JPH06143093A - 工具の摩耗補正方式 - Google Patents
工具の摩耗補正方式Info
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- JPH06143093A JPH06143093A JP29846692A JP29846692A JPH06143093A JP H06143093 A JPH06143093 A JP H06143093A JP 29846692 A JP29846692 A JP 29846692A JP 29846692 A JP29846692 A JP 29846692A JP H06143093 A JPH06143093 A JP H06143093A
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Landscapes
- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 摩耗に伴う工具オフセット量の補正を常時行
うことができるようにする。 【構成】 計時手段1が工具の使用時間を計測し、摩耗
量推定手段4が、計測された時間に応じて工具の摩耗量
を常時推定して補正後の工具オフセット量OFS G を求
めると共に、その工具オフセット量OFSG に処理を行
って分配パルス毎の補正指令を作成する。この補正処理
は加工プログラムのブロック実行中であっても実施され
る。前処理演算手段6は、読み取ったプログラムデータ
を用いて移動指令を作成し、それを補間手段7に送り、
補間手段7は補間を行なって分配パルスを分配補正手段
9に出力する。分配補正手段9は、補間手段7からの分
配パルスに、上記補正指令を加算し、その補正した分配
パルスで工具の移動制御が行われる。このため、加工プ
ログラムのブロック内での加工時であっても、工具の摩
耗量を常時補正することができ、高精度な加工が可能に
なる。
うことができるようにする。 【構成】 計時手段1が工具の使用時間を計測し、摩耗
量推定手段4が、計測された時間に応じて工具の摩耗量
を常時推定して補正後の工具オフセット量OFS G を求
めると共に、その工具オフセット量OFSG に処理を行
って分配パルス毎の補正指令を作成する。この補正処理
は加工プログラムのブロック実行中であっても実施され
る。前処理演算手段6は、読み取ったプログラムデータ
を用いて移動指令を作成し、それを補間手段7に送り、
補間手段7は補間を行なって分配パルスを分配補正手段
9に出力する。分配補正手段9は、補間手段7からの分
配パルスに、上記補正指令を加算し、その補正した分配
パルスで工具の移動制御が行われる。このため、加工プ
ログラムのブロック内での加工時であっても、工具の摩
耗量を常時補正することができ、高精度な加工が可能に
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御装置により制御
される工作機械で使用される工具の摩耗補正方式に関
し、特に工具の摩耗量を常時推定し、工具オフセット量
の適切な補正を行う工具の摩耗補正方式に関する。
される工作機械で使用される工具の摩耗補正方式に関
し、特に工具の摩耗量を常時推定し、工具オフセット量
の適切な補正を行う工具の摩耗補正方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、加工プログラムで指令した加工
経路に対し、工具オフセット量分だけワークから離れた
工具基準点の経路が数値制御装置によって算出され、そ
の工具基準点の経路に沿って工具送り制御が行われる。
工具オフセット量は、切削工具等では工具基準点から工
具先端までの長さ(工具長)であり、フライス工具等で
は回転軸心から外周までの半径(工具径)である。
経路に対し、工具オフセット量分だけワークから離れた
工具基準点の経路が数値制御装置によって算出され、そ
の工具基準点の経路に沿って工具送り制御が行われる。
工具オフセット量は、切削工具等では工具基準点から工
具先端までの長さ(工具長)であり、フライス工具等で
は回転軸心から外周までの半径(工具径)である。
【0003】一方、工具は加工に使用することにより摩
耗するが、この摩耗による工具オフセット量の減少を放
置しておくと、工具基準点の経路が不適切なものとな
り、指令通りの加工ができなくなる。すなわち、加工精
度が悪化する。
耗するが、この摩耗による工具オフセット量の減少を放
置しておくと、工具基準点の経路が不適切なものとな
り、指令通りの加工ができなくなる。すなわち、加工精
度が悪化する。
【0004】そのため、従来、上記工具オフセット量を
加工前に実測し、その実測値を数値制御装置に設定する
ことが行われ、その実測値に基づき数値制御装置が工具
基準点の経路を算出していた。
加工前に実測し、その実測値を数値制御装置に設定する
ことが行われ、その実測値に基づき数値制御装置が工具
基準点の経路を算出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、工具オフセッ
ト量を加工開始時毎に実測し、その実測値を数値制御装
置に設定することは、作業性を損なうという問題点があ
った。また、加工の種類によっては、一度加工を開始す
ると加工時間が数時間に及ぶものもあり、この場合に
は、工具オフセット量の次の実測までに工具が摩耗し過
ぎて、加工精度に悪影響がでる程になってしまう可能性
もあった。
ト量を加工開始時毎に実測し、その実測値を数値制御装
置に設定することは、作業性を損なうという問題点があ
った。また、加工の種類によっては、一度加工を開始す
ると加工時間が数時間に及ぶものもあり、この場合に
は、工具オフセット量の次の実測までに工具が摩耗し過
ぎて、加工精度に悪影響がでる程になってしまう可能性
もあった。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、作業性を損なうことなく、常時、摩耗に伴う
工具オフセット量の補正ができる工具の摩耗補正方式を
提供することを目的とする。
のであり、作業性を損なうことなく、常時、摩耗に伴う
工具オフセット量の補正ができる工具の摩耗補正方式を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、数値制御装置により制御される工作機械
で使用される工具の摩耗補正方式において、工具の使用
時間を計測する計時手段と、前記計時手段で計測された
時間に応じて前記工具の摩耗量を推定する摩耗量推定手
段と、前記摩耗量推定手段が推定した摩耗量を用いて前
記工具の移動に対する分配パルスを補正する補正手段
と、を有することを特徴とする工具の摩耗補正方式が、
提供される。
決するために、数値制御装置により制御される工作機械
で使用される工具の摩耗補正方式において、工具の使用
時間を計測する計時手段と、前記計時手段で計測された
時間に応じて前記工具の摩耗量を推定する摩耗量推定手
段と、前記摩耗量推定手段が推定した摩耗量を用いて前
記工具の移動に対する分配パルスを補正する補正手段
と、を有することを特徴とする工具の摩耗補正方式が、
提供される。
【0008】
【作用】工具の使用時間を計測し、計測された時間に応
じて工具の摩耗量を常時、推定する。推定した摩耗量を
用いて工具の移動に対する分配パルスを補正する。
じて工具の摩耗量を常時、推定する。推定した摩耗量を
用いて工具の移動に対する分配パルスを補正する。
【0009】このため、加工プログラムのブロック内で
の加工時であっても、工具の摩耗量を常時補正すること
ができる。したがって、工具の摩耗による加工不足を生
じることなく、高精度な加工が可能になる。
の加工時であっても、工具の摩耗量を常時補正すること
ができる。したがって、工具の摩耗による加工不足を生
じることなく、高精度な加工が可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明が適用される数値制御装置(CN
C)のハードウェアのブロック図である。図において、
10は数値制御装置(CNC)である。プロセッサ11
はCNC10全体の制御の中心となるプロセッサであ
り、バス21を介して、ROM12に格納されたシステ
ムプログラムを読み出し、このシステムプログラムに従
って、CNC10全体の制御を実行する。RAM13に
は一時的な計算データ、表示データ等が格納される。R
AM13にはSRAMが使用される。不揮発性メモリ1
4はCMOSからなり、後述するテーブル3や、加工プ
ログラム、パラメータ等が格納される。不揮発性メモリ
14は、図示されていないバッテリでバックアップさ
れ、CNC10の電源がオフされても、それらのデータ
はそのまま保持される。
明する。図2は本発明が適用される数値制御装置(CN
C)のハードウェアのブロック図である。図において、
10は数値制御装置(CNC)である。プロセッサ11
はCNC10全体の制御の中心となるプロセッサであ
り、バス21を介して、ROM12に格納されたシステ
ムプログラムを読み出し、このシステムプログラムに従
って、CNC10全体の制御を実行する。RAM13に
は一時的な計算データ、表示データ等が格納される。R
AM13にはSRAMが使用される。不揮発性メモリ1
4はCMOSからなり、後述するテーブル3や、加工プ
ログラム、パラメータ等が格納される。不揮発性メモリ
14は、図示されていないバッテリでバックアップさ
れ、CNC10の電源がオフされても、それらのデータ
はそのまま保持される。
【0011】インタフェース15は外部機器用のインタ
フェースであり、紙テープリーダ、紙テープパンチャ
ー、紙テープリーダ・パンチャー等の外部機器31が接
続される。紙テープリーダからは加工プログラムが読み
込まれ、また、CNC10内で編集された加工プログラ
ムを紙テープパンチャーに出力することができる。
フェースであり、紙テープリーダ、紙テープパンチャ
ー、紙テープリーダ・パンチャー等の外部機器31が接
続される。紙テープリーダからは加工プログラムが読み
込まれ、また、CNC10内で編集された加工プログラ
ムを紙テープパンチャーに出力することができる。
【0012】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)16はCNC10に内蔵され、ラダー形式で作
成されたシーケンスプログラムにより工作機械を制御す
る。すなわち、加工プログラムで指令された、M機能、
S機能及びT機能に従って、これらをシーケンスプログ
ラムで、機械側で必要な信号に変換し、I/Oユニット
17から機械側に出力する。この出力信号は機械側のマ
グネット等を駆動し、油圧バルブ、空圧バルブ及び電気
アクチュエイタ等を作動させる。また、機械側のリミッ
トスイッチ及び機械操作盤のスイッチ等の信号を受け、
必要な処理をしてプロセッサ11に渡す。
ローラ)16はCNC10に内蔵され、ラダー形式で作
成されたシーケンスプログラムにより工作機械を制御す
る。すなわち、加工プログラムで指令された、M機能、
S機能及びT機能に従って、これらをシーケンスプログ
ラムで、機械側で必要な信号に変換し、I/Oユニット
17から機械側に出力する。この出力信号は機械側のマ
グネット等を駆動し、油圧バルブ、空圧バルブ及び電気
アクチュエイタ等を作動させる。また、機械側のリミッ
トスイッチ及び機械操作盤のスイッチ等の信号を受け、
必要な処理をしてプロセッサ11に渡す。
【0013】各軸の現在位置、アラーム、パラメータ、
画像データ等の画像信号はCRT/MDIユニット26
の表示装置に送られ、表示装置に表示される。インタフ
ェース19はCRT/MDIユニット26内のキーボー
ドからのデータを受けて、プロセッサ11に渡す。
画像データ等の画像信号はCRT/MDIユニット26
の表示装置に送られ、表示装置に表示される。インタフ
ェース19はCRT/MDIユニット26内のキーボー
ドからのデータを受けて、プロセッサ11に渡す。
【0014】インタフェース20は手動パルス発生器3
2に接続され、手動パルス発生器32からのパルスを受
ける。手動パルス発生器32は機械操作盤に実装され、
手動で機械稼働部を精密に位置決めするのに使用され
る。
2に接続され、手動パルス発生器32からのパルスを受
ける。手動パルス発生器32は機械操作盤に実装され、
手動で機械稼働部を精密に位置決めするのに使用され
る。
【0015】軸制御回路41〜45はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ51〜55に出力する。サーボアンプ51〜55はこ
の移動指令を受けて、各軸のサーボモータ61〜65を
駆動する。サーボモータ61〜65には位置検出用のパ
ルスコーダが内蔵されており、このパルスコーダから位
置信号がパルス列としてフィードバックされる。場合に
よっては、位置検出器として、リニアスケールが使用さ
れる。また、このパルス列をF/V(周波数/速度)変
換することにより、速度信号を生成することができる。
図ではこれらの位置信号のフィードバックライン及び速
度フィードバックは省略してある。
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ51〜55に出力する。サーボアンプ51〜55はこ
の移動指令を受けて、各軸のサーボモータ61〜65を
駆動する。サーボモータ61〜65には位置検出用のパ
ルスコーダが内蔵されており、このパルスコーダから位
置信号がパルス列としてフィードバックされる。場合に
よっては、位置検出器として、リニアスケールが使用さ
れる。また、このパルス列をF/V(周波数/速度)変
換することにより、速度信号を生成することができる。
図ではこれらの位置信号のフィードバックライン及び速
度フィードバックは省略してある。
【0016】スピンドル制御回路71はスピンドル回転
指令及びスピンドルのオリエンテーション等の指令を受
けて、スピンドルアンプ72にスピンドル速度信号を出
力する。スピンドルアンプ72はこのスピンドル速度信
号を受けて、スピンドルモータ73を指令された回転速
度で回転させる。また、オリエンテーション指令によっ
て、所定の位置にスピンドルを位置決めする。
指令及びスピンドルのオリエンテーション等の指令を受
けて、スピンドルアンプ72にスピンドル速度信号を出
力する。スピンドルアンプ72はこのスピンドル速度信
号を受けて、スピンドルモータ73を指令された回転速
度で回転させる。また、オリエンテーション指令によっ
て、所定の位置にスピンドルを位置決めする。
【0017】スピンドルモータ73には歯車あるいはベ
ルトでポジションコーダ82が結合されている。従っ
て、ポジションコーダ82はスピンドル73に同期して
回転し、帰還パルスを出力し、その帰還パルスはインタ
フェース81を経由して、プロセッサ11によって、読
み取られる。この帰還パルスは他の軸をスピンドルモー
タ73に同期して移動させ、精密なタッピング加工等を
可能にする。
ルトでポジションコーダ82が結合されている。従っ
て、ポジションコーダ82はスピンドル73に同期して
回転し、帰還パルスを出力し、その帰還パルスはインタ
フェース81を経由して、プロセッサ11によって、読
み取られる。この帰還パルスは他の軸をスピンドルモー
タ73に同期して移動させ、精密なタッピング加工等を
可能にする。
【0018】以上のように構成される数値制御装置によ
って行われる、本発明に係る工具摩耗補正の手順を、図
1を参照して次に説明する。図1はCNC10で行われ
る工具摩耗補正の手順を示すブロック図である。計時手
段1は、工具オフセット量の最新実測値がセットされた
直後の加工開始時点から、経過時間の計測を開始し、そ
の経過時間を摩耗量推定手段4に出力する。加工条件読
込手段2は、CNC10に予め設定されているパラメー
タや加工プログラム5の中から、ワークの材質、スピン
ドル回転数、工具送り速度等の加工条件を読み出して摩
耗量推定手段4に出力する。テーブル3は、実験的に求
められた工具の摩耗量OFSW のデータが予め不揮発性
メモリ14に格納されたものであり、その例を図4に示
す。すなわち、図4に示すように、摩耗量OFSW は上
記経過時間が増大するにつれて大きくなるとともに、ワ
ークの材質が硬くなるにつれて、またはスピンドル回転
数が大きくなるにつれて、さらには工具送り速度が大き
くなるにつれて、直線L1から直線L2、直線Lnへと
移るように変化する。
って行われる、本発明に係る工具摩耗補正の手順を、図
1を参照して次に説明する。図1はCNC10で行われ
る工具摩耗補正の手順を示すブロック図である。計時手
段1は、工具オフセット量の最新実測値がセットされた
直後の加工開始時点から、経過時間の計測を開始し、そ
の経過時間を摩耗量推定手段4に出力する。加工条件読
込手段2は、CNC10に予め設定されているパラメー
タや加工プログラム5の中から、ワークの材質、スピン
ドル回転数、工具送り速度等の加工条件を読み出して摩
耗量推定手段4に出力する。テーブル3は、実験的に求
められた工具の摩耗量OFSW のデータが予め不揮発性
メモリ14に格納されたものであり、その例を図4に示
す。すなわち、図4に示すように、摩耗量OFSW は上
記経過時間が増大するにつれて大きくなるとともに、ワ
ークの材質が硬くなるにつれて、またはスピンドル回転
数が大きくなるにつれて、さらには工具送り速度が大き
くなるにつれて、直線L1から直線L2、直線Lnへと
移るように変化する。
【0019】摩耗量推定手段4は、テーブル3の各直線
L1,L2,Lnの中から、ワークの材質、スピンドル
回転数、および工具送り速度に応じた直線を選び出し、
その選び出された直線に基づき経過時間に応じた工具摩
耗量OFSW を読み出すと共に、その摩耗量OFSW に
基づき、パラメータとして設定されていた実測値である
工具オフセット量OFSを補正し出力する。すなわち、
工具オフセット量OFSから摩耗量OFSW を減算した
値(OFS−OFSW )を補正後の工具オフセット量O
FSG とし、その補正後の工具オフセット量OFSG に
処理を行なって分配パルス毎の補正指令を作成する。こ
の補正処理は加工プログラムのブロック実行中であって
も、常時実施される。
L1,L2,Lnの中から、ワークの材質、スピンドル
回転数、および工具送り速度に応じた直線を選び出し、
その選び出された直線に基づき経過時間に応じた工具摩
耗量OFSW を読み出すと共に、その摩耗量OFSW に
基づき、パラメータとして設定されていた実測値である
工具オフセット量OFSを補正し出力する。すなわち、
工具オフセット量OFSから摩耗量OFSW を減算した
値(OFS−OFSW )を補正後の工具オフセット量O
FSG とし、その補正後の工具オフセット量OFSG に
処理を行なって分配パルス毎の補正指令を作成する。こ
の補正処理は加工プログラムのブロック実行中であって
も、常時実施される。
【0020】前処理演算手段6は、加工プログラム5を
読み取り、その読み取ったデータを用いて前処理を行な
って移動指令を作成し、それを補間手段7に送る。補間
手段7は補間を行なって分配パルスを分配補正手段9に
出力する。
読み取り、その読み取ったデータを用いて前処理を行な
って移動指令を作成し、それを補間手段7に送る。補間
手段7は補間を行なって分配パルスを分配補正手段9に
出力する。
【0021】分配補正手段9は、補間手段7からの分配
パルスに、上記摩耗量推定手段4からの補正指令を加算
し、その補正した分配パルスを加減速制御手段8に送
る。補正された分配パルスはさらに加減速制御手段8で
加減速され、軸制御回路41に送られる。軸制御回路4
1は分配パルスを速度制御信号に変換し、サーボアンプ
51に送る。サーボアンプ51は速度制御信号を増幅
し、サーボモータ61を駆動する。サーボモータ61に
は前述のように位置検出用のパルスコーダが内蔵されて
おり、軸制御回路41に位置帰還パルスを帰還する。
パルスに、上記摩耗量推定手段4からの補正指令を加算
し、その補正した分配パルスを加減速制御手段8に送
る。補正された分配パルスはさらに加減速制御手段8で
加減速され、軸制御回路41に送られる。軸制御回路4
1は分配パルスを速度制御信号に変換し、サーボアンプ
51に送る。サーボアンプ51は速度制御信号を増幅
し、サーボモータ61を駆動する。サーボモータ61に
は前述のように位置検出用のパルスコーダが内蔵されて
おり、軸制御回路41に位置帰還パルスを帰還する。
【0022】図1では加減速制御手段8、軸制御回路4
1、サーボアンプ51、サーボモータ61は1軸分のみ
しか表していない。実際は5軸分必要であるが、他の軸
の要素も上記要素と同じであるので図示を省略する。
1、サーボアンプ51、サーボモータ61は1軸分のみ
しか表していない。実際は5軸分必要であるが、他の軸
の要素も上記要素と同じであるので図示を省略する。
【0023】図3は、実測値である工具オフセット量O
FS、工具摩耗量OFSW 、補正後の工具オフセット量
OFSG の関係を表す図であり、図3(A)は切削加工
用工具を示し、図3(B)はフライス加工用工具を示
す。Rは工具基準点である。図は、実測値である工具オ
フセット量OFSから工具摩耗量OFSW を減算した値
(OFS−OFSW )が、補正後の工具オフセット量O
FSG であることを示している。なお、切削加工用工具
とフライス加工用工具とは、全く同様な手順で補正後の
工具オフセット量OFSG が算出される。
FS、工具摩耗量OFSW 、補正後の工具オフセット量
OFSG の関係を表す図であり、図3(A)は切削加工
用工具を示し、図3(B)はフライス加工用工具を示
す。Rは工具基準点である。図は、実測値である工具オ
フセット量OFSから工具摩耗量OFSW を減算した値
(OFS−OFSW )が、補正後の工具オフセット量O
FSG であることを示している。なお、切削加工用工具
とフライス加工用工具とは、全く同様な手順で補正後の
工具オフセット量OFSG が算出される。
【0024】次に、実際の工具摩耗補正例を図5及び図
6を用いて説明する。図5は加工経路を示す図である。
図において、工具は、加工プログラムのブロックN1、
N2、N3、N4、N5に従って、始点OからP1点、
P2点、P3点及びP4点を経由してP1点に戻ってく
る。このときの加工プログラム例を下記に示す。
6を用いて説明する。図5は加工経路を示す図である。
図において、工具は、加工プログラムのブロックN1、
N2、N3、N4、N5に従って、始点OからP1点、
P2点、P3点及びP4点を経由してP1点に戻ってく
る。このときの加工プログラム例を下記に示す。
【0025】O0001; ・・・・・・・・ N1 G90 G00 X500.Y500.; N2 G42.2 G01 X1000.F100 L
1 ; N3 Y1000.F500 L2 ; N4 X500.F200 L3 ; N5 Y500.F500 L4 ; ・・・・・・・・ 上記加工プログラム「O0001」において、 G42.2 :本発明に係る工具摩耗補正コ
ード L1,L2,L3,L4:不揮発性メモリ14内のテー
ブル3の各直線 である。この加工プログラム「O0001」では、加工
条件の変化に応じて、摩耗量を推定すべく、テーブル3
に格納された各直線をL1〜L4へと変化させて対応し
ている。すなわち、ブロックN2では直線L1に基づい
て、ブロックN3では直線L2に基づいて、ブロックN
4では直線L3に基づいて、ブロックN5では直線L4
に基づいて、工具の摩耗量補正が行われる。このときの
摩耗量補正例を図6に示す。
1 ; N3 Y1000.F500 L2 ; N4 X500.F200 L3 ; N5 Y500.F500 L4 ; ・・・・・・・・ 上記加工プログラム「O0001」において、 G42.2 :本発明に係る工具摩耗補正コ
ード L1,L2,L3,L4:不揮発性メモリ14内のテー
ブル3の各直線 である。この加工プログラム「O0001」では、加工
条件の変化に応じて、摩耗量を推定すべく、テーブル3
に格納された各直線をL1〜L4へと変化させて対応し
ている。すなわち、ブロックN2では直線L1に基づい
て、ブロックN3では直線L2に基づいて、ブロックN
4では直線L3に基づいて、ブロックN5では直線L4
に基づいて、工具の摩耗量補正が行われる。このときの
摩耗量補正例を図6に示す。
【0026】図6は工具の摩耗量補正例を示す図であ
る。図において、横軸は加工時間Tを、縦軸はテーブル
3のデータに基づいて推定した工具摩耗量OFSW であ
る。工具摩耗量OFSW は、加工時間Tと共に積算さ
れ、ブロックN5の時点での工具摩耗量OFSW は、ブ
ロックN2、N3、N4での摩耗量の合計にブロックN
5での摩耗量を加算したものとなる。その工具摩耗量O
FSW に基づいて補正したときの工具中心経路を図7に
示す。
る。図において、横軸は加工時間Tを、縦軸はテーブル
3のデータに基づいて推定した工具摩耗量OFSW であ
る。工具摩耗量OFSW は、加工時間Tと共に積算さ
れ、ブロックN5の時点での工具摩耗量OFSW は、ブ
ロックN2、N3、N4での摩耗量の合計にブロックN
5での摩耗量を加算したものとなる。その工具摩耗量O
FSW に基づいて補正したときの工具中心経路を図7に
示す。
【0027】図7は1ブロックでの加工時での工具中心
経路を示す図である。図に示すように、1ブロックの加
工時に、工具100が工具100Aの状態まで摩耗する
場合を想定する。工具100の摩耗量補正を行わないと
きは、その経路は、工具中心経路101に沿った加工と
なり、そのときの加工表面102は、目標とする加工表
面120に対して未加工部分が生じ、その結果加工不足
δが生じる。これに対し、本実施例では、たとえ1ブロ
ック内での長時間連続加工であっても、分配パルス毎に
補正を行うため、常時摩耗量補正が行われる。したがっ
て、工具100が摩耗しても、加工不足δが生じること
なく、目標とする加工表面120に沿った加工を行うこ
とができる。したがって、工具の摩耗による加工不足を
生じることなく、高精度な加工が可能になる。
経路を示す図である。図に示すように、1ブロックの加
工時に、工具100が工具100Aの状態まで摩耗する
場合を想定する。工具100の摩耗量補正を行わないと
きは、その経路は、工具中心経路101に沿った加工と
なり、そのときの加工表面102は、目標とする加工表
面120に対して未加工部分が生じ、その結果加工不足
δが生じる。これに対し、本実施例では、たとえ1ブロ
ック内での長時間連続加工であっても、分配パルス毎に
補正を行うため、常時摩耗量補正が行われる。したがっ
て、工具100が摩耗しても、加工不足δが生じること
なく、目標とする加工表面120に沿った加工を行うこ
とができる。したがって、工具の摩耗による加工不足を
生じることなく、高精度な加工が可能になる。
【0028】上記の実施例では、プログラム指令で摩耗
量補正を行うようにしたが、外部信号、例えばPMCか
らの指令信号や、操作盤スイッチのオン信号に応じて摩
耗量補正を行うように構成することもできる。
量補正を行うようにしたが、外部信号、例えばPMCか
らの指令信号や、操作盤スイッチのオン信号に応じて摩
耗量補正を行うように構成することもできる。
【0029】また、上記の実施例では、テーブル3を備
え、摩耗量推定手段4が、加工条件および工具の使用経
過時間に応じてテーブル3から工具摩耗量OFSW を読
み出しているが、他の実施例として、テーブルを使用し
ないようにしてもよい。すなわち、摩耗量推定手段4
が、加工条件および工具の使用経過時間に応じて決定さ
れる工具摩耗量OFSW の関数を有し、その関数を使用
して工具摩耗量OFSWを算出する。上記関数は工具の
使用経過時間を変数とするリニア関数であり、その係数
は複数用意され、加工条件に応じて係数が選択されるよ
うにするものである。
え、摩耗量推定手段4が、加工条件および工具の使用経
過時間に応じてテーブル3から工具摩耗量OFSW を読
み出しているが、他の実施例として、テーブルを使用し
ないようにしてもよい。すなわち、摩耗量推定手段4
が、加工条件および工具の使用経過時間に応じて決定さ
れる工具摩耗量OFSW の関数を有し、その関数を使用
して工具摩耗量OFSWを算出する。上記関数は工具の
使用経過時間を変数とするリニア関数であり、その係数
は複数用意され、加工条件に応じて係数が選択されるよ
うにするものである。
【0030】さらに、上記2つの実施例では、工具摩耗
量OFSW を決定するに際し、テーブル3の各直線L
1,L2,Lnの中から加工条件に応じたものを選択す
るか、または複数の係数の中から加工条件に応じたもの
を選択するようにしているが、他の実施例として、そう
した選択を行わない方法もある。すなわち、一般に工具
は、加工条件に応じて選択されるものであるから、ある
一つの工具が使用され得る加工条件の範囲は狭く、その
工具の加工条件は既にある程度決っている。したがっ
て、ある一つの工具摩耗量OFSW にとって、テーブル
の直線、または関数の係数は既に殆ど決っているとも言
える。こうした理由から、工具摩耗量OFS W を、この
段階では加工条件を考慮せずに、単に工具の使用経過時
間だけで決定しても、比較的誤差の少ない工具摩耗量O
FSW を推定できる。そうした点に鑑み、工具摩耗量O
FSW を工具の使用経過時間だけに基づいて決定して、
数値制御装置を簡単な構成にしてもよい。
量OFSW を決定するに際し、テーブル3の各直線L
1,L2,Lnの中から加工条件に応じたものを選択す
るか、または複数の係数の中から加工条件に応じたもの
を選択するようにしているが、他の実施例として、そう
した選択を行わない方法もある。すなわち、一般に工具
は、加工条件に応じて選択されるものであるから、ある
一つの工具が使用され得る加工条件の範囲は狭く、その
工具の加工条件は既にある程度決っている。したがっ
て、ある一つの工具摩耗量OFSW にとって、テーブル
の直線、または関数の係数は既に殆ど決っているとも言
える。こうした理由から、工具摩耗量OFS W を、この
段階では加工条件を考慮せずに、単に工具の使用経過時
間だけで決定しても、比較的誤差の少ない工具摩耗量O
FSW を推定できる。そうした点に鑑み、工具摩耗量O
FSW を工具の使用経過時間だけに基づいて決定して、
数値制御装置を簡単な構成にしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、工具の
使用時間を計測し、計測した時間に応じて工具の摩耗量
を常時推定し、推定した摩耗量を用いて工具の移動に対
する分配パルスを補正するように構成した。
使用時間を計測し、計測した時間に応じて工具の摩耗量
を常時推定し、推定した摩耗量を用いて工具の移動に対
する分配パルスを補正するように構成した。
【0032】このため、たとえ加工プログラムのブロッ
ク内での長時間連続加工時であっても、工具の摩耗量を
常時補正することができる。したがって、工具の摩耗に
よる加工不足を生じることなく、高精度な加工が可能に
なる。
ク内での長時間連続加工時であっても、工具の摩耗量を
常時補正することができる。したがって、工具の摩耗に
よる加工不足を生じることなく、高精度な加工が可能に
なる。
【0033】また、常時補正するので、工具交換や工具
測定の手間を省くことができ、その分、加工サイクルタ
イムを短縮することができる。
測定の手間を省くことができ、その分、加工サイクルタ
イムを短縮することができる。
【図1】CNCで行われる工具摩耗補正の手順を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明が適用される数値制御装置(CNC)の
ハードウェアのブロック図である。
ハードウェアのブロック図である。
【図3】実測値である工具オフセット量OFS、工具摩
耗量OFSW 、補正後の工具オフセット量OFSG の関
係を表す図であり、(A)は切削加工用工具を示し、
(B)はフライス加工用工具を示す。
耗量OFSW 、補正後の工具オフセット量OFSG の関
係を表す図であり、(A)は切削加工用工具を示し、
(B)はフライス加工用工具を示す。
【図4】工具摩耗量OFSW のテーブルを示す図であ
る。
る。
【図5】加工経路を示す図である。
【図6】工具の摩耗量補正例を示す図である。
【図7】1ブロックでの加工時での工具中心経路を示す
図である。
図である。
1 計時手段 2 加工条件読込手段 3 テーブル 4 摩耗量推定手段 5 加工プログラム 7 補間手段 9 分配補正手段
Claims (2)
- 【請求項1】 数値制御装置により制御される工作機械
で使用される工具の摩耗補正方式において、 工具の使用時間を計測する計時手段と、 前記計時手段で計測された時間に応じて前記工具の摩耗
量を推定する摩耗量推定手段と、 前記摩耗量推定手段が推定した摩耗量を用いて前記工具
の移動に対する分配パルスを補正する補正手段と、 を有することを特徴とする工具の摩耗補正方式。 - 【請求項2】 予め各種加工条件における前記工具の使
用時間と前記工具の摩耗量を測定し前記摩耗量を推測す
るためのデータとして前記数値制御装置に登録し、前記
摩耗量推定手段は、前記計時手段で計測された前記工具
の使用時間に基づき前記登録したデータを参照して前記
工具の摩耗量を推定することを特徴とする請求項1記載
の工具の摩耗補正方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29846692A JPH06143093A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 工具の摩耗補正方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29846692A JPH06143093A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 工具の摩耗補正方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06143093A true JPH06143093A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17860073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29846692A Pending JPH06143093A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 工具の摩耗補正方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06143093A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003039240A (ja) * | 2001-07-20 | 2003-02-12 | Reishauer Ag | 歯車製造に使用する工具の磨耗状態を記録する方法および装置 |
WO2006016420A1 (ja) * | 2004-08-12 | 2006-02-16 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | ワークを加工する加工方法 |
JP2010003214A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Honda Motor Co Ltd | 機械加工用制御方法 |
WO2012124447A1 (ja) * | 2011-03-17 | 2012-09-20 | 株式会社日立製作所 | Ncプログラム生成方法および切削加工方法 |
WO2019176773A1 (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 日本電産株式会社 | 摩耗量推定システム、補正システム、異常検知システム、寿命検知システム、工作機械及び摩耗量推定方法、工作機械及び異常検知方法、工作機械及び寿命検知方法 |
JP2023037473A (ja) * | 2021-09-03 | 2023-03-15 | 株式会社日立製作所 | Ncプログラム変換処理方法、変換用計算機、及び変換プログラム |
EP4275841A1 (en) * | 2022-05-11 | 2023-11-15 | Essilor International | Method for manufacturing an ophthalmic device comprising machining |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP29846692A patent/JPH06143093A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003039240A (ja) * | 2001-07-20 | 2003-02-12 | Reishauer Ag | 歯車製造に使用する工具の磨耗状態を記録する方法および装置 |
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EP1683605A4 (en) * | 2004-08-12 | 2006-09-27 | Makino Milling Machine | METHOD FOR MACHINING A WORKPIECE |
US7331739B2 (en) | 2004-08-12 | 2008-02-19 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | Method for machining workpiece |
JP2010003214A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Honda Motor Co Ltd | 機械加工用制御方法 |
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JP2012208921A (ja) * | 2011-03-17 | 2012-10-25 | Hitachi Ltd | Ncプログラム生成方法および切削加工方法 |
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