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JPH06133320A - 撮像信号処理装置 - Google Patents

撮像信号処理装置

Info

Publication number
JPH06133320A
JPH06133320A JP4278930A JP27893092A JPH06133320A JP H06133320 A JPH06133320 A JP H06133320A JP 4278930 A JP4278930 A JP 4278930A JP 27893092 A JP27893092 A JP 27893092A JP H06133320 A JPH06133320 A JP H06133320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
primary color
signal
frequency
pixels
color signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4278930A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Sasaki
唯夫 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4278930A priority Critical patent/JPH06133320A/ja
Publication of JPH06133320A publication Critical patent/JPH06133320A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空間画素ずらしを行っても、フレームメモリ
のメモリ容量が増加しない撮像信号処理装置を提供す
る。 【構成】 フレームメモリ16に、補間前の原色信号R
2,G2,B2が記憶される。圧縮処理回路61でそれ
らの圧縮処理が行われる。伸張処理回路63で、原色信
号R2,G2,B2に対応する低域原色信号R2L,G
2L,B2Lと高域原色信号R2H,G2H,B2Hと
が形成される。補間回路64で、高域原色信号R2H,
G2H,B2Hが輝度信号の高域信号Y2Hとみなされ
て、輝度信号の高域信号Y2Hの画素数が増加されると
ともに、低域原色信号R2L,G2L,B2Lの画素数
が増加される。これら画素数の増加された低域原色信号
R2L,G2L,B2Lと画素数が増加された輝度信号
の高域信号Y2Hとが対応する画素毎に加算されて補間
後原色信号R3,G3,B3が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、高解像度の電
子スチルカメラに適用して好適な撮像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、比較的に少ない撮像素子によ
り画像の高解像度化を図るために、空間画素ずらし法が
採用されている。
【0003】この空間画素ずらし法について、縦横に画
素が配置されたCCDなどの撮像素子を2つ有する、い
わゆる2板の構成のモノクロームの電子スチルカメラを
例に説明する。
【0004】この例では、2つの撮像素子を構成する画
素どうしが、空間的に、1/2画素分ずらされて配置さ
れている。
【0005】図7Aは、1/2画素分ずらされて配置さ
れた2つの撮像素子のうち、一方の撮像素子を構成する
画素の出力信号のデジタル信号を輝度信号YA、他方の
撮像素子を構成する画素の出力信号のデジタル信号を輝
度信号YBとしたとき、仮想画面1上における輝度信号
YA,YBの配置を示している。
【0006】そして、この図7Aに示す配置図のうち、
輝度信号YAと輝度信号YBとに囲まれた空白部分2の
画素の輝度信号を補間処理によって作成する。空白部分
2の画素の輝度信号を輝度信号Yとしたときに、その輝
度信号Yは、例えば、上下左右の画素の輝度信号YA,
YBから、例えば、数1に示すように作成される。
【0007】
【数1】Y={YA(上)+YA(下)+YB(左)+
YB(右)}/4
【0008】図7Bは、そのようにして他の空白部分の
画素の輝度信号Yをも作成することにより形成された仮
想画面1全体の輝度信号の配置を示している。
【0009】このようにして、空間画素ずらし法によ
り、2板のCCDカメラなどの高解像度化が図られてい
る。すなわち、この図7A,Bに示した例では、1板分
の撮像素子の画素数が4倍に増加されることになる。
【0010】そして、従来の電子スチルカメラにおいて
は、補間処理回路で上述のような補間処理が行われて、
データ数が増加された画素データが内蔵のフレームメモ
リに記憶されるようになっている。
【0011】そしてこのフレームメモリに記憶された画
素データを保存しておくために、外部記憶装置として
の、いわゆるRAMカードなどにデータを転送する際に
は、離散的コサイン変換(以下、必要に応じてDCT変
換という)後に量子化を行い、その後にハフマン符号化
などを行ってデータを圧縮する処理を行う。そして、R
AMカードに、データ圧縮された画像データが記憶され
るようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電子スチルカメラなどの撮像処理装置では、画
素データを記憶するフレームメモリのメモリ容量が、空
間画素ずらしを行わない場合に比較して4倍に増えてし
まうという問題があった。また、補間処理をしてから画
像データの圧縮処理をしているので、画像データの圧縮
処理に要する時間が、補間処理をしない場合に比較して
4倍の時間を必要とする問題もあった。
【0013】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、空間画素ずらしを行っても、フレームメモ
リのメモリ容量が増加せず、圧縮に要する時間も増加し
ない撮像信号処理装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、例え
ば、図1に示すように、画素が縦横に並べられた緑色
(G)用撮像素子12と、このG用撮像素子12を構成
する画素に対して垂直方向および水平方向に1/2画素
分空間的にずらされて配された画素を有する赤色(R)
用および青色(B)用撮像素子11,13と、これら
R,G,B用各撮像素子11〜13の出力信号R1,G
1,B1をそれぞれデジタル化して原色信号R2,G
2,B2に変換する信号処理回路15と、原色信号R
2,G2,B2を記憶するフレームメモリ16と、フレ
ームメモリ16から原色信号R2,G2,B2を読みだ
して画素補間処理を行い補間後原色信号R3,G3,B
3を形成する補間回路18とを備え、補間回路18は、
供給される原色信号R2,G2,B2を低域原色信号R
2L,G2L,B2Lと高域原色信号R2H,G2H,
B2Hとに分け、そのうち、高域原色信号R2H,G2
H,B2Hを輝度信号の高域信号とみなして、その高域
信号の画素補間処理を行って輝度信号の高域信号Y2H
の画素数を増加するとともに、低域原色信号R2L,G
2L,B2L間で画素補間処理を行って低域原色信号の
画素数を増加した後、これら画素数の増加された低域原
色信号と上記画素数の増加された輝度信号の高域信号と
を対応する画素毎に所定演算して補間後原色信号R3,
G3,B3を形成するようにしたものである。
【0015】第2の本発明は、例えば、図5に示すよう
に、画素が縦横に並べられた緑色(G)用撮像素子12
と、このG用撮像素子12を構成する画素に対して垂直
方向および水平方向に1/2画素分空間的にずらされて
配された画素を有する赤色(R)用および青色(B)用
撮像素子11,13と、これらR,G,B用各撮像素子
11〜13の出力信号をそれぞれデジタル化して原色信
号に変換する信号処理回路15と、原色信号R2,G
2,B2を記憶するフレームメモリ16と、フレームメ
モリ16に記憶された原色信号R2,G2,B2を少な
くとも離散的コサイン変換処理を含む圧縮処理をして圧
縮後原色信号Daに変換する圧縮処理回路61と、この
圧縮後原色信号Daを記憶する記憶媒体62と、記憶媒
体62から圧縮後原色信号Daを読みだして少なくとも
逆離散的コサイン変換処理を含む伸張処理をして原色信
号R2,G2,B2に対応する低域原色信号R2L,G
2L,B2Lと高域原色信号R2H,G2H,B2Hと
に変換する伸張処理回路63と、低域原色信号R2L,
G2L,B2Lと高域原色信号R2H,G2H,B2H
とが供給されて、補間後原色信号R3,G3,B3を形
成する補間回路64とを備え、補間回路64は、低域原
色信号R2L,G2L,B2Lと高域原色信号R2H,
G2H,B2Hのうち、高域原色信号R2H,G2H,
B2Hを輝度信号の高域信号とみなして、その高域信号
の画素補間処理を行って輝度信号の高域信号Y2Hの画
素数を増加するとともに、低域原色信号R2L,G2
L,B2L間で画素補間処理を行って低域原色信号R2
L,G2L,B2Lの画素数を増加した後、これら画素
数の増加された低域原色信号R2L,G2L,B2Lと
画素数の増加された輝度信号の高域信号Y2Hとを対応
する画素毎に所定演算して補間後原色信号R3,G3,
B3を形成するようにしたものである。
【0016】第3の本発明は、画素数の増加された輝度
信号の高域信号Y2Hが、高域原色信号R2H,G2
H,B2Hのうち、高域原色信号G2Hおよび高域原色
信号R2Hから形成されるようにしたものである。
【0017】第4の本発明は、記憶媒体をカード状記憶
媒体62にしたものである。
【0018】
【作用】第1の本発明によれば、空間画素ずらしが採用
されたR,G,B用撮像素子11〜13の出力信号R
1,G1,B1のデジタル化された原色信号R2,G
2,B2が、フレームメモリ16に補間前に記憶され
る。フレームメモリ16から読みだされた原色信号R
2,G2,B2は、補間回路18において、低域原色信
号R2L,G2L,B2Lと高域原色信号R2H,G2
H,B2Hとに分けられ、そのうち、高域原色信号R2
H,G2H,B2Hが輝度信号の高域信号とみなされ
て、その高域信号の画素補間処理が行なわれて輝度信号
の高域信号Y2Hの画素数が増加されるとともに、低域
原色信号R2L,G2L,B2L間で画素補間処理が行
われて低域原色信号R2L,G2L,B2Lの画素数が
増加された後、これら画素数の増加された低域原色信号
R2L,G2L,B2Lと画素数が増加された輝度信号
の高域信号Y2Hとが対応する画素毎に所定演算されて
補間後原色信号R3,G3,B3が形成される。
【0019】このため、補間してからフレームメモリに
記憶する従来の技術に比較してフレームメモリのメモリ
容量が少なくなる。具体的には、画素ずらしを行わない
場合のメモリ容量でよくなる。また、補間後の原色信号
により表される画像の高解像度化が図れる。
【0020】第2の本発明によれば、空間画素ずらしが
採用されたR,G,B用撮像素子11〜13の出力信号
R1,G1,B1のデジタル化された原色信号R2,G
2,B2が、フレームメモリ16に補間前に記憶され
る。フレームメモリ16から読みだされた原色信号R
2,G2,B2に対して、圧縮処理回路61において、
少なくとも離散的コサイン変換処理を含む圧縮処理が行
われて、その圧縮後原色信号Daが記憶媒体62に記憶
される。そして、伸張回路63により、記憶媒体62か
ら読みだされた圧縮後原色信号Daに対して少なくとも
逆離散的コサイン変換処理を含む伸張処理がなされて原
色信号R2,G2,B2に対応する低域原色信号R2
L,G2L,B2Lと高域原色信号R2H,G2H,B
2Hとが形成される。補間回路64において、低域原色
信号R2L,G2L,B2Lと高域原色信号R2H,B
2H,G2Hのうち、高域原色信号R2H,G2H,B
2Hが輝度信号の高域信号Y2Hとみなされて、その高
域信号Y2Hの画素補間処理が行なわれて輝度信号の高
域信号Y2Hの画素数が増加されるとともに、低域原色
信号R2L,G2L,B2L間で画素補間処理が行われ
て低域原色信号R2L,G2L,B2Lの画素数が増加
された後、これら画素数の増加された低域原色信号R2
L,G2L,B2Lと画素数が増加された輝度信号の高
域信号Y2Hとが対応する画素毎に所定演算されて補間
後原色信号R3,G3,B3が形成されるようにしてい
る。
【0021】このため、補間した後フレームメモリに記
憶する従来の技術に比較してフレームメモリのメモリ容
量が少なくなる。具体的には、画素ずらしを行わない場
合のメモリ容量でよくなる。その上、補間処理の前に圧
縮処理を行っているので、補間した後、圧縮処理を行う
従来の技術に比較して圧縮処理時間が増加しない。ま
た、圧縮後の原色信号を記憶媒体に記憶するようにして
いるので、記憶媒体のメモリ容量が少なくてすむ。さら
に、圧縮データの伸張を行うときに、高域原色信号と低
域原色信号とに分離しているので、分離のため個別の低
域通過フィルタや高域通過フィルタを必要としない。さ
らにまた、補間後の原色信号により表される画像の高解
像度化が図れる。
【0022】第3の本発明によれば、第1または第2の
本発明において、上記画素数の増加された輝度信号の高
域信号が、上記高域原色信号のうち、Gの高域原色信号
およびRの高域原色信号から形成されるようにしてい
る。このため、補間処理が比較的簡単になる。
【0023】第4の本発明によれば、第2または第3の
本発明において、上記記憶媒体をカード状記憶媒体とし
たものである。このため、取扱いが容易になる。
【0024】
【実施例】以下、本発明撮像処理装置の一実施例につい
て図面を参照して説明する。なお、以下に参照する図面
において、上記の図7に示したものに対応するものには
同一の符号をつけている。
【0025】図1は、本発明の一実施例の撮像処理装置
の概略的な構成を示している。
【0026】図1において、レンズ10に入射された画
像情報を有する光が、図示しないプリズムによって分解
され、それぞれ、CCD撮像素子などである赤色チャン
ネル用撮像素子(以下、R用撮像素子という)11、緑
色チャンネル用撮像素子(以下、G用撮像素子という)
12、および青色チャンネル用撮像素子(以下、B用撮
像素子という)13に入射される。
【0027】R,G,B用各撮像素子11〜13は、そ
れぞれ、例えば、画素が縦横に並べられて配置された構
成になっており、G用撮像素子12を構成する各画素が
R用およびB用撮像素子11,13を構成する各画素に
対して縦方向と横方向にそれぞれ空間的に1/2画素分
ずらされて配置されている。
【0028】R,G,B用各撮像素子11〜13の出力
信号である撮像信号R1,G1,B1は、周知の撮像信
号処理回路15に供給される。この撮像信号処理回路1
5において、γ補正処理などの周知の信号処理が行われ
るとともに、A/D変換回路(図示していない)により
デジタル信号に変換され、そのデジタル信号である原色
信号R2,G2,B2がフレームメモリ16に記憶され
る。なお、フレームメモリ16には、リアルタイムで原
色信号R2,G2,B2が取り込まれる。
【0029】フレームメモリ16から出力される原色信
号R2,G2,B2は、補間回路18を構成する低域高
域分離処理回路20に供給される。
【0030】補間回路18は、この低域高域分離処理回
路20の他に、フレームメモリ23〜28、合成回路3
0、加算回路31〜33および係数回路35〜37を有
している。
【0031】図2は、低域高域分離処理回路20の動作
を示している。
【0032】まず、図2Aに示すように、原色信号G2
の画素のうち8×8画素データの画素データブロック5
0毎にDCT変換処理を行い、図2Bに示すように、直
流から高周波までの係数データブロック52を得る。図
2Aにおいて、画素データをすべてレベル「G」で表し
ているが、そのレベルは、必ずしも同一ではない(通常
は、被写体に応じて全部異なっている)。繁雑さを回避
するために同一の文字で表している。同様に図2Bにお
いて、個々の周波数毎にレベル「F」で表しているがこ
れも通常、同一の値ではない。
【0033】周知のように、図2B中、左上隅のデータ
は、直流の係数データであり、右下隅のデータは、最高
周波数の係数データである。矢印P方向が直流dcから
最高周波数fmax に向かう方向である。
【0034】ここで、原色信号G2を空間周波数の低域
成分の原色信号(以下、必要に応じて低域原色信号とい
う)G2L(図2E参照)に変換するために、図2Cに
示すように、直流の係数データを含む左上側半分のデー
タをレベル「0(ゼロ)」に置換して係数データブロッ
ク53を作成する。その後、逆離散的コサイン変換(I
DCT)を行うことで、図2Eに示すように、8×8画
素データ分の画素データブロック50(図2A参照)に
対応した低域原色信号G2Lの画素データブロック54
が得られる。
【0035】一方、原色信号G2を空間周波数の高域成
分の原色信号(以下、必要に応じて高域原色信号とい
う)G2H(図2F参照)に変換するために、図2Dに
示すように、画素データブロック52(図2B参照)の
うち、最高周波数の係数データを含む右下側半分のデー
タをレベル「0(ゼロ)」に置換して係数データブロッ
ク55を作成する。その後、逆離散的コサイン変換(I
DCT)を行うことで、図2Fに示すように、8×8画
素データ分の画素データブロック50(図2A参照)に
対応した高域原色信号G2Hの画素データブロック56
が得られる。
【0036】このようにして、8×8の画素データ以外
の残りの画素データについても低域高域分離処理が行わ
れる。
【0037】同様に、原色信号G2以外の他の原色信号
R2,B2についても低域原色信号R2L,B2Lと高
域原色信号R2H,B2Hに分離する。
【0038】このようにして分離された低域原色信号R
2L,G2L,B2Lおよび高域原色信号R2H,G2
H,B2Hは、それぞれフレームメモリ23〜28に記
憶される。
【0039】フレームメモリ23〜28に記憶されてい
る低域原色信号R2L,G2L,B2L(画素データの
レベルは、それぞれ、「RL」、「GL」、「BL」で
表している)と高域原色信号R2H,G2H,B2H
(画素データのレベルRは、それぞれ、「RH」、「G
H」、「BH」で表している)の仮想画面1(1a〜1
f)上の配置を図3A〜図3Eに対応して示す。なお、
繁雑を避けるために、それぞれ、4×4画素データ分の
みを描いている。
【0040】低域原色信号GL2および高域原色信号G
H2の画素データの位置に対して低域原色信号R2L,
B2Lおよび高域原色信号R2H,B2Hの画素データ
位置は、1/2画素(ピッチ)分縦横にずれていること
が分かる。
【0041】そこで、仮想画面1a〜1f内における全
画素部分の画素データを補間処理の一例によって作成す
る動作について次に説明する。
【0042】この場合、まず、高域原色信号R2H,G
2H,B2Hは、それぞれ、輝度信号の高域成分(高域
信号)とみなす。その理由は、人間の目の特性が、空間
周波数の高い成分は色の判別が難しいという性質に基づ
くものである。
【0043】図3D〜図3Fに示す高域原色信号R2
H,G2H,B2Hを1つの仮想画面1g上に重ねて描
くと図4Aに示すように表される。
【0044】フレームメモリ26〜28から読みだされ
た高域原色信号R2H,G2H,B2Hの画素データ
は、合成回路30で、縦、横に補間が行われて、図4B
に示すように、画素数が倍の高域信号(高域成分)のレ
ベルが「YH」からなる輝度信号(以下、必要に応じて
輝度信号の高域信号という)Y2Hが得られる。
【0045】高域信号のレベル「YH」は、例えば、数
1または数2に基づいて形成される。
【0046】
【数2】 YH1=0.5GH+0.35RH+0.15BH
【0047】
【数3】YH2=0.5GH+0.5RH
【0048】数1の場合には、R,G,Bの3原色画素
データから輝度信号Y2Hの各画素データのレベルYH
1を形成した場合であり、数2の場合には、人間の目の
感度に比較的高く感じられるR,Gの2色の原色データ
から輝度信号Y2Hの各画素データのレベルYH2を形
成した場合である。実用上、数2を用いることで十分な
場合が多い。その場合には、図1中、フレームメモリ2
8は不要であり、合成回路30における計算時間も短く
なり、その分、合成回路30のハードウェアおよび(ま
たは)ソフトウェアが簡単になる。数1を用いた場合に
は、色をより忠実に再現することができる。
【0049】このようにして補間されて得られた輝度信
号Y2Hの画素データが、合成回路30から係数回路3
5〜37を介して加算回路31〜33の他方の入力端子
に順次供給さる。
【0050】一方、加算回路31〜33の一方の入力端
子には、輝度信号Y2Hの画素数(図4B参照)に合わ
せるため、フレームメモリ23〜25のそれぞれから、
低域原色信号R2L,G2L,B2Lの各画素データに
ついて、それぞれ縦、横2回ずつ同一の画素データが読
みだされて供給される。
【0051】そして、加算回路31〜33によって、そ
れぞれ、仮想画面上、同画素位置の画素データのレベル
が加算されることで、補間処理後の原色信号(補間後原
色信号)R3,G3,B3が加算回路31〜33の出力
側に得られる。
【0052】補間後原色信号R3,G3,B3の各画素
データのレベルは、数3に示すように表される。
【0053】
【数4】 R3=RL+0.30YH G3=GL+0.59YH B3=BL+0.11YH
【0054】これらのデジタル信号である補間後原色信
号R3,G3,B3をD/A変換回路41〜43でアナ
ログ信号である補間後原色信号R4,G4,B4に変換
し、出力端子44〜46を通じて図示しないモニタに供
給することで、フレームメモリ16に記録された原色信
号R2,G2,B2が補間されて高解像度化された補間
後原色信号R3,G3,B3(R4,G4,B4)に基
づいてモニタ上に静止画が表示される。
【0055】上記した図1例の実施例によれば、空間画
素ずらしが採用されたR,G,B用撮像素子11〜13
の撮像信号R1,GG1,B1のデジタル化された原色
信号R2,G2,B2が、フレームメモリ16に補間前
に記憶される。フレームメモリ16から読みだされた原
色信号R2,G2,B2は、補間回路18を構成する低
域高域分離処理回路20において、低域原色信号R2
L,G2L,B2Lと高域原色信号R2H,G2H,B
2Hとに分けられる。そのうち、高域原色信号R2H,
G2H,B2Hが輝度信号の高域信号Y2Hとみなされ
て、その高域信号Y2Hの画素補間処理が行なわれて輝
度信号の高域信号Y2Hの画素数が増加されるととも
に、低域原色信号R2L,G2L,B2L間で画素補間
処理が行われて低域原色信号R2L,G2L,B2Lの
画素数が増加された後、これら画素数の増加された低域
原色信号R2L,G2L,B2Lと画素数が増加された
輝度信号の高域信号Y2Hとが対応する画素毎に加算さ
れて補間後原色信号R3,G3,B3が形成されるよう
にしている。
【0056】このため、補間してからフレームメモリ1
6に記憶する従来の技術に比較してフレームメモリのメ
モリ容量が少なくなる。具体的には、画素ずらしを行わ
ない場合のメモリ容量でよくなる。また、補間後の原色
信号により表される画像の高解像度化が図れるという効
果が得られる。
【0057】図5は、他の実施例の構成を示している。
なお、図5例において、図1例に対応するものには同一
の符号を付けその詳細な説明は省略する。なお、この図
5例は、取り外し可能なメモリカードを内蔵する電子ス
チルカメラに適用した例であり、図5Aに示す記録系と
図5Bに示す再生系とを備えている。再生系は、その電
子スチルカメラから分離してもよい。
【0058】この図5例においては、図1例に比較し
て、フレームメモリ16とフレームメモリ23〜28と
の間に圧縮処理回路61、メモリカード62および伸張
回路63が挿入されている。なお、図1例中の低域高域
分離回路20はその一部が伸張回路63に含まれてい
る。また、図5例において、補間回路64は、フレーム
メモリ23〜28と、合成回路30と、加算回路31〜
33と、係数回路35〜37とで構成される。
【0059】図5において、フレームメモリ16から出
力される原色信号R2,G2,B2は、圧縮処理回路6
1に供給される。
【0060】圧縮処理回路61では、周知の離散的コサ
イン変換(DCT)処理、量子化処理、およびハフマン
符号化処理を行って画像データである原色信号R2,G
2,B2を圧縮処理し、圧縮処理後のデジタル信号Da
をカード状記憶媒体であるSRAM集積回路を有するメ
モリカード62に供給する。この圧縮処理は、いわゆる
JPEG方式の圧縮方式である。なお、メモリカード6
2に代替して、EAROM、EEPROM、フロッピィ
ディスク、光磁気ディスクまたはハードディスクなどで
もよい。メモリカード62を採用した場合には、取扱い
が容易である。
【0061】メモリカード62に記憶されたデジタル信
号Daは、伸張処理回路63により伸張処理されてデジ
タル信号Dbとして出力される。このデジタル信号Db
は、上記した低域原色信号R2L,G2L,B2Lと高
域原色信号R2H,G2H,B2Hとから構成されてい
る。すなわち、伸張処理回路63では、周知のハフマン
複号化過程と逆量子化過程とが行われた後、図2A〜図
2Fに示す低域高域分離処理過程が行われる。
【0062】その後の補間回路64によるデータ処理
は、図1例と同様であるので省略する。なお、合成回路
30で上述の数2に示す処理を行うようにすることによ
りフレームメモリ28を省略できることも同様である。
【0063】このように、図2例によれば、空間画素ず
らしが採用されたR,G,B用撮像素子11〜13の撮
像信号R1,G1,B1のデジタル化された原色信号R
2,G2,B2が、フレームメモリ16に補間処理前に
記憶される。フレームメモリ16から読みだされた原色
信号R2,G2,B2に対して、圧縮処理回路61にお
いて、少なくとも離散的コサイン変換処理を含む圧縮処
理が行われて、その圧縮後原色信号であるデジタル信号
Daがメモリカード62に記憶される。そして、伸張回
路63により、メモリカード62から読みだされた圧縮
後原色信号であるデジタル信号Daに対して少なくとも
逆離散的コサイン変換処理を含む伸張処理がなされてデ
ジタル信号Daに対応する原色信号であるデジタル信号
Dbが形成される。
【0064】このデジタル信号Dbは、低域原色信号R
2L,G2L,B2Lと高域原色信号R2H,G2H,
B2Hとを有している。そして、補間回路64におい
て、低域原色信号R2L,G2L,B2Lと高域原色信
号R2H,G2H,B2Hとに分けられ、そのうち、高
域原色信号R2H,G2H,B2Hが輝度信号の高域信
号とみなされて、その高域信号の画素補間処理が行なわ
れて輝度信号の高域信号の画素数が増加されるととも
に、上記低域原色信号間で画素補間処理が行われて低域
原色信号の画素数が増加された後、これら画素数の増加
された低域原色信号R2L,G2L,B2Lと上記画素
数が増加された輝度信号の高域信号Y2Hとが対応する
画素毎に加算されて補間後原色信号R3,G3,B3が
形成されるようにしている。
【0065】このため、補間した後にフレームメモリに
記憶する従来の技術に比較してフレームメモリ16のメ
モリ容量が少なくなる。具体的には、画素ずらしを行わ
ない場合のメモリ容量でよくなる。その上、補間処理の
前に圧縮処理を行っているので、補間した後、圧縮処理
を行う従来の技術に比較して圧縮処理時間が増加しない
(もし、補間処理をしてから圧縮処理を行うと、補間処
理を行わない場合に比較して4倍の圧縮処理時間が必要
になる)。また、圧縮後の原色信号をメモリカード3に
記憶するようにしているので、メモリカード3のメモリ
容量が少なくてすむ。さらに、圧縮データの伸張を行う
ときに、高域原色信号R2H,G2H,B2Hと低域原
色信号R2L,G2L,B2Lとに分離しているので、
分離のため個別の低域通過フィルタや高域通過フィルタ
を必要としない。さらにまた、補間後の原色信号により
表される画像の高解像度化が図れる。
【0066】図6は、図5Bに示す再生系の他の実施例
(PAL方式再生系)の構成を示している。この図6に
おいて、図5Bに示すものと対応するものには同一の符
号を付けてその詳細な説明を省略する。
【0067】図6に示す再生系では、補間回路67を構
成する合成回路65で、低域原色信号R2L,G2L,
B2Lから、補間処理後のPAL方式の色差信号V1,
U1および輝度信号の低域信号Y1Lが形成される。加
算回路66で輝度信号の低域信号Y1Lと輝度信号の高
域信号Y2Hとが加算されて輝度信号Y1が形成され
る。
【0068】これらのアナログ信号である色差信号V
1,U1および輝度信号Y1とがD/A変換回路41〜
43でデジタル信号である色差信号V2,U2および輝
度信号Y2が形成される。なお、図6に示したPAL方
式の補間回路67(フレームメモリ23〜28、合成回
路30、65および加算回路66)は、図1例の補間回
路18(低域高域分離回路20を除く)に代替すること
もできる。
【0069】また、本発明は上記の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、第1の本発明によ
れば、空間画素ずらしが採用されたR,G,B用撮像素
子の出力信号のデジタル化された原色信号が、フレーム
メモリに補間前に記憶される。フレームメモリから読み
だされた原色信号は、補間回路において、低域原色信号
と高域原色信号とに分けられ、そのうち、高域原色信号
が輝度信号の高域信号とみなされて、その高域信号の画
素補間処理が行なわれて輝度信号の高域信号の画素数が
増加されるとともに、上記低域原色信号間で画素補間処
理が行われて低域原色信号の画素数が増加された後、こ
れら画素数の増加された低域原色信号と上記画素数が増
加された輝度信号の高域信号とが対応する画素毎に所定
演算されて補間後原色信号が形成されるようにしてい
る。
【0071】このため、補間してからフレームメモリに
記憶する従来の技術に比較してフレームメモリのメモリ
容量が少なくなるという効果が得られる。具体的には、
画素ずらしを行わない場合のメモリ容量でよくなるとい
う効果が得られる。また、補間後の原色信号により表さ
れる画像の高解像度化が図れるという効果が得られる。
【0072】第2の本発明によれば、空間画素ずらしが
採用されたR,G,B用撮像素子の出力信号のデジタル
化された原色信号が、フレームメモリに補間前に記憶さ
れる。フレームメモリから読みだされた原色信号に対し
て、圧縮処理回路において、少なくとも離散的コサイン
変換処理を含む圧縮処理が行われて、その圧縮後原色信
号が記憶媒体に記憶される。そして、伸張回路により、
上記記憶媒体から読みだされた圧縮後原色信号に対して
少なくとも逆離散的コサイン変換処理を含む伸張処理が
なされて上記原色信号に対応する低域原色信号と高域原
色信号とが形成される。補間回路において、上記低域原
色信号と高域原色信号のうち、高域原色信号が輝度信号
の高域信号とみなされて、その高域信号の画素補間処理
が行なわれて輝度信号の高域信号の画素数が増加される
とともに、上記低域原色信号間で画素補間処理が行われ
て低域原色信号の画素数が増加された後、これら画素数
の増加された低域原色信号と上記画素数が増加された輝
度信号の高域信号とが対応する画素毎に加算されて補間
後原色信号が形成されるようにしている。
【0073】このため、補間した後にフレームメモリに
記憶する従来の技術に比較してフレームメモリのメモリ
容量が少なくなるという効果が得られる。具体的には、
画素ずらしを行わない場合のメモリ容量でよくなる。そ
の上、補間処理の前に圧縮処理を行っているので、補間
した後、圧縮処理を行う従来の技術に比較して圧縮処理
時間が増加しないという利点を有する。また、圧縮後の
原色信号を記憶媒体に記憶するようにしているので、記
憶媒体のメモリ容量が少なくてすむという効果が得られ
る。さらに、圧縮データの伸張を行うときに、高域原色
信号と低域原色信号とに分離しているので、分離のため
個別の低域通過フィルタや高域通過フィルタを必要とし
ないという効果が得られる。さらにまた、補間後の原色
信号により表される画像の高解像度化が図れるという効
果が得られる。
【0074】第3の本発明によれば、第1または第2の
本発明において、上記画素数の増加された輝度信号の高
域信号が、上記高域原色信号のうち、Gの高域原色信号
およびRの高域原色信号から形成されるようにしてい
る。このため、補間処理が比較的に簡単になるという効
果が得られる。
【0075】第4の本発明によれば、第2または第3の
本発明において、上記記憶媒体をカード状記憶媒体とし
たものである。このため、取扱いが容易になるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明撮像処理装置の一実施例の構成を示す線
図である。
【図2】図1例中の低域高域分離処理回路の動作説明に
供される線図である。
【図3】図1例中の補間回路の動作説明に供される線図
である。
【図4】図1例中の補間回路の動作説明に供される線図
である。
【図5】本発明撮像装置の他の実施例の構成を示す線図
である。
【図6】図5中の再生系の他の例の構成を示す線図であ
る。
【図7】従来の技術の動作説明に供される線図である。
【符号の説明】
11〜13 R,G,B用各撮像素子、 R2,G2,B2 原色信号 16,23〜28 フレームメモリ 18,64 補間回路 20 低域高域分離処理回路 R2L,G2L,B2L 低域原色信号 Y2H 輝度信号の高域信号 R3,G3,B3 補間後原色信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素が縦横に並べられた緑色(G)用撮
    像素子と、 このG用撮像素子を構成する画素に対して垂直方向およ
    び水平方向に1/2画素分空間的にずらされて配された
    画素を有する赤色(R)用および青色(B)用撮像素子
    と、 これらR,G,B用各撮像素子の出力信号をそれぞれデ
    ジタル化して原色信号に変換する信号処理回路と、 上記原色信号を記憶するフレームメモリと、 上記フレームメモリから上記原色信号を読みだして画素
    補間処理を行い補間後原色信号を形成する補間回路とを
    備え、 上記補間回路は、供給される上記原色信号を低域原色信
    号と高域原色信号とに分け、そのうち、高域原色信号を
    輝度信号の高域信号とみなして、その高域信号の画素補
    間処理を行って輝度信号の高域信号の画素数を増加する
    とともに、上記低域原色信号間で画素補間処理を行って
    低域原色信号の画素数を増加した後、これら画素数の増
    加された低域原色信号と上記画素数の増加された輝度信
    号の高域信号とを対応する画素毎に所定演算して上記補
    間後原色信号を形成するようにしたことを特徴とする撮
    像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 画素が縦横に並べられた緑色(G)用撮
    像素子と、 このG用撮像素子を構成する画素に対して垂直方向およ
    び水平方向に1/2画素分空間的にずらされて配された
    画素を有する赤色(R)用および青色(B)用撮像素子
    と、 これらR,G,B用各撮像素子の出力信号をそれぞれデ
    ジタル化して原色信号に変換する信号処理回路と、 上記原色信号を記憶するフレームメモリと、 上記フレームメモリに記憶された原色信号を少なくとも
    離散的コサイン変換処理を含む圧縮処理をして圧縮後原
    色信号に変換する圧縮処理回路と、 この圧縮後原色信号を記憶する記憶媒体と、 上記記憶媒体から圧縮後原色信号を読みだして少なくと
    も逆離散的コサイン変換処理を含む伸張処理をして上記
    原色信号に対応する低域原色信号と高域原色信号とに変
    換する伸張処理回路と、 上記低域原色信号と高域原色信号とが供給されて、補間
    後原色信号を形成する補間回路とを備え、 上記補間回路は、上記低域原色信号と高域原色信号のう
    ち、高域原色信号を輝度信号の高域信号とみなして、そ
    の高域信号の画素補間処理を行って輝度信号の高域信号
    の画素数を増加するとともに、上記低域原色信号間で画
    素補間処理を行って低域原色信号の画素数を増加した
    後、これら画素数の増加された低域原色信号と上記画素
    数の増加された輝度信号の高域信号とを対応する画素毎
    に所定演算して上記補間後原色信号を形成するようにし
    たことを特徴とする撮像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記画素数の増加された輝度信号の高域
    信号が、上記高域原色信号のうち、Gの高域原色信号お
    よびRの高域原色信号から形成されるようにしたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の撮像信号処理
    装置。
  4. 【請求項4】 上記記憶媒体がカード状記憶媒体である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載
    の撮像信号処理装置。
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