JPH0615116A - 水平式真空濾過機 - Google Patents
水平式真空濾過機Info
- Publication number
- JPH0615116A JPH0615116A JP4019242A JP1924292A JPH0615116A JP H0615116 A JPH0615116 A JP H0615116A JP 4019242 A JP4019242 A JP 4019242A JP 1924292 A JP1924292 A JP 1924292A JP H0615116 A JPH0615116 A JP H0615116A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cake
- vacuum
- filter cloth
- vacuum box
- endless filter
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーキ洗浄がしにくい被処理物を円滑にかつ
確実に処理することができて、1基の濾過機により1連
のケーキ洗浄プロセスを実施することができ、しかも安
価で場所をとらない水平式真空濾過機を提供することを
目的とする。 【構成】 リパルパー部13の前段に設けられた第1の
真空箱部4によって洗浄されたケーキ16を、上記リパ
ルパー部13によってスラリー状に戻した後、このリパ
ルパー部13の後段に設けられた第2の真空箱部14に
よって再びケーキ洗浄する。
確実に処理することができて、1基の濾過機により1連
のケーキ洗浄プロセスを実施することができ、しかも安
価で場所をとらない水平式真空濾過機を提供することを
目的とする。 【構成】 リパルパー部13の前段に設けられた第1の
真空箱部4によって洗浄されたケーキ16を、上記リパ
ルパー部13によってスラリー状に戻した後、このリパ
ルパー部13の後段に設けられた第2の真空箱部14に
よって再びケーキ洗浄する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空箱の上面に無端濾
布が移動可能に設けられ、上記真空箱の真空吸引により
上記無端濾布上のスラリー等の被処理物の固液分離を行
なうと共に、洗浄を行なって脱水させる水平式真空濾過
機に係り、特に、1度の固液分離、洗浄及び脱水ではケ
ーキ内部まで十分洗浄できない被処理物を処理する水平
式真空濾過機に関する。
布が移動可能に設けられ、上記真空箱の真空吸引により
上記無端濾布上のスラリー等の被処理物の固液分離を行
なうと共に、洗浄を行なって脱水させる水平式真空濾過
機に係り、特に、1度の固液分離、洗浄及び脱水ではケ
ーキ内部まで十分洗浄できない被処理物を処理する水平
式真空濾過機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ケーキ洗浄を必要とする被処理
物においては、濾過後にケーキ上面より洗浄水を散布し
てケーキ洗浄を行なっているが、被処理物によっては、
洗浄水がケーキ内部に浸透しにくいために十分に洗浄で
きない場合がある。そして、従来、このような被処理物
のケーキ洗浄を行なう場合には、1基の濾過機により脱
水、洗浄を行なった後、そのケーキを破砕機の設置され
たホッパーに投入し、洗浄水を供給してスラリー状に
し、再び他の濾過機により脱水、洗浄を行なっていた。
物においては、濾過後にケーキ上面より洗浄水を散布し
てケーキ洗浄を行なっているが、被処理物によっては、
洗浄水がケーキ内部に浸透しにくいために十分に洗浄で
きない場合がある。そして、従来、このような被処理物
のケーキ洗浄を行なう場合には、1基の濾過機により脱
水、洗浄を行なった後、そのケーキを破砕機の設置され
たホッパーに投入し、洗浄水を供給してスラリー状に
し、再び他の濾過機により脱水、洗浄を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のケーキ洗浄においては、2基の濾過機が必要になる
ために、コスト高及び据え付け面積が嵩む等の問題があ
った。
来のケーキ洗浄においては、2基の濾過機が必要になる
ために、コスト高及び据え付け面積が嵩む等の問題があ
った。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ケーキ洗浄がしにくい被
処理物を円滑にかつ確実に処理することができて、1基
の濾過機により1連のケーキ洗浄プロセスを実施するこ
とができ、しかも安価で場所をとらない水平式真空濾過
機を提供することにある。
で、その目的とするところは、ケーキ洗浄がしにくい被
処理物を円滑にかつ確実に処理することができて、1基
の濾過機により1連のケーキ洗浄プロセスを実施するこ
とができ、しかも安価で場所をとらない水平式真空濾過
機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、真空箱の上面に無端濾布が移動可能に設
けられ、上記真空箱の真空吸引により上記無端濾布上の
スラリー等の被処理物の固液分離を行なうと共に、洗浄
を行なって脱水させる水平式真空濾過機において、上記
真空箱部が所定間隔離間して複数箇所に設けられ、これ
らの真空箱部の間に、上記脱水された被処理物を液状に
する液状化装置が設けられたものである。
に、本発明は、真空箱の上面に無端濾布が移動可能に設
けられ、上記真空箱の真空吸引により上記無端濾布上の
スラリー等の被処理物の固液分離を行なうと共に、洗浄
を行なって脱水させる水平式真空濾過機において、上記
真空箱部が所定間隔離間して複数箇所に設けられ、これ
らの真空箱部の間に、上記脱水された被処理物を液状に
する液状化装置が設けられたものである。
【0006】
【作用】本発明の水平式真空濾過機にあっては、液状化
装置の前段に設けられた真空箱部によってケーキ洗浄さ
れた被処理物を、上記液状化装置によって液状(スラリ
ー状)に戻した後、この液状化装置の後段に設けられた
真空箱部によって再びケーキ洗浄する。
装置の前段に設けられた真空箱部によってケーキ洗浄さ
れた被処理物を、上記液状化装置によって液状(スラリ
ー状)に戻した後、この液状化装置の後段に設けられた
真空箱部によって再びケーキ洗浄する。
【0007】
【実施例】以下、図1と図2に基づいて本発明の一実施
例を説明する。
例を説明する。
【0008】これらの図において符号1は、フレーム2
に回転自在に設置した多数の案内ロール3に張設された
無端濾布であり、この無端濾布1の水平部分1a(図1
において左側)の下部には、第1の真空箱部4が配置さ
れている。そして、上記第1の真空箱部4上の無端濾布
1は、それぞれ、ケーキ形成区画、洗浄区画,脱水区画
に区分されている。また、上記無端濾布1の水平部分1
aの上方には、連結部材5により互いに連結された状態
で、スラリー供給装置6及び洗浄装置7が、水平方向に
往復移動自在に設けられており、スラリー供給装置6
は、上記ケーキ形成区画にスラリーを供給すると共に、
洗浄装置7は、上記洗浄区画に洗浄水を供給するように
なっている。そして、上記スラリー供給装置6には、ス
ラリー供給装置6及び洗浄装置7を水平移動させる水平
シリンダ8が連結されている。
に回転自在に設置した多数の案内ロール3に張設された
無端濾布であり、この無端濾布1の水平部分1a(図1
において左側)の下部には、第1の真空箱部4が配置さ
れている。そして、上記第1の真空箱部4上の無端濾布
1は、それぞれ、ケーキ形成区画、洗浄区画,脱水区画
に区分されている。また、上記無端濾布1の水平部分1
aの上方には、連結部材5により互いに連結された状態
で、スラリー供給装置6及び洗浄装置7が、水平方向に
往復移動自在に設けられており、スラリー供給装置6
は、上記ケーキ形成区画にスラリーを供給すると共に、
洗浄装置7は、上記洗浄区画に洗浄水を供給するように
なっている。そして、上記スラリー供給装置6には、ス
ラリー供給装置6及び洗浄装置7を水平移動させる水平
シリンダ8が連結されている。
【0009】上記無端濾布1の水平部分1aの下流側に
は、折り返し部分1bを介して、傾斜部分1cが配置さ
れている。そして、上記水平部分1aと折り返し部分1
bとの間に配置された案内ロール3及び上記傾斜部分1
cの下流端に配置された案内ロール3には、それぞれ、
無端濾布1を介して、スクレーパ9,10が設けられて
いると共に、上記折り返し部分1bと傾斜部分1cとの
間に配置された案内ロール3には、スクレーパ11が当
接されている。また、上記無端濾布1の傾斜部分1cの
下部には、リパルパー液12を収容するリパルパー部1
3と、このリパルパー液12を吸引する第2の真空箱部
14とが、互いに一体的に連結された状態で、上記リパ
ルパー部13の下方の支点15を中心にして、上下方向
に回動調整自在に設けられている。そして、上記リパル
パー部13には、ケーキ16を破砕する攪拌機17と、
上記リパルパー液12の液面を仕切る仕切り板18がそ
れぞれ設けられており、上記折り返し部分1bと傾斜部
分1cとの間に配置された案内ロール3と上記攪拌機1
7とにそれぞれリパルパー水を供給するノズル19が、
上記攪拌機17の上方に配置されている。さらに、上記
第2の真空箱部14上の無端濾布1は、上記第1の真空
箱部4上の無端濾布1と同様に、それぞれ、ケーキ形成
区画、洗浄区画,脱水区画に区分されており、上記洗浄
区画の上方には、洗浄装置20が、上記傾斜部分1cの
傾斜に沿って移動自在に設けられている。そして、この
洗浄装置20には、洗浄装置20を往復移動させる傾斜
シリンダ21が連結されている。
は、折り返し部分1bを介して、傾斜部分1cが配置さ
れている。そして、上記水平部分1aと折り返し部分1
bとの間に配置された案内ロール3及び上記傾斜部分1
cの下流端に配置された案内ロール3には、それぞれ、
無端濾布1を介して、スクレーパ9,10が設けられて
いると共に、上記折り返し部分1bと傾斜部分1cとの
間に配置された案内ロール3には、スクレーパ11が当
接されている。また、上記無端濾布1の傾斜部分1cの
下部には、リパルパー液12を収容するリパルパー部1
3と、このリパルパー液12を吸引する第2の真空箱部
14とが、互いに一体的に連結された状態で、上記リパ
ルパー部13の下方の支点15を中心にして、上下方向
に回動調整自在に設けられている。そして、上記リパル
パー部13には、ケーキ16を破砕する攪拌機17と、
上記リパルパー液12の液面を仕切る仕切り板18がそ
れぞれ設けられており、上記折り返し部分1bと傾斜部
分1cとの間に配置された案内ロール3と上記攪拌機1
7とにそれぞれリパルパー水を供給するノズル19が、
上記攪拌機17の上方に配置されている。さらに、上記
第2の真空箱部14上の無端濾布1は、上記第1の真空
箱部4上の無端濾布1と同様に、それぞれ、ケーキ形成
区画、洗浄区画,脱水区画に区分されており、上記洗浄
区画の上方には、洗浄装置20が、上記傾斜部分1cの
傾斜に沿って移動自在に設けられている。そして、この
洗浄装置20には、洗浄装置20を往復移動させる傾斜
シリンダ21が連結されている。
【0010】上記フレーム2の下部には、上記無端濾布
1の横幅より長い一対の挟持部材22,23が、無端濾
布1の走行方向と直交する方向において、無端濾布1を
間に挟んだ状態で上下に設けられている。そして、上方
の挟持部材22の両側部には挟持シリンダ(図示せず)
がそれぞれ取り付けられており、これらの挟持シリンダ
のピストンロッドは、下方の挟持部材23に連結されて
いる。これにより、上記挟持シリンダを操作すると、挟
持部材22に対して挟持部材23が接近、離間して、両
挟持部材22,23間に無端濾布1が係脱されるように
なっている。また、上方の挟持部材22の両側は、走行
台車24に連結されており、この走行台車24は、フレ
ーム2に固定した支持部材25上に無端濾布1の走行方
向に沿って走行自在に載置されている。そして、上記挟
持部材22の長さ方向中央部には、上記フレーム2に垂
設された移動シリンダ26のピストンロッド27の一端
(図1において左端)が連結されている。さらに、上記
移動シリンダ26のピストンロッド27の他端(図1に
おいて右端)には、洗浄パイプ28が連結されており、
この洗浄パイプ28の先端には、ケーキを剥離した無端
濾布1の洗浄を行なう洗浄ノズル29が、洗浄水の飛散
防止用の覆い30に囲まれて設けられている。そして、
上記挟持シリンダと上記移動シリンダ26とを操作する
ことにより、上記無端濾布1を、一定時間毎に一方向に
一定ストロークだけ間欠移動させるようになっていると
共に、上記洗浄パイプ28を往復移動させるようになっ
ている。さらにまた、上記無端濾布1の移動時には、上
記各真空箱部4,14の真空吸引状態が自動的に大気圧
に戻されるように構成されている。
1の横幅より長い一対の挟持部材22,23が、無端濾
布1の走行方向と直交する方向において、無端濾布1を
間に挟んだ状態で上下に設けられている。そして、上方
の挟持部材22の両側部には挟持シリンダ(図示せず)
がそれぞれ取り付けられており、これらの挟持シリンダ
のピストンロッドは、下方の挟持部材23に連結されて
いる。これにより、上記挟持シリンダを操作すると、挟
持部材22に対して挟持部材23が接近、離間して、両
挟持部材22,23間に無端濾布1が係脱されるように
なっている。また、上方の挟持部材22の両側は、走行
台車24に連結されており、この走行台車24は、フレ
ーム2に固定した支持部材25上に無端濾布1の走行方
向に沿って走行自在に載置されている。そして、上記挟
持部材22の長さ方向中央部には、上記フレーム2に垂
設された移動シリンダ26のピストンロッド27の一端
(図1において左端)が連結されている。さらに、上記
移動シリンダ26のピストンロッド27の他端(図1に
おいて右端)には、洗浄パイプ28が連結されており、
この洗浄パイプ28の先端には、ケーキを剥離した無端
濾布1の洗浄を行なう洗浄ノズル29が、洗浄水の飛散
防止用の覆い30に囲まれて設けられている。そして、
上記挟持シリンダと上記移動シリンダ26とを操作する
ことにより、上記無端濾布1を、一定時間毎に一方向に
一定ストロークだけ間欠移動させるようになっていると
共に、上記洗浄パイプ28を往復移動させるようになっ
ている。さらにまた、上記無端濾布1の移動時には、上
記各真空箱部4,14の真空吸引状態が自動的に大気圧
に戻されるように構成されている。
【0011】上記のように構成された水平式真空濾過機
において、上記挟持シリンダと移動シリンダ26の各操
作を繰り返すことにより、上記無端濾布1が一定方向
(図1及び図2において矢印方向)に間欠的に移動させ
られる。この際、上記スラリー供給装置6によって上記
第1の真空箱部4上のケーキ形成区画にスラリーが均一
に供給されると共に、洗浄装置7によって洗浄区画に洗
浄水が万遍なく散布されて、該洗浄区画に形成されたケ
ーキ16の洗浄が行なわれる一方、脱水区画において
は、洗浄後のケーキ16を真空吸引することにより、脱
水乾燥が行なわれる。
において、上記挟持シリンダと移動シリンダ26の各操
作を繰り返すことにより、上記無端濾布1が一定方向
(図1及び図2において矢印方向)に間欠的に移動させ
られる。この際、上記スラリー供給装置6によって上記
第1の真空箱部4上のケーキ形成区画にスラリーが均一
に供給されると共に、洗浄装置7によって洗浄区画に洗
浄水が万遍なく散布されて、該洗浄区画に形成されたケ
ーキ16の洗浄が行なわれる一方、脱水区画において
は、洗浄後のケーキ16を真空吸引することにより、脱
水乾燥が行なわれる。
【0012】次いで、上記ケーキ16が、無端濾布1の
水平部分1aの下流端に達すると、その自重により無端
濾布1から離れて、あるいはスクレーパ9によって無端
濾布1から掻き取られて攪拌機17上に落下し、この攪
拌機17により破砕される。そして、この攪拌機17に
より破砕されたケーキにノズル19からリパルパー水を
供給し、このケーキ内の不純物を洗浄してリパルパー部
13内にリパルパー液12として収容する。また、上記
ノズル19から供給されたリパルパー水は、スクレーパ
11の近傍の案内ロール3の表面にも散布されて、この
案内ロール3の表面に付着して上昇してくるリパルパー
液12を掻き落とす。
水平部分1aの下流端に達すると、その自重により無端
濾布1から離れて、あるいはスクレーパ9によって無端
濾布1から掻き取られて攪拌機17上に落下し、この攪
拌機17により破砕される。そして、この攪拌機17に
より破砕されたケーキにノズル19からリパルパー水を
供給し、このケーキ内の不純物を洗浄してリパルパー部
13内にリパルパー液12として収容する。また、上記
ノズル19から供給されたリパルパー水は、スクレーパ
11の近傍の案内ロール3の表面にも散布されて、この
案内ロール3の表面に付着して上昇してくるリパルパー
液12を掻き落とす。
【0013】続いて、上記リパルパー部13内に収容さ
れているリパルパー液12は、無端濾布1の移動に伴
い、仕切り板18の下方を通過して第2の真空箱部14
上に達し、この第2の真空箱部14上のケーキ形成区画
において真空吸引されてケーキが再度形成されると共
に、洗浄装置によって洗浄区画に洗浄水が万遍なく散布
されて、該洗浄区画においてケーキの洗浄が行なわれ、
さらに、脱水区画において、洗浄後のケーキを真空吸引
することにより、脱水乾燥が行なわれた後、スクレーパ
10によって無端濾布1から剥ぎ取られて回収される。
一方、上記ケーキが掻き落とされた無端濾布1は覆い3
0内に到り、洗浄ノズル29によって洗浄水が供給され
ることにより洗浄される。
れているリパルパー液12は、無端濾布1の移動に伴
い、仕切り板18の下方を通過して第2の真空箱部14
上に達し、この第2の真空箱部14上のケーキ形成区画
において真空吸引されてケーキが再度形成されると共
に、洗浄装置によって洗浄区画に洗浄水が万遍なく散布
されて、該洗浄区画においてケーキの洗浄が行なわれ、
さらに、脱水区画において、洗浄後のケーキを真空吸引
することにより、脱水乾燥が行なわれた後、スクレーパ
10によって無端濾布1から剥ぎ取られて回収される。
一方、上記ケーキが掻き落とされた無端濾布1は覆い3
0内に到り、洗浄ノズル29によって洗浄水が供給され
ることにより洗浄される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、真空箱
の上面に無端濾布が移動可能に設けられ、上記真空箱の
真空吸引により上記無端濾布上のスラリー等の被処理物
の固液分離を行なうと共に、洗浄を行なって脱水させる
水平式真空濾過機において、上記真空箱部が所定間隔離
間して複数箇所に設けられ、これらの真空箱部の間に、
上記脱水された被処理物を液状にする液状化装置が設け
られたものであるから、液状化装置の前段に設けられた
真空箱部によってケーキ洗浄された被処理物を、上記液
状化装置によって液状(スラリー状)に戻した後、この
液状化装置の後段に設けられた真空箱部によって再びケ
ーキ洗浄することにより、ケーキ洗浄がしにくい被処理
物を円滑にかつ確実に処理することができて、1基の濾
過機により1連のケーキ洗浄プロセスを実施することが
でき、しかも安価で場所をとらない上に、所望の脱水効
果及び洗浄効果を得て均質な製品を得ることができる。
の上面に無端濾布が移動可能に設けられ、上記真空箱の
真空吸引により上記無端濾布上のスラリー等の被処理物
の固液分離を行なうと共に、洗浄を行なって脱水させる
水平式真空濾過機において、上記真空箱部が所定間隔離
間して複数箇所に設けられ、これらの真空箱部の間に、
上記脱水された被処理物を液状にする液状化装置が設け
られたものであるから、液状化装置の前段に設けられた
真空箱部によってケーキ洗浄された被処理物を、上記液
状化装置によって液状(スラリー状)に戻した後、この
液状化装置の後段に設けられた真空箱部によって再びケ
ーキ洗浄することにより、ケーキ洗浄がしにくい被処理
物を円滑にかつ確実に処理することができて、1基の濾
過機により1連のケーキ洗浄プロセスを実施することが
でき、しかも安価で場所をとらない上に、所望の脱水効
果及び洗浄効果を得て均質な製品を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】リパルパー部を示す正面図である。
1 無端濾布 4 第1の真空箱部 12 リパルパー液 13 リパルパー部(液状化装置) 14 第2の真空箱部 16 ケーキ(被処理物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野瀬 一弘 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 関根 興一郎 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 真空箱の上面に無端濾布が移動可能に設
けられ、上記真空箱の真空吸引により上記無端濾布上の
スラリー等の被処理物の固液分離を行なうと共に、洗浄
を行なって脱水させる水平式真空濾過機において、上記
真空箱部が所定間隔離間して複数箇所に設けられ、これ
らの真空箱部の間に、上記脱水された被処理物を液状に
する液状化装置が設けられたことを特徴とする水平式真
空濾過機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4019242A JPH0615116A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 水平式真空濾過機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4019242A JPH0615116A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 水平式真空濾過機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615116A true JPH0615116A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=11993938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4019242A Withdrawn JPH0615116A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 水平式真空濾過機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615116A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000271414A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-10-03 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 真空濾過による粒状固形物の洗浄方法 |
JP2008504958A (ja) * | 2004-07-09 | 2008-02-21 | ベーハーエス−ゾントホーフェン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 固形物の再懸濁を行うフィルタ |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP4019242A patent/JPH0615116A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000271414A (ja) * | 1999-03-26 | 2000-10-03 | Mitsubishi Gas Chem Co Inc | 真空濾過による粒状固形物の洗浄方法 |
JP4518216B2 (ja) * | 1999-03-26 | 2010-08-04 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 真空濾過による粒状固形物の洗浄方法 |
JP2008504958A (ja) * | 2004-07-09 | 2008-02-21 | ベーハーエス−ゾントホーフェン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 固形物の再懸濁を行うフィルタ |
JP4870666B2 (ja) * | 2004-07-09 | 2012-02-08 | ベーハーエス−ゾントホーフェン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 固形物の再懸濁を行うフィルタ |
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