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JPH0613420B2 - 火災遮へいガラスパネル - Google Patents

火災遮へいガラスパネル

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Publication number
JPH0613420B2
JPH0613420B2 JP57065244A JP6524482A JPH0613420B2 JP H0613420 B2 JPH0613420 B2 JP H0613420B2 JP 57065244 A JP57065244 A JP 57065244A JP 6524482 A JP6524482 A JP 6524482A JP H0613420 B2 JPH0613420 B2 JP H0613420B2
Authority
JP
Japan
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panel
sheet
vitreous
glass
thickness
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP57065244A
Other languages
English (en)
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JPS57183338A (en
Inventor
マルセル・ド・ボ−ル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Glass Europe SA
Original Assignee
Glaverbel Belgium SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Glaverbel Belgium SA filed Critical Glaverbel Belgium SA
Publication of JPS57183338A publication Critical patent/JPS57183338A/ja
Publication of JPH0613420B2 publication Critical patent/JPH0613420B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B17/00Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
    • B32B17/10Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin
    • B32B17/10005Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10165Functional features of the laminated safety glass or glazing
    • B32B17/10311Intumescent layers for fire protection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
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    • B32B17/06Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
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    • B32B17/10009Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets
    • B32B17/10036Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets comprising two outer glass sheets
    • B32B17/10045Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material of synthetic resin laminated safety glass or glazing characterized by the number, the constitution or treatment of glass sheets comprising two outer glass sheets with at least one intermediate layer consisting of a glass sheet

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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Special Wing (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は平らなガラス質シートの間に挾まれた発泡性材
料(intumescent material)の少なくとも二つの層を含
む火災遮蔽ガラスパネルに関する。
ビルデイングの構造において、ガラスパネルはしばしば
外壁または内壁または間仕切に使用されている。明らか
な例には窓に使用される透明ガラスパネルの用途があ
る。不透明ガラスパネルも内部間仕切の下部にしばしば
使用される。
かかるガラスパネルが耐火の一定の厳密な基準を満足す
べきである要求が増大している。使用に当つての種々の
近代的な基準がある。広くそれらは、かかるパネルの一
面を火災に擬した特定の加熱スケジユールに曝したと
き、他の面の平均温度が特定の時間特定の価以下のまま
であるべきであり、同じ時間の間その面のどの部分でも
その最高温度が一定のレベル以上に上昇してはならない
ことを決めている。
更にかかるパネルは、それが有効な火災および煙バリヤ
ーとして残ることができ、輻射熱に対する遮蔽を与える
ように火災発生後できる限り長くその一体性を保持すべ
きことが望ましいことは明らかである。
一つの試験が国際基準ISO834(耐火試験−ビルデイ
ング構造の素子)に決められている。概説するとこの試
験は炉の壁中に試験すべきパネルを装着し、これを次い
で予め定められたスケジユールに従つて加熱し、パネル
が火災および煙防止バリヤーとしてもとのままでいるこ
とがもはやできなくなつた時間またはその外面が許容し
得ない程熱くなつた時間を測定することを含む。パネル
は熱衝撃に耐えるべきであるばかりでなく、それを偶発
的に(または故意に)破壊した人が火災に突然まき込ま
れることのないよう、火災発生後できる限り長い間物理
的衝撃にも耐えるべきである。
英国特許第1290699号も含めた種々な提案が火災
遮蔽ガラスパネルの製造のためになされている。この文
献には、ガラスの耐火性に関する種々な基準で計定され
た判定基準を満足するようになしうる火災遮蔽ガラスパ
ネルの製造において、三枚のガラスシートの間に挾まれ
た二つの発泡性層および二つのガラスシートの間に挾ま
れた一つの発泡性層を使用することを教示している。
上記英国特許で特に提案されているパネルは厚さ約3mm
のガラスシートの使用をしている、これは火災遮蔽ガラ
スパネルの分野における典型的な従来からの提案であ
る。
既知の火災遮蔽パネルは特別の困難なく20分までの間
ISO834を満足させることができ、より長い耐火時間
は一定の追加の工程をとることによつて達成できる。
一つの方法はパネルの厚さを増大することである。厚い
ガラス質シートは、それらが火災発生時に必然的に受け
る熱衝撃によつて亀裂形成を受け易いことは当業者に良
く知られているから、従来技術の提案で意図していた個
々のシートの最大の厚さは5mmであつた、そしてそれ以
上のパネルの厚さの増大は追加のシートおよび発泡性材
料の層の使用によつて達成されていた。これはかなりの
費用の追加と、製造の困難性を加えている。
第二の方法は二重パネルフレーム中に二つの既知の火災
遮蔽パネルを装着することである、しかしかかる二重パ
ネルも費用がかかり、ある情況の下では使用に厄介なも
のなりすぎる。
第三の方法は発泡性層中にガラス繊維および金網を含ま
せることである、しかしこれも製造の困難性を生ぜし
め、透明火災遮蔽ガラスパネル(これは特に本発明が関
係する、ただしこれのみに限るものではないが)の場
合、かかる材料の付加は、外観を損い、パネルの光透過
率を損う。
本発明の目的は簡単にして経済的な方法で高度の耐火性
の基準を容易に達成しうるようにする改変した構造の火
災遮蔽ガラスパネルを提供することにある。
本発明によれば、少なくとも三つのガラス質シートの間
に挾まれた少なくとも二つの発泡性材料の層を含む火災
遮蔽ガラスパネルであつて、少なくとも一つの中間ガラ
ス質シートが少なくとも6mmの厚さを有することを特徴
とする火災遮蔽ガラスパネルを提供する。
少なくとも6mmの厚さであるシートをパネル中に存在さ
せることは、火災遮蔽の目的に特に有用なパネルを作る
多くの利点を提供する。しかしながら、全体が対称的で
あるパネルの場合を除いて、これらの利点はパネルの火
災発生側によつてその程度に差があることは認められる
であろう。本発明の利点は、より厚いガラス質シートが
火災とパネルの少なくとも一つのより薄いガラス質シー
トとの間にあるとき、常に非常に大であり、従つてこの
点をパネルを組立てるときに心にとめておくべきであ
る。
前述した如く、厚いガラス質シートは薄いシートよりも
熱衝撃の結果として破壊を受け易いことが当業者に知ら
れていることから、厚さが6mm以上のガラス質シートの
使用が火災遮蔽ガラスパネルに利点を与えることは事実
として驚くべきことである。
かかる厚いガラス質シートの使用は、シートのより大な
る質量のため、耐火性の点において有利に作用する。
中央ガラスシートが厚さ8mmで他の二つがガラスシー
トがそれぞれ厚さ3mmである三つのガラスシートに挟
まれた二つの発泡性層(2.5mmの水和ケイ酸ナトリ
ウム)を有する本発明によるパネルは60分以上ISO
−834の耐火試験を満足するのに対して、厚し中間ガ
ラスシートを有しない同じパネル(中央ガラスシートの
厚さは3mm)は30分間ISO−834の耐火試験を
満足するにすぎなかった。
本発明によるパネルの原価効率は、少なくとも一つの上
記中間ガラス質シートが7〜10mmの範囲を有するとき
増強されることが判つた、従つてこれが好ましい。事実
において、特に好ましいいかかるシートの厚さは8mmで
ある。
本発明においては、パネルの中間ガラス質シートまたは
少なくとも一つの中間ガラス質シートが少なくとも6m
mの厚さを有し、他のガラス質シートまたは少なくとも
一つの他のガラス質シートの厚さより大なる厚さを有す
る。中央ガラスシートが厚さ6mmで他の二つのガラス
シートが、それぞれ厚さ3mmである三つのガラスシー
トに挟まれた二つの発泡性層(2.5mmの水和ケイ酸
ナトリウム)を有する本発明によるパネルは、厚さ6m
mの三つのガラスシート間に挟まれた二つの発泡性層を
有するパネルと比較すると、耐火基準における耐火特性
(ISO−834)は同じ等級に属し、正確な耐火時間
の違いも2,3分でしかない。
逆に、後者のパネルは前者の本発明によるパネルより重
く、そしてその大きな合計の厚みのため特殊な枠を必要
とする。従って、本発明によるパネルは耐火特性に著し
い影響を与えないで、ガラス質材料および組立枠を節約
し、重量を抑えることに成功している。
本発明によるパネルにおいて厚さの異なるシートを用い
ることの利点は、一つ以上の下記の特長を採用するとき
特に明らかとなる。
i)パネルのガラス質シートによつて示される異なる厚さ
の中、最大の厚さが最小の厚さの少くとも2倍であるこ
と; ii)パネルの少なくとも一つのガラス質シートが6mm未
満の厚さを有すること; iii)パネルの中間ガラス質シートが少なくとも6mmの厚
さを有すること; iv)パネルの少なくとも一つのガラス質シートが2.5
〜4mmの範囲の厚さを有すること。
本発明においては、パネルは少なくとも三つのガラス質
シートおよび少なくとも二つの挾まれた発泡性層を含
む。これはパネルの原価に明らかに加えられるが、それ
は耐火性の特に厳しい基準に合格しなければならないと
きに立証される。勿論本発明による個々のパネルに使用
されるガラス質シートおよび中間挿入発泡性層の数はそ
のパネルによつて合格すべき耐火基準によつて決る。
本発明において、少なくとも一つの中間ガラス質シート
が上記の少なくとも6mmの厚さを有することが、これが
耐火性の点において有利である。
あるいは、またそれに加えて、パネルの三枚のガラス質
シートの一つに厚さが少なくとも他の二つの厚さの合計
に等しいような三枚のガラス質シートのパネルであるの
が好ましい。これは不都合な重量の増大をもたらすこと
なくパネルの効率を促進する。
それぞれの厚さに従つてパネルの中心に対して対称的に
配置することがガラス質シートに対して特に好ましい、
それはそのときパネルが、火災が発生する側が何れの側
にあつても同等に有効に作用するからである。
熱衝撃による亀裂形成または破砕が起る可能性を減ずる
ため、厚さが6mm以上である少なくとも一つのまたは各
ガラス質シートが0〜400℃の温度範囲における膨張
係数(E)が最大でも7.5×10-6/℃である材料から
形成するのが好ましい。
火災遮蔽パネルのシートの破砕の問題に加えて、かかる
パネルが非常に強力な熱の作用を受けるとき、ある状況
の下では、ガラス質材料はその軟化点以上の温度に加熱
されることがあり、従つてシート中の亀裂が開かれ、シ
ートがその自重の下でつぶれ始めるようになる別の問題
に遭遇する。この点から見てガラスの変形点(dilatome
tric softening point)が特に重要であり、これはガラ
ス質材料が、1011.5ポイズの粘度(11.5温度)を
有する温度として定義される。
かかる膨張基準および軟化基準は硼ケイ酸ガラス、結晶
化ガラス(vitro-ceramic)またはガラス結晶質材料、
またはアルミノケイ酸ガラスまたはアルミノ硼ケイ酸ガ
ラスから上記材料を選択することによつて合致させるこ
とができて好ましい。満足できることが判つたアルミノ
ケイ酸ガラスおよび3種のアルミノ硼ケイ酸ガラスの組
成物には次のものがある(重量部)。
パネルはガラス質シートおよび発泡性層を一緒に結合さ
せた形の積層体として構成するのが好ましく、それは透
明であるのが好ましい。
本発明のある例においては、好ましくは厚さ6mm以上で
ある各シートを含めて、パネルの少なくとも一つのシー
トが強化ガラス、特に化学的強化ガラスである。これは
火災発生前のパネルの破壊に対する抵抗性が特に重要で
ある場合にパネルを使用するとき利点を提供する。
各発泡性層が少なくとも1.5mmの厚さであるとき、そ
して好ましくはパネル中の発泡性材料の合計の厚さが少
なくとも3.5mmであるとき高度の耐火性が達成でき
る。使用する発泡性材料の量はパネルが耐火性を維持す
る時間に効果を有する。
多くの観点から発泡性材料は水和ケイ酸ナトリウムであ
る、しかし他の水和金属塩も好適である。特にSiO2:Na
2Oの重量比が3.4:1であり、水を30〜35重量%
含有する水和ケイ酸ナトリウムを使用するのが好適であ
る。
本発明を添付図面を参照して説明する。第1図〜第4図
は火災遮蔽パネルの種々の具体例の断面略図である。
第1図において示したパネルは少なくとも6mmの厚さを
有するガラス質シート1を含む。発泡性材料の層2が第
一ガラス質シート1と、第1シートの右側に置いた第二
ガラス質シート3の間に挾まれている。第一ガラス質シ
ート1は第二ガラス質シート3よりも厚いものとして示
してある。
そして第二ガラス質シート3と第三ガラス質シート5の
間に挟まれた第二発泡性層4と共に同様のサンドイウツ
チ1,2,3を含む。この第三ガラス質シート5も第一
シート1より薄いものとして示したが、ここでもそれは
第一シート1と同じ厚さにしてもよい。第一ガラス質シ
ート1の左側に第四ガラス質シート7(これも第一シー
トより薄い)との間に挾まれた第三発泡性層6を加え、
そして第四の薄いシート7とこれも薄いガラス質材料の
第五シート9の間に挾まれた第四発泡性層8を加えてあ
る。
第2図は第1図に示したパネルに相当する対称パネルを
示すが、外側発泡性層4および8と、外側ガラス質シー
ト5および9を除いて変えてある。
第1図および第2図において、中間ガラス質シート1
は、パネルの他のガラス質シート(第1図における3,
5,7,9および第2図における3,7)の厚さの少な
くとも2倍である。これらのパネルの厚いシート1を含
む三つの連続シートの例では、厚いシート1は他の二つ
のシートの厚さの合計に少なくとも等しい厚さを有す
る。
実施例1(第2図) 透明耐火性ガラスパネルは厚さ3mmの二枚のシート7,
3を含み、その各々と中央ガラスシート1(厚さ8mm)
との間に厚さ1.8mmの水和ケイ酸ナトリウムの層6,
2を挾んだ。
かかるパネルを国際基準ISO834および対応するベル
ギー基準NBN713−020に従つて試験した。
概説すると、この試験は炉の壁に実際に使用する大きさ
のパネルを装着し、炉の温度(常温以上のT℃)を下記
式に従つて上昇させる。
T=345log10(8t+1) 式中tは経過時間(分)である。
これは次の如き温度スケジユールを与える。時間(分) 温度(常温以上の℃) 5 556 10 659 15 718 30 821 60 925 90 986 120 1029 試験を満足させるためには、パネルは耐炎および耐溶融
バリヤーとして完全なままでなくてはなず、炉の外に向
いたパネルの面の温度がその始めの温度(常温)以上1
40℃より高く上昇してはならず、パネルのその面上の
点で180℃より上まで温度上昇する点があつてはなら
ない。
本実施例によるパネルはこの試験に少なくとも30分応
じうることが判つた。事実180℃以上まで温度上昇し
た炉の外に向いたパネル面上の第一点は約50分後にし
か見出されなかつた。
実施例1のパネルを二つの他のパネルと比較した、即ち
その一つは水和ケイ酸ナトリウムの二つの同じ厚さの層
を挾んだ厚さ3mmの三つのガラスシートを有しており、
その第二は一つの水和ケイ酸ナトリウム層と二つの3mm
のガラスシートから構成した。発泡性層の同じ合計の厚
さに対して、実施例1によるパネルはかかる比較パネル
の第一のものよりも10〜15分長く、また第二のもの
よりも20〜25分長く続くことが判つた。
実施例2(第2図) 水和ケイ酸ナトリウムの各層を厚さ2.5mmまで増大さ
せた以外は実施例1に記載した如く、透明耐火性ガラス
パネルを作つた。
同じ試験を受けさせたとき、かかるパネルは少なくとも
60分間、正確には63分間満足できた。
この実施例の改変において、ケイ酸塩層2,6を比較的
薄いガラス質シート3,7上に形成させ、それらはポリ
ビニルブチラールのフイルムを用いて厚ガラス質シート
1に結合させた。これはパネル(火災にそれが曝露され
る前)に良好な老化性を与える利点を有する、従つて高
度の透明性を長く維持した。
実施例3(第1図) 厚いシート1を8mmのガラスのシートとし、他の各ガラ
ス質シート9,7,3,5を3mmのガラスシートとし
て、第1図に従つてガラスパネルを構成した。各発泡性
層8,6,2,4は厚さ2.5mmの水和ケイ酸ナトリウ
ムの層とした。かかるパネルは90分以上、正確には9
5分間ISO−834の耐火試験を満足することが判つ
た。
実施例1〜3の何れかの改変において、厚いガラスシー
トを前述した組成を有するアルミノケイ酸塩ガラスおよ
びアルミノ硼ケイ酸塩ガラスの何れか一つで形成した。
各実施例の別の改変において、パネルの厚いシート1お
よび/または何れかのガラス質シートを化学的に強化し
たガラスのシートとした。
各実施例の別の改変において、パネルの厚いシート1お
よび/または他のガラス質シートの何れかを結晶化ガラ
ス材料またはガラス結晶質材料のシートとした。かかる
材料は、その中に一つ以上の微結晶質相の形成を誘起さ
せるようにガラスを熱処理して作ることができる。2種
の好適なガラス結晶質材料は下記組成(重量%)および
性質を有していた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は火災遮蔽パネルの種々な例の断面略図
である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルが少なくとも三つのガラス質シート
    および少なくとも二つの挟まれた発泡性層を有し、中間
    ガラス質シートまたは少なくとも一つの中間ガラス質シ
    ートが少なくとも6mmの厚さを有し、他のガラス質シ
    ートまたは少なくとも一つの他のガラス質シートの厚さ
    より大なる厚さを有することを特徴とする平らなガラス
    質シートの間に挟まれた発泡性材料の層を有する火災遮
    蔽ガラスパネル。
  2. 【請求項2】上記中間ガラス質シートが7〜10mmの
    範囲の厚さを有する特許請求の範囲第1項記載のパネ
    ル。
  3. 【請求項3】パネルの各シートによって示される異なっ
    た厚さの中、最大の厚さが最小の厚さの少なくとも2倍
    である特許請求の範囲第1項記載のパネル。
  4. 【請求項4】パネルの少なくとも一つのガラス質シート
    が6mm未満の厚さを有する特許請求の範囲第1項また
    は第3項記載のパネル。
  5. 【請求項5】パネルの少なくとも一つのガラス質シート
    が2.5〜4mm範囲の厚さを有する特許請求の範囲第
    4項記載のパネル。
  6. 【請求項6】パネルの三つのガラス質シートがあり、そ
    れらの一つの厚さが他の二つの厚さの合計に少なくとも
    等しいようにした特許請求の範囲第1項〜第5項の何れ
    か一つに記載のパネル。
  7. 【請求項7】ガラス質シートがそれらのそれぞれの厚さ
    によってパネルの中心から対称的に配置されている特許
    請求の範囲第1項〜第6項の何れか一つに記載のパネ
    ル。
  8. 【請求項8】厚さが6mm以上であるガラス質シートま
    たは各ガラス質シートが0℃〜400℃の温度範囲にわ
    たっての膨張係数が最大でも7.5×10-6/℃である
    材料から形成された特許請求の範囲第1項〜第7項の何
    れか一つに記載のパネル。
  9. 【請求項9】厚さが6mm以上である少なくとも一つの
    ガラス質シートまたは各ガラス質シートが、変形点(1
    1.5温度)が少なくとも600℃である材料から形成
    された特許請求の範囲第1項〜第8項の何れか一つに記
    載のパネル。
  10. 【請求項10】上記材料の硼ケイ酸ガラス、結晶化ガラ
    ス、ガラス結晶質材料、アルミノケイ酸ガラスおよびア
    ルミノ硼ケイ酸ガラスから選択する特許請求の範囲第8
    項または第9項記載のパネル。
  11. 【請求項11】上記ガラス質シートおよび上記発泡性材
    料が共に積層されている特許請求の範囲第1項〜第10
    項の何れか一つに記載のパネル。
JP57065244A 1981-04-21 1982-04-19 火災遮へいガラスパネル Expired - Lifetime JPH0613420B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8112396 1981-04-21
GB8112396 1981-04-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57183338A JPS57183338A (en) 1982-11-11
JPH0613420B2 true JPH0613420B2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=10521271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57065244A Expired - Lifetime JPH0613420B2 (ja) 1981-04-21 1982-04-19 火災遮へいガラスパネル

Country Status (12)

Country Link
US (1) US4485601A (ja)
JP (1) JPH0613420B2 (ja)
AT (1) AT385239B (ja)
AU (1) AU555235B2 (ja)
BE (1) BE892835A (ja)
CH (1) CH651537A5 (ja)
DE (1) DE3214852C2 (ja)
FR (1) FR2504117B1 (ja)
IT (1) IT1191185B (ja)
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