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JPH06135048A - 静電記録ヘッド - Google Patents

静電記録ヘッド

Info

Publication number
JPH06135048A
JPH06135048A JP4284493A JP28449392A JPH06135048A JP H06135048 A JPH06135048 A JP H06135048A JP 4284493 A JP4284493 A JP 4284493A JP 28449392 A JP28449392 A JP 28449392A JP H06135048 A JPH06135048 A JP H06135048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
recording head
screen electrode
electrostatic recording
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4284493A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yamada
哲夫 山田
Shunei Tanaka
俊英 田中
Satoru Hirosaki
悟 広崎
Koji Udagawa
浩二 宇田川
Yumiko Komori
由美子 小森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4284493A priority Critical patent/JPH06135048A/ja
Priority to US08/136,762 priority patent/US5646669A/en
Publication of JPH06135048A publication Critical patent/JPH06135048A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/32Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head
    • G03G15/321Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head by charge transfer onto the recording material in accordance with the image
    • G03G15/323Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head by charge transfer onto the recording material in accordance with the image by modulating charged particles through holes or a slit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/385Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material
    • B41J2/41Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material for electrostatic printing
    • B41J2/415Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective supply of electric current or selective application of magnetism to a printing or impression-transfer material for electrostatic printing by passing charged particles through a hole or a slit

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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクリーン電極の耐食性を向上させ、出力経
時変化の少ない安定した静電記録ヘッドを提供するこ
と。 【構成】 所定方向に延びる誘導電極2、第1絶縁層
3、前記誘導電極2に交差するように配置された放電電
極4、この放電電極4の前記誘導電極2との交差部にイ
オン生成空間領域6を有する第2絶縁層5、及び、前記
イオン生成空間領域6に対応してイオン通過用の開口部
8を有するスクリーン電極(7)が絶縁基板1上に積層
状態で設けられた静電記録ヘッドは、前記スクリーン電
極が、融点1500°C以上の金属の単体もしくは、貴
金属の単体または、それらを主成分とする合金から構成
されている。なお、前記スクリーン電極7に表面層部材
を設け、その表面層部材に融点1500°C以上の金属
の単体もしくは貴金属の単体または、それらを主成分と
する合金を用いた構成でもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は静電気録ヘッドに関す
るもので、更に詳細には、絶縁層を挟んだ誘導電極と放
電電極とから成るイオン生成部と、スクリーン電極にて
形成されるイオン流制御部とを具備した静電記録ヘッド
に関するものである。このような静電記録ヘッドは、例
えばプリンタやファクシミリ等に使用される。
【0002】
【従来の技術】従来この種の静電記録ヘッドとしては、
イオンを発生させて(イオンを生成して)、このイオン
によって画像の記録を行う静電記録ヘッドが知られてい
る(USP第4,408,214号公報)。図6,7,
8は従来の静電記録ヘッドの説明図で、図6は静電記録
ヘッドの要部断面図、図7は同静電記録ヘッドの平面形
状の説明図で前記図6の矢印VII−VII線から見た図、図
8は前記図7の矢印VIII−VIII線から見た図、である。
図6,7,8に示すように、静電記録ヘッドHoは、絶
縁基板01上に順次形成された誘導電極02、第1絶縁
層03、前記誘導電極02に交差するように配置された
放電電極04、及び第2絶縁層05を備えている。第2
絶縁層05は前記放電電極04の前記誘導電極02との
交差部にイオン生成用の空間領域06を有している。こ
の絶縁基板01上にはさらに、スクリーン電極07が設
けられており、このスクリーン電極07には、前記空間
領域06に対応してイオン通過用の開口部08が形成さ
れている。そして、前記交差部、空間領域06、及び開
口部08は、図7において(平面図において)マトリク
ス状に配置されている。
【0003】前記誘導電極02及び放電電極04間に高
周波高電圧を印加する交流電源010と、前記符号02
〜06で示される要素とから、前記空間領域06にイオ
ンを生成するイオン生成部が構成されている。前記放電
電極04には、スクリーン電極07との間にイオン流制
御用の電界を発生させるためのイオン流制御電圧を出力
するイオン流制御電源011が接続されている。このイ
オン流制御電源011及び前記符号04〜07で示され
た要素からイオン流制御部が構成されている。また、前
記各電極02,04,07には、図示しない静電潜像担
持体(誘電体ドラム)に対するバイアス電位を発生させ
る直流バイアス電源012が接続されている。前述の構
成を備えた静電記録ヘッドは、前記交流電源010の高
周波高電圧により空間領域06に発生したイオンを、放
電電極4,4…とスクリーン電極7との間に形成される
電界により加速若しくは吸収し、イオン流の放出を制御
して、画像信号に応じた静電潜像の形成を行うようにな
っている。上記のように構成される従来の静電記録ヘッ
ドにおいて、そのスクリーン電極材料としては、ニッケ
ル、ステンレス鋼が採用されていた(特開昭 54−7
8134、特開昭 63−53056、特開平 2−4
541)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の記録ヘッドにおいては、放電によって発生する種々の
の活性種によって電極の腐食が起こる。スクリーン電極
に関しては、活性種にさらされるイオン生成空間領域0
6,06,…に面した側の面と開口部08内側の腐食が
著しく、更に腐食が進行すると開口部08,08…の閉
塞がおこり、著しいイオン出力の低下が起こる。このよ
うな腐食に対して、従来用いられていたスクリーン電極
材料の耐食性は、充分満足が得られるものではなかっ
た。本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、下記
(A11)の記載内容を課題とする。 (A11) スクリーン電極の耐食性を向上させ、出力経
時変化の少ない安定した静電記録ヘッドを提供するこ
と。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。前記課題を解
決するために、本出願の第1発明における静電記録ヘッ
ドは、所定方向に延びる誘導電極(2)、第1絶縁層
(3)、前記誘導電極(2)に交差するように配置され
た放電電極(4)、この放電電極(4)の前記誘導電極
(2)との交差部にイオン生成空間領域(6)を有する
第2絶縁層(5)、及び、前記イオン生成空間領域
(6)に対応してイオン通過用の開口部(8)を有する
スクリーン電極(7)が絶縁基板(1)上に積層状態で
設けられた静電記録ヘッドにおいて、下記の要件(A
1)を備えたことを特徴とする、(A1) 前記スクリー
ン電極が、融点1500°C以上の金属の単体もしく
は、貴金属の単体または、それらを主成分とする合金か
ら構成されたこと。
【0006】上記スクリーン電極(7)の製造法として
は、その電極の材質が前記融点が1500°C以上の金
属の単体もしくは貴金属の単体または、それらの合金か
ら成るもので有れば、種々の方法を採用することが可能
である。例えば、前記スクリーン電極(7)は、融点が
1500°C以上の金属の単体もしくは貴金属の単体ま
たは、それらを主成分とする合金からなる厚さ20〜1
00μm、好ましくは30〜50μmの金属箔に、ケミ
カルエッチング、放電加工、パンチング、レーザー加工
等により開口部(8,8…)を形成して得るか、また
は、予め平面上に開口部(8,8…)の位置に相当する
部分に突起を有する型を製作し、その上に、電解及び無
電解メッキ法、PVD法、LPD(液相析出)法等公知
の方法によって前記金属を肉もりした後、型から剥離す
ることによって製造される。尚、上記及び以後説明する
静電記録ヘッドの製造には、本発明のスクリーン電極
(7)を用いる以外は、公知の任意の方法を用いること
ができる。
【0007】また、本出願の第2発明の静電記録ヘッド
は、前記第1発明の静電記録ヘッドにおいて、下記の要
件(A2)を備えたことを特徴とする、(A2) 前記ス
クリーン電極材に用いられる融点1500°C以上の金
属が、チタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、モリ
ブデン、タングステンのうちの1つ、またはそれらを主
成分とする合金であること。
【0008】また、本出願の第3発明の静電記録ヘッド
は、前記第1発明の静電記録ヘッドにおいて、下記の要
件(A3)を備えたことを特徴とする、(A3) 前記ス
クリーン電極材に用いられる貴金属が、金、白金、パラ
ジウムのうちの1つ、またはそれらを主成分とする合金
であること。
【0009】また、本出願の第4発明の静電記録ヘッド
は、所定方向に延びる誘導電極(2)、第1絶縁層
(3)、前記誘導電極に交差するように配置された放電
電極(4)、この放電電極(4)の前記誘導電極(2)
との交差部にイオン生成空間領域(6)を有する第2絶
縁層(5)、及び、前記イオン生成空間領域(6)に対
応してイオン通過用の開口(8)を有するスクリーン電
極(7)が絶縁基板(1)上に積層状態で設けられた静
電記録ヘッドにおいて、下記の要件(A4)を備えたこ
とを特徴とする、(A4) 前記スクリーン電極(7)
が、導電性もしくは、半導電性の芯材と、その表面全体
もしくは少なくとも放電電極(4)に面した側の面で荷
電粒子が当たる部分と開口部(8)内側とを覆う耐酸化
性に優れた表面層部材とから構成されていること。この
第4発明に示した導電性もしくは半導電性の芯材の材質
としては、電圧が印加可能で且つ所望の形状に加工可能
な材質であれば、種々の材質を採用することが可能であ
り、特に金属に限ったものではない。前記スクリーン電
極7の製法としては、その構成が本発明に記した、導電
性もしくは半導電性の芯材と、その表面全体もしくは少
なくとも放電電極(4)に面した側の面で荷電粒子が当
たる部分と開口部(8)内側とを覆う耐酸化性に優れた
表面層部材とから成るものものを製造できる種々の方法
を採用することが可能であり、例えば、以下の方法を採
用することが可能である。まずスクリーン電極(7)の
芯材を、厚さ20〜100μm好ましくは30〜50μ
mのニッケル、ステンレス等の導電性金属箔やシリコン
などの半導電性箔に、ケミカルエッチング、放電加工、
パンチング、レーザー加工等により開口部(8,8…)
を形成して得るか、または、予め平面上に開口部(8,
8…)の位置にに相当する部分に突起を有する型を製作
し、その上に、電解及び無電解メッキ法、PVD法、L
PD(液相析出)法など公知の任意の方法によって、導
電性もしくは半導電性芯材を肉もりした後、型から剥離
することによって作製する。次に、導電性または、半導
電性の芯材の表面全体もしくは少なくとも放電電極
(4)に面した側の面で荷電粒子が当たる部分と開口部
(8)内側とを耐酸化性に優れた材質でコーティング
し、スクリーン電極(7)とする。芯材に耐酸化性の高
い材質をコーティングする方法としては、所望の部位を
コーティングできる方法であれば、公知の任意の方法を
用いることができる。具体的には、電解及び無電解メッ
キ法、電気泳動法、LPD(液相析出)法、PVD法、
CVD法、熱酸化処理法、スプレー法等があげられる。
【0010】また、本出願の第5発明の静電記録ヘッド
は、前記第4発明の静電記録ヘッドにおいて、下記の要
件(A5)を備えたことを特徴とする、(A5) 前記ス
クリーン電極(7)の表面層部材が融点1500°C以
上の金属の単体もしくは貴金属の単体または、それらを
主成分とする合金であること。なお、前記スクリーン電
極(7)の表面層部材に用いられる融点1500°C以
上の金属としては、例えば、チタン、ジルコニウム、タ
ンタル、ニオブ、モリブデン、タングステン等を採用す
ることができる。また、前記スクリーン電極(7)の表
面層部材に用いられる貴金属としては、例えば、金、白
金、パラジウム等を採用することができる。
【0011】また、本出願の第6発明の静電記録ヘッド
は、前記第4発明の静電記録ヘッドにおいて、下記の要
件(A6)を備えたことを特徴とする、(A6) 前記ス
クリーン電極(7)の表面層部材が無機化合物もしく
は、有機高分子化合物であること。本発明の無機化合物
とは、種々の金属もしくは、半導体金属等の酸化物、窒
化物、炭化物あるいはこれらの混合物を指す。したがっ
て、前記スクリーン電極(7)の表面層部材の無機化合
物としては、例えば、珪素、アルミニウム、ホウ素、ジ
ルコニウム、チタン、タンタル、マグネシウム、亜鉛、
鉛のうち1つの酸化物または、窒化物または、炭化物の
いずれか、あるいはそれらを主成分とする混合物等を採
用することができる。また本発明の有機高分子化合物と
は、有機モノマーが多数重合して成る化合物で、ポリエ
チレンの水素元素の一部または、全てが他の元素または
元素団によって置換した構造を持つポリオレフィン樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ポリエーテル樹脂などがあげら
れ、通常これらの樹脂は、更に難燃剤、可塑剤などの添
加剤が加えられて使用される。また、これらの樹脂は1
種類単独で用いてもよいが、複数の樹脂を混練分散させ
るもしくは、化学的に結合させるなどして複合化した状
態、いわゆるポリマーアロイの形で用いても良い。
【0012】また、本出願の第7発明の静電記録ヘッド
は、前記第4発明の静電記録ヘッドにおいて、下記の要
件(A7)を備えたことを特徴とする、(A7) 前記ス
クリーン電極(7)の表面層部材が主に金属アルコキシ
ドの重合物から成る有機無機複合材料であること。前記
スクリーン電極(7)の表面層部材に用いられる金属ア
ルコキシドの金属元素としては、例えば、珪素、アルミ
ニウム、ジルコニウム、チタン、ホウ素等を用いること
ができる。また、本発明に明記した有機無機複合材料と
は、金属または、半導体金属と炭素化合物とが結合した
単位が複数重合して構成される、いわゆる無機高分子と
呼ばれる材料を指す。これらの具体例としては、金属ア
ルコキシドを均質な溶液とし、その溶液中での金属アル
コキシドの加水分解、重合反応を利用して得た化合物
で、金属アルコキシドがテトラエトキシシラン(TEO
S)の場合は、シロキサン系ポリマーが生成する。これ
らをコーティングするに当たっては、加水分解、重合に
よって生成したゾルを被コーティング材に適当なの方法
で塗布した後さらに反応を進めて、ゲル化する。場合に
よってはさらに加熱処理を施しても良い。
【0013】
【作用】前述の特徴を備えた本出願の第1〜第7の発明
の静電記録ヘッドは、スクリーン電極(7)の耐腐食性
が優れているので、腐食によるスクリーン電極開口部
(8)の閉塞が防止できる。
【0014】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。 (実施例1)図1はこの発明の実施例1の静電記録ヘッ
ドHの平面図、図2は同実施例1の静電記録ヘッドHの
要部断面図(図1のII−II線断面図)及びその静電記録
ヘッドHを駆動するための電源を示す図である。図1,
2に示すこの発明の実施例1の静電記録ヘッドHの基本
的構成は、前記図6〜8に示した従来の静電記録ヘッド
Hoとほぼ同様であるため、対応する構成要素には前記
従来例を示す図6〜8で使用した符号の最初の0を除い
た符号を付して、詳細な説明は省略する。尚、このこと
は、これ以後の実施例の説明においても、同様である。
図1,2に示す本実施例1の静電記録ヘッドHは、第2
絶縁層5の上にスペーサSを介してスクリーン電極7が
設けられている点が、前記図6〜8の分厚く形成された
第2絶縁層05上に直接スクリーン電極07が設けられ
た従来例と相違している。したがって、誘導電極2と放
電電極4との交差する位置に形成されるとともにマトリ
クス状に配置されるイオン生成用空間領域6,6,…
は、第2絶縁層5及びスペーサSによって形成されるこ
とになる(図1参照)。なお、本発明の実施例の構成と
しては、前記図6〜8に示す従来例と同様の構成(スペ
ーサを用いない構成)を採用することも可能である。
【0015】図1,2において、アルミナ製の絶縁基板
1上に、第1の白金2%含有銀製の誘導電極2,2…が
厚膜印刷法を用いて互いに平行に設けられている。これ
らの誘導電極2,2…上には、ホウ珪酸系ガラスの絶縁
層3を介して交差するように、二股に分かれた第2のニ
ッケル製放電電極4,4…が設けられている。前記放電
電極4,4…の上には、イオン生成空間領域を形成する
ための開口5aを有する酸化鉛系ガラス製の第2絶縁層
5が、前記二股に割れた放電電極4,4…それぞれの内
側どうしが露出するように設けられている。第2絶縁層
5上には、放電電極4,4…とスクリーン電極7との間
に所定の空間を設けるスペーサーSが設けられている。
スペーサSは前記第2絶縁層5上に張り付けられたテフ
ロン(商品名)製粘着テープにより構成されている。な
お、前記第2絶縁層5を厚く形成して、スペーサSを省
略することも可能である。スペーサー6の上には、厚さ
40μmの金箔に放電加工によって直径100μmの開
口部8を形成して作製したスクリーン電極7が、開口部
8,8…の中心部とイオン生成空間領域6,6,…の中
心部とが正確に一致するように、マニュピュレーター装
置とマイクロメーターを有する微動装置を用いて位置合
わせした後、粘着テープ9を用いて固定されている。
【0016】(実施例1の作用)次に前述の実施例1の
静電記録ヘッドの作用を説明する。上記静電記録ヘッド
Hは、第1絶縁層3を挟んで設けられる誘導電極2,2
…と放電電極4,4…との間に交流電源10により高周
波高電圧を選択的に印加するとともに、放電電極4,4
…にはイオン流制御電源11によりパルス状のイオン流
制御電圧を、またスクリーン電極7には直流バイアス電
源12により直流電圧をそれぞれ印加する。こうするこ
とによってマトリクス状に配置された空間領域6,6,
…において沿面コロナ放電を生起させ、この沿面コロナ
放電によって生成したイオンを放電電極4,4…とスク
リーン電極7とにそれぞれ印加される電圧によって両電
極4,7間に形成される電界により加速若しくは吸収
し、イオン流の放出を制御して、画像信号に応じた静電
潜像の形成を行うようになっている。
【0017】前述の本実施例1の効果を確認するために
次の試験を行った。すなわち、上記静電記録ヘッドHの
誘導電極2,2…と放電電極4,4…との間に、1MH
z、1kVp−pの正弦波をパルス的に印加して放電を
起こし、発生した正負イオンのうち、負イオンがスクリ
ーン電極7に向かって飛翔するように、放電電極4,4
…とスクリーン電極7とにそれぞれ直流電圧を印加し
た。高周波高電圧の印加時間は、正味の高周波高電圧印
加時間がトータルで4時間となるようにした。上記条件
で駆動した静電記録ヘッドのスクリーン電極7を取り外
し、その開口部8の面積をCCDカメラとその信号を処
理する画像解析装置を備えた顕微鏡を用いて測定した。
その値から、各スクリーン電極材料における、負荷印加
前の開口部面積に対する負荷印加後の開口面積を表す相
対開口率(負荷印加後の開口面積/負荷印加前の開口面
積×100 %)を計算した。その結果、本実施例のス
クリーン電極においては、イオン生成空間領域13,1
3…に面した側に、少量の放電電極4,4…の材料であ
るニッケルの酸化物の付着がみられたがスクリーン電極
の酸化は見られず、駆動後の相対開口率もほぼ100%
と、開口部8の閉塞も起こらなかった。なお、この試験
における元素分析に当たっては、電界放射型走査顕微
鏡、エネルギー分散型X線分析器、オージェ電子分光器
を併用して行った。
【0018】(実施例2)次に、実施例2について説明
する。この実施例2は、スクリーン電極7の材質が白金
であること以外は、前記実施例1と同様に構成されてい
る。この実施例2は、前記実施例1と同様の効果確認の
試験において、前記実施例1と同様、駆動後のスクリー
ン電極7の酸化は見られず、駆動後の相対開口率もほぼ
100%と、開口部8の閉塞も起こらなかった。
【0019】(実施例3)次に、実施例3について説明
する。この実施例3は、スクリーン電極7の材質がパラ
ジウムであること以外は、前記実施例1と同様に同様に
構成されている。この実施例3は、前記実施例1と同様
の効果確認の試験において、前記実施例1と同様、駆動
後のスクリーン電極7の酸化は見られず、駆動後の相対
開口率もほぼ100%と、開口部8の閉塞も起こらなか
った。
【0020】(実施例4)次に、実施例4について説明
する。この実施例4は、スクリーン電極7として厚さ3
0μmのチタン(融点1750℃)箔に放電加工によっ
て直径100μmの開口部8を形成したものを用いてい
る。この実施例4は、前記実施例1と同様の効果確認の
試験において、駆動後の相対開口率が90%以上と、開
口部8の閉塞は、ほとんど起こらなかった。
【0021】(実施例5)次に、実施例5について説明
する。この実施例5は、スクリーン電極7として厚さ3
0μmのニオブ(融点2460℃)箔に放電加工によっ
て直径100μmの開口部8を形成したものを用いたこ
と以外は、前記実施例1と同様の構成である。この実施
例5は、前記実施例1と同様の効果確認の試験におい
て、駆動後の相対開口率が90%以上と、開口部8の閉
塞は、ほとんど起こらなかった。
【0022】(実施例6)次に、実施例6について説明
する。この実施例6は、スクリーン電極7として厚さ3
0μmのニオブ(融点2460℃)箔に放電加工によっ
て直径100μmの開口部8を形成したものを用いたこ
と以外は、前記実施例1と同様の構成である。この実施
例6は、前記実施例1と同様の効果確認の試験におい
て、駆動後の相対開口率が90%以上と、開口部8の閉
塞は、ほとんど起こらなかった。
【0023】(実施例7)次に、実施例7について説明
する。この実施例7は、スクリーン電極7として厚さ3
0μmのタンタル(融点3000℃)箔に放電加工によ
って直径100μmの開口部8を形成したものを用いた
こと以外は、前記実施例1と同様の構成である。この実
施例7は、前記実施例1と同様の効果確認の試験におい
て、駆動後の相対開口率が90%以上と、開口部8の閉
塞は、ほとんど起こらなかった。
【0024】(実施例8)次に、実施例8について説明
する。この実施例8は、スクリーン電極として厚さ30
μmのタンタル(融点3000℃)箔に放電加工によっ
て直径100μmの開口部を形成したものを用いたこと
以外は、前記実施例1と同様の構成である。この実施例
8は、前記実施例1と同様の効果確認の試験において、
駆動後の相対開口率が90%以上と、開口部の閉塞は、
ほとんど起こらなかった。
【0025】(実施例9)次に図3,4により、本発明
の実施例9について説明する。この実施例9は、スクリ
ーン電極7として、エッチングによって直径100μm
の開口部を形成した厚さ30μmステンレス(18クロ
ム−8ニッケル)箔に電解メッキにより金7aを3μm
全面にわたってメッキしたものを使用している。その他
の点では、前記実施例1と同様に構成されている。図4
は前記実施例9に対する比較例であり、スクリーン電極
7として、エッチングによって直径100μmの開口部
を形成した厚さ30μmステンレス(18クロム−8ニ
ッケル)箔に、真空蒸着によって1000オングストロ
ームの金7aをイオン生成空間領域6,6,…に面した
側の面のみコーティングしたものを使用している。前記
図3に示す実施例9及び図4に示す前記比較例から次の
ことが分かる。図3に示す実施例9のように、スクリー
ン電極7全面を金でコーティングしたスクリーン電極を
用いた場合には、駆動後の相対開口率がほぼ100%と
なり、開口部8の閉塞は起こらなかった。これに対し
て、開口部8内側が金で覆われていないスクリーン電
極、すなわち図4に示したスクリーン電極7では、開口
部6内側に下地金属であるステンレス鋼の酸化腐食生成
物付着が見られ、駆動後の相対開口率は50%以下に減
少した。これらの結果から、スクリーン電極7において
は、イオン生成空間領域6,6…に面する側の面はもち
ろんのこと、開口部8内側面にも耐食性が要求されるこ
とが分かる。
【0026】次に、本発明の効果を確認するために行っ
た試験例について説明する。 (試験例1)次に、図5に示す構造の試験例1〜5につ
いて説明する。この試験例10は、スクリーン電極7の
代わりに以下に示す開口部を有しない金属片16を用い
たこと以外は、前記実施例1と同様の構成である。本試
験例でスクリーン電極の変わりに用いた金属片16は、
図5のごとくイオン生成空間領域6,6,…に面した側
の面をポリイミド製粘着テープ17で覆ったものであ
る。本試験例1は、駆動後イオン流にさらされた部分
を、光学顕微鏡によって観察した。その結果、イオン流
にさらされた部分では、変色が観察されたものの、スク
リーン電極開口部閉塞の原因となる腐食生成物による膨
れは観察されなかった。
【0027】(試験例2)次に、試験例2について説明
する。この試験例2は、前記試験例1と以下の点で異な
る以外は同様である。本試験例2は、前記試験例1で用
いた金属片16のイオン生成空間領域6,6,…に面し
た側の面を覆う部材が、ポリイミド製粘着テープではな
くテフロン(商品名)粘着テープである点で試験例1と
異なる。本試験例2について、前記試験例1と同様、駆
動後イオン流にさらされた部分を、光学顕微鏡によって
観察した。その結果、イオン流にさらされた部分では、
変色が観察されたものの、スクリーン電極開口部閉塞の
原因となる腐食生成物による膨れは観察されなかった。
【0028】(試験例3)次に、試験例3について説明
する。この試験例3は、前記試験例1と以下の点で異な
る以外は同様である。本試験例3は、前記試験例1で用
いた金属片16のイオン生成空間領域6,6,…に面し
た側の面を覆う部材が、ポリイミド製粘着テープではな
くポリプロピレン系接着性フィルムである点で試験例1
と異なる。本試験例3について、前記試験例1と同様、
駆動後イオン流にさらされた部分を、光学顕微鏡によっ
て観察した。その結果、イオン流にさらされた部分で
は、変色が観察されたものの、スクリーン電極開口部閉
塞の原因となる腐食生成物による膨れは観察されなかっ
た。
【0029】(試験例4)次に、試験例4について説明
する。この試験例4は、前記試験例1と以下の点で異な
る以外は同様の構成である。本試験例4は、前記試験例
1で用いた金属片16のイオン生成空間領域6,6,…
に面した側の面を覆う部材が、ポリイミド製粘着テープ
ではなく窒化ホウ素のスプレーコーティング剤である点
で試験例1と異なる。本試験例4について、前記試験例
1と同様、駆動後イオン流にさらされた部分を、光学顕
微鏡によって観察した。その結果、イオン流にさらされ
た部分では、変色も、スクリーン電極開口部閉塞の原因
となる腐食生成物による膨れも観察されなかった。
【0030】(試験例5)次に、試験例5について説明
する。この試験例5は、前記試験例1と以下の点で異な
る以外は同様である。本試験例5は、前記試験例1で用
いた金属片16のイオン生成空間領域6,6,…に面し
た側の面を覆う部材が、ポリイミド製粘着テープではな
くシロキサン系ポリマーのディプコーティング剤である
点で試験例1と異なる。本試験例5ついて、試験例1と
同様、駆動後イオン流にさらされた部分を、光学顕微鏡
によって観察した。その結果、イオン流にさらされた部
分では、変色も、スクリーン電極開口部閉塞の原因とな
る腐食生成物による膨れも観察されなかった。
【0031】
【発明の効果】前述のこの発明の静電記録ヘッドは、ス
クリーン電極を、融点が1500℃以上の金属の単体も
しくは貴金属の単体又はそれらを主成分とする合金から
構成することにより、あるいは、前記スクリーン電極
を、導電性又は半導電性の芯材と、その表面全体又は少
なくとも放電電極に面した側の面で荷電粒子が当たる部
分と開口部内側面とを覆う耐酸化性に優れた表面層部材
とから構成することにより、駆動中における酸化腐食に
よるスクリーン電極開口部閉塞が防止でき、出力経時変
化の少ない安定した静電記録ヘッドを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の静電記録ヘッドの試験例1〜8の基
本構造を示す平面図である。
【図2】 同試験例1〜8の静電記録ヘッドの基本構造
の要部断面図である。
【図3】 本発明の静電記録ヘッドの試験例9の基本構
造の要部断面図である。
【図4】 本発明の静電記録ヘッドの試験例9の比較例
の基本構造の要部断面図である。
【図5】 本発明の試験例1〜5の静電記録ヘッドの基
本構造の要部断面図である。
【図6】 従来の静電記録ヘッドを示す要部断面図であ
る。
【図7】 前記図6の静電記録ヘッドの平面形状の説明
図で、図6のVII−VII線から見た断面図である。
【図8】 前記図7のVIII−VIII線断面図である。
【符号の説明】
1…絶縁基板、2…誘導電極、3…第1絶縁層、4…放
電電極、5…第2絶縁層、7…スクリーン電極、8…開
口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇田川 浩二 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 小森 由美子 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に延びる誘導電極、第1絶縁
    層、前記誘導電極に交差するように配置された放電電
    極、この放電電極の前記誘導電極との交差部にイオン生
    成空間領域を有する第2絶縁層、及び、前記イオン生成
    空間領域に対応してイオン通過用の開口を有するスクリ
    ーン電極が絶縁基板上に積層状態で設けられた静電記録
    ヘッドにおいて、下記の要件(A1)を備えたことを特
    徴とする静電記録ヘッド、(A1) 前記スクリーン電
    極が、融点1500°C以上の金属の単体もしくは、貴
    金属の単体または、それらを主成分とする合金から構成
    されたこと。
  2. 【請求項2】 下記の要件(A2)を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の静電記録ヘッド、(A2) 前記
    スクリーン電極材に用いられる融点1500°C以上の
    金属が、チタン、ジルコニウム、タンタル、ニオブ、モ
    リブデン、タングステンのうちの1つ、またはそれらを
    主成分とする合金であること。
  3. 【請求項3】 下記の要件(A3)を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の静電記録ヘッド、(A3) 前記
    スクリーン電極材に用いられる貴金属が、金、白金、パ
    ラジウムのうちの1つ、またはそれらを主成分とする合
    金であること。
  4. 【請求項4】 所定方向に延びる誘導電極、第1絶縁
    層、前記誘導電極に交差するように配置された放電電
    極、この放電電極の前記誘導電極との交差部にイオン生
    成空間領域を有する第2絶縁層、及び、前記イオン生成
    空間領域に対応してイオン通過用の開口を有するスクリ
    ーン電極が絶縁基板上に積層状態で設けられた静電記録
    ヘッドにおいて、下記の要件(A4)を備えたことを特
    徴とする静電記録ヘッド、(A4) 前記スクリーン電
    極が、導電性もしくは、半導電性の芯材と、その表面全
    体もしくは少なくとも放電電極に面した側の面で荷電粒
    子が当たる部分と開口部内側とを覆う耐酸化性に優れた
    表面層部材とから構成されていること。
  5. 【請求項5】 下記の要件(A5)を備えたことを特徴
    とする請求項4記載の静電記録ヘッド、(A5) 前記
    スクリーン電極の表面層部材が融点1500°C以上の
    金属の単体もしくは貴金属の単体または、それらを主成
    分とする合金であること。
  6. 【請求項6】 下記の要件(A6)を備えたことを特徴
    とする請求項4記載の静電記録ヘッド、(A6) 前記
    スクリーン電極の表面層部材が無機化合物もしくは、有
    機高分子化合物であること。
  7. 【請求項7】 下記の要件(A7)を備えたことを特徴
    とする請求項4記載の静電記録ヘッド、(A7) 前記
    スクリーン電極の表面層部材が主に金属アルコキシドの
    重合物から成る有機無機複合材料であること。
JP4284493A 1992-10-22 1992-10-22 静電記録ヘッド Pending JPH06135048A (ja)

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