JPH06136929A - 水切り構造 - Google Patents
水切り構造Info
- Publication number
- JPH06136929A JPH06136929A JP30166192A JP30166192A JPH06136929A JP H06136929 A JPH06136929 A JP H06136929A JP 30166192 A JP30166192 A JP 30166192A JP 30166192 A JP30166192 A JP 30166192A JP H06136929 A JPH06136929 A JP H06136929A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- cover material
- wall material
- dry
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 95
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 10
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 235000012438 extruded product Nutrition 0.000 description 3
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 3
- 241000587161 Gomphocarpus Species 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 210000004556 brain Anatomy 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000002984 plastic foam Substances 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 縦張り用乾式外壁材で外壁を形成した際の、
外壁材が定尺のために形成される2階建等以上での横目
地部を理想的に覆い、かつ、固定することにより、端部
の防水性、耐食性、美観性、施工性を大幅に改善するこ
とである。 【構成】 壁下地1上に固定した、内方に嵌合片6を有
するU字状の嵌合溝5を中央に長手方向と平行に傾斜し
て突出して形成した断面略T字状で長尺状の敷目板2
と、長尺状で弾性のある化粧面部11、12と、化粧面
部11、12の幅中央に長手方向と平行に傾斜して突出
した嵌合溝5へ挿入用の凸状部14と、凸状部14の外
側壁に係合片17を設けると共に凸状部14根元の一側
壁に流水用の貫通孔18を複数個穿設した断面略T字状
のカバー材10とからなり、壁下地1上に固定した敷目
板2とカバー材10とで乾式外壁材A端部を前記両部材
の係合により弾力下で挟持すると共に覆い、かつ凸状部
14根元の貫通孔18により、乾式外壁材A表面とカバ
ー材10との間から漏洩した雨水等を外部へ流出させる
水切り構造である。
外壁材が定尺のために形成される2階建等以上での横目
地部を理想的に覆い、かつ、固定することにより、端部
の防水性、耐食性、美観性、施工性を大幅に改善するこ
とである。 【構成】 壁下地1上に固定した、内方に嵌合片6を有
するU字状の嵌合溝5を中央に長手方向と平行に傾斜し
て突出して形成した断面略T字状で長尺状の敷目板2
と、長尺状で弾性のある化粧面部11、12と、化粧面
部11、12の幅中央に長手方向と平行に傾斜して突出
した嵌合溝5へ挿入用の凸状部14と、凸状部14の外
側壁に係合片17を設けると共に凸状部14根元の一側
壁に流水用の貫通孔18を複数個穿設した断面略T字状
のカバー材10とからなり、壁下地1上に固定した敷目
板2とカバー材10とで乾式外壁材A端部を前記両部材
の係合により弾力下で挟持すると共に覆い、かつ凸状部
14根元の貫通孔18により、乾式外壁材A表面とカバ
ー材10との間から漏洩した雨水等を外部へ流出させる
水切り構造である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乾式外壁材間の防水性を
強化すると共に、乾式外壁材の下端部の美観性を向上し
た水切り構造に関するものである。
強化すると共に、乾式外壁材の下端部の美観性を向上し
た水切り構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種水切り構造としては、実
開昭53−49329号公報、実開昭58−1793
19号公報、実開平3−29606号公報、等が知ら
れており、また、乾式外壁材の下端部にコーキング材
を植設することが行われていた。
開昭53−49329号公報、実開昭58−1793
19号公報、実開平3−29606号公報、等が知ら
れており、また、乾式外壁材の下端部にコーキング材
を植設することが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、では
乾式外壁材の上端、下端を被覆し美観性を向上している
が、水抜き用の孔が外観に露出しているために、外観を
非常に損ねるものであった。また、では乾式外壁材
の下端が外部に露出し、切り口が外部より見えると共
に、風雨等により乾式外壁材の下端から躯体内部に雨水
等が浸入する危険性があった。さらにではコーキング
材により、内部に雨水が貯留してしまう危険性があっ
た。
乾式外壁材の上端、下端を被覆し美観性を向上している
が、水抜き用の孔が外観に露出しているために、外観を
非常に損ねるものであった。また、では乾式外壁材
の下端が外部に露出し、切り口が外部より見えると共
に、風雨等により乾式外壁材の下端から躯体内部に雨水
等が浸入する危険性があった。さらにではコーキング
材により、内部に雨水が貯留してしまう危険性があっ
た。
【0004】その上、これらの構造で乾式外壁材を縦張
りすることによって外壁を構成した際には、(イ)乾式
外壁材間の縦目地から漏水した水は乾式外壁材下端部、
所謂、横目地部に貯留し、躯体内へ浸水すると共に周囲
を腐食する等の欠点があった。また、(ロ)金属板と面
材とでプラスチック芯材をサンドイッチした複合板では
外壁表面に表面材の下端部が露出し、錆が発生したり、
あるいは芯材が吸水する、等の不利があった。さらに、
(ハ)風雨により、躯体内部に雨水等が浸入する危険性
があった。
りすることによって外壁を構成した際には、(イ)乾式
外壁材間の縦目地から漏水した水は乾式外壁材下端部、
所謂、横目地部に貯留し、躯体内へ浸水すると共に周囲
を腐食する等の欠点があった。また、(ロ)金属板と面
材とでプラスチック芯材をサンドイッチした複合板では
外壁表面に表面材の下端部が露出し、錆が発生したり、
あるいは芯材が吸水する、等の不利があった。さらに、
(ハ)風雨により、躯体内部に雨水等が浸入する危険性
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、壁下地上に固定した、内方に嵌合片を
有するU字状の嵌合溝を中央に長手方向と平行に傾斜し
て突出して形成した断面略T字状で長尺状の敷目板と、
長尺状で弾性のある化粧面部と、化粧面部の幅中央に長
手方向と平行に傾斜して突出した嵌合溝挿入用の凸状部
と、凸状部外側壁に係合片を設けると共に凸状部根元の
一側壁に流水用の貫通孔を複数個穿設した断面略T字状
のカバー材とからなり、壁下地上に固定した敷目板とカ
バー材とで乾式外壁材端部を前記両部材の係合により弾
力下で挟持すると共に覆い、かつ凸状部根元の貫通孔に
より、乾式外壁材表面とカバー材との間から漏洩した雨
水等を外部へ流出させる構造としたため、施工性、防水
性、汚染性、美観性も大幅に改善した水切り構造を提案
するものである。
を除去するため、壁下地上に固定した、内方に嵌合片を
有するU字状の嵌合溝を中央に長手方向と平行に傾斜し
て突出して形成した断面略T字状で長尺状の敷目板と、
長尺状で弾性のある化粧面部と、化粧面部の幅中央に長
手方向と平行に傾斜して突出した嵌合溝挿入用の凸状部
と、凸状部外側壁に係合片を設けると共に凸状部根元の
一側壁に流水用の貫通孔を複数個穿設した断面略T字状
のカバー材とからなり、壁下地上に固定した敷目板とカ
バー材とで乾式外壁材端部を前記両部材の係合により弾
力下で挟持すると共に覆い、かつ凸状部根元の貫通孔に
より、乾式外壁材表面とカバー材との間から漏洩した雨
水等を外部へ流出させる構造としたため、施工性、防水
性、汚染性、美観性も大幅に改善した水切り構造を提案
するものである。
【0006】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る水切り構造
の一実施例について詳細に説明する。すなわち、図1は
上記構造の代表例を示す説明図であり、主柱、間柱、胴
縁、防水シート等の壁下地1上に敷目板2を固定し、敷
目板2の取付部7上に金属サイディング材、金属板、断
熱パネル、ALC板、PC板、窯業系サイディング材、
等の乾式外壁材Aの端部を載置して固定し、敷目板2に
弾性のあるカバー材10を乾式外壁材Aの厚さに対応し
て係合し、乾式外壁材Aの端部表面間を覆うと共に、敷
目板2とカバー材10とで乾式外壁材Aを弾力下で挟持
し、かつ乾式外壁材Aの端部表面から内部に漏水した雨
水を外部へ排出する構造としたものである。
の一実施例について詳細に説明する。すなわち、図1は
上記構造の代表例を示す説明図であり、主柱、間柱、胴
縁、防水シート等の壁下地1上に敷目板2を固定し、敷
目板2の取付部7上に金属サイディング材、金属板、断
熱パネル、ALC板、PC板、窯業系サイディング材、
等の乾式外壁材Aの端部を載置して固定し、敷目板2に
弾性のあるカバー材10を乾式外壁材Aの厚さに対応し
て係合し、乾式外壁材Aの端部表面間を覆うと共に、敷
目板2とカバー材10とで乾式外壁材Aを弾力下で挟持
し、かつ乾式外壁材Aの端部表面から内部に漏水した雨
水を外部へ排出する構造としたものである。
【0007】さらに説明すると、壁下地1とは主柱、間
柱、胴縁、防水シート等の壁下地、あるいは鉄骨下地等
の躯体等からなり、乾式外壁材Aを釘B等を介して固定
し、外壁Cを構成するのに役立つものである。
柱、胴縁、防水シート等の壁下地、あるいは鉄骨下地等
の躯体等からなり、乾式外壁材Aを釘B等を介して固定
し、外壁Cを構成するのに役立つものである。
【0008】また、敷目板2は図2に示すように金属薄
板のロール成形品、金属または樹脂の押出品の1種から
なる長尺体で、かつ断面を略T字状に形成したものであ
る。すなわち、敷目板2は幅方向の中央に2つの突起
3、4を長手方向と平行に所定間隔で突設して、角度θ
1 が鈍角でU字状の嵌合溝5を形成し、突起3、4の外
側面の根元を上下方向へ延長して取付部7を設け、その
途中に防水性強化のための突条8を形成し、取付部7の
端縁を屈曲して舌片9を設けたものである。
板のロール成形品、金属または樹脂の押出品の1種から
なる長尺体で、かつ断面を略T字状に形成したものであ
る。すなわち、敷目板2は幅方向の中央に2つの突起
3、4を長手方向と平行に所定間隔で突設して、角度θ
1 が鈍角でU字状の嵌合溝5を形成し、突起3、4の外
側面の根元を上下方向へ延長して取付部7を設け、その
途中に防水性強化のための突条8を形成し、取付部7の
端縁を屈曲して舌片9を設けたものである。
【0009】さらに、突起3、4の外側壁3a、4aは
乾式外壁材Aの上端および下端のガイドとして機能し、
突起3、4の内側壁3b、4bの全面、あるいは部分的
に長手方向と平行に波状、鋸刃状爪等の嵌合片6を形成
し、カバー材10を任意位置で係止するのに役立つもの
である。なお、図2では突起3、4の高さH1 、H2に
Δhの寸法差を設け、装着性とカバー材10の支持安定
性を強化したものである。
乾式外壁材Aの上端および下端のガイドとして機能し、
突起3、4の内側壁3b、4bの全面、あるいは部分的
に長手方向と平行に波状、鋸刃状爪等の嵌合片6を形成
し、カバー材10を任意位置で係止するのに役立つもの
である。なお、図2では突起3、4の高さH1 、H2に
Δhの寸法差を設け、装着性とカバー材10の支持安定
性を強化したものである。
【0010】カバー材10は図3、図4(図3のイ−イ
線断面図)に示すように金属薄板等の長尺体で弾力性の
ある材料を断面略T字状に形成したものであり、主に乾
式外壁材A端部間、所謂、目地部Dを含む部分を覆い、
乾式外壁材Aの端部表面が変形するのを防止したり、乾
式外壁材Aの固定を強化する釘Bが乾式外壁材Aの表面
に露出するのをカバー材10の化粧面部11、12で覆
い美観を向上すると共に、釘頭、乾式外壁材A端部等の
錆、汚れを防止するためのものである。勿論、上段の乾
式外壁材A2 からの汚れの流れを下段の乾式外壁材A1
に影響しないようにすること、等の機能もある。また、
敷目板2とカバー材10の係合により弾力下で乾式外壁
材Aの端部を挟持し、固定力を強化するのに役立つもの
である。
線断面図)に示すように金属薄板等の長尺体で弾力性の
ある材料を断面略T字状に形成したものであり、主に乾
式外壁材A端部間、所謂、目地部Dを含む部分を覆い、
乾式外壁材Aの端部表面が変形するのを防止したり、乾
式外壁材Aの固定を強化する釘Bが乾式外壁材Aの表面
に露出するのをカバー材10の化粧面部11、12で覆
い美観を向上すると共に、釘頭、乾式外壁材A端部等の
錆、汚れを防止するためのものである。勿論、上段の乾
式外壁材A2 からの汚れの流れを下段の乾式外壁材A1
に影響しないようにすること、等の機能もある。また、
敷目板2とカバー材10の係合により弾力下で乾式外壁
材Aの端部を挟持し、固定力を強化するのに役立つもの
である。
【0011】さらに具体的に説明すると、カバー材10
は長手方向と平行な化粧面部11、12とその幅方向の
中央に内方へ突設しその外周辺に係合片17を設けた、
角度θ2 が鋭角でU字状に突出した凸状部14とから形
成し、化粧面部11、12の両端縁に幅狭の側縁13と
受け面13aとを形成し、雨水が乾式外壁材Aの表面か
らカバー材10の化粧面部11、12を経て外部へ流下
するのとカバー材10に弾力を付加するのに役立つもの
である。
は長手方向と平行な化粧面部11、12とその幅方向の
中央に内方へ突設しその外周辺に係合片17を設けた、
角度θ2 が鋭角でU字状に突出した凸状部14とから形
成し、化粧面部11、12の両端縁に幅狭の側縁13と
受け面13aとを形成し、雨水が乾式外壁材Aの表面か
らカバー材10の化粧面部11、12を経て外部へ流下
するのとカバー材10に弾力を付加するのに役立つもの
である。
【0012】化粧面部11の下端を内方へ例えばU字状
断面で突出した凸状部14はその外側壁15、16の所
定位置(先端近傍)に長手方向と平行に敷目板2の嵌合
溝5に係止する係合片17を複数個設け、外側壁15の
根元に雨水を外気へ流下させる貫通孔18を長手方向と
平行に複数個、穿設したものである。
断面で突出した凸状部14はその外側壁15、16の所
定位置(先端近傍)に長手方向と平行に敷目板2の嵌合
溝5に係止する係合片17を複数個設け、外側壁15の
根元に雨水を外気へ流下させる貫通孔18を長手方向と
平行に複数個、穿設したものである。
【0013】また、化粧面部12の上端には水切り用突
起19を長手方向と平行に形成し、雨ダレによる汚れ等
を下段の乾式外壁材A1 表面に発生しない構造とすると
共に、貫通孔18を外部から見えないようにしたもので
ある。
起19を長手方向と平行に形成し、雨ダレによる汚れ等
を下段の乾式外壁材A1 表面に発生しない構造とすると
共に、貫通孔18を外部から見えないようにしたもので
ある。
【0014】次に本発明に係る水切り構造の施工例につ
いて簡単に説明すると、まずカラー鋼板と裏面材間にプ
ラスチックフォームを一体に形成したサンドイッチ構造
の乾式外壁材Aを縦張りして2階建ての外壁Cを形成す
ると仮定する。そこで胴縁、防水シート等よりなる壁下
地1(ここでは横胴縁)の所定位置、例えば土台から1
0尺の所に横目地を形成するとし、この位置に敷目板2
を壁下地1に沿って釘Bを介して固定し、施工する。
いて簡単に説明すると、まずカラー鋼板と裏面材間にプ
ラスチックフォームを一体に形成したサンドイッチ構造
の乾式外壁材Aを縦張りして2階建ての外壁Cを形成す
ると仮定する。そこで胴縁、防水シート等よりなる壁下
地1(ここでは横胴縁)の所定位置、例えば土台から1
0尺の所に横目地を形成するとし、この位置に敷目板2
を壁下地1に沿って釘Bを介して固定し、施工する。
【0015】次に乾式外壁材Aを下段の乾式外壁材A1
の上端を突起4の外側壁4aをガイドとして壁下地1上
に固定する。同様に上段の乾式外壁材A2 の下端を突起
3の外側壁3aをガイドとしてその下端部を壁下地1上
に釘Bを介して固定する。
の上端を突起4の外側壁4aをガイドとして壁下地1上
に固定する。同様に上段の乾式外壁材A2 の下端を突起
3の外側壁3aをガイドとしてその下端部を壁下地1上
に釘Bを介して固定する。
【0016】そこで前記した工法で外壁Cを形成した
ら、カバー材10の係合片17が嵌合溝5に係止される
まで凸状部14を挿入して水切り構造を完了するもので
ある。
ら、カバー材10の係合片17が嵌合溝5に係止される
まで凸状部14を挿入して水切り構造を完了するもので
ある。
【0017】
【その他の実施例】以上説明したのは本発明に係る水切
り構造の一実施例にすぎず、敷目板2を図5(a)〜
(e)に示すように形成することもできる。すなわち、
(a)図は突起3、4の高さを同じく形成した敷目板
2、(b)図は突条8を2条に形成した敷目板2、
(c)図はアルミ、あるいはプラスチック等の押出品で
形成し、取付部7の任意位置に防水ヒレ7aを設けた敷
目板2、(d)図は外側壁3a上に毛細管現象阻止の防
水突起3cを形成した敷目板2、(e)図は外側壁4a
の先端を下方に屈曲し、被覆片4cを形成した敷目板2
である。
り構造の一実施例にすぎず、敷目板2を図5(a)〜
(e)に示すように形成することもできる。すなわち、
(a)図は突起3、4の高さを同じく形成した敷目板
2、(b)図は突条8を2条に形成した敷目板2、
(c)図はアルミ、あるいはプラスチック等の押出品で
形成し、取付部7の任意位置に防水ヒレ7aを設けた敷
目板2、(d)図は外側壁3a上に毛細管現象阻止の防
水突起3cを形成した敷目板2、(e)図は外側壁4a
の先端を下方に屈曲し、被覆片4cを形成した敷目板2
である。
【0018】また、図6(a)〜(f)、図7(a)〜
(e)はカバー材10の変形例であり、図6(a)〜
(f)において(a)図は防水も兼ねるガイド突起14
aを乾式外壁材Aの厚さに対応できるように複数個設け
たカバー材10、(b)図は外側壁15、16に波状、
さざ波状、ノコギリ波状の係合片17aを形成したカバ
ー材10、(c)図は外側壁15、16間の空隙20に
段差を形成したカバー材10、(d)図は側縁13の水
切れを良くしたカバー材10、(e)図は凸状部14の
先端を楔状にし、係合片17の代わりとしたカバー材1
0、(f)図は化粧面部11、12を面一にしたカバー
材10である。
(e)はカバー材10の変形例であり、図6(a)〜
(f)において(a)図は防水も兼ねるガイド突起14
aを乾式外壁材Aの厚さに対応できるように複数個設け
たカバー材10、(b)図は外側壁15、16に波状、
さざ波状、ノコギリ波状の係合片17aを形成したカバ
ー材10、(c)図は外側壁15、16間の空隙20に
段差を形成したカバー材10、(d)図は側縁13の水
切れを良くしたカバー材10、(e)図は凸状部14の
先端を楔状にし、係合片17の代わりとしたカバー材1
0、(f)図は化粧面部11、12を面一にしたカバー
材10である。
【0019】さらに、図7(a)〜(e)において
(a)図は化粧面部11、12の各下端部に水切り片1
9a、19bを形成したカバー材10、(b)図は化粧
面部11、12に大きな段差を設けて水切りを良くし、
雨ダレを防止したカバー材10、(c)図は樹脂押出品
の表面に金属薄板を接着したカバー材10、(d)図は
外側壁15に防水突起15aを形成したカバー材10、
(e)図はパッキング材21で乾式外壁材Aの表面材と
芯材部分の下端部を閉塞するカバー材10である。
(a)図は化粧面部11、12の各下端部に水切り片1
9a、19bを形成したカバー材10、(b)図は化粧
面部11、12に大きな段差を設けて水切りを良くし、
雨ダレを防止したカバー材10、(c)図は樹脂押出品
の表面に金属薄板を接着したカバー材10、(d)図は
外側壁15に防水突起15aを形成したカバー材10、
(e)図はパッキング材21で乾式外壁材Aの表面材と
芯材部分の下端部を閉塞するカバー材10である。
【0020】
【発明の効果】上述したように本発明に係る水切り構造
によれば、乾式外壁材端部を脳天打ちしても釘頭が外
装面に露出せず、乾式外壁材端部の変形、特にプラスチ
ック芯材のサンドイッチ板では凸状を確実に抑制、固定
でき耐風圧も向上する。敷目板の嵌合溝外側壁が乾式
外壁材端をガイドできるので施工が容易となる。カバ
ー材の化粧面部端と乾式外壁材表面から漏洩した水はカ
バー材の凸状部根元に複数個穿設した貫通孔から外部へ
排水できる。カバー材の凸状部が傾斜しているため
に、乾式外壁材下端部に漏水した水がその下端部に貯留
することがなくなり、乾式外壁材下端の汚れ、錆、変形
を防止できる。乾式外壁材を施工した後にカバー材を
敷目板に係合するだけで乾式外壁材を挟持できるので、
装着が極めて容易で、かつ、確実である。水切り用突
起により貫通孔が外部より見えないようになっているた
めに、美観性がよい。等の特徴、効果がある。
によれば、乾式外壁材端部を脳天打ちしても釘頭が外
装面に露出せず、乾式外壁材端部の変形、特にプラスチ
ック芯材のサンドイッチ板では凸状を確実に抑制、固定
でき耐風圧も向上する。敷目板の嵌合溝外側壁が乾式
外壁材端をガイドできるので施工が容易となる。カバ
ー材の化粧面部端と乾式外壁材表面から漏洩した水はカ
バー材の凸状部根元に複数個穿設した貫通孔から外部へ
排水できる。カバー材の凸状部が傾斜しているため
に、乾式外壁材下端部に漏水した水がその下端部に貯留
することがなくなり、乾式外壁材下端の汚れ、錆、変形
を防止できる。乾式外壁材を施工した後にカバー材を
敷目板に係合するだけで乾式外壁材を挟持できるので、
装着が極めて容易で、かつ、確実である。水切り用突
起により貫通孔が外部より見えないようになっているた
めに、美観性がよい。等の特徴、効果がある。
【図1】本発明に係る水切り構造の一実施例を示す説明
図である。
図である。
【図2】本発明で使用する敷目板の一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図3】本発明で使用するカバー材の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】図3のイ−イ線断面図である。
【図5】本発明で使用する敷目板のその他の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】本発明で使用するカバー材のその他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図7】本発明で使用するカバー材のその他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 壁下地 2 敷目板 3 突起 4 突起 5 嵌合溝 6 嵌合片 7 取付部 10 カバー材 11 化粧面部 12 化粧面部 13 側縁 14 凸状部 17 係合片 18 貫通孔 A 乾式外壁材 B 釘 C 外壁 D 目地部
フロントページの続き (72)発明者 滝口 英喜 山形県東根市大字蟹沢字上縄目1816番地の 12 株式会社アイジー技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 壁下地上に固定した、内方に嵌合片を有
するU字状の嵌合溝を中央に長手方向と平行に傾斜して
突出して形成した断面略T字状で長尺状の敷目板と、長
尺状で弾性のある化粧面部と、該化粧面部の幅中央に長
手方向と平行に傾斜して突出した嵌合溝挿入用の凸状部
と、該凸状部外側壁に係合片を設けると共に凸状部根元
の一側壁に流水用の貫通孔を複数個穿設した断面略T字
状のカバー材とからなり、壁下地上に固定した敷目板と
カバー材とで乾式外壁材端部を前記両部材の係合により
弾力下で挟持すると共に覆い、かつ凸状部根元の貫通孔
により、乾式外壁材表面とカバー材との間から漏洩した
雨水等を外部へ流出させることを特徴とする水切り構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30166192A JPH06136929A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 水切り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30166192A JPH06136929A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 水切り構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06136929A true JPH06136929A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17899621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30166192A Pending JPH06136929A (ja) | 1992-10-13 | 1992-10-13 | 水切り構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06136929A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8261499B2 (en) * | 2008-04-18 | 2012-09-11 | Centria | Extruded seal plate for horizontal insulated composite architectural panel vertical end joints |
US11134787B2 (en) | 2018-05-16 | 2021-10-05 | Bestar Inc. | Anti-shearing and anti-crushing device on a retractable bed |
-
1992
- 1992-10-13 JP JP30166192A patent/JPH06136929A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8261499B2 (en) * | 2008-04-18 | 2012-09-11 | Centria | Extruded seal plate for horizontal insulated composite architectural panel vertical end joints |
US8474202B2 (en) | 2008-04-18 | 2013-07-02 | Centria | Extruded seal plate for horizontal insulated composite architectural panel vertical end joints |
US11134787B2 (en) | 2018-05-16 | 2021-10-05 | Bestar Inc. | Anti-shearing and anti-crushing device on a retractable bed |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06136929A (ja) | 水切り構造 | |
JP3211171B2 (ja) | 縦目地構造 | |
JP3423985B2 (ja) | 端部構造 | |
JP2004137868A (ja) | 壁部材と壁構造 | |
JP3189238B2 (ja) | 目地構造 | |
JP3201433B2 (ja) | 縦目地構造 | |
JPH031556Y2 (ja) | ||
JP3164222B2 (ja) | 下り棟キャップ | |
JPH0941650A (ja) | 端部構造 | |
JPH07233621A (ja) | 端部構造 | |
JPH06136928A (ja) | 下端部構造 | |
JPH0622031Y2 (ja) | 建築用破風板軒天構造 | |
JPH06136927A (ja) | 水切り構造 | |
JP3189234B2 (ja) | 屋根面と壁面の取合部構造 | |
JP3084320B2 (ja) | 縦目地構造 | |
JPH0236821Y2 (ja) | ||
JPH028987Y2 (ja) | ||
JPH06129079A (ja) | 下端部構造 | |
JPH07279392A (ja) | 端部構造 | |
JPH05202599A (ja) | 縦目地構造 | |
JPH0539653A (ja) | 下り棟包み | |
JPH0932267A (ja) | 端部構造 | |
JPH07292953A (ja) | 端部構造 | |
JPH05148956A (ja) | 谷部構造 | |
JPH07259318A (ja) | 止 縁 |