JPH0614608Y2 - ヘッドレストのパッド構造 - Google Patents
ヘッドレストのパッド構造Info
- Publication number
- JPH0614608Y2 JPH0614608Y2 JP1989034116U JP3411689U JPH0614608Y2 JP H0614608 Y2 JPH0614608 Y2 JP H0614608Y2 JP 1989034116 U JP1989034116 U JP 1989034116U JP 3411689 U JP3411689 U JP 3411689U JP H0614608 Y2 JPH0614608 Y2 JP H0614608Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab material
- molded urethane
- pad structure
- urethane
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はヘッドレストのパット構造、詳しくは、モール
ドウレタンの頭部面側に凹部を形成し、この凹部に第1
のスラブ材を接着したパッド構造の改良に係るものであ
る。
ドウレタンの頭部面側に凹部を形成し、この凹部に第1
のスラブ材を接着したパッド構造の改良に係るものであ
る。
(従来の技術と考案が解決しようとする課題) この種、ヘッドレストのパッド構造は、第3図に示す様
に、クッション体たるモールドウレタン(1)の頭部面
の略中央に凹部(2)を形成し、この凹部(2)に凹部
と同形からなるスラブ材(3)を接着している。
に、クッション体たるモールドウレタン(1)の頭部面
の略中央に凹部(2)を形成し、この凹部(2)に凹部
と同形からなるスラブ材(3)を接着している。
斯様に、モールドウレタン(1)の凹部(2)にスラブ
材(3)を接着しているのは、乗員の頭部をモールドウ
レタン(1)の頭部面で保持する際、モールドウレタン
(1)より軟いスラブ材(3)によって乗員の頭部を保
持する方が、フィーリング感が向上するためである。
材(3)を接着しているのは、乗員の頭部をモールドウ
レタン(1)の頭部面で保持する際、モールドウレタン
(1)より軟いスラブ材(3)によって乗員の頭部を保
持する方が、フィーリング感が向上するためである。
しかし、モールドウレタン(1)とスラブ材(3)を表
皮(4)によって被包した際、モールドウレタン(1)
等のクッション力で表皮(4)が張るように表皮(4)
を被覆しているため、モールドウレタン(1)とスラブ
材(3)の硬さが異なるので、モールドウレタン(1)
とスラブ材(3)の境目(5)が表皮(4)に境目形状
として現われている。
皮(4)によって被包した際、モールドウレタン(1)
等のクッション力で表皮(4)が張るように表皮(4)
を被覆しているため、モールドウレタン(1)とスラブ
材(3)の硬さが異なるので、モールドウレタン(1)
とスラブ材(3)の境目(5)が表皮(4)に境目形状
として現われている。
従って、ヘッドレストの外観の見栄えが悪く、外観品質
が劣るという虞れがあった。
が劣るという虞れがあった。
また、モールドウレタン(1)とスラブ材(3)との境
目部分に、乗員の頭部が当接した際、モールドウレタン
(1)が硬度でスラブ材(3)が軟質であるため、異和
感が生じ、フィーリングが頗る悪い不具合があった。
目部分に、乗員の頭部が当接した際、モールドウレタン
(1)が硬度でスラブ材(3)が軟質であるため、異和
感が生じ、フィーリングが頗る悪い不具合があった。
本考案は、かかる点に鑑みなされたものであり、その目
的とするところは、モールドウレタンとスラブ材の境目
が表皮に境目形状として現われることのないヘッドレス
トのパッド構造を提供するものである。
的とするところは、モールドウレタンとスラブ材の境目
が表皮に境目形状として現われることのないヘッドレス
トのパッド構造を提供するものである。
(課題を解決するための手段及び作用) 本考案に係るヘッドレストのパッド構造は、着座者の頭
部が当接するモールドウレタンの頭部面と第1のスラブ
材とに渉って、モールドウレタンと第1のスラブ材の境
目を覆う第2のスラブ材を接着したものである。
部が当接するモールドウレタンの頭部面と第1のスラブ
材とに渉って、モールドウレタンと第1のスラブ材の境
目を覆う第2のスラブ材を接着したものである。
係るヘッドレストのパッド構造によれば、モールドウレ
タンと第1のスラブ材の境目は第2のスラブ材によって
覆われるので、境目形状が表面に現れないし、境目に乗
員の頭部が当接した場合にも、異和感がない。
タンと第1のスラブ材の境目は第2のスラブ材によって
覆われるので、境目形状が表面に現れないし、境目に乗
員の頭部が当接した場合にも、異和感がない。
又、モールドウレタンに第1のスラブ材と第2のスラブ
材の二層を接着しているので、乗員頭部の保持をソフト
に行なえ、フィーリング感が良好化する。
材の二層を接着しているので、乗員頭部の保持をソフト
に行なえ、フィーリング感が良好化する。
(実施例) 本考案に係る一実施例を第1、2図に基づいて説明す
る。
る。
同図中、(1)はヘッドレストの外形形状にモールド加
工したモールドウレタンで、このモールドウレタン
(1)によってフレーム(不図示)は被包される。
工したモールドウレタンで、このモールドウレタン
(1)によってフレーム(不図示)は被包される。
このフレームには下面に一対のステー(6)、(6)が
設けられ、ステー(6)、(6)がシートバックの頂部
に装着される。
設けられ、ステー(6)、(6)がシートバックの頂部
に装着される。
前記モールドウレタン(1)は頭部面側に凹部(2)が
形成される。この凹部(2)はモールドウレタン(1)
の頭部面側の略中央に形成され、凹部と同形状からなる
スラブ材(3)(第1のスラブ材)が凹部(2)内に接
着して設けられる。
形成される。この凹部(2)はモールドウレタン(1)
の頭部面側の略中央に形成され、凹部と同形状からなる
スラブ材(3)(第1のスラブ材)が凹部(2)内に接
着して設けられる。
このスラブ材(3)はモールドウレタン(1)よりも軟
いウレタンフォームから成る。
いウレタンフォームから成る。
モールドウレタン(1)の頭部面(7)はスラブ材
(3)を凹部(2)内に接着すると、平面状となる。
(3)を凹部(2)内に接着すると、平面状となる。
そして、このモールドウレタン(1)の頭部面(7)
に、前記スラブ材(3)と同素材からなるスラブ材
(8)(第2のスラブ材)を接着する。
に、前記スラブ材(3)と同素材からなるスラブ材
(8)(第2のスラブ材)を接着する。
このスラブ材(8)はモールドウレタン(1)の凹部
(2)に接着したスラブ材(3)よりその肉厚は薄く、
モールドウレタン(1)とスラブ材(3)との境目を覆
うため、モールドウレタン(1)の頭部面(7)へ接着
して設けられる。
(2)に接着したスラブ材(3)よりその肉厚は薄く、
モールドウレタン(1)とスラブ材(3)との境目を覆
うため、モールドウレタン(1)の頭部面(7)へ接着
して設けられる。
これらモールドウレタン(1)とスラブ材(3)、
(8)は表皮(4)によって被包される。
(8)は表皮(4)によって被包される。
上記構成に係るヘッドレストのパッド構造は、モールド
ウレタン(1)と凹部(2)のスラブ材(3)を第2の
スラブ材(8)により覆っているため、モールドウレタ
ン(1)とスラブ材(3)の境目が第2のスラブ材
(8)によって隠れる。
ウレタン(1)と凹部(2)のスラブ材(3)を第2の
スラブ材(8)により覆っているため、モールドウレタ
ン(1)とスラブ材(3)の境目が第2のスラブ材
(8)によって隠れる。
従って、これらモールドウレタン(1)、スラブ材
(3)、(8)は表皮(4)により被包すると、モール
ドウレタン(1)とスラブ材(3)の境目が第2のスラ
ブ材(8)で覆われているため、表皮(4)に境目形状
が現われることがない。
(3)、(8)は表皮(4)により被包すると、モール
ドウレタン(1)とスラブ材(3)の境目が第2のスラ
ブ材(8)で覆われているため、表皮(4)に境目形状
が現われることがない。
それ故、ヘッドレストの外観上見栄えが良くなり、外観
品質が向上する。
品質が向上する。
更に、モールドウレタン(1)の特に着座者の頭部が当
接する部位に、スラブ材(3)、(8)を二層としてい
るため、フィーリング感が一層ソフト化する。
接する部位に、スラブ材(3)、(8)を二層としてい
るため、フィーリング感が一層ソフト化する。
(考案の効果) この考案によれば、次の効果を奏する。
第2のスラブ材を設けているため、モールドウレタン
と第1のスラブ材の境目が表面に境目形状として現われ
ない。
と第1のスラブ材の境目が表面に境目形状として現われ
ない。
従って、外観上見栄えが良く、外観品質が向上する。
モールドウレタンの特に着座者の頭部が当接する部位
に、二層のスラブ材が設けられている。
に、二層のスラブ材が設けられている。
従って、フィーリング感がソフト化する。
第2のスラブ材が、第1のスラブ材と、この第1のス
ラブ材の左右におけるモールドウレタンの頭部面側とに
渉って接着されているため、軟質の第1のスラブ材と硬
質のモールドウレタンの頭部面側との境目に、乗員の頭
部が当接した場合に、第2のスラブ材によって、異和感
が緩和され、ヘッドレストとしての使用性が頗る良好に
なる。
ラブ材の左右におけるモールドウレタンの頭部面側とに
渉って接着されているため、軟質の第1のスラブ材と硬
質のモールドウレタンの頭部面側との境目に、乗員の頭
部が当接した場合に、第2のスラブ材によって、異和感
が緩和され、ヘッドレストとしての使用性が頗る良好に
なる。
第1図は本考案に係るパッド構造を用いたヘッドレスト
の斜視図、第2図は第1図のパッド構造を分解した斜視
図、第3図は従来のパッド構造を示す分解斜視図であ
る。 図中、(1)はモールドウレタン、(2)は凹部、
(3)は第1のスラブ材、(8)は第2のスラブ材であ
る。
の斜視図、第2図は第1図のパッド構造を分解した斜視
図、第3図は従来のパッド構造を示す分解斜視図であ
る。 図中、(1)はモールドウレタン、(2)は凹部、
(3)は第1のスラブ材、(8)は第2のスラブ材であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】着座者の頭部が当接する頭部の略中央に、
凹部を形成したモールドウレタンと、このモールドウレ
タンの凹部に接着した第1のスラブ材からなるヘッドレ
ストのパッド構造において、 前記第1のスラブ材と、この第1のスラブ材の左右にお
ける前記モールドウレタンの頭部面とに渉って、第2の
スラブ材を接着してなるヘッドレストのパッド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989034116U JPH0614608Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | ヘッドレストのパッド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989034116U JPH0614608Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | ヘッドレストのパッド構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02124056U JPH02124056U (ja) | 1990-10-12 |
JPH0614608Y2 true JPH0614608Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31538310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989034116U Expired - Lifetime JPH0614608Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | ヘッドレストのパッド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614608Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59182251U (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-05 | 株式会社タチエス | 車両用座席等のパツド |
JPS6197945U (ja) * | 1984-12-03 | 1986-06-23 | ||
JPS6287563U (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-04 |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP1989034116U patent/JPH0614608Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02124056U (ja) | 1990-10-12 |
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