JPH06135075A - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JPH06135075A JPH06135075A JP28412592A JP28412592A JPH06135075A JP H06135075 A JPH06135075 A JP H06135075A JP 28412592 A JP28412592 A JP 28412592A JP 28412592 A JP28412592 A JP 28412592A JP H06135075 A JPH06135075 A JP H06135075A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】カット用紙,連続用紙のセット確実化およびコ
スト低減を図りつつ各用紙を円滑かつ確実に逆送りでき
るようにする。 【構成】各用紙を検出可能な用紙検出センサ7が設けら
れた用紙ガイド面5と、プラテン1の外周面部に対して
接離可能に設けられた第1,第2ピンチローラ11,1
2と、基端部22が用紙ガイド面5の入口部6近傍に回
動可能に支持されかつ先端部23が用紙検出センサ7よ
りもカット用紙搬送方向上流に位置するように形成され
たカット用紙ガイド部材21と、各ピンチローラ11,
12がプラテン1圧接時に該プラテン1の正送り回転に
追従して正回転された場合に第1ピンチローラ11の回
転力を駆動源としてカット用紙ガイド部材21をフリー
状態よりプラテン1に向けて付勢し逆回転された場合に
プラテン1より退避させて待機位置に位置決めする摩擦
板31を設けた構成である。
スト低減を図りつつ各用紙を円滑かつ確実に逆送りでき
るようにする。 【構成】各用紙を検出可能な用紙検出センサ7が設けら
れた用紙ガイド面5と、プラテン1の外周面部に対して
接離可能に設けられた第1,第2ピンチローラ11,1
2と、基端部22が用紙ガイド面5の入口部6近傍に回
動可能に支持されかつ先端部23が用紙検出センサ7よ
りもカット用紙搬送方向上流に位置するように形成され
たカット用紙ガイド部材21と、各ピンチローラ11,
12がプラテン1圧接時に該プラテン1の正送り回転に
追従して正回転された場合に第1ピンチローラ11の回
転力を駆動源としてカット用紙ガイド部材21をフリー
状態よりプラテン1に向けて付勢し逆回転された場合に
プラテン1より退避させて待機位置に位置決めする摩擦
板31を設けた構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カット用紙および連続
用紙を選択的に印字可能な印字装置に関する。
用紙を選択的に印字可能な印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、印字装置として、1台でカッ
ト用紙と連続用紙とを選択的に印字可能なものが知られ
ている。かかる印字装置は、大別して2種類あり、それ
らを図5および図6に示す。まず、図5に示す印字装置
(第1従来印字装置)について説明する。図において、
1はプラテン,2は印字ヘッドでプラテン1と対向配設
され当該プラテン1の長手方向(図中紙面と直角方向)
に往復移動される構成とされている。また、5は用紙ガ
イド面で、カット用紙および連続用紙のいずれをもプラ
テン1の外周面に沿って案内可能に形成されている。こ
の用紙ガイド面5の入口部6には、トラクタ8から送ら
れてくる連続用紙を検出するための用紙検出センサ46
が設けられている。また、41Aは、カット用紙ガイド
部材である。このカット用紙ガイド部材41Aには、ピ
ンチローラ42がプラテン1の外周面と圧接するように
回転支持されているとともに、当該ピンチローラ42よ
りカット用紙搬送方向上流にはカット用紙を検出するた
めの用紙検出センサ45が設けられている。なお、図5
中、9は印字部3付近で用紙の浮き上りを阻止するディ
フレクタである。
ト用紙と連続用紙とを選択的に印字可能なものが知られ
ている。かかる印字装置は、大別して2種類あり、それ
らを図5および図6に示す。まず、図5に示す印字装置
(第1従来印字装置)について説明する。図において、
1はプラテン,2は印字ヘッドでプラテン1と対向配設
され当該プラテン1の長手方向(図中紙面と直角方向)
に往復移動される構成とされている。また、5は用紙ガ
イド面で、カット用紙および連続用紙のいずれをもプラ
テン1の外周面に沿って案内可能に形成されている。こ
の用紙ガイド面5の入口部6には、トラクタ8から送ら
れてくる連続用紙を検出するための用紙検出センサ46
が設けられている。また、41Aは、カット用紙ガイド
部材である。このカット用紙ガイド部材41Aには、ピ
ンチローラ42がプラテン1の外周面と圧接するように
回転支持されているとともに、当該ピンチローラ42よ
りカット用紙搬送方向上流にはカット用紙を検出するた
めの用紙検出センサ45が設けられている。なお、図5
中、9は印字部3付近で用紙の浮き上りを阻止するディ
フレクタである。
【0003】しかして、カット用紙が、カット用紙ガイ
ド部材41A上を搬送されて、その先端部が用紙検出セ
ンサ45によって検出されると、該検出位置より所定長
さだけ当該用紙はプラテン1およびピンチローラ42等
により搬送されて所定のセット位置に位置決めされる。
セット後、カット用紙は、プラテン1およびピンチロー
ラ42によって用紙ガイド面5上を搬送されてディフレ
クタ9を介して印字部3へ供給され印字される。
ド部材41A上を搬送されて、その先端部が用紙検出セ
ンサ45によって検出されると、該検出位置より所定長
さだけ当該用紙はプラテン1およびピンチローラ42等
により搬送されて所定のセット位置に位置決めされる。
セット後、カット用紙は、プラテン1およびピンチロー
ラ42によって用紙ガイド面5上を搬送されてディフレ
クタ9を介して印字部3へ供給され印字される。
【0004】なお、この際、カット用紙は、グラフ等を
印字するために逆送りされることがある。この逆送り
は、用紙検出センサ45がカット用紙を検出しているこ
とを条件にプラテン1を図5中反時計回り方向に回転さ
せることにより行う。
印字するために逆送りされることがある。この逆送り
は、用紙検出センサ45がカット用紙を検出しているこ
とを条件にプラテン1を図5中反時計回り方向に回転さ
せることにより行う。
【0005】また、トラクタ8によって用紙ガイド面5
に向けて送られてきた連続用紙の先端部が用紙検出セン
サ46によって検出されると、該用紙は検出位置より所
定長さだけ送られて所定のセット位置に位置決めされ
る。その後、連続用紙は、用紙ガイド面5上を搬送され
て印字部3へ供給され印字される。なお、連続用紙を逆
送りする場合には、トラクタ8を駆動するモータを逆回
転させる。
に向けて送られてきた連続用紙の先端部が用紙検出セン
サ46によって検出されると、該用紙は検出位置より所
定長さだけ送られて所定のセット位置に位置決めされ
る。その後、連続用紙は、用紙ガイド面5上を搬送され
て印字部3へ供給され印字される。なお、連続用紙を逆
送りする場合には、トラクタ8を駆動するモータを逆回
転させる。
【0006】一方、図6に示す印字装置(第2従来印字
装置)は、第1従来印字装置と同様構成のプラテン1,
印字ヘッド2,用紙ガイド面5,トラクタ8,ディフレ
クタ9等を有する他、カット用紙ガイド部材41B,第
1,第2ピンチローラ43,44およびピンチローラ接
離機構15Aを含み構成されている。
装置)は、第1従来印字装置と同様構成のプラテン1,
印字ヘッド2,用紙ガイド面5,トラクタ8,ディフレ
クタ9等を有する他、カット用紙ガイド部材41B,第
1,第2ピンチローラ43,44およびピンチローラ接
離機構15Aを含み構成されている。
【0007】カット用紙ガイド部材41Bは、用紙ガイ
ド面5とプラテン1外周面との間を二分するようにカッ
ト用紙搬送方向に長く形成されている。また、各ピンチ
ローラ43,44は、ピンチローラ接離機構15A(ピ
ンチローラホルダ16,圧接ばね17等)を用いてカッ
ト用紙給送時にはプラテン1の外周面に圧接されかつ連
続用紙給送時にはプラテン1より離隔されるように構成
されている。
ド面5とプラテン1外周面との間を二分するようにカッ
ト用紙搬送方向に長く形成されている。また、各ピンチ
ローラ43,44は、ピンチローラ接離機構15A(ピ
ンチローラホルダ16,圧接ばね17等)を用いてカッ
ト用紙給送時にはプラテン1の外周面に圧接されかつ連
続用紙給送時にはプラテン1より離隔されるように構成
されている。
【0008】しかして、カット用紙を印字する場合に
は、プラテン1がピンチローラ43,44と圧接した状
態で図6中時計回り方向に回転されカット用紙ガイド部
材41B上を送られてきたカット用紙をその先端部が用
紙検出センサ47によって検出されるまでピンチローラ
43と協働して搬送する。こうして、所定位置にセット
されたカット用紙は、プラテン1とピンチローラ43,
44とによりカット用紙ガイド部材41B上を搬送され
て印字部3へ供給され印字される。なお、この際、カッ
ト用紙は、用紙検出センサ47が当該用紙を検出してい
ることを条件にプラテン1が図6中反時計回り方向に回
転されることにより逆送りされることがある。
は、プラテン1がピンチローラ43,44と圧接した状
態で図6中時計回り方向に回転されカット用紙ガイド部
材41B上を送られてきたカット用紙をその先端部が用
紙検出センサ47によって検出されるまでピンチローラ
43と協働して搬送する。こうして、所定位置にセット
されたカット用紙は、プラテン1とピンチローラ43,
44とによりカット用紙ガイド部材41B上を搬送され
て印字部3へ供給され印字される。なお、この際、カッ
ト用紙は、用紙検出センサ47が当該用紙を検出してい
ることを条件にプラテン1が図6中反時計回り方向に回
転されることにより逆送りされることがある。
【0009】また、連続用紙は第1従来印字装置と同様
な方法で印字部3へ給送され印字される。また、逆送り
される。
な方法で印字部3へ給送され印字される。また、逆送り
される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した第
1従来印字装置においては、用紙検出センサ45がレイ
アウト上ピンチローラ42より上流側に設置されるた
め、カット用紙がピンチローラ42に対して真直にセッ
トされていなくとも(つまり傾いてセットされていて
も)正常にセットされていると判断されてしまうことが
ある。また、連続用紙を逆送りするときに、そのミシン
目がカット用紙ガイド部材21の先端部に引っ掛かって
しまうことがある。また、カット用紙検出用の用紙検出
センサ45と連続用紙検出用の用紙検出センサ46とを
備えているため、コスト低減を図りにくい。
1従来印字装置においては、用紙検出センサ45がレイ
アウト上ピンチローラ42より上流側に設置されるた
め、カット用紙がピンチローラ42に対して真直にセッ
トされていなくとも(つまり傾いてセットされていて
も)正常にセットされていると判断されてしまうことが
ある。また、連続用紙を逆送りするときに、そのミシン
目がカット用紙ガイド部材21の先端部に引っ掛かって
しまうことがある。また、カット用紙検出用の用紙検出
センサ45と連続用紙検出用の用紙検出センサ46とを
備えているため、コスト低減を図りにくい。
【0011】一方、第2従来印字装置においては、カッ
ト用紙ガイド部材41Bをカット用紙搬送方向に長く形
成しなければならず、しかもプラテン1と用紙ガイド面
5との間の狭い用紙搬送経路部分に該プラテン1等と干
渉することなく配置する必要があることより高度の加工
精度が要求されコスト高となる傾向にある。
ト用紙ガイド部材41Bをカット用紙搬送方向に長く形
成しなければならず、しかもプラテン1と用紙ガイド面
5との間の狭い用紙搬送経路部分に該プラテン1等と干
渉することなく配置する必要があることより高度の加工
精度が要求されコスト高となる傾向にある。
【0012】そこで、一段と印字性能の向上が求められ
ている現今にあっては、各用紙のセット確実化およびコ
スト低減化を図りつつ各用紙の逆送りを円滑に行える技
術の開発が急務とされている。
ている現今にあっては、各用紙のセット確実化およびコ
スト低減化を図りつつ各用紙の逆送りを円滑に行える技
術の開発が急務とされている。
【0013】本発明の目的は、上記事情に鑑み、カット
用紙,連続用紙のセット確実化およびコスト低減化を図
りつつカット用紙,連続用紙を円滑かつ確実に逆送りさ
せることができる印字装置を提供することにある。
用紙,連続用紙のセット確実化およびコスト低減化を図
りつつカット用紙,連続用紙を円滑かつ確実に逆送りさ
せることができる印字装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る印字装置
は、対向配設されたプラテンおよび印字ヘッドを有し、
この印字ヘッドとプラテンとの間の印字部にカット用紙
および連続用紙を選択的に給送して印字可能に構成され
た印字装置において、カット用紙および連続用紙のいず
れをもプラテンの外周面に沿って案内する用紙ガイド面
と、この用紙ガイド面にカット用紙および連続用紙を検
出可能に設けられた用紙検出センサと、カット用紙給送
時には用紙検出センサよりカット用紙搬送方向上流およ
び下流の各プラテン外周面部分に圧接されかつ連続用紙
給送時には当該プラテン外周面部分より離隔されて用紙
搬送経路外に退避されるピンチローラと、基端部が用紙
ガイド面の入口部近傍に回動可能に支持されかつ先端部
が用紙検出センサよりもカット用紙搬送方向上流に位置
するように形成されたカット用紙ガイド部材と、第1お
よび第2ピンチローラがプラテン接触時に該プラテンの
正送り回転に追従して正回転された場合に第1ピンチロ
ーラの回転力を駆動源としてカット用紙ガイド部材をフ
リー状態よりプラテンに向けて付勢し逆回転された場合
にプラテンより退避させて待機位置に位置決めする連動
部材とを設けたことを特徴とする。
は、対向配設されたプラテンおよび印字ヘッドを有し、
この印字ヘッドとプラテンとの間の印字部にカット用紙
および連続用紙を選択的に給送して印字可能に構成され
た印字装置において、カット用紙および連続用紙のいず
れをもプラテンの外周面に沿って案内する用紙ガイド面
と、この用紙ガイド面にカット用紙および連続用紙を検
出可能に設けられた用紙検出センサと、カット用紙給送
時には用紙検出センサよりカット用紙搬送方向上流およ
び下流の各プラテン外周面部分に圧接されかつ連続用紙
給送時には当該プラテン外周面部分より離隔されて用紙
搬送経路外に退避されるピンチローラと、基端部が用紙
ガイド面の入口部近傍に回動可能に支持されかつ先端部
が用紙検出センサよりもカット用紙搬送方向上流に位置
するように形成されたカット用紙ガイド部材と、第1お
よび第2ピンチローラがプラテン接触時に該プラテンの
正送り回転に追従して正回転された場合に第1ピンチロ
ーラの回転力を駆動源としてカット用紙ガイド部材をフ
リー状態よりプラテンに向けて付勢し逆回転された場合
にプラテンより退避させて待機位置に位置決めする連動
部材とを設けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】上記構成による本発明では、カット用紙を印字
する場合には、プラテンが第1,第2ピンチローラと圧
接した状態で正送り回転される。これにより、各ピンチ
ローラは追従して正回転(プラテンと逆方向回転)され
る。すると、連動部材は、第1ピンチローラの回転力を
駆動源としてカット用紙ガイド部材をプラテンへ向けて
付勢する。次に、その状態でカット用紙がガイド部材上
を送られてきたカット用紙は、円滑に第1ピンチローラ
およびプラテン間に挿入され、該プラテンおよびピンチ
ローラによってその先端部が用紙検出センサによって検
出されるまで送られ所定位置にセットされる。
する場合には、プラテンが第1,第2ピンチローラと圧
接した状態で正送り回転される。これにより、各ピンチ
ローラは追従して正回転(プラテンと逆方向回転)され
る。すると、連動部材は、第1ピンチローラの回転力を
駆動源としてカット用紙ガイド部材をプラテンへ向けて
付勢する。次に、その状態でカット用紙がガイド部材上
を送られてきたカット用紙は、円滑に第1ピンチローラ
およびプラテン間に挿入され、該プラテンおよびピンチ
ローラによってその先端部が用紙検出センサによって検
出されるまで送られ所定位置にセットされる。
【0016】ここで、用紙検出センサは、第1ピンチロ
ーラよりもカット用紙搬送方向下流側に設置されている
ので、仮にカット用紙がピンチローラに対して真直にセ
ットされていない場合には用紙検出しないので、カット
用紙がピンチローラに対して傾いてセットされてしまう
ような事態は生じない。
ーラよりもカット用紙搬送方向下流側に設置されている
ので、仮にカット用紙がピンチローラに対して真直にセ
ットされていない場合には用紙検出しないので、カット
用紙がピンチローラに対して傾いてセットされてしまう
ような事態は生じない。
【0017】こうして、所定位置にセットされたカット
用紙は、プラテンと第1,第2ピンチローラとにより用
紙ガイド面上を搬送されて印字部へ送り込まれ印字され
る。なお、この際、カット用紙の後端部が第1,第2ピ
ンチローラ間に位置した状態で、当該用紙を逆送りする
ためにプラテンが正送り回転と逆方向に回転されると、
各ピンチローラは逆回転される。これにより、連動部材
は、第1ピンチローラの回転力を駆動源としてカット用
紙ガイド部材をプラテンから離隔させて待機位置に位置
決めする。したがって、逆送りに際して、カット用紙の
後端部がカット用紙ガイド部材の先端部に引掛かるよう
なことはなくなる。
用紙は、プラテンと第1,第2ピンチローラとにより用
紙ガイド面上を搬送されて印字部へ送り込まれ印字され
る。なお、この際、カット用紙の後端部が第1,第2ピ
ンチローラ間に位置した状態で、当該用紙を逆送りする
ためにプラテンが正送り回転と逆方向に回転されると、
各ピンチローラは逆回転される。これにより、連動部材
は、第1ピンチローラの回転力を駆動源としてカット用
紙ガイド部材をプラテンから離隔させて待機位置に位置
決めする。したがって、逆送りに際して、カット用紙の
後端部がカット用紙ガイド部材の先端部に引掛かるよう
なことはなくなる。
【0018】また、連続用紙を印字する場合には、第
1,第2ピンチローラがプラテンより離隔される。次
に、その状態で、トラクタ等を用いて連続用紙を、その
先端部が用紙検出センサによって検出されるまで用紙ガ
イド面上を送り所定位置にセットする。セット後、連続
用紙を用紙ガイド面上を搬送させて印字部へ供給し印字
する。なお、連続用紙給送時には、各ピンチローラは用
紙搬送経路外に退避され、かつカット用紙ガイド部材は
フリー状態とされているので、ピンチローラ等に邪魔さ
れることなく連続用紙を逆送りすることができる。
1,第2ピンチローラがプラテンより離隔される。次
に、その状態で、トラクタ等を用いて連続用紙を、その
先端部が用紙検出センサによって検出されるまで用紙ガ
イド面上を送り所定位置にセットする。セット後、連続
用紙を用紙ガイド面上を搬送させて印字部へ供給し印字
する。なお、連続用紙給送時には、各ピンチローラは用
紙搬送経路外に退避され、かつカット用紙ガイド部材は
フリー状態とされているので、ピンチローラ等に邪魔さ
れることなく連続用紙を逆送りすることができる。
【0019】また、カット用紙逆送り時には、カット用
紙ガイド部材は待機位置に位置決めされるので、第2従
来印字装置のようにカット用紙搬送方向に長くしなくと
もカット用紙後端部が該ガイド部材に引掛かることはな
くなる。その結果、ガイド部材の小型化,加工容易化を
図ることができ、コスト低減化を達成することができ
る。
紙ガイド部材は待機位置に位置決めされるので、第2従
来印字装置のようにカット用紙搬送方向に長くしなくと
もカット用紙後端部が該ガイド部材に引掛かることはな
くなる。その結果、ガイド部材の小型化,加工容易化を
図ることができ、コスト低減化を達成することができ
る。
【0020】また、上記した如く、1つの用紙検出セン
サによってカット用紙および連続用紙を検出するのでコ
スト低減化を図ることができる。
サによってカット用紙および連続用紙を検出するのでコ
スト低減化を図ることができる。
【0021】以上より、カット用紙,連続用紙のセット
確実化およびコスト低減化を図りつつ、カット用紙,連
続用紙を円滑かつ確実に逆送りさせることができる。
確実化およびコスト低減化を図りつつ、カット用紙,連
続用紙を円滑かつ確実に逆送りさせることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。本印字装置は、カット用紙および連続用紙を
選択的に印字可能に形成されている。具体的には、本印
字装置は、従来印字装置と同一構成のプラテン1,印字
ヘッド2等を有し、各用紙を検出するための用紙検出セ
ンサ7が設けられた用紙ガイド面5と,プラテン1に対
して接離可能に設けられた第1および第2ピンチローラ
11,12と,基端部22が用紙ガイド面5の入口部6
近傍に回動可能に支持されかつ先端部23が用紙検出セ
ンサ7よりもカット用紙搬送方向上流に位置するように
形成されたカット用紙ガイド部材21と,各ピンチロー
ラ11,12がプラテン1圧接時に該プラテン1の正送
り回転に追従して正回転した場合に第1ピンチローラ1
1の回転力を駆動源としてカット用紙ガイド部材21を
フリー状態よりプラテン1に向けて付勢し逆回転された
場合にプラテン1より退避させて待期位置に位置決めす
る連動部材(摩擦板31)とを含み構成されている。
説明する。本印字装置は、カット用紙および連続用紙を
選択的に印字可能に形成されている。具体的には、本印
字装置は、従来印字装置と同一構成のプラテン1,印字
ヘッド2等を有し、各用紙を検出するための用紙検出セ
ンサ7が設けられた用紙ガイド面5と,プラテン1に対
して接離可能に設けられた第1および第2ピンチローラ
11,12と,基端部22が用紙ガイド面5の入口部6
近傍に回動可能に支持されかつ先端部23が用紙検出セ
ンサ7よりもカット用紙搬送方向上流に位置するように
形成されたカット用紙ガイド部材21と,各ピンチロー
ラ11,12がプラテン1圧接時に該プラテン1の正送
り回転に追従して正回転した場合に第1ピンチローラ1
1の回転力を駆動源としてカット用紙ガイド部材21を
フリー状態よりプラテン1に向けて付勢し逆回転された
場合にプラテン1より退避させて待期位置に位置決めす
る連動部材(摩擦板31)とを含み構成されている。
【0023】ここで、用紙ガイド面5は、カット用紙お
よび連続用紙のいずれをもプラテン1の外周面に沿って
案内可能に形成されている。この用紙ガイド面5には、
用紙検出センサ7がカット用紙および連続用紙を検出可
能に設けられている。
よび連続用紙のいずれをもプラテン1の外周面に沿って
案内可能に形成されている。この用紙ガイド面5には、
用紙検出センサ7がカット用紙および連続用紙を検出可
能に設けられている。
【0024】また、第1および第2ピンチローラ11,
12は、カット用紙をプラテン1に押し当て当該プラテ
ン1と協働して挟持搬送するもので、ピンチローラ接離
機構15によりプラテン1外周面に対して圧接・離隔さ
れる構成とされている。
12は、カット用紙をプラテン1に押し当て当該プラテ
ン1と協働して挟持搬送するもので、ピンチローラ接離
機構15によりプラテン1外周面に対して圧接・離隔さ
れる構成とされている。
【0025】より具体的には、第1ピンチローラ11
は、用紙検出センサ7よりカット用紙搬送方向上流のプ
ラテン1外周面部分と圧接・離隔なるようにピンチロー
ラ接離機構15のピンチローラホルダ16に回転支持さ
れている。また、第2ピンチローラ12は、センサ7よ
りカット用紙搬送方向下流のプラテン1外周面部分と圧
接・離隔可能なるようにピンチローラホルダ16に回転
支持されている。ピンチローラホルダ16は、圧接ばね
17によりプラテン1に向けて押圧されている。
は、用紙検出センサ7よりカット用紙搬送方向上流のプ
ラテン1外周面部分と圧接・離隔なるようにピンチロー
ラ接離機構15のピンチローラホルダ16に回転支持さ
れている。また、第2ピンチローラ12は、センサ7よ
りカット用紙搬送方向下流のプラテン1外周面部分と圧
接・離隔可能なるようにピンチローラホルダ16に回転
支持されている。ピンチローラホルダ16は、圧接ばね
17によりプラテン1に向けて押圧されている。
【0026】しかして、カット用紙給送時には、第1,
第2ピンチローラ11,12は、ピンチローラ接離機構
15によりプラテン1外周面と圧接されかつ連続用紙給
送時には各ローラ11,12はプラテン1より離隔され
て用紙搬送経路外(図1中用紙ガイド面5下方)に退避
される構成とされている。
第2ピンチローラ11,12は、ピンチローラ接離機構
15によりプラテン1外周面と圧接されかつ連続用紙給
送時には各ローラ11,12はプラテン1より離隔され
て用紙搬送経路外(図1中用紙ガイド面5下方)に退避
される構成とされている。
【0027】また、カット用紙ガイド部材21は、その
基端部22が支軸25を介して回転支持されており、そ
のカット用紙搬送方向長さがカット用紙の円滑なガイド
に支障をきたさない範囲で極力短くなるように形成され
ている。本実施例では、カット用紙ガイド部材21は、
その先端部23がプラテン1に圧接された第1ピンチロ
ーラ11の図1中左方外周端よりもカット用紙搬送方向
上流となるように形成されている。
基端部22が支軸25を介して回転支持されており、そ
のカット用紙搬送方向長さがカット用紙の円滑なガイド
に支障をきたさない範囲で極力短くなるように形成され
ている。本実施例では、カット用紙ガイド部材21は、
その先端部23がプラテン1に圧接された第1ピンチロ
ーラ11の図1中左方外周端よりもカット用紙搬送方向
上流となるように形成されている。
【0028】また、カット用紙ガイド部材21は、弾性
材料(本実施例ではステンレス製薄板)から形成されて
おり、その先端部23は、図4に示す如く、折り返され
ている。これにより、カット用紙,連続用紙逆送り時に
各用紙の後端部がガイド部材21の先端部23に引っ掛
かるのが効果的に防止されることになる。
材料(本実施例ではステンレス製薄板)から形成されて
おり、その先端部23は、図4に示す如く、折り返され
ている。これにより、カット用紙,連続用紙逆送り時に
各用紙の後端部がガイド部材21の先端部23に引っ掛
かるのが効果的に防止されることになる。
【0029】また、ガイド部材21には、図2および図
3に示す如く、第1ピンチローラ11と干渉することな
くカット用紙を円滑に用紙ガイド面5中央に案内できる
ように該ピンチローラ11を収容するローラ収容部24
が形成されている。さらに、ガイド部材21の先端部2
3は、第1ピンチローラ11とプラテン1との間に挟み
込まれたカット用紙が波うっても当該用紙と当たらない
ように形成されている。
3に示す如く、第1ピンチローラ11と干渉することな
くカット用紙を円滑に用紙ガイド面5中央に案内できる
ように該ピンチローラ11を収容するローラ収容部24
が形成されている。さらに、ガイド部材21の先端部2
3は、第1ピンチローラ11とプラテン1との間に挟み
込まれたカット用紙が波うっても当該用紙と当たらない
ように形成されている。
【0030】また、連動部材は、図1に示す如く、カッ
ト用紙ガイド部材21の図中下面に装着された摩擦板3
1より形成されている。
ト用紙ガイド部材21の図中下面に装着された摩擦板3
1より形成されている。
【0031】摩擦板31は、高摩擦材料(例えばゴム
板)より形成されており、ガイド部材21の自重等によ
り第1ピンチローラ11の外周面に押しあてられてい
る。しかして、第1,第2ピンチローラ11,12がプ
ラテン1圧接時に該プラテン1の正送り回転(図1中時
計回り方向回転)に追従して正回転(図1中反時計回り
方向回転)すると、摩擦板31は、摩擦係合した第1ピ
ンチローラ11によって上方へ押し上げられる。その結
果、カット用紙ガイド部材21は、プラテン1に向けて
付勢され、その一部がプラテン1外周面に軽く接触され
る。
板)より形成されており、ガイド部材21の自重等によ
り第1ピンチローラ11の外周面に押しあてられてい
る。しかして、第1,第2ピンチローラ11,12がプ
ラテン1圧接時に該プラテン1の正送り回転(図1中時
計回り方向回転)に追従して正回転(図1中反時計回り
方向回転)すると、摩擦板31は、摩擦係合した第1ピ
ンチローラ11によって上方へ押し上げられる。その結
果、カット用紙ガイド部材21は、プラテン1に向けて
付勢され、その一部がプラテン1外周面に軽く接触され
る。
【0032】また、プラテン1が逆送り回転(図1中反
時計回り方向回転)して各ピンチローラ11,12が逆
回転(図1中時計回り方向回転)されると、摩擦板31
は第1ピンチローラ11によって押し下げられる。その
結果、カット用紙ガイド部材21はプラテン1より離隔
され、先端部23が用紙ガイド面5と当接した待機位置
に位置決めされる。なお、各ピンチローラ11,12が
プラテン1より離隔された場合には、カット用紙ガイド
部材21は第1ピンチローラ11による位置規制が解除
されフリー状態となる。
時計回り方向回転)して各ピンチローラ11,12が逆
回転(図1中時計回り方向回転)されると、摩擦板31
は第1ピンチローラ11によって押し下げられる。その
結果、カット用紙ガイド部材21はプラテン1より離隔
され、先端部23が用紙ガイド面5と当接した待機位置
に位置決めされる。なお、各ピンチローラ11,12が
プラテン1より離隔された場合には、カット用紙ガイド
部材21は第1ピンチローラ11による位置規制が解除
されフリー状態となる。
【0033】次に作用について説明する。カット用紙を
印字する場合には、プラテン1が第1,第2ピンチロー
ラ11,12と圧接した状態で正送り回転される。これ
により、各ピンチローラ11,12が追従して正回転
(プラテン1と逆方向回転)される。
印字する場合には、プラテン1が第1,第2ピンチロー
ラ11,12と圧接した状態で正送り回転される。これ
により、各ピンチローラ11,12が追従して正回転
(プラテン1と逆方向回転)される。
【0034】すると、摩擦板31は、第1ピンチローラ
11の正回転に伴い押し上げられ、その結果、カット用
紙ガイド部材21はプラテン1へ向けて付勢され一部が
該プラテン1と接触される。次に、その状態でガイド部
材21上を送られてきたカット用紙は、円滑に第1ピン
チローラ11およびプラテン1間に挿入され、該プラテ
ン1およびピンチローラ11によってその先端部が用紙
検出センサ7によって検出されるまで送られ所定位置に
セットされる。
11の正回転に伴い押し上げられ、その結果、カット用
紙ガイド部材21はプラテン1へ向けて付勢され一部が
該プラテン1と接触される。次に、その状態でガイド部
材21上を送られてきたカット用紙は、円滑に第1ピン
チローラ11およびプラテン1間に挿入され、該プラテ
ン1およびピンチローラ11によってその先端部が用紙
検出センサ7によって検出されるまで送られ所定位置に
セットされる。
【0035】ここで、用紙検出センサ7は、第1ピンチ
ローラ11よりカット用紙搬送方向下流側に設置されて
いるので、仮にカット用紙がピンチローラ11に対して
真直にセットされていない場合には用紙検出しないの
で、カット用紙が第1ピンチローラ11に対して傾いて
セットされてしまうような事態は生じない。
ローラ11よりカット用紙搬送方向下流側に設置されて
いるので、仮にカット用紙がピンチローラ11に対して
真直にセットされていない場合には用紙検出しないの
で、カット用紙が第1ピンチローラ11に対して傾いて
セットされてしまうような事態は生じない。
【0036】こうして、所定位置にセットされたカット
用紙は、プラテン1と第1,第2ピンチローラ11,1
2とにより用紙ガイド面5上を搬送されて印字部3へ送
り込まれ印字される。なお、この際、カット用紙の後端
部が第1,第2ピンチローラ11,12間に位置した状
態で、当該用紙を逆送りするためにプラテン1が正送り
回転と逆方向に回転されると、各ピンチローラ11,1
2は逆回転される。これにより、ガイド部材21は、摩
擦板31を介して第1ピンチローラ11によって図1中
下方へ押し下げられプラテン1から離隔されて待機位置
に位置決めされる。したがって、逆送りに際して、カッ
ト用紙の後端部がカット用紙ガイド部材21の先端部2
3に引掛かるようなことはなくなる。
用紙は、プラテン1と第1,第2ピンチローラ11,1
2とにより用紙ガイド面5上を搬送されて印字部3へ送
り込まれ印字される。なお、この際、カット用紙の後端
部が第1,第2ピンチローラ11,12間に位置した状
態で、当該用紙を逆送りするためにプラテン1が正送り
回転と逆方向に回転されると、各ピンチローラ11,1
2は逆回転される。これにより、ガイド部材21は、摩
擦板31を介して第1ピンチローラ11によって図1中
下方へ押し下げられプラテン1から離隔されて待機位置
に位置決めされる。したがって、逆送りに際して、カッ
ト用紙の後端部がカット用紙ガイド部材21の先端部2
3に引掛かるようなことはなくなる。
【0037】また、連続用紙を印字する場合には、ピン
チローラ接離機構15を用いて、第1,第2ピンチロー
ラ11,12をプラテン1より離隔させて用紙搬送経路
外へ退避させる。次に、その状態で、トラクタ8を用い
て連続用紙を、その先端部が用紙検出センサ7によって
検出されるまで用紙ガイド面5上を送り所定位置にセッ
トする。セット後、連続用紙を用紙ガイド面5上を搬送
させて印字部3へ供給し印字する。なお、連続用紙給送
時には、各ピンチローラ11,12は用紙搬送経路外に
退避され、かつカット用紙ガイド部材21はフリー状態
とされるので、ピンチローラ11,12等に邪魔される
ことなく連続用紙を逆送りすることができる。
チローラ接離機構15を用いて、第1,第2ピンチロー
ラ11,12をプラテン1より離隔させて用紙搬送経路
外へ退避させる。次に、その状態で、トラクタ8を用い
て連続用紙を、その先端部が用紙検出センサ7によって
検出されるまで用紙ガイド面5上を送り所定位置にセッ
トする。セット後、連続用紙を用紙ガイド面5上を搬送
させて印字部3へ供給し印字する。なお、連続用紙給送
時には、各ピンチローラ11,12は用紙搬送経路外に
退避され、かつカット用紙ガイド部材21はフリー状態
とされるので、ピンチローラ11,12等に邪魔される
ことなく連続用紙を逆送りすることができる。
【0038】また、カット用紙逆送り時には、カット用
紙ガイド部材21は待機位置に位置決めされるので、第
2従来印字装置のようにカット用紙搬送方向に長くしな
くともカット用紙後端部が該ガイド部材21に引掛かる
ことはなくなる。その結果、ガイド部材21の小型化,
加工容易化を図ることができ、コスト低減化を達成でき
る。
紙ガイド部材21は待機位置に位置決めされるので、第
2従来印字装置のようにカット用紙搬送方向に長くしな
くともカット用紙後端部が該ガイド部材21に引掛かる
ことはなくなる。その結果、ガイド部材21の小型化,
加工容易化を図ることができ、コスト低減化を達成でき
る。
【0039】また、上記した如く、1つの用紙検出セン
サ7によってカット用紙および連続用紙を検出するので
コスト低減化を図ることができる。
サ7によってカット用紙および連続用紙を検出するので
コスト低減化を図ることができる。
【0040】しかして、この実施例によれば、各用紙を
検出可能な用紙検出センサ7が設けられた用紙ガイド面
5と、カット用紙給送時には用紙検出センサ7よりカッ
ト用紙搬送方向上流および下流の各プラテン1外周面部
分に圧接されかつ連続用紙給送時には当該プラテン外周
面部分より離隔されて用紙搬送経路外に退避される第
1,第2ピンチローラ11,12と、基端部22が用紙
ガイド面5の入口部6近傍に回動可能に支持されかつ先
端部23が用紙検出センサ7よりもカット用紙搬送方向
上流に位置するように形成されたカット用紙ガイド部材
21と、第1および第2ピンチローラ11,12がプラ
テン1接触時に該プラテン1の正送り回転に追従して正
回転された場合に第1ピンチローラ11の回転力を駆動
源としてカット用紙ガイド部材21をフリー状態よりプ
ラテン1に向けて付勢し逆回転された場合にプラテン1
より退避させて待機位置に位置決めする摩擦板31を設
けた構成としたので、各用紙のセット確実化およびコス
ト低減を図りつつ各用紙を円滑に逆送りさせることがで
きる。
検出可能な用紙検出センサ7が設けられた用紙ガイド面
5と、カット用紙給送時には用紙検出センサ7よりカッ
ト用紙搬送方向上流および下流の各プラテン1外周面部
分に圧接されかつ連続用紙給送時には当該プラテン外周
面部分より離隔されて用紙搬送経路外に退避される第
1,第2ピンチローラ11,12と、基端部22が用紙
ガイド面5の入口部6近傍に回動可能に支持されかつ先
端部23が用紙検出センサ7よりもカット用紙搬送方向
上流に位置するように形成されたカット用紙ガイド部材
21と、第1および第2ピンチローラ11,12がプラ
テン1接触時に該プラテン1の正送り回転に追従して正
回転された場合に第1ピンチローラ11の回転力を駆動
源としてカット用紙ガイド部材21をフリー状態よりプ
ラテン1に向けて付勢し逆回転された場合にプラテン1
より退避させて待機位置に位置決めする摩擦板31を設
けた構成としたので、各用紙のセット確実化およびコス
ト低減を図りつつ各用紙を円滑に逆送りさせることがで
きる。
【0041】また、カット用紙ガイド部材21は、その
先端部23がプラテン1と圧接した第1ピンチローラ1
1の図1中左方外周端よりも上流側に位置するように形
成したので、カット用紙逆送りに、当該用紙の後端が直
接ガイド部材21の先端部23に当たることはなくな
り、一段と円滑かつ確実に逆送りできる。
先端部23がプラテン1と圧接した第1ピンチローラ1
1の図1中左方外周端よりも上流側に位置するように形
成したので、カット用紙逆送りに、当該用紙の後端が直
接ガイド部材21の先端部23に当たることはなくな
り、一段と円滑かつ確実に逆送りできる。
【0042】また、連動部材を、第1ピンチローラ11
と摩擦係合してガイド部材21をプラテン1に向けて付
勢等する摩擦板31より形成したので、構成が簡素化さ
れ一段とコスト低減化を図ることができる。
と摩擦係合してガイド部材21をプラテン1に向けて付
勢等する摩擦板31より形成したので、構成が簡素化さ
れ一段とコスト低減化を図ることができる。
【0043】また、カット用紙ガイド部材21を弾性材
料(ステンレス製板)より形成したので、カット用紙を
弾性支持することができ、より一層円滑に印字部3へ給
送しかつ逆送りできる。
料(ステンレス製板)より形成したので、カット用紙を
弾性支持することができ、より一層円滑に印字部3へ給
送しかつ逆送りできる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、各用紙を検出可能な用
紙検出センサが設けられた用紙ガイド面と、カット用紙
給送時には用紙検出センサよりカット用紙搬送方向上流
および下流の各プラテン外周面部分に圧接されかつ連続
用紙給送時には当該プラテン外周面部分より離隔されて
用紙搬送経路外に退避される第1,第2ピンチローラ
と、基端部が用紙ガイド面の入口部近傍に回動可能に支
持されかつ先端部が用紙検出センサよりもカット用紙搬
送方向上流に位置するように形成されたカット用紙ガイ
ド部材と、第1および第2ピンチローラがプラテン接触
時に該プラテンの正送り回転に追従して正回転された場
合に第1ピンチローラの回転力を駆動源としてカット用
紙ガイド部材をフリー状態よりプラテンに向けて付勢し
逆回転された場合にプラテンより退避させて待機位置に
位置決めする連動部材を設けた構成としたので、カット
用紙,連続用紙のセット確実化およびコスト低減を図り
つつ各用紙を円滑に逆送りさせることができる。
紙検出センサが設けられた用紙ガイド面と、カット用紙
給送時には用紙検出センサよりカット用紙搬送方向上流
および下流の各プラテン外周面部分に圧接されかつ連続
用紙給送時には当該プラテン外周面部分より離隔されて
用紙搬送経路外に退避される第1,第2ピンチローラ
と、基端部が用紙ガイド面の入口部近傍に回動可能に支
持されかつ先端部が用紙検出センサよりもカット用紙搬
送方向上流に位置するように形成されたカット用紙ガイ
ド部材と、第1および第2ピンチローラがプラテン接触
時に該プラテンの正送り回転に追従して正回転された場
合に第1ピンチローラの回転力を駆動源としてカット用
紙ガイド部材をフリー状態よりプラテンに向けて付勢し
逆回転された場合にプラテンより退避させて待機位置に
位置決めする連動部材を設けた構成としたので、カット
用紙,連続用紙のセット確実化およびコスト低減を図り
つつ各用紙を円滑に逆送りさせることができる。
【図1】本発明の実施例の要部を説明するための図であ
る。
る。
【図2】同じく、カット用紙ガイド部材と第1ピンチロ
ーラとの位置関係を説明するための斜視図である。
ーラとの位置関係を説明するための斜視図である。
【図3】同じく、カット用紙ガイド部材を示す図であ
る。
る。
【図4】同じく、カット用紙ガイド部材を示す断面図で
ある。
ある。
【図5】従来の印字装置の概略構成を説明するための図
である。
である。
【図6】従来の別の印字装置の概略構成を説明するため
の図である。
の図である。
1 プラテン 2 印字ヘッド 3 印字部 5 用紙ガイド面 7 用紙検出センサ 11 第1ピンチローラ 12 第2ピンチローラ 21 カット用紙ガイド部材 22 基端部 23 先端部 31 摩擦板(連動部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 対向配設されたプラテンおよび印字ヘッ
ドを有し、この印字ヘッドとプラテンとの間の印字部に
カット用紙および連続用紙を選択的に給送して印字可能
に構成された印字装置において、 カット用紙および連続用紙のいずれをもプラテンの外周
面に沿って案内する用紙ガイド面と、 この用紙ガイド面にカット用紙および連続用紙を検出可
能に設けられた用紙検出センサと、 カット用紙給送時には用紙検出センサよりカット用紙搬
送方向上流および下流の各プラテン外周面部分に圧接さ
れかつ連続用紙給送時には当該プラテン外周面部分より
離隔されて用紙搬送経路外に退避されるピンチローラ
と、 基端部が用紙ガイド面の入口部近傍に回動可能に支持さ
れかつ先端部が用紙検出センサよりもカット用紙搬送方
向上流に位置するように形成されたカット用紙ガイド部
材と、 第1および第2ピンチローラがプラテン接触時に該プラ
テンの正送り回転に追従して正回転された場合に第1ピ
ンチローラの回転力を駆動源としてカット用紙ガイド部
材をフリー状態よりプラテンに向けて付勢し逆回転され
た場合にプラテンより退避させて待機位置に位置決めす
る連動部材とを設けたことを特徴とする印字装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28412592A JPH06135075A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28412592A JPH06135075A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06135075A true JPH06135075A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17674500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28412592A Pending JPH06135075A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06135075A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100428545B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2004-04-29 | 삼성전자주식회사 | 용지종류 감별기능을 갖는 화상형성장치 및 그 구동제어방법 |
KR100495460B1 (ko) * | 1997-05-08 | 2005-09-30 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 가동식 종이 안내판 기구를 구비한 프린터 |
EP2465688A3 (en) * | 2010-12-16 | 2018-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Conveying device and printer |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP28412592A patent/JPH06135075A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100495460B1 (ko) * | 1997-05-08 | 2005-09-30 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 가동식 종이 안내판 기구를 구비한 프린터 |
KR100428545B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2004-04-29 | 삼성전자주식회사 | 용지종류 감별기능을 갖는 화상형성장치 및 그 구동제어방법 |
EP2465688A3 (en) * | 2010-12-16 | 2018-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Conveying device and printer |
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