JPH06133365A - ワイヤレス電子機器 - Google Patents
ワイヤレス電子機器Info
- Publication number
- JPH06133365A JPH06133365A JP4303054A JP30305492A JPH06133365A JP H06133365 A JPH06133365 A JP H06133365A JP 4303054 A JP4303054 A JP 4303054A JP 30305492 A JP30305492 A JP 30305492A JP H06133365 A JPH06133365 A JP H06133365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- mouse
- storage element
- power
- electronic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Position Input By Displaying (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Transmitters (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源の保守を必要としないワイヤレス電子機
器を提供する。 【構成】 所定の電子回路12X〜15を有するワイヤ
レス電子機器10を対象とする。揺動にしたがって交流
電圧を発電する発電手段21X、21Yを設ける。この
発電手段21X、21Yに接続された整流回路22X、
22Yを設ける。この整流回路22X、22Yから出力
される直流電圧を蓄積する蓄積素子24を設ける。この
蓄積素子24に蓄積された直流電圧を、電子回路12X
〜15にその電源電圧として供給する。
器を提供する。 【構成】 所定の電子回路12X〜15を有するワイヤ
レス電子機器10を対象とする。揺動にしたがって交流
電圧を発電する発電手段21X、21Yを設ける。この
発電手段21X、21Yに接続された整流回路22X、
22Yを設ける。この整流回路22X、22Yから出力
される直流電圧を蓄積する蓄積素子24を設ける。この
蓄積素子24に蓄積された直流電圧を、電子回路12X
〜15にその電源電圧として供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤレス電子機器
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータにおいて、マウ
スをワイヤレス式として操作性を向上させることが考え
られている。また、テレビ受像機においても、赤外線式
のリモコン送信機により、チャンネルや音量などを変更
できるようにされている。
スをワイヤレス式として操作性を向上させることが考え
られている。また、テレビ受像機においても、赤外線式
のリモコン送信機により、チャンネルや音量などを変更
できるようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のワイ
ヤレス電子機器は、乾電池や充電式電池を電源としてい
るので、電池が消耗したときには、新しい電池と交換し
たり、充電したりする必要がある。しかし、電池の消耗
を正確に検出することは困難なので、使用したいときに
電池が切れていて動作しないというような保守上の問題
があった。
ヤレス電子機器は、乾電池や充電式電池を電源としてい
るので、電池が消耗したときには、新しい電池と交換し
たり、充電したりする必要がある。しかし、電池の消耗
を正確に検出することは困難なので、使用したいときに
電池が切れていて動作しないというような保守上の問題
があった。
【0004】また、クリーンなエネルギー源として太陽
電池があるが、当然のことながら、太陽電池は光をあて
ないと、出力が得られない。しかも、太陽電池の光/電
力の変換効率はあまり高くない。
電池があるが、当然のことながら、太陽電池は光をあて
ないと、出力が得られない。しかも、太陽電池の光/電
力の変換効率はあまり高くない。
【0005】このため、普通の明るさの部屋で、太陽電
池により、マウスやリモコン送信機を十分に動作させる
ほどの電力を得ることは無理である。また、マウスの場
合、使用時には、そのほとんどの部分が手で覆われるの
で、なおさら無理である。
池により、マウスやリモコン送信機を十分に動作させる
ほどの電力を得ることは無理である。また、マウスの場
合、使用時には、そのほとんどの部分が手で覆われるの
で、なおさら無理である。
【0006】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】ところで、パーソナルコ
ンピュータにおいて、マウスを使用する場合には、必ず
そのマウスをマウスパッドなどの上を移動させる。ま
た、テレビ受像機のリモコン送信機も、特定の場所に置
いたまま使用することはなく、手にとって使用する。
ンピュータにおいて、マウスを使用する場合には、必ず
そのマウスをマウスパッドなどの上を移動させる。ま
た、テレビ受像機のリモコン送信機も、特定の場所に置
いたまま使用することはなく、手にとって使用する。
【0008】この発明は、このような点に着目し、マウ
スやリモコン送信機などにおいて、自身の動きにより発
電し、その発電出力を電源とするようにしたものであ
る。
スやリモコン送信機などにおいて、自身の動きにより発
電し、その発電出力を電源とするようにしたものであ
る。
【0009】すなわち、この発明においては、各部の参
照符号を後述の実施例に対応させると、所定の電子回路
12X〜15を有するワイヤレス電子機器10におい
て、揺動にしたがって交流電圧を発電する発電手段21
X、21Yと、この発電手段21X、21Yに接続され
た整流回路22X、22Yと、この整流回路22X、2
2Yから出力される直流電圧を蓄積する蓄積素子24と
を設ける。そして、この蓄積素子24に蓄積された直流
電圧を、電子回路12X〜15にその電源電圧として供
給するようにしたものである。
照符号を後述の実施例に対応させると、所定の電子回路
12X〜15を有するワイヤレス電子機器10におい
て、揺動にしたがって交流電圧を発電する発電手段21
X、21Yと、この発電手段21X、21Yに接続され
た整流回路22X、22Yと、この整流回路22X、2
2Yから出力される直流電圧を蓄積する蓄積素子24と
を設ける。そして、この蓄積素子24に蓄積された直流
電圧を、電子回路12X〜15にその電源電圧として供
給するようにしたものである。
【0010】
【作用】ワイヤレス電子機器10の操作部11の操作に
したがって、発電手段21X、21Yに交流電圧が発生
し、この交流電圧が整流回路22X、22Yにより直流
電圧に整流されて蓄積素子24に蓄積される。そして、
この蓄積素子24の直流電圧が電子回路12X〜15に
その動作電圧として供給される。
したがって、発電手段21X、21Yに交流電圧が発生
し、この交流電圧が整流回路22X、22Yにより直流
電圧に整流されて蓄積素子24に蓄積される。そして、
この蓄積素子24の直流電圧が電子回路12X〜15に
その動作電圧として供給される。
【0011】
【実施例】図1は、パーソナルコンピュータのマウスを
ワイヤレス化するとともに、そのマウスにこの発明を適
用した場合の一例を示す。
ワイヤレス化するとともに、そのマウスにこの発明を適
用した場合の一例を示す。
【0012】すなわち、図1において、10はそのマウ
スを示し、11はマウスボール、12X、12YはX軸
及びY軸のロータリーエンコーダで、このエンコーダ1
2X、12Yの回転検出軸が、マウスボール11に対し
てX軸方向及びY軸方向から接している。
スを示し、11はマウスボール、12X、12YはX軸
及びY軸のロータリーエンコーダで、このエンコーダ1
2X、12Yの回転検出軸が、マウスボール11に対し
てX軸方向及びY軸方向から接している。
【0013】そして、マウス10を動かすと、ボール1
1が回転することにより、エンコーダ12X、12Yか
ら、そのX方向及びY方向の移動量に対応した数のパル
スが出力され、これらパルスがマウスエンコーダ13に
より所定のフォーマットのシリアル信号にエンコードさ
れる。また、キー14を押したときにも、これがエンコ
ーダ13によりシリアル信号にエンコードされる。そし
て、このエンコーダ13からのシリアル信号が、送信回
路15により被変調信号とされ、この被変調信号がアン
テナ16から送信される。
1が回転することにより、エンコーダ12X、12Yか
ら、そのX方向及びY方向の移動量に対応した数のパル
スが出力され、これらパルスがマウスエンコーダ13に
より所定のフォーマットのシリアル信号にエンコードさ
れる。また、キー14を押したときにも、これがエンコ
ーダ13によりシリアル信号にエンコードされる。そし
て、このエンコーダ13からのシリアル信号が、送信回
路15により被変調信号とされ、この被変調信号がアン
テナ16から送信される。
【0014】そして、図示はしないが、マウス10から
送信された信号が、専用の受信機により受信されてもと
のシリアル信号が復調されるとともに、そのシリアル信
号が、一般のマウスの出力と等価な信号に変換されてパ
ーソナルコンピュータに供給される。
送信された信号が、専用の受信機により受信されてもと
のシリアル信号が復調されるとともに、そのシリアル信
号が、一般のマウスの出力と等価な信号に変換されてパ
ーソナルコンピュータに供給される。
【0015】さらに、上述した各回路12X〜15に、
その動作電圧を供給するため、その電源回路20が次の
ように構成される。すなわち、ロータリーエンコーダ1
2X、12Yの回転検出軸に、交流発電機21X、21
Yの回転軸が結合されるとともに、その発電機21X、
21Yには両波整流回路22X、22Yが接続される。
そして、この整流回路22X、22Yの出力が、共通の
電圧制限回路23を通じて大容量のコンデンサ24に供
給されるとともに、このコンデンサ24が、回路12X
〜15の電源ラインに接続される。
その動作電圧を供給するため、その電源回路20が次の
ように構成される。すなわち、ロータリーエンコーダ1
2X、12Yの回転検出軸に、交流発電機21X、21
Yの回転軸が結合されるとともに、その発電機21X、
21Yには両波整流回路22X、22Yが接続される。
そして、この整流回路22X、22Yの出力が、共通の
電圧制限回路23を通じて大容量のコンデンサ24に供
給されるとともに、このコンデンサ24が、回路12X
〜15の電源ラインに接続される。
【0016】なお、発電機21X、21Yとして、模型
などに使用される小型の直流モータを使用することがで
きる。
などに使用される小型の直流モータを使用することがで
きる。
【0017】このような構成によれば、マウス10を動
かすと、そのボール11の回転により発電機21X、2
1Yにおいて交流電圧が発電され、その交流電圧が整流
回路22X、22Yにより直流電圧に整流され、この直
流電圧がコンデンサ24に充電される。なお、このと
き、その充電電圧の大きさは、制限回路23により制限
され、過大な直流電圧が充電されることはない。
かすと、そのボール11の回転により発電機21X、2
1Yにおいて交流電圧が発電され、その交流電圧が整流
回路22X、22Yにより直流電圧に整流され、この直
流電圧がコンデンサ24に充電される。なお、このと
き、その充電電圧の大きさは、制限回路23により制限
され、過大な直流電圧が充電されることはない。
【0018】そして、このコンデンサ24の充電電圧
が、回路12X〜15にそれらの動作電圧として供給さ
れるので、これら回路12X〜15が上述のように動作
してマウス10の動きを示す信号が本体であるパーソナ
ルコンピュータに送られる。こうして、マウス10をワ
イヤレスで使用することができ、したがって、マウス1
0の使用時、コードがじゃまにならず、快適にマウス1
0を使用できる。しかも、この場合、特にこの発明によ
れば、マウス10自身の動きを利用して電源電圧となる
電圧を発電してしているので、マウス10に電池を搭載
する必要がなく、したがって、電池切れによるトラブル
を解消することができる。また、保守も必要としない。
が、回路12X〜15にそれらの動作電圧として供給さ
れるので、これら回路12X〜15が上述のように動作
してマウス10の動きを示す信号が本体であるパーソナ
ルコンピュータに送られる。こうして、マウス10をワ
イヤレスで使用することができ、したがって、マウス1
0の使用時、コードがじゃまにならず、快適にマウス1
0を使用できる。しかも、この場合、特にこの発明によ
れば、マウス10自身の動きを利用して電源電圧となる
電圧を発電してしているので、マウス10に電池を搭載
する必要がなく、したがって、電池切れによるトラブル
を解消することができる。また、保守も必要としない。
【0019】さらに、マウス10自身の動きを利用する
ので、エネルギー源としてクリーンであり、電池をまっ
たく使用しないことからもエコロジー商品とすることも
できる。また、発電機21X、21Yとしても、模型な
どに使用される小型の直流モータを使用することがで
き、特殊な部品を必要としないので、ローコストであ
る。
ので、エネルギー源としてクリーンであり、電池をまっ
たく使用しないことからもエコロジー商品とすることも
できる。また、発電機21X、21Yとしても、模型な
どに使用される小型の直流モータを使用することがで
き、特殊な部品を必要としないので、ローコストであ
る。
【0020】図2は、この発明をテレビ受像機のリモコ
ン送信機に適用した場合の一例を示す。すなわち、図2
において、30はそのリモコンの送信機を示し、これ
は、本体回路として、チャンネル切り換えキーなどの操
作キー31、キーエンコーダ32、変調回路33、赤外
線LED34を有する。
ン送信機に適用した場合の一例を示す。すなわち、図2
において、30はそのリモコンの送信機を示し、これ
は、本体回路として、チャンネル切り換えキーなどの操
作キー31、キーエンコーダ32、変調回路33、赤外
線LED34を有する。
【0021】そして、キー31が操作されると、そのキ
ー出力が、エンコーダ32において、操作されたキーに
対応したパルス列に変換され、そのパルス列が変調回路
33に変調信号として供給されてPAM信号とされ、こ
のPAM信号がLED34に供給され、赤外線光がLE
D34から出力される。なお、エンコーダ32及び変調
回路33は、キー31が操作されたときのみ動作状態と
なり、キー31が操作されていないときには、待機状態
(パワーダウンモード)にある。
ー出力が、エンコーダ32において、操作されたキーに
対応したパルス列に変換され、そのパルス列が変調回路
33に変調信号として供給されてPAM信号とされ、こ
のPAM信号がLED34に供給され、赤外線光がLE
D34から出力される。なお、エンコーダ32及び変調
回路33は、キー31が操作されたときのみ動作状態と
なり、キー31が操作されていないときには、待機状態
(パワーダウンモード)にある。
【0022】そして、回路32、33に、その動作電圧
を供給するため、その電源回路40が次のように構成さ
れる。すなわち、送信機30の内部に棒状の永久磁石4
1が固定して設けられるとともに、コイル42が、磁石
41に巻回されるように、かつ、磁石41の磁束方向に
摺動自在に設けられる。そして、このコイル42が、両
波整流回路43に接続されるとともに、その出力端に
は、大容量のコンデンサ44が接続され、さらに、この
コンデンサ44が、回路32、33の電源ラインに接続
される。
を供給するため、その電源回路40が次のように構成さ
れる。すなわち、送信機30の内部に棒状の永久磁石4
1が固定して設けられるとともに、コイル42が、磁石
41に巻回されるように、かつ、磁石41の磁束方向に
摺動自在に設けられる。そして、このコイル42が、両
波整流回路43に接続されるとともに、その出力端に
は、大容量のコンデンサ44が接続され、さらに、この
コンデンサ44が、回路32、33の電源ラインに接続
される。
【0023】このような構成によれば、リモコンの送信
機30を手にしたとき、これが動くことにより、コイル
42が磁石41に沿って往復移動するので、コイル42
に交流電圧が発生し、この交流電圧が、整流回路43に
より直流電圧に整流され、この直流電圧がコンデンサ4
4に蓄積される。そして、このコンデンサ44に蓄積さ
れた直流電圧が、回路33、34にそれらの動作電圧と
して供給される。
機30を手にしたとき、これが動くことにより、コイル
42が磁石41に沿って往復移動するので、コイル42
に交流電圧が発生し、この交流電圧が、整流回路43に
より直流電圧に整流され、この直流電圧がコンデンサ4
4に蓄積される。そして、このコンデンサ44に蓄積さ
れた直流電圧が、回路33、34にそれらの動作電圧と
して供給される。
【0024】したがって、キー31を操作すれば、上述
のように、その操作されたキーに対応する赤外線光がL
ED34から出力され、この赤外線光がテレビ受像機
(図示せず)の受光部に供給される。したがって、テレ
ビ受像機をリモコンすることができる。
のように、その操作されたキーに対応する赤外線光がL
ED34から出力され、この赤外線光がテレビ受像機
(図示せず)の受光部に供給される。したがって、テレ
ビ受像機をリモコンすることができる。
【0025】そして、この例においても、送信機30自
身の動きを利用して電源電圧となる電圧を発電してして
いるので、送信機30に電池を搭載する必要がなく、し
たがって、電池切れによるトラブルを解消することがで
きる。また、保守も必要としない。
身の動きを利用して電源電圧となる電圧を発電してして
いるので、送信機30に電池を搭載する必要がなく、し
たがって、電池切れによるトラブルを解消することがで
きる。また、保守も必要としない。
【0026】図3に示す例においては、リモコンの送信
機30に、2つの棒状の永久磁石41X、41Yが、互
いに直交する方向に固定して設けられるとともに、これ
ら磁石41X、41Yにコイル42X、42Yが磁束方
向に摺動自在に設けられる。そして、このコイル42
X、42Yが、整流回路43X、43Yに接続されると
ともに、その出力端に、大容量のコンデンサ44が接続
され、さらに、このコンデンサ44が、回路32、33
の電源ラインに接続される。
機30に、2つの棒状の永久磁石41X、41Yが、互
いに直交する方向に固定して設けられるとともに、これ
ら磁石41X、41Yにコイル42X、42Yが磁束方
向に摺動自在に設けられる。そして、このコイル42
X、42Yが、整流回路43X、43Yに接続されると
ともに、その出力端に、大容量のコンデンサ44が接続
され、さらに、このコンデンサ44が、回路32、33
の電源ラインに接続される。
【0027】したがって、この例によれば、送信機30
を、磁石41X、41Yを含む面内において、どのよう
な向きに動かしても発電することができ、発電効率が向
上する。
を、磁石41X、41Yを含む面内において、どのよう
な向きに動かしても発電することができ、発電効率が向
上する。
【0028】図4に示す例においては、リモコン送信機
30の内部に、発電機45が設けられるとともに、その
回転軸に偏心した重り46が固定される。なお、発電機
45として、模型などに使用される小型の直流モータを
使用することができる。
30の内部に、発電機45が設けられるとともに、その
回転軸に偏心した重り46が固定される。なお、発電機
45として、模型などに使用される小型の直流モータを
使用することができる。
【0029】したがって、送信機30を使用することに
より、重り46が揺れると、そのとき、発電機45の回
転軸が、重り46の揺れにしたがって回転ないし回動す
るので、これにより発電が行われ、コンデンサ44が充
電される。
より、重り46が揺れると、そのとき、発電機45の回
転軸が、重り46の揺れにしたがって回転ないし回動す
るので、これにより発電が行われ、コンデンサ44が充
電される。
【0030】図5に示す例においては、リモコン送信機
30において、その操作キー31を押したとき、電源と
なる電圧が発電されるようにした場合である。すなわ
ち、図5において、310は操作キー31のうちの任意
の1つのキーを示し、311はそのキートップ、312
はキー軸で、キートップ311はキー軸312を通じて
スイッチ接点(図示せず)に連結されている。また、キ
ー軸312の周囲には、このキー310が押されていな
いとき、これを定常位置に戻しておくためのコイルバネ
313が設けられている。
30において、その操作キー31を押したとき、電源と
なる電圧が発電されるようにした場合である。すなわ
ち、図5において、310は操作キー31のうちの任意
の1つのキーを示し、311はそのキートップ、312
はキー軸で、キートップ311はキー軸312を通じて
スイッチ接点(図示せず)に連結されている。また、キ
ー軸312の周囲には、このキー310が押されていな
いとき、これを定常位置に戻しておくためのコイルバネ
313が設けられている。
【0031】さらに、キートップ311の内部に永久磁
石314が設けられるとともに、この磁石314に近接
した位置に、コイル315が固定して設けられる。
石314が設けられるとともに、この磁石314に近接
した位置に、コイル315が固定して設けられる。
【0032】したがって、ユーザが、キー310を押す
と、これにより磁石314が移動してコイル315に交
流電圧が発生するので、これを整流してコンデンサに蓄
積することにより、送信機30の電源とすることができ
る。
と、これにより磁石314が移動してコイル315に交
流電圧が発生するので、これを整流してコンデンサに蓄
積することにより、送信機30の電源とすることができ
る。
【0033】なお、例えば図1の例ににおいて、整流回
路22X、22Yを、半波整流回路や倍電圧整流回路な
どとすることもできる。また、コンデンサ24の代わり
に、ニッケル・カドミウム電池などの充電式電池とする
こともできる。さらに、例えば図2の例において、コイ
ル42を固定し、磁石41を移動できるようにしてもよ
い。
路22X、22Yを、半波整流回路や倍電圧整流回路な
どとすることもできる。また、コンデンサ24の代わり
に、ニッケル・カドミウム電池などの充電式電池とする
こともできる。さらに、例えば図2の例において、コイ
ル42を固定し、磁石41を移動できるようにしてもよ
い。
【0034】また、例えば、VTRのリモコン送信機の
ジョグダイヤルなどのように、回転式操作部を有するワ
イヤレス電子機器においても、その回転操作部に発電機
を結合することにより、同様に電源用の電圧を得ること
ができる。さらに、例えば万歩計などにも適用できる。
ジョグダイヤルなどのように、回転式操作部を有するワ
イヤレス電子機器においても、その回転操作部に発電機
を結合することにより、同様に電源用の電圧を得ること
ができる。さらに、例えば万歩計などにも適用できる。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、ワイヤレス電子機器
自身の動きを利用して電源電圧となる電圧を発生させて
いるので、そのワイヤレス機器に電池を搭載する必要が
なく、したがって、電池切れによるトラブルを解消する
ことができる。また、保守も必要としない。
自身の動きを利用して電源電圧となる電圧を発生させて
いるので、そのワイヤレス機器に電池を搭載する必要が
なく、したがって、電池切れによるトラブルを解消する
ことができる。また、保守も必要としない。
【0036】さらに、電子機器自身の動きを利用するの
で、エネルギー源としてクリーンであり、電池をまった
く使用しないことからもエコロジー商品とすることもで
きる。また、特殊な部品を必要としないので、ローコス
トである。
で、エネルギー源としてクリーンであり、電池をまった
く使用しないことからもエコロジー商品とすることもで
きる。また、特殊な部品を必要としないので、ローコス
トである。
【図1】この発明の一例を示す接続図である。
【図2】この発明の他の例を示す接続図である。
【図3】この発明の他の例を示す接続図である。
【図4】この発明の他の例を示す接続図である。
【図5】この発明の他の例の一部を示す断面図である。
10 ワイヤレスマウス 11 マウスボール 12X、12Y ロータリーエンコーダ 13 マウスエンコーダ 15 送信回路 21X、21Y 発電機 22X、22Y 両波整流回路 23 電圧制限回路 24 大容量コンデンサ 30 リモコン送信機 31 操作キー 32 エンコーダ 33 変調回路 34 赤外線LED 41 永久磁石 42 コイル 43 両波整流回路 44 大容量コンデンサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 1/04 P 7240−5K 7/26 L 9297−5K
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の電子回路を有するワイヤレス電子
機器において、 揺動にしたがって交流電圧を発電する発電手段と、 この発電手段に接続された整流回路と、 この整流回路から出力される直流電圧を蓄積する蓄積素
子とを有し、 この蓄積素子に蓄積された直流電圧を、上記電子回路に
その電源電圧として供給するようにしたワイヤレス電子
機器。 - 【請求項2】 所定の電子回路と操作部とを有するワイ
ヤレス電子機器において、 上記操作部に結合され、交流電圧を発電する発電手段
と、 この発電手段に接続された整流回路と、 この整流回路から出力される直流電圧を蓄積する蓄積素
子とを有し、 この蓄積素子に蓄積された直流電圧を、上記電子回路に
その電源電圧として供給するようにしたワイヤレス電子
機器。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のワイヤ
レス電子機器において、 上記蓄積素子が大容量のコンデンサとされたワイヤレス
電子機器。 - 【請求項4】 請求項2に記載のワイヤレス電子機器に
おいて、 上記操作部がマウスボールであるワイヤレス電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4303054A JPH06133365A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | ワイヤレス電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4303054A JPH06133365A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | ワイヤレス電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133365A true JPH06133365A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17916361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4303054A Pending JPH06133365A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | ワイヤレス電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06133365A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008199787A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Miwa Lock Co Ltd | リモコン装置 |
WO2013088754A1 (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | オムロン株式会社 | 発電モジュール |
JP2014014149A (ja) * | 2007-08-05 | 2014-01-23 | Masco Corp | エネルギー自給スイッチを使用する通知システム |
JP2015176409A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 能美防災株式会社 | 発信機 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP4303054A patent/JPH06133365A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008199787A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Miwa Lock Co Ltd | リモコン装置 |
JP2014014149A (ja) * | 2007-08-05 | 2014-01-23 | Masco Corp | エネルギー自給スイッチを使用する通知システム |
WO2013088754A1 (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | オムロン株式会社 | 発電モジュール |
JP2015176409A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 能美防災株式会社 | 発信機 |
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