JPH06150951A - 発電システム - Google Patents
発電システムInfo
- Publication number
- JPH06150951A JPH06150951A JP4324852A JP32485292A JPH06150951A JP H06150951 A JPH06150951 A JP H06150951A JP 4324852 A JP4324852 A JP 4324852A JP 32485292 A JP32485292 A JP 32485292A JP H06150951 A JPH06150951 A JP H06150951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- power
- power generation
- gas engine
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02B90/10—Applications of fuel cells in buildings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料電池と発電用ガスエンジンとを併用し、
効率良く電力を発生させながら、急激な負荷増大といっ
た負荷変動を良好に吸収する。 【構成】 発電用ガスエンジン8と燃料電池2とを備
え、発電用ガスエンジン8と燃料電池2に、それぞれか
らの電力を取り出す第1および第2の集電線5,10を
接続し、電力負荷が設定値以下のときには燃料電池2の
み作動し、一方、電力負荷が前記設定値を越えたときに
は、発電用ガスエンジン8を作動するとともにその出力
が安定作動点を維持する状態で燃料電池2の出力を制御
し、かつ、燃料電池2の出力が定格を越えた状態では発
電用ガスエンジン8の出力を制御するように構成する。
効率良く電力を発生させながら、急激な負荷増大といっ
た負荷変動を良好に吸収する。 【構成】 発電用ガスエンジン8と燃料電池2とを備
え、発電用ガスエンジン8と燃料電池2に、それぞれか
らの電力を取り出す第1および第2の集電線5,10を
接続し、電力負荷が設定値以下のときには燃料電池2の
み作動し、一方、電力負荷が前記設定値を越えたときに
は、発電用ガスエンジン8を作動するとともにその出力
が安定作動点を維持する状態で燃料電池2の出力を制御
し、かつ、燃料電池2の出力が定格を越えた状態では発
電用ガスエンジン8の出力を制御するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池と発電用ガス
エンジンとを併用した発電システムに関する。
エンジンとを併用した発電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料電池の発電効率は40%以上と高い
が、例えば、定格の0%から 100%まで増加させようと
した場合に10分も要するといったように負荷の増大に対
する応答性が遅く、また、起動に数時間も要する不都合
があった。
が、例えば、定格の0%から 100%まで増加させようと
した場合に10分も要するといったように負荷の増大に対
する応答性が遅く、また、起動に数時間も要する不都合
があった。
【0003】一方、発電用ガスエンジンは、その発電効
率が略30%と燃料電池に比べて低いが、定格の0%から
100%まで増加するのに数秒程度と、負荷に対する応答
性に優れるとともに、起動が1分以内と極めて短い特性
を有し、負荷変動に対応させる場合に好適となる利点を
有している。
率が略30%と燃料電池に比べて低いが、定格の0%から
100%まで増加するのに数秒程度と、負荷に対する応答
性に優れるとともに、起動が1分以内と極めて短い特性
を有し、負荷変動に対応させる場合に好適となる利点を
有している。
【0004】このようなことから、燃料電池または発電
用ガスエンジンのいずれか一方のみで発電システムを構
成しようとする場合には、発電効率の面から燃料電池を
採用し、例えば、ポンプ類の起動時や停止時、エレベー
タの動作時といった大きな負荷変動を吸収するために、
電力会社などからの買電系統と連系し、その購入電力に
よって負荷変動を吸収するとか、あるいは、二次電池に
蓄電しておいて、負荷が急激に増大したときに、蓄電し
た電力を放出させて吸収するといった方法が採られてい
る。
用ガスエンジンのいずれか一方のみで発電システムを構
成しようとする場合には、発電効率の面から燃料電池を
採用し、例えば、ポンプ類の起動時や停止時、エレベー
タの動作時といった大きな負荷変動を吸収するために、
電力会社などからの買電系統と連系し、その購入電力に
よって負荷変動を吸収するとか、あるいは、二次電池に
蓄電しておいて、負荷が急激に増大したときに、蓄電し
た電力を放出させて吸収するといった方法が採られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、買電に
よる場合には、エネルギー効率面でのロスは無いが、系
統連系保護リレーなどのために設備が大掛かりになって
高価になる欠点があり、一方、蓄電による場合には、蓄
電効率が70%程度と低くてエネルギー効率が悪いうえに
高価で信頼性が低い欠点があった。
よる場合には、エネルギー効率面でのロスは無いが、系
統連系保護リレーなどのために設備が大掛かりになって
高価になる欠点があり、一方、蓄電による場合には、蓄
電効率が70%程度と低くてエネルギー効率が悪いうえに
高価で信頼性が低い欠点があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、燃料電池と発電用ガスエンジンとを併
用し、効率良く電力を発生させながら、急激な負荷増大
といった負荷変動を良好に吸収できるようにすることを
目的とする。
たものであって、燃料電池と発電用ガスエンジンとを併
用し、効率良く電力を発生させながら、急激な負荷増大
といった負荷変動を良好に吸収できるようにすることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の発電システム
は、上述のような目的を達成するために、発電用ガスエ
ンジンと燃料電池とを備え、発電用ガスエンジンと燃料
電池に、それぞれからの電力を取り出す集電線を接続
し、電力負荷が設定値以下のときには燃料電池のみ作動
し、一方、電力負荷が前記設定値を越えたときには、発
電用ガスエンジンを作動するとともにその出力が安定作
動点を維持する状態で燃料電池の出力を制御し、かつ、
燃料電池の出力が定格を越えた状態では発電用ガスエン
ジンの出力を制御する運転制御手段を設けて構成する。
は、上述のような目的を達成するために、発電用ガスエ
ンジンと燃料電池とを備え、発電用ガスエンジンと燃料
電池に、それぞれからの電力を取り出す集電線を接続
し、電力負荷が設定値以下のときには燃料電池のみ作動
し、一方、電力負荷が前記設定値を越えたときには、発
電用ガスエンジンを作動するとともにその出力が安定作
動点を維持する状態で燃料電池の出力を制御し、かつ、
燃料電池の出力が定格を越えた状態では発電用ガスエン
ジンの出力を制御する運転制御手段を設けて構成する。
【0008】夜間等の最低負荷時にあっても効率良く安
定運転できるように、前述最低負荷が燃料電池の定格の
25〜30%になるように燃料電池の定格を選定し、更に、
発電用ガスエンジンにおいても、それを作動するときに
効率良く安定運転できる最低出力、すなわち、安定作動
点(例えば、発電用ガスエンジンの定格の25%など)以
上になるように設定し、その最低負荷時の燃料電池の定
格の25〜30%と発電用ガスエンジンにおける安定作動点
の合計をもって前述発電用ガスエンジン起動時の燃料電
池電力負荷設定値とするのである。
定運転できるように、前述最低負荷が燃料電池の定格の
25〜30%になるように燃料電池の定格を選定し、更に、
発電用ガスエンジンにおいても、それを作動するときに
効率良く安定運転できる最低出力、すなわち、安定作動
点(例えば、発電用ガスエンジンの定格の25%など)以
上になるように設定し、その最低負荷時の燃料電池の定
格の25〜30%と発電用ガスエンジンにおける安定作動点
の合計をもって前述発電用ガスエンジン起動時の燃料電
池電力負荷設定値とするのである。
【0009】
【作用】本発明の発電システムの構成によれば、最低負
荷時にあっても、燃料電池を効率良く安定運転し、しか
も、負荷が増大して設定値を越え、発電用ガスエンジン
において安定作動点を確保できる状態になってから、発
電用ガスエンジンを作動させるとともに、燃料電池の出
力が定格を越えるまでは安定作動点を維持させ、負荷の
変動に対しては発電用ガスエンジンで対応させながら、
発電効率の高い燃料電池の出力を制御して運転し、燃料
電池の出力が定格を越えてから発電用ガスエンジンの出
力を安定作動点以上になるように制御することができ
る。
荷時にあっても、燃料電池を効率良く安定運転し、しか
も、負荷が増大して設定値を越え、発電用ガスエンジン
において安定作動点を確保できる状態になってから、発
電用ガスエンジンを作動させるとともに、燃料電池の出
力が定格を越えるまでは安定作動点を維持させ、負荷の
変動に対しては発電用ガスエンジンで対応させながら、
発電効率の高い燃料電池の出力を制御して運転し、燃料
電池の出力が定格を越えてから発電用ガスエンジンの出
力を安定作動点以上になるように制御することができ
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0011】図1は、本発明に係る発電システムの実施
例を示すフローチャートであり、負荷1と燃料電池2と
が、直流から交流に変換するインバータ3と変圧器4と
を介装した第1の集電線5を介して接続されるととも
に、第1の集電線5の負荷1側に、ガスエンジン6と発
電機7とから成る発電用ガスエンジン8が、遮断器9を
介装した第2の集電線10を介して接続され、燃料電池
2および発電用ガスエンジン8それぞれからの電力を負
荷1に取り出すことができるように構成されている。
例を示すフローチャートであり、負荷1と燃料電池2と
が、直流から交流に変換するインバータ3と変圧器4と
を介装した第1の集電線5を介して接続されるととも
に、第1の集電線5の負荷1側に、ガスエンジン6と発
電機7とから成る発電用ガスエンジン8が、遮断器9を
介装した第2の集電線10を介して接続され、燃料電池
2および発電用ガスエンジン8それぞれからの電力を負
荷1に取り出すことができるように構成されている。
【0012】第1の集電線5に第1の電圧計12と第1
の電流計13とが付設されるとともに、第2の集電線1
0に第2の電圧計14と第2の電流計15とが付設さ
れ、第1および第2の電圧計12,14、ならびに、第
1および第2の電流計13,15それぞれが、運転制御
手段としてのマイクロコンピュータ16に接続されると
ともに、マイクロコンピュータ16に、インバータ3の
コントローラ17と、ガスエンジン6の電子ガバナ18
と、発電機7の自動電圧調整器19とが接続されてい
る。
の電流計13とが付設されるとともに、第2の集電線1
0に第2の電圧計14と第2の電流計15とが付設さ
れ、第1および第2の電圧計12,14、ならびに、第
1および第2の電流計13,15それぞれが、運転制御
手段としてのマイクロコンピュータ16に接続されると
ともに、マイクロコンピュータ16に、インバータ3の
コントローラ17と、ガスエンジン6の電子ガバナ18
と、発電機7の自動電圧調整器19とが接続されてい
る。
【0013】マイクロコンピュータ16には、図2のブ
ロック図に示すように、第1の電力算出手段20、第2
の電力算出手段21、比較手段23、有効電力・無効電
力設定器24が備えられている。
ロック図に示すように、第1の電力算出手段20、第2
の電力算出手段21、比較手段23、有効電力・無効電
力設定器24が備えられている。
【0014】第1の電力算出手段20では、第1の電圧
計12で測定された電圧と第1の電流計13で測定され
た電流とから、燃料電池2から出力される電力を算出す
るようになっている。
計12で測定された電圧と第1の電流計13で測定され
た電流とから、燃料電池2から出力される電力を算出す
るようになっている。
【0015】第2の電力算出手段21では、第2の電圧
計14で測定された電圧と第2の電流計15で測定され
た電流とから、発電用ガスエンジン8から出力される電
力を算出するようになっている。
計14で測定された電圧と第2の電流計15で測定され
た電流とから、発電用ガスエンジン8から出力される電
力を算出するようになっている。
【0016】周波数演算回路18および19は電圧計の
出力サイクルから周波数を演算できるようになってい
る。
出力サイクルから周波数を演算できるようになってい
る。
【0017】比較手段23では、燃料電池電力負荷T
と、第1の設定器25で設定された第1の設定値T1を
比較し、その比較結果に基づいて、エンジン起動停止信
号の送出、インバータ3に対する切り替え信号(電圧−
周波数制御から無効電力−有効電力制御への切り替え)
を送出するようになっている。
と、第1の設定器25で設定された第1の設定値T1を
比較し、その比較結果に基づいて、エンジン起動停止信
号の送出、インバータ3に対する切り替え信号(電圧−
周波数制御から無効電力−有効電力制御への切り替え)
を送出するようになっている。
【0018】第1の設定器25では、燃料電池2の定格
の30%に相当する電力量と、発電用ガスエンジン8の安
定作動点としての定格の25%に相当する電力量との合計
電力量が第1の設定値T1として設定され、この第1の
設定値T1と燃料電池電力負荷Tとを比較手段23で比
較し、燃料電池電力負荷Tが第1の設定値T1以下の時
には、コントローラ17にのみ指令信号を出力し、燃料
電池2のみを運転して電圧および周波数を制御し、一
方、燃料電池電力負荷Tが第1の設定値T1を越えた時
には、先ず、発電用ガスエンジン8の運転を開始して同
期投入し、電圧および周波数制御を発電用ガスエンジン
8側に切り替え、燃料電池2側では有効電力・無効電力
制御に切り替えるが、燃料電池2側の有効電力の設定
は、発電用ガスエンジン8出力が発電用ガスエンジン8
の定格の25%を維持できるよう徐々に変更する。
の30%に相当する電力量と、発電用ガスエンジン8の安
定作動点としての定格の25%に相当する電力量との合計
電力量が第1の設定値T1として設定され、この第1の
設定値T1と燃料電池電力負荷Tとを比較手段23で比
較し、燃料電池電力負荷Tが第1の設定値T1以下の時
には、コントローラ17にのみ指令信号を出力し、燃料
電池2のみを運転して電圧および周波数を制御し、一
方、燃料電池電力負荷Tが第1の設定値T1を越えた時
には、先ず、発電用ガスエンジン8の運転を開始して同
期投入し、電圧および周波数制御を発電用ガスエンジン
8側に切り替え、燃料電池2側では有効電力・無効電力
制御に切り替えるが、燃料電池2側の有効電力の設定
は、発電用ガスエンジン8出力が発電用ガスエンジン8
の定格の25%を維持できるよう徐々に変更する。
【0019】第2の設定器26では、燃料電池2の定格
の 100%に相当する電力量が第2の設定値T2として設
定され、この第2の設定値T2と燃料電池電力負荷Tと
を有効電力・無効電力設定器24で比較し、燃料電池電
力負荷Tが第2の設定値T2を越えた時に、それ以上、
有効電力負荷を上昇させないように設定を固定する。無
効電力は、力率が例えば0.95以上となるように設定す
る。
の 100%に相当する電力量が第2の設定値T2として設
定され、この第2の設定値T2と燃料電池電力負荷Tと
を有効電力・無効電力設定器24で比較し、燃料電池電
力負荷Tが第2の設定値T2を越えた時に、それ以上、
有効電力負荷を上昇させないように設定を固定する。無
効電力は、力率が例えば0.95以上となるように設定す
る。
【0020】以上の構成により、図3のグラフに示すよ
うに、燃料電池電力負荷Tの増大に際し、燃料電池2
を、その定格の30%以下にならないように常時運転しな
がら、燃料電池電力負荷Tが第1の設定値T1以下で
は、燃料電池2の出力を制御して燃料電池電力負荷Tに
対応させ、そして、燃料電池電力負荷Tが第1の設定値
T1を越えるに伴って発電用ガスエンジン8を起動して
周波数電圧制御を行わしめることによって急激な負荷変
動に対処し、一方、燃料電池2側では、不足する電力を
燃料電池2の出力を制御することにより補って燃料電池
電力負荷Tに対応させつつ発電用ガスエンジン8の出力
を25%におさえる。更に、燃料電池電力負荷Tが第2の
設定値T2を越えるに伴い、燃料電池2の出力を固定す
ることにより、負荷増大分を発電用ガスエンジン8に自
動的に振り向けることができる。また、発電用ガスエン
ジン8の出力が25%以下に減少したときには、発電用ガ
スエンジン8を定格の25%に相当する電力を出力させる
状態に維持する様に燃料電池2の出力を減少させて行
く。更に、燃料電池電力負荷Tが第1の設定値T1以下
に減少したときには、発電用ガスエンジン8を停止して
燃料電池2の出力を制御して燃料電池電力負荷Tに対応
させることができる。
うに、燃料電池電力負荷Tの増大に際し、燃料電池2
を、その定格の30%以下にならないように常時運転しな
がら、燃料電池電力負荷Tが第1の設定値T1以下で
は、燃料電池2の出力を制御して燃料電池電力負荷Tに
対応させ、そして、燃料電池電力負荷Tが第1の設定値
T1を越えるに伴って発電用ガスエンジン8を起動して
周波数電圧制御を行わしめることによって急激な負荷変
動に対処し、一方、燃料電池2側では、不足する電力を
燃料電池2の出力を制御することにより補って燃料電池
電力負荷Tに対応させつつ発電用ガスエンジン8の出力
を25%におさえる。更に、燃料電池電力負荷Tが第2の
設定値T2を越えるに伴い、燃料電池2の出力を固定す
ることにより、負荷増大分を発電用ガスエンジン8に自
動的に振り向けることができる。また、発電用ガスエン
ジン8の出力が25%以下に減少したときには、発電用ガ
スエンジン8を定格の25%に相当する電力を出力させる
状態に維持する様に燃料電池2の出力を減少させて行
く。更に、燃料電池電力負荷Tが第1の設定値T1以下
に減少したときには、発電用ガスエンジン8を停止して
燃料電池2の出力を制御して燃料電池電力負荷Tに対応
させることができる。
【0021】したがって、燃料電池2の発電効率の高さ
を十分に活かしながら、昼間における急激な負荷の増大
などに対しては、発電用ガスエンジン8の出力Pの制御
によって良好に対応することができる。
を十分に活かしながら、昼間における急激な負荷の増大
などに対しては、発電用ガスエンジン8の出力Pの制御
によって良好に対応することができる。
【0022】前述した、最低負荷時にあっても効率良く
安定運転できる燃料電池2の出力量は、その機器の性能
などに応じて適宜設定することができるものであり、通
常、定格の25〜30%に設定するのが好ましいが、前述し
たような定格の30%などの値に限定されるものでは無
い。また、発電用ガスエンジン8の安定作動点は、その
機器の性能などに応じて適宜設定することができるもの
であり、前述したような定格の25%に限定されるもので
は無い。更に、制御の安定性を確保するため、発電用ガ
スエンジン8の起動時と停止時の設定に若干の差(ヒス
テリシス)を設けても良い。また、燃料電池2一台のみ
運転の時は急激な負荷変動にはたえられないから、その
様な機器の起動を行わないようにするとか変動吸収用小
型電池(電解二重コンデンサ等)を使用する等の処置を
講じても良い。
安定運転できる燃料電池2の出力量は、その機器の性能
などに応じて適宜設定することができるものであり、通
常、定格の25〜30%に設定するのが好ましいが、前述し
たような定格の30%などの値に限定されるものでは無
い。また、発電用ガスエンジン8の安定作動点は、その
機器の性能などに応じて適宜設定することができるもの
であり、前述したような定格の25%に限定されるもので
は無い。更に、制御の安定性を確保するため、発電用ガ
スエンジン8の起動時と停止時の設定に若干の差(ヒス
テリシス)を設けても良い。また、燃料電池2一台のみ
運転の時は急激な負荷変動にはたえられないから、その
様な機器の起動を行わないようにするとか変動吸収用小
型電池(電解二重コンデンサ等)を使用する等の処置を
講じても良い。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の発電システムによれば、最低負荷時にあっても、燃料
電池を効率良く安定運転し、しかも、発電用ガスエンジ
ンにおいて安定作動点を確保できる状態になってから、
発電用ガスエンジンを作動させ、燃料電池の定格の範囲
に有る間は安定作動点を維持させ、発電効率の良い燃料
電池のみの出力を制御するから、効率良く電力を発生さ
せることができ、しかも、燃料電池の定格を越える負荷
の急激な増大に対しては発電用ガスエンジンの出力を制
御するから、負荷に対する応答性に優れ、負荷変動を良
好に吸収することができる。
の発電システムによれば、最低負荷時にあっても、燃料
電池を効率良く安定運転し、しかも、発電用ガスエンジ
ンにおいて安定作動点を確保できる状態になってから、
発電用ガスエンジンを作動させ、燃料電池の定格の範囲
に有る間は安定作動点を維持させ、発電効率の良い燃料
電池のみの出力を制御するから、効率良く電力を発生さ
せることができ、しかも、燃料電池の定格を越える負荷
の急激な増大に対しては発電用ガスエンジンの出力を制
御するから、負荷に対する応答性に優れ、負荷変動を良
好に吸収することができる。
【図1】本発明に係る発電システムの実施例を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図2】ブロック図である。
【図3】グラフである。
2…燃料電池 5…第1の集電線 8…発電用ガスエンジン 10…第2の集電線 16…運転制御手段としてのマイクロコンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】 発電用ガスエンジンと燃料電池とを備
え、前記発電用ガスエンジンと燃料電池に、それぞれか
らの電力を取り出す集電線を接続し、電力負荷が設定値
以下のときには前記燃料電池のみ作動し、一方、電力負
荷が前記設定値を越えたときには、前記発電用ガスエン
ジンを作動するとともにその出力が安定作動点を維持す
る状態で前記燃料電池の出力を制御し、かつ、前記燃料
電池の出力が定格を越えた状態では前記発電用ガスエン
ジンの出力を制御する運転制御手段を設けたことを特徴
とする発電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4324852A JPH06150951A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4324852A JPH06150951A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 発電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06150951A true JPH06150951A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=18170377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4324852A Pending JPH06150951A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 発電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06150951A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6320278B1 (en) | 1997-06-30 | 2001-11-20 | Nec Corporation | Power supply circuit |
US7273120B2 (en) | 1999-05-26 | 2007-09-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Moving object with fuel cells incorporated therein and method of controlling the same |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP4324852A patent/JPH06150951A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6320278B1 (en) | 1997-06-30 | 2001-11-20 | Nec Corporation | Power supply circuit |
US7273120B2 (en) | 1999-05-26 | 2007-09-25 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Moving object with fuel cells incorporated therein and method of controlling the same |
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