JPH06154693A - ドクタリング装置 - Google Patents
ドクタリング装置Info
- Publication number
- JPH06154693A JPH06154693A JP3159009A JP15900991A JPH06154693A JP H06154693 A JPH06154693 A JP H06154693A JP 3159009 A JP3159009 A JP 3159009A JP 15900991 A JP15900991 A JP 15900991A JP H06154693 A JPH06154693 A JP H06154693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- support member
- doctor
- holder
- doctor blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G3/00—Doctors
- D21G3/005—Doctor knifes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F9/00—Rotary intaglio printing presses
- B41F9/06—Details
- B41F9/08—Wiping mechanisms
- B41F9/10—Doctors, scrapers, or like devices
- B41F9/1036—Clamping and adjusting devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Paper (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
- Soil Working Implements (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドクタリングされる表面の両端部、特にブレ
ードが同表面上に送り込まれる側の端部へのブレードの
急激な、ブレードの損傷を引き起こす可能性のある接触
を防止する。 【構成】 いわゆる引き送りブレード移送方式のドクタ
ー装着において、ドクタリングされる表面の両端部にお
けるブレードに対する加圧力を軽減するための手段と、
ドクタリングされる表面に対してブレ−ドを徐々に接触
させるためにブレ−ドの長さ方向に沿って加圧力を変化
させるための手段を設けたことを特徴としている。
ードが同表面上に送り込まれる側の端部へのブレードの
急激な、ブレードの損傷を引き起こす可能性のある接触
を防止する。 【構成】 いわゆる引き送りブレード移送方式のドクタ
ー装着において、ドクタリングされる表面の両端部にお
けるブレードに対する加圧力を軽減するための手段と、
ドクタリングされる表面に対してブレ−ドを徐々に接触
させるためにブレ−ドの長さ方向に沿って加圧力を変化
させるための手段を設けたことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理対象の表面の不要
物を切り落としたり掻き落としたりする作業(以下ドク
タリングという)を行なうためのドクタリング装置に関
する。特に可撓性の細長いドクター・ブレードが、移動
されつつドクタリングされる表面を横切ってその長さ方
向に移送されるいわゆる「引き送り」方式のドクタリン
グ装置に関する。
物を切り落としたり掻き落としたりする作業(以下ドク
タリングという)を行なうためのドクタリング装置に関
する。特に可撓性の細長いドクター・ブレードが、移動
されつつドクタリングされる表面を横切ってその長さ方
向に移送されるいわゆる「引き送り」方式のドクタリン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許4,691,406は、引き送
り方式のドクタリング装着を開示している。この米国特
許に開示される装置では、ドクター・ブレードは、ドク
タリングされる表面の横幅よりも大きい長さを持つ。そ
してこのブレードの中間部分が、ブレード・ホルダーに
より、ドクタリングされる表面に押し当てられる。ブレ
ードは、ブレード・ホルダー内を長さ方向に動くことが
できる。ブレード・ホルダーの両端から繰り出しリール
および巻き取りリールに向って延びる延伸部は、それぞ
れ、クランプを通る。これらのクランプは、ブレードを
固持して移動できないようにする閉状態と、クランプの
移動ができるようにする開状態を取ることができ、ブレ
ード・ホルダーの往復運動と連動して開閉される。この
動作により、ブレードは、ドクター処理される表面に沿
って選択された1方向に進められる。この方式のブレー
ド移送システムは、従来の必要な長さに切断されたブレ
ードの交換に伴う生産時間の損失をなくすることがで
き、効率が向上する。
り方式のドクタリング装着を開示している。この米国特
許に開示される装置では、ドクター・ブレードは、ドク
タリングされる表面の横幅よりも大きい長さを持つ。そ
してこのブレードの中間部分が、ブレード・ホルダーに
より、ドクタリングされる表面に押し当てられる。ブレ
ードは、ブレード・ホルダー内を長さ方向に動くことが
できる。ブレード・ホルダーの両端から繰り出しリール
および巻き取りリールに向って延びる延伸部は、それぞ
れ、クランプを通る。これらのクランプは、ブレードを
固持して移動できないようにする閉状態と、クランプの
移動ができるようにする開状態を取ることができ、ブレ
ード・ホルダーの往復運動と連動して開閉される。この
動作により、ブレードは、ドクター処理される表面に沿
って選択された1方向に進められる。この方式のブレー
ド移送システムは、従来の必要な長さに切断されたブレ
ードの交換に伴う生産時間の損失をなくすることがで
き、効率が向上する。
【0003】しかしながら上記装置では、ドクタリング
される表面の両端部、特にブレードが同表面上に送り込
まれる側の端部へのブレードの急激な接触やドクタリン
グされる表面より外側のシリンダの領域へのブレードの
加圧接触によりブレードが損傷し、その結果製品の品質
が損われることがあるという問題があった。
される表面の両端部、特にブレードが同表面上に送り込
まれる側の端部へのブレードの急激な接触やドクタリン
グされる表面より外側のシリンダの領域へのブレードの
加圧接触によりブレードが損傷し、その結果製品の品質
が損われることがあるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な課題
は、ドクタリングされる表面の両端部、特にブレードが
同表面上に送り込まれる側の端部へのブレードの急激な
接触およびドクタリングされる表面より外側のシリンダ
の領域へのブレードの加圧接触を防止することにより、
上記の引き送りブレード移送システムの効率をさらに向
上させることである。
は、ドクタリングされる表面の両端部、特にブレードが
同表面上に送り込まれる側の端部へのブレードの急激な
接触およびドクタリングされる表面より外側のシリンダ
の領域へのブレードの加圧接触を防止することにより、
上記の引き送りブレード移送システムの効率をさらに向
上させることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドクター処理
される表面の両端部においてブレードに対する加圧力を
軽減するための手段と、ドクタリングされる表面に対し
てブレードを徐々に接触させるためにブレードの長さ方
向に沿って加圧力を変化させるための手段を設けること
により、この課題を解決した。
される表面の両端部においてブレードに対する加圧力を
軽減するための手段と、ドクタリングされる表面に対し
てブレードを徐々に接触させるためにブレードの長さ方
向に沿って加圧力を変化させるための手段を設けること
により、この課題を解決した。
【0006】本発明による、ブレードの長さ方向に沿っ
て加圧力を変化させるための構成は、従来のカットされ
たブレードのブレード・ホルダーにも使用できる。
て加圧力を変化させるための構成は、従来のカットされ
たブレードのブレード・ホルダーにも使用できる。
【0007】次に本発明の構成と利点を、図を参照して
より詳しく説明する。
より詳しく説明する。
【0008】
【実施例】まず図1は、本発明のドクター・ブレード引
き送り移送システムにより、シリンダ10の回転と共に
移動する製品をドクタリングする装置が示されている。
ドクター・ブレード・ホルダー12はドクター・バック
13により支持され、シリンダ10に近接して配置され
ている。ドクター・バックは、適宜な手段例えば複動式
のピストン−シリンダ・ユニット16により、矢印14
の方向に往復運動することができるように設けられてい
る。またドクター・バックは、回動自在に支持されてい
て、もう1つのピストン−シリンダ・ユニット17によ
り、ブレード・ホルダー12をシリンダ10に向って回
動させ、細長い可撓性のドクター・ブレード20の作業
端18をシリンダの表面に押し当てることができるよう
に構成されている。ピストン−シリンダ・ユニット17
の基部は、ドクター・バックの往復の回動を許容するた
めに、関節運動ができるように支持されている。ドクタ
ー・バックの回動範囲は通常数cm程度である。ドクター
・ブレード20は、作業端18に平行な、ホルダー12
内に支持される下端22を持つ。
き送り移送システムにより、シリンダ10の回転と共に
移動する製品をドクタリングする装置が示されている。
ドクター・ブレード・ホルダー12はドクター・バック
13により支持され、シリンダ10に近接して配置され
ている。ドクター・バックは、適宜な手段例えば複動式
のピストン−シリンダ・ユニット16により、矢印14
の方向に往復運動することができるように設けられてい
る。またドクター・バックは、回動自在に支持されてい
て、もう1つのピストン−シリンダ・ユニット17によ
り、ブレード・ホルダー12をシリンダ10に向って回
動させ、細長い可撓性のドクター・ブレード20の作業
端18をシリンダの表面に押し当てることができるよう
に構成されている。ピストン−シリンダ・ユニット17
の基部は、ドクター・バックの往復の回動を許容するた
めに、関節運動ができるように支持されている。ドクタ
ー・バックの回動範囲は通常数cm程度である。ドクター
・ブレード20は、作業端18に平行な、ホルダー12
内に支持される下端22を持つ。
【0009】ドクター・ブレード20は、コイル状に巻
回できるように設けられている。新しいコイルを収納し
たカートリッジ23は、繰り出しリール24上に装着さ
れる。ドクター・ブレードの先端は、第1のクランプ2
6、ブレード・ホルダー12、第2のクランプ28を通
して、巻き取りリール30上に装着された空のカートリ
ッジ29に接続される。
回できるように設けられている。新しいコイルを収納し
たカートリッジ23は、繰り出しリール24上に装着さ
れる。ドクター・ブレードの先端は、第1のクランプ2
6、ブレード・ホルダー12、第2のクランプ28を通
して、巻き取りリール30上に装着された空のカートリ
ッジ29に接続される。
【0010】ドクター作業中、ドクター・バック13と
ホルダー12は、ピストン−シリンダ・ユニット16に
より駆動されて振動する。クランプ26と28は、この
振動と連動した一連の動作により、ブレードを、シリン
ダの表面を横切るように軸方向に送るように制御され
る。これにより、たくわえられたブレードは、リール2
4上のカートリッジ23から次第に繰り出され、巻き取
りリール30上のカートリッジ29に巻き取られる。こ
の動作のより詳しい説明は、上記の米国特許4,69
1,406に記載されている。
ホルダー12は、ピストン−シリンダ・ユニット16に
より駆動されて振動する。クランプ26と28は、この
振動と連動した一連の動作により、ブレードを、シリン
ダの表面を横切るように軸方向に送るように制御され
る。これにより、たくわえられたブレードは、リール2
4上のカートリッジ23から次第に繰り出され、巻き取
りリール30上のカートリッジ29に巻き取られる。こ
の動作のより詳しい説明は、上記の米国特許4,69
1,406に記載されている。
【0011】ブレードの後端が繰り出しリール24上の
カートリッジ23から離れると、そのカートリッジは新
しいコイルの入った別のカートリッジと交換される。そ
して新しいコイルの先端が先行ブレードの後端の直後ま
で進められ、2つの端部が着脱自在に接続される。この
接続が完了すると、ドクター作業が短時間中断され、ク
ランプ26,28を開いたままリール24,30が高速
に回転されて、接続端部がシリンダ10を横切って速送
りされる。その後ドクター作業が再開され、2つのブレ
ードの端部の接続が解かれて、使用済のブレードを収容
したカートリッジ29が空のカートリッジと交換され
る。そしてこの空のカートリッジに新しいブレードの先
端が接続される。
カートリッジ23から離れると、そのカートリッジは新
しいコイルの入った別のカートリッジと交換される。そ
して新しいコイルの先端が先行ブレードの後端の直後ま
で進められ、2つの端部が着脱自在に接続される。この
接続が完了すると、ドクター作業が短時間中断され、ク
ランプ26,28を開いたままリール24,30が高速
に回転されて、接続端部がシリンダ10を横切って速送
りされる。その後ドクター作業が再開され、2つのブレ
ードの端部の接続が解かれて、使用済のブレードを収容
したカートリッジ29が空のカートリッジと交換され
る。そしてこの空のカートリッジに新しいブレードの先
端が接続される。
【0012】ブレード引送システムの作業効率をできる
だけ高めるためには、ブレード端18は、シリンダ10
の表面のドクタリングされるプロセス・ウエッブと接触
するときに損傷が生じないような品質のものでなければ
ならない。このことはまた、ブレードをシリンダの表面
に接触させるときに十分な注意を要求する。ドクタリン
グすべき表面の端縁に対しては、特に注意して、徐々に
接触させることが望ましい。望ましくない急激な接触
は、ブレード端18に欠けや摩耗による欠損(凹部)を
発生させる可能性がある。この欠損は最終的にプロセス
・ウエッブ(突起のある織物)の欠陥となり、低品質の
ウエッブになるかまたはウエッブを切断しなければなら
なくなる。したがって、このような欠損部は、もし発生
したら、機械の幅の1側から他側まで全幅分前進させな
ければならない。そのため、これに要する時間、行程の
運転を停止させることが必要になり、全システムの性能
を損うことになる。
だけ高めるためには、ブレード端18は、シリンダ10
の表面のドクタリングされるプロセス・ウエッブと接触
するときに損傷が生じないような品質のものでなければ
ならない。このことはまた、ブレードをシリンダの表面
に接触させるときに十分な注意を要求する。ドクタリン
グすべき表面の端縁に対しては、特に注意して、徐々に
接触させることが望ましい。望ましくない急激な接触
は、ブレード端18に欠けや摩耗による欠損(凹部)を
発生させる可能性がある。この欠損は最終的にプロセス
・ウエッブ(突起のある織物)の欠陥となり、低品質の
ウエッブになるかまたはウエッブを切断しなければなら
なくなる。したがって、このような欠損部は、もし発生
したら、機械の幅の1側から他側まで全幅分前進させな
ければならない。そのため、これに要する時間、行程の
運転を停止させることが必要になり、全システムの性能
を損うことになる。
【0013】またプロセス・ウエッブWの幅外の領域3
2に対しては特別の注意が必要であり、これらの部分で
はブレードがウエッブと接触しないことから摩擦が大き
くなりやすい。しかもこれらの領域は、ウエッブとの接
触により熱が持ち去られないために通常温度が高くな
る。摩擦が大きいことと、それに加えて温度が高くなる
ことから、ドクター・ブレードの作業端の損傷が発生し
やすい。このドクター・ブレードの作業端の損傷は、コ
イルにたくわえられたブレードを送給することができる
速度に大きな影響を及ぼし得る。
2に対しては特別の注意が必要であり、これらの部分で
はブレードがウエッブと接触しないことから摩擦が大き
くなりやすい。しかもこれらの領域は、ウエッブとの接
触により熱が持ち去られないために通常温度が高くな
る。摩擦が大きいことと、それに加えて温度が高くなる
ことから、ドクター・ブレードの作業端の損傷が発生し
やすい。このドクター・ブレードの作業端の損傷は、コ
イルにたくわえられたブレードを送給することができる
速度に大きな影響を及ぼし得る。
【0014】ブレードを最適な速度よりも速い速度で横
断させなければならない場合には、それだけ早くブレー
ドの交換が必要になる。ブレードの交換が早まると、そ
れだけ頻繁にブレードの刃たてが必要になり、ブレード
が浪費されることになる。またブレードの交換にともな
う機械の運転停止時間がそれだけ長くなる。これらはみ
な、ブレード引送システムの期待される利点を減殺す
る。
断させなければならない場合には、それだけ早くブレー
ドの交換が必要になる。ブレードの交換が早まると、そ
れだけ頻繁にブレードの刃たてが必要になり、ブレード
が浪費されることになる。またブレードの交換にともな
う機械の運転停止時間がそれだけ長くなる。これらはみ
な、ブレード引送システムの期待される利点を減殺す
る。
【0015】上記の説明を念頭に置き、さらに図2から
4を参照して説明すると、ブレード・ホルダー12は、
上板34および下板36と、それらの間に介挿されホル
ダーの内部空間をさらにバックアプ・ブレード室40と
ドクター・ブレード室42に分割する中間部材38を含
むいくつかの標準的な構成要素を含む。スペーサ44
は、下板36と中間部材38と離間させている。
4を参照して説明すると、ブレード・ホルダー12は、
上板34および下板36と、それらの間に介挿されホル
ダーの内部空間をさらにバックアプ・ブレード室40と
ドクター・ブレード室42に分割する中間部材38を含
むいくつかの標準的な構成要素を含む。スペーサ44
は、下板36と中間部材38と離間させている。
【0016】ドクター・ブレード室42内にはブレード
・キャリヤ46が保持されている。ブレード・キャリヤ
46は、スペーサ46cにより離間され、ピン46dに
より連結されたキャリヤ・プレート46a,46bから
構成される。このブレード・キャリヤ46の構成は従来
技術と同じであり、ブレードの長手方向の動きに対し
て、キー,ストッパ,その他適宜な手段(図示されてい
ない)により固定されている。ドクター・ブレード20
は、下端をスペーサ46cにより支持されつつ、ブレー
ド・キャリヤ46内を長手方向に案内される。ブレード
は何度も刃立てが行なわれるので、スペーサ46cとピ
ン46dは次第に高い位置に取り付けられる。これによ
り、ブレードの作業端18を常にシリンダの表面の望ま
しい位置に接触させることができる。バックアプ・ブレ
ード48は、バックアプ・ブレード室40内に配置され
ている。ドクター・バック13がシリンダ17により矢
印50の方向に回動させられているときは、ブレード・
ホルダーの上板34は、52で示す位置において、バッ
クアプ・ブレード48に当接し、ドクター・ブレード2
0の上面を加圧力FL で押圧している。これによりブレ
ードの作業端18は、ドクター作業を行なうのに必要な
適宜な力でシリンダ10の表面に押しつけられる。ドク
タリング中、バックアプ・ブレード48は、力が加えら
れる線52の回りに回動し、その下部は流体が満たされ
た可撓管53を押圧する。
・キャリヤ46が保持されている。ブレード・キャリヤ
46は、スペーサ46cにより離間され、ピン46dに
より連結されたキャリヤ・プレート46a,46bから
構成される。このブレード・キャリヤ46の構成は従来
技術と同じであり、ブレードの長手方向の動きに対し
て、キー,ストッパ,その他適宜な手段(図示されてい
ない)により固定されている。ドクター・ブレード20
は、下端をスペーサ46cにより支持されつつ、ブレー
ド・キャリヤ46内を長手方向に案内される。ブレード
は何度も刃立てが行なわれるので、スペーサ46cとピ
ン46dは次第に高い位置に取り付けられる。これによ
り、ブレードの作業端18を常にシリンダの表面の望ま
しい位置に接触させることができる。バックアプ・ブレ
ード48は、バックアプ・ブレード室40内に配置され
ている。ドクター・バック13がシリンダ17により矢
印50の方向に回動させられているときは、ブレード・
ホルダーの上板34は、52で示す位置において、バッ
クアプ・ブレード48に当接し、ドクター・ブレード2
0の上面を加圧力FL で押圧している。これによりブレ
ードの作業端18は、ドクター作業を行なうのに必要な
適宜な力でシリンダ10の表面に押しつけられる。ドク
タリング中、バックアプ・ブレード48は、力が加えら
れる線52の回りに回動し、その下部は流体が満たされ
た可撓管53を押圧する。
【0017】本発明の1つの特徴は、付勢力FL が領域
32において軽減されることである。この目的のため
に、サポート・ブラケット56が、58で示すように、
ドクター・バック13に取り付けられている。サポート
・ブラケット56の端部56aは丸棒形状で、腕60に
対する枢支軸の働きをする。また端部56aには、腕6
0を固定するために、ナット62がねじ止めされてい
る。
32において軽減されることである。この目的のため
に、サポート・ブラケット56が、58で示すように、
ドクター・バック13に取り付けられている。サポート
・ブラケット56の端部56aは丸棒形状で、腕60に
対する枢支軸の働きをする。また端部56aには、腕6
0を固定するために、ナット62がねじ止めされてい
る。
【0018】腕60には、シリンダ10の幅の外側の位
置においてドクター・ブレード20の下側面を押圧する
ように設けられたローラ64が支持されている。腕60
の回動端には、68で示すように、ピストン−シリンダ
・ユニット66の1端が連結されており、ピストン−シ
リンダ・ユニット66の他端は、70で示すように、支
持構造72に支持されている。支持部70は、ドクター
・バックの僅かな往復回動に対応できるだけの十分な関
節運動を許容する。ピストン−シリンダ・ユニット66
は、腕60を枢支軸56aの回りに回動させる。これに
より、ローラ64がドクター・ブレード20の下側面に
減圧力FC で押圧される。この減圧力FC は、バックア
プ・ブレード48によりブレードの上側面に加えられる
加圧力FL と反対向きに作用して加圧力FL を軽減す
る。このようにドクター・ブレード20の下側面に逆向
きの力を加えることにより加圧力を軽減することによっ
て、シリンダの領域32に対してドクター・ブレードが
過大な圧力で押しつけられるのを防止できる。実際上、
減圧力FC は、ブレードが領域32に接触しないかまた
は軽く接触するようにする程度にまで調節可能である。
置においてドクター・ブレード20の下側面を押圧する
ように設けられたローラ64が支持されている。腕60
の回動端には、68で示すように、ピストン−シリンダ
・ユニット66の1端が連結されており、ピストン−シ
リンダ・ユニット66の他端は、70で示すように、支
持構造72に支持されている。支持部70は、ドクター
・バックの僅かな往復回動に対応できるだけの十分な関
節運動を許容する。ピストン−シリンダ・ユニット66
は、腕60を枢支軸56aの回りに回動させる。これに
より、ローラ64がドクター・ブレード20の下側面に
減圧力FC で押圧される。この減圧力FC は、バックア
プ・ブレード48によりブレードの上側面に加えられる
加圧力FL と反対向きに作用して加圧力FL を軽減す
る。このようにドクター・ブレード20の下側面に逆向
きの力を加えることにより加圧力を軽減することによっ
て、シリンダの領域32に対してドクター・ブレードが
過大な圧力で押しつけられるのを防止できる。実際上、
減圧力FC は、ブレードが領域32に接触しないかまた
は軽く接触するようにする程度にまで調節可能である。
【0019】ブレード・ホルダー・プレート36と腕6
0の間には、調節可能なストッパ74が設けられてい
る。このストッパ74の高さを変えることにより、減圧
力を調節することができる。いったん減圧力を望ましい
値に設定したら、その後はくり返しその大きさに設定で
きる。
0の間には、調節可能なストッパ74が設けられてい
る。このストッパ74の高さを変えることにより、減圧
力を調節することができる。いったん減圧力を望ましい
値に設定したら、その後はくり返しその大きさに設定で
きる。
【0020】ブレードをシリンダ10の表面に徐々に接
触させることは、ドクター機構の側部に沿って間隔をお
いて配置された押しねじ76を適宜に設定することによ
り達成される。押しねじ支持部材78は、ボルト80に
より、ドクター・バック13に取り付けられている。
触させることは、ドクター機構の側部に沿って間隔をお
いて配置された押しねじ76を適宜に設定することによ
り達成される。押しねじ支持部材78は、ボルト80に
より、ドクター・バック13に取り付けられている。
【0021】押しねじ支持部材には、78は、ボルト8
0により、ドクター・バック13には複数のねじ溝を切
った穴82が設けられている。これらの穴82は、ドク
ター・バック13およびホルダー・プレート34を貫通
するように同軸にあけられた穴84に連通している。押
しねじ76は穴82のねじ溝に螺合され、穴84を通り
抜けてバックアプ・ブレード室40内まで延びている。
そしてバックアプ・ブレード室40内において86で示
す位置でバックアプ・ブレード48に当接し、バックア
プ・ブレードを可撓管53に向って押圧している。
0により、ドクター・バック13には複数のねじ溝を切
った穴82が設けられている。これらの穴82は、ドク
ター・バック13およびホルダー・プレート34を貫通
するように同軸にあけられた穴84に連通している。押
しねじ76は穴82のねじ溝に螺合され、穴84を通り
抜けてバックアプ・ブレード室40内まで延びている。
そしてバックアプ・ブレード室40内において86で示
す位置でバックアプ・ブレード48に当接し、バックア
プ・ブレードを可撓管53に向って押圧している。
【0022】ブレードがシリンダ10の表面に徐々に接
触するようにするための機械設置時の最初の微調整で
は、押しねじ支持部材78を取り付けた状態で押しねじ
76を調節する。その後で、押しねじにより加えられて
いる力を緩める必要があるとき、例えばバックアプ・ブ
レード48を交換するときは、ボルト80をはずして押
しねじ支持部材78をドクター構造13から取り外すだ
けですむ。押しねじは支持部材78の穴82にねじ係合
したままなので、支持部材78が再び取り付けられる
と、自動的に元の位置に戻る。したがって、手間のかか
る押しねじの再調整の必要なしに、ブレードのシリンダ
表面への接触の調整を再現できる。
触するようにするための機械設置時の最初の微調整で
は、押しねじ支持部材78を取り付けた状態で押しねじ
76を調節する。その後で、押しねじにより加えられて
いる力を緩める必要があるとき、例えばバックアプ・ブ
レード48を交換するときは、ボルト80をはずして押
しねじ支持部材78をドクター構造13から取り外すだ
けですむ。押しねじは支持部材78の穴82にねじ係合
したままなので、支持部材78が再び取り付けられる
と、自動的に元の位置に戻る。したがって、手間のかか
る押しねじの再調整の必要なしに、ブレードのシリンダ
表面への接触の調整を再現できる。
【0023】図5と6は、ドクター・ブレードの長さ方
向に沿ってブレードに対する加圧力を変化させるための
構成の別の実施例を示す。図1から4に示す上記実施例
と、同じ参照番号は、上記実施例の構成要素と同じかま
たは同等の機能を果す構成要素を示す。この実施例で
は、下ホルダー・プレート34は、複数の互に近接して
配置された指状部材90を収容するスペースを設けるた
めに、大きさが縮小されている。各指状部材90は、円
柱状の基部90a,背面90b,傾斜した上面90cお
よび鼻部90dを持つ。各指状部材の円柱状の基部90
aは、押しねじ支持部材78に形成された横断面が円弧
状の凹部92内に係合しており、それにより各指状部材
90は共通の軸Aの回りに別々に回動できる。押しねじ
支持部材78は、ボルト80により、ドクター・バック
13に着脱自在に取り付けられている。押しねじ76
は、前記実施例と同様に、支持部材にねじ係合され、各
指状部材90の背面90bに当接して調節可能なストッ
パの働きをしている。また可撓性のカバー・プレート9
4が、各指状部材90と支持部材78の傾斜した上端面
96を覆うように取り付けられている。このカバー・プ
レート94は、傾斜した上端面96と摺動自在に接触
し、ねじ98により各指状部材90に固定されている。
向に沿ってブレードに対する加圧力を変化させるための
構成の別の実施例を示す。図1から4に示す上記実施例
と、同じ参照番号は、上記実施例の構成要素と同じかま
たは同等の機能を果す構成要素を示す。この実施例で
は、下ホルダー・プレート34は、複数の互に近接して
配置された指状部材90を収容するスペースを設けるた
めに、大きさが縮小されている。各指状部材90は、円
柱状の基部90a,背面90b,傾斜した上面90cお
よび鼻部90dを持つ。各指状部材の円柱状の基部90
aは、押しねじ支持部材78に形成された横断面が円弧
状の凹部92内に係合しており、それにより各指状部材
90は共通の軸Aの回りに別々に回動できる。押しねじ
支持部材78は、ボルト80により、ドクター・バック
13に着脱自在に取り付けられている。押しねじ76
は、前記実施例と同様に、支持部材にねじ係合され、各
指状部材90の背面90bに当接して調節可能なストッ
パの働きをしている。また可撓性のカバー・プレート9
4が、各指状部材90と支持部材78の傾斜した上端面
96を覆うように取り付けられている。このカバー・プ
レート94は、傾斜した上端面96と摺動自在に接触
し、ねじ98により各指状部材90に固定されている。
【0024】ドクター・バック13が矢印50の方向に
回動されているときは、各指状部材90の鼻部90dは
バックアプ・ブレード48を押圧し、それによりドクタ
ー・ブレード20の作業端18がシリンダ10の表面に
押し当てられる。またその反力が、指状部材の背面90
bから、押しねじ82に加わる。したがって、押しねじ
82を調節することにより、ドクター・ブレードの長さ
方向に沿ってドクター・ブレードに対する加圧力を変え
ることができる。カバー・プレート94が可撓性である
ことと押しねじ支持部材の傾斜した上端面96に摺動自
在に接触していることが、指状部材90の独立な枢動を
可能にしている。いちど適切に調節すると、押しねじ7
6の設定はそのまま保持される。バックアプ・ブレード
48の交換が必要になったときは、ボルト80をはずし
て、支持部材78を取り外すだけですむ。このとき、指
状部材90とカバー・プレート94も一緒に取り外すこ
とができる。このアセンブリを再び取り付けると、押し
ねじ76の設定は変わっていないので、その前のブレー
ド圧の設定を再現することができる。
回動されているときは、各指状部材90の鼻部90dは
バックアプ・ブレード48を押圧し、それによりドクタ
ー・ブレード20の作業端18がシリンダ10の表面に
押し当てられる。またその反力が、指状部材の背面90
bから、押しねじ82に加わる。したがって、押しねじ
82を調節することにより、ドクター・ブレードの長さ
方向に沿ってドクター・ブレードに対する加圧力を変え
ることができる。カバー・プレート94が可撓性である
ことと押しねじ支持部材の傾斜した上端面96に摺動自
在に接触していることが、指状部材90の独立な枢動を
可能にしている。いちど適切に調節すると、押しねじ7
6の設定はそのまま保持される。バックアプ・ブレード
48の交換が必要になったときは、ボルト80をはずし
て、支持部材78を取り外すだけですむ。このとき、指
状部材90とカバー・プレート94も一緒に取り外すこ
とができる。このアセンブリを再び取り付けると、押し
ねじ76の設定は変わっていないので、その前のブレー
ド圧の設定を再現することができる。
【0025】図7と8は、本発明のさらにもう1つの実
施例を示す。この実施例では、支持部材78に、複数の
油圧室100が設けられている。各油圧室100には、
ピストン102が入っている。ピストンの先端は、指状
部材90の背面90bに当接し、ストッパの役目を果
す。カバー・プレート104は、油圧室100の後端部
をシールする。カバー・プレート104には、油圧室と
連通する油穴106が設けられている。各油穴106に
は、油圧供給管108が接続されている。各油圧供給管
108は、主油圧供給係110に連結されている。また
各油圧供給管108には、主油圧供給係110と油圧室
100との間に、調節可能な圧力調整機112が挿入さ
れている。
施例を示す。この実施例では、支持部材78に、複数の
油圧室100が設けられている。各油圧室100には、
ピストン102が入っている。ピストンの先端は、指状
部材90の背面90bに当接し、ストッパの役目を果
す。カバー・プレート104は、油圧室100の後端部
をシールする。カバー・プレート104には、油圧室と
連通する油穴106が設けられている。各油穴106に
は、油圧供給管108が接続されている。各油圧供給管
108は、主油圧供給係110に連結されている。また
各油圧供給管108には、主油圧供給係110と油圧室
100との間に、調節可能な圧力調整機112が挿入さ
れている。
【0026】この構成では、ブレード圧の設定時に、各
圧力調整機112を、それに連通する各油圧室100内
のピストン102に適切な圧力が加わるように設定す
る。その後で、バックアプ・ブレード48を交換する必
要が生じたときは、まず主油圧系の圧力を下げてから、
支持部材78,指状部材90,カバー・プレート94等
を取り外す。組み立て時には、逆に、まず取り外した構
成要素を取り付けてから主油圧系の圧力を上げる。する
と、圧力調整機112の設定はそのまま保持されている
ので、ブレード圧の設定が再現される。本実施例は、機
械から離れた場所から調節できるというさらにもう1つ
の利点がある。したがって操作員は、ドクタ作業でも、
1つまたは複数の圧力調整機112を調節するだけで、
ブレード圧の設定を微調節することができる。
圧力調整機112を、それに連通する各油圧室100内
のピストン102に適切な圧力が加わるように設定す
る。その後で、バックアプ・ブレード48を交換する必
要が生じたときは、まず主油圧系の圧力を下げてから、
支持部材78,指状部材90,カバー・プレート94等
を取り外す。組み立て時には、逆に、まず取り外した構
成要素を取り付けてから主油圧系の圧力を上げる。する
と、圧力調整機112の設定はそのまま保持されている
ので、ブレード圧の設定が再現される。本実施例は、機
械から離れた場所から調節できるというさらにもう1つ
の利点がある。したがって操作員は、ドクタ作業でも、
1つまたは複数の圧力調整機112を調節するだけで、
ブレード圧の設定を微調節することができる。
【0027】上記の説明から、当業者には、本発明によ
れば、ドクタリングしている表面の両側の領域における
ブレード圧の大きさおよび方向を適切に調節することが
可能になることが理解されるであろう。なお上記の説明
では、シリンダの1側のブレード圧の設定について説明
したが、シリンダの回転軸に直交しかつシリンダの幅方
向の中央を通る直線に関して上記の構成と対称な構成を
シリンダの他側にも配置することにより、リール30上
のカートリッジからリール24上のカートリッジにブレ
ードを逆に送給するようにすることもできることが理解
されるであろう。
れば、ドクタリングしている表面の両側の領域における
ブレード圧の大きさおよび方向を適切に調節することが
可能になることが理解されるであろう。なお上記の説明
では、シリンダの1側のブレード圧の設定について説明
したが、シリンダの回転軸に直交しかつシリンダの幅方
向の中央を通る直線に関して上記の構成と対称な構成を
シリンダの他側にも配置することにより、リール30上
のカートリッジからリール24上のカートリッジにブレ
ードを逆に送給するようにすることもできることが理解
されるであろう。
【0028】さらに当業者には、図1および2、図5お
よび6、図7および8に開示されているブレード圧を調
節するための構成は、ブレードがホルダー内を引き送り
されず、単一のブレードが新しいブレードと交換される
まで固定されている従来のドクター・ブレード機構にも
適用できることが理解されるであろう。さらにこのよう
な機構は、ドクター・ブレードの端部付近すなわちドク
ター作業を行なっている表面の側端部付近だけでなく、
ブレードの長さ方向のそれ以外の領域にも配置すること
ができる。実際上、適切な場合には、ブレードの長さ方
向の全領域にこの機構を配置することにより、ブレード
の全長に対して圧力を設定することもできる。
よび6、図7および8に開示されているブレード圧を調
節するための構成は、ブレードがホルダー内を引き送り
されず、単一のブレードが新しいブレードと交換される
まで固定されている従来のドクター・ブレード機構にも
適用できることが理解されるであろう。さらにこのよう
な機構は、ドクター・ブレードの端部付近すなわちドク
ター作業を行なっている表面の側端部付近だけでなく、
ブレードの長さ方向のそれ以外の領域にも配置すること
ができる。実際上、適切な場合には、ブレードの長さ方
向の全領域にこの機構を配置することにより、ブレード
の全長に対して圧力を設定することもできる。
【図1】本発明による引き送りブレード移送システム方
式の説明図である。
式の説明図である。
【図2】図1の装置の円Aで囲んだ部分の拡大図であ
る。
る。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図である。
【図4】図2の4−4線に沿った拡大された部分断面図
で、シリンダ面の端部においてブレードを徐々に接触さ
せるための構成を示す。
で、シリンダ面の端部においてブレードを徐々に接触さ
せるための構成を示す。
【図5】本発明によるブレード・ホルダーの他の実施例
の、図4と同様の部分を示す。
の、図4と同様の部分を示す。
【図6】図5に示されるブレード・ホルダーの正面図で
ある。
ある。
【図7】本発明によるブレード・ホルダーのさらに他の
実施例の、図5と同様の部分を示す。
実施例の、図5と同様の部分を示す。
【図8】図7に示す実施例に使用される油圧システムの
説明図である。
説明図である。
10 シリンダ 12 ブレード・ホルダー 13 ドクター・バック 16 ピストン−シリンダ・ユニット 17 ピストン−シリンダ・ユニット 23 カートリッジ 24 繰り出しリール 26 クランプ 28 クランプ 30 巻き取りリール 18 作業端 20 ドクター・ブレード 48 バックアプ・ブレード 76 押しねじ 78 支持部材 90 指状部材 94 カバー・プレート 100 油圧室 102 ピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21G 3/00 7199−3B (72)発明者 ロバート エイ. ライド アメリカ合衆国 01508 マサチューセッ ツ州 チャールトン シティ スティーヴ ンズ パーク ロード (番地なし)
Claims (11)
- 【請求項1】 移動する表面をドクタリングするための
装置であって、 ブレード・ホルダーと、 ブレード・ホルダーによって支持され、前記移動する表
面を幅方向に横断して延びる作業端を持つドクター・ブ
レードと、 前記ブレード・ホルダーによって支持され、前記ドクタ
ー・ブレードの長さに沿って延び、ドクター・ブレード
の側面を支えるように設けられたバックアプ・ブレード
と、 前記ドクター・ブレードが前記移動する表面に接触し前
記ドクター・バックにより加圧される作業位置に前記ブ
レード・ホルダーを移動させ保持するための手段と、 前記ブレード・ホルダーに着脱自在に取り付けられた少
なくとも1つの支持部材と、 前記支持部材に取り付けられ前記ブレードの作業端の長
さに沿って前記加圧力を変化させるための調節手段を含
む装置。 - 【請求項2】 前記支持部材に取り付けられた調節手段
が、前記支持部材にねじ係合され、前記バックアプ・ブ
レードに当接する複数の押しねじを含む請求項1の装
置。 - 【請求項3】 前記ブレード・ホルダーが、前記ドクタ
ー・ブレードを保持するためのドクター・ブレード室
と、前記バックアプ・ブレードを保持するためのバック
アプ・ブレード室と、バックアプ・ブレードに当接しバ
ックアプ・ブレードをドクター・ブレードに押しつける
ように設けられた加圧要素を含む請求項1の装置。 - 【請求項4】 前記加圧要素が前記バックアプ・ブレー
ドの長さに沿って配置されている請求項3の装置。 - 【請求項5】 前記加圧要素が複数の枢動自在に支持さ
れた指状部材を含む請求項3の装置。 - 【請求項6】 前記調節手段が、前記支持部材にねじ係
合され、前記指状部材の各々に当接する複数の押しねじ
を含む請求項5の装置。 - 【請求項7】 前記支持部材に複数の液圧室が設けら
れ、各液圧室にピストンが挿入されており、さらに前記
液圧室が前記ピストンを前記指状部材に向けて押し出す
ための液圧供給手段に接続されている請求項5の装置。 - 【請求項8】 前記指状部材が前記支持部材により支持
されている請求項5,6,7のどれかの装置。 - 【請求項9】 前記指状部材が、指状部材と前記支持部
材の上部を覆うように設けられたカバー・プレートによ
り互に連結されている請求項8の装置。 - 【請求項10】 前記カバー・プレートが前記支持部材
に摺動自在に接触している請求項9の装置。 - 【請求項11】 移動する表面をドクタリングするため
の装置であって、 ブレード・ホルダーと、 加圧面と作業端を持ち、前記移動する表面の幅とほぼ同
じ長さにわたって前記ブレード・ホルダーにより支持さ
れたドクター・ブレードと、 前記ブレード・ホルダーにより支持され、前記ドクター
・ブレードに対して傾斜しかつその1端部が前記ドクタ
ー・ブレードに当接するように配置されたバックアプ・
ブレードと、 前記ブレード・ホルダーに着脱自在に取り付けられた支
持部材と、 前記支持部材に取り付けられ、前記バックアプ・ブレー
ドの長さ方向に沿って適宜間隔で前記バックアプ・ブレ
ードに当接するストッパ部材と、 前記ドクター・ブレードの作業端が前記移動する表面に
接触し、その反力が前記バックアプ・ブレードを介して
前記ストッパ部材に加わる作業位置に前記ブレード・ホ
ルダーを移動させ保持するための手段と、 前記支持部材に対する前記ストッパ部材の相対位置を調
節することにより前記反力を前記バックアプ・ブレード
の長さ方向に沿って変化させるための手段を含む装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/708,342 US5230775A (en) | 1990-06-05 | 1991-05-31 | Blade edge loading control for doctoring apparatus |
US07/708342 | 1991-05-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06154693A true JPH06154693A (ja) | 1994-06-03 |
JP2591867B2 JP2591867B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=24845418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3159009A Expired - Fee Related JP2591867B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-06-28 | ドクタリング装置 |
Country Status (8)
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US (1) | US5230775A (ja) |
EP (1) | EP0515747B1 (ja) |
JP (1) | JP2591867B2 (ja) |
AT (1) | ATE160397T1 (ja) |
CA (1) | CA2044873C (ja) |
DE (1) | DE69128243T2 (ja) |
ES (1) | ES2108707T3 (ja) |
FI (1) | FI97402C (ja) |
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- 1991-06-20 FI FI913030A patent/FI97402C/fi not_active IP Right Cessation
- 1991-06-24 EP EP91305683A patent/EP0515747B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-06-24 DE DE69128243T patent/DE69128243T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-06-24 ES ES91305683T patent/ES2108707T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-06-24 AT AT91305683T patent/ATE160397T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-06-28 JP JP3159009A patent/JP2591867B2/ja not_active Expired - Fee Related
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