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JPH06126271A - 超純水製造装置とその方法 - Google Patents

超純水製造装置とその方法

Info

Publication number
JPH06126271A
JPH06126271A JP4277143A JP27714392A JPH06126271A JP H06126271 A JPH06126271 A JP H06126271A JP 4277143 A JP4277143 A JP 4277143A JP 27714392 A JP27714392 A JP 27714392A JP H06126271 A JPH06126271 A JP H06126271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrapure water
treatment
water production
adsorption
alumina
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4277143A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Koseki
康雄 小関
Ryuichi Kaji
隆一 梶
Nobuko Hashimoto
信子 橋本
Hitoshi Sato
等 佐藤
Kazuhiko Takino
和彦 滝野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Plant Engineering and Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Plant Engineering and Construction Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4277143A priority Critical patent/JPH06126271A/ja
Publication of JPH06126271A publication Critical patent/JPH06126271A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に安定した高純度の超純水を製造できる超
純水製造装置とその方法を提供する。 【構成】 一次純水製造プロセスと超純水製造プロセス
とからなる超純水製造装置の一次純水製造プロセスにお
いて、水道水1の入口側に、従来活性炭101と、細孔
径20〜1000Åの細孔を全細孔の5〜10%以上持
つ高性能活性炭102と、シリカアルミナ系吸着剤10
3との三層からなる多層吸着装置105を、純水2の出
口側に、逆浸透装置110とイオン交換装置120と
を、それぞれ設置している。 【効果】 これまで除去困難だった有機物を効率良く除
去できるため、安定した高純度の超純水を製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超純水製造装置とその方
法に係り、特に電子工業や医療用などに用いられる超純
水製造装置とその水質制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIや超LSIの開発及び量産
が盛んになり、多くの洗浄工程で純水や超純水が用いら
れている。しかし、LSIの集積度の増大に伴い、使用
される超純水の水質も更に高いものが要求されており、
含有不純物がほとんどない、理論純水に極めて近い水の
製造技術の開発が行われている。
【0003】超純水製造に関する従来技術の例を図に基
づいて説明する。図3は従来の超純水製造装置全体の構
成図である。
【0004】図3に示すように、純水2は、通常、水道
水1や地下水などを凝集及び濾過の前処理の後、活性炭
吸着装置100、逆浸透装置110及びイオン交換装置
120などからなる一次純水製造プロセスで製造され、
純水タンク130へ貯蔵される。
【0005】次いで、純水2は超純水製造プロセスへ送
られ、そこで紫外線酸化装置140とアニオン交換装置
150とを通り、殺菌と微量有機物の除去が行われ、更
にアニオンとカチオン交換樹脂との混合床からなるポリ
ッシャー装置160で微量無機物質が除去された後、限
外濾過装置170で微粒子や死菌が除去されて、高純度
の超純水3が得られる。
【0006】この超純水3は、ユ-スポイント180と
なる各洗浄工程へ送られ、残った超純水は純水タンク1
30へ戻される。
【0007】また、超純水中の不純物には、粒状物質と
溶存物質があり、前者には微粒子と細菌(特に生菌)があ
り、後者には有機物と無機物がある。超純水の水質の評
価指標として、従来では、微粒子数、生菌数、有機物量
を代表するTOC値(TOC値は全有機体炭素量のうち
の有機物量の値である。すなわち、超純水中に含有する
全有機物量のうち、後述のTOC計で酸化検査可能な有
機物量の値であり、超純水中に含有する有機物全量の値
ではない。)、及び無機物量を代表する比抵抗(電気伝
導度の逆数)値が、主に用いられていた。
【0008】それらの各指標は、超純水3がユ-スポイ
ント180に送られる前に、微粒子数は微粒子カウンタ
−200で、TOC値はTOC計210で、比抵抗値は
比抵抗計220で、それぞれオンラインで計測され、生
菌数については、超純水3が液サンプリング室230で
サンプリングされ、バッチで測定されている。
【0009】しかし、上記のプロセスで得られる純水2
には、細菌や微量の有機物が残留するため、半導体製造
の仕上げ工程の洗浄水の水質としては不十分である。
【0010】したがって、純水に残留するそれらの不純
物を除去するため、波長170〜400nmの紫外線を
照射して細菌を殺菌し、微量有機物を酸化分解してイオ
ン化させた後、イオン化した有機物をアニオン交換樹脂
を通して除去する方法が、例えば、特公昭54−192
27号公報、又は特開平1−164488号公報に開示
されている。
【0011】また、超純水の不純物は主に有機物である
と言われており、超純水製造プロセスで唯一の有機物除
去手段である紫外線酸化の高性能化が種々検討されてい
る。例えば、紫外線酸化と光触媒との併用が特開昭62
−193696号公報に開示されており、また紫外線酸
化と過酸化水素との併用が特公昭56−28191号公
報に開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、超LSI化が
進むにつれて、超純水に要求される水質は更に高くなっ
ており、それに見合う製造装置の高性能化が必要になっ
てきている。
【0013】例えば、上記の公報に開示されている改善
手段だけでは、超純水中の不純物の低減には限界があ
り、要求水質に見合う超純水を得ることは困難になりつ
つある。
【0014】本発明は、このような問題点の根本原因を
究明し、その解決を図ることにより、高純度の超純水を
安定に供給できる超純水製造装置とその方法を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、次のように
して達成することができる。
【0016】(1)吸着装置、及び逆浸透装置、イオン
交換装置、紫外線酸化装置、アニオン交換装置、ポリッ
シャー装置又は限外濾過装置のうちの少なくとも1つの
処理装置からなる超純水製造装置において、吸着装置に
分子量50〜1000の有機物を選択的に除去できる能
力を持つ吸着剤を充填すること。
【0017】(2)(1)において、吸着剤として、細
孔径の異なる複数の活性炭、又はシリカアルミナ系吸着
剤のうちの少なくとも1つを用いること。
【0018】(3)(2)において、吸着剤が、細孔径
が20〜1000Åの活性炭であること。
【0019】(4)(2)において、シリカアルミナ系
吸着剤が、シリカゲル、アルミナゲル、活性アルミナ又
は活性白土のうちの少なくとも1つであること。
【0020】(5)吸着処理、及び逆浸透処理、イオン
交換処理、紫外線酸化処理、アニオンイオン交換処理、
ポリッシャー処理又は限外濾過処理のうちの少なくとも
1つの処理により行われる超純水の製造方法において、
吸着処理を、細孔径の異なる複数の活性炭、又はシリカ
アルミナ系吸着剤による吸着除去手段を用いて行い、製
造される超純水の水質に応じて、吸着除去手段の除去能
力を制御すること。
【0021】(6)(5)において、除去能力の制御
を、吸着除去手段への流入水量を調節して行うこと。
【0022】
【作用】本発明では、上記目的を達成するために、まず
超純水製造工程全体での不純物の挙動を各種実験により
検討し、以下のことを明確にした。
【0023】すなわち、製造される超純水に残留する不
純物のほとんどが有機物であり、有機物の除去手段は、
超純水製造プロセスでは紫外線酸化装置しかなく、そこ
では水の純度が高いために、水自身が溶剤となり、紫外
線酸化装置の構成材料である合成樹脂やガラスからの有
機物やシリカの溶出が多くなり、全体としての有機物除
去能力には限界があることがわかった。
【0024】そこで、水の純度が高くなく、溶出が問題
とならない一次純水製造プロセス中で、有機物を極力除
去するのが得策であることに着目し、以下の一次純水製
造プロセスでの有機物の挙動を明らかにし、それを基に
適切な処理手段を講じて、有機物除去能力の増大を図る
ことを検討した。
【0025】ただし、現状では有機物の絶対量の測定が
不可能であり、有機物の中ではTOC値の測定が可能で
あり、有機物の絶対量の増減はTOC値のそれに比例す
るとみられることから、ここではTOCの挙動を明らか
にし、それを基に適切な処理手段を講じて、有機物除去
能力の増大を図ることを検討した。
【0026】図4は、本発明の根拠となる一次純水製造
プロセス過程のTOCの挙動の説明図であり、図4の
(a)には一次純水製造プロセスを、図4の(b)には
そのプロセスの各処理工程におけるTOC値の変化を示
している。図4の(b)は、次の図5に示すような検討
結果から得られたものである。
【0027】すなわち、従来では、TOCの除去は、活
性炭吸着装置100では少なく、ほとんどが逆浸透装置
110で行われ、イオンを除去するイオン交換装置12
0ではほとんど除去されないため、活性炭吸着装置10
0では有機物除去効果が少ないと考えられていた。
【0028】しかし、発明者等はTOCのうち、どの成
分がどれくらい除去されたかを究明することにより、活
性炭吸着装置100による有機物除去の重要性を発見す
ることができた。これを、図に基づいて説明する。
【0029】図5は、本発明の基礎となる各除去手段の
除去能力と有機物の分子量との関係を示す除去モデルの
説明図であり、多くの実験データを基に作成したもので
ある。
【0030】図5に示すように、TOCを分子量で、3
0、50、200及び1000を境界値とする、A、
B、C、D及びEの5つの各成分に分割し、各成分ごと
のTOCの除去率を、逆浸透装置、活性炭吸着装置及び
紫外線酸化装置の除去手段ごとにモデル化した。
【0031】その結果、逆浸透装置では分子量の大きい
TOCほど除去しやすく(E>D>C)、紫外線酸化装
置では酸化により炭酸ガスまで分解されやすい低分子の
TOCが除去され(A>B)、また活性炭吸着装置では
両者の中間の分子量のTOC(C及びD)が除去されやす
いことがわかった。
【0032】更に、図5のモデルを基にして、一次純水
製造プロセスの各処理工程におけるTOCの各成分領域
(A、B、C、D及びE)の挙動を検討した。
【0033】その結果、図4の(b)に示すような結果
が得られた。図4の(b)は各除去手段ごと、各手段後
において残留している各成分(A、B、C、D及びE)
を相対的に比較したものである。
【0034】この図から、超純水の純度を向上できない
根本原因が、C及びDの各成分の残留にあることを発見
できた。すなわち、製造された純水に残留するTOCの
大部分は活性炭にしか吸着されないC及びDの各成分で
あり、超純水製造プロセスでは、純水に残留するTOC
のうち、少量のA及びBの各成分は分子量が小さいため
紫外線酸化装置140で十分除去できるが、大量に残留
するC及びDの各成分は、除去されないまま、最終的に
得られる超純水中に残ることになる。
【0035】以上の成分挙動解析結果から、一次純水製
造プロセスにおいて、活性炭吸着により、いかにC及び
Dの各成分を除去するかが、超純水の水質を向上するた
めの鍵となっていることがわかった。
【0036】したがって、発明者等は更に検討した結
果、残留するC及びDの各成分には、紫外線酸化し難い
炭素の不飽和結合(−C≡C−、又は>C=C<)を持
つTOCや、親水基(OH)を持つ極性の大きいTOCが
多いことを見い出し、それらの除去にはシリカゲル、ア
ルミナゲル、活性アルミナ又は活性白土などのシリカア
ルミナ系吸着剤が有効なことがわかった。
【0037】また、分子量の比較的大きいD成分を、活
性炭で吸着するには、細孔径が20〜1000Åの細孔
を多く持つ(この細孔の容積が全細孔容積の5%以上で
有効であるが、10%以上が好ましい)、いわゆる高性
能活性炭が適していることを発見した。
【0038】この高性能活性炭を製造する具体的手段と
しては、賦活時の保持時間を長くする方法か、又は昇温
速度を遅くする方法がある。更に水蒸気賦活より塩化亜
鉛賦活のほうが、細孔を大きくできるため有利である。
【0039】本発明では、上記の検討結果に基づいて、
超純水製造装置において、一次純水製造プロセスの吸着
装置に、紫外線酸化で除去し難いC及びDの各成分を除
去するためのシリカアルミナ系吸着剤と、従来の活性炭
で吸着し難いC成分を除去するための細孔径が20〜1
000Åの細孔を全細孔容積の5〜10%以上持つ高性
能活性炭とのうちの少なくとも一方を用いた。これによ
り、超純水の水質を大幅に向上させることができた。
【0040】すなわち、一次純水製造プロセスの活性炭
吸着工程において、含有する有機物のうち、シリカアル
ミナ系吸着剤を用いることにより、紫外線酸化で除去し
難いC及びDの各成分を除去し、更に、細孔径20〜1
000Åの細孔を5〜10%以上持つ高性能活性炭を用
いて、従来活性炭で吸着除去し難いD成分を除去するこ
とが可能である。
【0041】したがって、次の超純水製造プロセスで得
られる超純水に残留するTOCを大幅に低減することが
できるので、有機物全体も大幅に低減できるとみること
ができる。
【0042】
【実施例】以下、本発明を第1実施例を図に基づいて説
明する。図1は本発明の超純水製造装置の一次純水製造
プロセスにおける一実施例の説明図であり、そのうち、
図1の(a)は一次純水製造プロセスの構成図であり、
図1の(b)はそのプロセスにおける水質挙動を表す柱
状図で、そのプロセスの各処理工程におけるTOC値の
変化を示している。なお、A、B、C、D及びEの各符
号は、図4で説明したものと同じである。
【0043】図1(a)の実施例と従来例の図3との違い
は、活性炭吸着装置100(図3参照)の代わりに、従来
活性炭101と、細孔径20〜1000Åの細孔を5〜
10%以上持つ高性能活性炭102と、シリカアルミナ
系吸着剤103との三層からなる多層吸着装置105を
用いたことにある。
【0044】本発明では高性能活性炭102やシリカア
ルミナ系吸着剤103を用いることにより、図5に示す
ように、前者によりC成分の除去率を増大させ、後者に
よりD成分の除去率を大幅に増大させることができる。
【0045】そのため、図1の(b)に示すように、水
中の有機物のうち、逆浸透装置110や超純水製造プロ
セスの紫外線酸化装置140(図3参照)などでは除去
し難い、中程度の分子量を持つC及びDの各成分が選択
的に除去できるので、得られる純水2に含有するC及び
Dの各成分が大幅に減少し、TOCの濃度が半減する。
【0046】この効果は、更に超純水の水質向上に大き
く寄与する。すなわち、本実施例では、超純水製造プロ
セスの紫外線酸化装置で除去し難いC及びDの各成分が
選択的に除去できるため、超純水のTOCは従来の1/
3以下に大幅に低減することができる。
【0047】また、本実施例は多層の吸着装置を用いた
場合であるが、従来活性炭101と高性能活性炭102
とシリカアルミナ系吸着剤103とを混ぜ合わせた、い
わゆる混層の吸着装置を用いた場合でも同様の効果が得
られる。
【0048】以上のように、本実施例によれば、超純水
のTOCを大幅に低減でき、したがって、超純水中に含
有する有機物全体の量も大幅に低減できるとみることが
できる。
【0049】次に、第2実施例を図に基づいて説明す
る。図2は本発明の第2実施例の制御を含めた超純水製
造装置全体の構成図である。
【0050】第2実施例は、第1実施例で用いた従来活
性炭101、高性能活性炭102及びシリカアルミナ吸
着剤103を、第2実施例では、それぞれそれらを収納
した、活性炭吸着装置100、高性能活性炭吸着装置1
06及びシリカアルミナ吸着装置107に替え、更にそ
れらの装置を分離して用いた場合であり、以下の効果が
得られる。
【0051】すなわち、高性能活性炭102やシリカア
ルミナ吸着剤103は、強い選択性を持つため、次工程
の逆浸透装置110や紫外線酸化装置140で除去でき
る成分まで吸着してしまう過吸着が起こり、短時間で吸
着が飽和してしまう恐れがある。
【0052】そのため、それらの吸着装置にバイバス用
の制御弁A261、制御弁B262及び制御弁C263
を設置し、処理流量を調節することにより各吸着装置の
吸着程度を制御し、常に過吸着が最小になるような状態
に維持できるようにしている。
【0053】すなわち、超純水3の水質をモニタリング
し、水質が低下しない最低の流量で、上記の各吸着装置
が稼働できるように、水質を監視しながら、できるだけ
制御弁開度を最大にし、各吸着装置内の流量を最低にし
て吸着負荷を極力少ないようにしている。これにより、
各吸着装置の吸着寿命の低下を防止しながら、高純度の
超純水3を安定して得ることができる。
【0054】具体的には、超純水3の水質を、有機物濃
度をTOC計210、又は不純物全量を蒸発した後の残
留物量(TS)を計測するTS計240で検出し、その
水質信号280を制御ユニット250へ送り、そこから
制御弁A261、制御弁B262及び制御弁C263
へ、それぞれ制御信号A291、制御信号B292及び
制御信号C293を送っている。
【0055】それらの制御信号は、通常は制御弁を開け
る信号、すなわち各吸着装置への流量をできるだけ絞
り、吸着負荷を極力少なくする信号であり、水質が悪化
し始めた場合は、逆に制御弁を閉める信号、すなわち吸
着装置の流量を増し吸着負荷を増大させる信号に替え、
常に最高の水質で最大の制御弁開度、すなわち最低の吸
着負荷になるように制御している。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明の超純水製造装置
によれば、一次純水製造プロセスにおける有機物の除去
能力を大幅に向上でき、有機物含有の少ない高純度の超
純水を安定して製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の一次純水製造プロセスの
説明図である。
【図2】本発明の第2実施例の超純水製造装置全体の構
成図である。
【図3】従来の超純水製造装置全体の構成図である。
【図4】本発明の根拠となる一次純水製造プロセス過程
の説明図である。
【図5】本発明の基礎となる有機物の除去モデルの説明
図である。
【符号の説明】
1…水道水、2…純水、3…超純水、100…活性炭吸
着装置、101…従来活性炭、102…高性能活性炭、
103…シリカアルミナ系吸着剤、105…多層吸着装
置、106…高性能活性炭吸着装置、107…シリカア
ルミナ系吸着装置、110…逆浸透装置、120…イオ
ン交換装置、130…純水タンク、140…紫外線酸化
装置、150…アニオン交換装置、160…ポリッシャ
ー装置、170…限外濾過装置、180…ユースポイン
ト、200…微粒子カウンター、210…TOC計、2
20…比抵抗計、230…液サンプリング室、240…
TS計、250…制御ユニット、261…制御弁A、2
62…制御弁B、263…制御弁C、280…水質信
号、291…制御信号A、292…制御信号B、293
…制御信号C。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 20/20 A 7202−4G C02F 1/32 1/42 A B 1/44 J 8014−4D 9/00 Z 7446−4D (72)発明者 橋本 信子 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 佐藤 等 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 滝野 和彦 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着装置、及び逆浸透装置、イオン交換
    装置、紫外線酸化装置、アニオン交換装置、ポリッシャ
    ー装置又は限外濾過装置のうちの少なくとも1つの処理
    装置からなる超純水製造装置において、前記吸着装置に
    分子量50〜1000の有機物を選択的に除去できる能
    力を持つ吸着剤を充填してなることを特徴とする超純水
    製造装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着剤として、細孔径の異なる複数
    の活性炭、又はシリカアルミナ系吸着剤のうちの少なく
    とも1つを用いてなる請求項1記載の超純水製造装置。
  3. 【請求項3】 前記吸着剤が、前記細孔径が20〜10
    00Åの活性炭である請求項2記載の超純水製造装置。
  4. 【請求項4】 前記シリカアルミナ系吸着剤が、シリカ
    ゲル、アルミナゲル、活性アルミナ又は活性白土のうち
    の少なくとも1つである請求項2記載の超純水製造装
    置。
  5. 【請求項5】 吸着処理、及び逆浸透処理、イオン交換
    処理、紫外線酸化処理、アニオンイオン交換処理、ポリ
    ッシャー処理又は限外濾過処理のうちの少なくとも1つ
    の処理により行われる超純水の製造方法において、前記
    吸着処理を、細孔径の異なる複数の活性炭、又はシリカ
    アルミナ系吸着剤による吸着除去手段を用いて行い、製
    造される前記超純水の水質に応じて、前記吸着除去手段
    の除去能力を制御することを特徴とする超純水製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記除去能力の制御を、前記吸着除去手
    段への流入水量を調節して行う請求項5記載の超純水の
    製造方法。
JP4277143A 1992-10-15 1992-10-15 超純水製造装置とその方法 Pending JPH06126271A (ja)

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