JPH06149756A - 分散型情報処理方法およびその装置 - Google Patents
分散型情報処理方法およびその装置Info
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- JPH06149756A JPH06149756A JP4305576A JP30557692A JPH06149756A JP H06149756 A JPH06149756 A JP H06149756A JP 4305576 A JP4305576 A JP 4305576A JP 30557692 A JP30557692 A JP 30557692A JP H06149756 A JPH06149756 A JP H06149756A
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- JP
- Japan
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- node
- processing
- computer
- data
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- Computer And Data Communications (AREA)
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 クライアントが有するクライアントに特有な
処理手続きと、データとそのデータ操作処理手続きを有
するサーバの機能を結合させるため、クライアントが有
する処理手続きをサーバに移動させ、サーバ上で処理を
させることにより、クライアントの要求に合った個性的
な処理を実現する。 【構成】 各計算機ノードに分散配置されたデータの位
置情報202を有し、計算機ノードの情報処理機構11
で実行中の処理手続き200が参照すべき分散データの
位置を分析するアクセスデータ分析機構201と、処理
手続き200がデータを参照しようとした場合、前記デ
ータが他のノード20にあると判明した場合は、当該処
理手続きの実行を中断し他ノード20へ転送して処理手
続きの実行を再開させ、他ノード20に元からある処理
手続き2001と協調して処理を行う。
処理手続きと、データとそのデータ操作処理手続きを有
するサーバの機能を結合させるため、クライアントが有
する処理手続きをサーバに移動させ、サーバ上で処理を
させることにより、クライアントの要求に合った個性的
な処理を実現する。 【構成】 各計算機ノードに分散配置されたデータの位
置情報202を有し、計算機ノードの情報処理機構11
で実行中の処理手続き200が参照すべき分散データの
位置を分析するアクセスデータ分析機構201と、処理
手続き200がデータを参照しようとした場合、前記デ
ータが他のノード20にあると判明した場合は、当該処
理手続きの実行を中断し他ノード20へ転送して処理手
続きの実行を再開させ、他ノード20に元からある処理
手続き2001と協調して処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散コンピュータ処理
システムに係わり、特に、分散された計算機システムそ
れぞれが処理手続きとデータを保持している場合、複数
の計算機システムの処理手続きが連係して処理を行なう
ことにより、処理を依頼する計算機システムに個性的な
処理を実現する分散情報処理方法及びその装置に関す
る。
システムに係わり、特に、分散された計算機システムそ
れぞれが処理手続きとデータを保持している場合、複数
の計算機システムの処理手続きが連係して処理を行なう
ことにより、処理を依頼する計算機システムに個性的な
処理を実現する分散情報処理方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一つの計算機システムを一つの計算機ノ
ードとし、前記計算機ノードを複数、計算機ネットワー
クにより結合した分散情報処理システムは、計算機の負
荷を分散させる目的のものと、それぞれの機能を分割し
て平行して処理を行なう機能分散の目的のものがある。
ードとし、前記計算機ノードを複数、計算機ネットワー
クにより結合した分散情報処理システムは、計算機の負
荷を分散させる目的のものと、それぞれの機能を分割し
て平行して処理を行なう機能分散の目的のものがある。
【0003】本発明では、後者の機能分散型のシステム
に関する。一般に、このような機能分散型情報処理シス
テムでは、図21に示す様に、複数の計算機ノード1
0、20が、ネットワーク1を介して結合されている。
それぞれの計算機ノード10、20は、情報処理機構1
1、21、処理手続きを格納する機構12、22、並び
に前記処理手続きが参照するデータ13、23から構成
される。
に関する。一般に、このような機能分散型情報処理シス
テムでは、図21に示す様に、複数の計算機ノード1
0、20が、ネットワーク1を介して結合されている。
それぞれの計算機ノード10、20は、情報処理機構1
1、21、処理手続きを格納する機構12、22、並び
に前記処理手続きが参照するデータ13、23から構成
される。
【0004】この様な構成をとる分散システムでは、そ
れぞれの計算機ノード10、20は、それぞれの目的と
機能があり、それに必要な処理手続きとデータをそのノ
ード内に蓄積している。しかしながら、このような分割
を行なっていても、手続き処理の内容によっては、他ノ
ードに格納されたデータを参照する必要がでてくる。図
22は、この概念を示したものであり、10の計算機ノ
ードaで実行中の処理手続き14が、計算機ノードbと
計算機ノードcのデータ23と33を参照する例を示し
ている。
れぞれの計算機ノード10、20は、それぞれの目的と
機能があり、それに必要な処理手続きとデータをそのノ
ード内に蓄積している。しかしながら、このような分割
を行なっていても、手続き処理の内容によっては、他ノ
ードに格納されたデータを参照する必要がでてくる。図
22は、この概念を示したものであり、10の計算機ノ
ードaで実行中の処理手続き14が、計算機ノードbと
計算機ノードcのデータ23と33を参照する例を示し
ている。
【0005】このような他ノードに格納されたデータを
アクセスするための機構として、処理手続きにとって自
ノードと他ノードのデータを見かけ上区別せずアクセス
できるための遠隔データアクセス機構が提案されてい
る。他ノードのファイルシステムをアクセスする機構と
して、例えば、Unixオペレーティングシステムで実用化
されているNFS(Network File System)やRFS(Remote Fil
e System)などがその代表的なものである。また、分散
配置されたデータを統一的にアクセスするために、ネッ
トワーク上のデータに関しての資源管理機構を設け、こ
の管理機構を介して他のノードデータをアクセスする方
法が、例えば、特開平1-166158号公報や特開平2-230439
号公報などにより知られている。
アクセスするための機構として、処理手続きにとって自
ノードと他ノードのデータを見かけ上区別せずアクセス
できるための遠隔データアクセス機構が提案されてい
る。他ノードのファイルシステムをアクセスする機構と
して、例えば、Unixオペレーティングシステムで実用化
されているNFS(Network File System)やRFS(Remote Fil
e System)などがその代表的なものである。また、分散
配置されたデータを統一的にアクセスするために、ネッ
トワーク上のデータに関しての資源管理機構を設け、こ
の管理機構を介して他のノードデータをアクセスする方
法が、例えば、特開平1-166158号公報や特開平2-230439
号公報などにより知られている。
【0006】図23に、そのような従来の分散型の情報
検索システムの概念を示す。図23において、ある条件
1に合致するデータの検索をデータベースサーバである
サーバノードへ依頼し、その結果をクライアントノード
へ返送させている。次に条件1による検索結果を考慮し
た処理を実施した後、条件2に合致するデータの検索を
データベースサーバへ依頼し、その結果を得た後、次の
処理に移っている。これらの場合の検索結果は、条件1
などに該当するすべてのデータである。このような手順
を踏む場合、検索されるデータが画像データなどを含む
マルチメディアが対象システムとなると、クライアント
ノードとサーバノードの間を往復するデータ量は膨大な
ものとなるという問題点があった。
検索システムの概念を示す。図23において、ある条件
1に合致するデータの検索をデータベースサーバである
サーバノードへ依頼し、その結果をクライアントノード
へ返送させている。次に条件1による検索結果を考慮し
た処理を実施した後、条件2に合致するデータの検索を
データベースサーバへ依頼し、その結果を得た後、次の
処理に移っている。これらの場合の検索結果は、条件1
などに該当するすべてのデータである。このような手順
を踏む場合、検索されるデータが画像データなどを含む
マルチメディアが対象システムとなると、クライアント
ノードとサーバノードの間を往復するデータ量は膨大な
ものとなるという問題点があった。
【0007】さらに、他ノードに分散されたデータをア
クセスする処理手続きが明確に分離される場合、処理手
続きを前記の他ノードにあらかじめ配置しておき、自ノ
ードから他ノードへメッセージを送り、処理を依頼する
方法も提案されている。これはクライアント・サーバモ
デルと呼ばれる方法によるものであり、すなわちクライ
アントがサーバに処理を依頼する形態を取るものであ
る。また、見方を変えれば、この手法はオブジェクト指
向型の処理方法であり、データとそのデータを操作する
手続きを一体化したオブジェクトにメッセージを送付し
て処理実行を依頼する方法である。この方法の公知例と
しては、例えば、特開昭62-126457号公報などがある。
クセスする処理手続きが明確に分離される場合、処理手
続きを前記の他ノードにあらかじめ配置しておき、自ノ
ードから他ノードへメッセージを送り、処理を依頼する
方法も提案されている。これはクライアント・サーバモ
デルと呼ばれる方法によるものであり、すなわちクライ
アントがサーバに処理を依頼する形態を取るものであ
る。また、見方を変えれば、この手法はオブジェクト指
向型の処理方法であり、データとそのデータを操作する
手続きを一体化したオブジェクトにメッセージを送付し
て処理実行を依頼する方法である。この方法の公知例と
しては、例えば、特開昭62-126457号公報などがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の如き、従来の遠
隔データアクセス機構は、分散された計算機ノードの数
と分散配置されたデータへのアクセスの頻度が少ない場
合は極めて効率良く機能する。しかしながら、分散環境
を構成する計算機ノードの個数および参照するデータ量
が増大するにしたがって、各計算機ノードおよびネット
ワークにかかる負担が著しく増大し、処理性能が低下す
るという問題点があった。
隔データアクセス機構は、分散された計算機ノードの数
と分散配置されたデータへのアクセスの頻度が少ない場
合は極めて効率良く機能する。しかしながら、分散環境
を構成する計算機ノードの個数および参照するデータ量
が増大するにしたがって、各計算機ノードおよびネット
ワークにかかる負担が著しく増大し、処理性能が低下す
るという問題点があった。
【0009】一方、クライアント・サーバモデルに基づ
く手法では、実行すべき処理手続きをあらかじめ全て分
析しておき、サーバに前もって配置しておく必要があ
る。この分析作業は分散された計算機ノードとデータの
種類が少ない場合は問題がないが、ノード数と処理すべ
き手続きの種類が増大するにつれ、膨大な作業量が必要
となる。また、実際の大規模かつ広域的な分散環境では
要求仕様の変更や追加が発生し、利用されるデータ種類
もまた更新されるため、その都度、サーバに配置された
処理手続きを変更または追加する必要がある。特に、ク
ライアントが要求する処理内容は千差万別であり、これ
ら全ての要求に応答可能な処理手続きをサーバ側で用意
することは容易なことではない。
く手法では、実行すべき処理手続きをあらかじめ全て分
析しておき、サーバに前もって配置しておく必要があ
る。この分析作業は分散された計算機ノードとデータの
種類が少ない場合は問題がないが、ノード数と処理すべ
き手続きの種類が増大するにつれ、膨大な作業量が必要
となる。また、実際の大規模かつ広域的な分散環境では
要求仕様の変更や追加が発生し、利用されるデータ種類
もまた更新されるため、その都度、サーバに配置された
処理手続きを変更または追加する必要がある。特に、ク
ライアントが要求する処理内容は千差万別であり、これ
ら全ての要求に応答可能な処理手続きをサーバ側で用意
することは容易なことではない。
【0010】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、分散情報処理環境におい
て、処理を要求する計算機ノードの個性的な処理要求に
見合った処理を、処理対象のデータが備えられた計算機
ノード上で実行することができ、しかも、計算機ノード
間のデータ転送を低減し、かつ情報処理を効率良く行う
ことのできる分散型情報処理方法およびその装置を提供
することである。
たものであって、その目的は、分散情報処理環境におい
て、処理を要求する計算機ノードの個性的な処理要求に
見合った処理を、処理対象のデータが備えられた計算機
ノード上で実行することができ、しかも、計算機ノード
間のデータ転送を低減し、かつ情報処理を効率良く行う
ことのできる分散型情報処理方法およびその装置を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる問題を解決するた
め、本発明は、基本的には、クライアント側が要求する
処理内容のうち、クライアント側に特有の処理手続き
を、サーバ側に転送することにより、サーバ側にあらか
じめ格納されている処理手続き及びデータと前記の転送
された処理手続きが、例えば、サブルーチンのはめ込み
を行ったり、転送されたプログラムが互いにデータを交
換しながらファイルの読み出し又は書き込みを行うな
ど、互いに連係して処理を行なうようにしたことを特徴
とする。
め、本発明は、基本的には、クライアント側が要求する
処理内容のうち、クライアント側に特有の処理手続き
を、サーバ側に転送することにより、サーバ側にあらか
じめ格納されている処理手続き及びデータと前記の転送
された処理手続きが、例えば、サブルーチンのはめ込み
を行ったり、転送されたプログラムが互いにデータを交
換しながらファイルの読み出し又は書き込みを行うな
ど、互いに連係して処理を行なうようにしたことを特徴
とする。
【0012】そして、より具体的な例としては、以下に
示す構成から得られる分散型情報処理方法およびその装
置が挙げられる。 (1)複数の計算機ノードに分散配置されたデータの位
置情報を有し、自計算機ノードの情報処理機構で実行す
べき処理手続きがあるとき、前記処理手続きのどの部分
がどの計算機ノードに格納された分散データを参照する
必要があるのかを内蔵した位置情報を用いて判定し、参
照すべきデータの格納された計算機ノードを単位とし
て、前記処理を処理単位に分割する手段と、分割され、
計算機ノード毎にグループ化された処理単位が、実行さ
れるべき計算機ノードにおいて実行可能な形態で格納さ
れているかを判定し、格納されていなければ、前記の処
理単位を前記の実行されるべき計算機ノードへ転送し、
前記計算機ノードの情報処理機構で実行させる手段と、
を備えたことを特徴とする構成。 (2)複数の計算機ノードに分散配置されたデータの位
置情報を有し、自計算機ノードの情報処理機構で実行す
べき処理手続きがあるとき、前記処理手続きのどの部分
がどの計算機ノードに格納された分散データを参照する
必要があるのかを、内蔵した位置情報を用いて判定し、
参照すべきデータの格納された計算機ノードを単位とし
て、前記処理を処理単位に分割する手段と、分割され、
計算機ノード毎にグループ化された処理単位が、実行さ
れるべき他の計算機ノードにおいて実行された場合の計
算機負荷と、前記処理単位を前記実行されるべき計算機
ノードへ転送する場合の計算機とネットワークの負荷
と、当該処理単位をネットワークをネットワークを介し
て転送する負荷量と、当該処理単位の計算結果を他ノー
ドから自ノードへ返送する場合の計算機とネットワーク
の負荷を、評価する手段と、前記手段により推定された
各負荷量により、実行すべき処理手続きを、他ノードへ
転送して処理させるべきか、他ノードにあるデータを自
ノードへ転送させて自ノードで当該処理単位を実行すべ
きかを判断する手段と、を備えたことを特徴とする構
成。 (3)各計算機ノードに分散配置されたデータの位置情
報を有し、計算機ノードの情報処理機構で実行中の処理
手続きが参照すべき分散データの位置を分析する手段
と、前記処理手続きがデータを参照しようとした場合、
前記データが自ノードにある場合は、そのまま処理を続
行し、前記データが他のノードにあると判明した場合
は、当該処理手続きの実行を中断し、前記他ノードへ転
送し、前記他ノードで処理手続きの実行を再開させる手
段と、を備えたことを特徴とする構成。 (4)各計算機ノードに分散配置されたデータの位置情
報を有し、計算機ノードの情報処理機構で実行中の処理
手続きが参照すべき分散データの位置を分析する手段
と、前記実行中の処理手続きが参照するデータが他ノー
ドにある場合、ノード間の遠隔データアクセス機構を介
して該データにアクセスする際の計算機およびネットワ
ークの負荷量と、前記実行中の処理手続きを中断して他
ノードへ転送する際の計算機およびネットワークの負荷
量と、該処理手続きを他ノードで実行した際の計算機の
負荷量と、計算結果を自ノードへ返送する際の計算機と
ネットワークの負荷量とを評価する手段と、当該処理手
続きの実行を中断し、前記他ノードへ転送し、前記他ノ
ードで処理手続きの実行を再開させ、計算結果を自ノー
ドへ返送する機能を備えた手段と、を備えたことを特徴
とする構成。
示す構成から得られる分散型情報処理方法およびその装
置が挙げられる。 (1)複数の計算機ノードに分散配置されたデータの位
置情報を有し、自計算機ノードの情報処理機構で実行す
べき処理手続きがあるとき、前記処理手続きのどの部分
がどの計算機ノードに格納された分散データを参照する
必要があるのかを内蔵した位置情報を用いて判定し、参
照すべきデータの格納された計算機ノードを単位とし
て、前記処理を処理単位に分割する手段と、分割され、
計算機ノード毎にグループ化された処理単位が、実行さ
れるべき計算機ノードにおいて実行可能な形態で格納さ
れているかを判定し、格納されていなければ、前記の処
理単位を前記の実行されるべき計算機ノードへ転送し、
前記計算機ノードの情報処理機構で実行させる手段と、
を備えたことを特徴とする構成。 (2)複数の計算機ノードに分散配置されたデータの位
置情報を有し、自計算機ノードの情報処理機構で実行す
べき処理手続きがあるとき、前記処理手続きのどの部分
がどの計算機ノードに格納された分散データを参照する
必要があるのかを、内蔵した位置情報を用いて判定し、
参照すべきデータの格納された計算機ノードを単位とし
て、前記処理を処理単位に分割する手段と、分割され、
計算機ノード毎にグループ化された処理単位が、実行さ
れるべき他の計算機ノードにおいて実行された場合の計
算機負荷と、前記処理単位を前記実行されるべき計算機
ノードへ転送する場合の計算機とネットワークの負荷
と、当該処理単位をネットワークをネットワークを介し
て転送する負荷量と、当該処理単位の計算結果を他ノー
ドから自ノードへ返送する場合の計算機とネットワーク
の負荷を、評価する手段と、前記手段により推定された
各負荷量により、実行すべき処理手続きを、他ノードへ
転送して処理させるべきか、他ノードにあるデータを自
ノードへ転送させて自ノードで当該処理単位を実行すべ
きかを判断する手段と、を備えたことを特徴とする構
成。 (3)各計算機ノードに分散配置されたデータの位置情
報を有し、計算機ノードの情報処理機構で実行中の処理
手続きが参照すべき分散データの位置を分析する手段
と、前記処理手続きがデータを参照しようとした場合、
前記データが自ノードにある場合は、そのまま処理を続
行し、前記データが他のノードにあると判明した場合
は、当該処理手続きの実行を中断し、前記他ノードへ転
送し、前記他ノードで処理手続きの実行を再開させる手
段と、を備えたことを特徴とする構成。 (4)各計算機ノードに分散配置されたデータの位置情
報を有し、計算機ノードの情報処理機構で実行中の処理
手続きが参照すべき分散データの位置を分析する手段
と、前記実行中の処理手続きが参照するデータが他ノー
ドにある場合、ノード間の遠隔データアクセス機構を介
して該データにアクセスする際の計算機およびネットワ
ークの負荷量と、前記実行中の処理手続きを中断して他
ノードへ転送する際の計算機およびネットワークの負荷
量と、該処理手続きを他ノードで実行した際の計算機の
負荷量と、計算結果を自ノードへ返送する際の計算機と
ネットワークの負荷量とを評価する手段と、当該処理手
続きの実行を中断し、前記他ノードへ転送し、前記他ノ
ードで処理手続きの実行を再開させ、計算結果を自ノー
ドへ返送する機能を備えた手段と、を備えたことを特徴
とする構成。
【0013】
【作用】前述の特徴を備えた分散型情報処理方法および
その装置においては、処理を依頼する側が有する特有の
処理手続きを、該処理手続きの送付先が予め格納してい
る処理手続き及びデータに移動させ、これらが連係して
処理を行うことにより、処理を依頼する計算機システム
の要求に合った個性的な処理を実現可能とする。
その装置においては、処理を依頼する側が有する特有の
処理手続きを、該処理手続きの送付先が予め格納してい
る処理手続き及びデータに移動させ、これらが連係して
処理を行うことにより、処理を依頼する計算機システム
の要求に合った個性的な処理を実現可能とする。
【0014】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。以下の説明において、実施例1〜4は
本発明の基本概念について記載した例を示し、実施例5
〜9は本発明を具体的に個々のシステムに適用した場合
の例を示す。なお、実施例を説明するための図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付し、重複説明
は省略する。 (1)実施例1 図1は他ノードへ移動して処理を行う場合の一例であ
る。
詳細に説明する。以下の説明において、実施例1〜4は
本発明の基本概念について記載した例を示し、実施例5
〜9は本発明を具体的に個々のシステムに適用した場合
の例を示す。なお、実施例を説明するための図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付し、重複説明
は省略する。 (1)実施例1 図1は他ノードへ移動して処理を行う場合の一例であ
る。
【0015】図1において、10の計算機ノードaで実
行すべき処理手続き14がある。処理手続き分析機構1
00は、内蔵する分散データ配置情報101を参照し、
参照すべき分散データが配置されている計算機ノードに
より、処理手続き14を処理単位に分割した後、グルー
プ化する。図1における141、142、143は分割
され、かつグループ化された処理単位の例であり、14
1は計算機ノードaに配置されたデータ13を参照する
処理単位aであり、142は計算機ノードbに配置され
ているデータ23を参照する処理単位bと処理単位b’
であり、143は計算機ノードcに配置されたデータ3
3を参照する処理単位cである。
行すべき処理手続き14がある。処理手続き分析機構1
00は、内蔵する分散データ配置情報101を参照し、
参照すべき分散データが配置されている計算機ノードに
より、処理手続き14を処理単位に分割した後、グルー
プ化する。図1における141、142、143は分割
され、かつグループ化された処理単位の例であり、14
1は計算機ノードaに配置されたデータ13を参照する
処理単位aであり、142は計算機ノードbに配置され
ているデータ23を参照する処理単位bと処理単位b’
であり、143は計算機ノードcに配置されたデータ3
3を参照する処理単位cである。
【0016】150は処理単位実行制御機構であり、前
記の分割された処理単位141、142、143を所定
の計算機ノードで実行させるための制御を行なう。図2
は150の基本的な動作フローを示した図である。15
0は各処理単位を実行する対応する計算機ノードを識別
するとともに、前記計算機ノードに当該処理単位が、前
記計算機ノードの情報処理機構で実行可能な形態で登録
されているかを検索し、登録されていなければ、当該処
理単位を前記計算機ノードへネットワークを経由して転
送する。処理単位の転送が終了すると、150は当該計
算機ノードへ処理単位の実行要求を発行する。
記の分割された処理単位141、142、143を所定
の計算機ノードで実行させるための制御を行なう。図2
は150の基本的な動作フローを示した図である。15
0は各処理単位を実行する対応する計算機ノードを識別
するとともに、前記計算機ノードに当該処理単位が、前
記計算機ノードの情報処理機構で実行可能な形態で登録
されているかを検索し、登録されていなければ、当該処
理単位を前記計算機ノードへネットワークを経由して転
送する。処理単位の転送が終了すると、150は当該計
算機ノードへ処理単位の実行要求を発行する。
【0017】図1においては、処理単位142は20で
ある計算機ノードbへ転送されたのち、20に配置され
ているデータ23を参照しながら20の計算機ノードb
で実行される。 (2)実施例2 図3は他ノードへ移動して処理を行う場合の他の例であ
る。
ある計算機ノードbへ転送されたのち、20に配置され
ているデータ23を参照しながら20の計算機ノードb
で実行される。 (2)実施例2 図3は他ノードへ移動して処理を行う場合の他の例であ
る。
【0018】図3において、10の計算機ノードaで実
行すべき処理手続き14がある。処理手続き分析機構1
00は、内蔵する分散データ配置情報101を参照し、
参照すべき分散データが配置されている計算機ノードに
より、処理手続き14を処理単位に分割した後、グルー
プ化する。図1における141、142、143は分割
され、かつグループ化された処理単位の例であり、14
1は計算機ノードaに配置されたデータ13を参照する
処理単位aであり、142は計算機ノードbに配置され
ているデータ23を参照する処理単位bと処理単位b’
であり、143は計算機ノードcに配置されたデータ3
3を参照する処理単位cである。
行すべき処理手続き14がある。処理手続き分析機構1
00は、内蔵する分散データ配置情報101を参照し、
参照すべき分散データが配置されている計算機ノードに
より、処理手続き14を処理単位に分割した後、グルー
プ化する。図1における141、142、143は分割
され、かつグループ化された処理単位の例であり、14
1は計算機ノードaに配置されたデータ13を参照する
処理単位aであり、142は計算機ノードbに配置され
ているデータ23を参照する処理単位bと処理単位b’
であり、143は計算機ノードcに配置されたデータ3
3を参照する処理単位cである。
【0019】160は分割された処理単位の実行時の負
荷を評価する手段である。160は各処理単位について
以下に述べる負荷量を評価する。ここでいう負荷量には
様々な因子があるが、例えば、計算機のCPU時間、入
出力に要する時間、ネットワーク上での転送時間、本発
明の処理が計算機の記憶装置に占有する記憶容量などが
ある。
荷を評価する手段である。160は各処理単位について
以下に述べる負荷量を評価する。ここでいう負荷量には
様々な因子があるが、例えば、計算機のCPU時間、入
出力に要する時間、ネットワーク上での転送時間、本発
明の処理が計算機の記憶装置に占有する記憶容量などが
ある。
【0020】a)処理単位が指定された計算機ノード上
で実行された場合の計算機負荷量。 b)処理単位が指定された計算機ノードに転送される場
合の計算機とネットワーク上の負荷量。 c)処理単位が指定された計算機ノード上で処理を実行
した後、計算結果を自ノードに返送する必要がある場
合、その計算結果を返送するのに要する計算機とネット
ワーク上の負荷量。
で実行された場合の計算機負荷量。 b)処理単位が指定された計算機ノードに転送される場
合の計算機とネットワーク上の負荷量。 c)処理単位が指定された計算機ノード上で処理を実行
した後、計算結果を自ノードに返送する必要がある場
合、その計算結果を返送するのに要する計算機とネット
ワーク上の負荷量。
【0021】d)処理単位を指定された計算機ノードへ
転送せずに、前記処理単位が参照すべきデータは前記計
算機ノードから自ノードに転送し、自ノードで処理を行
わせた場合の計算機とネットワークの負荷量。 e)処理単位を指定された計算機ノードへ転送せずに、
前記処理単位が参照すべきデータをは前記計算機ノード
と自ノードの情報処理機構を経由してアクセスする事に
より、自ノードで処理を行わせた場合の計算機とネット
ワークの負荷量。
転送せずに、前記処理単位が参照すべきデータは前記計
算機ノードから自ノードに転送し、自ノードで処理を行
わせた場合の計算機とネットワークの負荷量。 e)処理単位を指定された計算機ノードへ転送せずに、
前記処理単位が参照すべきデータをは前記計算機ノード
と自ノードの情報処理機構を経由してアクセスする事に
より、自ノードで処理を行わせた場合の計算機とネット
ワークの負荷量。
【0022】処理単位実行負荷評価機構160は上記の
5つの負荷量を比較評価し、各計算機ノードとネットワ
ークに最も負担を与えない組み合わせを判断し、その判
断によって、処理単位の実行を制御する。図3の150
は処理単位実行制御機構であり、処理単位が指定された
計算機ノード上で実行されることが最も負担が軽いと判
断された場合に利用される。151は遠隔データ転送制
御機構は、他ノードにあるデータを自ノードに転送して
自ノードで処理単位を実行することが最も良いと判断さ
れた場合に利用される。図5において、計算機ノードb
のデータbである23は、151に指示により計算機ノ
ードaに転送され、23を参照する処理単位bは計算機
ノードaで実行される。
5つの負荷量を比較評価し、各計算機ノードとネットワ
ークに最も負担を与えない組み合わせを判断し、その判
断によって、処理単位の実行を制御する。図3の150
は処理単位実行制御機構であり、処理単位が指定された
計算機ノード上で実行されることが最も負担が軽いと判
断された場合に利用される。151は遠隔データ転送制
御機構は、他ノードにあるデータを自ノードに転送して
自ノードで処理単位を実行することが最も良いと判断さ
れた場合に利用される。図5において、計算機ノードb
のデータbである23は、151に指示により計算機ノ
ードaに転送され、23を参照する処理単位bは計算機
ノードaで実行される。
【0023】処理単位実行制御機構150は、前記の分
割された処理単位141、142、143を所定の計算
機ノードで実行させるための制御を行なう。図2は処理
単位実行制御機構150の基本的な動作フローを示した
図である。また、処理単位実行制御機構150は各処理
単位を実行する対応する計算機ノードを識別するととも
に、前記計算機ノードに当該処理単位が、前記計算機ノ
ードの情報処理機構で実行可能な形態で登録されている
かを検索し、登録されていなければ、当該処理単位を前
記計算機ノードへネットワークを経由して転送する。処
理単位の転送が終了すると、150は当該計算機ノード
へ処理単位の実行要求を発行する。
割された処理単位141、142、143を所定の計算
機ノードで実行させるための制御を行なう。図2は処理
単位実行制御機構150の基本的な動作フローを示した
図である。また、処理単位実行制御機構150は各処理
単位を実行する対応する計算機ノードを識別するととも
に、前記計算機ノードに当該処理単位が、前記計算機ノ
ードの情報処理機構で実行可能な形態で登録されている
かを検索し、登録されていなければ、当該処理単位を前
記計算機ノードへネットワークを経由して転送する。処
理単位の転送が終了すると、150は当該計算機ノード
へ処理単位の実行要求を発行する。
【0024】152は遠隔データアクセス制御機構であ
り、自ノードの情報制御機構と他ノードの制御機構を介
して、遠隔データアクセスを実現する機構であり、前記
方法が最も良いと判断された場合に利用される。 (3)実施例3 図4は実行中の処理手続きが計算機ノードを移動する場
合の一実施例である。
り、自ノードの情報制御機構と他ノードの制御機構を介
して、遠隔データアクセスを実現する機構であり、前記
方法が最も良いと判断された場合に利用される。 (3)実施例3 図4は実行中の処理手続きが計算機ノードを移動する場
合の一実施例である。
【0025】図4において、10の計算機ノードaで実
行中の処理手続き200がある。前述の2つの構成で
は、処理手続きに対する分析は実行前であったが、この
構成ではすでに情報処理機構11で実行中である。処理
手続き200が参照するデータは、アクセスデータ分析
機構201を介して200に提供される。201は20
0が要求するデータがどの計算機ノードに配置されてい
るかの位置情報202を格納しており、もし、200が
計算機ノードa内に格納されているデータ13をアクセ
スする場合は、そのまま参照させる。更に、200が他
の計算機ノードにあるデータを参照する必要のある場合
は、当該ノードへ200を転送し、処理を続行させる。
図4では20の計算機ノードbに格納されたデータ23
を参照する必要があるので、20の情報処理機構21へ
200を転送し、21で200の処理を続行する。他ノ
ード20にすでに格納されている処理手続き2001が
あれば、例えば、サブルーチンのはめ込みを行ったり、
転送されたプログラムが互いにデータを交換しながらフ
ァイルの読み出し又は書き込みを行うなど、これと連係
して処理を実行する。
行中の処理手続き200がある。前述の2つの構成で
は、処理手続きに対する分析は実行前であったが、この
構成ではすでに情報処理機構11で実行中である。処理
手続き200が参照するデータは、アクセスデータ分析
機構201を介して200に提供される。201は20
0が要求するデータがどの計算機ノードに配置されてい
るかの位置情報202を格納しており、もし、200が
計算機ノードa内に格納されているデータ13をアクセ
スする場合は、そのまま参照させる。更に、200が他
の計算機ノードにあるデータを参照する必要のある場合
は、当該ノードへ200を転送し、処理を続行させる。
図4では20の計算機ノードbに格納されたデータ23
を参照する必要があるので、20の情報処理機構21へ
200を転送し、21で200の処理を続行する。他ノ
ード20にすでに格納されている処理手続き2001が
あれば、例えば、サブルーチンのはめ込みを行ったり、
転送されたプログラムが互いにデータを交換しながらフ
ァイルの読み出し又は書き込みを行うなど、これと連係
して処理を実行する。
【0026】図5は実行中の処理手続きの移動の様子を
示したものである。すなわち、処理手続き200が10
の計算機ノードaにあるデータ13を参照する必要があ
る場合は、計算機ノードaで実行され、処理の続行によ
り、他ノード20の計算機ノードbにあるデータ23を
参照する必要が発生した場合は、計算機ノードbに移動
する。更に13にアクセスする必要があれば、また10
にもどり、更に別の計算機ノードcにあるデータを参照
する必要のある場合は、計算機ノードcへ移動する。
示したものである。すなわち、処理手続き200が10
の計算機ノードaにあるデータ13を参照する必要があ
る場合は、計算機ノードaで実行され、処理の続行によ
り、他ノード20の計算機ノードbにあるデータ23を
参照する必要が発生した場合は、計算機ノードbに移動
する。更に13にアクセスする必要があれば、また10
にもどり、更に別の計算機ノードcにあるデータを参照
する必要のある場合は、計算機ノードcへ移動する。
【0027】上記のように、処理手続き200は必要が
あれば複数の計算機ノードを巡回して、処理を実行す
る。 (4)実施例4 図6は実行中の処理手続きが計算機ノードを移動する場
合の他の実施例である。
あれば複数の計算機ノードを巡回して、処理を実行す
る。 (4)実施例4 図6は実行中の処理手続きが計算機ノードを移動する場
合の他の実施例である。
【0028】図6において、図4と同様に、10の計算
機ノードaで実行中の処理手続き200がある。処理手
続き200が参照するデータは、アクセスデータ分析機
構201を介して200に提供される。アクセスデータ
分析機構201は200が要求するデータがどの計算機
ノードに配置されているかの位置情報202を格納して
おり、もし、200が計算機ノードa内に格納されてい
るデータ13をアクセスする場合は、そのまま参照させ
る。もし200が他の計算機ノードにあるデータを参照
する必要のある場合は、処理負荷評価機構204を介し
て、以下に示す負荷量の評価を実行する。
機ノードaで実行中の処理手続き200がある。処理手
続き200が参照するデータは、アクセスデータ分析機
構201を介して200に提供される。アクセスデータ
分析機構201は200が要求するデータがどの計算機
ノードに配置されているかの位置情報202を格納して
おり、もし、200が計算機ノードa内に格納されてい
るデータ13をアクセスする場合は、そのまま参照させ
る。もし200が他の計算機ノードにあるデータを参照
する必要のある場合は、処理負荷評価機構204を介し
て、以下に示す負荷量の評価を実行する。
【0029】a)処理手続きが他の計算機ノード上で実
行された場合の計算機負荷量。 b)処理手続きが他の計算機ノードに転送される場合の
計算機とネットワーク上の負荷量。 c)処理手続きが他の計算機ノード上で処理を実行した
後、計算結果を自ノードに返送する必要がある場合、そ
の計算結果を返送するのに要する計算機とネットワーク
上の負荷量。
行された場合の計算機負荷量。 b)処理手続きが他の計算機ノードに転送される場合の
計算機とネットワーク上の負荷量。 c)処理手続きが他の計算機ノード上で処理を実行した
後、計算結果を自ノードに返送する必要がある場合、そ
の計算結果を返送するのに要する計算機とネットワーク
上の負荷量。
【0030】d)処理手続きを他の計算機ノードへ転送
せずに、前記処理手続きが参照すべきデータは前記計算
機ノードから自ノードに転送し、自ノードで処理を行わ
せた場合の計算機とネットワークの負荷量。 e)処理手続きを指定された計算機ノードへ転送せず
に、前記処理手続きが参照すべきデータをは前記計算機
ノードと自ノードの情報処理機構を経由してアクセスす
る事により、自ノードで処理を行わせた場合の計算機と
ネットワークの負荷量。
せずに、前記処理手続きが参照すべきデータは前記計算
機ノードから自ノードに転送し、自ノードで処理を行わ
せた場合の計算機とネットワークの負荷量。 e)処理手続きを指定された計算機ノードへ転送せず
に、前記処理手続きが参照すべきデータをは前記計算機
ノードと自ノードの情報処理機構を経由してアクセスす
る事により、自ノードで処理を行わせた場合の計算機と
ネットワークの負荷量。
【0031】処理負荷評価機構204は上記の負荷量を
比較評価し、各計算機ノードとネットワークにもっとも
負担を与えない組み合わせを判断し、その結果により処
理手続きの実行を制御する。処理手続き200を他ノー
ド20へ転送せずに自ノードで実行することが良いと判
断された場合には、遠隔データアクセス機構205を介
して、自ノードで処理を続行する。他ノードで実行する
ことがよいと判断された場合は処理を中断させ、処理手
続き実行制御機構203により、他ノード20へ200
を転送、処理を続行させる。図6では他ノード20の計
算機ノードbに格納されたデータ23を参照する必要が
あるので、他ノード20の情報処理機構21へ200を
転送し、21で200の処理を続行する。
比較評価し、各計算機ノードとネットワークにもっとも
負担を与えない組み合わせを判断し、その結果により処
理手続きの実行を制御する。処理手続き200を他ノー
ド20へ転送せずに自ノードで実行することが良いと判
断された場合には、遠隔データアクセス機構205を介
して、自ノードで処理を続行する。他ノードで実行する
ことがよいと判断された場合は処理を中断させ、処理手
続き実行制御機構203により、他ノード20へ200
を転送、処理を続行させる。図6では他ノード20の計
算機ノードbに格納されたデータ23を参照する必要が
あるので、他ノード20の情報処理機構21へ200を
転送し、21で200の処理を続行する。
【0032】また、この構成でも、図5で示したよう
に、必要があれば、複数の計算機ノードを巡回して、処
理を実行する。次に、本発明を実際のシステムに適用し
た実施例について説明する。 (5)実施例5 図7に複数のデータベースシステムがそれぞれデータベ
ースサーバとしネットワークに接続されている分散型デ
ータベースシステムの例を示す。
に、必要があれば、複数の計算機ノードを巡回して、処
理を実行する。次に、本発明を実際のシステムに適用し
た実施例について説明する。 (5)実施例5 図7に複数のデータベースシステムがそれぞれデータベ
ースサーバとしネットワークに接続されている分散型デ
ータベースシステムの例を示す。
【0033】図7において、300はデータ検索のサー
ビスをユーザに提供する計算機であり、クライアントサ
ーバとして機能する。301はマンマシンインタフェー
スを介してユーザから与えられた検索条件であり、複数
の検索条件x、検索条件yなどからなっている。302
は検索条件分析機構であり、図1で示した構成の処理単
位実行制御機構150に相当する。302は、ネットワ
ークに接続している各データベースサーバに格納された
データの種類に関する情報を格納している分散データ配
置情報303を参照しながら、どの検索条件がどのデー
タベースサーバで実行すべきかを決定する。
ビスをユーザに提供する計算機であり、クライアントサ
ーバとして機能する。301はマンマシンインタフェー
スを介してユーザから与えられた検索条件であり、複数
の検索条件x、検索条件yなどからなっている。302
は検索条件分析機構であり、図1で示した構成の処理単
位実行制御機構150に相当する。302は、ネットワ
ークに接続している各データベースサーバに格納された
データの種類に関する情報を格納している分散データ配
置情報303を参照しながら、どの検索条件がどのデー
タベースサーバで実行すべきかを決定する。
【0034】転送プログラム生成機構304は検索条件
分析機構302によって決定された検索条件を実際に実
行する検索条件実行手続きを生成する機構であり、30
5の検索条件実行モジュールライブラリから必要なモジ
ュールを取り出し、転送すべきプログラムを生成する。
生成された検索プログラム308は、サーバノードであ
る306のデータ検索処理機構307に転送され格納さ
れる。データ検索処理機構307では、310のデータ
ベース管理機構とのリンク機構を介してデータベースの
検索を実行する。
分析機構302によって決定された検索条件を実際に実
行する検索条件実行手続きを生成する機構であり、30
5の検索条件実行モジュールライブラリから必要なモジ
ュールを取り出し、転送すべきプログラムを生成する。
生成された検索プログラム308は、サーバノードであ
る306のデータ検索処理機構307に転送され格納さ
れる。データ検索処理機構307では、310のデータ
ベース管理機構とのリンク機構を介してデータベースの
検索を実行する。
【0035】図8は、図7の検索プログラムの動作の概
念を示したものである。クライアントノードでは、検索
条件xが与えられた場合、検索条件xを実行する処理手
続きを305を用いて生成する。検索条件yが与えられ
た場合も同様に処理手続きを生成する。更に検索条件x
と検索条件yの組み合わせ条件に合致するデータを得る
必要のある場合は、組み合わせ条件の検証を行う処理手
続きを生成する。
念を示したものである。クライアントノードでは、検索
条件xが与えられた場合、検索条件xを実行する処理手
続きを305を用いて生成する。検索条件yが与えられ
た場合も同様に処理手続きを生成する。更に検索条件x
と検索条件yの組み合わせ条件に合致するデータを得る
必要のある場合は、組み合わせ条件の検証を行う処理手
続きを生成する。
【0036】サーバノードでは、前述の検索実行モジュ
ールを受け取った後、その実行を行い、検索結果をそれ
ぞれ、サーバノード内に保存する。その後、組み合わせ
条件検索プログラムが転送されてきた場合には、さきに
実行して保存してある条件xと条件yの検索結果を用い
て、組み合わせ条件の処理を実行する。その結果は最終
検索結果としてクライアントノードへ返送される。
ールを受け取った後、その実行を行い、検索結果をそれ
ぞれ、サーバノード内に保存する。その後、組み合わせ
条件検索プログラムが転送されてきた場合には、さきに
実行して保存してある条件xと条件yの検索結果を用い
て、組み合わせ条件の処理を実行する。その結果は最終
検索結果としてクライアントノードへ返送される。
【0037】本実施例での具体的なデータ検索の例を以
下に述べる。311に格納されるデータとして、例え
ば、人事データなどのデータであり、個人の記号で表現
できる属性データのほか、顔面の画像データや体内の健
康状態を示すレントゲン写真などがあるとする。検索条
件として、例えば、男性であるとか身長170cm以上
であるとかの条件は記号で表現可能である。
下に述べる。311に格納されるデータとして、例え
ば、人事データなどのデータであり、個人の記号で表現
できる属性データのほか、顔面の画像データや体内の健
康状態を示すレントゲン写真などがあるとする。検索条
件として、例えば、男性であるとか身長170cm以上
であるとかの条件は記号で表現可能である。
【0038】その他に、検索条件として、特定の顔の特
徴をもった人間を検索したい場合、前記の顔の特徴は、
特定の画像データ処理プログラムで検索する必要がある
とする。この検索はクライアントにより変化するもので
あり、前もってサーバ側で用意することは不可能であ
る。本実施例では、前記の顔の特徴を判定するプログラ
ムは図7の305から取り出され、307での処理プロ
グラム308となる。308はリンク機構309を介し
て、データベース管理機構310が提供する機能を用い
て、顔の特徴抽出と検索を実施する。
徴をもった人間を検索したい場合、前記の顔の特徴は、
特定の画像データ処理プログラムで検索する必要がある
とする。この検索はクライアントにより変化するもので
あり、前もってサーバ側で用意することは不可能であ
る。本実施例では、前記の顔の特徴を判定するプログラ
ムは図7の305から取り出され、307での処理プロ
グラム308となる。308はリンク機構309を介し
て、データベース管理機構310が提供する機能を用い
て、顔の特徴抽出と検索を実施する。
【0039】本実施例によれば、次に示す効果がある。 a)通常のデータベース検索では、ある条件に合致する
データをサーバから得ようとした場合、該当するデータ
が多くなると転送量が膨大なものとなり、計算機とネッ
トワークに過大な負担をかけるという問題があるが、本
実施例によれば、データの転送量よりもプログラムの転
送量が少ないようなケースの場合、計算機およびネット
ワークにかかる負担が減少するため、データ検索のスル
ープットが向上するという効果がある。
データをサーバから得ようとした場合、該当するデータ
が多くなると転送量が膨大なものとなり、計算機とネッ
トワークに過大な負担をかけるという問題があるが、本
実施例によれば、データの転送量よりもプログラムの転
送量が少ないようなケースの場合、計算機およびネット
ワークにかかる負担が減少するため、データ検索のスル
ープットが向上するという効果がある。
【0040】b)複数の検索条件がある場合、それぞれ
の検索条件によって得られた中間データをサーバ側に保
持する事により、不要なデータ転送を抑制することがで
きる。 c)検索条件の実行手続きをクライアント側で生成する
とともに、その手続きに、サーバ側は標準的にサポート
するデータ検索機構を組み合わせることが可能なので、
複雑かつ柔軟でクライアント側の個性に合った検索処理
を実行することができる。 (6)実施例6 図9は本発明をオブジェクト指向型システムに適用した
一例である。
の検索条件によって得られた中間データをサーバ側に保
持する事により、不要なデータ転送を抑制することがで
きる。 c)検索条件の実行手続きをクライアント側で生成する
とともに、その手続きに、サーバ側は標準的にサポート
するデータ検索機構を組み合わせることが可能なので、
複雑かつ柔軟でクライアント側の個性に合った検索処理
を実行することができる。 (6)実施例6 図9は本発明をオブジェクト指向型システムに適用した
一例である。
【0041】図9において、ふたつの計算機ノード32
0と321がネットワークで接続され、それぞれがオブ
ジェクトと呼ばれる処理単位によって情報処理が行なわ
れている。オブジェクトは、その中にデータとそのデー
タを操作する手続きプログラムをカプセル化したもので
あり、前記の手続きをメソッドと呼ぶ。外部からはオブ
ジェト内のデータは直接操作できず、メソッド起動の要
求を行なうメッセージを当該オブジェクトに送付するこ
とにより、オブジェクト内のデータの操作およびその結
果を得る。
0と321がネットワークで接続され、それぞれがオブ
ジェクトと呼ばれる処理単位によって情報処理が行なわ
れている。オブジェクトは、その中にデータとそのデー
タを操作する手続きプログラムをカプセル化したもので
あり、前記の手続きをメソッドと呼ぶ。外部からはオブ
ジェト内のデータは直接操作できず、メソッド起動の要
求を行なうメッセージを当該オブジェクトに送付するこ
とにより、オブジェクト内のデータの操作およびその結
果を得る。
【0042】本実施例では、図9に示すメッセージ伝達
分析制御機構322を備え付けたことを特徴とする。メ
ッセージ伝達分析制御機構322は、図6で示したアク
セスデータ分析機構201に相当するものである。メッ
セージ伝達分析制御機構322は計算機ノード320内
の各オブジェクトが発信しようとしているメッセージの
送付先を内蔵する分散データ配置情報を用いて分析す
る。メッセージ伝達分析制御機構322は各オブジェク
トのメッセージをそのまま発信したほうが良いと判断し
た場合は、そのまま他ノードへメッセージを発信させ
る。図9において、オブジェクト323のメッセージは
そのまま計算機ノード321内にあるオブジェクト32
5へ発信されている。
分析制御機構322を備え付けたことを特徴とする。メ
ッセージ伝達分析制御機構322は、図6で示したアク
セスデータ分析機構201に相当するものである。メッ
セージ伝達分析制御機構322は計算機ノード320内
の各オブジェクトが発信しようとしているメッセージの
送付先を内蔵する分散データ配置情報を用いて分析す
る。メッセージ伝達分析制御機構322は各オブジェク
トのメッセージをそのまま発信したほうが良いと判断し
た場合は、そのまま他ノードへメッセージを発信させ
る。図9において、オブジェクト323のメッセージは
そのまま計算機ノード321内にあるオブジェクト32
5へ発信されている。
【0043】一方、オブジェクトが移動したほうがよい
と判断された場合は、図12の324の如く、計算機ノ
ード321へ移動してオブジェクト324’として処理
を続行する。オブジェクト324’は計算機ノード32
1内でオブジェクト325とメッセージを交換しなが
ら、処理を続行する。本実施例によれば、次に示す効果
がある。
と判断された場合は、図12の324の如く、計算機ノ
ード321へ移動してオブジェクト324’として処理
を続行する。オブジェクト324’は計算機ノード32
1内でオブジェクト325とメッセージを交換しなが
ら、処理を続行する。本実施例によれば、次に示す効果
がある。
【0044】a)通常のオブジェクト指向型システムで
は、メッセージによりデータの操作を要求する。操作の
指示を伝えるメッセージは比較的データ量が少ないが、
操作結果をメッセージの発信もとへ返送する必要がある
ケースでは、メッセージの返信に大量なデータ転送が発
生する可能性がある。メッセージのやり取りが頻繁に起
きるとデータが多くなると転送量が膨大なものとなり、
計算機とネットワークに過大な負担をかけるという問題
があるが、本実施例によれば、データの転送量よりもオ
ブジェクトの転送量が少ないようなケースの場合、計算
機およびネットワークにかかる負担が減るため、オブジ
ェクトで実行されるメソッドの処理効率が向上するとい
う効果がある。
は、メッセージによりデータの操作を要求する。操作の
指示を伝えるメッセージは比較的データ量が少ないが、
操作結果をメッセージの発信もとへ返送する必要がある
ケースでは、メッセージの返信に大量なデータ転送が発
生する可能性がある。メッセージのやり取りが頻繁に起
きるとデータが多くなると転送量が膨大なものとなり、
計算機とネットワークに過大な負担をかけるという問題
があるが、本実施例によれば、データの転送量よりもオ
ブジェクトの転送量が少ないようなケースの場合、計算
機およびネットワークにかかる負担が減るため、オブジ
ェクトで実行されるメソッドの処理効率が向上するとい
う効果がある。
【0045】b)メッセージを発信するオブジェクト
は、メッセージを受け取るオブジェクトがどの種類のメ
ッセージを受け入れ可能かを知っている必要がある。し
かしながら、本実施例によれば、メッセージを発信する
オブジェクトが相手先に出向くため、相手先ノードで直
接処理ができ、クライアントの要求に合った個性的な処
理が実現できるという利点がある。また、相手先に移動
したオブジェクトがそのままそこに常駐すれば、相手先
ノードで提供する機能のバージョンアップを実現する手
段として利用可能である。 (7)実施例7 図10に、携帯式個人用健康管理システムの実施例を示
す。健康管理には、各人の健康状態について、血液検査
や尿検査などの検査を行なう必要があるが、ここで示す
実施例腕時計タイプの携帯式個人健康管理システムであ
る。
は、メッセージを受け取るオブジェクトがどの種類のメ
ッセージを受け入れ可能かを知っている必要がある。し
かしながら、本実施例によれば、メッセージを発信する
オブジェクトが相手先に出向くため、相手先ノードで直
接処理ができ、クライアントの要求に合った個性的な処
理が実現できるという利点がある。また、相手先に移動
したオブジェクトがそのままそこに常駐すれば、相手先
ノードで提供する機能のバージョンアップを実現する手
段として利用可能である。 (7)実施例7 図10に、携帯式個人用健康管理システムの実施例を示
す。健康管理には、各人の健康状態について、血液検査
や尿検査などの検査を行なう必要があるが、ここで示す
実施例腕時計タイプの携帯式個人健康管理システムであ
る。
【0046】図10において、350は本実施例の健康
管理システムのうちの移動ユニットである。移動ユニッ
ト350内には、CPU351と、プログラムライブラ
リ352とデータベース353が備えられている。さら
に、このプログラムライブラリ352には個人用にチュ
ーニングされた各種診断プログラム354、データベー
ス353には各診断項目検査結果355がそれぞれ備え
られている。
管理システムのうちの移動ユニットである。移動ユニッ
ト350内には、CPU351と、プログラムライブラ
リ352とデータベース353が備えられている。さら
に、このプログラムライブラリ352には個人用にチュ
ーニングされた各種診断プログラム354、データベー
ス353には各診断項目検査結果355がそれぞれ備え
られている。
【0047】移動ユニット350は腕時計タイプの携帯
型であり、人間の腕に装着され人間と共に移動する。一
方、移動ユニット350が訪れる様々な公共的な場所に
は各種のデータ検査機構が設置されている。図10に示
したデータ検査機構の例は、トイレの診断システム35
6である。トイレの診断システム356には、小便器か
ら得られる尿成分を分析する尿分析装置357と検査デ
ータを蓄えるデータ格納装置358とデータ処理を行な
うCPU359が備えられている。
型であり、人間の腕に装着され人間と共に移動する。一
方、移動ユニット350が訪れる様々な公共的な場所に
は各種のデータ検査機構が設置されている。図10に示
したデータ検査機構の例は、トイレの診断システム35
6である。トイレの診断システム356には、小便器か
ら得られる尿成分を分析する尿分析装置357と検査デ
ータを蓄えるデータ格納装置358とデータ処理を行な
うCPU359が備えられている。
【0048】尿の健康診断には、尿内の蛋白や血液(血
尿)など様々な項目と共に個人的な分析項目がある。こ
れらの特殊な検査を行なうプログラムを全てトイレの診
断システム356内に格納することは不可能である。本
実施例では、個人に特有のプログラムは、ライブラリ3
52に格納された診断プログラム354をCPU359
へダウンロードすることにより処理を行ない、分析デー
タ361は移動ユニット350へアップロードすること
により、移動ユニット350の各診断項目検査結果デー
タベース353へ格納される。ここで述べたダウンロー
ドやアップロードには無線が用いられる。
尿)など様々な項目と共に個人的な分析項目がある。こ
れらの特殊な検査を行なうプログラムを全てトイレの診
断システム356内に格納することは不可能である。本
実施例では、個人に特有のプログラムは、ライブラリ3
52に格納された診断プログラム354をCPU359
へダウンロードすることにより処理を行ない、分析デー
タ361は移動ユニット350へアップロードすること
により、移動ユニット350の各診断項目検査結果デー
タベース353へ格納される。ここで述べたダウンロー
ドやアップロードには無線が用いられる。
【0049】これらの処理は、個人がトイレに入り、用
を済ませ、トイレを出るまでに行なわれ、したがって、
個人が意識せずとも日常の行動の中で自動的に実行され
る。図10ではトイレでの尿検査の例を示したが、ほか
にも、人間が近づく公共的な場所で次のような検査の例
が考えられる。 a)鏡に向かっている間に顔色を検査する。
を済ませ、トイレを出るまでに行なわれ、したがって、
個人が意識せずとも日常の行動の中で自動的に実行され
る。図10ではトイレでの尿検査の例を示したが、ほか
にも、人間が近づく公共的な場所で次のような検査の例
が考えられる。 a)鏡に向かっている間に顔色を検査する。
【0050】b)椅子に座っている間に、脈数を検査す
る。 c)風呂に入っている間に、体温を検査する。 などについて検査が可能である。以上のように、公共的
な場所に様々な検査機構を設け、人間の手にはめられた
健康管理サブシステムが、行く先々で自分の有する個人
向けにチューニングされた健康診断プログラムを検査機
構へダウンロードし、結果を自分のデータベースに格納
する。この個人が自宅に戻ると、図11に示すように、
自動的に健康管理システム363のデータ収集装置36
2が、データベース353に蓄積された検査項目データ
を吸い上げ、所定の診断を行なった後、診断結果364
を出力する。もちろん、この健康管理システムの設置箇
所は家庭に限る必要はなく、公共的な場所に設置されて
いてもよい。
る。 c)風呂に入っている間に、体温を検査する。 などについて検査が可能である。以上のように、公共的
な場所に様々な検査機構を設け、人間の手にはめられた
健康管理サブシステムが、行く先々で自分の有する個人
向けにチューニングされた健康診断プログラムを検査機
構へダウンロードし、結果を自分のデータベースに格納
する。この個人が自宅に戻ると、図11に示すように、
自動的に健康管理システム363のデータ収集装置36
2が、データベース353に蓄積された検査項目データ
を吸い上げ、所定の診断を行なった後、診断結果364
を出力する。もちろん、この健康管理システムの設置箇
所は家庭に限る必要はなく、公共的な場所に設置されて
いてもよい。
【0051】本実施例によれば、次に示す効果がある。 a)健康管理のための検査機構が、公共の場所に分散配
置されており、前記公共場所に訪れるごとに、様々な検
査が自動的に行なわれ、自然に検査データが移動ユニッ
トに蓄積されるため、豊富な健康管理が可能となると共
に、各人の健康診断にかかる負担を低減することができ
る。
置されており、前記公共場所に訪れるごとに、様々な検
査が自動的に行なわれ、自然に検査データが移動ユニッ
トに蓄積されるため、豊富な健康管理が可能となると共
に、各人の健康診断にかかる負担を低減することができ
る。
【0052】b)健康診断に必要な処理内容は個人毎に
異なり、必要に応じ、自分の腕に装着した移動ユニット
から、各種検査システムにダウンロードされ、結果をア
ップロードするため、個人向けにチューニングされた個
性的な検査と診断が可能となる。また、各検査システム
の構造が簡単になると共に、融通性にとんだ検査が可能
となる。
異なり、必要に応じ、自分の腕に装着した移動ユニット
から、各種検査システムにダウンロードされ、結果をア
ップロードするため、個人向けにチューニングされた個
性的な検査と診断が可能となる。また、各検査システム
の構造が簡単になると共に、融通性にとんだ検査が可能
となる。
【0053】c)診断プログラムの物理的な移動は人間
の空間的移動によっており、前記のプログラムを検査シ
ステムに移動する場合は、近距離のみ到達できる無線に
よっており、プログラムの移動実現手段が極めて簡単に
なる。また、データまたはプログラムの転送量も至近距
離で行なわれるため、移動手段が簡単になる。 (8)実施例8 次に、本発明を分散型制御システムに適用した実施例を
示す。
の空間的移動によっており、前記のプログラムを検査シ
ステムに移動する場合は、近距離のみ到達できる無線に
よっており、プログラムの移動実現手段が極めて簡単に
なる。また、データまたはプログラムの転送量も至近距
離で行なわれるため、移動手段が簡単になる。 (8)実施例8 次に、本発明を分散型制御システムに適用した実施例を
示す。
【0054】プラント監視制御システムなどの一つのプ
ラントの制御システムや電力系統システムや交通制御シ
ステムなどの広域制御システムは、制御対象の状態量を
観測し、しかるべき情報処理を行なった後、制御対象に
対し制御信号を発生する。制御対象が更に部分系に分割
できる場合は、監視制御システムをも分割し、分割した
監視制御システムを統括する機構を設けた階層的な分散
制御システムがある。
ラントの制御システムや電力系統システムや交通制御シ
ステムなどの広域制御システムは、制御対象の状態量を
観測し、しかるべき情報処理を行なった後、制御対象に
対し制御信号を発生する。制御対象が更に部分系に分割
できる場合は、監視制御システムをも分割し、分割した
監視制御システムを統括する機構を設けた階層的な分散
制御システムがある。
【0055】図12は分散型監視制御システムの典型的
な構成例である。図12において、404は通信ネット
ワークであり、それに、システム全体を統括して制御す
る上位ノードである400と部分系の制御を担当する下
位ノード401、402、403が接続している。下位
ノード401、402、403はそれぞれ制御対象40
4、405、406を担当している。分散制御システム
の実例が電力系統システムや交通制御システムの様な場
合、その制御対象が広域な範囲にわたっており、地域又
は制御目的に応じて制御対象を分割し、これらの分割し
た対象を部分的に制御する分散制御方法が取られてい
る。
な構成例である。図12において、404は通信ネット
ワークであり、それに、システム全体を統括して制御す
る上位ノードである400と部分系の制御を担当する下
位ノード401、402、403が接続している。下位
ノード401、402、403はそれぞれ制御対象40
4、405、406を担当している。分散制御システム
の実例が電力系統システムや交通制御システムの様な場
合、その制御対象が広域な範囲にわたっており、地域又
は制御目的に応じて制御対象を分割し、これらの分割し
た対象を部分的に制御する分散制御方法が取られてい
る。
【0056】図13に電力系統を例に取った場合を示
す。図13において、上位ノード400の下に下位ノー
ド401、402、403があり、通信ネットワークを
介して指令又は報告を行なっている。制御対象である電
力系統は、それぞれ、404、405、406の部分系
統に分割され、それぞれ、401、402、403が制
御を担当している。なお、図13において、407は発
電所、408は送電線、409は変電所母線を表してい
る。なお、ここでは上位ノードや下位ノードと称した
が、実際の例では、例えば、上位ノードは中央給電指令
所とすると、下位ノードは地方給電指令所や発電所など
が相当する。
す。図13において、上位ノード400の下に下位ノー
ド401、402、403があり、通信ネットワークを
介して指令又は報告を行なっている。制御対象である電
力系統は、それぞれ、404、405、406の部分系
統に分割され、それぞれ、401、402、403が制
御を担当している。なお、図13において、407は発
電所、408は送電線、409は変電所母線を表してい
る。なお、ここでは上位ノードや下位ノードと称した
が、実際の例では、例えば、上位ノードは中央給電指令
所とすると、下位ノードは地方給電指令所や発電所など
が相当する。
【0057】次に具体的な制御例として、中央給電指令
所で行われる火力発電機の需給制御の一例を示す。電力
システムにおいて、電気の総消費量(総需要と呼ばれ
る)と発電電気量の総和は常に等しくなければならな
い。火力発電機を初めとする発電機の発電量の増減はあ
る程度の時間が必要であり、急激には変動させることが
できない。そこで、総需要をある程度の期間(数分〜数
十分)で予測しておき、この予測に合わせて発電機に対
し出力の増減を指令しておく。これが需給制御と呼ばれ
るものである。図14はこの概念を示したものであり、
現在時刻からn分後の時点で総需要が図14の曲線のよ
うに予測された場合、現在の発電量とその予測値との差
が不足する。この場合、各発電機の出力を増やす必要が
あるが、それぞれの発電機には特性があり、ある発電機
は高速に出力を上げることができるが、他の発電機の動
きは鈍いと言ったように、特性にばらつきがある。図1
5はこれを示した図であり、中央給電指令所では、これ
らの発電機の特性を考慮して、出力の上昇を指令しなけ
ればならないが、発電機の出力変化特性は、発電所内の
ボイラーの動特性を初め、様々なパラメータを考慮しな
ければ一意に決まらない。現状では、この動特性は、た
とえば100kW/分といった固定したデータが中央給
電指令所所のコンピュータのデータベースにあるのみ
で、これを使った出力指令を計算している。
所で行われる火力発電機の需給制御の一例を示す。電力
システムにおいて、電気の総消費量(総需要と呼ばれ
る)と発電電気量の総和は常に等しくなければならな
い。火力発電機を初めとする発電機の発電量の増減はあ
る程度の時間が必要であり、急激には変動させることが
できない。そこで、総需要をある程度の期間(数分〜数
十分)で予測しておき、この予測に合わせて発電機に対
し出力の増減を指令しておく。これが需給制御と呼ばれ
るものである。図14はこの概念を示したものであり、
現在時刻からn分後の時点で総需要が図14の曲線のよ
うに予測された場合、現在の発電量とその予測値との差
が不足する。この場合、各発電機の出力を増やす必要が
あるが、それぞれの発電機には特性があり、ある発電機
は高速に出力を上げることができるが、他の発電機の動
きは鈍いと言ったように、特性にばらつきがある。図1
5はこれを示した図であり、中央給電指令所では、これ
らの発電機の特性を考慮して、出力の上昇を指令しなけ
ればならないが、発電機の出力変化特性は、発電所内の
ボイラーの動特性を初め、様々なパラメータを考慮しな
ければ一意に決まらない。現状では、この動特性は、た
とえば100kW/分といった固定したデータが中央給
電指令所所のコンピュータのデータベースにあるのみ
で、これを使った出力指令を計算している。
【0058】本実施例は、発電所の監視制御用コンピュ
ータに、前提条件を与えて現時点の出力変化特性を判定
させ、その特性を中央給電指令所に返信させることで、
正確な現時点の動特性を収拾し、より正確な需給制御を
実現することを目的としている。図16に本実施例のよ
り具体的なブロック構成図を示す。図16において、4
00は中央給電指令所であり、その内部の情報処理機構
410で需給制御プログラム411が稼働するようにな
っている。この需給制御プログラム411内では予測さ
れた総需要に対し、どの発電機の出力を増減させるかを
判定するサブルーチン412がある。413は各発電所
へ送付する動特性決定プログラムを各種格納したライブ
ラリーであり、414は中央給電指令所の操作員が与え
た前提条件によって必要な動特性決定プログラムを生成
して各発電所に送付する機構である。
ータに、前提条件を与えて現時点の出力変化特性を判定
させ、その特性を中央給電指令所に返信させることで、
正確な現時点の動特性を収拾し、より正確な需給制御を
実現することを目的としている。図16に本実施例のよ
り具体的なブロック構成図を示す。図16において、4
00は中央給電指令所であり、その内部の情報処理機構
410で需給制御プログラム411が稼働するようにな
っている。この需給制御プログラム411内では予測さ
れた総需要に対し、どの発電機の出力を増減させるかを
判定するサブルーチン412がある。413は各発電所
へ送付する動特性決定プログラムを各種格納したライブ
ラリーであり、414は中央給電指令所の操作員が与え
た前提条件によって必要な動特性決定プログラムを生成
して各発電所に送付する機構である。
【0059】一方、火力発電所401では内部の情報処
理機構415に中央給電指令所から送付されてきた特性
決定プログラム416とプラント内部状態推定プログラ
ム417がある。プラント内部状態推定プログラム41
7は予めこの発電プラント用に合わせて設計されてい
る。また、火力発電所401には発電機419やボイラ
ー420などの発電プラント構成要素から得られる観測
データ418が備えられている。特性決定プログラム4
16とプラント内部状態推定プログラム417は互いに
協調をとりながら、現時点の発電プラント内の状態を推
定するとともに、現時点の発電機の出力変化動特性を算
出する。
理機構415に中央給電指令所から送付されてきた特性
決定プログラム416とプラント内部状態推定プログラ
ム417がある。プラント内部状態推定プログラム41
7は予めこの発電プラント用に合わせて設計されてい
る。また、火力発電所401には発電機419やボイラ
ー420などの発電プラント構成要素から得られる観測
データ418が備えられている。特性決定プログラム4
16とプラント内部状態推定プログラム417は互いに
協調をとりながら、現時点の発電プラント内の状態を推
定するとともに、現時点の発電機の出力変化動特性を算
出する。
【0060】図17は、この発電機の出力変化動特性の
例である。発電プラントはその内部に複雑な制御系を有
しており、与えられた制約条件に合わせて様々な運転形
態が可能である。例えば、図17では、燃料比などの経
済性を考慮した場合の発電機出力変化動特性と、プラン
トの構成要素へのダメージは多少犠牲にしても最大限の
出力変化を求めた場合の動特性が例として示されてい
る。
例である。発電プラントはその内部に複雑な制御系を有
しており、与えられた制約条件に合わせて様々な運転形
態が可能である。例えば、図17では、燃料比などの経
済性を考慮した場合の発電機出力変化動特性と、プラン
トの構成要素へのダメージは多少犠牲にしても最大限の
出力変化を求めた場合の動特性が例として示されてい
る。
【0061】通常の運転状態では経済性を重んじるのは
普通であるが、発電量が不足し大停電が起きるやも知れ
ぬ緊急時では多少の機器に与えるダメージを無視してで
も発電量を増やす必要がある。この様に、様々な前提条
件を含んだ動特性決定プログラムを発電所のコンピュー
タに与えることにより、中央給電指令所の操作員が求め
る動特性を得ることが可能となる。
普通であるが、発電量が不足し大停電が起きるやも知れ
ぬ緊急時では多少の機器に与えるダメージを無視してで
も発電量を増やす必要がある。この様に、様々な前提条
件を含んだ動特性決定プログラムを発電所のコンピュー
タに与えることにより、中央給電指令所の操作員が求め
る動特性を得ることが可能となる。
【0062】本実施例によれば以下に述べる効果があ
る。 a)発電機の出力変化動特性を、様々な制約条件下で求
めることができるので、中央給電指令所において、操作
員の要求に合わせた火力発電機の出力増減の決定が可能
となる。 (9)実施例9 次に、前記実施例と同様、階層分散型による電力システ
ム監視制御システムの例を示す。本実施例は、電力系統
の操作手順を立案するシステムに適用した一例である。
る。 a)発電機の出力変化動特性を、様々な制約条件下で求
めることができるので、中央給電指令所において、操作
員の要求に合わせた火力発電機の出力増減の決定が可能
となる。 (9)実施例9 次に、前記実施例と同様、階層分散型による電力システ
ム監視制御システムの例を示す。本実施例は、電力系統
の操作手順を立案するシステムに適用した一例である。
【0063】図18は、例題とする電力系統図である。
図18において、430、431、432は発電所であ
り、433、434、435、436、437、43
8、439は変電所である。現在において送電線441
と444は系統から切り放されており電力は流れていな
い。ここで、送電線440を工事のため系統から切り放
す必要がでた場合が、本実施例の例題である。送電線4
40をそのまま、系統から切り放すと、下流にある変電
所438が電力供給を断たれて停電となる。この停電を
防ぐ為に様々な操作を行う必要がある。これが電力系統
の操作手順の立案の例である。
図18において、430、431、432は発電所であ
り、433、434、435、436、437、43
8、439は変電所である。現在において送電線441
と444は系統から切り放されており電力は流れていな
い。ここで、送電線440を工事のため系統から切り放
す必要がでた場合が、本実施例の例題である。送電線4
40をそのまま、系統から切り放すと、下流にある変電
所438が電力供給を断たれて停電となる。この停電を
防ぐ為に様々な操作を行う必要がある。これが電力系統
の操作手順の立案の例である。
【0064】この場合、いろいろな操作手順が考えられ
る。一番単純な手順は、停止中の送電線441を系統に
つなぎ、その後、送電線440を切り放すことである。
その他に、441をつないでしまうと、発電所431は
変電所438と439の両方に電力を供給することにな
り、過負荷の恐れがあるので、送電線444を稼働さ
せ、変電所437は発電所432から電力供給をうけ、
発電所431は438のみ供給する手順も考えられる。
図19は、この後者の手順を実行した後の系統の接続状
態である。
る。一番単純な手順は、停止中の送電線441を系統に
つなぎ、その後、送電線440を切り放すことである。
その他に、441をつないでしまうと、発電所431は
変電所438と439の両方に電力を供給することにな
り、過負荷の恐れがあるので、送電線444を稼働さ
せ、変電所437は発電所432から電力供給をうけ、
発電所431は438のみ供給する手順も考えられる。
図19は、この後者の手順を実行した後の系統の接続状
態である。
【0065】図20は、本実施例の構成図である。上位
ノードとして地方給電指令所500があり、下位ノード
として501の制御所Aと502の制御所Bがある。制
御所Aは図18の変電所433、434、436と送電
線440と441を管轄している。一方、制御所Bは変
電所435、437と送電線443と441を管轄して
いる。地方給電指令所500には操作手順を立案するシ
ステムとして推論エンジンと知識ベースからなる操作手
順立案システム503がある。地方給電指令所500
は、配下の制御所を含め、図18に示した系統全体を制
御管理しているが、個別の変電所や送電線の観測された
状態量は、下位ノードである制御所に詳細なデータがあ
る。
ノードとして地方給電指令所500があり、下位ノード
として501の制御所Aと502の制御所Bがある。制
御所Aは図18の変電所433、434、436と送電
線440と441を管轄している。一方、制御所Bは変
電所435、437と送電線443と441を管轄して
いる。地方給電指令所500には操作手順を立案するシ
ステムとして推論エンジンと知識ベースからなる操作手
順立案システム503がある。地方給電指令所500
は、配下の制御所を含め、図18に示した系統全体を制
御管理しているが、個別の変電所や送電線の観測された
状態量は、下位ノードである制御所に詳細なデータがあ
る。
【0066】図20の図示例では、503は二つの操作
手順504と505をその知識ベースに蓄積されたルー
ルと系統構成に関するデータより生成した。このどちら
が良いかを判定するには、過負荷のチェックが必要であ
る。また、過負荷していなくとも、過負荷に近い負荷率
は避けるべきである。これらのチェックすべき項目を実
現する計算プログラムと操作手順のシーケンスが504
と505であり、制御所501と502へ送付される。
各制御所では受け取った手順表により、手順ごとに変化
する系統構成(接続状態)を基に、送電線に流れる電力
潮流を推定し、過負荷や負荷率の値を算出し、結果を地
方給電指令所500へ返送する。また、各制御所に与え
られた手順の実現を不可能にする特定の情報、(例え
ば、上位ノードに報告していなかった遮断器の故障な
ど)があれば、これも含めて、上位ノードへ、手順の評
価結果を報告する。
手順504と505をその知識ベースに蓄積されたルー
ルと系統構成に関するデータより生成した。このどちら
が良いかを判定するには、過負荷のチェックが必要であ
る。また、過負荷していなくとも、過負荷に近い負荷率
は避けるべきである。これらのチェックすべき項目を実
現する計算プログラムと操作手順のシーケンスが504
と505であり、制御所501と502へ送付される。
各制御所では受け取った手順表により、手順ごとに変化
する系統構成(接続状態)を基に、送電線に流れる電力
潮流を推定し、過負荷や負荷率の値を算出し、結果を地
方給電指令所500へ返送する。また、各制御所に与え
られた手順の実現を不可能にする特定の情報、(例え
ば、上位ノードに報告していなかった遮断器の故障な
ど)があれば、これも含めて、上位ノードへ、手順の評
価結果を報告する。
【0067】503の操作手順立案システムは、この様
にして、下位ノードへ各種の処理指示を出し、その結果
をうけとることにより、より、優れた手順を作成する。
本実施例によれば、下記の効果がある。 a)上位ノードが、立案した手順を下位ノードに開陳す
るとともに評価させているので、下位ノードに蓄積され
たデータをも用いることで、優れた手順が立案できる。
にして、下位ノードへ各種の処理指示を出し、その結果
をうけとることにより、より、優れた手順を作成する。
本実施例によれば、下記の効果がある。 a)上位ノードが、立案した手順を下位ノードに開陳す
るとともに評価させているので、下位ノードに蓄積され
たデータをも用いることで、優れた手順が立案できる。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明によれば、分散情報処理環境において、処理を要求す
る計算機ノードの個性的な処理要求に見合った処理を、
処理対象のデータがある計算機ノード上で実行すること
が可能となる。また、計算機ノード間のデータ転送が低
減されるため、効率の良い情報処理が可能となる。
明によれば、分散情報処理環境において、処理を要求す
る計算機ノードの個性的な処理要求に見合った処理を、
処理対象のデータがある計算機ノード上で実行すること
が可能となる。また、計算機ノード間のデータ転送が低
減されるため、効率の良い情報処理が可能となる。
【図1】 他ノードへ移動して処理を行なう手段のブロ
ック図。
ック図。
【図2】 他ノードへ処理手続き移動判定アルゴリズ
ム。
ム。
【図3】 他ノードへ移動して処理を行なう手段のブロ
ック図。
ック図。
【図4】 実行中の処理手続きが計算機ノードを移動す
るための手段のブロック図。
るための手段のブロック図。
【図5】 処理手続きの巡回を示す図。
【図6】 実行中の処理手続きが計算機ノードを移動す
るための手段のブロック図。
るための手段のブロック図。
【図7】 個性的データ検索を行なう実施例のブロック
図。
図。
【図8】 個性的データ検索の処理フロー。
【図9】 移動型オブジェクトの作動図。
【図10】 携帯式健康管理システムの構成図。
【図11】 携帯式健康管理システムの作動図。
【図12】 分散型監視制御システムの構成図。
【図13】 電力系統を例にした分散型監視制御システ
ムの構成図。
ムの構成図。
【図14】 総需要予想曲線。
【図15】 発電機出力変化動特性図。
【図16】 需給制御システムへの適用例のブロック
図。
図。
【図17】 様々な条件下での発電機出力変化動特性
図。
図。
【図18】 モデル系統図。
【図19】 モデル系統図。
【図20】 系統操作手順立案システムへの適用例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図21】 分散情報処理の一般的構成を示した図。
【図22】 他ノードにあるデータへのアクセスを示す
ブロック図。
ブロック図。
【図23】 データベースでの条件照合のフロー図。
1…ネットワーク 10、20、30、300、306…計算機ノード 11、21、31…情報処理装置 12、22、32…各計算機ノードにあるデータ 14、24…各計算機ノードにある処理手続き 100…処理手続き分析機構 101…分析データ配置情報 150…処理単位実行制御機構 160…処理単位実行負荷評価機構 201…アクセスデータ分析機構 204…処理負荷評価機構 302…検索条件分析機構 350…携帯式健康管理システムの移動ユニット 363…携帯式健康管理システムの固定ユニット 400…中央給電指令所 401…火力発電所 500…地方給電指令所 501、502…制御所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 潤三 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内
Claims (18)
- 【請求項1】 複数の計算機ノードがネットワークを介
して接続されている分散型情報処理方法において、 自ノードから送付した処理手続きが計算機ノード間を移
動した後、他ノードに予め格納された処理手続き及びデ
ータと連係して処理をすることにより、処理手続きの送
付元に特有の情報処理を実現することを特徴とする分散
型情報処理方法。 - 【請求項2】 前記計算機ノードのそれぞれに推論エン
ジンが備え付けられている場合において、前記計算機ノ
ード間を移動するものが、推論エンジンが参照する知識
ベースの全部もしくは一部であることを特徴とする請求
項1記載の分散型情報処理方法。 - 【請求項3】 前記計算機ノード間を移動するものが、
処理手続き及びデータを含むことを特徴とする請求項1
記載の分散型情報処理方法。 - 【請求項4】 前記移動する処理手続きが、複数の計算
機ノードを巡回することを特徴とする請求項1記載の分
散型情報処理方法。 - 【請求項5】 計算機ノード間を移動した処理手続き
が、移動先の計算機ノードに常駐することを特徴とする
請求項1記載の分散型情報処理方法。 - 【請求項6】 複数の計算機ノードに分散配置された複
数の分散データの位置情報を有し、自計算機ノードの情
報処理機構で実行すべき処理手続きがあるとき、前記処
理手続きのどの部分がどの計算機ノードに格納された分
散データを参照する必要があるのかを内蔵した前記位置
情報を用いて判定し、参照すべきデータの格納された計
算機ノードを単位として、前記処理を処理単位に分割す
るとともに、 分割され、計算機ノード毎にグループ化された処理単位
が、実行されるべき計算機ノードにおいて実行可能な形
態で格納されているかを判定し、格納されていなけれ
ば、前記の処理単位を前記の実行されるべき計算機ノー
ドへ転送し、他の計算機ノードの情報処理機構で前記処
理単位を実行させることを特徴とする請求項1記載の分
散型情報処理方法。 - 【請求項7】 複数の計算機ノードに分散配置された分
散データの位置情報を有し、自計算機ノードの情報処理
機構で実行すべき処理手続きがあるとき、前記処理手続
きのどの部分がどの計算機ノードに格納された分散デー
タを参照する必要があるのかを、内蔵した前記位置情報
を用いて判定し、参照すべきデータの格納された計算機
ノードを単位として、前記処理を処理単位に分割し、 分割され、計算機ノード毎にグループ化された処理単位
が、実行されるべき他の計算機ノードにおいて実行され
た場合の計算機負荷量と、前記処理単位を前記実行され
るべき計算機ノードへ転送する場合の計算機とネットワ
ークの負荷量と、当該処理単位をネットワークを介して
転送する負荷量と、当該処理単位の計算結果を他ノード
から自ノードへ返送する場合の計算機とネットワークの
負荷量を評価を行い、 前記推定された各負荷量により、実行すべき処理手続き
を、他ノードへ転送して処理させるべきか、他ノードに
あるデータを自ノードへ転送させて自ノードで当該処理
単位を実行すべきかを判断するとともに、 分割され、計算機ノード毎にグループ化された処理単位
が、実行されるべき計算機ノードにおいて実行可能な形
態で格納されているかを判定し、格納されていなけれ
ば、前記の処理単位を前記の実行されるべき計算機ノー
ドへ転送し、前記計算機ノードの情報処理機構で前記処
理単位を実行させるようにしたことを特徴とする請求項
1記載の分散型情報処理方法。 - 【請求項8】 各計算機ノードに分散配置されたデータ
の位置情報を有し、自計算機ノードの情報処理機構で実
行中の処理手続きが参照すべき前記分散データの位置を
分析するとともに、 前記の実行中の処理手続きがデータを参照しようとした
場合、前記データが自ノードにある場合は、そのまま処
理を続行し、前記データが他のノードにあると判明した
場合は、当該処理手続きの実行を中断し、前記他ノード
へ転送し、前記他ノードで処理手続きの実行を再開させ
るようにしたことを特徴とする請求項1記載の分散型情
報処理方法。 - 【請求項9】 各計算機ノードに分散配置されたデータ
の位置情報を有し、自計算機ノードの情報処理機構で実
行中の処理手続きが参照すべき分散データの位置を分析
し、 前記実行中の処理手続きが参照するデータが他ノードに
ある場合、ノード間の遠隔データアクセス機構を介して
該データにアクセスする際の計算機およびネットワーク
の負荷量と、前記実行中の処理手続きを中断して他ノー
ドへ転送する際の計算機およびネットワークの負荷量
と、該処理手続きを他ノードで実行した際の計算機の負
荷量と、計算結果を自ノードへ返送する際の計算機とネ
ットワークの負荷量とを評価し、 他ノードで実行するのが好ましいと判断された場合に
は、当該処理手続きの実行を中断し、前記他ノードへ転
送し、前記他ノードで処理手続きの実行を再開させ、計
算結果を自ノードへ返送することを特徴とする請求項1
記載の分散型情報処理方法。 - 【請求項10】 複数の計算機ノードがネットワークを
介して接続されている分散型情報処理装置において、 処理手続き及びデータが予め格納された他ノードと、処
理を依頼する側の計算機システムに特有な処理手続きを
前記他ノードに送付する自ノードとを備え、前記自ノー
ドから送付した処理手続きは前記他ノードの処理手続き
及びデータと連係して処理をするようになされたことを
特徴とする分散型情報処理装置。 - 【請求項11】 前記計算機ノードのそれぞれに推論エ
ンジンが備え付けられている場合において、前記計算機
ノード間を移動するものが、推論エンジンが参照する知
識ベースの全部もしくは一部であることを特徴とする請
求項10記載の分散型情報処理装置。 - 【請求項12】 前記計算機ノード間を移動するもの
が、処理手続き及びデータを含むことを特徴とする請求
項10記載の分散型情報処理装置。 - 【請求項13】 前記移動する処理手続きが、複数の計
算機ノードを巡回することを特徴とする請求項10記載
の分散型情報処理装置。 - 【請求項14】 計算機ノード間を移動した処理手続き
が、移動先の計算機ノードに常駐することを特徴とする
請求項10記載の分散型情報処理装置。 - 【請求項15】 複数の計算機ノードに分散配置された
複数の分散データの位置情報を有し、自計算機ノードの
情報処理機構で実行すべき処理手続きがあるとき、前記
処理手続きのどの部分がどの計算機ノードに格納された
分散データを参照する必要があるのかを内蔵した前記位
置情報を用いて判定し、参照すべきデータの格納された
計算機ノードを単位として、前記処理を処理単位に分割
する手段と、 分割され、計算機ノード毎にグループ化された処理単位
が、実行されるべき計算機ノードにおいて実行可能な形
態で格納されているかを判定し、格納されていなけれ
ば、前記の処理単位を前記の実行されるべき計算機ノー
ドへ転送し、他の計算機ノードの情報処理機構で前記処
理単位を実行させる手段と、を備えたことを特徴とする
請求項10記載の分散型情報処理装置。 - 【請求項16】 複数の計算機ノードに分散配置された
分散データの位置情報を有し、自計算機ノードの情報処
理機構で実行すべき処理手続きがあるとき、前記処理手
続きのどの部分がどの計算機ノードに格納された分散デ
ータを参照する必要があるのかを、内蔵した前記位置情
報を用いて判定し、参照すべきデータの格納された計算
機ノードを単位として、前記処理を処理単位に分割する
手段と、 分割され、計算機ノード毎にグループ化された処理単位
が、実行されるべき他の計算機ノードにおいて実行され
た場合の計算機負荷量と、前記処理単位を前記実行され
るべき計算機ノードへ転送する場合の計算機とネットワ
ークの負荷量と、当該処理単位をネットワークを介して
転送する負荷量と、当該処理単位の計算結果を他ノード
から自ノードへ返送する場合の計算機とネットワークの
負荷量を評価する手段と、 前記手段により推定された各負荷量により、実行すべき
処理手続きを、他ノードへ転送して処理させるべきか、
他ノードにあるデータを自ノードへ転送させて自ノード
で当該処理単位を実行すべきかを判断する手段と、 分割され、計算機ノード毎にグループ化された処理単位
が、実行されるべき計算機ノードにおいて実行可能な形
態で格納されているかを判定し、格納されていなけれ
ば、前記の処理単位を前記の実行されるべき計算機ノー
ドへ転送し、前記計算機ノードの情報処理機構で前記処
理単位を実行させる手段と、を備えたことを特徴とする
請求項10記載の分散型情報処理装置。 - 【請求項17】 各計算機ノードに分散配置されたデー
タの位置情報を有し、自計算機ノードの情報処理機構で
実行中の処理手続きが参照すべき前記分散データの位置
を分析する手段と、 前記の実行中の処理手続きがデータを参照しようとした
場合、前記データが自ノードにある場合は、そのまま処
理を続行し、前記データが他のノードにあると判明した
場合は、当該処理手続きの実行を中断し、前記他ノード
へ転送し、前記他ノードで処理手続きの実行を再開させ
る手段と、を備えたことを特徴とする請求項10記載の
分散型情報処理装置。 - 【請求項18】 各計算機ノードに分散配置されたデー
タの位置情報を有し、自計算機ノードの情報処理機構で
実行中の処理手続きが参照すべき分散データの位置を分
析する手段と、 前記実行中の処理手続きが参照するデータが他ノードに
ある場合、ノード間の遠隔データアクセス機構を介して
該データにアクセスする際の計算機およびネットワーク
の負荷量と、前記実行中の処理手続きを中断して他ノー
ドへ転送する際の計算機およびネットワークの負荷量
と、該処理手続きを他ノードで実行した際の計算機の負
荷量と、計算結果を自ノードへ返送する際の計算機とネ
ットワークの負荷量とを評価する手段と、 当該処理手続きの実行を中断し、前記他ノードへ転送
し、前記他ノードで処理手続きの実行を再開させ、計算
結果を自ノードへ返送する機能を備えた手段と、を備え
たことを特徴とする請求項10記載の分散型情報処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4305576A JPH06149756A (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 分散型情報処理方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4305576A JPH06149756A (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 分散型情報処理方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06149756A true JPH06149756A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17946809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4305576A Pending JPH06149756A (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 分散型情報処理方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06149756A (ja) |
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1992
- 1992-11-16 JP JP4305576A patent/JPH06149756A/ja active Pending
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