JPH06142996A - タンデムプレスラインの金型交換・成形方法および設備 - Google Patents
タンデムプレスラインの金型交換・成形方法および設備Info
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- JPH06142996A JPH06142996A JP4292598A JP29259892A JPH06142996A JP H06142996 A JPH06142996 A JP H06142996A JP 4292598 A JP4292598 A JP 4292598A JP 29259892 A JP29259892 A JP 29259892A JP H06142996 A JPH06142996 A JP H06142996A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/02—Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
- B30B15/028—Loading or unloading of dies, platens or press rams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車部品等のタンデムプレスラインにおい
て、ワーク変更に伴う段取替を全自動化し、生産効率の
向上と省力化を図る。 【構成】 タンデム配列された複数のプレス機1に、種
々の上型4Lをラムに自動的に着脱する自動クランプ装
置7と、使用済の上下型の搬出と次加工用の上下型の搬
入を同時に行うボルスタ台車方式、ダイプレート移動方
式の金型交換装置8、9を設ける。搬入・搬出ロボット
5、6には、ロボット近傍とライン側方間を移動し、把
持具60を交換する把持具交換装置10を設け、プレス
間の搬送装置11のシャトル台車12に、位置調整可能
なオートネスト機構13を設ける。全交換工程と次加工
ワークの成形工程を完全に自動で行うことができる。
て、ワーク変更に伴う段取替を全自動化し、生産効率の
向上と省力化を図る。 【構成】 タンデム配列された複数のプレス機1に、種
々の上型4Lをラムに自動的に着脱する自動クランプ装
置7と、使用済の上下型の搬出と次加工用の上下型の搬
入を同時に行うボルスタ台車方式、ダイプレート移動方
式の金型交換装置8、9を設ける。搬入・搬出ロボット
5、6には、ロボット近傍とライン側方間を移動し、把
持具60を交換する把持具交換装置10を設け、プレス
間の搬送装置11のシャトル台車12に、位置調整可能
なオートネスト機構13を設ける。全交換工程と次加工
ワークの成形工程を完全に自動で行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用部品等の加
工を行うタンデムプレスラインにおける金型交換・成形
方法およびこの方法の実施に使用するタンデムプレスラ
イン設備に関するものである。
工を行うタンデムプレスラインにおける金型交換・成形
方法およびこの方法の実施に使用するタンデムプレスラ
イン設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、多品種少量生産の要請が高まるプ
レス加工業界においては、1日10数回にも及ぶ金型交
換が日常的となってきており、プレス機の稼働率を維
持、向上させるためには、金型交換時間の短縮が重要な
ファクタとなっている。そのため、従来のドアパネル等
のタンデムプレスラインにおいては、プレス機の上型を
自動的に着脱する自動クランプ装置と、使用済上下型を
次加工用上下型に同時に交換する金型交換装置を導入し
ていた。
レス加工業界においては、1日10数回にも及ぶ金型交
換が日常的となってきており、プレス機の稼働率を維
持、向上させるためには、金型交換時間の短縮が重要な
ファクタとなっている。そのため、従来のドアパネル等
のタンデムプレスラインにおいては、プレス機の上型を
自動的に着脱する自動クランプ装置と、使用済上下型を
次加工用上下型に同時に交換する金型交換装置を導入し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来のタンデムプレスライン設備では、プレス機
の前後部に配設される搬入ロボットおよび搬出ロボット
の把持具を人手により交換し、さらにプレス間でワーク
を搬送する搬送装置のシャトル台車のワーク受け機構も
人手により行っているため、ワーク種類の変更に伴う交
換作業に時間がかかると共に、多くの人手を必要とする
などの問題があった。
ような従来のタンデムプレスライン設備では、プレス機
の前後部に配設される搬入ロボットおよび搬出ロボット
の把持具を人手により交換し、さらにプレス間でワーク
を搬送する搬送装置のシャトル台車のワーク受け機構も
人手により行っているため、ワーク種類の変更に伴う交
換作業に時間がかかると共に、多くの人手を必要とする
などの問題があった。
【0004】この発明は、前述のような問題を解消すべ
くなされたもので、その目的は、ワークの種類変更に伴
う交換工程と次加工ワークの成形工程を全自動で行うこ
とができ、生産効率の向上および省力化を図ることので
きるタンデムプレスラインの金型交換・成形方法および
タンデムプレスライン設備を提供することにある。
くなされたもので、その目的は、ワークの種類変更に伴
う交換工程と次加工ワークの成形工程を全自動で行うこ
とができ、生産効率の向上および省力化を図ることので
きるタンデムプレスラインの金型交換・成形方法および
タンデムプレスライン設備を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のタンデムプレ
スラインの金型交換・成形方法は、タンデムに配列され
た複数のプレス機でワークを順次成形加工するタンデム
プレスラインにおいて、ワークの種類の変更に応じて段
取替を行うに際し、(1) プレス機のラムに取り付けられ
た使用済の上型をアンクランプし、この使用済の上型を
使用済の下型に重ねて上下型を一体化し、この使用済の
上下型をプレス機内からライン側方へ搬出すると共に、
次加工予定の上下型を搬入して位置決めし、プレス機の
ラムに次加工用の上型をクランプし、このラムを上昇さ
せて上下型を分割する工程と、(2) プレス機内からワー
クを搬出する搬出ロボットおよびプレス機内へワークを
搬入する搬入ロボットの把持具を次加工ワークに対応し
た把持具に交換する工程と、(3) 次加工ブランクシート
を搬入ロボットにより、または次加工ワークを把持具交
換の終了した搬入ロボットにより、次加工用上下型の交
換が終了したプレス機内に搬入してプレス成形する工程
と、(4) 各プレス機間に配設されワークを搬送する搬送
装置のオートネスト機構を次加工ワークに応じて位置調
整し、このオートネスト機構上に、把持具交換の終了し
た搬出ロボットでワークを移載し、次工程プレス機へ搬
送する工程から構成する。
スラインの金型交換・成形方法は、タンデムに配列され
た複数のプレス機でワークを順次成形加工するタンデム
プレスラインにおいて、ワークの種類の変更に応じて段
取替を行うに際し、(1) プレス機のラムに取り付けられ
た使用済の上型をアンクランプし、この使用済の上型を
使用済の下型に重ねて上下型を一体化し、この使用済の
上下型をプレス機内からライン側方へ搬出すると共に、
次加工予定の上下型を搬入して位置決めし、プレス機の
ラムに次加工用の上型をクランプし、このラムを上昇さ
せて上下型を分割する工程と、(2) プレス機内からワー
クを搬出する搬出ロボットおよびプレス機内へワークを
搬入する搬入ロボットの把持具を次加工ワークに対応し
た把持具に交換する工程と、(3) 次加工ブランクシート
を搬入ロボットにより、または次加工ワークを把持具交
換の終了した搬入ロボットにより、次加工用上下型の交
換が終了したプレス機内に搬入してプレス成形する工程
と、(4) 各プレス機間に配設されワークを搬送する搬送
装置のオートネスト機構を次加工ワークに応じて位置調
整し、このオートネスト機構上に、把持具交換の終了し
た搬出ロボットでワークを移載し、次工程プレス機へ搬
送する工程から構成する。
【0006】この発明のタンデムプレスライン設備は、
プレス機ラムにワークの種類に応じた種々の上型を自動
的に着脱する自動クランプ装置を備え、タンデムに配列
された複数のプレス機と、一体化した上下型を載置して
プレス機内とライン側方との間を移動し、使用済の上下
型の搬出と次加工用の上下型の搬入とを同時に行うボル
スタ台車方式あるいはダイプレート移動方式の金型交換
装置と、ワークをプレス機内の上下型間に搬入し、上下
型間のワークを搬出する搬入ロボットおよび搬出ロボッ
トと、前記搬入ロボットあるいは搬出ロボットの使用済
の把持具、次加工用の把持具を載置して搬入ロボットあ
るいは搬出ロボットの近傍とライン側方との間を移動可
能な把持具交換装置と、各プレス間に配設され、往復動
するシャトル台車にワークの種類に応じて位置調整可能
なオートネスト機構を備えた搬送装置と、ワーク情報に
基づいて各交換工程と成形工程を制御する制御盤とから
構成する。
プレス機ラムにワークの種類に応じた種々の上型を自動
的に着脱する自動クランプ装置を備え、タンデムに配列
された複数のプレス機と、一体化した上下型を載置して
プレス機内とライン側方との間を移動し、使用済の上下
型の搬出と次加工用の上下型の搬入とを同時に行うボル
スタ台車方式あるいはダイプレート移動方式の金型交換
装置と、ワークをプレス機内の上下型間に搬入し、上下
型間のワークを搬出する搬入ロボットおよび搬出ロボッ
トと、前記搬入ロボットあるいは搬出ロボットの使用済
の把持具、次加工用の把持具を載置して搬入ロボットあ
るいは搬出ロボットの近傍とライン側方との間を移動可
能な把持具交換装置と、各プレス間に配設され、往復動
するシャトル台車にワークの種類に応じて位置調整可能
なオートネスト機構を備えた搬送装置と、ワーク情報に
基づいて各交換工程と成形工程を制御する制御盤とから
構成する。
【0007】
【作用】以上のような構成において、次のワークの種類
が変更指示されると、使用済の上型が自動クランプ装置
によりアンクランプされ、金型交換装置により、一体化
した使用済の上下型がプレス機内から搬出され、これと
同時に次加工用の上下型がプレス機内に搬入される。搬
入ロボット・搬出ロボットの把持具も把持具交換装置に
より次加工用の把持具に交換されると共に、シャトル台
車のオートネスト機構も次加工ワークに対応させて位置
調整される。交換の終了した上下型でプレス成形がなさ
れ、交換の終了した搬入ロボット・搬出ロボット・搬送
装置によりワークがプレス機から搬出され、次工程のプ
レス機内に搬入される。全交換工程と次加工ワークの成
形工程が完全に自動化され、生産効率の向上と省力化を
図れる。
が変更指示されると、使用済の上型が自動クランプ装置
によりアンクランプされ、金型交換装置により、一体化
した使用済の上下型がプレス機内から搬出され、これと
同時に次加工用の上下型がプレス機内に搬入される。搬
入ロボット・搬出ロボットの把持具も把持具交換装置に
より次加工用の把持具に交換されると共に、シャトル台
車のオートネスト機構も次加工ワークに対応させて位置
調整される。交換の終了した上下型でプレス成形がなさ
れ、交換の終了した搬入ロボット・搬出ロボット・搬送
装置によりワークがプレス機から搬出され、次工程のプ
レス機内に搬入される。全交換工程と次加工ワークの成
形工程が完全に自動化され、生産効率の向上と省力化を
図れる。
【0008】
【実施例】以下、この発明を図示する一実施例に基づい
て詳細に説明する。これは、自動車用ドアインナー・ア
ウターパネルを成形するタンデムプレスラインの例であ
る。図1、図2はタンデムプレスライン全体設備の側面
図、平面図、図3は上型の自動クランプ装置を示す正面
図、図4はNO.1、NO.2プレス機におけるボルスタ台車方
式の金型交換装置を示す正面図、図5、図6はNO.3〜N
O.5プレス機の金型交換装置を示す概略正面図、概略平
面図、図11は 各プレス機におけるワーク搬出入用の
ロボットを示す側面図、図12、図13はロボット把持
具の交換装置を示す側面図、断面図、図14はプレス機
間の搬送装置を示す概略平面図・概略縦断面図である。
て詳細に説明する。これは、自動車用ドアインナー・ア
ウターパネルを成形するタンデムプレスラインの例であ
る。図1、図2はタンデムプレスライン全体設備の側面
図、平面図、図3は上型の自動クランプ装置を示す正面
図、図4はNO.1、NO.2プレス機におけるボルスタ台車方
式の金型交換装置を示す正面図、図5、図6はNO.3〜N
O.5プレス機の金型交換装置を示す概略正面図、概略平
面図、図11は 各プレス機におけるワーク搬出入用の
ロボットを示す側面図、図12、図13はロボット把持
具の交換装置を示す側面図、断面図、図14はプレス機
間の搬送装置を示す概略平面図・概略縦断面図である。
【0009】図1、図2に示すように、タンデムプレス
ライン設備は、主としてタンデム配置のNO.1〜NO.5プレ
ス機1−1〜1−5と、ブランクシートを供給する入側
のディスタッカー2、完成品を排出する出側の排出コン
ベヤ3からなり、各プレス機1の入側・出側には、ワー
クをプレス機1内に搬入する搬入ロボット5・プレス機
1内のワークを搬出する搬出ロボット6が設けられてい
る。
ライン設備は、主としてタンデム配置のNO.1〜NO.5プレ
ス機1−1〜1−5と、ブランクシートを供給する入側
のディスタッカー2、完成品を排出する出側の排出コン
ベヤ3からなり、各プレス機1の入側・出側には、ワー
クをプレス機1内に搬入する搬入ロボット5・プレス機
1内のワークを搬出する搬出ロボット6が設けられてい
る。
【0010】このような構成において、ワークの種類変
更に対して自動で迅速に対応できるように、各プレス機
1のラムには、上型4Uの自動クランプ装置7を設け、
NO.1、NO.2プレス機1−1、1−2には、ボルスタ台車
方式の金型交換装置8、NO.3〜NO.5プレス機1−3〜1
−5には、ダイプレート移動方式の金型交換装置9を設
ける。また、各ロボット5・6の側方にはロボット先端
のワーク把持具60を交換する把持具交換装置10を設
ける(デッスタッカー2側の搬入ロボット5−1は除
く)。さらに、各プレス1間には、シャトル台車12上
にオートネスト機構13を備えた搬送装置11を配設す
る。
更に対して自動で迅速に対応できるように、各プレス機
1のラムには、上型4Uの自動クランプ装置7を設け、
NO.1、NO.2プレス機1−1、1−2には、ボルスタ台車
方式の金型交換装置8、NO.3〜NO.5プレス機1−3〜1
−5には、ダイプレート移動方式の金型交換装置9を設
ける。また、各ロボット5・6の側方にはロボット先端
のワーク把持具60を交換する把持具交換装置10を設
ける(デッスタッカー2側の搬入ロボット5−1は除
く)。さらに、各プレス1間には、シャトル台車12上
にオートネスト機構13を備えた搬送装置11を配設す
る。
【0011】上型の自動クランプ装置7は、図3に示す
ように、ラムの下部に固定された上型固定盤15に複数
取り付けられ、上型4Uのフランジ4aを上型固定盤1
5に締結する装置であり、ワークの種類変更に伴って上
型4Uが交換され上型4Uの寸法が変わっても、自動的
に対応して自動的にクランプができるように構成されて
いる。この自動クランプ装置7は、上型固定盤15に取
り付けられる本体20と、上型固定盤15の下面に形成
されたT溝16を案内として移動可能な移動クランパー
21と、両側にサイドローラ22を備えたチェ−ン状の
可撓性条体23と、移動クランパー21へ圧油を供給す
る油圧ケーブル24等からなる。
ように、ラムの下部に固定された上型固定盤15に複数
取り付けられ、上型4Uのフランジ4aを上型固定盤1
5に締結する装置であり、ワークの種類変更に伴って上
型4Uが交換され上型4Uの寸法が変わっても、自動的
に対応して自動的にクランプができるように構成されて
いる。この自動クランプ装置7は、上型固定盤15に取
り付けられる本体20と、上型固定盤15の下面に形成
されたT溝16を案内として移動可能な移動クランパー
21と、両側にサイドローラ22を備えたチェ−ン状の
可撓性条体23と、移動クランパー21へ圧油を供給す
る油圧ケーブル24等からなる。
【0012】移動クランパー21の固定部21aと可撓
性条体23は、T溝16の上部係合溝16aに係合して
スライド可能とされ、本体20に内蔵されたエアシリン
ダ、モータ等の駆動源により押し引きされて移動する。
移動クランパー21が上型4UのU溝4b内に達する
と、これを型検出用のリミットスイッチ26が検出し、
駆動源を停止させる。次いで、移動クランパー21の可
動部21bが油圧により上方に移動して上型4Uが上型
固定盤15に緊結される。上型4Uの交換時には、移動
クランパー21は本体20の下方に退避する。
性条体23は、T溝16の上部係合溝16aに係合して
スライド可能とされ、本体20に内蔵されたエアシリン
ダ、モータ等の駆動源により押し引きされて移動する。
移動クランパー21が上型4UのU溝4b内に達する
と、これを型検出用のリミットスイッチ26が検出し、
駆動源を停止させる。次いで、移動クランパー21の可
動部21bが油圧により上方に移動して上型4Uが上型
固定盤15に緊結される。上型4Uの交換時には、移動
クランパー21は本体20の下方に退避する。
【0013】ボルスタ台車方式の金型交換装置8は、図
4に示すように、プレス機1−1、1−2内からライン
の左右両側方に敷設されたレール上を走行可能なボルス
タ台車30と、この台車30上に固定されたボルスタ3
1からなる。ボルスタ31上には、下型4Lがオートク
ランプ32を介して固定されており、使用済の上下型4
がプレス機1内から一方の側へ搬出され、他方側に用意
された次加工用の上下型4がプレス機1内に搬入され
る。なお、プレス機1のポスト1a間における搬出入開
口には、安全ガード33が上下開閉可能に設けられてい
る。
4に示すように、プレス機1−1、1−2内からライン
の左右両側方に敷設されたレール上を走行可能なボルス
タ台車30と、この台車30上に固定されたボルスタ3
1からなる。ボルスタ31上には、下型4Lがオートク
ランプ32を介して固定されており、使用済の上下型4
がプレス機1内から一方の側へ搬出され、他方側に用意
された次加工用の上下型4がプレス機1内に搬入され
る。なお、プレス機1のポスト1a間における搬出入開
口には、安全ガード33が上下開閉可能に設けられてい
る。
【0014】ダイプレート移動方式の金型交換装置9
は、図5、図6に示すように、プレス機1−3〜1−5
内のプレスステーション40にボルスタ41を設置し、
待機ステーション42をラインの左右両側方に配置し、
上下型4を載置したダイプレート43を移動させる方式
であり、使用済の上下型4をボルスタ41上から一方の
待機ステーション42へ搬出し、他方の待機ステーショ
ン42に用意された次加工用の上下型4をボルスタ41
上に搬入する。
は、図5、図6に示すように、プレス機1−3〜1−5
内のプレスステーション40にボルスタ41を設置し、
待機ステーション42をラインの左右両側方に配置し、
上下型4を載置したダイプレート43を移動させる方式
であり、使用済の上下型4をボルスタ41上から一方の
待機ステーション42へ搬出し、他方の待機ステーショ
ン42に用意された次加工用の上下型4をボルスタ41
上に搬入する。
【0015】待機ステーション42には、ライン方向に
一対のコロコンベヤ44がプレス機1のポスト1a間を
通ってボルスタ41の手前まで配設され、このコロコン
ベヤ44間には駆動モータ46により駆動される閉ルー
プチェ−ン45が設置される。閉ループチェ−ン45に
は、ダイプレート43の連結具43aに接続される連結
具45aを有し、コロコンベヤ44上のダイプレート4
3を押し引き移動させる。
一対のコロコンベヤ44がプレス機1のポスト1a間を
通ってボルスタ41の手前まで配設され、このコロコン
ベヤ44間には駆動モータ46により駆動される閉ルー
プチェ−ン45が設置される。閉ループチェ−ン45に
は、ダイプレート43の連結具43aに接続される連結
具45aを有し、コロコンベヤ44上のダイプレート4
3を押し引き移動させる。
【0016】ボルスタ41は、その上面が待機ステーシ
ョン42のコロコンベヤ44上面より下に位置するよう
に固定されており、ライン方向に一対のコロコンベヤ4
7が上下動可能に設けられている。このコロコンベヤ4
7は、その下部に配設された複数のリフト用油圧シリン
ダ48(図7、図8参照)により上下し、上昇限でコロ
コンベヤ44と同一レベルとなり、下降限でボルスタ4
1内に埋没するようにされている。
ョン42のコロコンベヤ44上面より下に位置するよう
に固定されており、ライン方向に一対のコロコンベヤ4
7が上下動可能に設けられている。このコロコンベヤ4
7は、その下部に配設された複数のリフト用油圧シリン
ダ48(図7、図8参照)により上下し、上昇限でコロ
コンベヤ44と同一レベルとなり、下降限でボルスタ4
1内に埋没するようにされている。
【0017】コロコンベヤ44と上昇したコロコンベヤ
47とにより支持され、閉ループチェ−ン45によりプ
レス機1内に搬入されたダイプレート43は、その一方
の端部に取り付けられたストッパー49がボルスタ41
の端面に当接することにより位置決め停止される。な
お、図6に示すように、待機ステーション42とプレス
ステーション40には、ダイプレート43の側面に当接
して転動するガイドローラ50が配設されライン方向の
位置決めをしている。次いで、コロコンベヤ47を下降
させると、ボルスタ41の上面に突設された複数の位置
決めピン51(図6参照)により、ボルスタ41の上に
正確に位置決めされて着座する。
47とにより支持され、閉ループチェ−ン45によりプ
レス機1内に搬入されたダイプレート43は、その一方
の端部に取り付けられたストッパー49がボルスタ41
の端面に当接することにより位置決め停止される。な
お、図6に示すように、待機ステーション42とプレス
ステーション40には、ダイプレート43の側面に当接
して転動するガイドローラ50が配設されライン方向の
位置決めをしている。次いで、コロコンベヤ47を下降
させると、ボルスタ41の上面に突設された複数の位置
決めピン51(図6参照)により、ボルスタ41の上に
正確に位置決めされて着座する。
【0018】図8に示すように、下型4Lは、プレス成
形時に油圧シリンダ式のオートクランプ52とT溝53
によりダイプレート43に固定されるが、プレス機1内
に搬入され位置決めされたダイプレート43のオートク
ランプ52に圧油を自動的に供給できるように、図9、
図10に示すカプラー54を用いる。このカプラー54
は、ボルスタ41の端面に固定したカプラー雄部54a
と、ダイプレート43の端面に固定したカプラー雌部5
4bから構成し、ボルスタ41上でダイプレート43が
下降し、ピン51で位置決めされると、互いに係合して
連結するようにされている。
形時に油圧シリンダ式のオートクランプ52とT溝53
によりダイプレート43に固定されるが、プレス機1内
に搬入され位置決めされたダイプレート43のオートク
ランプ52に圧油を自動的に供給できるように、図9、
図10に示すカプラー54を用いる。このカプラー54
は、ボルスタ41の端面に固定したカプラー雄部54a
と、ダイプレート43の端面に固定したカプラー雌部5
4bから構成し、ボルスタ41上でダイプレート43が
下降し、ピン51で位置決めされると、互いに係合して
連結するようにされている。
【0019】油圧源55はボルスタ41の近傍に設置し
ておき、圧油配管56によりボルスタ41側のカプラー
雄部54aに圧油を供給する。ダイプレート43のカプ
ラー雌部54bとオートクランプ52とは、圧油配管5
7、スイベルジョイント58、フレキシブルチューブ5
9により接続する。なお、カプラー54は、分離状態で
は逆止弁が働いて圧油が漏れず、結合状態では高圧油を
漏洩なく送れるカプラーである。
ておき、圧油配管56によりボルスタ41側のカプラー
雄部54aに圧油を供給する。ダイプレート43のカプ
ラー雌部54bとオートクランプ52とは、圧油配管5
7、スイベルジョイント58、フレキシブルチューブ5
9により接続する。なお、カプラー54は、分離状態で
は逆止弁が働いて圧油が漏れず、結合状態では高圧油を
漏洩なく送れるカプラーである。
【0020】搬入・搬出ロボット5、6は、図11に示
すように、プレス機1の前面、後面に基部が固定された
多アーム式のロボットであり、ライン方向にスイングし
てワークWを水平に移動させる。エンドエフェクターと
しての把持具60は、アーム先端に固着部61を介して
着脱自在に取り付けられ、枠基体にバキュームパッド6
2を複数取り付けて構成されている。
すように、プレス機1の前面、後面に基部が固定された
多アーム式のロボットであり、ライン方向にスイングし
てワークWを水平に移動させる。エンドエフェクターと
しての把持具60は、アーム先端に固着部61を介して
着脱自在に取り付けられ、枠基体にバキュームパッド6
2を複数取り付けて構成されている。
【0021】把持具交換装置10は、ワークの種類に応
じて把持具60を自動的に交換する装置であり、図1
2、図13に示すように、使用済の把持具60’が上段
に、次加工用の把持具60が下段に載置される籠体70
と、この籠体70が上面に固定される第2移動台72
と、この第2移動台72を支持する第1移動台71と、
この第1移動台71を支持する傾斜台73と、片持ちで
支持される第2移動台72の先端を支持する支持エレベ
ータ74からなる。
じて把持具60を自動的に交換する装置であり、図1
2、図13に示すように、使用済の把持具60’が上段
に、次加工用の把持具60が下段に載置される籠体70
と、この籠体70が上面に固定される第2移動台72
と、この第2移動台72を支持する第1移動台71と、
この第1移動台71を支持する傾斜台73と、片持ちで
支持される第2移動台72の先端を支持する支持エレベ
ータ74からなる。
【0022】傾斜台73と支持エレベータ74は、後述
する搬送コンベヤ11の入側あるいは出側に、搬送コン
ベヤ11を挟むように配置される。傾斜台73には、ギ
ヤードモータ75により駆動されるエンドレスチェ−ン
76が設けられ、このチェ−ン76の連結具77を第1
移動台71の下面に固着することにより、第1移動台7
1が往復移動する。第1移動台71と第2移動台72
は、それぞれガイド78、79により移動自在に支持さ
れている(図13参照)。
する搬送コンベヤ11の入側あるいは出側に、搬送コン
ベヤ11を挟むように配置される。傾斜台73には、ギ
ヤードモータ75により駆動されるエンドレスチェ−ン
76が設けられ、このチェ−ン76の連結具77を第1
移動台71の下面に固着することにより、第1移動台7
1が往復移動する。第1移動台71と第2移動台72
は、それぞれガイド78、79により移動自在に支持さ
れている(図13参照)。
【0023】第2移動台72は、第1移動台71に連動
して移動させる。即ち、傾斜台73の上面と、第2移動
台72の下面には、それぞれラック80、81を設け、
このラックに噛合するピニオン82、83を第1移動台
71の両端部に設ける。ピニオン82、83を歯付ベル
ト・歯付プーリからなる動力伝達機構84により連結す
ると、第1移動第71の移動により第2移動台72が第
1移動台に対して同速度で移動する。従って、第2移動
台72の対地速度は、第1移動台71の2倍となり、把
持具交換時間の短縮が図れる。
して移動させる。即ち、傾斜台73の上面と、第2移動
台72の下面には、それぞれラック80、81を設け、
このラックに噛合するピニオン82、83を第1移動台
71の両端部に設ける。ピニオン82、83を歯付ベル
ト・歯付プーリからなる動力伝達機構84により連結す
ると、第1移動第71の移動により第2移動台72が第
1移動台に対して同速度で移動する。従って、第2移動
台72の対地速度は、第1移動台71の2倍となり、把
持具交換時間の短縮が図れる。
【0024】第1、第2移動台71、72を伸ばし、第
2移動台72の先端を支持エレべータ74の上昇した連
結部74aで支持し、この状態で使用済の把持具60’
をロボット5あるいは6で運ばせて籠体70の上段に置
き、この使用済の把持具60’を固着部61から切り離
す。次に、固着部61に次加工の把持具60を固定し、
この把持具60を若干浮上させた所でロボットを停止さ
せる。この状態から、第1、第2移動台71、72を待
機位置まで退避下降させると共に、支持エレベータ74
も下降させる。一時停止したロボット5、6は、再起動
して、次のワークの搬入あるいは搬出を行う。
2移動台72の先端を支持エレべータ74の上昇した連
結部74aで支持し、この状態で使用済の把持具60’
をロボット5あるいは6で運ばせて籠体70の上段に置
き、この使用済の把持具60’を固着部61から切り離
す。次に、固着部61に次加工の把持具60を固定し、
この把持具60を若干浮上させた所でロボットを停止さ
せる。この状態から、第1、第2移動台71、72を待
機位置まで退避下降させると共に、支持エレベータ74
も下降させる。一時停止したロボット5、6は、再起動
して、次のワークの搬入あるいは搬出を行う。
【0025】搬送装置11は、図14に示すように、シ
ャトル台車12のオートネスト機構13で搬出ロボット
6からのワークを受取り、シャトル台車12を次のプレ
ス機の入側まで高速で走行させ、搬入ロボット5でワー
クが取り出されると、高速で戻り走行させ、さらにワー
クの種類が変わると、オートネスト機構13の支持部材
を自動的に位置調整するように構成されている。
ャトル台車12のオートネスト機構13で搬出ロボット
6からのワークを受取り、シャトル台車12を次のプレ
ス機の入側まで高速で走行させ、搬入ロボット5でワー
クが取り出されると、高速で戻り走行させ、さらにワー
クの種類が変わると、オートネスト機構13の支持部材
を自動的に位置調整するように構成されている。
【0026】シャトル台車12は、支持架台90の上面
に左右一対で配設されたガイド91を上下から挟持する
車輪12aと、ガイド91の側面を転動するサイド車輪
12bを有して移動自在とされ、歯付プーリー(あるい
はスプロケット)93に巻回された閉ループ歯付ベルト
(あるいはローラチェ−ン)92により牽引走行する。
この閉ループ歯付ベルト92は、サーボモータ94によ
り歯付ベルト(あるいはローラチェ−ン)・歯付プーリ
ー(あるいはスプロケット)からなる動力伝達機構9
5、96を介して回転駆動される。
に左右一対で配設されたガイド91を上下から挟持する
車輪12aと、ガイド91の側面を転動するサイド車輪
12bを有して移動自在とされ、歯付プーリー(あるい
はスプロケット)93に巻回された閉ループ歯付ベルト
(あるいはローラチェ−ン)92により牽引走行する。
この閉ループ歯付ベルト92は、サーボモータ94によ
り歯付ベルト(あるいはローラチェ−ン)・歯付プーリ
ー(あるいはスプロケット)からなる動力伝達機構9
5、96を介して回転駆動される。
【0027】オートネスト機構13を調整する給電・制
御装置100は、図15に示すように、シャトル台車1
2の停止位置に配置し、シャトル台車12の停止中にコ
ネクタ101を介して通電できるようにする。給電・制
御装置100は、一対のガイド102に沿ってスライド
可能に支持し、シリンダ103によってシャトル台車1
2に対して進退可能とする。コネクタ雄部101aはシ
ャトル台車12に突設し、コネクタ雌部101bは給電
・制御装置100の前面に設ける。
御装置100は、図15に示すように、シャトル台車1
2の停止位置に配置し、シャトル台車12の停止中にコ
ネクタ101を介して通電できるようにする。給電・制
御装置100は、一対のガイド102に沿ってスライド
可能に支持し、シリンダ103によってシャトル台車1
2に対して進退可能とする。コネクタ雄部101aはシ
ャトル台車12に突設し、コネクタ雌部101bは給電
・制御装置100の前面に設ける。
【0028】また、ばね104を有する緩衝棒105を
給電・制御装置100の前面に突設し、クロスメンバー
107には、緩衝棒105の先端が係合するテーパ付段
穴106を設け、コネクタ雌雄部101a、101bが
正確に位置決めされ、確実な接続がなされるようにす
る。
給電・制御装置100の前面に突設し、クロスメンバー
107には、緩衝棒105の先端が係合するテーパ付段
穴106を設け、コネクタ雌雄部101a、101bが
正確に位置決めされ、確実な接続がなされるようにす
る。
【0029】オートネスト機構13は、図16に示すよ
うに、ワークを支持する複数の支持部材110と、この
支持部材110を移動調整するボールネジ軸111と、
このボールネジ軸11を回転駆動する駆動源などから構
成される。給電・制御装置か100からの電源・制御信
号の供給により、支持部材110が位置調整され、次加
工のワークに対応した支持機構を得ることができる。
うに、ワークを支持する複数の支持部材110と、この
支持部材110を移動調整するボールネジ軸111と、
このボールネジ軸11を回転駆動する駆動源などから構
成される。給電・制御装置か100からの電源・制御信
号の供給により、支持部材110が位置調整され、次加
工のワークに対応した支持機構を得ることができる。
【0030】なお、ディスタッカー2は、図1、図2に
示すように、積込みステーション120と、マグネット
フロータ121と、マグネットコンベヤ122と、ピン
チロール・ブラシロール・リンガロールからなる洗浄装
置123と、センタリングユニット124等から構成さ
れ、ブランクシートを一枚づつセンタリングユニット1
24に供給し、この傾斜ステージとセンタリングガイド
で位置決めした後、搬入ロボット5−1でNO.1プレス機
1−1内に挿入する。なお、この搬入ロボット5−1に
おいては、ブランクシートはワークの種類によって大き
さが異なるだけなので、把持具は一種類でよく、把持具
交換装置を必要としない。
示すように、積込みステーション120と、マグネット
フロータ121と、マグネットコンベヤ122と、ピン
チロール・ブラシロール・リンガロールからなる洗浄装
置123と、センタリングユニット124等から構成さ
れ、ブランクシートを一枚づつセンタリングユニット1
24に供給し、この傾斜ステージとセンタリングガイド
で位置決めした後、搬入ロボット5−1でNO.1プレス機
1−1内に挿入する。なお、この搬入ロボット5−1に
おいては、ブランクシートはワークの種類によって大き
さが異なるだけなので、把持具は一種類でよく、把持具
交換装置を必要としない。
【0031】制御盤においては、ワーク情報に基づいて
各装置を次のように制御して交換と成形を行う(図1
7、18参照)。なお、これはNO.1プレス機の例であ
る。 <金型交換> (1) ワークの種類が変わると、ワーク情報に基づいてラ
ムが下降し、上型4Uが下型4L上に載ると、自動クラ
ンプ装置7の移動クランパー21をアンクランプし、退
避位置まで移動させる。
各装置を次のように制御して交換と成形を行う(図1
7、18参照)。なお、これはNO.1プレス機の例であ
る。 <金型交換> (1) ワークの種類が変わると、ワーク情報に基づいてラ
ムが下降し、上型4Uが下型4L上に載ると、自動クラ
ンプ装置7の移動クランパー21をアンクランプし、退
避位置まで移動させる。
【0032】(2) ラムを上昇させ、使用済の上下型が載
置されたボルスタ台車30をライン側方へ搬出すると同
時に、次加工用の上下型が載置されたボルスタ台車30
をプレス機1内に搬入する。 (3) ラムを下降させ、次加工用の上型4Uを自動クラン
プ装置7によりクランプした後、ラムを上昇させる。自
動クランプ装置7は、上型の寸法が異なっても自動的に
クランプすることができる。
置されたボルスタ台車30をライン側方へ搬出すると同
時に、次加工用の上下型が載置されたボルスタ台車30
をプレス機1内に搬入する。 (3) ラムを下降させ、次加工用の上型4Uを自動クラン
プ装置7によりクランプした後、ラムを上昇させる。自
動クランプ装置7は、上型の寸法が異なっても自動的に
クランプすることができる。
【0033】<搬出ロボットの把持具交換> (1) 前述の金型交換と同時に搬出ロボット6−1の把持
具60の交換を行う。シャトル台車12をNO.2プレス機
側へ前進させて退避させた状態で、次加工用の把持具6
0が用意されている把持具交換装置10の籠体70を搬
出ロボット6−1の近傍まで上昇移動させる。 (2) 搬出ロボット6−1の使用済の把持具60’を籠体
70に載せて切り離す。次いで、次加工用の把持具60
を搬出ロボット6−1に取り付ける。 (3) 籠体70を下降移動させ、待機位置へ戻す。搬出ロ
ボット6−1は元位置へ復帰させ、ワークを搬出可能な
状態とする。
具60の交換を行う。シャトル台車12をNO.2プレス機
側へ前進させて退避させた状態で、次加工用の把持具6
0が用意されている把持具交換装置10の籠体70を搬
出ロボット6−1の近傍まで上昇移動させる。 (2) 搬出ロボット6−1の使用済の把持具60’を籠体
70に載せて切り離す。次いで、次加工用の把持具60
を搬出ロボット6−1に取り付ける。 (3) 籠体70を下降移動させ、待機位置へ戻す。搬出ロ
ボット6−1は元位置へ復帰させ、ワークを搬出可能な
状態とする。
【0034】<オートネスト調整・搬入ロボットの把持
具交換> (1) 搬出ロボットの把持具交換が終了すると、シャトル
台車12をNO.1プレス機側へ後退させて戻し、停止中の
シャトル台車12に給電・制御装置100(コネクタ1
01)を接続して次加工ワークに応じたオートネスト機
構13の位置調整を行う。 (2) これと同時に次段のNO.2プレス機の搬入ロボット5
−2の把持具60の交換を行う。この交換は搬出ロボッ
ト6−1の場合と全く同じである。
具交換> (1) 搬出ロボットの把持具交換が終了すると、シャトル
台車12をNO.1プレス機側へ後退させて戻し、停止中の
シャトル台車12に給電・制御装置100(コネクタ1
01)を接続して次加工ワークに応じたオートネスト機
構13の位置調整を行う。 (2) これと同時に次段のNO.2プレス機の搬入ロボット5
−2の把持具60の交換を行う。この交換は搬出ロボッ
ト6−1の場合と全く同じである。
【0035】<次加工ワークの成形> (1) 前述の金型交換・搬出ロボットの把持具交換が終了
すると、直ちにNO.1プレス機の搬入ロボット5−1によ
りブランクシートを次加工用の上下型間に搬入し、プレ
ス成形を行う。 (2) プレス成形後、次加工用の把持具に交換された搬出
ロボット6−1によりワークを取り出し、シャトル台車
12の位置調整の終了したオートネスト機構13上に載
置する。 (3) シャトル台車12をNO.2プレス機側へ前進させる。
すると、直ちにNO.1プレス機の搬入ロボット5−1によ
りブランクシートを次加工用の上下型間に搬入し、プレ
ス成形を行う。 (2) プレス成形後、次加工用の把持具に交換された搬出
ロボット6−1によりワークを取り出し、シャトル台車
12の位置調整の終了したオートネスト機構13上に載
置する。 (3) シャトル台車12をNO.2プレス機側へ前進させる。
【0036】(4) 前述のプレス成形・搬出・搬送は、搬
入ロボット5−2の把持具交換中になされ、この把持具
交換が終了した時点で、ワークがシャトル台車12で搬
送されてきており、搬入ロボット5−2で次工程NO.2プ
レス機内へワークを搬入することができる。 なお、NO.2〜NO.5プレス機においても前記交換が同時に
行われる。
入ロボット5−2の把持具交換中になされ、この把持具
交換が終了した時点で、ワークがシャトル台車12で搬
送されてきており、搬入ロボット5−2で次工程NO.2プ
レス機内へワークを搬入することができる。 なお、NO.2〜NO.5プレス機においても前記交換が同時に
行われる。
【0037】前述のような無人の全自動化により、段取
替を、金型交換装置と自動クランプ装置のみのタンデム
プレスラインに比較して大幅に短縮することができた。
替を、金型交換装置と自動クランプ装置のみのタンデム
プレスラインに比較して大幅に短縮することができた。
【0038】
【発明の効果】前述の通り、この発明は、ワークが変更
されると、金型交換装置により上下型を交換し、把持具
交換装置により搬入・搬出ロボットの把持具交換を行
い、シャトル台車のオートネスト機構を位置調整し、交
換終了後、次加工ワークをプレス成形し、ワークの搬出
・搬入を行うように構成したため、全交換工程と次加工
ワークの成形工程を完全に自動化することができ、交換
作業時間を大幅に短縮することにより生産性の向上を図
ることができると共に、手作業を無くすことにより省力
化を図ることができる。
されると、金型交換装置により上下型を交換し、把持具
交換装置により搬入・搬出ロボットの把持具交換を行
い、シャトル台車のオートネスト機構を位置調整し、交
換終了後、次加工ワークをプレス成形し、ワークの搬出
・搬入を行うように構成したため、全交換工程と次加工
ワークの成形工程を完全に自動化することができ、交換
作業時間を大幅に短縮することにより生産性の向上を図
ることができると共に、手作業を無くすことにより省力
化を図ることができる。
【図1】この発明に係るタンデムプレスラインの全体設
備を示す側面図である。
備を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】上型の自動クランプ装置を示す正面図である。
【図4】NO.1、NO.2プレス機の金型交換装置を示す正面
図である。
図である。
【図5】NO.3〜NO.5プレス機の金型交換装置を示す概略
正面図である。
正面図である。
【図6】図5の概略平面図である。
【図7】図6のVII-VII 線断面図である。
【図8】図6のVIII-VIII 線断面図である。
【図9】図5の金型交換装置のダイプレートを示す部分
平面図である。
平面図である。
【図10】図9におけるダイプレートと下型のカプラを
示す側面図である。
示す側面図である。
【図11】各プレス機におけるワーク搬出入用のロボッ
トを示す側面図である。
トを示す側面図である。
【図12】ロボット把持具の交換装置を示す側面図であ
る。
る。
【図13】図12のXIII-XIII 線断面図である。
【図14】プレス機間の搬送装置を示し、(a) は概略平
面図、(b) は概略縦断面図である。
面図、(b) は概略縦断面図である。
【図15】搬送装置の台車の給電・制御装置を示す平面
図である。
図である。
【図16】搬送装置の台車のワーク支持機構を示す概略
平面図である。
平面図である。
【図17】NO.1プレス機における段取替のフローチャー
ト(前半部分)である。
ト(前半部分)である。
【図18】NO.1プレス機における段取替のフローチャー
ト(後半部分)である。
ト(後半部分)である。
1 プレス機 2 ディスタッカー 3 排出コンベヤ 4 上下型 4U 上型 4L 下型 5 搬入ロボット 6 搬出ロボット 7 自動クランプ装置 8 ボルスタ方式の金型交換装置 9 ダイプレート移動方式の金型交換装置 10 把持具交換装置 11 搬送装置 12 シャトル台車 13 オートネスト機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B25J 9/06 A 8611−3F 15/04 Z 8611−3F B30B 15/02 D 8015−4E
Claims (2)
- 【請求項1】 タンデムに配列された複数のプレス機で
ワークを順次成形加工するタンデムプレスラインにおい
て、ワークの種類の変更に応じて段取替を行うに際し、
(1) プレス機のラムに取り付けられた使用済の上型をア
ンクランプし、この使用済の上型を使用済の下型に重ね
て上下型を一体化し、この使用済の上下型をプレス機内
からライン側方へ搬出すると共に、次加工予定の上下型
を搬入して位置決めし、プレス機のラムに次加工用の上
型をクランプし、このラムを上昇させて上下型を分割す
る工程と、(2) プレス機内からワークを搬出する搬出ロ
ボットおよびプレス機内へワークを搬入する搬入ロボッ
トの把持具を次加工ワークに対応した把持具に交換する
工程と、(3) 次加工ブランクシートを搬入ロボットによ
り、または次加工ワークを把持具交換の終了した搬入ロ
ボットにより、次加工用上下型の交換が終了したプレス
機内に搬入してプレス成形する工程と、(4) 各プレス機
間に配設されワークを搬送する搬送装置のオートネスト
機構を次加工ワークに応じて位置調整し、このオートネ
スト機構上に、把持具交換の終了した搬出ロボットでワ
ークを移載し、次工程プレス機へ搬送する工程から構成
したことを特徴とするタンデムプレスラインの金型交換
・成形方法。 - 【請求項2】 プレス機ラムにワークの種類に応じた種
々の上型を自動的に着脱する自動クランプ装置を備え、
タンデムに配列された複数のプレス機と、 一体化した上下型を載置してプレス機内とライン側方と
の間を移動し、使用済の上下型の搬出と次加工用の上下
型の搬入とを同時に行う金型交換装置と、 ワークをプレス機内の上下型間に搬入し、上下型間のワ
ークを搬出する搬入ロボットおよび搬出ロボットと、 前記搬入ロボットあるいは搬出ロボットの使用済の把持
具、次加工用の把持具を載置して搬入ロボットあるいは
搬出ロボットの近傍とライン側方との間を移動可能な把
持具交換装置と、 各プレス間に配設され、往復動するシャトル台車にワー
クの種類に応じて位置調整可能なオートネスト機構を備
えた搬送装置と、 ワーク情報に基づいて各交換工程と成形工程を制御する
制御盤とを備えているることを特徴とするタンデムプレ
スライン設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292598A JPH06142996A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | タンデムプレスラインの金型交換・成形方法および設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292598A JPH06142996A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | タンデムプレスラインの金型交換・成形方法および設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06142996A true JPH06142996A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17783863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4292598A Pending JPH06142996A (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | タンデムプレスラインの金型交換・成形方法および設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06142996A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6805045B1 (en) * | 1999-07-29 | 2004-10-19 | Schuler Pressen Gmbh & Co. Kg | Press production series with offset drive |
JP2006055940A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Amada Insatsu Kako Kk | 多面抜き金型 |
JP2006192469A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Komatsu Ltd | ダイクッション装置を備えたプレス機械 |
JP2006281254A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Hitachi Zosen Fukui Corp | ワーク搬送装置 |
WO2008013116A1 (fr) * | 2006-07-25 | 2008-01-31 | Ihi Corporation | Procédé pour changer la matrice de machine de presse et machine de presse |
KR101487166B1 (ko) * | 2014-06-13 | 2015-01-29 | 아진산업(주) | 텐덤 프레스 가공 시스템 및 금형교환방법 |
CN108290202A (zh) * | 2015-07-29 | 2018-07-17 | Abb瑞士股份公司 | 在压机中装载冲模 |
WO2019027399A3 (en) * | 2017-04-21 | 2019-03-21 | Durmazlar Makina Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | TANDEM PRESS WITH SINGLE ENVELOPE |
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