JPH06143748A - ディスク内蔵プリンタ装置 - Google Patents
ディスク内蔵プリンタ装置Info
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- JPH06143748A JPH06143748A JP4327591A JP32759192A JPH06143748A JP H06143748 A JPH06143748 A JP H06143748A JP 4327591 A JP4327591 A JP 4327591A JP 32759192 A JP32759192 A JP 32759192A JP H06143748 A JPH06143748 A JP H06143748A
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- disk
- data
- self
- control circuit
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Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自律的に自己診断機能を実行するディスクを
用いても、円滑にプリント動作が実行できるプリンタ装
置を得ること。 【構成】 2個以上のディスク装置を備えたディスク内
蔵プリンタ装置において、各ディスクの電源投入時期を
ずらす手段を備えたこと。
用いても、円滑にプリント動作が実行できるプリンタ装
置を得ること。 【構成】 2個以上のディスク装置を備えたディスク内
蔵プリンタ装置において、各ディスクの電源投入時期を
ずらす手段を備えたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク内蔵プリンタ装
置に関し、特にディスクを2重化した場合に、両方のデ
ィスクが同時にアクセス不可にならないようにしたディ
スク内蔵プリンタ装置に関するものである。
置に関し、特にディスクを2重化した場合に、両方のデ
ィスクが同時にアクセス不可にならないようにしたディ
スク内蔵プリンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の外部記憶装置を持つ計算機
システムの例として、例えば特開昭57−89165号
公報、あるいは特開平4−48321号公報がある。後
者はディスクを多重化して用いている。しかし、これら
の従来例は通常の計算機システムのものであって、プリ
ンタ装置において、ディスクを多重化したものではな
い。
システムの例として、例えば特開昭57−89165号
公報、あるいは特開平4−48321号公報がある。後
者はディスクを多重化して用いている。しかし、これら
の従来例は通常の計算機システムのものであって、プリ
ンタ装置において、ディスクを多重化したものではな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のデ
ィスク多重化方式を単にプリンタ装置に適用した場合に
は、下記のような問題点が存在する。大型のプリンタの
場合には、給紙トレイとプリント部の間が離れているの
で、プリントデータを一度ディスクに収納し、プリント
用紙が連続して搬出され、プリント部に到達するタイミ
ングに合わせて、ディスクからプリントデータを読み出
し、プリントを行う。このプリント用紙は高速で走行し
ているため、すぐには停止することができず、また停止
させた場合には、プリント用紙が正常には止まらず、紙
詰まりの原因にもなる。従ってプリントデータは所定の
期間内に必ず読み出される必要がある。
ィスク多重化方式を単にプリンタ装置に適用した場合に
は、下記のような問題点が存在する。大型のプリンタの
場合には、給紙トレイとプリント部の間が離れているの
で、プリントデータを一度ディスクに収納し、プリント
用紙が連続して搬出され、プリント部に到達するタイミ
ングに合わせて、ディスクからプリントデータを読み出
し、プリントを行う。このプリント用紙は高速で走行し
ているため、すぐには停止することができず、また停止
させた場合には、プリント用紙が正常には止まらず、紙
詰まりの原因にもなる。従ってプリントデータは所定の
期間内に必ず読み出される必要がある。
【0004】一方、通常のハードディスクの中には、信
頼性を向上させるために、アイドルシークあるいはパト
ロールシークと呼ばれる自己診断機能を所定のタイミン
グで自律的に起動するものがある。時間管理型の自己診
断機能は、例えばタイマを内蔵しており、電源投入後の
所定の周期で自己診断を行うもので、例えば始めは5分
間隔で行い、時間が経過するにつれて例えば30分間隔
になるようなものである。
頼性を向上させるために、アイドルシークあるいはパト
ロールシークと呼ばれる自己診断機能を所定のタイミン
グで自律的に起動するものがある。時間管理型の自己診
断機能は、例えばタイマを内蔵しており、電源投入後の
所定の周期で自己診断を行うもので、例えば始めは5分
間隔で行い、時間が経過するにつれて例えば30分間隔
になるようなものである。
【0005】また温度感知型の自己診断機能は、ディス
ク装置内部が所定の温度に落ちつくまで、前回の自己診
断動作時の温度から例えば摂氏2度変化する毎に次の自
己診断動作を行うものである。自己診断動作としては、
例えばヘッドを最内周に移動させ、再びもとのトラック
に移動して、ヘッドが正しい位置に来ているか否かを調
べるものであり、1回の診断動作に数百ミリ秒かかるも
のもある。そしてこの診断動作は、ディスク内部の制御
回路によって自律的に実行されるものであり、外部から
制御することはできず、その間はアクセスが待たされる
ことになる。
ク装置内部が所定の温度に落ちつくまで、前回の自己診
断動作時の温度から例えば摂氏2度変化する毎に次の自
己診断動作を行うものである。自己診断動作としては、
例えばヘッドを最内周に移動させ、再びもとのトラック
に移動して、ヘッドが正しい位置に来ているか否かを調
べるものであり、1回の診断動作に数百ミリ秒かかるも
のもある。そしてこの診断動作は、ディスク内部の制御
回路によって自律的に実行されるものであり、外部から
制御することはできず、その間はアクセスが待たされる
ことになる。
【0006】図3は上記のようなディスクを2重化して
プリンタ装置に組み込んだ場合の動作を示すタイムチャ
ートである。図において、主ディスクおよび副ディスク
には同じプリントデータが格納されており、電源投入
後、ディスクの回転数が所定値に達するとアクセス可の
状態になる。印刷動作が開始されると、プリント用紙が
連続して搬出され、プリント部に到達するタイミングに
合わせて、ディスクから該ページのプリントデータを読
み出し、プリントを行う。
プリンタ装置に組み込んだ場合の動作を示すタイムチャ
ートである。図において、主ディスクおよび副ディスク
には同じプリントデータが格納されており、電源投入
後、ディスクの回転数が所定値に達するとアクセス可の
状態になる。印刷動作が開始されると、プリント用紙が
連続して搬出され、プリント部に到達するタイミングに
合わせて、ディスクから該ページのプリントデータを読
み出し、プリントを行う。
【0007】ところが例えば3ページ目のデータを読み
出そうとしたときに、主ディスクと副ディスクの両方が
同時にアイドルシーク期間に入ってしまうと、プリント
データの読み出しが間に合わなくなってしまう。従って
プリント位置に達した用紙はプリントが行われずに現像
部を通過し、白紙がパージトレイあるいはスタッカに排
出されてしまうことになる。そして3ページ目のデータ
は次の用紙にプリントされる。このようにディスクを単
に2重化しても、プリント動作が円滑に実行されないと
いう問題点があった。
出そうとしたときに、主ディスクと副ディスクの両方が
同時にアイドルシーク期間に入ってしまうと、プリント
データの読み出しが間に合わなくなってしまう。従って
プリント位置に達した用紙はプリントが行われずに現像
部を通過し、白紙がパージトレイあるいはスタッカに排
出されてしまうことになる。そして3ページ目のデータ
は次の用紙にプリントされる。このようにディスクを単
に2重化しても、プリント動作が円滑に実行されないと
いう問題点があった。
【0008】本発明の目的は、前記のような従来技術の
問題点を解決し、自律的に自己診断機能を実行するディ
スクを用いても、円滑にプリント動作が実行できるプリ
ンタ装置を得ることにある。
問題点を解決し、自律的に自己診断機能を実行するディ
スクを用いても、円滑にプリント動作が実行できるプリ
ンタ装置を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、2個以上のデ
ィスク装置を備えたディスク内蔵プリンタ装置におい
て、各ディスクの電源投入時期をずらす手段を備えたこ
とを特徴とする。
ィスク装置を備えたディスク内蔵プリンタ装置におい
て、各ディスクの電源投入時期をずらす手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】このような手段により、主ディスクと副ディス
クの自己診断動作のタイミングがずれて、主副どちらか
のディスクから必ずプリントデータを読み出すことが可
能となり、印刷動作が円滑に実行される。
クの自己診断動作のタイミングがずれて、主副どちらか
のディスクから必ずプリントデータを読み出すことが可
能となり、印刷動作が円滑に実行される。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明が適用されるプリンタ装置の
1例を示すブロック図である。ホスト1は一般の計算機
システムであり、プリントデータがオンラインで転送さ
れる。制御回路2は、CPU、RAM、プリント制御プ
ログラムを記憶したROM等から成り、プリンタ装置全
体の制御を行う。
に説明する。図1は本発明が適用されるプリンタ装置の
1例を示すブロック図である。ホスト1は一般の計算機
システムであり、プリントデータがオンラインで転送さ
れる。制御回路2は、CPU、RAM、プリント制御プ
ログラムを記憶したROM等から成り、プリンタ装置全
体の制御を行う。
【0012】ホストインターフェース3は、ホスト1と
接続される回線のインターフェース制御を行う。MTイ
ンターフェース4は磁気テープのドライブ装置およびそ
のインターフェース回路から成り、プリントデータ等の
各種データの入出力に用いる。IOT(イメージアウト
プットターミナル、印刷装置)5はプリントイメージデ
ータに基づき、用紙に実際にプリントを行う装置であ
る。
接続される回線のインターフェース制御を行う。MTイ
ンターフェース4は磁気テープのドライブ装置およびそ
のインターフェース回路から成り、プリントデータ等の
各種データの入出力に用いる。IOT(イメージアウト
プットターミナル、印刷装置)5はプリントイメージデ
ータに基づき、用紙に実際にプリントを行う装置であ
る。
【0013】イメージコントロール回路6はディスクか
らプリントデータを読み出し、印刷用のイメージデータ
を作成して、IOT5に出力する回路であり、IOTコ
ントロール回路7は用紙送りの制御、印刷機構の制御等
IOT内の制御を行う回路である。バス12はプリンタ
装置内部の各回路を接続している。
らプリントデータを読み出し、印刷用のイメージデータ
を作成して、IOT5に出力する回路であり、IOTコ
ントロール回路7は用紙送りの制御、印刷機構の制御等
IOT内の制御を行う回路である。バス12はプリンタ
装置内部の各回路を接続している。
【0014】ディスクコントロール回路8はディスク装
置とのインターフェース回路であって、転送用のバッフ
ァを備えている。9は主ディスク、10は副ディスクで
あり、同一の仕様のものを用いる。このディスクにはプ
リントデータの他、OS、アプリケーションソフトウェ
ア、フォントビットマップデータ等が記憶される。
置とのインターフェース回路であって、転送用のバッフ
ァを備えている。9は主ディスク、10は副ディスクで
あり、同一の仕様のものを用いる。このディスクにはプ
リントデータの他、OS、アプリケーションソフトウェ
ア、フォントビットマップデータ等が記憶される。
【0015】11はディスク用バスであり、例えば周知
のSCSIあるいはAT仕様のバスを用いることが可能
である。また主副それぞれのディスクの電源を独立して
オン、オフできる制御線も備えている。なおこの他に、
図示していないが、オペレータとのマンマシンインター
フェース用のコンソールがある。
のSCSIあるいはAT仕様のバスを用いることが可能
である。また主副それぞれのディスクの電源を独立して
オン、オフできる制御線も備えている。なおこの他に、
図示していないが、オペレータとのマンマシンインター
フェース用のコンソールがある。
【0016】図2はIOT5およびその付属装置の構造
を示す機構図である。これを用いて印刷動作の概略を説
明する。制御装置2によって指定された給紙トレイ20
から搬出されたプリント用紙21〜26がベルト感光体
に近づき、所定の位置に達したことをIOTコントロー
ル回路7を介して制御装置2が検出すると、ディスク9
または10からプリントデータを読み出し、イメージコ
ントロール回路6に転送する。
を示す機構図である。これを用いて印刷動作の概略を説
明する。制御装置2によって指定された給紙トレイ20
から搬出されたプリント用紙21〜26がベルト感光体
に近づき、所定の位置に達したことをIOTコントロー
ル回路7を介して制御装置2が検出すると、ディスク9
または10からプリントデータを読み出し、イメージコ
ントロール回路6に転送する。
【0017】イメージコントロール回路6は該データを
イメージデータに変換し、IOT5に出力する。IOT
5では入力されたイメージデータに基づき、レーザー装
置を用いてベルト感光体上に静電潜像を作成する。その
後、現像器によって該静電潜像にトナーを付着させ、プ
リント用紙に転写して、定着器によってトナーを溶かし
てプリント用紙に定着させ、スタッカに搬出する。
イメージデータに変換し、IOT5に出力する。IOT
5では入力されたイメージデータに基づき、レーザー装
置を用いてベルト感光体上に静電潜像を作成する。その
後、現像器によって該静電潜像にトナーを付着させ、プ
リント用紙に転写して、定着器によってトナーを溶かし
てプリント用紙に定着させ、スタッカに搬出する。
【0018】図4は本発明によるディスクの動作を示す
タイムチャートである。図において、プリンタ装置の電
源が投入されると、制御装置2およびディスクコントロ
ール回路8の制御により、まず主ディスクの電源が投入
される。その後所定の間隔、例えば1秒後に副ディスク
の電源が投入される。これらの制御はディスク用バス1
1の、主副それぞれのディスクの電源を独立してオン、
オフ制御する制御線により行われる。
タイムチャートである。図において、プリンタ装置の電
源が投入されると、制御装置2およびディスクコントロ
ール回路8の制御により、まず主ディスクの電源が投入
される。その後所定の間隔、例えば1秒後に副ディスク
の電源が投入される。これらの制御はディスク用バス1
1の、主副それぞれのディスクの電源を独立してオン、
オフ制御する制御線により行われる。
【0019】時間管理型の自己診断機能は、前述したよ
うにタイマを内蔵しており、電源投入後の所定の周期で
自己診断を行うものである。従って、上記のように主デ
ィスクと副ディスクの電源投入の時期をずらすことによ
り、自己診断機能の起動タイミングをずらすことができ
る。
うにタイマを内蔵しており、電源投入後の所定の周期で
自己診断を行うものである。従って、上記のように主デ
ィスクと副ディスクの電源投入の時期をずらすことによ
り、自己診断機能の起動タイミングをずらすことができ
る。
【0020】また温度感知型の自己診断機能は、前回の
自己診断動作時の温度から例えば摂氏2度変化する毎に
次の自己診断動作を行うものであり、同一仕様の装置を
同一の環境で電源投入した場合には、やはりほぼ同一の
タイミングで起動される。従って温度感知型の自己診断
機能においても、やはり上記のように主ディスクと副デ
ィスクの電源投入の時期をずらすことにより、自己診断
機能の起動タイミングをずらすことができる。
自己診断動作時の温度から例えば摂氏2度変化する毎に
次の自己診断動作を行うものであり、同一仕様の装置を
同一の環境で電源投入した場合には、やはりほぼ同一の
タイミングで起動される。従って温度感知型の自己診断
機能においても、やはり上記のように主ディスクと副デ
ィスクの電源投入の時期をずらすことにより、自己診断
機能の起動タイミングをずらすことができる。
【0021】このように、主ディスクと副ディスクの電
源投入時期をずらすことにより、自己診断機能の起動が
重なることがなくなるので、例えば図4の第3ページ目
のプリントデータの読み出しにおいて、主ディスクから
の読み出しに失敗しても、副ディスクからの読み出しは
成功し、白紙の出力が無くなる。
源投入時期をずらすことにより、自己診断機能の起動が
重なることがなくなるので、例えば図4の第3ページ目
のプリントデータの読み出しにおいて、主ディスクから
の読み出しに失敗しても、副ディスクからの読み出しは
成功し、白紙の出力が無くなる。
【0022】つぎに、プリント制御プログラムによる処
理をフローチャートにより詳細に説明する。図5は、M
Tから読み出したプリントデータを主および副ディスク
に書き込む処理を示すフローチャートである。ステップ
S1においては、制御装置2はMTインターフェースを
介して磁気テープMTからプリントデータを読み出し、
中間言語に翻訳してディスクコントロール回路8内にあ
るバッファに書き込み、ディスクへの書き込みを指示す
る。
理をフローチャートにより詳細に説明する。図5は、M
Tから読み出したプリントデータを主および副ディスク
に書き込む処理を示すフローチャートである。ステップ
S1においては、制御装置2はMTインターフェースを
介して磁気テープMTからプリントデータを読み出し、
中間言語に翻訳してディスクコントロール回路8内にあ
るバッファに書き込み、ディスクへの書き込みを指示す
る。
【0023】ステップS2においては、バッファのデー
タがすでに主ディスクに書き込まれているか否かが調べ
られ、書き込まれている場合にはステップS5に移行
し、まだ書き込まれていない場合にはステップS3に移
行する。
タがすでに主ディスクに書き込まれているか否かが調べ
られ、書き込まれている場合にはステップS5に移行
し、まだ書き込まれていない場合にはステップS3に移
行する。
【0024】ステップS3においては、主ディスクが書
き込み可能な状態であるのか否かが調べられ、書き込み
不可の状態であればステップS5に移行するが、書き込
み可能な状態の場合には、ステップS4において、ディ
スクコントロール回路8のバッファに記憶されているデ
ータを、ディスク用バス11を介して主ディスク9に転
送し、書き込む。
き込み可能な状態であるのか否かが調べられ、書き込み
不可の状態であればステップS5に移行するが、書き込
み可能な状態の場合には、ステップS4において、ディ
スクコントロール回路8のバッファに記憶されているデ
ータを、ディスク用バス11を介して主ディスク9に転
送し、書き込む。
【0025】ステップS5においては、バッファのデー
タがすでに副ディスクに書き込まれているか否かが調べ
られ、書き込まれている場合にはステップS8に移行
し、まだ書き込まれていない場合にはステップS6に移
行する。
タがすでに副ディスクに書き込まれているか否かが調べ
られ、書き込まれている場合にはステップS8に移行
し、まだ書き込まれていない場合にはステップS6に移
行する。
【0026】ステップS6においては、副ディスクが書
き込み可能な状態であるのか否かが調べられ、書き込み
不可の状態であれば、ステップS8に移行するが、書き
込み可能な状態の場合には、ステップS7において、デ
ィスクコントロール回路8のバッファに記憶されている
データを、ディスク用バス11を介して副ディスク9に
転送し、書き込む。なおこの場合、主ディスクと副ディ
スクは、同一のロジカルブロックアドレスに同一のデー
タが書き込まれるように制御する。
き込み可能な状態であるのか否かが調べられ、書き込み
不可の状態であれば、ステップS8に移行するが、書き
込み可能な状態の場合には、ステップS7において、デ
ィスクコントロール回路8のバッファに記憶されている
データを、ディスク用バス11を介して副ディスク9に
転送し、書き込む。なおこの場合、主ディスクと副ディ
スクは、同一のロジカルブロックアドレスに同一のデー
タが書き込まれるように制御する。
【0027】ステップS8においては、主副の両ディス
クにデータが書き込まれたか否かが調べられ、まだ書き
込まれていない場合にはステップS2に戻って処理を繰
り返す。ステップS8において主副の両ディスクへのデ
ータの書き込みが終了していた場合には、ステップS9
に移行し、プリントデータの最後に達しているか否かが
調べられ、まだデータの途中である場合にはステップS
1に戻り処理を繰り返す。
クにデータが書き込まれたか否かが調べられ、まだ書き
込まれていない場合にはステップS2に戻って処理を繰
り返す。ステップS8において主副の両ディスクへのデ
ータの書き込みが終了していた場合には、ステップS9
に移行し、プリントデータの最後に達しているか否かが
調べられ、まだデータの途中である場合にはステップS
1に戻り処理を繰り返す。
【0028】このような処理により、主ディスクと副デ
ィスクの同一のロジカルブロックアドレスに同一のデー
タが書き込まれる。なおディスクへの書き込み処理時
に、アイドルシーク動作によって書き込みが待たされた
場合には、磁気テープの送りを止めて、つぎのデータの
読み出しを待たせることができる。これはオンラインに
よるデータ転送においても同様に可能である。
ィスクの同一のロジカルブロックアドレスに同一のデー
タが書き込まれる。なおディスクへの書き込み処理時
に、アイドルシーク動作によって書き込みが待たされた
場合には、磁気テープの送りを止めて、つぎのデータの
読み出しを待たせることができる。これはオンラインに
よるデータ転送においても同様に可能である。
【0029】つぎにディスクからの読み出し動作につい
て説明する。図6は、主ディスクあるいは副ディスクか
らプリントデータを読み出す処理を示すフローチャート
である。ステップS10においては、ディスクコントロ
ール回路8は、ディスク用バス11を介して、主ディス
クに対しデータの読み出し動作の起動をかける。
て説明する。図6は、主ディスクあるいは副ディスクか
らプリントデータを読み出す処理を示すフローチャート
である。ステップS10においては、ディスクコントロ
ール回路8は、ディスク用バス11を介して、主ディス
クに対しデータの読み出し動作の起動をかける。
【0030】ステップS11においては、主ディスクが
読み出し可能な状態になったことを示す応答があったか
否かが調べられ、応答があった場合にはステップS12
に移行する。ステップS12においては、主ディスクか
らデータを読み出し、処理を終了する。
読み出し可能な状態になったことを示す応答があったか
否かが調べられ、応答があった場合にはステップS12
に移行する。ステップS12においては、主ディスクか
らデータを読み出し、処理を終了する。
【0031】ステップS11において応答が無かった場
合にはステップS13に移行する。ステップS13にお
いては、もし主ディスクが自己診断動作中でなければ、
ステップS11の起動から応答が返ってくるまでの最大
応答遅延時間(余裕時間を含めても良い)だけ経過した
か否かが調べられる。
合にはステップS13に移行する。ステップS13にお
いては、もし主ディスクが自己診断動作中でなければ、
ステップS11の起動から応答が返ってくるまでの最大
応答遅延時間(余裕時間を含めても良い)だけ経過した
か否かが調べられる。
【0032】ステップS13において、まだ前記最大応
答遅延時間が経過していない場合には、ステップS11
に戻って、応答の監視を続ける。しかし、ステップS1
3においてタイムオーバーになった場合には、主ディス
クは自己診断動作中であるものと見なし、主ディスクか
らの読み出しを断念してステップS14に移行し、副デ
ィスクからの読み出しを試みる。
答遅延時間が経過していない場合には、ステップS11
に戻って、応答の監視を続ける。しかし、ステップS1
3においてタイムオーバーになった場合には、主ディス
クは自己診断動作中であるものと見なし、主ディスクか
らの読み出しを断念してステップS14に移行し、副デ
ィスクからの読み出しを試みる。
【0033】ステップS14においては、ディスクコン
トロール回路8は、ディスク用バス11を介して、副デ
ィスクに対しデータの読み出し動作の起動をかける。
トロール回路8は、ディスク用バス11を介して、副デ
ィスクに対しデータの読み出し動作の起動をかける。
【0034】ステップS15においては、副ディスクが
読み出し可能な状態になったことを示す応答があったか
否かが調べられ、応答があった場合にはステップS16
に移行する。ステップS16においては、副ディスクか
らデータを読み出し、処理を終了する。
読み出し可能な状態になったことを示す応答があったか
否かが調べられ、応答があった場合にはステップS16
に移行する。ステップS16においては、副ディスクか
らデータを読み出し、処理を終了する。
【0035】ステップS15において応答が無かった場
合にはステップS17に移行する。ステップS17にお
いては、もし副ディスクが自己診断動作中でなければ、
ステップS14の起動から応答が返ってくるまでの最大
応答遅延時間(余裕時間を含めても良い)だけ経過した
か否かが調べられる。
合にはステップS17に移行する。ステップS17にお
いては、もし副ディスクが自己診断動作中でなければ、
ステップS14の起動から応答が返ってくるまでの最大
応答遅延時間(余裕時間を含めても良い)だけ経過した
か否かが調べられる。
【0036】ステップS17において、まだ前記最大応
答遅延時間が経過していない場合には、ステップS15
に戻って、応答の監視を続ける。しかし、ステップS1
7においてタイムオーバーになった場合には、副ディス
クは自己診断動作中であるものと見なし、副ディスクか
らの読み出しも断念し、エラー処理に移行する。
答遅延時間が経過していない場合には、ステップS15
に戻って、応答の監視を続ける。しかし、ステップS1
7においてタイムオーバーになった場合には、副ディス
クは自己診断動作中であるものと見なし、副ディスクか
らの読み出しも断念し、エラー処理に移行する。
【0037】通常は主あるいは副ディスクのどちらかか
らは必ず読み出しが可能なはずであるので、エラー処理
に入ることはないはずであるが、何らかの理由で自己診
断動作が重なってしまった場合には、エラー処理に入る
可能性もある。
らは必ず読み出しが可能なはずであるので、エラー処理
に入ることはないはずであるが、何らかの理由で自己診
断動作が重なってしまった場合には、エラー処理に入る
可能性もある。
【0038】このような場合には、とりあえず読み出し
が完了するまで、ディスク読み出し処理ルーチンを起動
するが、従来例と同様に該当するプリント用紙への印刷
が間に合わない場合には、該プリント用紙は白紙のまま
出力し、つぎのプリント用紙に該当ページを印刷するこ
とになる。また印刷動作が中断した時などに、片方のデ
ィスクの電源を一旦切り、再び投入することによって、
自己診断動作をずらすようにしてもよい。
が完了するまで、ディスク読み出し処理ルーチンを起動
するが、従来例と同様に該当するプリント用紙への印刷
が間に合わない場合には、該プリント用紙は白紙のまま
出力し、つぎのプリント用紙に該当ページを印刷するこ
とになる。また印刷動作が中断した時などに、片方のデ
ィスクの電源を一旦切り、再び投入することによって、
自己診断動作をずらすようにしてもよい。
【0039】以上実施例を説明したが、つぎのような変
形例も考えられる。図6のステップS13およびステッ
プS17におけるタイマの設定値については、もし主デ
ィスクが自己診断動作中でなければ、ステップS10あ
るいはステップS14の起動から応答が返ってくるまで
の最大応答遅延時間に設定しているが、この時間はディ
スクからのデータ読み出しルーチンが起動されてから、
実際にデータが読み出されるまでの最大許容遅延時間よ
りはかなり短い。
形例も考えられる。図6のステップS13およびステッ
プS17におけるタイマの設定値については、もし主デ
ィスクが自己診断動作中でなければ、ステップS10あ
るいはステップS14の起動から応答が返ってくるまで
の最大応答遅延時間に設定しているが、この時間はディ
スクからのデータ読み出しルーチンが起動されてから、
実際にデータが読み出されるまでの最大許容遅延時間よ
りはかなり短い。
【0040】そこで、前記タイマの設定値を、例えば前
記最大許容遅延時間の半分にすれば主、副それぞれのデ
ィスクにおいて上記実施例より長い時間待つので、その
期間内に自己診断動作が終了して読み出しが出来る可能
性がある。またステップS13のタイマの設定値のみを
前記最大許容遅延時間から最大応答遅延時間を引いたも
のにしてもよい。この場合には主ディスクのみが長い時
間待つことになる。
記最大許容遅延時間の半分にすれば主、副それぞれのデ
ィスクにおいて上記実施例より長い時間待つので、その
期間内に自己診断動作が終了して読み出しが出来る可能
性がある。またステップS13のタイマの設定値のみを
前記最大許容遅延時間から最大応答遅延時間を引いたも
のにしてもよい。この場合には主ディスクのみが長い時
間待つことになる。
【0041】なお、本発明はハードディスクに限らず、
周期的にアクセス不可になるような外部記憶装置の制御
に適用することが可能である。
周期的にアクセス不可になるような外部記憶装置の制御
に適用することが可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ディスクを多重化する
ことにより、データの消失を防ぐことができ、信頼性が
向上すると共に、所定のタイミングでアクセス不能にな
るディスクを用いても、円滑にプリント動作が実行でき
るという効果がある。
ことにより、データの消失を防ぐことができ、信頼性が
向上すると共に、所定のタイミングでアクセス不能にな
るディスクを用いても、円滑にプリント動作が実行でき
るという効果がある。
【図1】 本発明が適用されるプリンタ装置の1例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】 IOTおよびその付属装置の構造を示す機構
図である。
図である。
【図3】 従来の動作を示すタイムチャートである。
【図4】 本発明によるディスクの動作を示すタイムチ
ャートである。
ャートである。
【図5】 主および副ディスクに書き込む処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】 プリントデータを読み出す処理を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【符号の説明】 1…ホスト、2…制御回路、3…ホストインターフェー
ス、4…MTインターフェース、5…IOT、6…イメ
ージコントロール回路、7…IOTコントロール回路、
8…ディスクコントロール回路、9…主ディスク、10
…副ディスク、11…ディスク用バス、12…バス 20…給紙トレイ、21〜26…プリント用紙
ス、4…MTインターフェース、5…IOT、6…イメ
ージコントロール回路、7…IOTコントロール回路、
8…ディスクコントロール回路、9…主ディスク、10
…副ディスク、11…ディスク用バス、12…バス 20…給紙トレイ、21〜26…プリント用紙
Claims (1)
- 【請求項1】 2個以上のディスク装置を備えたディス
ク内蔵プリンタ装置において、各ディスクの電源投入時
期をずらす手段を備えたことを特徴とするディスク内蔵
プリンタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4327591A JPH06143748A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | ディスク内蔵プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4327591A JPH06143748A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | ディスク内蔵プリンタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06143748A true JPH06143748A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=18200770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4327591A Pending JPH06143748A (ja) | 1992-11-13 | 1992-11-13 | ディスク内蔵プリンタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06143748A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008015609A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 連続紙印刷装置及び連続紙印刷システム |
-
1992
- 1992-11-13 JP JP4327591A patent/JPH06143748A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008015609A (ja) * | 2006-07-03 | 2008-01-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 連続紙印刷装置及び連続紙印刷システム |
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