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JPH06146519A - 階段ユニット - Google Patents

階段ユニット

Info

Publication number
JPH06146519A
JPH06146519A JP4328904A JP32890492A JPH06146519A JP H06146519 A JPH06146519 A JP H06146519A JP 4328904 A JP4328904 A JP 4328904A JP 32890492 A JP32890492 A JP 32890492A JP H06146519 A JPH06146519 A JP H06146519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
holes
plates
mounting
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4328904A
Other languages
English (en)
Inventor
Kensaku Okawa
謙作 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP4328904A priority Critical patent/JPH06146519A/ja
Publication of JPH06146519A publication Critical patent/JPH06146519A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】溶接作業を削減し、取付精度及び品質を向上し
うるとともに、荷扱いを便宜とし、生産性を高めうる。 【構成】複数段の段板2、け込み板3を予め一体に結合
した段板・け込み板ユニット4と、一対のささら桁5、
5と、前記段板2を受ける載置片6に直角に折曲がる垂
直片7を設けた連結金具9とからなり、複数の段板・け
込み板ユニット4…を、連結金具9の載置片6にボルト
により段板2を固定するとともに、連結金具9の垂直片
7をボルトによりささら桁5に固定し、上下に順次結合
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数段の段板、け込み
板を予め一体に結合した段板・け込み板ユニットを、さ
さら桁間にボルトを用いて上下に順次結合することによ
り、階段の組立精度を向上しうるとともに、搬送などの
際の荷扱いを便宜とし、生産性を高めうる階段ユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼製の階段下地枠は、工場におい
てささら桁に段板、け込み板を夫々1枚ずつ溶接するこ
とにより形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のものにあっては、段板、け込み板を1枚ずつさ
さら桁に溶接するため、その作業に多大の手間を要し、
作業能率に劣るとともに、溶接箇所が多いため階段下地
枠に歪が生じやすく、組立精度の低下を招来する原因と
なっていた。
【0004】又階段下地枠の寸法が大きくなり、搬送な
どの際の荷扱いを困難とし、生産性に劣ることがあっ
た。
【0005】本発明は、複数段の段板、け込み板を予め
一体に結合した複数の段板・け込み板ユニットを、ささ
ら桁に垂直片がボルト止めされる連結金具の載置片に段
板をボルト固定することにより上下に順次結合すること
を基本として、溶接作業を排除でき組立作業を能率化し
うるとともに、溶接に伴う歪を無くし、組立精度を向上
しうる階段ユニットの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の階段ユニットは、複数段の段板、け込み板を
予め一体に結合しかつ段板両側端に取付用の孔部を設け
た複数の段板・け込み板ユニットと、一対のささら桁
と、前記段板を受ける載置片に直角に折曲がる垂直片を
設けかつ載置片、垂直片に孔部を設けた多数個の連結金
具とからなり、複数の段板・け込み板ユニットを、連結
金具の載置片にその孔部を通るボルトにより段板を固定
するとともに、連結金具の垂直片をその孔部を通るボル
トによりささら桁に固定し、上下に順次結合する。
【0007】
【作用】複数段の段板、け込み板を予め一体に結合した
段板・け込み板ユニットを、連結金具を用いてささら桁
間に上下に順次結合する。従って、1枚ずつ段板、け込
み板をささら桁に固定する従来のものに比べて組立作業
を能率化でき、かつ品質の向上を図りうる。
【0008】又前記段板・け込み板ユニットは、ささら
桁にボルト止めされる垂直片を有した連結金具の載置片
に段板をボルト止めすることによりささら桁間に配され
るため、溶接作業を排除でき、作業能率を高めうるとと
もに、段板・け込み板ユニットを用いることと相まって
その組立精度を向上でき、歪の発生を防止しうる。
【0009】さらに階段ユニットを構成する各部材の寸
法を小さくでき、その製造、搬送などの際の荷扱いを便
宜とし、生産性を向上しうる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図において本発明の階段ユニット1は、複数段の段
板2…、け込み板3…を予め一体に結合した複数の段板
・け込み板ユニット4…と、一対のささら桁5、5と、
前記段板2を受ける載置片6に直角に折曲がる垂直片7
を設けた多数個の連結金具9…とからなり、複数の段板
・け込み板ユニット4を、連結金具9の載置片6に段板
2をボルト固定するとともに、連結金具9の垂直片7を
ささら桁5にボルト止めし、上下に順次結合している。
【0011】ささら桁5は、図2に示すように、垂直な
立片15の上下にフランジ16、16を設けた断面コ字
の形鋼材からなるとともに、一対のささら桁5、5をそ
の溝部を反対方向に向けてかつ階段勾配を有して配し、
前記段板・け込み板ユニット4により連結する。
【0012】なお前記ささら桁5の立片15、上下のフ
ランジ16、16に囲まれた溝部には、図2に示すよう
に、適宜の間隔を有して垂直なプレート17…が該フラ
ンジ16、16の突出端をこえるはみ出し部17Aを有
して予め溶接され、このプレート17のはみ出し部17
Aに、階段手すりAを構成する角鋼管からなる親柱19
の下部がボルト止めされる。
【0013】前記階段手すりAは、図1に示すように、
前記親柱19…、この親柱19…上端間を継ぐ手すり2
0、および親柱19、19間に架設された下枠21と前
記手すり20とを継ぐ垂直かつ多数本の手すり子22…
からなり、階段ユニット1を家屋架構体に組付けた後、
前記プレート17に親柱19をボルト止めすることによ
りささら桁5に取付けられる。
【0014】このように階段手すりAは、簡易な構成で
ささら桁5に取付けでき、現場における作業工数を削減
しうるとともに、階段手すりAの面外方向に対する強度
を高めることが出来る。
【0015】前記段板・け込み板ユニット4は、垂直な
け込み板3の下端から段板2を直角に折曲げた断面L字
の鋼製の下地板24…を、上下に階段状に溶着すること
により例えば3枚の段板2…とけ込み板3…とを予め一
体に結合したユニット体であって、その最下部に配され
るけ込み板3の下端からは、下の段板・け込み板ユニッ
ト4結合用の孔25A、25Aを設けた小長さの突片2
5を突設している。
【0016】なお前記け込み板3の上部は、段板2から
上方にはみ出すはみ出し部26を形成しており、又最上
段の段板2後端に小高さの立上げ片27を立上げてい
る。
【0017】さらに段板・け込み板ユニット4の複数の
段板2…両側端には、孔部10、10が夫々設けられ、
この孔部10…により、段板・け込み板ユニット4は連
結金具9を介して前記ささら桁5、5にボルト止めされ
る。
【0018】連結金具9は、前記段板2を載置すること
により該段板2を受ける水平かつ矩形の載置片6と、こ
の載置片6の一側縁から直角に折曲がることにより垂下
する垂直かつ矩形の垂直片7とからなり、前記載置片6
には、前記孔部10、10に位置を合わせて孔部11、
11が穿設され、又垂直片7には、ささら桁5の前記立
片15に設けた孔部29、29に位置を合わせて孔部1
2、12が設けられている。
【0019】多数個の連結金具9…は、一対のささら桁
5、5の向き合う立片15、15に設けた前記孔部29
…と垂直片7…の孔部12…とを通るボルトにより該さ
さら桁5、5に階段状に固定される。
【0020】なお最上板の段板2を受ける連結金具2A
は、その階段流れ方向の巾を他の連結金具2の巾よりも
小としている。
【0021】又前記段板・け込み板ユニット4の段板2
は、連結金具9の前記載置片6上にその両側端が載置さ
れるとともに、前記孔部10…と載置片6の孔部11…
とを通るボルトにより該載置片6に固定され、これによ
り段板・け込み板ユニット4は、ささら桁5、5間に架
け渡される。
【0022】さらに下の段板・け込み板ユニット4を、
同様にささら桁5、5間に架設した後、前記突片25の
孔部25A、25Aを通りかつこの下の段板・け込み板
ユニット4の最上段の段板2に設けられた孔部に挿入さ
れるボルトを用いて上下の段板・け込み板ユニット4を
結合する。
【0023】このように複数の段板・け込み板ユニット
4…は、上下に順次結合され、階段ユニット1を形成す
る。
【0024】従って、段板2、け込み板3を溶接により
ささら桁間に取付ける作業を排除でき、溶接に伴う歪を
防止しうるとともに、取付精度を向上することが出来
る。又段板・け込み板ユニット4を用いるため、ボルト
固定の際の階段ユニット1の変形を阻止しうるととも
に、取付作業を能率化でき、生産性を高めうる。
【0025】なお階段ユニット1は、適宜の家屋架構体
に組付けられた後、段板2…、け込み板3…を覆うモル
タルM打設用のメッシュ筋下地31…が配設される。
【0026】メッシュ筋下地31は、1つの段板2上面
に脚片32、32を介して水平に配される水平部34
と、この水平部34の一側縁から立上がり前記段板2に
連なるけ込み板3を覆う垂直部35とを有するととも
に、該垂直部35上端には、前記はみ出し部26に係止
するL字状の係止片36を設けている。
【0027】なお前記水平部34と垂直部35とは予め
溶着され前記メッシュ筋下地31を形成するとともに、
このメッシュ筋下地31を前記下地板24に載置しかつ
前記係止片36と、下地板24から立上がる脚片32と
を夫々該下地板24に溶接することにより、各下地板2
4…に固定する。
【0028】このようにモルタルM打設用の下地として
金網から形成されるメッシュ筋を用いたため、例えば鉄
筋を段板2…、け込み板3…に一本ずつ溶着する場合に
比して作業工数を大巾に削減でき、施工性を向上しう
る。
【0029】なおモルタルMは、図1に示すように、工
期の最終段階で前記メッシュ筋下地31…上に充填さ
れ、階段ユニット1を仕上げる。
【0030】
【発明の効果】叙上の如く本発明の階段ユニットは、複
数段の段板、け込み板を予め一体に結合した複数の段板
・け込み板ユニットを、ささら桁間に連結金具を介して
上下に順次ボルト止めするため、溶接作業を排除でき、
溶接に伴う階段の歪を防止しうるとともに、組立精度及
び品質を向上しうる。
【0031】又段板・け込み板ユニットを用いるため、
そのボルト止めの際の変形を阻止しうるとともに、階段
ユニットの組立てを能率化でき、生産性を高めうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】その分解斜視図である。
【符号の説明】
2 段板 3 け込み板 4 段板・け込み板ユニット 5 ささら桁 6 載置片 7 垂直片 9 連結金具 10、11、12 孔部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数段の段板、け込み板を予め一体に結合
    しかつ段板両側端に取付用の孔部を設けた複数の段板・
    け込み板ユニットと、一対のささら桁と、前記段板を受
    ける載置片に直角に折曲がる垂直片を設けかつ載置片、
    垂直片に孔部を設けた多数個の連結金具とからなり、複
    数の段板・け込み板ユニットを、連結金具の載置片にそ
    の孔部を通るボルトにより段板を固定するとともに、連
    結金具の垂直片をその孔部を通るボルトによりささら桁
    に固定し、上下に順次結合したことを特徴とする階段ユ
    ニット。
JP4328904A 1992-11-12 1992-11-12 階段ユニット Pending JPH06146519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4328904A JPH06146519A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 階段ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4328904A JPH06146519A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 階段ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06146519A true JPH06146519A (ja) 1994-05-27

Family

ID=18215393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4328904A Pending JPH06146519A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 階段ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06146519A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989006400A1 (en) * 1987-12-29 1989-07-13 Nippon Steel Corporation Method of converting graphic data
CN108581337A (zh) * 2018-07-11 2018-09-28 株洲电力机车广缘科技有限责任公司 一种楼梯用焊接工装

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JPS61111327A (ja) * 1984-10-26 1986-05-29 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 変性熱可塑性コポリエーテルイミドエステルエラストマー
JPS61133082A (ja) * 1984-12-01 1986-06-20 Nippon T M I:Kk 磁気記録テ−プ
JPS6238720A (ja) * 1985-08-12 1987-02-19 Teikoku Denki Kk ストリツプ材の巻取リ−ル装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19951212