JPH0613713Y2 - 薬液注入容器 - Google Patents
薬液注入容器Info
- Publication number
- JPH0613713Y2 JPH0613713Y2 JP7057191U JP7057191U JPH0613713Y2 JP H0613713 Y2 JPH0613713 Y2 JP H0613713Y2 JP 7057191 U JP7057191 U JP 7057191U JP 7057191 U JP7057191 U JP 7057191U JP H0613713 Y2 JPH0613713 Y2 JP H0613713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- container
- spout
- container body
- storage chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
この考案は、薬液を液状分と粉状分に区別して封入し、
使用時に混合して注出し得るようにした薬液注入容器に
関する。
使用時に混合して注出し得るようにした薬液注入容器に
関する。
【0002】
押圧変形可能な容器本体の胴部を押圧しながら体内に薬
液を注入する薬液注入容器にあっては、腸内圧力によっ
て薬液が逆流しないように、容器本体の口部に嵌挿する
カテーテルのノズルに逆止弁を封入していた。 (例えば実開昭58−166342号公報、実開平1 −140960号
公報) 又カテーテルの先に逆止弁を封入する変わりに、薬液を
封入する容器本体の先部に弁室を設け、該弁室に逆止弁
を封入し、薬液の逆流を防ぐ浣腸器も工夫されている。
(例えば実開昭61−200051号公報、実開昭61−200052号
公報)
液を注入する薬液注入容器にあっては、腸内圧力によっ
て薬液が逆流しないように、容器本体の口部に嵌挿する
カテーテルのノズルに逆止弁を封入していた。 (例えば実開昭58−166342号公報、実開平1 −140960号
公報) 又カテーテルの先に逆止弁を封入する変わりに、薬液を
封入する容器本体の先部に弁室を設け、該弁室に逆止弁
を封入し、薬液の逆流を防ぐ浣腸器も工夫されている。
(例えば実開昭61−200051号公報、実開昭61−200052号
公報)
【0003】
カテーテルのノズルに逆止弁を封入する浣腸器にあって
は、逆止弁によって確実にノズルが閉鎖されることがな
いので、ノズルにキヤップを嵌合しなければならない問
題点があるし、キヤップにてノズルを塞いでおいても、
振動や温度変化等によって使用するまでの間に、カテー
テルの嵌挿部やノズルから薬液が漏れ出る問題点もあっ
た。又容器本体の先部に弁室を設けた浣腸器にあって
は、容器本体に薬液を充填した後、弁室を溶着しなけれ
ばならないので、大量生産にしか適さない問題点があっ
た。
は、逆止弁によって確実にノズルが閉鎖されることがな
いので、ノズルにキヤップを嵌合しなければならない問
題点があるし、キヤップにてノズルを塞いでおいても、
振動や温度変化等によって使用するまでの間に、カテー
テルの嵌挿部やノズルから薬液が漏れ出る問題点もあっ
た。又容器本体の先部に弁室を設けた浣腸器にあって
は、容器本体に薬液を充填した後、弁室を溶着しなけれ
ばならないので、大量生産にしか適さない問題点があっ
た。
【0004】何れの浣腸器にあっても、薬液をそのまま
使用し得る状態に充填するものであるため、薬液の充填
後、薬液が経時変化しない間、即ち短日間から短月間に
使用しなければならない問題点があった。 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とする所は、薬液を液状
分と粉状分に区別して封入し、使用時に混合して注出し
得るようにした薬液注入容器を提供することにある。
使用し得る状態に充填するものであるため、薬液の充填
後、薬液が経時変化しない間、即ち短日間から短月間に
使用しなければならない問題点があった。 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とする所は、薬液を液状
分と粉状分に区別して封入し、使用時に混合して注出し
得るようにした薬液注入容器を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために本考案における薬液注入容器
は、胴部の一方に予備室を、他方に注出口を設けた押圧
変形可能な容器本体と、容器本体予備室に一部挿入状態
で着設する粉体収納室、容器本体の注出口に連続する弁
室、及び弁室に嵌挿するカテーテルより構成され、粉体
収納室は周壁の外側に予備室に着設する取付片を設け、
周壁の後部に濾斗部と、濾斗口に折取可能に連続する閉
鎖体を設け、周壁の入口に蓋を嵌着し、薬液の液状分と
粉状分を区別して封入し得るようにしたものである。
は、胴部の一方に予備室を、他方に注出口を設けた押圧
変形可能な容器本体と、容器本体予備室に一部挿入状態
で着設する粉体収納室、容器本体の注出口に連続する弁
室、及び弁室に嵌挿するカテーテルより構成され、粉体
収納室は周壁の外側に予備室に着設する取付片を設け、
周壁の後部に濾斗部と、濾斗口に折取可能に連続する閉
鎖体を設け、周壁の入口に蓋を嵌着し、薬液の液状分と
粉状分を区別して封入し得るようにしたものである。
【0006】
次に、本案による薬液注入容器の構造を実施例の図面に
基づき説明すれば、薬液注入容器は薬液の液状分Wを入
れる容器本体1と、容器本体1の一方に設けた予備室2
に一部挿入して着設する粉状分Pの収納室4、容器本体
1の他方に設けた注出口3に連結する弁室7、及び弁室
7の接続口9bに嵌挿するカテーテル10より構成するもの
である。
基づき説明すれば、薬液注入容器は薬液の液状分Wを入
れる容器本体1と、容器本体1の一方に設けた予備室2
に一部挿入して着設する粉状分Pの収納室4、容器本体
1の他方に設けた注出口3に連結する弁室7、及び弁室
7の接続口9bに嵌挿するカテーテル10より構成するもの
である。
【0007】薬液の液状分Wを入れる容器本体1は、片
手の把握に適した大きさと形状を成す胴部1aの一方に、
絞り部1bを介して胴部1aより小さい予備室2を連続して
形成し、胴部1aの他方に注出口3を設け、予備室2の先
に接続口2aを形成し、接続口2aより注出口3まで連通す
るもので、少なくとも胴部1aより予備室2までを押圧変
形、又は屈曲可能な薄肉に形成するものである。
手の把握に適した大きさと形状を成す胴部1aの一方に、
絞り部1bを介して胴部1aより小さい予備室2を連続して
形成し、胴部1aの他方に注出口3を設け、予備室2の先
に接続口2aを形成し、接続口2aより注出口3まで連通す
るもので、少なくとも胴部1aより予備室2までを押圧変
形、又は屈曲可能な薄肉に形成するものである。
【0008】粉体収納室4は、周壁5の外周に予備室2
の接続口2aに着設する取付片5aを突設し、周壁5の後部
に、注出口3に向けて先細と成る濾斗部6を、又濾斗口
6aに閉鎖体16を折取可能に設け、周壁5の入口を蓋14で
閉鎖するもので、閉鎖体16は濾斗口6aを塞ぐよう濾斗部
6に一体形成されていると共に、濾斗口6aより簡単に折
取りできるよう薄肉に連続し、蓋14は収納室4内に薬液
の粉状分Pを収納した後、周壁5の入口に螺合するか密
嵌し、或いは嵌着するものである。
の接続口2aに着設する取付片5aを突設し、周壁5の後部
に、注出口3に向けて先細と成る濾斗部6を、又濾斗口
6aに閉鎖体16を折取可能に設け、周壁5の入口を蓋14で
閉鎖するもので、閉鎖体16は濾斗口6aを塞ぐよう濾斗部
6に一体形成されていると共に、濾斗口6aより簡単に折
取りできるよう薄肉に連続し、蓋14は収納室4内に薬液
の粉状分Pを収納した後、周壁5の入口に螺合するか密
嵌し、或いは嵌着するものである。
【0009】収納室4の外周に突設する取付片5aを、取
付片5aより閉鎖体16の先端までの収納室挿入長さhが、
容器本体1の予備室長さHより短くなる位置に設け、且
つ閉鎖体16の外径Rを容器本体1の絞り部1bより大径に
形成すれば、濾斗部6より閉鎖体16を折取っても、折取
った閉鎖体16は絞り部1bに係止し、薬液の液状分Wが封
入する容器本体胴部1aまで落下しない。
付片5aより閉鎖体16の先端までの収納室挿入長さhが、
容器本体1の予備室長さHより短くなる位置に設け、且
つ閉鎖体16の外径Rを容器本体1の絞り部1bより大径に
形成すれば、濾斗部6より閉鎖体16を折取っても、折取
った閉鎖体16は絞り部1bに係止し、薬液の液状分Wが封
入する容器本体胴部1aまで落下しない。
【0010】注出口3に連結する弁室7は、注出口3に
嵌着する雄体8と、雄体8に出没可能に嵌挿する雌体9
より構成され、雄体8は嵌合部8aの先に筒部8bを設け、
筒部8bの内周先端部に係止爪18を、奥部に弁座8cを設
け、雌体9は雄体筒部8bに挿入する内筒9aの外周に雄体
筒部8bの係止爪18に係止する突条19と出没用の鍔29を突
設し、内筒9aの先にカテーテル10の接続口9bを、内筒9a
の後部に雄体8の弁座8cに密挿する弁9cを有するもので
ある。この雌体9に内筒9aと同芯円を成し、雄体筒部8b
の外周に嵌挿する外筒9dを設ければ、雌体9の出没が一
段と安定する。
嵌着する雄体8と、雄体8に出没可能に嵌挿する雌体9
より構成され、雄体8は嵌合部8aの先に筒部8bを設け、
筒部8bの内周先端部に係止爪18を、奥部に弁座8cを設
け、雌体9は雄体筒部8bに挿入する内筒9aの外周に雄体
筒部8bの係止爪18に係止する突条19と出没用の鍔29を突
設し、内筒9aの先にカテーテル10の接続口9bを、内筒9a
の後部に雄体8の弁座8cに密挿する弁9cを有するもので
ある。この雌体9に内筒9aと同芯円を成し、雄体筒部8b
の外周に嵌挿する外筒9dを設ければ、雌体9の出没が一
段と安定する。
【0011】雌体9の弁9cは、雌体9の鍔29が雄体8の
筒部8bに係止するまで内筒9aを深く嵌挿する状態におい
て、雄体8の弁座8cに密挿し、弁室7を閉鎖するように
設けられ、雌体内筒9aの外周に突設する突条19は、弁室
7の閉鎖時に雄体8の係止爪18より最も離れた位置にあ
り、雄体8の係止爪18に係止するまでの範囲で雌体9の
出没を可能にし、雌体9の突出により弁9cが弁座8cより
離反し、弁室7が開口される。
筒部8bに係止するまで内筒9aを深く嵌挿する状態におい
て、雄体8の弁座8cに密挿し、弁室7を閉鎖するように
設けられ、雌体内筒9aの外周に突設する突条19は、弁室
7の閉鎖時に雄体8の係止爪18より最も離れた位置にあ
り、雄体8の係止爪18に係止するまでの範囲で雌体9の
出没を可能にし、雌体9の突出により弁9cが弁座8cより
離反し、弁室7が開口される。
【0012】本案の薬液注入容器に薬液の液状分Wと粉
状分Pを区別して封入するには、予め収納室4の周壁5
を上向きにし、周壁5の入口より内部に薬液の粉状分P
を入れた後、周壁5の入口に蓋14を螺合し、或いは嵌合
又は嵌着し、収納室4に粉状分Pを封入しておく一方、
雄体8と雌体9の嵌合により弁室7を組立て、該弁室7
の雄体嵌合部8aを容器本体1の注出口3に嵌合し、嵌合
部8aを注出口3に熱溶着して、容器本体1の注出口3に
弁室7を一体に取付け、弁室7の雌体9を雄体8に深く
嵌合して閉鎖状態にしておく。
状分Pを区別して封入するには、予め収納室4の周壁5
を上向きにし、周壁5の入口より内部に薬液の粉状分P
を入れた後、周壁5の入口に蓋14を螺合し、或いは嵌合
又は嵌着し、収納室4に粉状分Pを封入しておく一方、
雄体8と雌体9の嵌合により弁室7を組立て、該弁室7
の雄体嵌合部8aを容器本体1の注出口3に嵌合し、嵌合
部8aを注出口3に熱溶着して、容器本体1の注出口3に
弁室7を一体に取付け、弁室7の雌体9を雄体8に深く
嵌合して閉鎖状態にしておく。
【0013】上記容器本体1の予備室2を上向きにし、
先ず予備室2より胴部1aの内部に薬液の液状分Wを充填
する。次いで予備室2に粉状分Pの封入収納室4を閉鎖
体16側より挿入し、収納室4の取付片5aが予備室2の接
続口2aに当接するまで挿入した後、取付片5aを接続口2a
に熱溶着し、容器本体1に収納室4を一体に取付け、そ
の収納室4にて予備室2の接続口2aを塞ぎ、容器本体1
に液状分Wを封入するものである。
先ず予備室2より胴部1aの内部に薬液の液状分Wを充填
する。次いで予備室2に粉状分Pの封入収納室4を閉鎖
体16側より挿入し、収納室4の取付片5aが予備室2の接
続口2aに当接するまで挿入した後、取付片5aを接続口2a
に熱溶着し、容器本体1に収納室4を一体に取付け、そ
の収納室4にて予備室2の接続口2aを塞ぎ、容器本体1
に液状分Wを封入するものである。
【0014】図9(B)の薬液注入容器は、収納室4の
濾斗口6aを塞いでいる閉鎖体16が容器本体1の絞り部1b
まで達するようにし、絞り部1bより閉鎖体16を把握して
折曲げ得るようにしたものである。 図10は、容器本体1の注出口3に弁室7を取付ける場
合、注出口3と雄体嵌合部8aの間に、膨出ゴム21の中央
部に切目22を設けた逆止弁20を介在するもので、この逆
止弁20の介在により一段と逆止効果が向上する。
濾斗口6aを塞いでいる閉鎖体16が容器本体1の絞り部1b
まで達するようにし、絞り部1bより閉鎖体16を把握して
折曲げ得るようにしたものである。 図10は、容器本体1の注出口3に弁室7を取付ける場
合、注出口3と雄体嵌合部8aの間に、膨出ゴム21の中央
部に切目22を設けた逆止弁20を介在するもので、この逆
止弁20の介在により一段と逆止効果が向上する。
【0015】本案の薬液注入容器より薬液を体内に注入
するには、先ず容器本体1の予備室2に挿入している収
納室4の閉鎖体16を、予備室2の外側より把握して折曲
げれば、閉鎖体16は濾斗口6aに薄肉で連続しているた
め、濾斗口6aより簡単に折取って、濾斗口6aを開口する
ことができる。濾斗口6aの開口により、収納室4に封入
されていた粉状分Pは、濾斗口6aより容器本体胴部1aに
落下し、胴部1aに封入されている液状分Wと混合する。
するには、先ず容器本体1の予備室2に挿入している収
納室4の閉鎖体16を、予備室2の外側より把握して折曲
げれば、閉鎖体16は濾斗口6aに薄肉で連続しているた
め、濾斗口6aより簡単に折取って、濾斗口6aを開口する
ことができる。濾斗口6aの開口により、収納室4に封入
されていた粉状分Pは、濾斗口6aより容器本体胴部1aに
落下し、胴部1aに封入されている液状分Wと混合する。
【0016】液状分Wに粉状分Pが投入した後、液状分
Wと粉状分Pが早く均等に混合するように容器本体1を
振り、均等に混合した所で容器本体1の胴部1aを一方の
手で握持し、他方の手でカテーテル10の先部を体内に挿
入し、胴部1aを押圧すれば、胴部1aの押圧に応じて、胴
部1aにおいて混合した薬液が注出口3よりカテーテル10
を通って体内に注入される。
Wと粉状分Pが早く均等に混合するように容器本体1を
振り、均等に混合した所で容器本体1の胴部1aを一方の
手で握持し、他方の手でカテーテル10の先部を体内に挿
入し、胴部1aを押圧すれば、胴部1aの押圧に応じて、胴
部1aにおいて混合した薬液が注出口3よりカテーテル10
を通って体内に注入される。
【0017】尚、収納室4を容器本体1より硬質合成樹
脂で形成し、濾斗口6aに接続する閉鎖体16を簡単に折取
れるようにすることが望ましい。 又収納室4と容器本体1、及びカテーテル10の1つ以上
を透明合成樹脂に形成すれば、薬液の残量や注入状態を
目視することができる。 更に収納室4の組立て手順と、容器本体1に対する収納
室4の取付け手順は前記例に限定されるものではない。
脂で形成し、濾斗口6aに接続する閉鎖体16を簡単に折取
れるようにすることが望ましい。 又収納室4と容器本体1、及びカテーテル10の1つ以上
を透明合成樹脂に形成すれば、薬液の残量や注入状態を
目視することができる。 更に収納室4の組立て手順と、容器本体1に対する収納
室4の取付け手順は前記例に限定されるものではない。
【0018】
本案の薬液注入容器は、上記のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 薬液の液状分を容器本体に、粉状分を収納室に別けて封
入し、使用時に粉状分を液状分に混合して薬液と成し、
その薬液を体内に注出するものであるから、薬液を新鮮
な状態で注出し得る大きな特徴を有している。しかも薬
液を粉状分と液状分に別けて封入し得るため、経時変化
することもないし薬効も失われることがなく、長期間に
亘り安定な状態に保つことができる。
で、次に記載する効果を奏する。 薬液の液状分を容器本体に、粉状分を収納室に別けて封
入し、使用時に粉状分を液状分に混合して薬液と成し、
その薬液を体内に注出するものであるから、薬液を新鮮
な状態で注出し得る大きな特徴を有している。しかも薬
液を粉状分と液状分に別けて封入し得るため、経時変化
することもないし薬効も失われることがなく、長期間に
亘り安定な状態に保つことができる。
【0019】又粉体収納室の一部を容器本体の予備室に
嵌挿し、収納室の取付片を予備室の接続口に熱溶着する
だけで、一体に組立て得るし、収納室に対する粉状分の
封入や、容器本体に対する収納室の取付けも至って簡単
容易であるばかりか、別々に封入した液状分と粉状分の
均一な混合も容易である。更に容器本体の胴部を押圧す
れば、従来通り薬液を体内に注入することもできる。
嵌挿し、収納室の取付片を予備室の接続口に熱溶着する
だけで、一体に組立て得るし、収納室に対する粉状分の
封入や、容器本体に対する収納室の取付けも至って簡単
容易であるばかりか、別々に封入した液状分と粉状分の
均一な混合も容易である。更に容器本体の胴部を押圧す
れば、従来通り薬液を体内に注入することもできる。
【図1】の(A)(B)本案薬液注入容器の使用例を示
す一部切欠正面図である。
す一部切欠正面図である。
【図2】容器本体の一部切欠正面図である。
【図3】の(A)(B)収納室の一部切欠正面図であ
る。
る。
【図4】の(A)(B)粉状分の封入例を示す収納室の
断面図である。
断面図である。
【図5】閉鎖状態における弁室の断面図である。
【図6】開口状態における弁室の断面図である。
【図7】の(A)(B)雄体の断面図である。
【図8】の(A)(B)雌体の断面図である。
【図9】の(A)(B)類例収納室の取付け例を示す一
部切欠正面図である。
部切欠正面図である。
【図10】弁室の取付け例を示す一部切欠正面図であ
る。
る。
【図11】の(A)(B)逆止弁の正面図と弁の支持例
を示す雌体の断面図である。
を示す雌体の断面図である。
1 容器本体、1a 胴部、1b 絞り部 2 予備室、2a 接続口 3 注出口 4 収納室 5 周壁、5a 取付片 6 濾斗部、6a 濾斗口 7 弁室 8 雄体、8a 嵌合部、8b 筒部、8c 弁座 9 雌体、9a 内筒、9b 接続口、9c 弁、9d 外筒 10 カテーテル 14 蓋、16 閉鎖体、18 係止爪、19 突条 20 逆止弁、21 膨出ゴム、22 切目 P 粉状分、W 液状分 H 予備室長さ、h 収納室の挿入長さ R 閉鎖体の外径
Claims (1)
- 【請求項1】 胴部(1a)の一方に、胴部より小さい予
備室(2)を、他方に注出口(3)を設けた押圧変形可
能な容器本体(1)と、容器本体の予備室に一部挿入す
る状態で着設する粉体収納室(4)、容器本体の注出口
に連続する弁室(7)、及び弁室に嵌挿するカテーテル
(10)より構成され、粉体収納室は周壁(5)の外側
に、予備室に着設する取付片(5a)を設け、周壁の後部
に、注出口に向けて先細と成る濾斗部(6)と、濾斗口
(6a)に折取可能に連続する閉鎖体(16)を設け、周壁
の入口に蓋(14)を嵌着し、薬液の液状分(W)と粉状
分(P)を区別して封入し得るようにした薬液注入容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7057191U JPH0613713Y2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 薬液注入容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7057191U JPH0613713Y2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 薬液注入容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513440U JPH0513440U (ja) | 1993-02-23 |
JPH0613713Y2 true JPH0613713Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=13435376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7057191U Expired - Lifetime JPH0613713Y2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 薬液注入容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613713Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4594556B2 (ja) * | 2001-06-28 | 2010-12-08 | テルモ株式会社 | 輸液用容器 |
JP6723554B2 (ja) * | 2016-06-14 | 2020-07-15 | 株式会社Ple−Lab | 浣腸容器 |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP7057191U patent/JPH0613713Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0513440U (ja) | 1993-02-23 |
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