のフォーマットあるいは純2進数のフォーマット
でデータを表示してもよい。
第9図に示したシステムは、前記したタッグまたはカー
ドの形をした固有識別文字102を用いた場合について
図示されている。固有識別文字カード102は検出また
は走査される一方で、カード搬送およびパルス発生器1
04に組込まれた機械装置によって動かされる。すなわ
ち、発生器104は図示したようにローラの対106お
よび108に接続されている。それ等のローラは、固有
識別文字カード102をタイミング検出を行う装置と関
係させて右から左へ移動させる。ローラ対106からロ
ーラ対108へ移動する間に、固有識別文字カード10
2は4個の検出器あるいは読取器を通過する。
ドの形をした固有識別文字102を用いた場合について
図示されている。固有識別文字カード102は検出また
は走査される一方で、カード搬送およびパルス発生器1
04に組込まれた機械装置によって動かされる。すなわ
ち、発生器104は図示したようにローラの対106お
よび108に接続されている。それ等のローラは、固有
識別文字カード102をタイミング検出を行う装置と関
係させて右から左へ移動させる。ローラ対106からロ
ーラ対108へ移動する間に、固有識別文字カード10
2は4個の検出器あるいは読取器を通過する。
すなわち、固有識別文字カード102は初めに、光学的
読取器110の下を通過する。この読取器110は、2
6桁の10進数からなるword PNの形で固有識別
文字から参照番号を検出する。参照番号の検出をしなが
ら、固有識別文字カードは光分析器111に信号を送出
する検出器109の下を移動する。この分析器は固有識
別文字をスペクトル分析して、固有識別文字の材料とは
異質の材料を測定する。
読取器110の下を通過する。この読取器110は、2
6桁の10進数からなるword PNの形で固有識別
文字から参照番号を検出する。参照番号の検出をしなが
ら、固有識別文字カードは光分析器111に信号を送出
する検出器109の下を移動する。この分析器は固有識
別文字をスペクトル分析して、固有識別文字の材料とは
異質の材料を測定する。
次に、固有識別文字カードは、コーナ印16(第1図)
を検出するライン検出器112の下を移動する。ライン
検出器112は、オフセットを決定するためにクロック
パルスが計数され始めるポイントを検出する。固有識別
文字カード102は、それから、走査のための、透明度
特性検出器114の下を移動する。システムの連続動作
の場合は、零オフセットを用いてもよい。
を検出するライン検出器112の下を移動する。ライン
検出器112は、オフセットを決定するためにクロック
パルスが計数され始めるポイントを検出する。固有識別
文字カード102は、それから、走査のための、透明度
特性検出器114の下を移動する。システムの連続動作
の場合は、零オフセットを用いてもよい。
上述したように、特性検出器114は小型の光電セルの
列からなり、このセルの列は、対向する光源118によ
って照らされる。種々の媒体を用いた試験によれば、あ
る距離では色の付いた光(挟帯域スペクトラム)を用い
るのが望ましい。すなわち、青色光があるカード材料の
透明度を検出するのに大変効果的なことが分かった。さ
らに、あるカード材料または紙葉体の透明度が、スペク
トル応答で変化するので、他の試験要素を用いることが
できるようにカラー光を用いてもよい。すなわち、たと
えば、各ロケーションに対して2個以上の異なった光源
を用い、1個以上の特定のロケーションでの透明度を測
定し記録することによって、本物判定において別の基準
を与えることができる。
列からなり、このセルの列は、対向する光源118によ
って照らされる。種々の媒体を用いた試験によれば、あ
る距離では色の付いた光(挟帯域スペクトラム)を用い
るのが望ましい。すなわち、青色光があるカード材料の
透明度を検出するのに大変効果的なことが分かった。さ
らに、あるカード材料または紙葉体の透明度が、スペク
トル応答で変化するので、他の試験要素を用いることが
できるようにカラー光を用いてもよい。すなわち、たと
えば、各ロケーションに対して2個以上の異なった光源
を用い、1個以上の特定のロケーションでの透明度を測
定し記録することによって、本物判定において別の基準
を与えることができる。
固有識別文字カード102のセル列116と光源118
との間を通過するにつれて、20の並列な行に沿って走
査され、20の信号を出力する。各信号は固有識別文字
コード102上に形成された四角形の行の透明度(恐ら
くは特定の色の光に関する)を示している。
との間を通過するにつれて、20の並列な行に沿って走
査され、20の信号を出力する。各信号は固有識別文字
コード102上に形成された四角形の行の透明度(恐ら
くは特定の色の光に関する)を示している。
特性検出器114はアナログ透明度信号を出力ライン1
20へ送出する。このライン120は、一連のセレクタ
・ゲート124に供給する前に、個々のアナログ信号を
増幅し整形するための信号処理回路122に接続されて
いる。ゲート124は、固有識別文字カード102上に
形成された選択四角形29を示す測定されたアナログ信
号の離散的サンプルを通過させるものである。ゲート1
24は、以下に詳しく述べるように、アドレス情報およ
びクロック信号Cによって制御される。しかし、カード
搬送およびパルス発生器104はゲート124にタイミ
ング信号とクロック信号とを供給していることに注意さ
れたい。それ等の信号は、固有識別文字カード102が
特性検出器114の下を移動する時、刻々の位置を示し
ている。
20へ送出する。このライン120は、一連のセレクタ
・ゲート124に供給する前に、個々のアナログ信号を
増幅し整形するための信号処理回路122に接続されて
いる。ゲート124は、固有識別文字カード102上に
形成された選択四角形29を示す測定されたアナログ信
号の離散的サンプルを通過させるものである。ゲート1
24は、以下に詳しく述べるように、アドレス情報およ
びクロック信号Cによって制御される。しかし、カード
搬送およびパルス発生器104はゲート124にタイミ
ング信号とクロック信号とを供給していることに注意さ
れたい。それ等の信号は、固有識別文字カード102が
特性検出器114の下を移動する時、刻々の位置を示し
ている。
アドレスデータ(ANおよびSD)を得るために、光学
的読取器110からの信号が処理される。すなわち、コ
ードword PN(識別番号10)を示す読取器11
0からの信号は後の処理のために、初めてレジスタ12
6にセットされる。
的読取器110からの信号が処理される。すなわち、コ
ードword PN(識別番号10)を示す読取器11
0からの信号は後の処理のために、初めてレジスタ12
6にセットされる。
word PNの一部、たとえば暗号化されたword
CWは、word PNの初めの16桁からなる。w
ord PNの残りの部分(10桁からなるword
IW)は暗号化されてなく、種々の情報またはデータ、
たとえば記号化のデータ、使用された暗号化技術の識
別、製品に関する情報などが単に示されている。コード
word IWを示す信号は、第8図に“データ”と示
したように、直接表示のために、レジスタ126から表
示器128へ送出される。
CWは、word PNの初めの16桁からなる。w
ord PNの残りの部分(10桁からなるword
IW)は暗号化されてなく、種々の情報またはデータ、
たとえば記号化のデータ、使用された暗号化技術の識
別、製品に関する情報などが単に示されている。コード
word IWを示す信号は、第8図に“データ”と示
したように、直接表示のために、レジスタ126から表
示器128へ送出される。
暗号化word CWは、レジスタ126から暗号解読
器130に送出される。その結果、16桁のコードはデ
コードされてコードword DWが得られる。このコ
ードword Wは、そうしてレジスタ132(右中
央)にセットされる。word DWは3つの部分から
なる。すなわち、(1)コーナ印16(第1図)からの
アレイ28のシフトまたはオフセットを示す桁SD;
(2)所定のの四角形の位置を決定するためのアドレス
情報word AN;および(3)予め選択された四角
形の透明度を示すための透明度データword CCで
ある。
器130に送出される。その結果、16桁のコードはデ
コードされてコードword DWが得られる。このコ
ードword Wは、そうしてレジスタ132(右中
央)にセットされる。word DWは3つの部分から
なる。すなわち、(1)コーナ印16(第1図)からの
アレイ28のシフトまたはオフセットを示す桁SD;
(2)所定のの四角形の位置を決定するためのアドレス
情報word AN;および(3)予め選択された四角
形の透明度を示すための透明度データword CCで
ある。
6桁のword CCの信号が、レジスタ132からコ
ンパイラ134に送出される。コンパイラ134におい
ては、参照word CCの6桁の各々が可能な10進
3桁に編集される。すなわち、コンパイラ134は比較
のために次のような参照桁の組合せを作成する。その中
のいずれかと新しく検出された情報とが一致した場合、
固有識別文字カード102が本物であると判定する。
ンパイラ134に送出される。コンパイラ134におい
ては、参照word CCの6桁の各々が可能な10進
3桁に編集される。すなわち、コンパイラ134は比較
のために次のような参照桁の組合せを作成する。その中
のいずれかと新しく検出された情報とが一致した場合、
固有識別文字カード102が本物であると判定する。
U,V,W X,V,W U,Y,W X,Y,W U,V,Z X,V,Z U,Y,Z X,Y,Z 以下に詳しく述べるように、一般的には、上記されたよ
うな桁の個々の組合せ表示は、新しく検出された信号
(データCC′)および記録信号(データCC)の両者
に対してなされる。これ等は、数字136によって漠然
と示されたシーケンサシステムに適用される。ここで、
新しく検出された信号は、対応する参照信号から区別す
るために形成されている。以下に、word CC′に
関する新しく検出された信号の処理を説明する。
うな桁の個々の組合せ表示は、新しく検出された信号
(データCC′)および記録信号(データCC)の両者
に対してなされる。これ等は、数字136によって漠然
と示されたシーケンサシステムに適用される。ここで、
新しく検出された信号は、対応する参照信号から区別す
るために形成されている。以下に、word CC′に
関する新しく検出された信号の処理を説明する。
上述したように、各々がアレイ28(第5図)の各1行
の四角形に沿って走査ラインを示す信号が電気ライン1
20(第9図、左上部)および信号処理回路122を介
してセレクタゲート124へ供給される。2つの制御信
号(クロック用およびゲート用)がゲート124に供給
され、6つの離散的期間中にアナログ信号の選択された
サンプルを通過させる。そのようなアナログサンプルは
アドレスword ANによって選択され、固有識別文
字カード102のアレイ28中の所定の四角形の透明度
を示す。
の四角形に沿って走査ラインを示す信号が電気ライン1
20(第9図、左上部)および信号処理回路122を介
してセレクタゲート124へ供給される。2つの制御信
号(クロック用およびゲート用)がゲート124に供給
され、6つの離散的期間中にアナログ信号の選択された
サンプルを通過させる。そのようなアナログサンプルは
アドレスword ANによって選択され、固有識別文
字カード102のアレイ28中の所定の四角形の透明度
を示す。
アドレスword ANは、制御信号を得るために、レ
ジスタ132(右中央)からデコーディングマトリック
ス140へ送出された信号によって示される。上記制御
信号はゲート124に供給される。word ANの1
0進9桁は、3つの3桁の数を含み、4つのセクタA,
B,CまたはD(第6図)のうちいずれか3つのセクタ
の中の3つの四角形またはアドレスを直接指示する。す
なわち、word ANの3つの3桁の数は、第6図に
基いて説明したように、3つのロケーションのそれぞれ
について、特定の行および列を特定する。さらに、前述
したように、3つの数字は、また、セクタA′,B′,
C′またはD′中の特定の行および列を特定する。この
ように、10進9桁はデコードされて、透明度が検出さ
れるべきアレイ28中の6つの四角形またはロケーショ
ンが特定される。
ジスタ132(右中央)からデコーディングマトリック
ス140へ送出された信号によって示される。上記制御
信号はゲート124に供給される。word ANの1
0進9桁は、3つの3桁の数を含み、4つのセクタA,
B,CまたはD(第6図)のうちいずれか3つのセクタ
の中の3つの四角形またはアドレスを直接指示する。す
なわち、word ANの3つの3桁の数は、第6図に
基いて説明したように、3つのロケーションのそれぞれ
について、特定の行および列を特定する。さらに、前述
したように、3つの数字は、また、セクタA′,B′,
C′またはD′中の特定の行および列を特定する。この
ように、10進9桁はデコードされて、透明度が検出さ
れるべきアレイ28中の6つの四角形またはロケーショ
ンが特定される。
選択された四角形29の各々は、行および列に基いて選
択される。特定の行を特定すると、ライン120のうち
特定の1つが指定される。特定の列を指示すると、読み
取り過程中で正確な時間間隔が(固有識別文字カード1
02の位置と関連して)特定される。その時間間隔は、
搬送および発生器104から送出されるタイミングまた
はクロック信号によって指示されるサンプリング間隔で
ある。
択される。特定の行を特定すると、ライン120のうち
特定の1つが指定される。特定の列を指示すると、読み
取り過程中で正確な時間間隔が(固有識別文字カード1
02の位置と関連して)特定される。その時間間隔は、
搬送および発生器104から送出されるタイミングまた
はクロック信号によって指示されるサンプリング間隔で
ある。
一例として、仮にセクタB(第6図)の中の指定された
四角形が5行6列目(従来の指示法に従って、上から下
へまた左から右へと数える)にあるとする。したがっ
て、四角形の透明値は、一連のライン120の5番目の
ラインのアナログ信号に含まれているのであろう。6番
目の列が走査された時、その信号の特定のサンプルまた
はスライスが得られるであろう。したがって、セレクタ
ゲート124はマトリックス140および発生器104
からの復号化されたゲート信号によって制御され、特定
の四角形の透明度を示す第6番目の走査期間中に第5番
目のサンプルを通過させる。
四角形が5行6列目(従来の指示法に従って、上から下
へまた左から右へと数える)にあるとする。したがっ
て、四角形の透明値は、一連のライン120の5番目の
ラインのアナログ信号に含まれているのであろう。6番
目の列が走査された時、その信号の特定のサンプルまた
はスライスが得られるであろう。したがって、セレクタ
ゲート124はマトリックス140および発生器104
からの復号化されたゲート信号によって制御され、特定
の四角形の透明度を示す第6番目の走査期間中に第5番
目のサンプルを通過させる。
2つの四角形が同時に測定される可能性を考慮して、2
本のラインまたは導体142が備えられ、そのような信
号をアナログ−デジタルコンバータ144に送出する。
たとえば、サンプルは同時に隣接するセクタから出力さ
れる場合がある。
本のラインまたは導体142が備えられ、そのような信
号をアナログ−デジタルコンバータ144に送出する。
たとえば、サンプルは同時に隣接するセクタから出力さ
れる場合がある。
コンバータ144に供給されたアナログ信号サンプル
は、デジタルフォーマットに変換され、ケーブル146
を介してバッファ記憶装置148に供給される。このよ
うに、新しく検出されたコードword CC′は、桁
U′,V′,W′,X′,Y′およびZ′からなる10
進桁フォーマットに変換される。このようなデジタル信
号は、装置148からレジスタ150に供給される。レ
ジスタ150から、コンパイラ134と概略同様とコン
パイラ152に信号が供給される。したがって、新しく
測定された透明度コード部word CC′はコンパイ
ラ152に変換される一方、前に測定された(そして記
録された)参照透明度コード部word CCはコンパ
イラ134で変換される。
は、デジタルフォーマットに変換され、ケーブル146
を介してバッファ記憶装置148に供給される。このよ
うに、新しく検出されたコードword CC′は、桁
U′,V′,W′,X′,Y′およびZ′からなる10
進桁フォーマットに変換される。このようなデジタル信
号は、装置148からレジスタ150に供給される。レ
ジスタ150から、コンパイラ134と概略同様とコン
パイラ152に信号が供給される。したがって、新しく
測定された透明度コード部word CC′はコンパイ
ラ152に変換される一方、前に測定された(そして記
録された)参照透明度コード部word CCはコンパ
イラ134で変換される。
コンパイラ152および134からのシーケンサ136
によって順序づけられる。シーケンサ136から信号が
比較器154に供給される。すなわち、シーケンサ13
6は制御回路156を有し、この制御回路156は一対
の接点158および160を前進させ、U,V,W,
X,YおよびZの合成値を同時に入力する。シーケンサ
システム136の電子機械的等価物を簡単な例として示
したが、この装置は、公知の半導体工学の技術を用いて
普通に実現できる。
によって順序づけられる。シーケンサ136から信号が
比較器154に供給される。すなわち、シーケンサ13
6は制御回路156を有し、この制御回路156は一対
の接点158および160を前進させ、U,V,W,
X,YおよびZの合成値を同時に入力する。シーケンサ
システム136の電子機械的等価物を簡単な例として示
したが、この装置は、公知の半導体工学の技術を用いて
普通に実現できる。
シーケンサの移動接点158および160が、セット1
62および164中の静止接点の対向するそれぞれの対
に沿って通過する時、U,V,W,X,YおよびZの同
様の組合せを示す信号が同時に比較器154に供給され
る。勿論、多数の基準の中のいずれかが供給される。し
かし、合成値の8回の比較のうち1回一致すれば、固有
識別文字カード102は本物であると判定してもよい。
62および164中の静止接点の対向するそれぞれの対
に沿って通過する時、U,V,W,X,YおよびZの同
様の組合せを示す信号が同時に比較器154に供給され
る。勿論、多数の基準の中のいずれかが供給される。し
かし、合成値の8回の比較のうち1回一致すれば、固有
識別文字カード102は本物であると判定してもよい。
このような原理に基いて動作するので、比較器154は
比較が一致した時セットされるフリップフロップ(図示
せず)を有する。そして、フリップフロップは読出し装
置128の指示器“OK”を点灯させるための信号を出
力する。他の一致は、このような動作においては無駄で
ある。前記したように、表示装置128は、さらにデー
タおよび固有識別文字カード102に関する他のデータ
を表示する。
比較が一致した時セットされるフリップフロップ(図示
せず)を有する。そして、フリップフロップは読出し装
置128の指示器“OK”を点灯させるための信号を出
力する。他の一致は、このような動作においては無駄で
ある。前記したように、表示装置128は、さらにデー
タおよび固有識別文字カード102に関する他のデータ
を表示する。
第9図に示された上記システムの構成に基き、カードま
たは固有識別文字カード102がシステムに配置された
時から合否が示される時までの動作を説明することによ
って、上記システムに対する理解は完全なものとなるで
あろう。そこで、固有識別文字カード102がローラ対
106に供給され、その結果、このローラ対が搬送およ
び発生器104によって自動的に駆動され、上記固有識
別文字カードを光学読取器110の下を移動させると仮
定する。同時に、搬送および検出器104はタイミング
信号t1を出力し始める。このタイミング信号t1は、
上記システム動作順序を制御する信号の1つである。
たは固有識別文字カード102がシステムに配置された
時から合否が示される時までの動作を説明することによ
って、上記システムに対する理解は完全なものとなるで
あろう。そこで、固有識別文字カード102がローラ対
106に供給され、その結果、このローラ対が搬送およ
び発生器104によって自動的に駆動され、上記固有識
別文字カードを光学読取器110の下を移動させると仮
定する。同時に、搬送および検出器104はタイミング
信号t1を出力し始める。このタイミング信号t1は、
上記システム動作順序を制御する信号の1つである。
タイミング信号t1は光学読取器110、光分析器11
1およびライン検出器112に供給される。その結果、
参照番号10(第1図)が読み込まれ、PNレジスタ1
26に記憶されたword PNを示す信号が得られ
る。ほとんど同時に、検出器109および光分析器11
1はスペクトル写真表示し、固有識別文字カード102
の材料の特性を検出する。勿論、種々の程度の複雑さを
備えた分析器111を用いることができる。
1およびライン検出器112に供給される。その結果、
参照番号10(第1図)が読み込まれ、PNレジスタ1
26に記憶されたword PNを示す信号が得られ
る。ほとんど同時に、検出器109および光分析器11
1はスペクトル写真表示し、固有識別文字カード102
の材料の特性を検出する。勿論、種々の程度の複雑さを
備えた分析器111を用いることができる。
もし、分析器111が固有識別文字カード102の材料
が異なったものであると判定した時は、リジェクション
ランプ111Aが点灯し、スペクトル写真試験に基い
て、ネガティブな指示をする。勿論、この動作をシステ
ム全体と関連させて簡単にするために固有識別文字カー
ド102の材料に、種々のトレース要素または混合物を
組込んでもよい。
が異なったものであると判定した時は、リジェクション
ランプ111Aが点灯し、スペクトル写真試験に基い
て、ネガティブな指示をする。勿論、この動作をシステ
ム全体と関連させて簡単にするために固有識別文字カー
ド102の材料に、種々のトレース要素または混合物を
組込んでもよい。
参照番号10(第1図)が検出された後、固有識別文字
カード102(第9図)は、ライン検出器112が、コ
ーナ印(第1図)が磁界位置、たとえば基準位置にある
ことを検出するまで移動を続ける。その時点で、搬送お
よに発生器104は固有識別文字カード102を停止
し、タイミング信号t1の中心部分で示される初期動作
期間を終了させ、タイミング信号t2の期間を開始させ
る。
カード102(第9図)は、ライン検出器112が、コ
ーナ印(第1図)が磁界位置、たとえば基準位置にある
ことを検出するまで移動を続ける。その時点で、搬送お
よに発生器104は固有識別文字カード102を停止
し、タイミング信号t1の中心部分で示される初期動作
期間を終了させ、タイミング信号t2の期間を開始させ
る。
光学読取器110、光分析器111、ライン検出器11
2およびレジスタ126はそれぞれ、タイミング信号t
1の期間で動作する。その期間の後、固有識別文字カー
ド102は2進信号t2がハイの間基準位置に保持され
る。一方、word PNはデコード130によってデ
コードされ、第5図のライン30によって示されたよう
にオフセットを特定する。また、解読されたword
ANの一部は重要な四角形を特定する。上記四角形のデ
ータにより、ライン120から適切な信号およびこの信
号のサンプリング時間を選択し、正しい透明度信号を得
る。
2およびレジスタ126はそれぞれ、タイミング信号t
1の期間で動作する。その期間の後、固有識別文字カー
ド102は2進信号t2がハイの間基準位置に保持され
る。一方、word PNはデコード130によってデ
コードされ、第5図のライン30によって示されたよう
にオフセットを特定する。また、解読されたword
ANの一部は重要な四角形を特定する。上記四角形のデ
ータにより、ライン120から適切な信号およびこの信
号のサンプリング時間を選択し、正しい透明度信号を得
る。
word CWを示す16桁に含まれるword PN
の一部は、暗号解読器130によって処理され、レジス
タ132にセットされる解読されたword DWが与
えられる。上記wordの一部、たとえば桁SDはライ
ン30(第5図)のフォーマットを示し、デジタルデコ
ーダ133を介して搬送およびパルス発生器104に供
給される。本質的には、桁信号SDは所定量のオフセッ
トを明示する。したがって、桁SDは解読され、搬送お
よびパルス発生器104によって使用され、固有識別文
字カード102を桁SDの数値に比例した小さな距離だ
け前進させる。
の一部は、暗号解読器130によって処理され、レジス
タ132にセットされる解読されたword DWが与
えられる。上記wordの一部、たとえば桁SDはライ
ン30(第5図)のフォーマットを示し、デジタルデコ
ーダ133を介して搬送およびパルス発生器104に供
給される。本質的には、桁信号SDは所定量のオフセッ
トを明示する。したがって、桁SDは解読され、搬送お
よびパルス発生器104によって使用され、固有識別文
字カード102を桁SDの数値に比例した小さな距離だ
け前進させる。
極端な例を考えると、桁SDが“9”の値を有する場
合、ライン30のオフセット(第4図)は四角形の幅長
になり、“0”の値を有する場合は、オフセットはなし
とする。
合、ライン30のオフセット(第4図)は四角形の幅長
になり、“0”の値を有する場合は、オフセットはなし
とする。
デコーダ130が充分に動作した後は、タイミング信号
t2からタイミング信号t3に移る。タイミング信号は
全て発生器104から出力されるが、図を見易くするた
め、接続線は示されていない。
t2からタイミング信号t3に移る。タイミング信号は
全て発生器104から出力されるが、図を見易くするた
め、接続線は示されていない。
クロックパルスを計数することにより、初期オフセット
に基いて読取り開始の地点が決定され、かつ初期動作が
タイミング信号t3中に動作に行われることが決定され
る。タイミング信号t3の終了時、固有識別文字カード
102は、特性検出器114と一致する。上記検出器1
14は、アレイ28(第5図)の行を同時に並列的に走
査する状態になっている。上記動作は、タイミング信号
t4中に行われ、一方では固有識別文字カード102は
検出器の列116の下を移動する。その結果、四角形の
行のそれぞれに沿った種々の透明度を示すアナログ信号
がライン120、信号処理回路122を介して与えら
れ、そして選択的にゲート制御された後に通過した6個
のサンプルがコンバータ144に供給される。これ等の
アナログサンプルから、コンバータ144は6組の10
進信号を得てバッファ148へ送出する。バッファ14
8からの信号はレジスタ150に供給される。タイミン
グ信号t4の期間が経過するとタイミング信号t5の期
間に移る。
に基いて読取り開始の地点が決定され、かつ初期動作が
タイミング信号t3中に動作に行われることが決定され
る。タイミング信号t3の終了時、固有識別文字カード
102は、特性検出器114と一致する。上記検出器1
14は、アレイ28(第5図)の行を同時に並列的に走
査する状態になっている。上記動作は、タイミング信号
t4中に行われ、一方では固有識別文字カード102は
検出器の列116の下を移動する。その結果、四角形の
行のそれぞれに沿った種々の透明度を示すアナログ信号
がライン120、信号処理回路122を介して与えら
れ、そして選択的にゲート制御された後に通過した6個
のサンプルがコンバータ144に供給される。これ等の
アナログサンプルから、コンバータ144は6組の10
進信号を得てバッファ148へ送出する。バッファ14
8からの信号はレジスタ150に供給される。タイミン
グ信号t4の期間が経過するとタイミング信号t5の期
間に移る。
タイミング信号t5の期間中、コンパイラ152は
U′,V′,W′,X′,Y′、およびZ′の種々の組
合せで示されるデジタル値を作成する。信号t5の期間
の終了時、コンパイラ152および134は、それぞれ
一組の組合せ値を有する。なお、コンパイラ134はタ
イミング信号t4の期間で動作する。
U′,V′,W′,X′,Y′、およびZ′の種々の組
合せで示されるデジタル値を作成する。信号t5の期間
の終了時、コンパイラ152および134は、それぞれ
一組の組合せ値を有する。なお、コンパイラ134はタ
イミング信号t4の期間で動作する。
タイミング信号t6の期間中、シーケンサ136が動作
し、コンパイラ134および152からの個々の組合せ
値を順次比較する。比較のいずれかの段階で一致した場
合、表示器128はタイミング信号t7中に“OK”を
表示するように指示され、これにより、固有識別文字カ
ード102の本物であることが明らかにされる。勿論、
比較を行わない場合は、比較器154は“本物判定中に
あらず”を示す不定信号を送出する。表示器128は、
タイミング信号t7の期間中に上記比較器にリセット信
号を送出する。
し、コンパイラ134および152からの個々の組合せ
値を順次比較する。比較のいずれかの段階で一致した場
合、表示器128はタイミング信号t7中に“OK”を
表示するように指示され、これにより、固有識別文字カ
ード102の本物であることが明らかにされる。勿論、
比較を行わない場合は、比較器154は“本物判定中に
あらず”を示す不定信号を送出する。表示器128は、
タイミング信号t7の期間中に上記比較器にリセット信
号を送出する。
予め記録された値と新しく検出された値との最終比較
を、上述したように電気的に行わないでオペレータが視
覚的に行ってもよい。そのような比較は、上記システム
に誤差に対してある余裕を持たせることができるという
特徴がある。たとえば、オペレータは、プラスまたはマ
イナス1の誤差を有する新しい読取値を、予め記録され
ている値と一致していると判定することもできる。その
ため、本明細書中の比較手段などは、上記本物判定装置
に関連した通常のレジスタまたは表示器を含むものであ
る。そして、それ等はオペレータによって視覚的に観察
できるものである。
を、上述したように電気的に行わないでオペレータが視
覚的に行ってもよい。そのような比較は、上記システム
に誤差に対してある余裕を持たせることができるという
特徴がある。たとえば、オペレータは、プラスまたはマ
イナス1の誤差を有する新しい読取値を、予め記録され
ている値と一致していると判定することもできる。その
ため、本明細書中の比較手段などは、上記本物判定装置
に関連した通常のレジスタまたは表示器を含むものであ
る。そして、それ等はオペレータによって視覚的に観察
できるものである。
このように、固有識別文字カードを得、次に上記固有識
別文字が本物であることを判定するために、測定可能で
記録可能な固有のランダムな特性の物理的媒体に基い
て、上記固有識別文字を検出するための本発明に係る種
々のシステムを実施できる。
別文字が本物であることを判定するために、測定可能で
記録可能な固有のランダムな特性の物理的媒体に基い
て、上記固有識別文字を検出するための本発明に係る種
々のシステムを実施できる。
小さな生産品目に対する適切な他の実施例において、固
有識別文字の特性コードを本物判定のためにコンピュー
タと記憶部に記憶してもよい。すなわち、固有識別文字
カード(たとえば紙)は、測定または検出され、製品に
対する特性コードwordを与える。そうして、そのコ
ードwordは、製品に付された固有識別文字カードの
本物判定を行うために走査されるべきリストに載せられ
る。その他、種々の実施例が考えられる。たとえば、コ
ードwordの一部または全てを製品に付し、上述した
ように暗号化によってその意味する所が不明確になるよ
うにしてもよい。予め定められた四角形のパターンも、
詳細に述べた実施例で開示したように、秘密にしておい
てもよい。勿論、種々の形のエネルギ、記録媒体などを
用いることができる。
有識別文字の特性コードを本物判定のためにコンピュー
タと記憶部に記憶してもよい。すなわち、固有識別文字
カード(たとえば紙)は、測定または検出され、製品に
対する特性コードwordを与える。そうして、そのコ
ードwordは、製品に付された固有識別文字カードの
本物判定を行うために走査されるべきリストに載せられ
る。その他、種々の実施例が考えられる。たとえば、コ
ードwordの一部または全てを製品に付し、上述した
ように暗号化によってその意味する所が不明確になるよ
うにしてもよい。予め定められた四角形のパターンも、
詳細に述べた実施例で開示したように、秘密にしておい
てもよい。勿論、種々の形のエネルギ、記録媒体などを
用いることができる。
また、紙に加えて、ある種のカード材料も、反復走査が
でき、保存がよくかつ独自性があるという点で適当であ
ることが判明している。上述したように、スペクトル応
答の変化も、偽造に対してより信頼性のある情報を提供
するものとして使用できる。
でき、保存がよくかつ独自性があるという点で適当であ
ることが判明している。上述したように、スペクトル応
答の変化も、偽造に対してより信頼性のある情報を提供
するものとして使用できる。
新しいデータと記録されたデータとの統計的に満足でき
る比較を行うための種々の技術を用いることができる。
その点に関し、検出された信号に対するスケールをセッ
トするためにタッグを予め検出してもよい。他の技術と
しては、検出されたまたは測定された値のサンプルを、
他の値の範囲を決定する基準として用いてもよい。この
ような技術は、固有識別文字が経年変化および外界にさ
らされることにより、極めて一様ではあるが大きく変化
するシステムに用いることができる。
る比較を行うための種々の技術を用いることができる。
その点に関し、検出された信号に対するスケールをセッ
トするためにタッグを予め検出してもよい。他の技術と
しては、検出されたまたは測定された値のサンプルを、
他の値の範囲を決定する基準として用いてもよい。この
ような技術は、固有識別文字が経年変化および外界にさ
らされることにより、極めて一様ではあるが大きく変化
するシステムに用いることができる。
また、ある応用については、固有識別文字102のコー
ドおよびデコード操作時、測定された振幅の大きさによ
って測定された信号をいろいろに縮尺または拡大するこ
とが望ましい。たとえば、複号化操作の場合、特性検出
器114によって検出された信号が狭い範囲で検出され
た場合は、公知の技術で上記信号処理回路によって上記
増幅器の動作範囲を変化させ(拡大または縮少すること
により)、個々の信号に対して大きな広がりまたは範囲
が得られるようにしてもよい。このような方法で、信号
の明瞭度と格付けがなされる。勿論、範囲の調整は、ア
ナログレベルでもデジタルレベルでもできる。しかし、
説明の都合上、増幅度を変化でき、かつ読取りできない
カードを指示できる信号処理回路122(第9図)に組
込める構成が示されている第10図を参照することにす
る。そのような読取り不能な固有識別文字は、不透明の
偽物か、または汚れまたは破損のある本物カードであ
る。
ドおよびデコード操作時、測定された振幅の大きさによ
って測定された信号をいろいろに縮尺または拡大するこ
とが望ましい。たとえば、複号化操作の場合、特性検出
器114によって検出された信号が狭い範囲で検出され
た場合は、公知の技術で上記信号処理回路によって上記
増幅器の動作範囲を変化させ(拡大または縮少すること
により)、個々の信号に対して大きな広がりまたは範囲
が得られるようにしてもよい。このような方法で、信号
の明瞭度と格付けがなされる。勿論、範囲の調整は、ア
ナログレベルでもデジタルレベルでもできる。しかし、
説明の都合上、増幅度を変化でき、かつ読取りできない
カードを指示できる信号処理回路122(第9図)に組
込める構成が示されている第10図を参照することにす
る。そのような読取り不能な固有識別文字は、不透明の
偽物か、または汚れまたは破損のある本物カードであ
る。
特性検出器114からの出力ライン120(第9図)
は、信号処理回路122に接続されている。この処理回
路122は、第10図に示されているように、複数の増
幅器201を有する。各増幅器201からの出力は、ブ
ラック・アウト検出器204およびレンジ検出回路20
3に供給される。検出器204は、フォーマット基準か
ら出発したことを示す多数の“ブラック”またはローレ
ベルの信号出力を検出する。検出器203は、増幅器2
01から出力された極端な信号を示す出力範囲信号を与
える。このように、固有識別文字の経年変化や他の変化
は、装置と変化と同じく多少補正される。
は、信号処理回路122に接続されている。この処理回
路122は、第10図に示されているように、複数の増
幅器201を有する。各増幅器201からの出力は、ブ
ラック・アウト検出器204およびレンジ検出回路20
3に供給される。検出器204は、フォーマット基準か
ら出発したことを示す多数の“ブラック”またはローレ
ベルの信号出力を検出する。検出器203は、増幅器2
01から出力された極端な信号を示す出力範囲信号を与
える。このように、固有識別文字の経年変化や他の変化
は、装置と変化と同じく多少補正される。
レンズ検出器203は、増幅器範囲制御回路205へ供
給される信号を与える差動増幅器の動作を行う。なお、
回路203および増幅器制御回路205は、t3の期間
中に動作するようにタイミングがとれている。t3の期
間は、スペース28(第5図)の前にある固有識別文字
の一部を検出するために、特性検出器114(第9図)
に準備動作期間を与えるものである。要するに、固有識
別文字18が測定されて、透明度の変化範囲を指示する
ものが得られる。そうして、測定された範囲により、表
示信号の増幅度が、増幅器201(第1図)により望ま
しいスケールの増幅度の範囲に設定される。
給される信号を与える差動増幅器の動作を行う。なお、
回路203および増幅器制御回路205は、t3の期間
中に動作するようにタイミングがとれている。t3の期
間は、スペース28(第5図)の前にある固有識別文字
の一部を検出するために、特性検出器114(第9図)
に準備動作期間を与えるものである。要するに、固有識
別文字18が測定されて、透明度の変化範囲を指示する
ものが得られる。そうして、測定された範囲により、表
示信号の増幅度が、増幅器201(第1図)により望ま
しいスケールの増幅度の範囲に設定される。
増幅器範囲制御回路205は、信号を各増幅器201に
供給し、増幅度のスケールをシフトさせる。増幅器20
1は、本質的には制御回路205からの信号に非線型的
に応答し、増幅曲線の異った点で動作することにより信
号の範囲を設定する。一例によりその動作を説明する。
供給し、増幅度のスケールをシフトさせる。増幅器20
1は、本質的には制御回路205からの信号に非線型的
に応答し、増幅曲線の異った点で動作することにより信
号の範囲を設定する。一例によりその動作を説明する。
レンジ検出回路203で受信された信号間の広がりまた
は差が大きい場合は、比較的高いレベルの信号が増幅器
範囲制御回路205に供給される。そうすると、上記制
御回路205は、各増幅器201へ比較的低いレベルの
信号を供給し、比較的線型な増幅を行うようにする。こ
れに反し、信号t3の期間中、レジスタ検出回路203
で受信された信号間の広がりまたは差が小さい場合は、
比較的小さい出力信号が回路203から制御回路205
へ送出される。その結果、幾分大きな信号が制御回路2
05から各増幅器201に与えられ、増幅器は非線型的
に動作し、これにより、測定された信号の広がりまたは
範囲が拡大する。
は差が大きい場合は、比較的高いレベルの信号が増幅器
範囲制御回路205に供給される。そうすると、上記制
御回路205は、各増幅器201へ比較的低いレベルの
信号を供給し、比較的線型な増幅を行うようにする。こ
れに反し、信号t3の期間中、レジスタ検出回路203
で受信された信号間の広がりまたは差が小さい場合は、
比較的小さい出力信号が回路203から制御回路205
へ送出される。その結果、幾分大きな信号が制御回路2
05から各増幅器201に与えられ、増幅器は非線型的
に動作し、これにより、測定された信号の広がりまたは
範囲が拡大する。
増幅器範囲制御回路205は、信号t3の期間中にセッ
トされ、そうして、検出動作中増幅器201と動作のた
めに所定の制御信号を保持する。その後、信号t7の期
間中に、制御回路206はクリアされ、次の動作のため
に準備される。
トされ、そうして、検出動作中増幅器201と動作のた
めに所定の制御信号を保持する。その後、信号t7の期
間中に、制御回路206はクリアされ、次の動作のため
に準備される。
増花器201と共に動作する他に、ブラック・アウト検
出器は、固有識別文字の重要部分が最小のまたは極めて
低い透明度を示す状態を検出する。そのような状態は、
固有識別文字カードが汚れているが破損しているか、ま
たは改変されるか偽造された場合に生じる。そのような
場合、非常に低いレベルの透明度が、ライン120に低
いレベルの信号として現われる。ライン120の所定の
数とローレベル信号が一致すると、ランプ204Aが点
灯する。これにより、上述した種々の可能性のため、オ
ペレータに測定が不可能であることが知らされる。すな
わち、ランプ204Aが点灯することにより、上記シス
テムの表示にかかわらず(たとえば固有識別文字が偽物
であるかもしれないし、または改造されて判定が不可能
であるかもしれない)、カードを注意深く調べることを
オペレータに知らせる。
出器は、固有識別文字の重要部分が最小のまたは極めて
低い透明度を示す状態を検出する。そのような状態は、
固有識別文字カードが汚れているが破損しているか、ま
たは改変されるか偽造された場合に生じる。そのような
場合、非常に低いレベルの透明度が、ライン120に低
いレベルの信号として現われる。ライン120の所定の
数とローレベル信号が一致すると、ランプ204Aが点
灯する。これにより、上述した種々の可能性のため、オ
ペレータに測定が不可能であることが知らされる。すな
わち、ランプ204Aが点灯することにより、上記シス
テムの表示にかかわらず(たとえば固有識別文字が偽物
であるかもしれないし、または改造されて判定が不可能
であるかもしれない)、カードを注意深く調べることを
オペレータに知らせる。
このように、本物判定を行うために、測定可能で記録可
能な、固有のランダム特性の物理的媒体のランダム変化
を用いる原理を応用した種々の要素および構成を本発明
にかかるシステムに適用できることは明らかである。
能な、固有のランダム特性の物理的媒体のランダム変化
を用いる原理を応用した種々の要素および構成を本発明
にかかるシステムに適用できることは明らかである。
変形例として、第11図に示したように信頼性のある身
分証明書を用いることによって、本発明に係るシステム
を効果的に用いることができる。以下にその詳細を説明
する。
分証明書を用いることによって、本発明に係るシステム
を効果的に用いることができる。以下にその詳細を説明
する。
カード210は、本物判定用の他の媒体と共にベーシッ
クシート、たとえばボンド紙215(第11,12,お
よび13図参照)を組込んだ積層物である。
クシート、たとえばボンド紙215(第11,12,お
よび13図参照)を組込んだ積層物である。
カード210のフォーマット(第11図)を考えるにあ
たり、仮に、たとえば人物判定の場合を考えるものとす
る。勿論、ここで開示されるもののあるものは、パスポ
ート、有価証券、および固有識別文字などを含む種々の
書類にすぐ適用できる。
たり、仮に、たとえば人物判定の場合を考えるものとす
る。勿論、ここで開示されるもののあるものは、パスポ
ート、有価証券、および固有識別文字などを含む種々の
書類にすぐ適用できる。
ここで、カード210は、写真214(右)と共に所有
権の名前を示すプリント212(左上部)を有す。プリ
ント212および写真214はボンド紙215(第12
図)のシート上に種々に配置または印刷できる。一般的
に、プリント212および写真214は、ボンド紙21
5のある特定領域の透明度を変化させる。一般的に、プ
リント212または写真214の重量、削除、または他
の変形により、さらに所定の点のボンド紙215の透明
度を変化できる。
権の名前を示すプリント212(左上部)を有す。プリ
ント212および写真214はボンド紙215(第12
図)のシート上に種々に配置または印刷できる。一般的
に、プリント212および写真214は、ボンド紙21
5のある特定領域の透明度を変化させる。一般的に、プ
リント212または写真214の重量、削除、または他
の変形により、さらに所定の点のボンド紙215の透明
度を変化できる。
一般的に、プリント212または写真214を含む所定
領域と透明度は、上記した方法で検出され、カード21
0の本物判定を行うための記録として与えられる。検出
および記録動作は上述したものと同じでよい。しかし、
変形例としては、透明度(または測定可能で記録可能な
固有の種々のランダム特性)の表示は、人間によって読
み取られない形でカードに付されていてもよい。すなわ
ち、第11図の固有識別文字の実施例では、本物判定情
報は、他の種々の情報を与える磁気ストライプ216の
上に記録されている。
領域と透明度は、上記した方法で検出され、カード21
0の本物判定を行うための記録として与えられる。検出
および記録動作は上述したものと同じでよい。しかし、
変形例としては、透明度(または測定可能で記録可能な
固有の種々のランダム特性)の表示は、人間によって読
み取られない形でカードに付されていてもよい。すなわ
ち、第11図の固有識別文字の実施例では、本物判定情
報は、他の種々の情報を与える磁気ストライプ216の
上に記録されている。
本実施例においては、磁気ストライプ216はクロック
・トラックを有する。クロック・トラックはストライプ
216の他の磁気トラックを指示するだけではなく、さ
らに、詳しい特性測定のためのカード210の非磁気領
域を指示する。特性測定により透明度も測定される。さ
らに、カード210は、さらに他の特性を指示するため
にストライプまたはバンド218を有する。すなわち、
バンド218は反射率の数値的な変化を、複製するため
には極めて苛酷な努力を要する特性として用いている。
・トラックを有する。クロック・トラックはストライプ
216の他の磁気トラックを指示するだけではなく、さ
らに、詳しい特性測定のためのカード210の非磁気領
域を指示する。特性測定により透明度も測定される。さ
らに、カード210は、さらに他の特性を指示するため
にストライプまたはバンド218を有する。すなわち、
バンド218は反射率の数値的な変化を、複製するため
には極めて苛酷な努力を要する特性として用いている。
カード210は、所有者本人によって携帯される。所有
者の初期確認は、単にカードの写真214と所有者の外
見とを比較することによって行なわれる。次に、カード
210の確認と改造の有無が、以下に詳しく述べる本発
明に係る実施例によって検査される。
者の初期確認は、単にカードの写真214と所有者の外
見とを比較することによって行なわれる。次に、カード
210の確認と改造の有無が、以下に詳しく述べる本発
明に係る実施例によって検査される。
一般的に、検査は数本のパスに沿ってカードを水平に走
査することによって行なわれる。すなわち、カード21
0は、プリント212または写真214が組込まれたボ
ンド紙215で表される特性データに関して、パス20
0および222(半透明トラック1および2)に沿っ
て、透明度に関して走査される。さらにカード210は
磁気ストライプ216に沿って走査され、確認データが
得られる。上記磁気ストライプからのデータにより、透
明度に関しパス220および222に沿って選択された
ロケーションを指定する。上記データは、さらに、所有
者に関する個人の身分証明データおよびカード使用の範
囲または制限に関するデータの他、予め測定された値を
示す。
査することによって行なわれる。すなわち、カード21
0は、プリント212または写真214が組込まれたボ
ンド紙215で表される特性データに関して、パス20
0および222(半透明トラック1および2)に沿っ
て、透明度に関して走査される。さらにカード210は
磁気ストライプ216に沿って走査され、確認データが
得られる。上記磁気ストライプからのデータにより、透
明度に関しパス220および222に沿って選択された
ロケーションを指定する。上記データは、さらに、所有
者に関する個人の身分証明データおよびカード使用の範
囲または制限に関するデータの他、予め測定された値を
示す。
カード210の構成は、本物判定をさらに詳しく行う手
段を有しているので、極めて高い信頼性を得るため用い
ることができる。すなわち、カード210は、砂状粒子
226を有するホイル(foil)224(第14図)
の層の形のバンド218(反射ストライプ)を有する。
バンド218の測定された特性は、特定のロケーション
での光反射を含む。このような特性を示すデータは、上
述したように透明度を測定することによって、本物判定
装置とある程度似ている装置によって判定される。
段を有しているので、極めて高い信頼性を得るため用い
ることができる。すなわち、カード210は、砂状粒子
226を有するホイル(foil)224(第14図)
の層の形のバンド218(反射ストライプ)を有する。
バンド218の測定された特性は、特定のロケーション
での光反射を含む。このような特性を示すデータは、上
述したように透明度を測定することによって、本物判定
装置とある程度似ている装置によって判定される。
カード210の構成を考えるにあたり、カードの全領域
は、ボンド紙215(第12、13及び14図)および
一対の外部透明プラスチックシート層228および23
0により占められているものとする。
は、ボンド紙215(第12、13及び14図)および
一対の外部透明プラスチックシート層228および23
0により占められているものとする。
ボンド紙215を密閉する他、層228および230
は、さらに磁気ストライプ216および反射バンド21
8を封じる。一般的に、ストライプ、たとえば磁気スト
ライプを組込んだ薄板状の身分証明書の製造技術は公知
である。
は、さらに磁気ストライプ216および反射バンド21
8を封じる。一般的に、ストライプ、たとえば磁気スト
ライプを組込んだ薄板状の身分証明書の製造技術は公知
である。
第11図のカード210のデータ・フォーマットに関
し、磁気ストライプ216は、よく知られているよう
に、2本の記録トラックを有する。勿論、さらに他のト
ラック(公知)を組込んでもよい。磁気記録トラックの
うちの1つは、クロックトラックで、他の残りのトラッ
クは次のデータを有している。すなわち、パス220お
よび222に沿った選択特性領域のロケーション;反射
ストライプまたはバンドに関するロケーションデータ;
特定ロケーションでの特性値;および個人の身分証明番
号、口座番号、使用記録を含む選択データなどである。
し、磁気ストライプ216は、よく知られているよう
に、2本の記録トラックを有する。勿論、さらに他のト
ラック(公知)を組込んでもよい。磁気記録トラックの
うちの1つは、クロックトラックで、他の残りのトラッ
クは次のデータを有している。すなわち、パス220お
よび222に沿った選択特性領域のロケーション;反射
ストライプまたはバンドに関するロケーションデータ;
特定ロケーションでの特性値;および個人の身分証明番
号、口座番号、使用記録を含む選択データなどである。
カード・フォーマットの一例を説明する前に、データ・
ロケーションD1およびD2(“X”によって示され
る)は、半透明トラック1(パス220)に割当てら
れ、ロケーションD3およびD4(同様に示される)は
半透明トラック2に割当てられる。これ等のロケーショ
ンは、上記したようにシンボル“X”によって図示され
ている。
ロケーションD1およびD2(“X”によって示され
る)は、半透明トラック1(パス220)に割当てら
れ、ロケーションD3およびD4(同様に示される)は
半透明トラック2に割当てられる。これ等のロケーショ
ンは、上記したようにシンボル“X”によって図示され
ている。
さらに、データ・ロケーションD5およびD6は反射バ
ンド218に割当てられているものとする。したがっ
て、カードの初期処理では、データ・ロケーションD
1,D2,D3およびD4で、透明度特性がロケーショ
ンD5およびD6で反射率が検出される。ロケーション
(必要ならばコード化する)を透明度および反射率の値
と共に示すデータが、磁気ストライプ216上にコード
化される。
ンド218に割当てられているものとする。したがっ
て、カードの初期処理では、データ・ロケーションD
1,D2,D3およびD4で、透明度特性がロケーショ
ンD5およびD6で反射率が検出される。ロケーション
(必要ならばコード化する)を透明度および反射率の値
と共に示すデータが、磁気ストライプ216上にコード
化される。
カードの本物判定は、写真214およびプリント212
の表面を視覚的に予備観察することによって行われる。
もし、満足のいく結果の場合は、偽造カードが改造カー
ドかの判定を行うために機械判定する。すなわち、測定
可能で記録可能とされる種々の半透明の透明度で固有の
ランダムな特性が、ロケーションD1,D2,D3,D
4,D5,およびD6で検出され、同一のロケーション
に関し予め検出し記録されているデータと比較される。
もしカード210が、統計的に見て改造されているか
(写真214の部分が)、または偽造されている場合、
比較上の標準値が得られることは、まずありえない。カ
ードの所有者に関しさらに詳しく確認を行うために、個
人の身分証明番号を、公知のように、磁気ストライプ2
16に組込んでもよい。
の表面を視覚的に予備観察することによって行われる。
もし、満足のいく結果の場合は、偽造カードが改造カー
ドかの判定を行うために機械判定する。すなわち、測定
可能で記録可能とされる種々の半透明の透明度で固有の
ランダムな特性が、ロケーションD1,D2,D3,D
4,D5,およびD6で検出され、同一のロケーション
に関し予め検出し記録されているデータと比較される。
もしカード210が、統計的に見て改造されているか
(写真214の部分が)、または偽造されている場合、
比較上の標準値が得られることは、まずありえない。カ
ードの所有者に関しさらに詳しく確認を行うために、個
人の身分証明番号を、公知のように、磁気ストライプ2
16に組込んでもよい。
カード210を処理するシステムについて考える前に、
磁気ストライプ216の記録フォーマットについて予備
知識を用意しよう。第15図において、磁気ストライプ
216の初めの部分が、磁気カード読取器によって読取
られ動作が開示される。したがって、開始部232がス
トライプの先端部を占める(左に図示)。開始部232
の他に、ストライプ216の下部はトラック234にク
ロック信号を記録し、上部はデータをトラック236に
記録している。
磁気ストライプ216の記録フォーマットについて予備
知識を用意しよう。第15図において、磁気ストライプ
216の初めの部分が、磁気カード読取器によって読取
られ動作が開示される。したがって、開始部232がス
トライプの先端部を占める(左に図示)。開始部232
の他に、ストライプ216の下部はトラック234にク
ロック信号を記録し、上部はデータをトラック236に
記録している。
同実施例において、データ・トラック236の第1部分
236は、カードの重要なデータ・ロケーションD1−
D6を特定する。データ・トラック236の第1部分2
38(左から右)に続き、データ特性、たとえば、ロケ
ーションD1−D6で検出された特性を記録するための
部分240がある。システムの動作中、磁気ロケーショ
ン238およびクロックトラック234のデータによ
り、検出のためのポイントまたはロケーションD1−D
6の位置が決定される。カード210上のそのようなポ
イントまたはロケーションで測定された特性は、次に、
初期検出時に記録され部分240から供給される記録デ
ータ特性と比較される。勿論、前述したように基準のと
り方によって、比較によってカードが本物であることが
示されるか、または確認できない旨知らされる。第16
図に示された構成について考えよう。この構成はだいた
い上述したように検査を行う。
236は、カードの重要なデータ・ロケーションD1−
D6を特定する。データ・トラック236の第1部分2
38(左から右)に続き、データ特性、たとえば、ロケ
ーションD1−D6で検出された特性を記録するための
部分240がある。システムの動作中、磁気ロケーショ
ン238およびクロックトラック234のデータによ
り、検出のためのポイントまたはロケーションD1−D
6の位置が決定される。カード210上のそのようなポ
イントまたはロケーションで測定された特性は、次に、
初期検出時に記録され部分240から供給される記録デ
ータ特性と比較される。勿論、前述したように基準のと
り方によって、比較によってカードが本物であることが
示されるか、または確認できない旨知らされる。第16
図に示された構成について考えよう。この構成はだいた
い上述したように検査を行う。
カード読取器250(左上)は、カード210(第11
図)から前述したようにデータを検出するための種々の
構成をとることができる。すなわち、カード読取器25
0は、(1)パス220および222に沿って透明度を
検出する装置、(2)磁気ストライプ218を公知の技
術で読取るための構造、(3)バンド218に沿って反
射率を検出するための装置、および(4)測定された透
明度および反射率のアナログ値をデジタルフォーマット
に変換するアナログ−デジタル変換器を有する。反射率
検出装置の1つが以下に詳細に説明される。
図)から前述したようにデータを検出するための種々の
構成をとることができる。すなわち、カード読取器25
0は、(1)パス220および222に沿って透明度を
検出する装置、(2)磁気ストライプ218を公知の技
術で読取るための構造、(3)バンド218に沿って反
射率を検出するための装置、および(4)測定された透
明度および反射率のアナログ値をデジタルフォーマット
に変換するアナログ−デジタル変換器を有する。反射率
検出装置の1つが以下に詳細に説明される。
カード210は、第8図に示されたシステムの固有識別
文字カード102に関して説明されたように、カード読
取器250中を動的に移動する。なお、カード読取器2
50は手動による検出器でもよい。その検出器では、人
が細長いスロットの中にカード210を押込む。磁気ス
トライプを検出するための手動による検出器は、米国特
許3,914,789(Cocker,Jr.その他)
に開示されている。
文字カード102に関して説明されたように、カード読
取器250中を動的に移動する。なお、カード読取器2
50は手動による検出器でもよい。その検出器では、人
が細長いスロットの中にカード210を押込む。磁気ス
トライプを検出するための手動による検出器は、米国特
許3,914,789(Cocker,Jr.その他)
に開示されている。
カード読取器250からの出力は、データおよび磁気ス
トライプからのクロック信号(ライン252および25
4)を示す信号DおよびCS;パス220および222
に沿って透明度を示すデータ(ライン256および25
6);およびバンド218に沿って検出された反射率信
号(ライン260)を含む。
トライプからのクロック信号(ライン252および25
4)を示す信号DおよびCS;パス220および222
に沿って透明度を示すデータ(ライン256および25
6);およびバンド218に沿って検出された反射率信
号(ライン260)を含む。
クロック信号CS(ライン254)は、整形されたクロ
ック信号Cを得るため制御装置262へ供給される。ク
ロック信号Cは上記システムの構成要素のそれぞれに供
給されている。しかし、単純化のため、接続線は図示さ
れていない。
ック信号Cを得るため制御装置262へ供給される。ク
ロック信号Cは上記システムの構成要素のそれぞれに供
給されている。しかし、単純化のため、接続線は図示さ
れていない。
第16図に示されたシステムの動作順序は、クロック信
号Cと共に制御回路262から送出されるタイミング信
号によって制御される。タイミング信号t1−t4は、
クロック信号Cおよびデータ信号Dを用いて制御回路2
62で作られる。
号Cと共に制御回路262から送出されるタイミング信
号によって制御される。タイミング信号t1−t4は、
クロック信号Cおよびデータ信号Dを用いて制御回路2
62で作られる。
初期動作の後、2進タイミング信号t1は、カード・デ
ータ・レジスタ264に供給される。信号t1およびC
の制御の下で、レジスタ264はデータ・トラック23
6(第15図)から記録を入力する。勿論、磁気データ
ストライプ情報は上述したように変化できる。しかし、
第16図に示した実施例でその部分は、ロケーションD
1−D6およびロケーションでの特性測定値するために
用いられる。部分238(第15図)からのデータ・ロ
ケーションは、タイミング信号t2中にレジスタ264
から制御回路262へ供給される信号によって特定され
る。
ータ・レジスタ264に供給される。信号t1およびC
の制御の下で、レジスタ264はデータ・トラック23
6(第15図)から記録を入力する。勿論、磁気データ
ストライプ情報は上述したように変化できる。しかし、
第16図に示した実施例でその部分は、ロケーションD
1−D6およびロケーションでの特性測定値するために
用いられる。部分238(第15図)からのデータ・ロ
ケーションは、タイミング信号t2中にレジスタ264
から制御回路262へ供給される信号によって特定され
る。
上述した実施例で述べたように、データ・ロケーション
信号をデコードしてもよい。しかし、用いられるフォー
マットにより、データ・ロケーションD1−D6を特定
するために2進タイミング信号t2の期間中、多数の特
別の信号のうちのいずれかが制御回路262から送出さ
れる。
信号をデコードしてもよい。しかし、用いられるフォー
マットにより、データ・ロケーションD1−D6を特定
するために2進タイミング信号t2の期間中、多数の特
別の信号のうちのいずれかが制御回路262から送出さ
れる。
ロケーションD1およびD2(パス220に関し)を示
す信号が、制御回路262からレジスタ266へ送出さ
れる。ほぼ同様に、記録パス222のロケーション信号
はレジスタ268に記憶され、反射率バンド218のロ
ケーション信号はレジスタ270に記憶される。その結
果、タイミング信号t2の期間中の搬送の後、レジスタ
266は2つの値を有し、透明度トラック1、すなわち
パス220のロケーションD1およびD2を指示する。
ほぼ同様に、レジスタ268は透明度トラック2、すな
わちパス222のロケーションD3およびD4を示す値
を有する。最後に、レジスタ270は、反射率バンド2
18に沿ったロケーションD5およびD6を示す値を有
する。
す信号が、制御回路262からレジスタ266へ送出さ
れる。ほぼ同様に、記録パス222のロケーション信号
はレジスタ268に記憶され、反射率バンド218のロ
ケーション信号はレジスタ270に記憶される。その結
果、タイミング信号t2の期間中の搬送の後、レジスタ
266は2つの値を有し、透明度トラック1、すなわち
パス220のロケーションD1およびD2を指示する。
ほぼ同様に、レジスタ268は透明度トラック2、すな
わちパス222のロケーションD3およびD4を示す値
を有する。最後に、レジスタ270は、反射率バンド2
18に沿ったロケーションD5およびD6を示す値を有
する。
レジスタ266,268,および270からの値は、ク
ロックパルス計数器272の塁算値と比較され、ロケー
ションD1−D6が検出されている時刻を示し、これに
より、選択されたデータ特性として検出された現在の値
を選択する。
ロックパルス計数器272の塁算値と比較され、ロケー
ションD1−D6が検出されている時刻を示し、これに
より、選択されたデータ特性として検出された現在の値
を選択する。
カード210の瞬時位置(カード読取器250で検出さ
れている時)は、ロケーション計数器272によって明
示される。ロケーション計数器272はタイミング信号
t3の期間中、クロックパルスを入力する。計数器27
2の塁算数は、カード210のカード読取器250にお
ける相対位置を示し、これにより、ロケーションD1−
D6に関する検出装置の位置を指示できる。
れている時)は、ロケーション計数器272によって明
示される。ロケーション計数器272はタイミング信号
t3の期間中、クロックパルスを入力する。計数器27
2の塁算数は、カード210のカード読取器250にお
ける相対位置を示し、これにより、ロケーションD1−
D6に関する検出装置の位置を指示できる。
ロケーション計数器272からの塁算値は、デジタル一
致検出器274,276,および278に供給される。
これらの検出器は、またタイミング信号t3とレジスタ
266,268,および270からの信号表示値を入力
する。入力した信号の組間の一致が検出された時、各検
出器274,276,および278は、ハイレベルの2
進出力信号を送出してゲートを制御し、臨界ロケーショ
ン(D1,D2,D3,D4,D5,またはD6)が現
在検出されており、表示信号が判定のためにゲート制御
されるべきであることを示す。
致検出器274,276,および278に供給される。
これらの検出器は、またタイミング信号t3とレジスタ
266,268,および270からの信号表示値を入力
する。入力した信号の組間の一致が検出された時、各検
出器274,276,および278は、ハイレベルの2
進出力信号を送出してゲートを制御し、臨界ロケーショ
ン(D1,D2,D3,D4,D5,またはD6)が現
在検出されており、表示信号が判定のためにゲート制御
されるべきであることを示す。
検出器274,276,および278からの出力信号
は、それぞれ“アンド”ゲート280,282,および
284に接続されている。“アンド”ゲート280およ
び282は、それぞれライン256および258の透明
度信号を入力し、臨界点(空間)で特定され、ロケーシ
ョンD1,D2,D3(第11図参照)での測定値を供
給する。“アンド”ゲート284は反射信号値を入力
し、ロケーションD5およびD6の測定時に特定され
る。
は、それぞれ“アンド”ゲート280,282,および
284に接続されている。“アンド”ゲート280およ
び282は、それぞれライン256および258の透明
度信号を入力し、臨界点(空間)で特定され、ロケーシ
ョンD1,D2,D3(第11図参照)での測定値を供
給する。“アンド”ゲート284は反射信号値を入力
し、ロケーションD5およびD6の測定時に特定され
る。
ロケーションD1−D6からの測定値を示す信号は、
“アンド”ゲート280,282,および284から比
較器288に供給される。この比較器288は、磁気ス
トライプ218の部分240(第15図)からの特性デ
ータを示すレジスタ264からの信号を受信できるよう
に接続されている。
“アンド”ゲート280,282,および284から比
較器288に供給される。この比較器288は、磁気ス
トライプ218の部分240(第15図)からの特性デ
ータを示すレジスタ264からの信号を受信できるよう
に接続されている。
上述したように、比較器288はレジスタ264からロ
ケーションD1−D6での選択特性の前の測定値をデジ
タル的に示す6つの信号表示値を入力する。比較器28
8は、さらにゲート280,282,および284を介
して、ゲート210の現在の検出によって同様な新しい
データを入力する。そうして比較器288は、所定の論
理パターンに従って、2組のデータ(記録されているも
のと新しく検出されたもの)を比較し、前に詳しく述べ
たように統計的考えに基いて比較結果を考慮し、問題の
カードの本物判定を行う。勿論、比較器288には種々
の対応する技術を用いることができる。
ケーションD1−D6での選択特性の前の測定値をデジ
タル的に示す6つの信号表示値を入力する。比較器28
8は、さらにゲート280,282,および284を介
して、ゲート210の現在の検出によって同様な新しい
データを入力する。そうして比較器288は、所定の論
理パターンに従って、2組のデータ(記録されているも
のと新しく検出されたもの)を比較し、前に詳しく述べ
たように統計的考えに基いて比較結果を考慮し、問題の
カードの本物判定を行う。勿論、比較器288には種々
の対応する技術を用いることができる。
上述した本発明に係る実施例においてその幾つかを説明
した。もし、問題の固有識別文字カード210が本物で
あると判定された時は、上記比較器のランプ290が点
灯する。なお、比較手段は、単に2個の表示装置または
レジスタからなり、オペレータが新しく検出された値と
予め記録されている値との一致の程度を視覚的に観察し
てもよい。
した。もし、問題の固有識別文字カード210が本物で
あると判定された時は、上記比較器のランプ290が点
灯する。なお、比較手段は、単に2個の表示装置または
レジスタからなり、オペレータが新しく検出された値と
予め記録されている値との一致の程度を視覚的に観察し
てもよい。
第15図に示したシステムの動作を説明するために、固
有識別文字カード210は、第11図に詳細に図示され
ているように、他の特別のデータと共に、検出されたか
つ適切に磁気ストライプ216を記録されたデータ・ロ
ケーションD1−D6を有するものとする。さらに、以
上のように記録されているカード210は、第16図に
示したように構成された装置によって本物判定がなされ
たものとする。たとえば、次の相対特性値がデータ・ロ
ケーションにあるものとする。
有識別文字カード210は、第11図に詳細に図示され
ているように、他の特別のデータと共に、検出されたか
つ適切に磁気ストライプ216を記録されたデータ・ロ
ケーションD1−D6を有するものとする。さらに、以
上のように記録されているカード210は、第16図に
示したように構成された装置によって本物判定がなされ
たものとする。たとえば、次の相対特性値がデータ・ロ
ケーションにあるものとする。
D1 3 D2 7 D3 2 D4 5 D5 1 D6 6 カード210がカード読取器250中を移動すると、左
から右へ(図示したように)走査され、その結果、検出
器が関連した水平部分の各々の上に通過する。そのよう
な走査の最初では、タイミングクロック信号Cの発生と
検出されたクロック信号CSを同期させるため、公知の
技術により、制御回路262で開始動作をさせる目的で
磁気ストライプ216が検出される。短い開始期間の
後、クロックパルスCは、カード走査動作のバランスが
とれている間は、規則的な間隔で出力される。
から右へ(図示したように)走査され、その結果、検出
器が関連した水平部分の各々の上に通過する。そのよう
な走査の最初では、タイミングクロック信号Cの発生と
検出されたクロック信号CSを同期させるため、公知の
技術により、制御回路262で開始動作をさせる目的で
磁気ストライプ216が検出される。短い開始期間の
後、クロックパルスCは、カード走査動作のバランスが
とれている間は、規則的な間隔で出力される。
開示動作の後は、データがカード読取器により磁気トラ
ック263(第15図)から検出される。すなわち、第
1部分238から値が得られ、この値によりロケーショ
ンD1−D6をカードに沿った移動値として特定され
る。そのようなデータは、トラック236からの特定デ
ータと共に、カードデータレジスタ264にセットされ
る。
ック263(第15図)から検出される。すなわち、第
1部分238から値が得られ、この値によりロケーショ
ンD1−D6をカードに沿った移動値として特定され
る。そのようなデータは、トラック236からの特定デ
ータと共に、カードデータレジスタ264にセットされ
る。
制御回路262は、信号表示データロケーションをレジ
スタ264から入力し、処理を行い、そしてタイミング
信号t2の期間中、レジスタ266,268,および2
70の各々に(本実施例で)2つの値をセットする。そ
れ等の値は、タイミングt3の期間中、検出器274,
276および278に独立に供給される。すなわち、レ
ジスタ266には磁気ストライプ上のタイミングマーク
から測定され、タイミング信号t3を開始させる値がセ
ットされる。
スタ264から入力し、処理を行い、そしてタイミング
信号t2の期間中、レジスタ266,268,および2
70の各々に(本実施例で)2つの値をセットする。そ
れ等の値は、タイミングt3の期間中、検出器274,
276および278に独立に供給される。すなわち、レ
ジスタ266には磁気ストライプ上のタイミングマーク
から測定され、タイミング信号t3を開始させる値がセ
ットされる。
レジスタ266のデータロケーションは、クロック信号
CSの数を示す。クロック信号CS水平パス内にあり、
開始またはタイミングマークからロケーションD1およ
びD2を相殺する。同様に信号表示値がロケーションD
3およびD4に関しレジスタ268にセットされ、ロケ
ーションD5およびD6に関してはレジスタ270にセ
ットされる。
CSの数を示す。クロック信号CS水平パス内にあり、
開始またはタイミングマークからロケーションD1およ
びD2を相殺する。同様に信号表示値がロケーションD
3およびD4に関しレジスタ268にセットされ、ロケ
ーションD5およびD6に関してはレジスタ270にセ
ットされる。
動作t3の間、レジスタ266,268,および270
の各々のデータ値は、連続的に計数器272の増加番号
と比較される。すなわち、計数器272は、タイミング
信号t3の初めから制御回路262から送出されるクロ
ックパルスを計数する。このように、タイミング信号t
3の期間、計数器272はロケーションD1−D6に関
し水平オフセットを特定する。上記オフセットは、カー
ドフォーマットに応じて用いることができる。
の各々のデータ値は、連続的に計数器272の増加番号
と比較される。すなわち、計数器272は、タイミング
信号t3の初めから制御回路262から送出されるクロ
ックパルスを計数する。このように、タイミング信号t
3の期間、計数器272はロケーションD1−D6に関
し水平オフセットを特定する。上記オフセットは、カー
ドフォーマットに応じて用いることができる。
計数器272がロケーションD1−D6のそれぞれに対
する水平オフセットに等しい数に達した時、検出器27
4,276および278のいずれか1つがゲート28
0,282または284の1つの動作させることによっ
てそれを検出する。その結果、測定されたアナログ信号
(透明度または反射率サンプル)が比較器288へ導か
れ、恐らく以下の値を表示する。
する水平オフセットに等しい数に達した時、検出器27
4,276および278のいずれか1つがゲート28
0,282または284の1つの動作させることによっ
てそれを検出する。その結果、測定されたアナログ信号
(透明度または反射率サンプル)が比較器288へ導か
れ、恐らく以下の値を表示する。
D1 3 D2 8 D3 2 D4 5 D5 2 D6 6 カード210の走査の終了時に、ロケーションD1−D
6から新しく検出された特性値(3,8,2,5,2,
6)は、比較器288に記憶される。また、磁気ストラ
イプ部240(D1−D6)からのデータ(たとえば
3,7,2,5,1,6)は、上記比較器に記憶され
る。t4の間で、2組のデータが比較され、一致の程度
が得られる。
6から新しく検出された特性値(3,8,2,5,2,
6)は、比較器288に記憶される。また、磁気ストラ
イプ部240(D1−D6)からのデータ(たとえば
3,7,2,5,1,6)は、上記比較器に記憶され
る。t4の間で、2組のデータが比較され、一致の程度
が得られる。
普通、新しく測定されたデータと磁気ストライプからの
前に測定されたデータとの一致の程度が大きい場合、カ
ード210は本物であると判定される。データ間に小さ
な差がある場合でも、ほとんどの応用例では許容できる
であろう。しかし、カード210のような書類では、改
造書類を認めるのを避けるため、高い程度の一致が要求
される。その点に関し、プリント212(第11図)ま
たは写真214におけるいかなる変化も、ロケーション
D1,D2,およびD4に関して測定信号と記録信号と
の大きな差によって明らかにされるであろう。
前に測定されたデータとの一致の程度が大きい場合、カ
ード210は本物であると判定される。データ間に小さ
な差がある場合でも、ほとんどの応用例では許容できる
であろう。しかし、カード210のような書類では、改
造書類を認めるのを避けるため、高い程度の一致が要求
される。その点に関し、プリント212(第11図)ま
たは写真214におけるいかなる変化も、ロケーション
D1,D2,およびD4に関して測定信号と記録信号と
の大きな差によって明らかにされるであろう。
上記システムは、直接ゲートによって望ましい信号を選
択したが、当業者には、データ全体を走査して検出し、
サンプリングし、選択的比較用に変換してもよいことは
明らかである。また、種々の比較技術を用いることがで
きる。たとえば、振幅側および乗算および範囲比較、た
とえば2乗の和の比較などがある。
択したが、当業者には、データ全体を走査して検出し、
サンプリングし、選択的比較用に変換してもよいことは
明らかである。また、種々の比較技術を用いることがで
きる。たとえば、振幅側および乗算および範囲比較、た
とえば2乗の和の比較などがある。
第16図に示したシステムでの透明度の検出法は、前に
述べた実施例と同様でもよい。反射率検出法に関して
は、第17図に一構成が示されている。
述べた実施例と同様でもよい。反射率検出法に関して
は、第17図に一構成が示されている。
すなわち、カード210(一部が図示されている)が、
光源300に対して横切るように(たとえば右へ)移動
する。光源300は、たとえば低出力赤外線レーザから
なり、図示されないようにカード210から反射される
ビームを出力する。一部または反射ビーム306は、ホ
トセル308によって検出され、ホトセル308から導
体310に表示アナログ信号が出力される。なお、第1
7図の平面、すなわち光源300によって決定される平
面において、ホトセル308とカード210に対する光
の入射点はカードの運動に対して直角である。
光源300に対して横切るように(たとえば右へ)移動
する。光源300は、たとえば低出力赤外線レーザから
なり、図示されないようにカード210から反射される
ビームを出力する。一部または反射ビーム306は、ホ
トセル308によって検出され、ホトセル308から導
体310に表示アナログ信号が出力される。なお、第1
7図の平面、すなわち光源300によって決定される平
面において、ホトセル308とカード210に対する光
の入射点はカードの運動に対して直角である。
カード210はビーム302により効果的に走査される
ので、ホイル224をぼかしている砂状粒子226のた
めにビーム306に大きな変化が与えられる。したがっ
て、測定可能で記録可能な固有のランダムの特性が得ら
れる。
ので、ホイル224をぼかしている砂状粒子226のた
めにビーム306に大きな変化が与えられる。したがっ
て、測定可能で記録可能な固有のランダムの特性が得ら
れる。
第17図に示した構成の実施例において、図示されたシ
ステムは、寸法検出動作に関して複製される。すなわ
ち、別のトランスバース光源およびホトセル反射率読取
器は、光源300およびセル308に対して交換可能な
位置関係で配置される。このように、単一パスが2つの
異った次元の観点から走査できる。したがって、次元パ
スは、公知の写真または他の技術を用いて、実質上再生
が不要なある検出された特性を有する。他の反射技術、
たとえば後方散乱を、ここで開示されたシステムに用い
てもよい。
ステムは、寸法検出動作に関して複製される。すなわ
ち、別のトランスバース光源およびホトセル反射率読取
器は、光源300およびセル308に対して交換可能な
位置関係で配置される。このように、単一パスが2つの
異った次元の観点から走査できる。したがって、次元パ
スは、公知の写真または他の技術を用いて、実質上再生
が不要なある検出された特性を有する。他の反射技術、
たとえば後方散乱を、ここで開示されたシステムに用い
てもよい。
上述したように、測定可能で記録可能な種々の半透明の
透明度の固有のランダムな特性を、たとえばカード21
0以外のロケーションに記録してもよい。少数の重要カ
ードしかない特別の場合は、各カード210上の所定の
ロケーションからの透明度信号を、前述した動作場所か
ら非常に離れた場所にある記憶装置に記憶していてもよ
い。この場合は、問題のカードは、より確かに確認でき
るであろう。このような技術は、正しいカード製造装置
が不当に用いられた場合に役立つ。
透明度の固有のランダムな特性を、たとえばカード21
0以外のロケーションに記録してもよい。少数の重要カ
ードしかない特別の場合は、各カード210上の所定の
ロケーションからの透明度信号を、前述した動作場所か
ら非常に離れた場所にある記憶装置に記憶していてもよ
い。この場合は、問題のカードは、より確かに確認でき
るであろう。このような技術は、正しいカード製造装置
が不当に用いられた場合に役立つ。
他の多数の測定は、できるだけ複製は実質的にはできな
い固有の特性をランダムデータ源として用いることがで
きる。その場合、他の材料の滑らかさと共に、紙の滑ら
かさも商業用システムでは実用的である。すなわち、そ
れに関し、Measurex社(モデル2205)が販
売している装置がある。その装置は、特定の移動距離に
沿った滑らかさを示す電気信号を与える滑らかさ検出器
である。
い固有の特性をランダムデータ源として用いることがで
きる。その場合、他の材料の滑らかさと共に、紙の滑ら
かさも商業用システムでは実用的である。すなわち、そ
れに関し、Measurex社(モデル2205)が販
売している装置がある。その装置は、特定の移動距離に
沿った滑らかさを示す電気信号を与える滑らかさ検出器
である。
以上のことから、固有識別文字は種々に製作、使用、そ
して確認できることが分かる。その点に関し、磁気スト
ライプを有したタッグ状の固有識別文字は、ロール材料
技術を用いて経済的に製造できる。
して確認できることが分かる。その点に関し、磁気スト
ライプを有したタッグ状の固有識別文字は、ロール材料
技術を用いて経済的に製造できる。
すなわち、第18図において、リール320(左)は、
ロール状のカード材料322を、定速度モータ326に
よって駆動される巻き取りリール324へ供給する。ロ
ール状のカード材料322は、各々が磁気記録ストライ
プ330を有する固有識別文字またはタッグ328を1
個1個区別するために、ミシン目が入れられてある。
ロール状のカード材料322を、定速度モータ326に
よって駆動される巻き取りリール324へ供給する。ロ
ール状のカード材料322は、各々が磁気記録ストライ
プ330を有する固有識別文字またはタッグ328を1
個1個区別するために、ミシン目が入れられてある。
第18図に示したシステムの動作中、タッグ328は連
続的にリール320からリール324へ移動しながら、
各々が検出され記録される。磁気的マーカがタッグに記
録された後、透明度信号がタッグに関して検出される。
透明度信号の選択されたサンプルが、透明度信号が検出
されたロケーションを示すコード表示と共にタッグに磁
気的に記録される。そうして、タッグ328は、測定さ
れた透明度パターンと磁気的に記録された値とを比較す
ることによって本物判定を順次行う。
続的にリール320からリール324へ移動しながら、
各々が検出され記録される。磁気的マーカがタッグに記
録された後、透明度信号がタッグに関して検出される。
透明度信号の選択されたサンプルが、透明度信号が検出
されたロケーションを示すコード表示と共にタッグに磁
気的に記録される。そうして、タッグ328は、測定さ
れた透明度パターンと磁気的に記録された値とを比較す
ることによって本物判定を順次行う。
さらに詳しく第18図のシステムを考えると、リール3
20からのタッグ328は、制御コンピュータ336に
接続されているリード−ライト磁気トランスデューサヘ
ッド334の下を初めに移動する。ヘッド334は、タ
ッグ328間のミシン目部で各々の磁気的変異を検出
し、磁気ストライプ330上にインデックスビットまた
はスタートマーカを記録する信号を与えるようにコンピ
ュータ336に指令する信号を与える。
20からのタッグ328は、制御コンピュータ336に
接続されているリード−ライト磁気トランスデューサヘ
ッド334の下を初めに移動する。ヘッド334は、タ
ッグ328間のミシン目部で各々の磁気的変異を検出
し、磁気ストライプ330上にインデックスビットまた
はスタートマーカを記録する信号を与えるようにコンピ
ュータ336に指令する信号を与える。
ヘッド336の下を通過した後は、タッグ328は光源
またはランプ336とホトセル検出器338の列との間
を移動する。たとえば、検出器338の列は、3つのア
ナログ信号の形で連続したロール状のタッグ328上の
3つのトラックに沿って透明度を検出するための3個の
検出器からなる。
またはランプ336とホトセル検出器338の列との間
を移動する。たとえば、検出器338の列は、3つのア
ナログ信号の形で連続したロール状のタッグ328上の
3つのトラックに沿って透明度を検出するための3個の
検出器からなる。
コンピュータ336は、検出器338から3つのアナロ
グ透明度信号を入力し、選択されたデジタル表示を行
う。たとえば、アナログ信号のそれぞれが、3つの異な
った時点でサンプリングされ、9つのデジタル値からな
る集合が与えられる。
グ透明度信号を入力し、選択されたデジタル表示を行
う。たとえば、アナログ信号のそれぞれが、3つの異な
った時点でサンプリングされ、9つのデジタル値からな
る集合が与えられる。
サンプリングの時刻は、コンピュータ336によって関
係付けられ、関連したタッグ上のロケーションを特定す
る。このように、サンプルが表示デジタルフォーマット
に変換される一方では、サンプルが検出されたロケーシ
ョンがタッグ長に沿ったオフセットと関連して決められ
る。そのようなデータは、関連したタッグが一対の磁気
トランスデューサヘッド340および342に達する前
に表示コードwordに変換される。
係付けられ、関連したタッグ上のロケーションを特定す
る。このように、サンプルが表示デジタルフォーマット
に変換される一方では、サンプルが検出されたロケーシ
ョンがタッグ長に沿ったオフセットと関連して決められ
る。そのようなデータは、関連したタッグが一対の磁気
トランスデューサヘッド340および342に達する前
に表示コードwordに変換される。
ヘッド340は、ヘッド334によってタッグ328上
に記録されたインデックスビットを検出し、これにより
ヘッド342を動作させ、特定のタッグ328に関する
ロケーションおよび値を示すコードwordを記録す
る。
に記録されたインデックスビットを検出し、これにより
ヘッド342を動作させ、特定のタッグ328に関する
ロケーションおよび値を示すコードwordを記録す
る。
一対のタッグ328を分離するミシン目のそれぞれがヘ
ッド334の下を通過しながら、別のタッグ328が検
出器338とランプ336との間を移動しようとしてい
ること示す変異が検出される。そのような動作中、アナ
ログ透明度信号は、タッグ328が測定されている期間
に上記コンピュータに与えられる。そのような信号は上
記コンピュータで処理され(すなわち選択ロケーション
でサンプリングされ)、得られたサンプリングはデジタ
ル化される。サンプリングされたロケーションを示す信
号もまたデジタル化される。
ッド334の下を通過しながら、別のタッグ328が検
出器338とランプ336との間を移動しようとしてい
ること示す変異が検出される。そのような動作中、アナ
ログ透明度信号は、タッグ328が測定されている期間
に上記コンピュータに与えられる。そのような信号は上
記コンピュータで処理され(すなわち選択ロケーション
でサンプリングされ)、得られたサンプリングはデジタ
ル化される。サンプリングされたロケーションを示す信
号もまたデジタル化される。
したがって、上記デジタル信号は、タッグ328上の特
定ロケーションとのロケーションでの透明度を示す。そ
うして、表示コードword(暗号化されている)が、
タッグ328のストライプ330に記録するために得ら
れる。
定ロケーションとのロケーションでの透明度を示す。そ
うして、表示コードword(暗号化されている)が、
タッグ328のストライプ330に記録するために得ら
れる。
タッグ328がヘッド340および342に達した時、
記録されたインデックスビットはヘッド340によって
検出され、そうして上記コードwordはヘッド342
によって記録される。したがって、各タッグ328は、
完全な固有識別文字として検出され、記録される。勿
論、上述したように、タッグ328はラベルまたは他の
固有識別文字装置により構成され、本物判定されてもよ
い。
記録されたインデックスビットはヘッド340によって
検出され、そうして上記コードwordはヘッド342
によって記録される。したがって、各タッグ328は、
完全な固有識別文字として検出され、記録される。勿
論、上述したように、タッグ328はラベルまたは他の
固有識別文字装置により構成され、本物判定されてもよ
い。
固有識別文字の形に関し、さらに他の変形例が多数の金
融手段について考えられる。その点に関し、偽造の手間
を増すために、カラードットを手形などに印刷するのが
一般的である。本発明に係る技術をそのような媒体に付
加することによって、金融手形の信頼性を増すであろ
う。詳しく動作を、第19図を参照して説明する。
融手段について考えられる。その点に関し、偽造の手間
を増すために、カラードットを手形などに印刷するのが
一般的である。本発明に係る技術をそのような媒体に付
加することによって、金融手形の信頼性を増すであろ
う。詳しく動作を、第19図を参照して説明する。
1部が図示されている用紙350(第19図)は、ボン
ド紙のようなものであり、本物判定が重要なものであ
る。紙350には、種々の色のドットが印刷されてお
り、それがある程度不規則的に上記紙の組織に入り込ん
でいるものである。カラードット352のパターンは、
極めて不規則であってもよい。
ド紙のようなものであり、本物判定が重要なものであ
る。紙350には、種々の色のドットが印刷されてお
り、それがある程度不規則的に上記紙の組織に入り込ん
でいるものである。カラードット352のパターンは、
極めて不規則であってもよい。
カラードット352に加えて、用紙350は、刻みドッ
ト(そのようなドットの6個のみが示されている)を有
する。すなわち、黒のドット354,355,356,
357,358および359を有し、長方形のアレイを
形成するように配置されている。刻みドットは精密で明
確に決定できる。
ト(そのようなドットの6個のみが示されている)を有
する。すなわち、黒のドット354,355,356,
357,358および359を有し、長方形のアレイを
形成するように配置されている。刻みドットは精密で明
確に決定できる。
一般に、固有識別文字は、刻みドットのあるものに関し
てパスを選択することにより(たとえば、ドット354
および359のと間のパス360)用いられる。そうし
て、測定可能で記録可能な固有のランダムな特性がパス
360に沿って検出され、用紙350を確認する信号が
得られる。パス360は、測定されたアナログ信号と共
に暗号数値362に変換される。したがって、用紙35
0の本物判定には数値362を解読し、パス360に沿
って測定可能で記録可能な固有のランダムな特性を検出
し、そうして測定された特性と上記特性の記録値とを比
較(すなくとも一部)することが伴う。
てパスを選択することにより(たとえば、ドット354
および359のと間のパス360)用いられる。そうし
て、測定可能で記録可能な固有のランダムな特性がパス
360に沿って検出され、用紙350を確認する信号が
得られる。パス360は、測定されたアナログ信号と共
に暗号数値362に変換される。したがって、用紙35
0の本物判定には数値362を解読し、パス360に沿
って測定可能で記録可能な固有のランダムな特性を検出
し、そうして測定された特性と上記特性の記録値とを比
較(すなくとも一部)することが伴う。
用紙350を有する書類は、ドット354のような多数
の刻みドットを有する。それ等のドットはパス,たとて
ばパス360を特定するための基準点として用いられ
る。上記書類を処理するシステムは、刻みドットを検出
し、選択されたパスが検出される基準点を得る。上記し
たように、上記パスは、測定可能で記録可能な種々の半
透明の透明度のような固有のランダムな特性のいずれか
を得るために測定される。
の刻みドットを有する。それ等のドットはパス,たとて
ばパス360を特定するための基準点として用いられ
る。上記書類を処理するシステムは、刻みドットを検出
し、選択されたパスが検出される基準点を得る。上記し
たように、上記パスは、測定可能で記録可能な種々の半
透明の透明度のような固有のランダムな特性のいずれか
を得るために測定される。
なお、本明細書中で用いているように、“測定可能で記
録可能な種々の半透明の透明度のような固有のランダム
特性”とは、あるグループの各固有識別文字上に付され
た所定の決まったまたはコード化されたパターンに対し
て、固有識別文字ごとにランダムに変化する特性のこと
である。
録可能な種々の半透明の透明度のような固有のランダム
特性”とは、あるグループの各固有識別文字上に付され
た所定の決まったまたはコード化されたパターンに対し
て、固有識別文字ごとにランダムに変化する特性のこと
である。
以上説明したことから明らかなように、本発明はその要
旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できる。
旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、模倣品から本物を区別
するために、本物を判定するための経済的で実用的な偽
造防止ドキュメントシステムを提供することができる。
するために、本物を判定するための経済的で実用的な偽
造防止ドキュメントシステムを提供することができる。
第1図は製品と関連して用いられる本発明に係る固有識
別文字装置のタッグの斜視図、第2図は第1図に示した
タッグの一部断面図、第3図は第1図に示したタッグの
部分拡大図であり、測定可能で記録可能な種々の半透明
の透明度の固有のランダムな特性を示している図、第4
図は測定可能で記録可能な種々の半透明の透明度の固有
のランダムな特性の変化を示すように変調された信号の
波形図、第5図は第1図に示したタッグに関するアレイ
またはロケーションのフィールドのフォーマッドを示し
た図、第6図は第1図に示したタッグのパターンを特定
するための詳細なアレイフォーマットを示した図、第7
図は本発明に係るタッグ製造システムのブロック図、第
8図は本発明に係るタッグ判定システムのブロック図、
第9図は詳細に説明された判定システム概略図、第10
図は第9図に示したシステムの構成要素の一実施例のブ
ロック図、第11図は本発明に係る証明書用カードの平
面図、第12図,第13図および第14図は、第11図
のカードをそれぞれ線12−12,13−13,および
14−14に沿って破断した断面図、第15図は第11
図のカード上の記録フォーマットの部分図、第16図は
第11図のカードを用いるためのシステムのブロック
図、第17図は第16図に示したシステムの構成要素の
線図、第18図はタッグを連続的に製造する本発明に係
るシステムの概略図、第19図は判定手段を組込んだ本
発明に係る書類の部分平面図である。 10……凡例、14……スペース、16……コーナ印、
18……識別証印、20……シート、22、24……透
明な層、26……エリア、28……アレイ、30……ラ
イン、50……コード発生器、54……特性検出器、5
6、60、62、72、76、126、132、150
……レジスタ、66……固有識別文字ホルダー、68…
…数値入力装置、74……暗号解読器、78、154…
…比較器、102……固有識別文字カード、104……
カード搬送およびパルス発生器、110……光学的読取
器、111……光分析器、112……ライン検出器、1
14……特性検出器、118……光源、122……信号
処理回路、124……セレクタゲート、128……読出
し装置、130……暗号解読器、134、152……コ
ンパイラ、136……シーケンサ、140……デコーデ
ィングマトリックス、144……アナログ−デジタル変
換器、148……バッファ記憶装置、156……制御回
路。
別文字装置のタッグの斜視図、第2図は第1図に示した
タッグの一部断面図、第3図は第1図に示したタッグの
部分拡大図であり、測定可能で記録可能な種々の半透明
の透明度の固有のランダムな特性を示している図、第4
図は測定可能で記録可能な種々の半透明の透明度の固有
のランダムな特性の変化を示すように変調された信号の
波形図、第5図は第1図に示したタッグに関するアレイ
またはロケーションのフィールドのフォーマッドを示し
た図、第6図は第1図に示したタッグのパターンを特定
するための詳細なアレイフォーマットを示した図、第7
図は本発明に係るタッグ製造システムのブロック図、第
8図は本発明に係るタッグ判定システムのブロック図、
第9図は詳細に説明された判定システム概略図、第10
図は第9図に示したシステムの構成要素の一実施例のブ
ロック図、第11図は本発明に係る証明書用カードの平
面図、第12図,第13図および第14図は、第11図
のカードをそれぞれ線12−12,13−13,および
14−14に沿って破断した断面図、第15図は第11
図のカード上の記録フォーマットの部分図、第16図は
第11図のカードを用いるためのシステムのブロック
図、第17図は第16図に示したシステムの構成要素の
線図、第18図はタッグを連続的に製造する本発明に係
るシステムの概略図、第19図は判定手段を組込んだ本
発明に係る書類の部分平面図である。 10……凡例、14……スペース、16……コーナ印、
18……識別証印、20……シート、22、24……透
明な層、26……エリア、28……アレイ、30……ラ
イン、50……コード発生器、54……特性検出器、5
6、60、62、72、76、126、132、150
……レジスタ、66……固有識別文字ホルダー、68…
…数値入力装置、74……暗号解読器、78、154…
…比較器、102……固有識別文字カード、104……
カード搬送およびパルス発生器、110……光学的読取
器、111……光分析器、112……ライン検出器、1
14……特性検出器、118……光源、122……信号
処理回路、124……セレクタゲート、128……読出
し装置、130……暗号解読器、134、152……コ
ンパイラ、136……シーケンサ、140……デコーデ
ィングマトリックス、144……アナログ−デジタル変
換器、148……バッファ記憶装置、156……制御回
路。
Claims (34)
- 【請求項1】特定の生産品、文書若しくは人物等が本物
か否かということを証明するもので、シートの領域上に
ランダムな特性を有するシート状媒体を含むものであっ
て、その記録された機械で読取り可能で、且つ上記領域
の複数の特定の場所のそれぞれの特性に依存する被測定
物を特定するために復号可能な識別証印を含む認証符号
装置に於いて、 上記シート状媒体は、上記領域の主たる真偽判定の特徴
として作用するように使用し、測定可能で記録可能な種
々の半透明の透明度の形態で固有のランダムな特性を有
し、その領域に応じて記録された各々の被測定物はそれ
ぞれの測定地点での上記シート状媒体の固有な半透明の
透明度に応じた設けられるものであり、上記記録された
被測定物の少なくとも1つは上記シート状媒体に固有な
半透明の透明度を有することを特徴とする固有識別文字
装置。 - 【請求項2】上記機械で読取り可能な識別証印は、上記
シート上の少なくとも1つの特定領域及びその半透明特
性を明確に表示するために復号可能なものであることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の固有識別文字
装置。 - 【請求項3】上記機械で読取り可能な識別証印は、上記
領域のコーナーを明らかにする印を含むことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の固有識別文字装置。 - 【請求項4】上記シート状の媒体は繊維性材料から成る
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の固有識
別文字装置。 - 【請求項5】上記媒体のシートはランダムに志向された
ファイバの用紙状の材料で構成されることを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の固有識別文字装置。 - 【請求項6】上記シート状の媒体はその媒体上に磁気ス
トライプを含み、上記機械で読取り可能な識別証印は上
記ストライプ上に磁気記録部を備えることを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の固有識別文字装置。 - 【請求項7】上記シート状の媒体は、上記シートの領域
上で受信された光を不定に変調するため上記シートの記
録されていない領域を備えることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の固有識別文字装置。 - 【請求項8】特定の生産品、文書若しくは人物等が本物
か否かということを証明するもので、シートの領域上に
ランダムな特性を有するシート状媒体を含むものであっ
て、その記録された機械で読取り可能で、且つ上記領域
の複数の特定の場所のそれぞれの特性に依存する被測定
物を特定するために復号可能な識別証印を含む認証符号
装置に於いて、上記シート状媒体、上記領域の主たる真
偽判定の特徴として作用するように使用し、測定可能で
記録可能な種々の半透明の透明度の形態で固有のランダ
ムな特性を有し、その領域に応じて記録された各々の被
測定物はそれぞれの測定地点での上記シート状媒体の固
有な半透明の透明度に応じて設けられるものであり、上
記記録された被測定物の少なくとも1つは上記シート状
媒体に固有な半透明の透明度を有するものである固有識
別文字装置を製造する方法であって、 上記シート状の媒体を選択する工程と、 ロケーションデータとして上記シートの少なくとも1つ
のロケーションを特定する工程と、 身分証明データとして上記シートに特定されたロケーシ
ョンで上記半透明特性を測定する工程と、 上記ロケーションデータから、上記シートのロケーショ
ンで上記シートの上記半透明特性を特定するために復号
可能な上記シートを機械で読取り可能な識別証印を記録
する工程と を具備することを特徴とする固有識別文字装置の製造方
法。 - 【請求項9】上記機械で読取り可能な識別証印は、上記
シート上の少なくとも1つの特定領域及びその半透明特
性を明確に表示するために復号可能なものであることを
特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の固有識別文字
装置の製造方法。 - 【請求項10】上記機械で読取り可能な識別証印は、上
記領域のコーナーを明らかにする印を含むことを特徴と
する特許請求の範囲第8項に記載の固有識別文字装置の
製造方法。 - 【請求項11】上記シート状の媒体は繊維性材料から成
ることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の固有
識別文字装置の製造方法。 - 【請求項12】上記媒体のシートはランダムに志向され
たファイバの用紙状の材料を備えることを特徴とする特
許請求の範囲第8項に記載の固有識別文字装置の製造方
法。 - 【請求項13】上記シート上に記録する以前に上記ロケ
ーションデータを暗号で符号化する工程を含むことを特
徴とする特許請求の範囲第8項乃至第12項に記載の固
有識別文字装置の製造方法。 - 【請求項14】上記半透明特性を測定する工程は、特定
されたロケーションで上記半透明特性のデジタル表示を
公式化する工程を含むことを特徴とする特許請求の範囲
第8項乃至第12項に記載の固有識別文字装置の製造方
法。 - 【請求項15】上記シートに記録するための上記デジタ
ル表示を暗号で復号化する工程を含むことを特徴とする
特許請求の範囲第8項乃至第12項に記載の固有識別文
字装置の製造方法。 - 【請求項16】特定の生産品、文書若しくは人物等が本
物か否かということを証明するもので、シートの領域上
にランダムな特性を有するシート状媒体を含むものであ
って、その記録された機械で読取り可能で、且つ上記領
域の複数の特定の場所のそれぞれの特性に依存する被測
定物を特定するために復号可能な識別証印を含む認証符
号装置に於いて、上記シート状媒体は、上記領域の主た
る真偽判定の特徴として作用するように使用し、測定可
能で記録可能とされる種々の半透明の透明度の形態で固
有のランダムな特性を有し、その領域に応じて記録され
た各々の被測定物はそれぞれの測定地点での上記シート
状媒体の固有な半透明の透明度に応じて設けられるもの
であり、上記記録された被測定物の少なくとも1つは上
記シート状媒体に固有な半透明の透明度を有するもので
ある固有識別文字装置を製造する方法であって、 上記シート状の媒体を選択する工程と、 ロケーションデータとして上記シートの領域の少なくと
も1つのロケーションを特定する工程と、 身分証明データとして上記シート上に特定されたロケー
ションで上記半透明特性を測定する工程と、 上記データから、上記シートの少なくとも1つの特定さ
れたロケーションのため上記シートの半透明特性の被測
定物の表示を特定するために復号可能な機械で読取り可
能な識別証印を記録する工程と、 確認データを提供するために上記シートの少なくとも1
つの特定されたロケーションのための上記半透明特性を
続いて測定する工程と、 上記シートの上記認証性を証明するために上記確認デー
タと上記身分証明データを比較する工程と を具備することを特徴とする固有識別文字装置の製造方
法。 - 【請求項17】上記機械で読取り可能な識別証印は、上
記シート上の少なくとも1つの特定領域及びその半透明
特性を明確に表示するために復号可能なものであること
を特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の固有識別
文字装置の製造方法。 - 【請求項18】上記機械で読取り可能な識別証印は、上
記領域のコーナーを明らかにする印を含むことを特徴と
する特許請求の範囲第16項に記載の固有識別文字装置
の製造方法。 - 【請求項19】上記シート状の媒体は繊維性材料から成
ることを特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の固
有識別文字装置の製造方法。 - 【請求項20】上記媒体のシートはランダムに志向され
たファイバの用紙状の材料を備えることを特徴とする特
許請求の範囲第16項に記載の固有識別文字装置の製造
方法。 - 【請求項21】特定の生産品、文書若しくは人物等が本
物か否かということを証明するもので、シートの領域上
にランダムな特性を有するシート状媒体を含むものであ
って、その記録された機械で読取り可能で、且つ上記領
域の複数の特定の場所のそれぞれの特性に依存する被測
定物を特定するために復号可能な識別証印を含む認証符
号装置であって、上記シート状媒体は、上記領域の主た
る真偽判定の特徴として作用するように使用し、測定可
能で記録可能とされる種々の半透明の透明度の形態で固
有のランダムな特性を有し、その領域に応じて記録され
た各々の被測定物はそれぞれの測定地点での上記シート
状媒体の固有な半透明の透明度に応じて設けられるもの
であり、上記記録された被測定物の少なくとも1つは上
記シート状媒体に固有な半透明の透明度を有するもので
ある固有識別文字装置に於いて、 上記領域に1つ以上の所定のロケーションの選択ロケー
ションデータ表示を明らかにする手段と、 身分証明データを提供するために上記所定のロケーショ
ンで上記シートの半透明特性を測定するための輻射エネ
ルギー手段と、 シートを続いて証明するために上記身分証明データの幾
つか及び上記ロケーションデータの少なくとも幾つかを
登録する手段と を具備することを特徴とする偽造防止ドキュメントシス
テム。 - 【請求項22】上記機械で読取り可能な識別証印は、上
記シート上の少なくとも1つの特定領域及びその半透明
特性を明確に表示するために復号可能なものであること
を特徴とする特許請求の範囲第21項に記載の偽造防止
ドキュメントシステム。 - 【請求項23】上記機械で読取り可能な識別証印は、上
記領域のコーナーを明らかにする印を含むことを特徴と
する特許請求の範囲第21項に記載の偽造防止ドキュメ
ントシステム。 - 【請求項24】上記シート状の媒体は繊維性材料から成
ることを特徴とする特許請求の範囲第21項に記載の偽
造防止ドキュメントシステム。 - 【請求項25】上記媒体のシートはランダムに志向され
たファイバの用紙状の材料を備えることを特徴とする特
許請求の範囲第21項に記載の偽造防止ドキュメントシ
ステム。 - 【請求項26】上記輻射エネルギー手段は、その一旦側
のシートを照明すると共にその他端側の輻射を感知する
手段を具備することを特徴とする特許請求の範囲第21
項乃至25項に記載の偽造防止ドキュメントシステム。 - 【請求項27】特定の生産品、文書若しくは人物等が本
物か否かということを証明するもので、シートの領域上
にランダムな特性を有するシート状媒体を含むものであ
って、その記録された機械で読取り可能で、且つ上記領
域の複数の特定の場所のそれぞれの特性に被測定物を特
定するために復号可能な識別証印を含む認証符号装置で
あって、上記シート状媒体、上記領域の主たる真偽判定
の特徴として作用するように使用し、測定可能で記録可
能とされる種々の半透明の透明度の形態で固有のランダ
ムな特性を有し、その領域に応じて記録された各々の被
測定物はそれぞれの測定地点での上記シート状媒体の固
有な半透明の透明度に応じて設けられるものであり、上
記記録された被測定物の少なくとも1つは上記シート状
媒体に固有な半透明の透明度を有するものである固有識
別文字装置に於いて、 特定の認証符号のためのロケーションデータ及び第1の
半透明特性データを提供するための認証符号を感知する
手段と、 第2の半透明特性データを提供するために上記ロケーシ
ョンデータに従ったロケーションでシートの上記半透明
特性を測定する輻射エネルギー手段と、 証明の表示を提供するために上記第1及び第2の半透明
特性データを比較する手段と を具備することを特徴とする偽造防止ドキュメントシス
テム。 - 【請求項28】上記機械で読取り可能な識別証印は、上
記シート上の少なくとも1つの特定領域及びその半透明
特性を明確に表示するために復号可能なものであること
を特徴とする特許請求の範囲第27項に記載の偽造防止
ドキュメントシステム。 - 【請求項29】上記機械で読取り可能な識別証印は、上
記領域のコーナーを明らかにする印を含むことを特徴と
する特許請求の範囲第27項に記載の偽造防止ドキュメ
ントシステム。 - 【請求項30】上記シート状の媒体は繊維性材料から成
ることを特徴とする特許請求の範囲第27項に記載の偽
造防止ドキュメントシステム。 - 【請求項31】上記媒体のシートはランダムに志向され
たファイバの用紙状の材料で構成されることを特徴とす
る特許請求の範囲第27項に記載の偽造防止ドキュメン
トシステム。 - 【請求項32】上記感知する手段は、上記認証符号のロ
ケーションの縦方向のアレイを特定する手段と、第1の
身分証明データを提供するために上記アレイの複数のロ
ケーションを確認する手段を含むことを特徴とする特許
請求の範囲第27項乃至第31項に記載の偽造防止ドキ
ュメントシステム。 - 【請求項33】上記複数のロケーションを確認する手段
は、上記アレイの複数の配置、復号化されたデータの繰
返し使用によって特定するために上記ロケーションデー
タを復号化する手段を備えることを特徴とする特許請求
の範囲第27項乃至第31項に記載の偽造防止ドキュメ
ントシステム。 - 【請求項34】上記輻射エネルギー手段は、上記第2の
半透明特性の非直線増幅信号表示に対する増幅手段を含
むことを特徴とする特許請求の範囲第27項乃至第31
項に記載の偽造防止ドキュメントシステム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US16183880A | 1980-06-23 | 1980-06-23 | |
US161838 | 1980-06-23 | ||
PCT/US1981/000853 WO1982000062A1 (en) | 1980-06-23 | 1981-06-19 | Non-counterfeitable document system |
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AU (1) | AU7414281A (ja) |
BR (1) | BR8108661A (ja) |
DE (1) | DE3177255D1 (ja) |
DK (1) | DK75782A (ja) |
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