[go: up one dir, main page]

JPH0613840Y2 - アブレーシブ供給装置 - Google Patents

アブレーシブ供給装置

Info

Publication number
JPH0613840Y2
JPH0613840Y2 JP1988015155U JP1515588U JPH0613840Y2 JP H0613840 Y2 JPH0613840 Y2 JP H0613840Y2 JP 1988015155 U JP1988015155 U JP 1988015155U JP 1515588 U JP1515588 U JP 1515588U JP H0613840 Y2 JPH0613840 Y2 JP H0613840Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abrasive
head
hose
abrasive material
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988015155U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01121651U (ja
Inventor
良司 村椿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sugino Machine Ltd
Original Assignee
Sugino Machine Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sugino Machine Ltd filed Critical Sugino Machine Ltd
Priority to JP1988015155U priority Critical patent/JPH0613840Y2/ja
Publication of JPH01121651U publication Critical patent/JPH01121651U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0613840Y2 publication Critical patent/JPH0613840Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、アブレーシブジェット切断機におけるアブレ
ーシブ供給装置に関するものである。
[従来の技術] アブレーシブジェット切断機においてウォータージェッ
ト中にアブレーシブ材を安定に供給することは切断能力
の安定化を計る上で重要なことである。
本願出願人は、以前実開昭60−36154号でウォー
タジェットの噴射時に発生するエジェクタ効果を利用し
てアブレーシブ材を供給、混入する装置(自吸方式)を
提案した。これは移送用空圧源を必要とせず、また特殊
な制御を必要としない等の効果があった。
しかしながら、上記のアブレーシブジェット装置で切断
をする場合、作業上の安全、アブレーシブヘッドの行動
半径などの理由で、アブレーシブホースをある程度長く
する必要があった。ところが、アブレーシブホースがあ
まり長くなるとアブレーシブの吸引が不安定になるの
で、これを補うためにアブレーシブ供給ホッパをノズル
の近傍の、しかもノズルの移動の障害にならない場所に
配置する必要があり、このような場所として必然的にア
ブレーシブ供給ホッパをノズルの上部に配置して使用す
るのが効果的であるとされていた。
第5図は、このような従来例の構成を示す説明図であ
り、図において、アブレーシブ供給ホッパ1は底部出口
に閉止バルブ2を有し、バルブ2の出口は、供給ホッパ
1からのアブレーシブ材に混合する空気量を調整する空
気量調整バルブ3と共にアブレーシブホース4の上端に
連通されている。アブレーシブホース4の下端はアブレ
ーシブヘッド5に接続され、アブレーシブヘッド5内で
高圧ジェット水流によるエジェクタ作用によりアブレー
シブホース4内のアブレーシブ材7を吸引して、アブレ
ーシブノズル6から高圧ジェット水と共にアブレーシブ
材7を噴射するようになっている。
第6A、6B図はアブレーシブホース4内のアブレーシ
ブ材7の挙動を示す説明図である。
なお、図中の同一符号は、同一又は相当部分を示す。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、第6A図に示すように、上記の方法では
連続で送給している間は問題ないが、切断に使用される
アブレーシブ材7は圧積すると閉塞性が強くなる性質を
持っているため、ウォータジェットを停止した時(第6
B図)にアブレーシブホース4内に残ったアブレーシブ
材7がアブレーシブヘッド5内のミキサ(図示せず)及
びアブレーシブノズル6付近に圧積して湿潤し、引続き
ウォータジェットを噴射してもアブレーシブ材7が流れ
ず詰まった状態となる。
この状態になると当然切断は不可能となるため、アブレ
ーシブ供給ホッパ1下部の閉止バルブ2を閉止してから
しばらくの間、空噴射してアブレーシブホース4内に残
ったアブレーシブ材7を完全に排出していた。このよう
な空噴射を行うことは、それ自体でアブレーシブ材及び
時間のロスとなると共に、次の切断開始時には、ホース
内が空になっているためウォータジェットを噴射してか
らアブレーシブがノズルから噴射されるまでに時間遅れ
が生じ、ここでも時間ロスが発生していた。
そこで本考案は、アブレーシブホース内に残ったアブレ
ーシブ材がアブレーシブヘッド内に圧積することのない
アブレーシブ供給装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案に係るアブレーシブ供給装置は、エジェクタ効果
を有するアブレーシブヘッド内のアブレーシブノズルに
連通する配管部材と、前記アブレーシブヘッドより上方
に配置されたアブレーシブ供給ホッパとを連結するアブ
レーシブ供給装置において、前記アブレーシブヘッドの
アブレーシブ入口部分と前記配管部材との間に上下屈曲
流路を構成する閉塞防止タンクを備えたことを特徴とす
るものである。
[作用] 本考案の基本的な原理としては、アブレーシブヘッドの
アブレーシブ入口近傍でアブレーシブ供給配管部材が上
下の屈曲部を備えていれば、ウォータジェットを停止し
た時に、アブレーシブホース内に残ったアブレーシブ材
が屈曲部の凹部に圧積し、従ってそれより下流側のアブ
レーシブヘッド内に圧積することはない。
従って、前記屈曲部の代りに、密閉された容器の上部に
前記アブレーシブホースに連通された入口部と、前記ア
ブレーシブヘッドのアブレーシブ入口に連通された出口
部と、前記密閉された容器内に前記入口部から出口部に
通じる上下屈曲経路を備えた閉塞防止タンクを装着した
場合においても、ウォータジェットを停止した時に、ア
ブレーシブホース内に残ったアブレーシブ材が閉塞防止
タンク内に圧積し、従ってそれより下流側のアブレーシ
ブヘッド内に圧積することはない。つまり、前記上下屈
曲部やタンクは、ノズルヘッドの直前に近傍配置された
小さなホッパの役割をし、同時に停止時のアブレーシブ
材をノズルから隔離する役割をする。よってアブレーシ
ブヘッド内にアブレーシブが残らないから、その湿潤に
よるヘッドの詰まりがなく、切断再開時にはヘッドへの
アブレーシブ材の吸引が直ちに再開されて噴射遅れが防
止される。
[実施例] 第1図は本考案の基本的な概念の構成を示す説明図であ
り、第2A、2B図は第1図におけるアブレーシブホー
ス4内のアブレーシブ材7の挙動を示す説明図である。
図において、8は屈曲部である。
第2A図は、連続で送給している時の、アブレーシブホ
ース4内のアブレーシブ材7の挙動であり、第2B図は
ウォータジェットを停止した時のアブレーシブホース4
内に残ったアブレーシブ材7の挙動を示す。図のように
アブレーシブホース4内のアブレーシブ材7は屈曲部8
の凹部に圧積し、アブレーシブヘッド5内に圧積するこ
とはない。つまり、屈曲部の凹部はノズルの直前に配置
されたアブレーシブ材供給ホッパと同様の作用をなすも
のであり、ノズルとアブレーシブ材供給ホッパの距離を
短くしたのと同様の働きをするものである。
なお、本考案は、アブレーシブホース4内に残ったアブ
レーシブ材7を圧積させる程度の上方への屈曲部8を備
え、アブレーシブヘッド5のエジェクタ効果の発生でそ
の圧積を解除させ得るものであればよく、一実施例とし
て第4図に耐摩耗性の金属で作成した閉鎖防止タンク9
の断面図を示す。図において閉塞防止タンク9は上部の
一方にアブレーシブホース4と連通した入口部10と、
同じく上部の他方にアブレーシブヘッド5のアブレーシ
ブ入口に連通された出口部11とを備えている。該タン
ク9内には、入口部10と出口部11との間に上下屈曲
部経路12が形成されている。
[考案の効果] 本考案は以上説明したとおり、アブレーシブヘッドのア
ブレーシブ入口近傍でアブレーシブ供給配管中に上下の
屈曲部または上下屈曲部経路を備えた閉塞防止タンクを
持つため、噴射停止時にアブレーシブホース内に残った
アブレーシブ材がアブレーシブヘッド直前で圧積するの
でヘッド内に圧積することがなく、装置停止時にアブレ
ーシブホース内に残ったアブレーシブ材を完全に排出す
るためにアブレーシブ供給ホッパ下部の閉止バルブを閉
止してからしばらくの間空噴射する必要がないという効
果ある。また、切断開始時には、アブレーシブ材がヘッ
ド直前まできて待機しているので、高圧水の噴射開始か
らアブレーシブ材の吸引による噴射までの時間遅れを極
力小さくすることができ、その結果、加工サイクル時間
の短縮にも寄与し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本的な概念の構成を示す説明図、第
2A、2B図は第1図におけるホース内のアブレーシブ
材の挙動を示す説明図、第3図は本考案における基本的
な概念の構成を示す説明図、第4図は本考案の一実施例
の構成を示す説明図、第5図は従来の供給装置の構成を
示す説明図、第6A、6B図は従来のホース内のアブレ
ーシブ材の挙動を示す説明図である。 図において、1は供給ホッパ、2は閉止バルブ、3は空
気量調整バルブ、4はアブレーシブホース、5はアブレ
ーシブヘッド、6はアブレーシブノズル、7はアブレー
シブ材、8は屈曲部である。 なお、図中の同一符号は、同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エジェクタ効果を有するアブレーシブヘッ
    ド内のアブレーシブノズルに連通する配管部材をアブレ
    ーシブ供給ホッパに連結してなるアブレーシブ供給装置
    において、 前記アブレーシブヘッドのアブレーシブ入口部分と前記
    配管部材との間に上下屈曲流路を構成する閉塞防止タン
    クを備えたことを特徴とするアブレーシブ供給装置。
JP1988015155U 1988-02-09 1988-02-09 アブレーシブ供給装置 Expired - Lifetime JPH0613840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988015155U JPH0613840Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 アブレーシブ供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988015155U JPH0613840Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 アブレーシブ供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01121651U JPH01121651U (ja) 1989-08-17
JPH0613840Y2 true JPH0613840Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=31226964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988015155U Expired - Lifetime JPH0613840Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09 アブレーシブ供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613840Y2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5439181U (ja) * 1977-08-20 1979-03-15
JPS59134664A (ja) * 1982-10-22 1984-08-02 フロ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド 高速液体研磨ジエツト形成方法及び装置
JPS60186373A (ja) * 1984-03-06 1985-09-21 Sanki Seikosho:Kk ウオ−タ−ジエツト加工方法および加工システム
JPS61241067A (ja) * 1985-04-18 1986-10-27 Eikichi Yamaharu 乾式ブラスト装置
JPS6259162B2 (ja) * 1982-08-10 1987-12-09 Kobe Steel Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0233891Y2 (ja) * 1985-10-03 1990-09-11

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5439181U (ja) * 1977-08-20 1979-03-15
JPS6259162B2 (ja) * 1982-08-10 1987-12-09 Kobe Steel Ltd
JPS59134664A (ja) * 1982-10-22 1984-08-02 フロ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド 高速液体研磨ジエツト形成方法及び装置
JPS60186373A (ja) * 1984-03-06 1985-09-21 Sanki Seikosho:Kk ウオ−タ−ジエツト加工方法および加工システム
JPS61241067A (ja) * 1985-04-18 1986-10-27 Eikichi Yamaharu 乾式ブラスト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01121651U (ja) 1989-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4984396A (en) Cleaning device
EP1166883A2 (en) Cleaning nozzle and cleaning apparatus
KR100565549B1 (ko) 연마유체분사시스템
JPH0613840Y2 (ja) アブレーシブ供給装置
JPH06167108A (ja) セメントモルタルの吹付け工法
JPH07304026A (ja) 粉粒体混練装置
JP2710117B2 (ja) ウォータージェット加工機の研磨材供給装置
EP1214989A2 (en) Cleaning and releasing device
JPH0513490Y2 (ja)
JP2720208B2 (ja) 研掃装置
JPH035422Y2 (ja)
JP2000024928A (ja) ウォータージェット装置およびスラリー混入方法
JP2006192559A (ja) 砥粒発射装置
JPH0544048Y2 (ja)
KR100414681B1 (ko) 습식연마재를 이용한 워터젯 컷팅장치
JPH0445812Y2 (ja)
JP2600831Y2 (ja) インク用スプレーガン装置
JPH077092Y2 (ja) ウォータジェット加工機
JPS6240694Y2 (ja)
JP2649629B2 (ja) ウォータージェットの研磨材供給装置
JPS6131573A (ja) コンクリ−ト吹付装置並びにその急結剤混合管
JP3393664B2 (ja) Icモールド等のワーク洗浄用のノズル体
JP3059266B2 (ja) 糊塗布装置
JP2900216B2 (ja) 研摩液の噴射装置
JP2633660B2 (ja) 液体ジェット加工装置の切削材搬送方法及び装置