JPH06160481A - 用途特定形集積回路の動作の試験方法およびそれに関連する集積回路 - Google Patents
用途特定形集積回路の動作の試験方法およびそれに関連する集積回路Info
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- JPH06160481A JPH06160481A JP5168987A JP16898793A JPH06160481A JP H06160481 A JPH06160481 A JP H06160481A JP 5168987 A JP5168987 A JP 5168987A JP 16898793 A JP16898793 A JP 16898793A JP H06160481 A JPH06160481 A JP H06160481A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/3181—Functional testing
- G01R31/3185—Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
- G01R31/318533—Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
- G01R31/318555—Control logic
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 用途特定形の集積回路に良好に適合する集積
回路の動作を試験する方法であって、製造者が中央処理
ユニットの構成と用途依存の装置の構成の両者の試験す
ることを可能にする方法を実現する。 【構成】 用途特定形の集積回路(1)は中央処理ユニ
ット(2)および装置(3,4,5,6)を具備し、該
装置は集積回路の用途に依存しておりまた該中央処理ユ
ニットに接続されている。少くとも1つのシフトレジス
タ(20)が要素セルを直列に接続することにより形成
され、各要素セルは、中央処理ユニット(2)のアクセ
スに対応して個別のラインに装着されており、各要素セ
ルは、シフトレジスタ(20)を通して直列的に入力さ
れる値を該ラインに印加することが可能であり、シフト
レジスタ(20)を通してこの値を読取る意図のもとに
該ラインに担持される2値信号の値をサンプリングする
ことが可能であるようになっている。
回路の動作を試験する方法であって、製造者が中央処理
ユニットの構成と用途依存の装置の構成の両者の試験す
ることを可能にする方法を実現する。 【構成】 用途特定形の集積回路(1)は中央処理ユニ
ット(2)および装置(3,4,5,6)を具備し、該
装置は集積回路の用途に依存しておりまた該中央処理ユ
ニットに接続されている。少くとも1つのシフトレジス
タ(20)が要素セルを直列に接続することにより形成
され、各要素セルは、中央処理ユニット(2)のアクセ
スに対応して個別のラインに装着されており、各要素セ
ルは、シフトレジスタ(20)を通して直列的に入力さ
れる値を該ラインに印加することが可能であり、シフト
レジスタ(20)を通してこの値を読取る意図のもとに
該ラインに担持される2値信号の値をサンプリングする
ことが可能であるようになっている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用途特定形の集積回路
の動作の試験方法、および該方法を実行するための用途
特定形の集積回路に関する。
の動作の試験方法、および該方法を実行するための用途
特定形の集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】用途特定形集積回路(ASIC)は、ユ
ーザの要求に応じて単一のチップ上に形成する集積回路
である。
ーザの要求に応じて単一のチップ上に形成する集積回路
である。
【0003】用途特定形集積回路は、信号処理用集積回
路(DSP)などの中央処理装置(CPU)と、集積回
路の用途に応じて設けるメモリ、インタフェースなどの
付属デバイスとを備える。
路(DSP)などの中央処理装置(CPU)と、集積回
路の用途に応じて設けるメモリ、インタフェースなどの
付属デバイスとを備える。
【0004】ユーザは、回路に内蔵させるアプリケーシ
ョンプログラム、回路構成、作業メモリ容量、インタフ
ェースユニットの性質などの必要情報を製造者に提供す
る。製造者は、アプリケーションプログラムを記憶させ
た読出し専用メモリ(ROM)などの付属デバイスとC
PUとをチップ上に配置して集積回路を製造する。
ョンプログラム、回路構成、作業メモリ容量、インタフ
ェースユニットの性質などの必要情報を製造者に提供す
る。製造者は、アプリケーションプログラムを記憶させ
た読出し専用メモリ(ROM)などの付属デバイスとC
PUとをチップ上に配置して集積回路を製造する。
【0005】シリコンチップに特定用途向け集積回路を
形成した後、各種の試験を実行し、製品の正しい動作を
確認する。通常、製造者は、部品特性や接続状態などの
回路構成をテストし、ユーザは、アプリケーションプロ
グラムや該プログラムに対する回路の動作状態を試験す
る。
形成した後、各種の試験を実行し、製品の正しい動作を
確認する。通常、製造者は、部品特性や接続状態などの
回路構成をテストし、ユーザは、アプリケーションプロ
グラムや該プログラムに対する回路の動作状態を試験す
る。
【0006】製造者試験は、回路のプログラムメモリに
格納した試験プログラムをCPUを介して実行して行
う。これによってCPUの構成を試験できる。CPUに
接続した各種デバイス構成の試験は、それらのタイプ、
容量、フォーマット、信号波形などを入力することによ
り、同様に実施できる。特定用途向け集積回路の場合、
これらの情報は、ユーザの要求条件を受けて初めて知る
ことができる。回路は多様な構成が可能なため、構成の
ひとつひとつを自動的試験プログラムに組み込むことは
困難だか、各種回路構成をテストできる能力を持つプロ
グラムが求められる。
格納した試験プログラムをCPUを介して実行して行
う。これによってCPUの構成を試験できる。CPUに
接続した各種デバイス構成の試験は、それらのタイプ、
容量、フォーマット、信号波形などを入力することによ
り、同様に実施できる。特定用途向け集積回路の場合、
これらの情報は、ユーザの要求条件を受けて初めて知る
ことができる。回路は多様な構成が可能なため、構成の
ひとつひとつを自動的試験プログラムに組み込むことは
困難だか、各種回路構成をテストできる能力を持つプロ
グラムが求められる。
【0007】例えばEP−A−0358376が開示す
る試験手段は、シフトレジスタを使って集積回路を試験
する。該シフトレジスタは、集積回路の入出力ラインに
配置した要素セルを直列接続して形成する。シフトレジ
スタに直列に値を入力し、該入力値を各基本セルを介し
て対応するラインに挿入する。各要素セルは、前記対応
するラインが搬送する信号値をサンプリングできる。サ
ンプリングした値は、シフトレジスタを介して直列に読
み取る。これにより、集積回路に試験信号を挿入し、こ
れら信号に対する該回路の応答動作を検査できる。
る試験手段は、シフトレジスタを使って集積回路を試験
する。該シフトレジスタは、集積回路の入出力ラインに
配置した要素セルを直列接続して形成する。シフトレジ
スタに直列に値を入力し、該入力値を各基本セルを介し
て対応するラインに挿入する。各要素セルは、前記対応
するラインが搬送する信号値をサンプリングできる。サ
ンプリングした値は、シフトレジスタを介して直列に読
み取る。これにより、集積回路に試験信号を挿入し、こ
れら信号に対する該回路の応答動作を検査できる。
【0008】しかし、シフトレジスタの要素セルは、集
積回路の外部入出力端に設けるため、特定用途向け集積
回路の場合、CPUと特定用途デバイスとの間の通信を
行う内部バスに直接アクセスすることはできない。した
がってこの方法は、CPUと特定用途デバイスとを別々
に試験できない。これを無理に行おうとすると、シフト
レジスタの基本要素を大幅に増加さねばならず、集積回
路の規模を増大させ、シフトレジスタの速度を低下させ
る。シフトレジスタを介した直列書込み・読出しは、遅
い動作であり、CPUに接続したデバイスの正確な動作
を組織的に試験することは実用上できない。特に、数十
万ビットを含むメモリの試験は実際的に不可能である。
積回路の外部入出力端に設けるため、特定用途向け集積
回路の場合、CPUと特定用途デバイスとの間の通信を
行う内部バスに直接アクセスすることはできない。した
がってこの方法は、CPUと特定用途デバイスとを別々
に試験できない。これを無理に行おうとすると、シフト
レジスタの基本要素を大幅に増加さねばならず、集積回
路の規模を増大させ、シフトレジスタの速度を低下させ
る。シフトレジスタを介した直列書込み・読出しは、遅
い動作であり、CPUに接続したデバイスの正確な動作
を組織的に試験することは実用上できない。特に、数十
万ビットを含むメモリの試験は実際的に不可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記問題点を解決する
ため、本発明の目的は、集積回路、特に特定用途向け集
積回路の動作を試験する方法を提案し、製造者がCPU
と特定用途デバイスとの構成を共に試験できるようにす
ることである。
ため、本発明の目的は、集積回路、特に特定用途向け集
積回路の動作を試験する方法を提案し、製造者がCPU
と特定用途デバイスとの構成を共に試験できるようにす
ることである。
【0010】本発明の他の目的は、特定用途向け集積回
路のアプリケーションプログラムを試験できる方法を提
供することである。
路のアプリケーションプログラムを試験できる方法を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明は、CPUと用途に応じて選択し該CPUに
接続したデバイスとを有する特定用途向け集積回路の動
作試験方法において、要素セルを直列接続して形成した
少なくとも1個のシフトレジスタを設け、2値信号を搬
送する前記集積回路の各ラインに前記要素セルを各々配
置し、前記シフトレジスタを介して直列に入力した値を
前記各セルから対応する前記ラインに挿入し、該ライン
上の2値信号の値を対応する前記各セルを介してサンプ
リングし、該サンプリングした値を前記シフトレジスタ
を介して読み取るように構成し、前記シフトレジスタの
前記要素セルは、前記CPUの入出力端に対応する各ラ
インに配置する。
め、本発明は、CPUと用途に応じて選択し該CPUに
接続したデバイスとを有する特定用途向け集積回路の動
作試験方法において、要素セルを直列接続して形成した
少なくとも1個のシフトレジスタを設け、2値信号を搬
送する前記集積回路の各ラインに前記要素セルを各々配
置し、前記シフトレジスタを介して直列に入力した値を
前記各セルから対応する前記ラインに挿入し、該ライン
上の2値信号の値を対応する前記各セルを介してサンプ
リングし、該サンプリングした値を前記シフトレジスタ
を介して読み取るように構成し、前記シフトレジスタの
前記要素セルは、前記CPUの入出力端に対応する各ラ
インに配置する。
【0012】前記シフトレジスタの構造は比較的簡単で
あり、CPUとそれに接続するデバイスとを共に試験で
きる。このテストを実施するにあたり、前記シフトレジ
スタの要素セル数は比較的少なくと良い。基本セルのい
くつかは、CPUと特定用途デバイスとを接続する内部
バスに配置する。
あり、CPUとそれに接続するデバイスとを共に試験で
きる。このテストを実施するにあたり、前記シフトレジ
スタの要素セル数は比較的少なくと良い。基本セルのい
くつかは、CPUと特定用途デバイスとを接続する内部
バスに配置する。
【0013】本発明方法は、特定用途向け集積回路の構
造に多大な便宜を与える。集積回路の設計および製造を
合理化するため、標準化したCPU、メモリ、インタフ
ェースユニットなどを使うことが望ましい。ユーザは、
これら標準部品を製造者のライブラリから選択できる。
しかし、従来のように集積回路の外部入出力端にシフト
レジスタを配置する方法では、シフトレジスタが用途別
の回路構成に常に依存することになり、それを標準化で
きない。本発明は、標準CPU内にシフトレジスタを内
蔵できる。この標準CPUは、用途特定デバイスの各種
形態に対応できるため、特定用途向け集積回路の要求条
件に応じてシフトレジスタ表面の設計および最適化をす
る必要がなくなる。
造に多大な便宜を与える。集積回路の設計および製造を
合理化するため、標準化したCPU、メモリ、インタフ
ェースユニットなどを使うことが望ましい。ユーザは、
これら標準部品を製造者のライブラリから選択できる。
しかし、従来のように集積回路の外部入出力端にシフト
レジスタを配置する方法では、シフトレジスタが用途別
の回路構成に常に依存することになり、それを標準化で
きない。本発明は、標準CPU内にシフトレジスタを内
蔵できる。この標準CPUは、用途特定デバイスの各種
形態に対応できるため、特定用途向け集積回路の要求条
件に応じてシフトレジスタ表面の設計および最適化をす
る必要がなくなる。
【0014】本発明による過程の好適な形態は、集積回
路の構成を自動的に試験する手順を包含し、該手順は、
用途に応じて選択しCPUに接続した各デバイスの特性
データをシフトレジスタを介して入力し格納する段階、
前記特性データを読み出す命令とテスト結果を格納する
命令とを少なくとも含む試験プログラムを集積回路のプ
ログラムメモリに格納しておき、この試験プログラムを
前記CPUによって実行する段階、および、前記格納し
た試験結果を前記シフトレジスタを介して読み出す段
階、を具備する。
路の構成を自動的に試験する手順を包含し、該手順は、
用途に応じて選択しCPUに接続した各デバイスの特性
データをシフトレジスタを介して入力し格納する段階、
前記特性データを読み出す命令とテスト結果を格納する
命令とを少なくとも含む試験プログラムを集積回路のプ
ログラムメモリに格納しておき、この試験プログラムを
前記CPUによって実行する段階、および、前記格納し
た試験結果を前記シフトレジスタを介して読み出す段
階、を具備する。
【0015】前記シフトレジスタを介して各デバイスの
構成パラメータをテストプログラムに入力して該テスト
プログラムを実行することにより、回路構成を高速に試
験することができる。この試験結果は、シフトレジスタ
を介して読み出す。シフトレジスタを介しての直列デー
タの受渡しが試験プログラムの実行を遅らせることはな
いので、本発明方法は回路論理と命令実行速度とを共に
試験できる。
構成パラメータをテストプログラムに入力して該テスト
プログラムを実行することにより、回路構成を高速に試
験することができる。この試験結果は、シフトレジスタ
を介して読み出す。シフトレジスタを介しての直列デー
タの受渡しが試験プログラムの実行を遅らせることはな
いので、本発明方法は回路論理と命令実行速度とを共に
試験できる。
【0016】好適には、本発明による過程は、集積回路
のプログラムメモリに格納したアプリケーションプログ
ラムを試験する手順を包含し、該手順は、シフトレジス
タを介して検証アドレスを入力し格納する段階、プログ
ラムメモリに格納した命令のうち前記検証アドレスに対
応する命令まで前記アプリケーションプログラムを実行
する段階、および、CPUのアクセスラインに存在する
値を前記シフトレジスタを介して読み出す段階、を具備
する。
のプログラムメモリに格納したアプリケーションプログ
ラムを試験する手順を包含し、該手順は、シフトレジス
タを介して検証アドレスを入力し格納する段階、プログ
ラムメモリに格納した命令のうち前記検証アドレスに対
応する命令まで前記アプリケーションプログラムを実行
する段階、および、CPUのアクセスラインに存在する
値を前記シフトレジスタを介して読み出す段階、を具備
する。
【0017】これによりユーザは、そのアプリケーショ
ンプログラムをテストでき、エミュレーションモードに
おいては該プログラムを改良することができる。
ンプログラムをテストでき、エミュレーションモードに
おいては該プログラムを改良することができる。
【0018】プログラムメモリに格納したアプリケーシ
ョンプログラムの各命令の記憶場所は、CPUの命令ア
ドレスバスを介して特定する。該命令アドレスバスの各
ラインにシフトレジスタの基本セルを配置し、該基本セ
ル内に前記検証アドレスを格納しても良い。
ョンプログラムの各命令の記憶場所は、CPUの命令ア
ドレスバスを介して特定する。該命令アドレスバスの各
ラインにシフトレジスタの基本セルを配置し、該基本セ
ル内に前記検証アドレスを格納しても良い。
【0019】これにより、検証アドレスを格納するため
の専用メモリ領域を設ける必要がなくなる。
の専用メモリ領域を設ける必要がなくなる。
【0020】本発明の第2の形態は、用途特定形集積回
路にであって、該集積回路が、CPUと、回路の用途に
応じて選択し該CPUに接続したデバイスと、少なくと
も1個のシフトレジスタとを具備し、該シフトレジスタ
は、直列接続した複数の基本セルの1つのセットを包含
し、該基本セルは、集積回路の2値信号を搬送するライ
ンに各々配置され、また各要素セルは、前記シフトレジ
スタを介して直列に入力される値を対応する前記ライン
に注入し、該ラインが搬送する2値信号の値をサンプリ
ングすることができ、該サンプリングされた値は、前記
シフトレジスタを介して読み出され、前記シフトレジス
タの要素セルは、前記CPUの入出力端に対応するライ
ンに各々配置されるものに関する。
路にであって、該集積回路が、CPUと、回路の用途に
応じて選択し該CPUに接続したデバイスと、少なくと
も1個のシフトレジスタとを具備し、該シフトレジスタ
は、直列接続した複数の基本セルの1つのセットを包含
し、該基本セルは、集積回路の2値信号を搬送するライ
ンに各々配置され、また各要素セルは、前記シフトレジ
スタを介して直列に入力される値を対応する前記ライン
に注入し、該ラインが搬送する2値信号の値をサンプリ
ングすることができ、該サンプリングされた値は、前記
シフトレジスタを介して読み出され、前記シフトレジス
タの要素セルは、前記CPUの入出力端に対応するライ
ンに各々配置されるものに関する。
【0021】この集積回路は、前記の過程を実行するよ
うに設計されている。
うに設計されている。
【0022】本発明のその他の特徴と利点は、添付図面
とともに読まれる、好適な、限定のためではない実施例
についての下記の記述にあらわれる。
とともに読まれる、好適な、限定のためではない実施例
についての下記の記述にあらわれる。
【0023】
【実施例】図1は、単一のシリコンチップ上に形成した
本発明に基づく集積回路1を示す。この集積回路1は、
中央演算処理装置(CPU)2と、集積回路1の用途に
応じて選択した数個のデバイス3〜6とを含む。本実施
例において、集積回路1は信号処理専用であり、CPU
2は信号処理装置(DSP)の基本要素を含む。CPU
2に接続したデバイス3〜6は、読出し専用プログラム
メモリ(ROM)3と、読出し専用係数メモリ(RO
M)4と、ダイレクトアクセスデータメモリ(RAM)
5と、インタフェースユニット6とである。インタフェ
ースユニット6は、数個のインタフェースデバイスを含
み、集積回路1の主入出力端11に接続し、集積回路1
の周辺との間でアナログまたはデジタル信号を受け渡
す。
本発明に基づく集積回路1を示す。この集積回路1は、
中央演算処理装置(CPU)2と、集積回路1の用途に
応じて選択した数個のデバイス3〜6とを含む。本実施
例において、集積回路1は信号処理専用であり、CPU
2は信号処理装置(DSP)の基本要素を含む。CPU
2に接続したデバイス3〜6は、読出し専用プログラム
メモリ(ROM)3と、読出し専用係数メモリ(RO
M)4と、ダイレクトアクセスデータメモリ(RAM)
5と、インタフェースユニット6とである。インタフェ
ースユニット6は、数個のインタフェースデバイスを含
み、集積回路1の主入出力端11に接続し、集積回路1
の周辺との間でアナログまたはデジタル信号を受け渡
す。
【0024】図4に示すように、CPU2とプログラム
メモリ3との間の接続7は、従来同様、32ビット命令
バス8と、16ビット命令アドレスバス9と、6ビット
コマンド出力バス10との各ラインを含む。この接続7
を介して、CPU2はプログラムメモリ3からプログラ
ム命令を読み出し実行する。
メモリ3との間の接続7は、従来同様、32ビット命令
バス8と、16ビット命令アドレスバス9と、6ビット
コマンド出力バス10との各ラインを含む。この接続7
を介して、CPU2はプログラムメモリ3からプログラ
ム命令を読み出し実行する。
【0025】CPU2とデバイス4〜6との間の接続1
2は、16ビット双方向データバス13と、12ビット
データアドレスバス14と、前記6ビットコマンド出力
バス10との各ラインを含み、それぞれCPU2とデバ
イス4〜6との間でデータの受渡しを行う。
2は、16ビット双方向データバス13と、12ビット
データアドレスバス14と、前記6ビットコマンド出力
バス10との各ラインを含み、それぞれCPU2とデバ
イス4〜6との間でデータの受渡しを行う。
【0026】CPU2は、外部制御信号を受け取るため
の10ビットコマンド入力バス15をさらに有する。
の10ビットコマンド入力バス15をさらに有する。
【0027】図4において、特定用途向け集積回路1の
CPU2は、従来同様、算術ユニット16と、プログラ
ム制御ユニット17と、数個のダイレクトアクセスメモ
リレジスタ(RAM)18とを含む。通常、プログラム
制御ユニット17は、シーケンサ(図示せず)と、命令
バス8からの命令とコマンド入力バス15からのコマン
ドとを受け取り算術ユニット16を適切に制御するデコ
ーダ(図示せず)と、データアドレスバス14に接続し
メモリ18またはデバイス4〜6のデータ位置を特定す
るためのアドレスを発生するアドレス発生器(図示せ
ず)と、コマンド出力バス10とメモリ18とに接続し
デバイス4〜6またはメモリ18とのデータ受渡しを制
御するコマンド発生器(図示せず)と、命令アドレスバ
ス9に接続しプログラムメモリ3のプログラム命令を特
定するためのアドレスを発生するプログラムカウンタ1
9とを備える。
CPU2は、従来同様、算術ユニット16と、プログラ
ム制御ユニット17と、数個のダイレクトアクセスメモ
リレジスタ(RAM)18とを含む。通常、プログラム
制御ユニット17は、シーケンサ(図示せず)と、命令
バス8からの命令とコマンド入力バス15からのコマン
ドとを受け取り算術ユニット16を適切に制御するデコ
ーダ(図示せず)と、データアドレスバス14に接続し
メモリ18またはデバイス4〜6のデータ位置を特定す
るためのアドレスを発生するアドレス発生器(図示せ
ず)と、コマンド出力バス10とメモリ18とに接続し
デバイス4〜6またはメモリ18とのデータ受渡しを制
御するコマンド発生器(図示せず)と、命令アドレスバ
ス9に接続しプログラムメモリ3のプログラム命令を特
定するためのアドレスを発生するプログラムカウンタ1
9とを備える。
【0028】本発明において、CPU2はシフトレジス
タ20を備える。このシフトレジスタ20は境界走査型
(EP−A−0358376)であり、直列接続した基
本セルを備える。各基本セルは、集積回路1の2値信号
を搬送するラインに各々配置する。すなわち、図4に示
すように、シフトレジスタ20の各基本セルは、CPU
2の入出力端に対応する各ライン、すなわち命令バス
8、コマンド入力バス15、データバス13、コマンド
出力バス10、データアドレスバス14、命令アドレス
バス9、および3個の選択信号用入力ライン21に各々
配置する。
タ20を備える。このシフトレジスタ20は境界走査型
(EP−A−0358376)であり、直列接続した基
本セルを備える。各基本セルは、集積回路1の2値信号
を搬送するラインに各々配置する。すなわち、図4に示
すように、シフトレジスタ20の各基本セルは、CPU
2の入出力端に対応する各ライン、すなわち命令バス
8、コマンド入力バス15、データバス13、コマンド
出力バス10、データアドレスバス14、命令アドレス
バス9、および3個の選択信号用入力ライン21に各々
配置する。
【0029】図2の基本セル24は、CPU2の片方向
アクセスライン用である。この基本セル24は、D型遅
延フリップフロップ25と、ラッチ回路26と、第1の
2入力マルチプレクサ27と、第2の2入力マルチプレ
クサ28とを備える。基本セル24の平行入力29は、
基本セル24を配置したラインが搬送する2値信号SB
Iを受け取る。この平行入力29は、第1マルチプレク
サ27の入力と第2マルチプレクサ28の入力とに接続
する。基本セル24の直列入力30は、シフトレジスタ
20の別の基本セル31aからの2値信号SCIを受け
取る。
アクセスライン用である。この基本セル24は、D型遅
延フリップフロップ25と、ラッチ回路26と、第1の
2入力マルチプレクサ27と、第2の2入力マルチプレ
クサ28とを備える。基本セル24の平行入力29は、
基本セル24を配置したラインが搬送する2値信号SB
Iを受け取る。この平行入力29は、第1マルチプレク
サ27の入力と第2マルチプレクサ28の入力とに接続
する。基本セル24の直列入力30は、シフトレジスタ
20の別の基本セル31aからの2値信号SCIを受け
取る。
【0030】この入力30は、第2マルチプレクサ28
の他の入力に接続する。第2マルチプレクサ28の出力
は、遅延フリップフロップ25の入力Dに接続する。遅
延フリップフロップ25の出力Qは、2値信号SCOを
発生する。この信号SCOは、直列出力32を介してシ
フトレジスタ20の別の基本セル31bに送る。フリッ
プフロップ25の出力Qは、ラッチ回路26の入力Dに
も接続する。ラッチ回路26の出力Qは、第1マルチプ
レクサ27の他の入力に接続する。第1マルチプレクサ
27の出力は、基本セル24の平行出力33に接続す
る。平行出力33は、基本セル24の対応するラインを
介して2値信号SBOを送出する。
の他の入力に接続する。第2マルチプレクサ28の出力
は、遅延フリップフロップ25の入力Dに接続する。遅
延フリップフロップ25の出力Qは、2値信号SCOを
発生する。この信号SCOは、直列出力32を介してシ
フトレジスタ20の別の基本セル31bに送る。フリッ
プフロップ25の出力Qは、ラッチ回路26の入力Dに
も接続する。ラッチ回路26の出力Qは、第1マルチプ
レクサ27の他の入力に接続する。第1マルチプレクサ
27の出力は、基本セル24の平行出力33に接続す
る。平行出力33は、基本セル24の対応するラインを
介して2値信号SBOを送出する。
【0031】片方向セル24は、4個の制御信号T,B
OS、SCCLK,EOSを受け取る。2値信号Tの値
は、第1マルチプレクサ27を制御する。すなわち第1
マルチプレクサ27は、T=0の時、信号SBIを伝送
し(通過セル、SBO=SBI)、T=1の時、ラッチ
回路26に格納した信号を伝送する。2値信号BOSの
値は、第2マルチプレクサ28を制御する。すなわち第
2マルチプレクサ28は、BOS=0の時、遅延フリッ
プフロップ25の入力Dに基本セル24の直列入力30
を連結し、BOS=1の時、遅延フリップフロップ25
の入力Dに基本セル24の平行入力29を連結する。2
値信号SCCLKは、遅延フリップフロップ25のクロ
ック信号となる。2値信号EOSに基づき、ラッチ回路
26は、Dフリップフロップの出力Qの値をラッチする
(例えば、EOSの立ち下がりエッジにおいてラッチを
行う)。
OS、SCCLK,EOSを受け取る。2値信号Tの値
は、第1マルチプレクサ27を制御する。すなわち第1
マルチプレクサ27は、T=0の時、信号SBIを伝送
し(通過セル、SBO=SBI)、T=1の時、ラッチ
回路26に格納した信号を伝送する。2値信号BOSの
値は、第2マルチプレクサ28を制御する。すなわち第
2マルチプレクサ28は、BOS=0の時、遅延フリッ
プフロップ25の入力Dに基本セル24の直列入力30
を連結し、BOS=1の時、遅延フリップフロップ25
の入力Dに基本セル24の平行入力29を連結する。2
値信号SCCLKは、遅延フリップフロップ25のクロ
ック信号となる。2値信号EOSに基づき、ラッチ回路
26は、Dフリップフロップの出力Qの値をラッチする
(例えば、EOSの立ち下がりエッジにおいてラッチを
行う)。
【0032】片方向セル24をCPU2の入力ライン
(バス8または15)に配置する場合、該入力ラインの
CPU2の外部側に平行入力29を接続し、該入力ライ
ンのCPU2の内部側に平行出力33を接続する。片方
向セル24をCPU2の出力ライン(バス10,14、
または9)に配置する場合、該出力ラインのCPU2の
内部側に平行入力29を接続し、該出力ラインのCPU
2の外部側に平行出力33を接続する。選択信号入力ラ
イン21は、CPU2の内部方向にのみ向かうので、対
応する片方向セル24は、その平行出力33のみを該入
力ラインに接続する。
(バス8または15)に配置する場合、該入力ラインの
CPU2の外部側に平行入力29を接続し、該入力ライ
ンのCPU2の内部側に平行出力33を接続する。片方
向セル24をCPU2の出力ライン(バス10,14、
または9)に配置する場合、該出力ラインのCPU2の
内部側に平行入力29を接続し、該出力ラインのCPU
2の外部側に平行出力33を接続する。選択信号入力ラ
イン21は、CPU2の内部方向にのみ向かうので、対
応する片方向セル24は、その平行出力33のみを該入
力ラインに接続する。
【0033】CPU2の双方向アクセスラインは、本実
施例においてデータバス13であり、図3に示す基本セ
ル34を使用する。この双方向基本セル34は、クロッ
ク信号SCCLKによって動作するD型遅延フリップフ
ロップ35と、信号EOSが制御するラッチ回路36
と、信号Tが制御する第1の2入力マルチプレクサ37
aと、同じく信号Tが制御する第2の2入力マルチプレ
クサ37bと、信号BOSと他の2値信号PART1/
2が制御する第3の4入力マルチプレクサ38とを備え
る。前記データバス13の各ラインに接続する基本セル
34の平行入出力39は、第1マルチプレクサ37aの
入力に接続する。
施例においてデータバス13であり、図3に示す基本セ
ル34を使用する。この双方向基本セル34は、クロッ
ク信号SCCLKによって動作するD型遅延フリップフ
ロップ35と、信号EOSが制御するラッチ回路36
と、信号Tが制御する第1の2入力マルチプレクサ37
aと、同じく信号Tが制御する第2の2入力マルチプレ
クサ37bと、信号BOSと他の2値信号PART1/
2が制御する第3の4入力マルチプレクサ38とを備え
る。前記データバス13の各ラインに接続する基本セル
34の平行入出力39は、第1マルチプレクサ37aの
入力に接続する。
【0034】これと対称的に、前記データバス13の各
ラインに接続する基本セル34の平行入出力43は、第
2マルチプレクサ37bの入力に接続する。第1および
第2マルチプレクサ37a,37bの他の入力は、ラッ
チ回路36の出力Qに接続する。第1マルチプレクサ3
7aの出力は、基本セル34の平行入出力43に接続す
る。第2マルチプレクサ37bの出力は、基本セル34
の平行入出力39に接続する。第3マルチプレクサ38
の出力は、遅延フリップフロップ35の入力Dに接続す
る。遅延フリップフロップ35の出力Qは、基本セル3
4の直列出力42を介してシフトレジスタ20の別のセ
ル41bに信号SCOを送出すると共に、ラッチ回路3
6の入力Dに接続する。
ラインに接続する基本セル34の平行入出力43は、第
2マルチプレクサ37bの入力に接続する。第1および
第2マルチプレクサ37a,37bの他の入力は、ラッ
チ回路36の出力Qに接続する。第1マルチプレクサ3
7aの出力は、基本セル34の平行入出力43に接続す
る。第2マルチプレクサ37bの出力は、基本セル34
の平行入出力39に接続する。第3マルチプレクサ38
の出力は、遅延フリップフロップ35の入力Dに接続す
る。遅延フリップフロップ35の出力Qは、基本セル3
4の直列出力42を介してシフトレジスタ20の別のセ
ル41bに信号SCOを送出すると共に、ラッチ回路3
6の入力Dに接続する。
【0035】第3マルチプレクサ38は、2つの入力が
基本セル34の直列入力40に接続してシフトレジスタ
20の別のセル41aからの2値信号SCIを受け取
り、1つの入力が基本セル34の平行入出力39に接続
し、残りの1つの入力が基本セル34の平行入出力43
に接続する。該マルチプレクサ38は、BOS=0の
時、遅延フリップフロップ35の入力Dに基本セル34
の直列入力40を連結し、BOS=1の時、PART1
/2=0であれば、フリップフロップ35の入力Dに平
行入出力39を連結し、PART1/2=1であれば、
フリップフロップ35の入力Dに平行入出力43を連結
する。
基本セル34の直列入力40に接続してシフトレジスタ
20の別のセル41aからの2値信号SCIを受け取
り、1つの入力が基本セル34の平行入出力39に接続
し、残りの1つの入力が基本セル34の平行入出力43
に接続する。該マルチプレクサ38は、BOS=0の
時、遅延フリップフロップ35の入力Dに基本セル34
の直列入力40を連結し、BOS=1の時、PART1
/2=0であれば、フリップフロップ35の入力Dに平
行入出力39を連結し、PART1/2=1であれば、
フリップフロップ35の入力Dに平行入出力43を連結
する。
【0036】シフトレジスタ20における基本セルの配
置は図4に示す通りである。シフトレジスタ20は、少
なくとも2本のデータシフト通路48,49を有する。
第1通路48は、命令バス8の各ラインと、コマンド入
力バス15の各ラインと、データバス13の各ライン
と、コマンド出力バス10の各ラインと、データアドレ
スバス14の各ラインと、命令アドレスバス9の各ライ
ンとに、この順序で配置した基本セルのグループ(32
+10+16+6+12+16=92セル)の間に延び
る。第2通路49は、命令アドレスバス9の各ラインと
選択信号入力ライン21とに、この順序で配置した基本
セルのグループ(16+3=19セル)の間に延びる。
置は図4に示す通りである。シフトレジスタ20は、少
なくとも2本のデータシフト通路48,49を有する。
第1通路48は、命令バス8の各ラインと、コマンド入
力バス15の各ラインと、データバス13の各ライン
と、コマンド出力バス10の各ラインと、データアドレ
スバス14の各ラインと、命令アドレスバス9の各ライ
ンとに、この順序で配置した基本セルのグループ(32
+10+16+6+12+16=92セル)の間に延び
る。第2通路49は、命令アドレスバス9の各ラインと
選択信号入力ライン21とに、この順序で配置した基本
セルのグループ(16+3=19セル)の間に延びる。
【0037】使用するデータシフト通路を選択するた
め、シフトレジスタ20は、2位置を有する2個のスイ
ッチ50,51を含む。通路48への第1位置におい
て、第1スイッチ50は、シフトレジスタ20のデータ
入力52と命令バス8の最初の基本セルの直列入力30
とを連結する。そして第2スイッチ51は、命令アドレ
スバス9の最後の基本セルの直列出力32とシフトレジ
スタ20のデータ出力53とを直接連結する。通路49
への第2位置において、第1スイッチ50は、レジスタ
20のデータ入力52と命令アドレスバス9の最初の基
本セルの直列入力30とを連結する。そして第2スイッ
チ51は、命令アドレスバス9の最後の基本セルの直列
出力32と選択信号入力ライン21に配置した最初の基
本セルの直列入力30とを連結する。スイッチ50,5
1の位置は、テスト制御ユニット60からの通路選択信
号SLTが制御する。
め、シフトレジスタ20は、2位置を有する2個のスイ
ッチ50,51を含む。通路48への第1位置におい
て、第1スイッチ50は、シフトレジスタ20のデータ
入力52と命令バス8の最初の基本セルの直列入力30
とを連結する。そして第2スイッチ51は、命令アドレ
スバス9の最後の基本セルの直列出力32とシフトレジ
スタ20のデータ出力53とを直接連結する。通路49
への第2位置において、第1スイッチ50は、レジスタ
20のデータ入力52と命令アドレスバス9の最初の基
本セルの直列入力30とを連結する。そして第2スイッ
チ51は、命令アドレスバス9の最後の基本セルの直列
出力32と選択信号入力ライン21に配置した最初の基
本セルの直列入力30とを連結する。スイッチ50,5
1の位置は、テスト制御ユニット60からの通路選択信
号SLTが制御する。
【0038】集積回路1をテストするため、テストデバ
イス61(図1および4)を接続する。この接続を実現
するため、回路1は次の端末を含む。
イス61(図1および4)を接続する。この接続を実現
するため、回路1は次の端末を含む。
【0039】シフトレジスタ20の直列データ入力に対
応する端末52。シフトレジスタ20の直列データ出力
に対応する端末53。シフトレジスタ20の各基本セル
への制御信号BOS,EOS,SCCLK用の端末群5
4。テスト制御ユニット60への2値選択信号MC0,
MC1,MC2用の端末群55。テスト制御ユニット6
0からテストデバイス61への検出信号RDYSを送る
ための出力端末56。
応する端末52。シフトレジスタ20の直列データ出力
に対応する端末53。シフトレジスタ20の各基本セル
への制御信号BOS,EOS,SCCLK用の端末群5
4。テスト制御ユニット60への2値選択信号MC0,
MC1,MC2用の端末群55。テスト制御ユニット6
0からテストデバイス61への検出信号RDYSを送る
ための出力端末56。
【0040】テスト制御ユニット60は、モードセレク
タ62を含む。モードセレクタ62は、端末55を介し
て3個の選択信号MC0,MC1,MC2と、ライン2
1に配置した基本セルに存在する3個の選択信号BP
0,BP1,BP2とを受け取り、これら6個の選択信
号の関数として、通路選択信号SLTと、データバス1
3に配置した双方向基本セル34用の制御信号PART
1/2と、シフトレジスタ20の各基本セル用の制御信
号Tとを生成する。例えば、モードセレクタ62は、選
択信号MC0,MC1,MC2,BP0,BP1,ST
Eの関数として表1に示す信号を生成できる。
タ62を含む。モードセレクタ62は、端末55を介し
て3個の選択信号MC0,MC1,MC2と、ライン2
1に配置した基本セルに存在する3個の選択信号BP
0,BP1,BP2とを受け取り、これら6個の選択信
号の関数として、通路選択信号SLTと、データバス1
3に配置した双方向基本セル34用の制御信号PART
1/2と、シフトレジスタ20の各基本セル用の制御信
号Tとを生成する。例えば、モードセレクタ62は、選
択信号MC0,MC1,MC2,BP0,BP1,ST
Eの関数として表1に示す信号を生成できる。
【0041】表1において、記号Xは、対応するビット
の値が重要でないことを意味する。SLT=0は、第1
データシフト通路48の選択に対応する。SLT=1
は、第2データシフト通路49の選択に対応する。ビッ
トTIDは、命令バス8の各ラインに配置した基本セル
用の制御信号Tに対応する。ビットTCIは、コマンド
入力バス15の各ラインに配置した基本セル用の制御信
号Tに対応する。ビットTDRは、データバス13の各
ラインに配置した基本セル用の制御信号Tに対応する。
ビットTCAは、コマンド出力10またはデータアドレ
スバス14の各ラインに配置した基本セル用の制御信号
Tに対応する。ビットTIAは、命令アドレスバス9の
各ラインに配置した基本セル用の制御信号Tに対応す
る。選択信号入力ライン21に配置した3個の基本セル
用の制御信号Tは、これらセルが通過型となり得ないた
め、常に1でよい。
の値が重要でないことを意味する。SLT=0は、第1
データシフト通路48の選択に対応する。SLT=1
は、第2データシフト通路49の選択に対応する。ビッ
トTIDは、命令バス8の各ラインに配置した基本セル
用の制御信号Tに対応する。ビットTCIは、コマンド
入力バス15の各ラインに配置した基本セル用の制御信
号Tに対応する。ビットTDRは、データバス13の各
ラインに配置した基本セル用の制御信号Tに対応する。
ビットTCAは、コマンド出力10またはデータアドレ
スバス14の各ラインに配置した基本セル用の制御信号
Tに対応する。ビットTIAは、命令アドレスバス9の
各ラインに配置した基本セル用の制御信号Tに対応す
る。選択信号入力ライン21に配置した3個の基本セル
用の制御信号Tは、これらセルが通過型となり得ないた
め、常に1でよい。
【表1】
【0042】テスト制御ユニット60は、比較器63を
さらに有する。比較器63は2つの16ビット入力を有
する。これら入力は、プログラムカウンタ19が発生す
る命令アドレスと、命令アドレスバス9の各ラインに配
置した基本セルの各ラッチ回路26が保持する16ビッ
トに対応する16ビットの数とを受け取る。このため、
これら16個のラッチ回路26の各々の出力Qは、比較
器63の対応する入力に接続する。比較器63は、2つ
の16ビット入力が一致した時、端末56を介してテス
トデバイス61に検出信号RDYSを送る。検出信号R
DYSを発生した後、比較器63は、割込み信号HAL
Tを発生する。この割込み信号は、プログラム制御ユニ
ット17のシーケンサに入力され、プログラムカウンタ
19を中断させる。割込み信号HALTの伝送は、モー
ドセレクタ62から比較器63への信号によっても制御
できる。
さらに有する。比較器63は2つの16ビット入力を有
する。これら入力は、プログラムカウンタ19が発生す
る命令アドレスと、命令アドレスバス9の各ラインに配
置した基本セルの各ラッチ回路26が保持する16ビッ
トに対応する16ビットの数とを受け取る。このため、
これら16個のラッチ回路26の各々の出力Qは、比較
器63の対応する入力に接続する。比較器63は、2つ
の16ビット入力が一致した時、端末56を介してテス
トデバイス61に検出信号RDYSを送る。検出信号R
DYSを発生した後、比較器63は、割込み信号HAL
Tを発生する。この割込み信号は、プログラム制御ユニ
ット17のシーケンサに入力され、プログラムカウンタ
19を中断させる。割込み信号HALTの伝送は、モー
ドセレクタ62から比較器63への信号によっても制御
できる。
【0043】表1に示す最初の4つのモードは、境界走
査型シフトレジスタの従来の動作モードに対応する。
査型シフトレジスタの従来の動作モードに対応する。
【0044】(a)2つのサンプリングモードにおい
て、ビットMC0,MC1,MC2の値は表に示す通り
である。第1通路48の各基本セルは、対応するライン
の2値信号の値をサンプルする。これら値は、シフトレ
ジスタ20を介して直列に読み出す。このサンプリング
は、ビットBOSを1に設定し、クロック信号SCCL
Kを発生して行う。サンプリングした値はフリップフロ
ップ25,35(図2および3)に格納する。格納した
値を読み出すため、ビットBOSを0に設定し、クロッ
ク信号SCCLKを発生する。これにより、格納した値
は通路48に沿って前方にシフトする。この時、データ
SCOUTが直列にシフトレジスタ20のデータ出力5
3に現れる。このデータは、テストデバイス61によっ
て読み出せる。
て、ビットMC0,MC1,MC2の値は表に示す通り
である。第1通路48の各基本セルは、対応するライン
の2値信号の値をサンプルする。これら値は、シフトレ
ジスタ20を介して直列に読み出す。このサンプリング
は、ビットBOSを1に設定し、クロック信号SCCL
Kを発生して行う。サンプリングした値はフリップフロ
ップ25,35(図2および3)に格納する。格納した
値を読み出すため、ビットBOSを0に設定し、クロッ
ク信号SCCLKを発生する。これにより、格納した値
は通路48に沿って前方にシフトする。この時、データ
SCOUTが直列にシフトレジスタ20のデータ出力5
3に現れる。このデータは、テストデバイス61によっ
て読み出せる。
【0045】CPU2をサンプリングするモード(PA
RT1/2=0)においては、CPU2からの全ての値
を読み出すためにクロック信号SCCLKの50クロッ
クサイクル(16+12+6+16)が必要である。C
PU2に接続したデバイスをサンプリングするモード
(PART1/2=1)においては、CPU2が受け取
る全ての値を読み出すために、クロック信号SCCLK
の92クロックサイクルが必要である。これら2つのサ
ンプリングモードは、回路1の動作と干渉しない(割込
み信号HALTは不活性)。
RT1/2=0)においては、CPU2からの全ての値
を読み出すためにクロック信号SCCLKの50クロッ
クサイクル(16+12+6+16)が必要である。C
PU2に接続したデバイスをサンプリングするモード
(PART1/2=1)においては、CPU2が受け取
る全ての値を読み出すために、クロック信号SCCLK
の92クロックサイクルが必要である。これら2つのサ
ンプリングモードは、回路1の動作と干渉しない(割込
み信号HALTは不活性)。
【0046】(b)2つの検査モードにおいて、ビット
MC0,MC1,MC2の値は表に示す通りである。第
1通路48の各基本セルを使用し、シフトレジスタ20
を介して直列に値を入力する。次に、これら値を対応す
るラインに挿入する。挿入した値に対する回路の応答を
サンプリングし、サンプリングモードと同様の方法で読
み出す。値の入力は、ビットBOSを0に設定し、クロ
ック信号SCCLKを生成し、クロック信号SCCLK
のクロックレートに応じてシフトレジスタ20のデータ
入力52へ値SCINを直列に提供して行う。これら値
が、適切なセルのフリップフロップ25,35に到達す
ると、ラッチ回路26,36は、信号EOSのパルスに
応じて、これらの値をラッチする。
MC0,MC1,MC2の値は表に示す通りである。第
1通路48の各基本セルを使用し、シフトレジスタ20
を介して直列に値を入力する。次に、これら値を対応す
るラインに挿入する。挿入した値に対する回路の応答を
サンプリングし、サンプリングモードと同様の方法で読
み出す。値の入力は、ビットBOSを0に設定し、クロ
ック信号SCCLKを生成し、クロック信号SCCLK
のクロックレートに応じてシフトレジスタ20のデータ
入力52へ値SCINを直列に提供して行う。これら値
が、適切なセルのフリップフロップ25,35に到達す
ると、ラッチ回路26,36は、信号EOSのパルスに
応じて、これらの値をラッチする。
【0047】該値のラインへの挿入は、表1に記載の制
御信号Tを1に設定して行う。これら制御信号Tは、マ
ルチプレクサ27,37a、または37bを制御し、ラ
ッチ回路26,36の出力Qと対応するラインとを連結
する。CPU検査モードにおいては、命令バス8に実行
する命令を挿入し、これら命令の実行に必要なデータを
データバス13に挿入する。これには58サイクル(1
6+10+32)のクロック信号SCCLKが必要であ
る。これら挿入した命令に対するCPU2の応答は、C
PU2のサンプリングモードと同様にサンプリングおよ
び読取りを行い、PART1/2=0においてデータバ
ス13を介してCPU2の内部方向に送る。この読取り
段階は、データ入力52を介して別の値を直列に入力す
るのと同時に行える。
御信号Tを1に設定して行う。これら制御信号Tは、マ
ルチプレクサ27,37a、または37bを制御し、ラ
ッチ回路26,36の出力Qと対応するラインとを連結
する。CPU検査モードにおいては、命令バス8に実行
する命令を挿入し、これら命令の実行に必要なデータを
データバス13に挿入する。これには58サイクル(1
6+10+32)のクロック信号SCCLKが必要であ
る。これら挿入した命令に対するCPU2の応答は、C
PU2のサンプリングモードと同様にサンプリングおよ
び読取りを行い、PART1/2=0においてデータバ
ス13を介してCPU2の内部方向に送る。この読取り
段階は、データ入力52を介して別の値を直列に入力す
るのと同時に行える。
【0048】CPU2に接続したデバイスを検査するモ
ードは、CPUを検査するモードとは異なる。すなわ
ち、回路の応答は、PART1/2=1において、デー
タバス13に配置した双方向基本セルを介してCPU2
の外部方向にサンプリングする。このデバイス検査モー
ドは、命令バス8からの検査命令が前記デバイスの読取
り命令である場合、データアドレスバス14に12ビッ
トアドレスと同時に提供する。これには76クロックサ
イクル(12+6+16+10+32)のクロック信号
SCCLKが必要である。これら2つの検査モードは、
プログラムカウンタ19を中断させる(モードセレクタ
62によって割込み信号HALTを活性化する)。
ードは、CPUを検査するモードとは異なる。すなわ
ち、回路の応答は、PART1/2=1において、デー
タバス13に配置した双方向基本セルを介してCPU2
の外部方向にサンプリングする。このデバイス検査モー
ドは、命令バス8からの検査命令が前記デバイスの読取
り命令である場合、データアドレスバス14に12ビッ
トアドレスと同時に提供する。これには76クロックサ
イクル(12+6+16+10+32)のクロック信号
SCCLKが必要である。これら2つの検査モードは、
プログラムカウンタ19を中断させる(モードセレクタ
62によって割込み信号HALTを活性化する)。
【0049】本発明に基づく方法は、プログラムメモリ
3に格納したアプリケーションプログラムをテストする
手順も含む。アプリケーションプログラムは、集積回路
1の製造者がメモリ3に書き込む。そして回路1は、ア
プリケーションプログラムのテスト手順を実行するため
の適切なテストデバイスまたはエミュレーションツール
と共にユーザに渡される。
3に格納したアプリケーションプログラムをテストする
手順も含む。アプリケーションプログラムは、集積回路
1の製造者がメモリ3に書き込む。そして回路1は、ア
プリケーションプログラムのテスト手順を実行するため
の適切なテストデバイスまたはエミュレーションツール
と共にユーザに渡される。
【0050】このテスト手順の第1段階は、シフトレジ
スタ20を介して検証アドレスを入力し格納する。この
第1段階は、検証アドレス決定モード(表1)で実行す
る。この時、MC0=0,MC1=MC2=1であり、
シフトレジスタ20の第2通路49を選択し、プログラ
ムカウンタ19を中断させる(モードセレクタ62によ
って割込み信号HALTを強制的に活性化する)。
スタ20を介して検証アドレスを入力し格納する。この
第1段階は、検証アドレス決定モード(表1)で実行す
る。この時、MC0=0,MC1=MC2=1であり、
シフトレジスタ20の第2通路49を選択し、プログラ
ムカウンタ19を中断させる(モードセレクタ62によ
って割込み信号HALTを強制的に活性化する)。
【0051】この検証アドレスは、3個の選択ビットB
P0,BP1,STEの値と同時に入力する。この入力
は、ビットBOSを0にし、19クロックサイクルのク
ロック信号SCCLKを発生し、シフトレジスタ20の
データ入力52に、3個のビットBP0,BP1,ST
Eに対応する値と検証アドレス(16ビット)に対応す
る値とを同期させて提供することによって行う。次に、
信号EOSのパルスを発生させ、前記値を第2通路49
の各基本セルのラッチ回路26に格納する。この間、ア
プリケーションプログラムの実行は中断する。これはプ
ログラムカウンタ19を中断させることによる。
P0,BP1,STEの値と同時に入力する。この入力
は、ビットBOSを0にし、19クロックサイクルのク
ロック信号SCCLKを発生し、シフトレジスタ20の
データ入力52に、3個のビットBP0,BP1,ST
Eに対応する値と検証アドレス(16ビット)に対応す
る値とを同期させて提供することによって行う。次に、
信号EOSのパルスを発生させ、前記値を第2通路49
の各基本セルのラッチ回路26に格納する。この間、ア
プリケーションプログラムの実行は中断する。これはプ
ログラムカウンタ19を中断させることによる。
【0052】検証アドレスを入力し格納した後、選択信
号MC0=MC1=MC2=1を提供し、ビットBP
0,BP1,STEの値(表1)によって決まる動作モ
ードを開始する。これらビットは、アプリケーションプ
ログラムのテスト手順の実行モードを選択する信号に対
応する。
号MC0=MC1=MC2=1を提供し、ビットBP
0,BP1,STEの値(表1)によって決まる動作モ
ードを開始する。これらビットは、アプリケーションプ
ログラムのテスト手順の実行モードを選択する信号に対
応する。
【0053】次に、アプリケーションプログラムのテス
ト手順は、プログラムメモリ3に格納したアプリケーシ
ョンプログラムを検証アドレスに対応する命令まで実行
し、CPU2のアクセスラインに存在する値をシフトレ
ジスタ20を介して読む。これら2つの段階は、検証ア
ドレスにおけるサンプリングモードまたは即時モード
(表1)において実行できる。選択信号MC0,MC
1,MC2が各1の場合、モードセレクタ62は割込み
信号HALTを不活性にするので、プログラムカウンタ
19は増分を再開し、アプリケーションプログラムの各
命令を順次実行する。
ト手順は、プログラムメモリ3に格納したアプリケーシ
ョンプログラムを検証アドレスに対応する命令まで実行
し、CPU2のアクセスラインに存在する値をシフトレ
ジスタ20を介して読む。これら2つの段階は、検証ア
ドレスにおけるサンプリングモードまたは即時モード
(表1)において実行できる。選択信号MC0,MC
1,MC2が各1の場合、モードセレクタ62は割込み
信号HALTを不活性にするので、プログラムカウンタ
19は増分を再開し、アプリケーションプログラムの各
命令を順次実行する。
【0054】プログラムカウンタ19が検証アドレスに
到達すると、比較器63がテストデバイス61に対して
検出信号RDYSを送出し、読取り段階を開始する。こ
の読取り段階は、シフトレジスタ20をサンプリングす
るための2つのモードの1つにおいて行う。すなわち、
信号BOSを1に設定し、クロック信号SCCLKの1
クロックを発生することによってデータをサンプリング
し、次に信号BOSを0に設定し、クロック信号SCC
LKを92クロック発生することによって前記サンプリ
ングしたデータを直列に読み出す。これにより、シフト
レジスタ20の出力SCOUTにデータを提供する。
到達すると、比較器63がテストデバイス61に対して
検出信号RDYSを送出し、読取り段階を開始する。こ
の読取り段階は、シフトレジスタ20をサンプリングす
るための2つのモードの1つにおいて行う。すなわち、
信号BOSを1に設定し、クロック信号SCCLKの1
クロックを発生することによってデータをサンプリング
し、次に信号BOSを0に設定し、クロック信号SCC
LKを92クロック発生することによって前記サンプリ
ングしたデータを直列に読み出す。これにより、シフト
レジスタ20の出力SCOUTにデータを提供する。
【0055】表1において、f(WR)は、検証アドレ
スにおけるサンプリングモードまたは即時モード(また
は後述の段階モード)において、データバス13が搬送
しビットPART1/2が定義する値のサンプリング
は、書込み制御信号WRの値に依存することを示す。こ
の書込み制御信号WRは、コマンド出力バス10からの
命令をプログラム制御ユニット17でデコードして得ら
れる。これは、特定用途デバイス4〜6のいずれか1つ
への書込み命令を実行する場合のCPU2(PART1
/2=0)からのデータの観察と、デバイス4〜6(P
ART1/2=1)のいずれか1つの読出し命令を実行
する場合の該デバイスからのデータの観察とを可能にす
る。
スにおけるサンプリングモードまたは即時モード(また
は後述の段階モード)において、データバス13が搬送
しビットPART1/2が定義する値のサンプリング
は、書込み制御信号WRの値に依存することを示す。こ
の書込み制御信号WRは、コマンド出力バス10からの
命令をプログラム制御ユニット17でデコードして得ら
れる。これは、特定用途デバイス4〜6のいずれか1つ
への書込み命令を実行する場合のCPU2(PART1
/2=0)からのデータの観察と、デバイス4〜6(P
ART1/2=1)のいずれか1つの読出し命令を実行
する場合の該デバイスからのデータの観察とを可能にす
る。
【0056】即時モードの読出し段階は、アプリケーシ
ョンプログラムの実行を中断せずに実行する。すなわ
ち、モードセレクタ62は、制御ユニット17への割込
み信号HALTの伝送を阻止する。
ョンプログラムの実行を中断せずに実行する。すなわ
ち、モードセレクタ62は、制御ユニット17への割込
み信号HALTの伝送を阻止する。
【0057】検証アドレスにおけるサンプリングモード
の読出し段階は、アプリケーションプログラムの中断を
伴う。モードセレクタ62は、検出信号RDYSの発生
後、プログラム制御ユニット17への割込み信号HAL
Tの伝送を許可する。この信号HALTは、CPU2の
1クロック期間だけ遅延して活性化する。これは、CP
U2が実行している命令を該割込みの前に完遂させるた
めである。アプリケーションプログラムの実行が中断し
たままである場合、CPUの内部レジスタの内容、また
はメモリ4,5の内容を読むことができる。これは、シ
フトレジスタ20をCPU検査モードまたはデバイス検
査モードに設定して行う。これによりユーザは、必要に
応じて、アプリケーションプログラムに対する集積回路
1の応答を検証できる。
の読出し段階は、アプリケーションプログラムの中断を
伴う。モードセレクタ62は、検出信号RDYSの発生
後、プログラム制御ユニット17への割込み信号HAL
Tの伝送を許可する。この信号HALTは、CPU2の
1クロック期間だけ遅延して活性化する。これは、CP
U2が実行している命令を該割込みの前に完遂させるた
めである。アプリケーションプログラムの実行が中断し
たままである場合、CPUの内部レジスタの内容、また
はメモリ4,5の内容を読むことができる。これは、シ
フトレジスタ20をCPU検査モードまたはデバイス検
査モードに設定して行う。これによりユーザは、必要に
応じて、アプリケーションプログラムに対する集積回路
1の応答を検証できる。
【0058】アプリケーションプログラムをテストまた
はエミュレートするための本発明方法は、ユーザが特定
用途向け集積回路を使ってプログラムエラーを検出した
り、プログラムの改良可能箇所を検出し最適化すること
を可能にする。プログラムを実行し、実行結果をシフト
レジスタ20を介して読み出し、あらかじめシミュレー
ションによって得た基準データと比較する。
はエミュレートするための本発明方法は、ユーザが特定
用途向け集積回路を使ってプログラムエラーを検出した
り、プログラムの改良可能箇所を検出し最適化すること
を可能にする。プログラムを実行し、実行結果をシフト
レジスタ20を介して読み出し、あらかじめシミュレー
ションによって得た基準データと比較する。
【0059】アプリケーションプログラムの命令の1つ
にエラーを検出した場合、本発明方法は、ユーザが該エ
ラーの存在にもかかわらずプログラムテストを継続する
ことを可能にする。すなわちユーザは、エラーのあった
命令のアドレスを検証アドレスとして決定し、検証アド
レスにおけるサンプリングモード(割込みを伴う)でア
プリケーションプログラムをテストする。シフトレジス
タ20をCPU検査モードまたはデバイス検査モードに
設定する。これは、エラーのあった命令に起因する結果
を修正するための適切な命令を入力することによって行
う。そして新しい検証アドレスを定義し、アプリケーシ
ョンプログラムのテスト手順を再開する。
にエラーを検出した場合、本発明方法は、ユーザが該エ
ラーの存在にもかかわらずプログラムテストを継続する
ことを可能にする。すなわちユーザは、エラーのあった
命令のアドレスを検証アドレスとして決定し、検証アド
レスにおけるサンプリングモード(割込みを伴う)でア
プリケーションプログラムをテストする。シフトレジス
タ20をCPU検査モードまたはデバイス検査モードに
設定する。これは、エラーのあった命令に起因する結果
を修正するための適切な命令を入力することによって行
う。そして新しい検証アドレスを定義し、アプリケーシ
ョンプログラムのテスト手順を再開する。
【0060】このように本発明は、ユーザのアプリケー
ションプログラムの正しい動作を検証するための優れた
機能を提供する。このようにして特定用途向け集積回路
の見本をテストした後、ユーザは、変更したアプリケー
ションプログラムをもとに、製造者に新しい要求をでき
る。
ションプログラムの正しい動作を検証するための優れた
機能を提供する。このようにして特定用途向け集積回路
の見本をテストした後、ユーザは、変更したアプリケー
ションプログラムをもとに、製造者に新しい要求をでき
る。
【0061】本発明は、ユーザがそのアプリケーション
プログラムを段階モード(表1)においてテストするこ
とを可能にする。このモードは、CPU2のアクセスラ
インが搬送する2値信号の値をサンプリングし、アプリ
ケーションプログラムの各命令の後に、サンプリングし
た値を読み取る。次に、モードセレクタ62は、比較器
63を制御することにより、プログラムカウンタ19が
異なるアドレスを送出するたびに、検出信号RDYSと
割込み信号HALTとを活性化する(割込みは、シフト
レジスタ20を介してデータを直列に読み出す時間を作
るために必要である)。
プログラムを段階モード(表1)においてテストするこ
とを可能にする。このモードは、CPU2のアクセスラ
インが搬送する2値信号の値をサンプリングし、アプリ
ケーションプログラムの各命令の後に、サンプリングし
た値を読み取る。次に、モードセレクタ62は、比較器
63を制御することにより、プログラムカウンタ19が
異なるアドレスを送出するたびに、検出信号RDYSと
割込み信号HALTとを活性化する(割込みは、シフト
レジスタ20を介してデータを直列に読み出す時間を作
るために必要である)。
【0062】本発明方法は、集積回路構成の自動テスト
手順も含む。一般にこの手順は、特定用途向け集積回路
1の製造者が、それをユーザに渡す前に、適切なテスト
デバイス61を使って行う。この手順は、ユーザのアプ
リケーションプログラムの検証を含まない。CPU2
は、プログラムメモリ3に格納したテストプログラムを
所定のアドレスから実行する。このテストプログラム
は、CPUに接続した特定用途デバイスの構成に制限さ
れないので、1タイプのCPU2に対して可能な全ての
特定用途向け集積回路に使用できる。
手順も含む。一般にこの手順は、特定用途向け集積回路
1の製造者が、それをユーザに渡す前に、適切なテスト
デバイス61を使って行う。この手順は、ユーザのアプ
リケーションプログラムの検証を含まない。CPU2
は、プログラムメモリ3に格納したテストプログラムを
所定のアドレスから実行する。このテストプログラム
は、CPUに接続した特定用途デバイスの構成に制限さ
れないので、1タイプのCPU2に対して可能な全ての
特定用途向け集積回路に使用できる。
【0063】このテストプログラムが、CPU2だけで
なく、該CPUに接続した特定用途デバイス3〜6もテ
ストできるようにするため、本発明手順は、シフトレジ
スタ20を介してデバイス3〜6の特性データを入力し
格納する第1段階を含む。これら特性データは、例え
ば、デバイスの数、性質、それらの制御信号の波形、受
け渡すデータワードの長さ、アクセスタイム、メモリ3
〜5の記憶場所数(容量)、メモリ3〜5の最初の記憶
場所のアドレス、などである。
なく、該CPUに接続した特定用途デバイス3〜6もテ
ストできるようにするため、本発明手順は、シフトレジ
スタ20を介してデバイス3〜6の特性データを入力し
格納する第1段階を含む。これら特性データは、例え
ば、デバイスの数、性質、それらの制御信号の波形、受
け渡すデータワードの長さ、アクセスタイム、メモリ3
〜5の記憶場所数(容量)、メモリ3〜5の最初の記憶
場所のアドレス、などである。
【0064】前記特性データの入力および格納段階は、
CPU検査モードでシフトレジスタ20によって行う。
すなわち、シフトレジスタ20の各基本セルを制御し、
格納すべき前記特性データをデータバス13に挿入し、
内部メモリ18の所定箇所に該データバス13上のデー
タを書き込むための命令を命令バス8に挿入する。次
に、CPU2は、該命令バス8からの命令を実行する。
前記特性データが数個の16ビットワードを含む場合、
この段階を繰り返し実行する。
CPU検査モードでシフトレジスタ20によって行う。
すなわち、シフトレジスタ20の各基本セルを制御し、
格納すべき前記特性データをデータバス13に挿入し、
内部メモリ18の所定箇所に該データバス13上のデー
タを書き込むための命令を命令バス8に挿入する。次
に、CPU2は、該命令バス8からの命令を実行する。
前記特性データが数個の16ビットワードを含む場合、
この段階を繰り返し実行する。
【0065】特性データを格納した後、テストデバイス
61は、モードセレクタ62を制御して自動テストモー
ド(表1)を選択する。この選択は2段階で行う。第1
段階において、選択信号をMC0=0,MC1=MC2
=1とし、検証アドレス決定モードを設定し、ライン2
1に配置した各基本セルにBP0=BP1=0,STE
=1を入力し、自動テストモードの選択を可能にする。
選択信号MC0=MC1=MC2=1を発生することに
よって前記自動テストモードを許可する。これにより、
割込み信号HALTが不活性となるので、テストプログ
ラムを実行できる。
61は、モードセレクタ62を制御して自動テストモー
ド(表1)を選択する。この選択は2段階で行う。第1
段階において、選択信号をMC0=0,MC1=MC2
=1とし、検証アドレス決定モードを設定し、ライン2
1に配置した各基本セルにBP0=BP1=0,STE
=1を入力し、自動テストモードの選択を可能にする。
選択信号MC0=MC1=MC2=1を発生することに
よって前記自動テストモードを許可する。これにより、
割込み信号HALTが不活性となるので、テストプログ
ラムを実行できる。
【0066】自動テストモードにおいては、制御信号T
CIを1に設定し、外部コマンドがテストプログラムの
実行に干渉しないようにする。シフトレジスタ20が検
証アドレス決定モードにある間(プログラムカウンタ1
9が中断している間)、コマンド入力バス15を介して
集積回路1に対し再初期化信号を供給し、制御信号TC
I=0を許可する。自動テストモードが開始すると(M
C0=MC1=MC2=1)、テスト制御ユニット60
は、プログラムカウンタ19を制御する。すなわち、前
記再初期化パルスに応じて、該プログラムカウンタ19
は、メモリ3に格納した自動テストプログラムの最初の
命令を指示する。(集積回路1の通常動作においては、
前記再初期化信号パルスがプログラムカウンタ19を再
初期化すると、該プログラムカウンタは、プログラムメ
モリ3に格納したアプリケーションプログラムの最初の
命令を指示する。)
CIを1に設定し、外部コマンドがテストプログラムの
実行に干渉しないようにする。シフトレジスタ20が検
証アドレス決定モードにある間(プログラムカウンタ1
9が中断している間)、コマンド入力バス15を介して
集積回路1に対し再初期化信号を供給し、制御信号TC
I=0を許可する。自動テストモードが開始すると(M
C0=MC1=MC2=1)、テスト制御ユニット60
は、プログラムカウンタ19を制御する。すなわち、前
記再初期化パルスに応じて、該プログラムカウンタ19
は、メモリ3に格納した自動テストプログラムの最初の
命令を指示する。(集積回路1の通常動作においては、
前記再初期化信号パルスがプログラムカウンタ19を再
初期化すると、該プログラムカウンタは、プログラムメ
モリ3に格納したアプリケーションプログラムの最初の
命令を指示する。)
【0067】前記テストプログラムの最初の命令は、内
部メモリ18に格納した特性データを読み出し、それに
必要なパラメータを追加して各デバイスとの間でデータ
の受渡しを行う。テストプログラムの場合、CPU2と
デバイス3〜6との間でデータの受渡しを行うための連
続読出しまたは書込み命令を持っていると非常に都合が
良い。CPU2の速度で実行するテストプログラムは比
較的早いため、メモリ4および5の様々な記憶場所を1
つずつテストすることが可能である。このため、インタ
フェースユニット6との間のデータ受渡しテストを実質
的にリアルタイムで行うことができる。
部メモリ18に格納した特性データを読み出し、それに
必要なパラメータを追加して各デバイスとの間でデータ
の受渡しを行う。テストプログラムの場合、CPU2と
デバイス3〜6との間でデータの受渡しを行うための連
続読出しまたは書込み命令を持っていると非常に都合が
良い。CPU2の速度で実行するテストプログラムは比
較的早いため、メモリ4および5の様々な記憶場所を1
つずつテストすることが可能である。このため、インタ
フェースユニット6との間のデータ受渡しテストを実質
的にリアルタイムで行うことができる。
【0068】テストプログラムを高速で実行するため、
テスト結果を符号分析器で計算し、多項式符号形式で提
供することができる。この符号分析器は、CPUの内部
バスには配置しない。符号分析器は、例えば、マグロウ
ヒル社の1988年発行「LSI/VLSIのテストテ
スト可能設計」(フランク・エフ・ツイ)第7章が説明
している。
テスト結果を符号分析器で計算し、多項式符号形式で提
供することができる。この符号分析器は、CPUの内部
バスには配置しない。符号分析器は、例えば、マグロウ
ヒル社の1988年発行「LSI/VLSIのテストテ
スト可能設計」(フランク・エフ・ツイ)第7章が説明
している。
【0069】前記テストプログラムは、テスト結果を格
納する命令を含む。この命令は、内部メモリ18の所定
場所にテスト結果を書き込む。
納する命令を含む。この命令は、内部メモリ18の所定
場所にテスト結果を書き込む。
【0070】前記自動テスト手順は、テストプログラム
実行段階の後、シフトレジスタ20を介して格納したテ
スト結果を読み出す。この結果読出し段階は、シフトレ
ジスタ20を介してCPU検査モードで行う。すなわ
ち、シフトレジスタ20の各基本セルを制御し、内部デ
ータメモリ18の記憶場所からテスト結果を読出しデー
タバス13に送り出す命令を命令バス8に挿入する。次
に、CPU2は、該命令バス8からの命令を実行する。
そしてシフトレジスタ20の各基本セルを制御し、デー
タバス13にある16ビット値をサンプリングし(PA
RT1/2=0)、シフトレジスタ20のデータ出力5
3を介してその値をテストデバイス61に読み出す。
実行段階の後、シフトレジスタ20を介して格納したテ
スト結果を読み出す。この結果読出し段階は、シフトレ
ジスタ20を介してCPU検査モードで行う。すなわ
ち、シフトレジスタ20の各基本セルを制御し、内部デ
ータメモリ18の記憶場所からテスト結果を読出しデー
タバス13に送り出す命令を命令バス8に挿入する。次
に、CPU2は、該命令バス8からの命令を実行する。
そしてシフトレジスタ20の各基本セルを制御し、デー
タバス13にある16ビット値をサンプリングし(PA
RT1/2=0)、シフトレジスタ20のデータ出力5
3を介してその値をテストデバイス61に読み出す。
【0071】テストデバイス61が読み出した前記結果
は、既知の基準値またはシミュレーションで得た基準値
と比較できる。これにより、特定用途向け集積回路1の
物理的(ハードウエア)障害を検出できる。
は、既知の基準値またはシミュレーションで得た基準値
と比較できる。これにより、特定用途向け集積回路1の
物理的(ハードウエア)障害を検出できる。
【0072】本発明を好適な説明用実施例を参照しつつ
説明してきたが、これらは本発明を制限するものではな
く、本発明の範囲を逸脱せずに多くの変更形態が可能で
あることが理解されるであろう。
説明してきたが、これらは本発明を制限するものではな
く、本発明の範囲を逸脱せずに多くの変更形態が可能で
あることが理解されるであろう。
【図1】本発明に基づく用途特定形の集積回路を示す図
である。
である。
【図2】図1の集積回路のシフトレジスタの要素セルを
示す図である。
示す図である。
【図3】図1の集積回路のシフトレジスタの要素セルを
示す図である。
示す図である。
【図4】図1の回路のCPUを示す図である。
1…集積回路 2…中央処理ユニット 3〜6…用途特定形デバイス 7〜15…バス 16…算術ユニット 17…プログラム制御ユニット 18…メモリ 19…プログラムカウンタ 20…シフトレジスタ 21…バス 24…一方向要素セル 25,26…フリップフロップ 27,28…2入力マルチプレクサ 31a…前位セル 31a…次位セル 34…両方向要素セル 35,36…フリップフロップ 37a,37b…2入力マルチプレクサ 38…4入力マルチプレクサ 41a…前位セル 41b…次位セル 50,51…スイッチ 60…試験制御ユニット 61…試験デバイス 62…モードセレクタ 63…比較器
Claims (17)
- 【請求項1】 中央処理装置(2)と、用途に応じて選
択し前記中央処理装置に接続したデバイス(3〜6)と
を備えた用途特定形の集積回路(1)の動作を試験する
方法であって、複数の要素セルを直列接続して形成した
少なくとも1個のシフトレジスタ(20)を設け、前記
集積回路の2値信号搬送ラインに前記要素セルを各々配
置し、前記シフトレジスタを介して値を直列に入力し、
該入力値を前記要素セルを介して各対応する前記ライン
に挿入し、前記ライン上の2値信号の値を各対応する前
記要素セルを介してサンプリングし、該サンプリングし
た値を前記シフトレジスタを介して読み取るように構成
し、前記シフトレジスタの前記基本セルが前記中央処理
装置の入出力端に対応するラインに配置されている、用
途特定形集積回路の動作の試験方法。 - 【請求項2】 前記試験方法が前記集積回路(1)の構
成を自動的に試験する手順を含み、該手順が、 前記中央処理装置(2)に接続した前記デバイス(3〜
6)の特性データを前記シフトレジスタ(20)を介し
て入力し格納する段階と、 前記特性データを読み出す命令とテスト結果を格納する
命令とを少なくとも含む試験プログラムを前記集積回路
(1)のプログラムメモリ(3)に格納しておき、該試
験プログラムを前記中央処理装置に実行させる段階と、 格納した試験結果を前記シフトレジスタを介して読み出
す段階とを備える、請求項1記載の試験方法。 - 【請求項3】 前記試験プログラムが、前記中央処理装
置(2)と前記デバイス(3〜6)との間でデータを受
け渡すための命令を含む、請求項2記載の試験方法。 - 【請求項4】 前記特性データと前記試験結果とを前記
中央処理装置(2)の内部メモリ(18)に格納する、
請求項2または3記載の試験方法。 - 【請求項5】 前記シフトレジスタ(20)が前記中央
処理装置(2)のデータバス(13)および命令バス
(8)の各ラインに配置した要素セルを含み、前記特性
データの入力・格納段階において該基本セルを制御する
ことにより、特性データを前記データバス(13)に挿
入してそこから記憶場所に書き込む命令を前記命令バス
(8)に挿入し、次に該命令を実行するようにした、請
求項2〜4のいずれかに記載の試験方法。 - 【請求項6】 前記格納した試験結果を読み出す段階に
おいて前記シフトレジスタ(20)の要素セルを制御す
ることにより、前記試験結果を前記データバス(13)
に読み出す命令を前記命令バス(8)に挿入してそれを
実行し、前記シフトレジスタの基本セルを制御すること
により、前記データバス(13)に存在する値をサンプ
リングしてそれを前記シフトレジスタ(20)を介して
読み出す、請求項5記載の試験方法。 - 【請求項7】 前記試験方法が前記集積回路(1)のプ
ログラムメモリ(3)に格納したアプリケーションプロ
グラムをテストする手順を含み、該手順が、 前記シフトレジスタ(20)を介して検証アドレスを入
力し格納する段階、 前記プログラムメモリに格納した前記アプリケーション
プログラムを前記検証アドレスに対応する命令まで実行
する段階、そして、 前記中央処理装置(2)のアクセスラインに存在する値
を前記シフトレジスタを介して読み出す段階、を具備す
る、請求項1〜6のいずれかに記載の試験方法。 - 【請求項8】 前記プログラムメモリ(3)に格納した
前記アプリケーションプログラムの実行が前記検証アド
レスに対応する命令に到達した時、該アプリケーション
プログラムの実行を中断する、請求項7記載の試験方
法。 - 【請求項9】 前記アプリケーションプログラムの各命
令を格納した前記プログラムメモリ(3)の記憶場所を
特定するために設けた前記中央処理装置(2)の命令ア
ドレスバス(9)の各ラインに、前記シフトレジスタ
(20)の要素セルを設け、該要素セルに前記検証アド
レスを格納する、請求項7または8記載の試験方法。 - 【請求項10】 前記命令アドレスバス(9)の各ライ
ンに配置した前記基本セルの出力を比較器(63)の1
入力に接続し、該比較器の他の入力を前記中央処理装置
(2)のプログラムカウンタ(19)に接続し、該比較
器は、前記プログラムカウンタ(19)が供給するアド
レスが前記検証アドレスと一致するとき、検出信号(R
DYS)を発生する、請求項9記載の試験方法。 - 【請求項11】 前記シフトレジスタ(20)が少なく
とも2本のデータシフト通路(48,49)を含み、第
1データシフト通路(48)が、前記中央処理装置
(2)のデータバス(13)の各ラインと、データアド
レスバス(14)の各ラインと、命令バス(8)の各ラ
インと、命令アドレスバス(9)の各ラインと、コマン
ド入力バス(15)の各ラインと、コマンド出力バス
(10)の各ラインとに配置した第1グループの要素セ
ルの間に延び、第2データシフト通路(49)が、前記
中央処理装置(2)の命令アドレスバス(9)の各ライ
ンに配置した第2グループの要素セルの間に延び、該第
2データシフト通路(49)に沿って前記検証アドレス
を直列に入力する、請求項9または10記載の試験方
法。 - 【請求項12】 前記第2データシフト通路(49)
が、前記中央処理装置(2)のアクセスライン(21)
に配置した要素セルを含み、前記アクセスライン(2
1)が、前記アプリケーションプログラムのテスト手順
の実行モードを選択する信号(BP0,BP1,ST
E)を搬送する、請求項11記載の試験方法。 - 【請求項13】 前記アプリケーションプログラムの実
行の中断中に、前記第2データシフト通路(49)に沿
って前記検証アドレスを入力する、請求項11または1
2記載の試験方法。 - 【請求項14】 中央処理装置(2)と、集積回路の用
途に応じて選択し前記中央処理装置に接続したデバイス
(3〜6)と、複数の要素セルを含む少なくとも1個の
シフトレジスタ(20)とを備え、前記集積回路の2値
信号を搬送する各ラインに前記基本セルを各々配置し、
前記基本セルを互いに直列接続し、前記シフトレジスタ
に値を直列に入力し、該値を前記要素セルを介して前記
ラインに挿入し、該ラインが搬送する2値信号の値を前
記要素セルを介してサンプリングし、該サンプリングし
た値を前記シフトレジスタを介して読み出すように構成
し、前記中央処理装置の入出力端に対応する各ラインに
前記シフトレジスタの要素セルを各々配置した、用途特
定形の集積回路。 - 【請求項15】 前記シフトレジスタ(20)が前記中
央処理装置(2)の命令アドレスバス(9)の各ライン
に配置した要素セルを含み、該命令アドレスバス(9)
が前記シフトレジスタ(20)を介して直列に入力する
検証アドレスを格納し、前記中央処理装置がプログラム
カウンタ(19)を有し、該プログラムカウンタがアプ
リケーションプログラムを格納したプログラムメモリ
(3)のアドレスを前記命令アドレスバス(9)に提供
し、前記中央処理装置がさらに比較器(63)を備え、
該比較器の1入力が前記プログラムカウンタ(19)に
接続し、該比較器の他の入力が前記命令アドレスバス
(9)の各ラインに配置した前記基本セルに接続し、前
記プログラムカウンタ(19)が供給するアドレスと前
記検証アドレスとが一致した時、該比較器が検出信号
(RDYS)を発生する、請求項14記載の用途特定形
の集積回路。 - 【請求項16】 前記プログラムメモリ(3)に格納し
た前記アプリケーションプログラムの実行が前記検証ア
ドレスに対応する命令に到達した時、前記比較器(6
3)が前記検出信号(RDYS)に対して遅延した割込
み信号(HALT)を発生して前記アプリケーションプ
ログラムの実行を中断する、請求項15記載の用途特定
形の集積回路。 - 【請求項17】 前記シフトレジスタ(20)が少なく
とも2本のデータシフト通路(48,49)を有し、第
1データシフト通路(48)が、前記中央処理装置
(2)のデータバス(13)の各ラインと、データアド
レスバス(14)の各ラインと、命令バス(8)の各ラ
インと、命令アドレスバス(9)の各ラインと、コマン
ド入力バス(15)の各ラインと、コマンド出力バス
(10)の各ラインとに配置した第1グループの基本セ
ルの間に延び、第2データシフト通路(49)が、前記
中央処理装置(2)の命令アドレスバス(9)の各ライ
ンに配置した第2グループの要素セルの間に延びる、請
求項15または16記載の用途特定形の集積回路。
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