JPH06130954A - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JPH06130954A JPH06130954A JP4304655A JP30465592A JPH06130954A JP H06130954 A JPH06130954 A JP H06130954A JP 4304655 A JP4304655 A JP 4304655A JP 30465592 A JP30465592 A JP 30465592A JP H06130954 A JPH06130954 A JP H06130954A
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- 239000011435 rock Substances 0.000 abstract description 5
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 109
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 3
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
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- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
- Stringed Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロックギターのハンマーリングオンやプリン
グオフやベンディングのようなロックギターの奏法をシ
ミュレーションする。 【構成】 ステップS2において、演奏する楽譜上の各
音符の長さを、4分音符以上であるか否かによって分類
する。さらに、音符の前に休符がある場合に、その休符
が8分休符以上であるか否かによって分類し、前に休符
のないもので、音符の長さが前の音符の長さ以上である
かをチェックする。各音符の隣合う音符との音高差を検
出する。ステップS4乃至20において、上記の音高差
や、音符の分類にしたがって、ベンドアップ、ベンドダ
ウンをかける音符を決定し、そのベンド幅、ベロシテ
ィ、ゲートタイムを調整する。
グオフやベンディングのようなロックギターの奏法をシ
ミュレーションする。 【構成】 ステップS2において、演奏する楽譜上の各
音符の長さを、4分音符以上であるか否かによって分類
する。さらに、音符の前に休符がある場合に、その休符
が8分休符以上であるか否かによって分類し、前に休符
のないもので、音符の長さが前の音符の長さ以上である
かをチェックする。各音符の隣合う音符との音高差を検
出する。ステップS4乃至20において、上記の音高差
や、音符の分類にしたがって、ベンドアップ、ベンドダ
ウンをかける音符を決定し、そのベンド幅、ベロシテ
ィ、ゲートタイムを調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器に関し、特に
ロックギター奏法をシミュレーションできるものに関す
る。
ロックギター奏法をシミュレーションできるものに関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、ギターの各種奏法の
効果としては、例えばハンマーリングオン、プリングオ
フ、ベンディング(チョーキング)等がある。ハンマー
リングオンは、左手の指で弦を叩くことによって上行ス
ラーを行うもので、プリングオフは、左手の指をひっか
くように離すことにより、右手で弾弦せずに下行スラー
を行うもので、ベンディングは、弾弦の後、押さえてい
る弦を押し上げるか、下へ引っ張って、音程を変えるも
のである。これら奏法は、いずれも連続する2つの音を
滑らかに繋いで演奏する奏法で、ハンマーリングオン、
プリングオフの場合、連続する2つの音の音程関係は、
2度以内になることが多く、連続する2つの音の内、前
の音は後の音が演奏される直前まで伸び、後の音は少し
弱く、かつ短くなる。このように隣合う音符の音高差に
応じて音量や、発生時間が変化する。また、これ以外
に、音符の長さによっても音高の変化量(ピッチベンド
幅)が異なるものである。
効果としては、例えばハンマーリングオン、プリングオ
フ、ベンディング(チョーキング)等がある。ハンマー
リングオンは、左手の指で弦を叩くことによって上行ス
ラーを行うもので、プリングオフは、左手の指をひっか
くように離すことにより、右手で弾弦せずに下行スラー
を行うもので、ベンディングは、弾弦の後、押さえてい
る弦を押し上げるか、下へ引っ張って、音程を変えるも
のである。これら奏法は、いずれも連続する2つの音を
滑らかに繋いで演奏する奏法で、ハンマーリングオン、
プリングオフの場合、連続する2つの音の音程関係は、
2度以内になることが多く、連続する2つの音の内、前
の音は後の音が演奏される直前まで伸び、後の音は少し
弱く、かつ短くなる。このように隣合う音符の音高差に
応じて音量や、発生時間が変化する。また、これ以外
に、音符の長さによっても音高の変化量(ピッチベンド
幅)が異なるものである。
【0003】これら各種奏法の効果を得られるように、
シーケンサーに入力するシーケンスデータを手作業によ
って編集することも可能であるが、専門的な知識と非常
に多くの労力を必要とし、一般の演奏者が、このような
作業を行うことは、非常に困難である。
シーケンサーに入力するシーケンスデータを手作業によ
って編集することも可能であるが、専門的な知識と非常
に多くの労力を必要とし、一般の演奏者が、このような
作業を行うことは、非常に困難である。
【0004】特開昭61−140994号公報には、音
高、音長等の複数の情報からなる楽譜情報を第1のメモ
リに記憶させ、例えば(1)強拍は音量を増す、(2)
付点8分音符と16分音符とを続ける場合のリズムは、
付点8分音符を長めに、16分音符は短めに演奏してリ
ズムを強調する等の変換規則群を、演奏ジャンル別、楽
器別、演奏家別等に対応して複数個、第2のメモリに記
憶させ、楽譜情報処理部によって、これら変換規則群の
うち、任意の1つを選択し、この選択した変換規則群を
楽譜情報に適用して、音源情報に変換する自動演奏装置
が開示されている。
高、音長等の複数の情報からなる楽譜情報を第1のメモ
リに記憶させ、例えば(1)強拍は音量を増す、(2)
付点8分音符と16分音符とを続ける場合のリズムは、
付点8分音符を長めに、16分音符は短めに演奏してリ
ズムを強調する等の変換規則群を、演奏ジャンル別、楽
器別、演奏家別等に対応して複数個、第2のメモリに記
憶させ、楽譜情報処理部によって、これら変換規則群の
うち、任意の1つを選択し、この選択した変換規則群を
楽譜情報に適用して、音源情報に変換する自動演奏装置
が開示されている。
【0005】しかし、この自動演奏装置では、変換規則
として隣合う音符の音高差や、音符の長さに応じて音
量、発生時間、ピッチベンド幅等を変化させることを考
慮していないので、ハンマーリングオン、プリングオ
フ、ベンディング等をシミュレーションすることができ
なかった。
として隣合う音符の音高差や、音符の長さに応じて音
量、発生時間、ピッチベンド幅等を変化させることを考
慮していないので、ハンマーリングオン、プリングオ
フ、ベンディング等をシミュレーションすることができ
なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記ロックギターの各種
奏法をシミュレーションするために、本発明では、複数
の音符に対応する演奏情報を記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記憶された音符の長さと、その音符の音高と
その音符に隣合う音符の音高との音高差を検出し、音符
の長さと音高差に応じた音高変化を上記音符に付与する
音高変化付与手段とを、具備するものである。
奏法をシミュレーションするために、本発明では、複数
の音符に対応する演奏情報を記憶する記憶手段と、この
記憶手段に記憶された音符の長さと、その音符の音高と
その音符に隣合う音符の音高との音高差を検出し、音符
の長さと音高差に応じた音高変化を上記音符に付与する
音高変化付与手段とを、具備するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、記憶手段に演奏情報として記
憶されている音符の長さと、この音符の音高と、該音符
に隣合う音符の音高との音高差を検出手段が検出する。
この検出された該音符の長さと音高差に応じて、音高変
化付与手段が、該音符に音高変化を付与する。
憶されている音符の長さと、この音符の音高と、該音符
に隣合う音符の音高との音高差を検出手段が検出する。
この検出された該音符の長さと音高差に応じて、音高変
化付与手段が、該音符に音高変化を付与する。
【0008】
【実施例】この実施例の電子楽器は、図2に示すように
MIDI音源10を有し、この音源10からの楽音信号
は、増幅器12によって増幅された後、スピーカ14か
ら拡声される。
MIDI音源10を有し、この音源10からの楽音信号
は、増幅器12によって増幅された後、スピーカ14か
ら拡声される。
【0009】MIDI音源10は、MIDIインターフ
ェース16を介してパーソナルコンピュータ18から供
給されるMIDI制御信号に基づいて制御される。この
パーソナルコンピュータ18は、CRT20、キーボー
ド22及びマウス24を備える通常のもので、キーボー
ド22やマウス24の操作によって、内蔵するメモリに
記憶された各データレコード(演奏情報)を処理して、
ハンマーリングオン、プリングオフ、ベンディング等の
効果をシミュレーションした楽音を発生するための制御
信号を生成する。
ェース16を介してパーソナルコンピュータ18から供
給されるMIDI制御信号に基づいて制御される。この
パーソナルコンピュータ18は、CRT20、キーボー
ド22及びマウス24を備える通常のもので、キーボー
ド22やマウス24の操作によって、内蔵するメモリに
記憶された各データレコード(演奏情報)を処理して、
ハンマーリングオン、プリングオフ、ベンディング等の
効果をシミュレーションした楽音を発生するための制御
信号を生成する。
【0010】データレコードは、例えば図3に示すよう
な楽譜に基づいて演奏される場合、各音符26乃至32
ごとに、例えば図4に示すようにメモリに記憶されてい
る。各データレコードにおいて、Clock は第1小節の先
頭から何クロック目に該当するかを表しており、Line
は、その音符がMIDI音源10に設けられている複数
の音源のいずれによって発音されるかを表している。
な楽譜に基づいて演奏される場合、各音符26乃至32
ごとに、例えば図4に示すようにメモリに記憶されてい
る。各データレコードにおいて、Clock は第1小節の先
頭から何クロック目に該当するかを表しており、Line
は、その音符がMIDI音源10に設けられている複数
の音源のいずれによって発音されるかを表している。
【0011】また、Noteは、その音符の音高(ノートナ
ンバー)を表しており、この実施例では、28(E1)
から80(A5♯)までの音高のいずれかが指定され
る。OnVelは、その音符のベロシティ(音量)を表して
おり、Dur IDは、その音符の長さを表している。Dur AC
は、その音符のゲートタイム(音の鳴り始めから鳴り終
わりまでの時間)を表しており、Dur PHは、その音符と
次の音符との間隔を表している。
ンバー)を表しており、この実施例では、28(E1)
から80(A5♯)までの音高のいずれかが指定され
る。OnVelは、その音符のベロシティ(音量)を表して
おり、Dur IDは、その音符の長さを表している。Dur AC
は、その音符のゲートタイム(音の鳴り始めから鳴り終
わりまでの時間)を表しており、Dur PHは、その音符と
次の音符との間隔を表している。
【0012】また、Dev は、その音符の発音タイミング
(正規の発音位置からのずれ)を表している。なお、Cl
ock 、Dur ID、Dur AC、Dev は、それぞれ基準クロック
の数によって表されており、そして、この基準クロック
の数120が4分音符に相当している。
(正規の発音位置からのずれ)を表している。なお、Cl
ock 、Dur ID、Dur AC、Dev は、それぞれ基準クロック
の数によって表されており、そして、この基準クロック
の数120が4分音符に相当している。
【0013】例えば、音符26は、第1小節目にあり、
この音符26の前に8分休符(60クロック)があるの
で、第1小節の先頭から60クロック目に該当し、その
音高は69(A4)で、音量は80である。また、音符
の長さ、ゲートタイム、音符の間隔は、いずれも120
クロックである(この音符26は、2つの8分音符に対
してスラーが付記されており、連続して発音させるの
で、4分音符相当の120クロックとされている)。
この音符26の前に8分休符(60クロック)があるの
で、第1小節の先頭から60クロック目に該当し、その
音高は69(A4)で、音量は80である。また、音符
の長さ、ゲートタイム、音符の間隔は、いずれも120
クロックである(この音符26は、2つの8分音符に対
してスラーが付記されており、連続して発音させるの
で、4分音符相当の120クロックとされている)。
【0014】また、データレコードには、この他に隣合
う2つの音符の音高差を求める際に使用するレジスタDR
eg Aや、ピッチベンドに要する時間の計算等に使用する
レジスタDReg Bが含まれている。さらに、音符の長さに
応じてセットされたり、ピッチベンドをかけるか否かに
応じてセットされたりするフラグ1乃至8を有してい
る。なお、フラグ0は、データレコードが音符に関する
ものであるとき、1にセットされる。
う2つの音符の音高差を求める際に使用するレジスタDR
eg Aや、ピッチベンドに要する時間の計算等に使用する
レジスタDReg Bが含まれている。さらに、音符の長さに
応じてセットされたり、ピッチベンドをかけるか否かに
応じてセットされたりするフラグ1乃至8を有してい
る。なお、フラグ0は、データレコードが音符に関する
ものであるとき、1にセットされる。
【0015】この電子楽器において、自動演奏させる場
合、キーボード22またはマウス24の操作によって、
演奏パラメータとして、ピッチベンド時間率Rbnd
(%)、ビブラート深さRvib(%)、レガート率Rlgt
(%)、スタッカート率Rstc(%)を与える。例えば、
Rbndは40、Rvibは60、Rlgtは60、Rstcは50を設
定する。
合、キーボード22またはマウス24の操作によって、
演奏パラメータとして、ピッチベンド時間率Rbnd
(%)、ビブラート深さRvib(%)、レガート率Rlgt
(%)、スタッカート率Rstc(%)を与える。例えば、
Rbndは40、Rvibは60、Rlgtは60、Rstcは50を設
定する。
【0016】この自動演奏において、ハンマーリングオ
ン、プリングオフ、ベンディング等の効果をシミュレー
ションする場合に、パーソナルコンピュータ18が行う
処理を図1、図5乃至図14を参照しながら説明する。
ン、プリングオフ、ベンディング等の効果をシミュレー
ションする場合に、パーソナルコンピュータ18が行う
処理を図1、図5乃至図14を参照しながら説明する。
【0017】まず、図1に示すように、音符の分類を行
う(ステップS2)。即ち、まず図5に示すように各音
符に対応させてフラグ1をセットする。なお、和音の場
合には、最高音にのみフラグ1をセットする。
う(ステップS2)。即ち、まず図5に示すように各音
符に対応させてフラグ1をセットする。なお、和音の場
合には、最高音にのみフラグ1をセットする。
【0018】そして、各音符の長さによってフラグをセ
ットする。例えば4分音符以上にはフラグ2をセット
し、4分音符未満にはフラグ3をセットする。音符26
の場合、4分音符であるので、図5に示すようにフラグ
2がセットされ、音符28、30は16分音符であるの
で、4分音符未満であり、フラグ3がセットされ、音符
30は2分音符であるので、4分音符以上となり、フラ
グ2がセットされている。
ットする。例えば4分音符以上にはフラグ2をセット
し、4分音符未満にはフラグ3をセットする。音符26
の場合、4分音符であるので、図5に示すようにフラグ
2がセットされ、音符28、30は16分音符であるの
で、4分音符未満であり、フラグ3がセットされ、音符
30は2分音符であるので、4分音符以上となり、フラ
グ2がセットされている。
【0019】さらに、音符の前の休符によって分類し、
フラグをセットする。休符は各音符のDur PHからDur ID
を引いた値が、その音符の後に続く休符の長さを表して
いる。そして、前に8分休符以上の休符がある音符のフ
ラグ4をセットし、前に8分休符以上の休符がない場
合、フラグ5をセットする。前に休符がない場合で、音
符の長さが前の音符の長さ以上である音符のフラグ6を
セットする。
フラグをセットする。休符は各音符のDur PHからDur ID
を引いた値が、その音符の後に続く休符の長さを表して
いる。そして、前に8分休符以上の休符がある音符のフ
ラグ4をセットし、前に8分休符以上の休符がない場
合、フラグ5をセットする。前に休符がない場合で、音
符の長さが前の音符の長さ以上である音符のフラグ6を
セットする。
【0020】音符26の場合、図3の譜例から明らかな
ように、前に8分休符があるが、この音符26は第1小
節の先頭の音符であるので、この音符の前には音符がな
い。このような場合には、Clock の値から休符があるか
否か判断し、音符26のClock は60であるので、8分
休符があると判断できるので、図5に示すようにフラグ
4がセットされている。また、音符28、30、32
は、前に休符がないので、フラグ5がセットされる。ま
た、音符30は音符28と音符の長さが同じであるの
で、フラグ6がセットされ、音符32は音符30よりも
音符の長さが長いので、フラグ6がセットされている。
ように、前に8分休符があるが、この音符26は第1小
節の先頭の音符であるので、この音符の前には音符がな
い。このような場合には、Clock の値から休符があるか
否か判断し、音符26のClock は60であるので、8分
休符があると判断できるので、図5に示すようにフラグ
4がセットされている。また、音符28、30、32
は、前に休符がないので、フラグ5がセットされる。ま
た、音符30は音符28と音符の長さが同じであるの
で、フラグ6がセットされ、音符32は音符30よりも
音符の長さが長いので、フラグ6がセットされている。
【0021】また、前の音符との音高差を計算し、汎用
レジスタDReg Aに入れる。例えば、音符28の音高は6
7であり、音符26の音高は69であるので、音符28
のDReg Aには、−2が記憶されている。また、音符30
の音高は65であり、音符28の音高は67であるの
で、音符30のDReg Aには−2が記憶されている。さら
に、音符32の音高は74であり、音符30の音高は6
5であるので、音符32のDReg Aには9が記憶される。
レジスタDReg Aに入れる。例えば、音符28の音高は6
7であり、音符26の音高は69であるので、音符28
のDReg Aには、−2が記憶されている。また、音符30
の音高は65であり、音符28の音高は67であるの
で、音符30のDReg Aには−2が記憶されている。さら
に、音符32の音高は74であり、音符30の音高は6
5であるので、音符32のDReg Aには9が記憶される。
【0022】次にベロシティ、ゲートタイムの調整を行
う(ステップS4)。上述したように、ハンマーリング
オンや、プリングオフ奏法は、連続する2つの音を滑ら
かに繋いで演奏する奏法であって、連続する2つの音の
音程関係(音高差)が2度以内になることが多く、また
連続する2つの音の内、前の音は後の音が発音される直
前まで伸び、即ちゲートタイムが伸び、後の音は少し弱
く、即ちベロシティ(音量)が小さく、かつ短く、即ち
ゲートタイムが短くなる性質がある。従って、ベロシテ
ィ(On Vel)やゲートタイム(Dur AC)を調整する必要
がある。
う(ステップS4)。上述したように、ハンマーリング
オンや、プリングオフ奏法は、連続する2つの音を滑ら
かに繋いで演奏する奏法であって、連続する2つの音の
音程関係(音高差)が2度以内になることが多く、また
連続する2つの音の内、前の音は後の音が発音される直
前まで伸び、即ちゲートタイムが伸び、後の音は少し弱
く、即ちベロシティ(音量)が小さく、かつ短く、即ち
ゲートタイムが短くなる性質がある。従って、ベロシテ
ィ(On Vel)やゲートタイム(Dur AC)を調整する必要
がある。
【0023】そのため、まずベロシティの調整として、
各音符のDReg Aに記憶されている音高差が−2以上で−
1以下であるか、+1以上で+2以下であるとき、即
ち、ハンマーリングオンやプリングオフの後の音の場
合、On Velを基準値である100から10だけ引いた値
90とし、DReg Aが上記の範囲外の場合、ハンマーリン
グオンやプリングオフの後の音でないので、On Velを基
準値の100とする。例えば図6に示すように、音符2
6の場合、DReg Aは0であるので、On Velは100とさ
れ、音符28、30は、DReg Aは−2であるので、On V
elは90とされ、音符32の場合、DReg Aは9であるの
で、上記の範囲外であるの、On Velは100とされてい
る。
各音符のDReg Aに記憶されている音高差が−2以上で−
1以下であるか、+1以上で+2以下であるとき、即
ち、ハンマーリングオンやプリングオフの後の音の場
合、On Velを基準値である100から10だけ引いた値
90とし、DReg Aが上記の範囲外の場合、ハンマーリン
グオンやプリングオフの後の音でないので、On Velを基
準値の100とする。例えば図6に示すように、音符2
6の場合、DReg Aは0であるので、On Velは100とさ
れ、音符28、30は、DReg Aは−2であるので、On V
elは90とされ、音符32の場合、DReg Aは9であるの
で、上記の範囲外であるの、On Velは100とされてい
る。
【0024】また、ゲートタイムは、まず基準となるス
タッカートレートStaccatoRateを、数1によって計算す
る。
タッカートレートStaccatoRateを、数1によって計算す
る。
【0025】
【数1】StaccatoRate=100-Rstc*40/100
【0026】このスタッカートレートStaccatoRateを用
いて、8分音符以上のとき数2によって、ゲートタイム
Dur ACを計算する。
いて、8分音符以上のとき数2によって、ゲートタイム
Dur ACを計算する。
【0027】
【数2】Dur AC=Dur ID*StaccatoRate/100
【0028】また、8分音符未満であって、フラグ1が
セットされている1つ後の音符のDReg Aにに記憶されて
いる音高差が−2以上で+2以下であるとき、ゲートタ
イムを音符の長さと等しくする。即ち、Dur AC=Dur ID
とする。また、8分音符未満であって、フラグ1がセッ
トされている1つ後の音符のDReg Aに記憶されている音
高差が−2以上で+2以下でないとき、数3によって、
ゲートタイムDur ACを計算する。
セットされている1つ後の音符のDReg Aにに記憶されて
いる音高差が−2以上で+2以下であるとき、ゲートタ
イムを音符の長さと等しくする。即ち、Dur AC=Dur ID
とする。また、8分音符未満であって、フラグ1がセッ
トされている1つ後の音符のDReg Aに記憶されている音
高差が−2以上で+2以下でないとき、数3によって、
ゲートタイムDur ACを計算する。
【0029】
【数3】Dur AC=Dur ID−10+Rlgt*10/100
【0030】例えば、上記の設定によれば、スタッカー
トレートStaccatoRateは、数1によって100-50(=Rst
c)*40/100=80となる。音符26は4分音符と、8分音
符以上であるので、ゲートタイムDur ACは、数2によっ
て120*80/100=96となる。また、音符28は、16分音
符と8分音符未満であって、フラグ1がセットされてい
る1つ後の音符のDReg Aの値が−2と、−2以上である
ので、ゲートタイムDurACは、音符の長さDur IDと同じ
30とされている。音符30はフラグ1がセットされて
いる1つ後の音符のDReg Aの値が9と、2より大である
ので、数3によりゲートタイムDur ACは30-10+60*10/10
0 =26となる。また、音符32は、2分音符と、8分音
符以上であるので、ゲートタイムDur ACは、240*80/100
=192 となる。
トレートStaccatoRateは、数1によって100-50(=Rst
c)*40/100=80となる。音符26は4分音符と、8分音
符以上であるので、ゲートタイムDur ACは、数2によっ
て120*80/100=96となる。また、音符28は、16分音
符と8分音符未満であって、フラグ1がセットされてい
る1つ後の音符のDReg Aの値が−2と、−2以上である
ので、ゲートタイムDurACは、音符の長さDur IDと同じ
30とされている。音符30はフラグ1がセットされて
いる1つ後の音符のDReg Aの値が9と、2より大である
ので、数3によりゲートタイムDur ACは30-10+60*10/10
0 =26となる。また、音符32は、2分音符と、8分音
符以上であるので、ゲートタイムDur ACは、240*80/100
=192 となる。
【0031】次に、長い音符についてピッチベンドをか
けるか否かの判断をする(ステップS6)。長い音符の
場合、即ちフラグ2がセットされている場合、次の条件
のどれかに該当するものはフラグ7をセットし、ベンド
アップすることを表す。即ち、(1)音符の前に8分以
上の休符がある場合(これは、フラグ4がセットされて
いるか否かによって分かる。)、(2)前の音符との間
隔が付点4分以上のもの(これはDur PHから判断でき
る。)、(3)前の音符が自分以下の長さで(これはフ
ラグ6によって分かる。)、かつ前の音符からの音程が
等しいか、上がっているもの(これはDReg Aの値によっ
て分かる。)。
けるか否かの判断をする(ステップS6)。長い音符の
場合、即ちフラグ2がセットされている場合、次の条件
のどれかに該当するものはフラグ7をセットし、ベンド
アップすることを表す。即ち、(1)音符の前に8分以
上の休符がある場合(これは、フラグ4がセットされて
いるか否かによって分かる。)、(2)前の音符との間
隔が付点4分以上のもの(これはDur PHから判断でき
る。)、(3)前の音符が自分以下の長さで(これはフ
ラグ6によって分かる。)、かつ前の音符からの音程が
等しいか、上がっているもの(これはDReg Aの値によっ
て分かる。)。
【0032】上記の(1)乃至(3)のいずれかの条件
を満たすと、ベンディングを行っても、不自然な演奏と
ならず、ベンドした方が演奏に表情がつくので、ピッチ
ベンドをかけることにしている。
を満たすと、ベンディングを行っても、不自然な演奏と
ならず、ベンドした方が演奏に表情がつくので、ピッチ
ベンドをかけることにしている。
【0033】図3の譜例の場合、フラグ2がセットされ
ているのは、音符26、32であるが、音符26では、
その前に8分休符があるので(フラグ4がセットされて
いるので)、図7に示すようにフラグ7がセットされて
いる。音符32では、フラグ6がセットされていて、前
の音符30が自分の音符以下の長さであり、DReg Aの値
が9と、前の音符30よりも音程が上がっているので、
フラグ7をセットしている。
ているのは、音符26、32であるが、音符26では、
その前に8分休符があるので(フラグ4がセットされて
いるので)、図7に示すようにフラグ7がセットされて
いる。音符32では、フラグ6がセットされていて、前
の音符30が自分の音符以下の長さであり、DReg Aの値
が9と、前の音符30よりも音程が上がっているので、
フラグ7をセットしている。
【0034】次に短い音符に対してピッチベンドをかけ
るか否かの判断をする(ステップS8)。即ち、短い音
符であるとしてフラグ3がセットされている音符のう
ち、次の条件のうちいずれかを満足する場合、フラグ7
をセットする。(1)次の音符と音高が等しく、前の音
からの音程差が短3度以上短6度以下の下行しているも
の、(2)前の音符の音から半音上がり、次の音に半音
から短7度下がっていて、次の音からその次の音への音
程差が、完全5度の下行から短7度の上行までの間であ
るもの。
るか否かの判断をする(ステップS8)。即ち、短い音
符であるとしてフラグ3がセットされている音符のう
ち、次の条件のうちいずれかを満足する場合、フラグ7
をセットする。(1)次の音符と音高が等しく、前の音
からの音程差が短3度以上短6度以下の下行しているも
の、(2)前の音符の音から半音上がり、次の音に半音
から短7度下がっていて、次の音からその次の音への音
程差が、完全5度の下行から短7度の上行までの間であ
るもの。
【0035】上記の(1)または(2)は、速いフレー
ズにおけるベンドを使った典型的なフレーズを音程関係
から抽出したものであるので、(1)または(2)の条
件を満たすときには、フラグ7をセットして、ベンドを
かけることとしている。なお、(1)または(2)の条
件を満たすか否かの判断は、各音符のDReg Aの値を用い
ることによって行える。
ズにおけるベンドを使った典型的なフレーズを音程関係
から抽出したものであるので、(1)または(2)の条
件を満たすときには、フラグ7をセットして、ベンドを
かけることとしている。なお、(1)または(2)の条
件を満たすか否かの判断は、各音符のDReg Aの値を用い
ることによって行える。
【0036】図3の譜例では、短い音符としてフラグ3
がセットされているのは、音符28、30であるが、
(1)、(2)いずれの条件も満たしていないので、フ
ラグ7はセットされず、図7のままの状態である。
がセットされているのは、音符28、30であるが、
(1)、(2)いずれの条件も満たしていないので、フ
ラグ7はセットされず、図7のままの状態である。
【0037】次に、ピッチベンドをキャンセルするか否
かを判断する(ステップS12)。即ち、フラグ7がセ
ットされている音符について、(1)音高がB3より低
い音であるか、(2)前にあるピッチベンドのフラグ7
がセットされている音符との間隔が4分音符の長さ未満
であるものについては、フラグ7をリセットする。これ
は、条件(1)または(2)の場合、実際のロックギタ
ーの演奏では、ピッチベンドをかけないからである。
かを判断する(ステップS12)。即ち、フラグ7がセ
ットされている音符について、(1)音高がB3より低
い音であるか、(2)前にあるピッチベンドのフラグ7
がセットされている音符との間隔が4分音符の長さ未満
であるものについては、フラグ7をリセットする。これ
は、条件(1)または(2)の場合、実際のロックギタ
ーの演奏では、ピッチベンドをかけないからである。
【0038】図3の譜例では、フラグ7は音符26、3
2でセットされているが、両音符とも音高はB3以上で
あるので、(1)の条件を満たしていない。また、音符
32は、前にピッチベンドのフラグ7がセットされた音
符26が存在するが、音符26との音符の間隔は、4分
音符以上であるので、(2)の条件も満たさない。従っ
て、図3の譜例では、フラグ7がリセットされることは
なく、図7に示した状態を維持する。
2でセットされているが、両音符とも音高はB3以上で
あるので、(1)の条件を満たしていない。また、音符
32は、前にピッチベンドのフラグ7がセットされた音
符26が存在するが、音符26との音符の間隔は、4分
音符以上であるので、(2)の条件も満たさない。従っ
て、図3の譜例では、フラグ7がリセットされることは
なく、図7に示した状態を維持する。
【0039】次に、ピッチベンド幅の決定を行う(ステ
ップS12)。即ち、ピッチベンドをかけるフラグ7が
セットされている音符について、各々ピッチベンドの量
を次のように定める。
ップS12)。即ち、ピッチベンドをかけるフラグ7が
セットされている音符について、各々ピッチベンドの量
を次のように定める。
【0040】フラグ2がセットされた長い音符の場合、
(1)次の音に半音で下行しているものは、ピッチベン
ド幅を半音にし、(2)次の音に全音で下行しているも
のは、ピッチベンド幅を全音にする。また、(3)上記
以外で、前の音から半音で上行しているものは、ピッチ
ベンド幅を半音にし、(4)これ以外は、ピッチベンド
幅を全音にする。
(1)次の音に半音で下行しているものは、ピッチベン
ド幅を半音にし、(2)次の音に全音で下行しているも
のは、ピッチベンド幅を全音にする。また、(3)上記
以外で、前の音から半音で上行しているものは、ピッチ
ベンド幅を半音にし、(4)これ以外は、ピッチベンド
幅を全音にする。
【0041】図3の譜例の場合、フラグ2がセットされ
ているのは、音符26、32であり、音符26の場合、
次の音に全音で下行しているので(次の音符28のDReg
Aの値から分かる。)、ピッチベンド幅を全音としてい
る。また、音符32の場合、データの最終の音であるの
で、(1)または(2)の条件を満たすことはなく、
(3)の前の音から半音で上行するという条件も満たし
ていないので、結局(4)に該当し、ピッチベンド幅
は、全音となる。
ているのは、音符26、32であり、音符26の場合、
次の音に全音で下行しているので(次の音符28のDReg
Aの値から分かる。)、ピッチベンド幅を全音としてい
る。また、音符32の場合、データの最終の音であるの
で、(1)または(2)の条件を満たすことはなく、
(3)の前の音から半音で上行するという条件も満たし
ていないので、結局(4)に該当し、ピッチベンド幅
は、全音となる。
【0042】ピッチベンド幅の決定において、フラグ3
がセットされた短い音符の場合、(1)次の音と同音程
のものは、ピッチベンド幅を全音にし、(2)次の音と
同音程で、前の音から半音で上行しているのものは、ピ
ッチベンド幅を半音にし、(3)上記以外では、ピッチ
ベンドの幅を全音にする。
がセットされた短い音符の場合、(1)次の音と同音程
のものは、ピッチベンド幅を全音にし、(2)次の音と
同音程で、前の音から半音で上行しているのものは、ピ
ッチベンド幅を半音にし、(3)上記以外では、ピッチ
ベンドの幅を全音にする。
【0043】図3の譜例では、フラグ3がセットされた
ものはないので、短い音符についてのピッチベンド幅の
決定を行われない。
ものはないので、短い音符についてのピッチベンド幅の
決定を行われない。
【0044】次に、ベンドダウンするか否かの判断を行
う(ステップS14)。即ち、前に休符がなく、前の音
にピッチベンド(ベンドアップ)のフラグ7がセットさ
れているもので、(1)前の音から半音で下行している
ものか、(2)前の音から全音で下行しているものにつ
いては、ベンドダウンのフラグ8をセットする(この全
音で下行しているか、半音で下行しているかは、DReg A
の値を判断することによって行える)。但し、既にベン
ドアップのフラグ7がセットされているものについて
は、ベンドダウンのフラグ8をリセットする。これは、
ベンドアップを優先するためである。
う(ステップS14)。即ち、前に休符がなく、前の音
にピッチベンド(ベンドアップ)のフラグ7がセットさ
れているもので、(1)前の音から半音で下行している
ものか、(2)前の音から全音で下行しているものにつ
いては、ベンドダウンのフラグ8をセットする(この全
音で下行しているか、半音で下行しているかは、DReg A
の値を判断することによって行える)。但し、既にベン
ドアップのフラグ7がセットされているものについて
は、ベンドダウンのフラグ8をリセットする。これは、
ベンドアップを優先するためである。
【0045】なお、上記の条件(1)または(2)のと
き、ベンドダウンするのは、もしベンドアップした場
合、弦と直角の方向に弦を押すか、引っ張っているの
で、その後に元に戻している筈であり、ベンドアップし
た弦と同じ弦で、すぐ次にそれよりも低い音を弾く場合
には、ベンドを戻す音(ベンドダウン)が聞こえる筈で
あるので、休符と音程差から、ベンドダウンされる音符
を判断している。
き、ベンドダウンするのは、もしベンドアップした場
合、弦と直角の方向に弦を押すか、引っ張っているの
で、その後に元に戻している筈であり、ベンドアップし
た弦と同じ弦で、すぐ次にそれよりも低い音を弾く場合
には、ベンドを戻す音(ベンドダウン)が聞こえる筈で
あるので、休符と音程差から、ベンドダウンされる音符
を判断している。
【0046】なお、上記の条件(1)の場合、ベンド幅
は半音に選択し、(2)の場合、ベンド幅は全音に選択
している。
は半音に選択し、(2)の場合、ベンド幅は全音に選択
している。
【0047】図3の譜例の場合、前の音にベンドアップ
のフラグ7が設定されているのは、音符28であり、こ
の音符28の前の音符26から音符28には、全音で下
行しているので、図8に示すように音符28のフラグ8
をセットし、かつベンド幅は全音に選択する。
のフラグ7が設定されているのは、音符28であり、こ
の音符28の前の音符26から音符28には、全音で下
行しているので、図8に示すように音符28のフラグ8
をセットし、かつベンド幅は全音に選択する。
【0048】次にベンド音のベロシティ、ゲートタイム
を修正する(ステップS16)。即ち、ベンドアップま
たはベンドダウンのフラグ7または8がセットされてい
るものについて、ベロシティ(On Vel) 及びゲートタイ
ム(Dur AC)を修正する。以下に示すような修正を行っ
ているのは、ベンドアップやベンドダウンが行われたと
きに、発生する音に近づけるためである。
を修正する(ステップS16)。即ち、ベンドアップま
たはベンドダウンのフラグ7または8がセットされてい
るものについて、ベロシティ(On Vel) 及びゲートタイ
ム(Dur AC)を修正する。以下に示すような修正を行っ
ているのは、ベンドアップやベンドダウンが行われたと
きに、発生する音に近づけるためである。
【0049】フラグ7がセットされているベンドアップ
の場合、On Velを標準値である100とする。また、ゲ
ートタイム(Dur AC)は、次の音がベンドダウンである
か、次の音との間に休符がある場合、Dur ACは、Dur AC
=Dur IDと修正し、上記以外の場合、数4によって修正
する。
の場合、On Velを標準値である100とする。また、ゲ
ートタイム(Dur AC)は、次の音がベンドダウンである
か、次の音との間に休符がある場合、Dur ACは、Dur AC
=Dur IDと修正し、上記以外の場合、数4によって修正
する。
【0050】
【数4】Dur AC=Dur ID−10+Rlgt*10/100
【0051】フラグ8がセットされているベンドダウン
の場合、次の音と同音程、または次の音に短3度以内の
下行をしている場合、ゲートタイムDur ACは、Dur AC=
DurIDと修正し、上記以外の場合には、数5に従って修
正する。
の場合、次の音と同音程、または次の音に短3度以内の
下行をしている場合、ゲートタイムDur ACは、Dur AC=
DurIDと修正し、上記以外の場合には、数5に従って修
正する。
【0052】
【数5】Dur AC=Dur ID−15+Rlgt*15/100
【0053】また、全ての音に対してDur ACが5未満の
ものは5とする。これは、余りに短い音では、ピッチベ
ンドの効果が得られないからである。
ものは5とする。これは、余りに短い音では、ピッチベ
ンドの効果が得られないからである。
【0054】図3の譜例では、ベンドアップのフラグ7
は音符26、32でセットされており、ベンドダウンの
フラグ8は音符28でセットされている。従って、音符
26、30のOn Velは、図9に示すように、100にセ
ットされる。また、音符26の場合、次の音符28にベ
ンドダウンがかかっているので、Dur ACは、Dur IDと等
しく120とされる。また、音符32の場合、次の音が
ベンドダウンでなく、次の音との間に休符もないので、
数4に従って240-10+60(=Rlgt)*10/100=236 となる。
は音符26、32でセットされており、ベンドダウンの
フラグ8は音符28でセットされている。従って、音符
26、30のOn Velは、図9に示すように、100にセ
ットされる。また、音符26の場合、次の音符28にベ
ンドダウンがかかっているので、Dur ACは、Dur IDと等
しく120とされる。また、音符32の場合、次の音が
ベンドダウンでなく、次の音との間に休符もないので、
数4に従って240-10+60(=Rlgt)*10/100=236 となる。
【0055】同じく図3の譜例では、ベンドダウンのフ
ラグ8は、音符28にセットされているが、次の音に長
2度の下行をしているので、短3度以内の下行となり、
DurACは、Dur AC=Dur ID=30となる。
ラグ8は、音符28にセットされているが、次の音に長
2度の下行をしているので、短3度以内の下行となり、
DurACは、Dur AC=Dur ID=30となる。
【0056】次にピッチベンドデータの挿入を行う(ス
テップS18)。即ち、ベンドアップのフラグ7または
ベンドダウンのフラグ8がセットされた各音符に対し
て、その音符のクロック位置と同じ位置にピッチベンド
データを挿入する。ピッチベンドデータは、ベンド幅に
応じて半音を1単位として、+1、+2、−1、−2の
4種類が予め定められている。そして、いずれのピッチ
ベンドデータを使用するかは、ベンドアップについては
先のステップS12において、ベンドダウンについては
先のステップS14によってそれぞれ決定されている。
テップS18)。即ち、ベンドアップのフラグ7または
ベンドダウンのフラグ8がセットされた各音符に対し
て、その音符のクロック位置と同じ位置にピッチベンド
データを挿入する。ピッチベンドデータは、ベンド幅に
応じて半音を1単位として、+1、+2、−1、−2の
4種類が予め定められている。そして、いずれのピッチ
ベンドデータを使用するかは、ベンドアップについては
先のステップS12において、ベンドダウンについては
先のステップS14によってそれぞれ決定されている。
【0057】図13に、全音ベンドアップ(+2)する
場合のピッチベンドデータ34と、全音ベンドダウン
(−2)する場合のピッチベンドデータ36とを示す。
これらピッチベンドデータ34、36は、同じデータフ
ォーマットで、Clock が0とされ、発音タイミングDev
が、0、8、16、24、32、40と記述された複数
のレコードの集合であり、これらが上述したピッチベン
ドの挿入位置に挿入されると、ピッチベンドのクロック
は、全てピッチベンドの挿入位置のクロックと同じにな
る。
場合のピッチベンドデータ34と、全音ベンドダウン
(−2)する場合のピッチベンドデータ36とを示す。
これらピッチベンドデータ34、36は、同じデータフ
ォーマットで、Clock が0とされ、発音タイミングDev
が、0、8、16、24、32、40と記述された複数
のレコードの集合であり、これらが上述したピッチベン
ドの挿入位置に挿入されると、ピッチベンドのクロック
は、全てピッチベンドの挿入位置のクロックと同じにな
る。
【0058】例えば、図3の譜例の場合、音符26、3
2にフラグ7がセットされ、ステップS12において全
音のベンド幅と決定されているので、図13に示したピ
ッチベンドデータ34が図10に示すように音符26、
32と同じクロック位置60、240に挿入されてお
り、ベンドデータ34のClock は、それぞれ60、24
0となっている。同様に、音符28にフラグ8がセット
され、ステップS14で全音のベンドダウンと決定され
ているので、図10に示すように音符28のクロック位
置180に、図13に示したピッチベンドデータ36が
挿入されている。
2にフラグ7がセットされ、ステップS12において全
音のベンド幅と決定されているので、図13に示したピ
ッチベンドデータ34が図10に示すように音符26、
32と同じクロック位置60、240に挿入されてお
り、ベンドデータ34のClock は、それぞれ60、24
0となっている。同様に、音符28にフラグ8がセット
され、ステップS14で全音のベンドダウンと決定され
ているので、図10に示すように音符28のクロック位
置180に、図13に示したピッチベンドデータ36が
挿入されている。
【0059】ピッチベンドデータにおいて、Note=240は
音符以外のMIDI情報を表しており、On Vel=224はM
IDI情報のピッチベンド情報を表している。ベンド量
は、Dur ID、Dur ACの各7ビットを用いて、Dur IDがM
IDIのピッチベンドチェンジのデータのLSB、Dur
ACがMSBにそれぞれ対応していて、合計14ビットを
使って−8192から+8191までの数値を表すこと
ができ、その中点は、Dur IDが00、Dur ACが64(1
0進数)である。
音符以外のMIDI情報を表しており、On Vel=224はM
IDI情報のピッチベンド情報を表している。ベンド量
は、Dur ID、Dur ACの各7ビットを用いて、Dur IDがM
IDIのピッチベンドチェンジのデータのLSB、Dur
ACがMSBにそれぞれ対応していて、合計14ビットを
使って−8192から+8191までの数値を表すこと
ができ、その中点は、Dur IDが00、Dur ACが64(1
0進数)である。
【0060】ピッチベンドデータによって、どの程度の
ピッチの変化が生じるかは、MIDI音源10のベンド
量の最大値(ベンドレンジ)の設定で決まる。この実施
例では、ベンドレンジを12(最大1オクターブベンド
させることができる。)として、計算した値が各ベンド
量として各Dur ID、Dur ACに設定してある。
ピッチの変化が生じるかは、MIDI音源10のベンド
量の最大値(ベンドレンジ)の設定で決まる。この実施
例では、ベンドレンジを12(最大1オクターブベンド
させることができる。)として、計算した値が各ベンド
量として各Dur ID、Dur ACに設定してある。
【0061】次にピッチベンドに要する時間の計算とベ
ンドデータの時間調整を行う(ステップS20)。即
ち、ベンドアップまたはベンドダウンのフラグ7または
8がセットされている各音符に対し、ピッチベンドに要
する時間(BendTime) を計算し、汎用レジスタDReg Bに
記憶させる。フラグ7または8がセットされている音符
が8分音符以下の場合、数6に従って、音符が8分音符
より長い場合、数7によってベンドタイムを計算する。
ンドデータの時間調整を行う(ステップS20)。即
ち、ベンドアップまたはベンドダウンのフラグ7または
8がセットされている各音符に対し、ピッチベンドに要
する時間(BendTime) を計算し、汎用レジスタDReg Bに
記憶させる。フラグ7または8がセットされている音符
が8分音符以下の場合、数6に従って、音符が8分音符
より長い場合、数7によってベンドタイムを計算する。
【0062】
【数6】BendTime=Dur ID*Rbnd/100
【数7】BendTime=Dur ID*Rbnd/300+40*Rbnd/100
【0063】このようにして求めたBendTimeと、ピッチ
ベンドデータのDev とを用いて、各ピッチベンドデータ
のClock を、数8に従って修正する。
ベンドデータのDev とを用いて、各ピッチベンドデータ
のClock を、数8に従って修正する。
【0064】
【数8】Clock =Clock+Dev*BendTime/40
【0065】図3の譜例の場合、ベンドアップのフラグ
7が設定されている音符26は、4分音符と、8分音符
よりも長いので、BendTimeは数7に従って、120*40(=Rb
nd)/300+40*40(=Rbnd)/100=16+16=32 となり、図11に
示すように音符26のDReg Bに記憶される。そして、数
8に従って、音符26に対するピッチベンドデータ44
のClock は、図11に示すように60+0*32/40
=60、60+8*32/40=66.4≒66、60
+16*32/40=12.8≒72、60+24*3
2/40=79.2≒79、60+32*32/40=
85.6≒85、60+40*32/40=92とな
る。同様に、音符32に対するBendTime、ピッチベンド
データ44のClock 、音符28に対するBendTime、ピッ
チベンドデータ36のClock は、それぞれ図11に示す
ようになる。
7が設定されている音符26は、4分音符と、8分音符
よりも長いので、BendTimeは数7に従って、120*40(=Rb
nd)/300+40*40(=Rbnd)/100=16+16=32 となり、図11に
示すように音符26のDReg Bに記憶される。そして、数
8に従って、音符26に対するピッチベンドデータ44
のClock は、図11に示すように60+0*32/40
=60、60+8*32/40=66.4≒66、60
+16*32/40=12.8≒72、60+24*3
2/40=79.2≒79、60+32*32/40=
85.6≒85、60+40*32/40=92とな
る。同様に、音符32に対するBendTime、ピッチベンド
データ44のClock 、音符28に対するBendTime、ピッ
チベンドデータ36のClock は、それぞれ図11に示す
ようになる。
【0066】次にビブラートの付加を行う(ステップS
22)。即ち4分音符より長いものにモジュレーション
を使用してビブラートをかける。これは、長く伸ばす音
にビブラートをつけることによって表情を豊かにするた
めである。ビブラートをかけるには、例えば図14に示
すようなモジュレーションデータ38を使用する。この
モジュレーションデータ38において、Note=240は音符
以外のMIDI情報を表しており、On Vel=176はMID
I情報のコントロールチェンジ、Dur ID=1は、コントロ
ールチェンジのコントロール番号を表わし、これが1、
即ちモジュレーションによってビブラートをかけること
を表す。 Dur AC=127 は、コントロールチェンジのデー
タを表す。
22)。即ち4分音符より長いものにモジュレーション
を使用してビブラートをかける。これは、長く伸ばす音
にビブラートをつけることによって表情を豊かにするた
めである。ビブラートをかけるには、例えば図14に示
すようなモジュレーションデータ38を使用する。この
モジュレーションデータ38において、Note=240は音符
以外のMIDI情報を表しており、On Vel=176はMID
I情報のコントロールチェンジ、Dur ID=1は、コントロ
ールチェンジのコントロール番号を表わし、これが1、
即ちモジュレーションによってビブラートをかけること
を表す。 Dur AC=127 は、コントロールチェンジのデー
タを表す。
【0067】ビブラートを開始する位置は音符の長さの
50%、終了する位置は音符の長さの95%のClock の
位置にする。これらの位置に各々モジュレーションデー
タ38を挿入する。その後、パラメータとして設定して
あるビブラート深さRvibを用いてビブラートの深さDept
h を数9によって計算し、音符の長さの50%の位置に
挿入したモジュレーションデータ38のDur ACに設定す
る。
50%、終了する位置は音符の長さの95%のClock の
位置にする。これらの位置に各々モジュレーションデー
タ38を挿入する。その後、パラメータとして設定して
あるビブラート深さRvibを用いてビブラートの深さDept
h を数9によって計算し、音符の長さの50%の位置に
挿入したモジュレーションデータ38のDur ACに設定す
る。
【0068】
【数9】Depth=Dur AC*Rvib/100
【0069】図3に示す譜例では、4分音符より長い音
符は、2分音符である音符32である。従って、この音
符32の長さは240であるので、その50%である1
20だけ、音符32のClock 240に加算したClock の
位置360と、95%である228だけ、音符32のCl
oc240に加算したClock の位置468とに、図12に
示すように、モジュレーションデータ38をそれぞれ挿
入する。そして、数9に従って、Depth を127*60(=Rvi
b)/100=76.2≒76と計算し、Clock の位置360のモジ
ュレーションデータ38のDur ACに設定する。また、ビ
ブラートの終了を表すため、Clock の位置468のモジ
ュレーションデータ38のDur ACを0とする。
符は、2分音符である音符32である。従って、この音
符32の長さは240であるので、その50%である1
20だけ、音符32のClock 240に加算したClock の
位置360と、95%である228だけ、音符32のCl
oc240に加算したClock の位置468とに、図12に
示すように、モジュレーションデータ38をそれぞれ挿
入する。そして、数9に従って、Depth を127*60(=Rvi
b)/100=76.2≒76と計算し、Clock の位置360のモジ
ュレーションデータ38のDur ACに設定する。また、ビ
ブラートの終了を表すため、Clock の位置468のモジ
ュレーションデータ38のDur ACを0とする。
【0070】このようにデータレコードが処理されたの
ち、これがMIDIインターフェース16を介してMI
DI音源10に供給されて、ロックギターのハンマーリ
ングオン、プリングオフ、ベンディング等の奏法シミュ
レーションした演奏が行われる。
ち、これがMIDIインターフェース16を介してMI
DI音源10に供給されて、ロックギターのハンマーリ
ングオン、プリングオフ、ベンディング等の奏法シミュ
レーションした演奏が行われる。
【0071】上記の実施例では、ステップS2の音符の
分類において、4分音符以上と4分音符未満の2つに分
類したが、必ずしもこれに限ったものではなく、例えば
4分音符以上、16分音符より大きく4分音符より小さ
い、16分音符以下のように3つに分類することもでき
る。
分類において、4分音符以上と4分音符未満の2つに分
類したが、必ずしもこれに限ったものではなく、例えば
4分音符以上、16分音符より大きく4分音符より小さ
い、16分音符以下のように3つに分類することもでき
る。
【0072】また、音符の前の休符による分類も、上記
の実施例では、音符の前に休符があって、それが8分休
符以上の休符がある場合、前に休符があって、それが8
分休符未満である場合、前に休符がない場合であって、
音符の長さが前の音符の長さ以上のものに分類したが、
これに限ったものではなく、例えば音符の前に休符がな
い場合、音符の前に休符があって、その休符が8分休符
以上である場合、音符の前に休符があって、その休符が
8分休符未満である場合、音符の前に全く休符がない場
合であって、音符の長さが前の音符の長さ以上である場
合に分類してもよい。
の実施例では、音符の前に休符があって、それが8分休
符以上の休符がある場合、前に休符があって、それが8
分休符未満である場合、前に休符がない場合であって、
音符の長さが前の音符の長さ以上のものに分類したが、
これに限ったものではなく、例えば音符の前に休符がな
い場合、音符の前に休符があって、その休符が8分休符
以上である場合、音符の前に休符があって、その休符が
8分休符未満である場合、音符の前に全く休符がない場
合であって、音符の長さが前の音符の長さ以上である場
合に分類してもよい。
【0073】無論、このように分類を変更すると、後で
行われるベロシティ、ゲートタイムの調整、ピッチベン
ドの判断、ピッチベンドの幅、ベンドダウンの判断等
は、変更が必要である。
行われるベロシティ、ゲートタイムの調整、ピッチベン
ドの判断、ピッチベンドの幅、ベンドダウンの判断等
は、変更が必要である。
【0074】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
音符に対応する演奏情報を記憶する記憶手段に記憶され
た音符の長さと、その音符に隣合う音符の音高との音高
差を検出し、この検出した音高差と、該音符の長さに応
じて、音高変化を上記音符に付与しているので、例えば
ハンマーリングオンや、プリングオフや、ベンディング
のような奏法を簡単にシミュレーションすることができ
る。
音符に対応する演奏情報を記憶する記憶手段に記憶され
た音符の長さと、その音符に隣合う音符の音高との音高
差を検出し、この検出した音高差と、該音符の長さに応
じて、音高変化を上記音符に付与しているので、例えば
ハンマーリングオンや、プリングオフや、ベンディング
のような奏法を簡単にシミュレーションすることができ
る。
【図1】本発明による電子楽器の1実施例のフローチャ
ートである。
ートである。
【図2】同実施例のブロック図である。
【図3】同実施例において演奏される楽譜の一例を示す
図である。
図である。
【図4】同実施例のパーソナルコンピュータに記憶され
る図3の楽譜に対応するデータレコードを示す図であ
る。
る図3の楽譜に対応するデータレコードを示す図であ
る。
【図5】同実施例において音符の分類の処理がなされた
後のデータレコードを示す図である。
後のデータレコードを示す図である。
【図6】同実施例においてベロシティ、ゲートタイムの
調整がなされた後のデータレコードを示す図である。
調整がなされた後のデータレコードを示す図である。
【図7】同実施例において長い音符についてのピッチベ
ンドの判断がなされた後のデータレコードを示す図であ
る。
ンドの判断がなされた後のデータレコードを示す図であ
る。
【図8】同実施例においてベンドダウンの判断がなされ
た後のデータレコードを示す図である。
た後のデータレコードを示す図である。
【図9】同実施例においてベンド音のベロシティ、ゲー
トタイムの修正が行われた後のデータレコードを示す図
である。
トタイムの修正が行われた後のデータレコードを示す図
である。
【図10】同実施例においてピッチベンドデータの挿入
が行われた後のデータレコードを示す図である。
が行われた後のデータレコードを示す図である。
【図11】同実施例においてピッチベンドに要する時間
計算とベンドデータの時間調整がなされた後のデータレ
コードを示す図である。
計算とベンドデータの時間調整がなされた後のデータレ
コードを示す図である。
【図12】同実施例においてモジュレーションデータが
付加された後のデータレコードを示す図である。
付加された後のデータレコードを示す図である。
【図13】同実施例において使用されるピッチベンドデ
ータを示す図である。
ータを示す図である。
【図14】同実施例において使用されるモジュレーショ
ンデータを示す図である。
ンデータを示す図である。
10 MIDI音源 16 MIDIインターフェース 18 パーソナルコンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の音符に対応する演奏情報を記憶す
る記憶手段と、この記憶手段に記憶された音符の長さ
と、その音符の音高とその音符に隣合う音符の音高との
音高差を検出し、上記音符の長さと音高差に応じた音高
変化を上記音符に付与する音高変化付与手段とを、具備
する電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4304655A JPH06130954A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4304655A JPH06130954A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 電子楽器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06130954A true JPH06130954A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17935643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4304655A Withdrawn JPH06130954A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06130954A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07334157A (ja) * | 1994-06-14 | 1995-12-22 | Roland Corp | 電子楽器 |
JP2002287747A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Yamaha Corp | 演奏データの自動編集装置および自動編集方法 |
US7069058B2 (en) | 2000-05-29 | 2006-06-27 | Yamaha Corporation | Musical composition reproducing apparatus portable terminal musical composition reproducing method and storage medium |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP4304655A patent/JPH06130954A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07334157A (ja) * | 1994-06-14 | 1995-12-22 | Roland Corp | 電子楽器 |
US7069058B2 (en) | 2000-05-29 | 2006-06-27 | Yamaha Corporation | Musical composition reproducing apparatus portable terminal musical composition reproducing method and storage medium |
JP2002287747A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Yamaha Corp | 演奏データの自動編集装置および自動編集方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |