JPH0612255Y2 - 機械的駆動力を伝達するクランプ - Google Patents
機械的駆動力を伝達するクランプInfo
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- JPH0612255Y2 JPH0612255Y2 JP1989123088U JP12308889U JPH0612255Y2 JP H0612255 Y2 JPH0612255 Y2 JP H0612255Y2 JP 1989123088 U JP1989123088 U JP 1989123088U JP 12308889 U JP12308889 U JP 12308889U JP H0612255 Y2 JPH0612255 Y2 JP H0612255Y2
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/08—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
- F16D1/09—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping due to axial loading of at least one pair of conical surfaces
- F16D1/093—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping due to axial loading of at least one pair of conical surfaces using one or more elastic segmented conical rings forming at least one of the conical surfaces, the rings being expanded or contracted to effect clamping
- F16D1/094—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping due to axial loading of at least one pair of conical surfaces using one or more elastic segmented conical rings forming at least one of the conical surfaces, the rings being expanded or contracted to effect clamping using one or more pairs of elastic or segmented rings with mutually mating conical surfaces, one of the mating rings being contracted and the other being expanded
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T403/7047—Radially interposed shim or bushing
- Y10T403/7051—Wedging or camming
- Y10T403/7052—Engaged by axial movement
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は円筒形の外周面を有する内側部材すなわち軸
と、上記内側部材が貫通するように設けられ、円筒形内
周面の内側に形成された空欠部すなわち穴を有する外側
部材との間に生ずる機械的駆動力を伝達するために、上
記内側部材の円筒形外周面に接触する円筒形内周面及び
円錐形外周面を有する内側テーパリングと、上記外側部
材の円筒形内周面に接触する円筒形外周面及び上記内側
テーパリングの円錐形外周面と接触する円錐形内周面を
有する外側テーパリングと、上記内側テーパリングに設
けられたねじに螺合するねじを有し両ねじの螺合状態を
変化することに、半径方向内側に突出する周方向段部を
移動し、外側テーパリングの半径方向外側に突出する段
部と当接しかつ押し動かすことができるねじ付きリング
を有するクランプ装置に関する。
と、上記内側部材が貫通するように設けられ、円筒形内
周面の内側に形成された空欠部すなわち穴を有する外側
部材との間に生ずる機械的駆動力を伝達するために、上
記内側部材の円筒形外周面に接触する円筒形内周面及び
円錐形外周面を有する内側テーパリングと、上記外側部
材の円筒形内周面に接触する円筒形外周面及び上記内側
テーパリングの円錐形外周面と接触する円錐形内周面を
有する外側テーパリングと、上記内側テーパリングに設
けられたねじに螺合するねじを有し両ねじの螺合状態を
変化することに、半径方向内側に突出する周方向段部を
移動し、外側テーパリングの半径方向外側に突出する段
部と当接しかつ押し動かすことができるねじ付きリング
を有するクランプ装置に関する。
類似のクランプ70は西ドイツ特許出願公開第3444608
号により公知である。この場合にはねじが内側テーパリ
ングの薄肉の端部に設けられ、ねじ付きリングの半径方
向外側に突出する周方向段部が外側テーパリングの半径
方向内側に突出する周方向段部の背後に張り出す。この
場合外側テーパリングが半径方向に弾性的にやや延びた
状態で係合が行なわれる。クランプを締め付ける時は、
外側テーパリングがその端面をねじ付きリングに当接し
ながら内側テーパリング上でその厚肉端部の方へ押し付
けられる。締め付けを緩める時は、ねじ付きリングと外
側テーパリングのアンダーカットが利用される。上述の
機械的駆動力には軸方向の力と回転力の一方又は双方が
含まれている。
号により公知である。この場合にはねじが内側テーパリ
ングの薄肉の端部に設けられ、ねじ付きリングの半径方
向外側に突出する周方向段部が外側テーパリングの半径
方向内側に突出する周方向段部の背後に張り出す。この
場合外側テーパリングが半径方向に弾性的にやや延びた
状態で係合が行なわれる。クランプを締め付ける時は、
外側テーパリングがその端面をねじ付きリングに当接し
ながら内側テーパリング上でその厚肉端部の方へ押し付
けられる。締め付けを緩める時は、ねじ付きリングと外
側テーパリングのアンダーカットが利用される。上述の
機械的駆動力には軸方向の力と回転力の一方又は双方が
含まれている。
テーパリングの一方を弾性的に延伸させながらアンダー
カットに係合させられる周方向段部は僅かな高さしかな
い。従ってこのような周方向段部を介して加えられる引
張力は限られている。僅かに可能な小さな段部は高い表
面圧縮力のもとで変形する傾向がある。大きな締付け力
を発生するために必要なセルフロッキングのための円錐
角においては、該ロッキングを解放するための力はセル
フロッキング状態を生ずるために必要な締付け力とほぼ
等しい。そのために西ドイツ特許出願公開第3444608号
に基づくクランプは、限られた範囲のトルクに関しての
み使用されるにすぎないという不利、及びねじ付きリン
グがおおむね外側テーパリングの端面側の手前、即ちテ
ーパリングの軸方向外側にあるため、クランプの軸方向
長さが増加するという不利がある。
カットに係合させられる周方向段部は僅かな高さしかな
い。従ってこのような周方向段部を介して加えられる引
張力は限られている。僅かに可能な小さな段部は高い表
面圧縮力のもとで変形する傾向がある。大きな締付け力
を発生するために必要なセルフロッキングのための円錐
角においては、該ロッキングを解放するための力はセル
フロッキング状態を生ずるために必要な締付け力とほぼ
等しい。そのために西ドイツ特許出願公開第3444608号
に基づくクランプは、限られた範囲のトルクに関しての
み使用されるにすぎないという不利、及びねじ付きリン
グがおおむね外側テーパリングの端面側の手前、即ちテ
ーパリングの軸方向外側にあるため、クランプの軸方向
長さが増加するという不利がある。
冒頭に挙げた種類のクランプにおいて、円錐面に対する
ねじの相対的配列は同じであるが、ねじ付きリングが外
側テーパリングの端部を超えて張り出す円筒形張出し部
を有し、この張出し部の内側へ突出する段部が外側テー
パリングの外側周方向溝に係合する構造を有するクラン
プが欧州特許出願公開第7217号により開示されている。
この場合も関係部材の少くとも一方の弾性変形のもとで
係合が行なわれ、従ってアンダーカットの係合の高さが
限られている。クランプの締め付けは、張出し部の端面
を外側テーパリングの溝の側面に当接させることによっ
て行なわれる。このため係合を行なう時に張出し部の変
形が必要であり、そのために張出し部が薄肉に形成され
るので、締め付けの際に軸方向圧縮力を加えるとクラン
プを構成する部材にバックリングを生じたり変形を生じ
たりする危険がある。
ねじの相対的配列は同じであるが、ねじ付きリングが外
側テーパリングの端部を超えて張り出す円筒形張出し部
を有し、この張出し部の内側へ突出する段部が外側テー
パリングの外側周方向溝に係合する構造を有するクラン
プが欧州特許出願公開第7217号により開示されている。
この場合も関係部材の少くとも一方の弾性変形のもとで
係合が行なわれ、従ってアンダーカットの係合の高さが
限られている。クランプの締め付けは、張出し部の端面
を外側テーパリングの溝の側面に当接させることによっ
て行なわれる。このため係合を行なう時に張出し部の変
形が必要であり、そのために張出し部が薄肉に形成され
るので、締め付けの際に軸方向圧縮力を加えるとクラン
プを構成する部材にバックリングを生じたり変形を生じ
たりする危険がある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の根底にある課題は、大きな締付け力が可能であ
るように冒頭に挙げた種類のクランプを改良することで
ある。
るように冒頭に挙げた種類のクランプを改良することで
ある。
[課題を解決するための手段,作用及び効果] 上記課題を解決するために、この考案のクランプは、外
側テーパリングの段部が、該外側テーパリングの薄肉部
に設けられ、外側テーパリングの厚肉の端部の円筒形外
周面を越えて半径方向外側に突出し、 内側テーパリングの厚肉の端部の外周にはねじが設けら
れ、該ねじは外側テーパリングの段部の円筒状外周面を
越えて半径方向外側に突出するように形成されている。
側テーパリングの段部が、該外側テーパリングの薄肉部
に設けられ、外側テーパリングの厚肉の端部の円筒形外
周面を越えて半径方向外側に突出し、 内側テーパリングの厚肉の端部の外周にはねじが設けら
れ、該ねじは外側テーパリングの段部の円筒状外周面を
越えて半径方向外側に突出するように形成されている。
この場合重要な点は、上述の構造によれば周方向段部を
係合させるためにその弾性変形を利用しないことであ
る。ねじ付きリングの内側へ突出する周方向段部が外側
テーパリングの外側へ突出する周方向段部に接するま
で、ねじ付きリングを外側テーパリングの円筒形外周面
に沿って押しやることができる。次いでねじ付きリング
の雌ねじが内側テーパリングの雄ねじとかみ合い、締め
付けを開始するまで、ねじ付きリングと外側テーパリン
グを一緒に内側テーパリングの薄肉端部側から反対側へ
押しやることができる。もちろん既に組合わせた内側及
び外側テーパリングの上にねじ付きリングを押しやるこ
ともできる。この場合相互作用するすべての部材は係合
させるために実際上変形しないと考えてよいから、関連
部材の弾性変形を利用する場合より遥かに安定に形成す
ることができる。従って印加できる力も大きくなる。
係合させるためにその弾性変形を利用しないことであ
る。ねじ付きリングの内側へ突出する周方向段部が外側
テーパリングの外側へ突出する周方向段部に接するま
で、ねじ付きリングを外側テーパリングの円筒形外周面
に沿って押しやることができる。次いでねじ付きリング
の雌ねじが内側テーパリングの雄ねじとかみ合い、締め
付けを開始するまで、ねじ付きリングと外側テーパリン
グを一緒に内側テーパリングの薄肉端部側から反対側へ
押しやることができる。もちろん既に組合わせた内側及
び外側テーパリングの上にねじ付きリングを押しやるこ
ともできる。この場合相互作用するすべての部材は係合
させるために実際上変形しないと考えてよいから、関連
部材の弾性変形を利用する場合より遥かに安定に形成す
ることができる。従って印加できる力も大きくなる。
内側及び外側テーパリングの相互作用を行なう円錐面が
オートロッキング可能な範囲の円錐角を有する場合に
は、ねじ付きリングをゆるめてもクランプがひとりでに
ゆるむことはない。外側テーパリングを内側テーパリン
グから再び離脱させるには、むしろゆるめ方向と逆向き
の力を加えなければならない。これは請求項2に基づく
本案の実施例を採用することによって実現することがで
きる。
オートロッキング可能な範囲の円錐角を有する場合に
は、ねじ付きリングをゆるめてもクランプがひとりでに
ゆるむことはない。外側テーパリングを内側テーパリン
グから再び離脱させるには、むしろゆるめ方向と逆向き
の力を加えなければならない。これは請求項2に基づく
本案の実施例を採用することによって実現することがで
きる。
本考案の別の実施例が請求項3に記載されている。この
場合には、印加されるトルクが許容範囲内にある限り、
ねじ付きリングを締め込むことができる。その際段部は
若干の力で相接し、或る程度の締め付け状態に既に達し
てなければならない。しかし最終的な締め付けは、引続
き液圧利用のピストン・シリンダ装置を駆動し、外側テ
ーパリングを内側テーパリングに更に引きつけることに
よって行なわれる。
場合には、印加されるトルクが許容範囲内にある限り、
ねじ付きリングを締め込むことができる。その際段部は
若干の力で相接し、或る程度の締め付け状態に既に達し
てなければならない。しかし最終的な締め付けは、引続
き液圧利用のピストン・シリンダ装置を駆動し、外側テ
ーパリングを内側テーパリングに更に引きつけることに
よって行なわれる。
請求項4に示す実施例によれば、ピストン・シリンダ装
置の動作方向を逆転することにより外側テーパリングの
円筒形外周面上に置かれた外側部材のクランプを締めた
り緩めたりすることができる。
置の動作方向を逆転することにより外側テーパリングの
円筒形外周面上に置かれた外側部材のクランプを締めた
り緩めたりすることができる。
請求項5に基づいて設けられる間隙は、クランプを締め
込む時にねじ付きスリーブの内側に突出する段部の内周
に摩擦が生じないようにするのに好都合である。
込む時にねじ付きスリーブの内側に突出する段部の内周
に摩擦が生じないようにするのに好都合である。
請求項6に記載された実施例では、該実施例に設けられ
た二重テーパリングは外側部材の軸方向移動を可能にす
る。この実施例のクランプは、外側部材を垂直のロッド
又は支柱に固定する場合に特に好適である。
た二重テーパリングは外側部材の軸方向移動を可能にす
る。この実施例のクランプは、外側部材を垂直のロッド
又は支柱に固定する場合に特に好適である。
請求項7には本案の特殊な実施例に対応する。この場合
は内側テーパリングが二重に形成され、従ってその他の
締付け用の部材も二重に設けられている。この請求項に
よるクランプによって、軸継手又は管継手を構成するこ
とが可能になり、その場合、端面が中央で相対するま
で、軸端を二重テーパリングの中に両端から差し込む。
又この場合は2個のねじ付きリングの締め込みは互いに
独立に行なうことができる。
は内側テーパリングが二重に形成され、従ってその他の
締付け用の部材も二重に設けられている。この請求項に
よるクランプによって、軸継手又は管継手を構成するこ
とが可能になり、その場合、端面が中央で相対するま
で、軸端を二重テーパリングの中に両端から差し込む。
又この場合は2個のねじ付きリングの締め込みは互いに
独立に行なうことができる。
請求項8には、実際上重要な実施例としてクラッチフラ
ンジを用いるものが示されている。この実施例では、外
側テーパリングの段部の区域も半径方向締付け力の伝達
のために利用できるように、請求項9に示す傾斜部を設
けることが望ましい。上述の傾斜部を設けることによ
り、ねじ付きリングに基づく軸方向力によって半径方向
分の力を発生させることができる。上記傾斜部の好適傾
斜角は請求項10に示すように約45°である。
ンジを用いるものが示されている。この実施例では、外
側テーパリングの段部の区域も半径方向締付け力の伝達
のために利用できるように、請求項9に示す傾斜部を設
けることが望ましい。上述の傾斜部を設けることによ
り、ねじ付きリングに基づく軸方向力によって半径方向
分の力を発生させることができる。上記傾斜部の好適傾
斜角は請求項10に示すように約45°である。
請求項11には、ねじ付きリングに印加される軸方向の
力に基づいて生ずる大きな半径方向の締付け力が、空隙
が無くなる方向にテーパリングを変化させるときに生ず
る大きなエネルギ消費を避け目的で、テーパリングに縦
割りを施すのが望ましい。
力に基づいて生ずる大きな半径方向の締付け力が、空隙
が無くなる方向にテーパリングを変化させるときに生ず
る大きなエネルギ消費を避け目的で、テーパリングに縦
割りを施すのが望ましい。
本考案に於ては、オートクランピングを実現するような
円錐角の有無に関係なく、できるだけ大きい回転力を伝
達できる円錐角が設定される。その場合にクランプを解
放するために必要な力は、補助的に使用されるねじ又は
ねじ付きリング自体を用いるねじ継手によって加えるこ
とができる。
円錐角の有無に関係なく、できるだけ大きい回転力を伝
達できる円錐角が設定される。その場合にクランプを解
放するために必要な力は、補助的に使用されるねじ又は
ねじ付きリング自体を用いるねじ継手によって加えるこ
とができる。
ねじ付きリングを締め込む時には、一般に内側テーパリ
ングは回転されないので、軸すなわち内側部材に該部材
の回り止めを行なう特別の対策は必要でない。
ングは回転されないので、軸すなわち内側部材に該部材
の回り止めを行なう特別の対策は必要でない。
しかし内側テーパリングの軸への付着に左右されずに、
トルクの伝達を行なうために、外側部材に支持される請
求項13に記載の回転用の工具の使用が望ましい。その
場合にはクランプを締め付ける時のトルクは、締付け機
構の内部に残留する力を発生させるのみであるので、ク
ラッチのスリップは基本的にもはや発生しない。
トルクの伝達を行なうために、外側部材に支持される請
求項13に記載の回転用の工具の使用が望ましい。その
場合にはクランプを締め付ける時のトルクは、締付け機
構の内部に残留する力を発生させるのみであるので、ク
ラッチのスリップは基本的にもはや発生しない。
請求項14による好適な実施例においては、回転用の工
具にピニオンが設けられ、該ピニオンのピッチ円直径は
ねじ付きリングの直径より遥かに小さく形成されてい
る。従って、適当な手段例えばスパナ又はクランクを用
いてピニオンを回転すれば、直径比に対応してクランプ
に必要なトルクを小さくすることができる。
具にピニオンが設けられ、該ピニオンのピッチ円直径は
ねじ付きリングの直径より遥かに小さく形成されてい
る。従って、適当な手段例えばスパナ又はクランクを用
いてピニオンを回転すれば、直径比に対応してクランプ
に必要なトルクを小さくすることができる。
ピニオンと噛合う相手の歯をねじ付きリングの外周に直
接に設け、又はねじ付きリングに、相対的回転がせぬ状
態で固着し得る工具に設けることができる。この場合に
は工具の外周に歯がつけられている(請求項15,1
6)。
接に設け、又はねじ付きリングに、相対的回転がせぬ状
態で固着し得る工具に設けることができる。この場合に
は工具の外周に歯がつけられている(請求項15,1
6)。
工具は一般に横側からねじ付きリングに結合することが
できる。その場合ねじ付きリングの外周は多角形に形成
され、ここに工具を種々異なる角度位置で取付けるのが
便利である。従って歯は全周にわたって設ける必要はな
く、ねじ付きリング上の工具がとるべき2つの異なる角
位置の間の角度差に相当する円弧についてのみ設けられ
ればよい。
できる。その場合ねじ付きリングの外周は多角形に形成
され、ここに工具を種々異なる角度位置で取付けるのが
便利である。従って歯は全周にわたって設ける必要はな
く、ねじ付きリング上の工具がとるべき2つの異なる角
位置の間の角度差に相当する円弧についてのみ設けられ
ればよい。
ピニオンを外側部材に支持するために、請求項18に記
載した実施例の考案を用いるのが望ましい。その場合は
ピンが穴の中で回転可能に挿入されるか、又はピンを中
心に回転するピニオンに固着することができる。
載した実施例の考案を用いるのが望ましい。その場合は
ピンが穴の中で回転可能に挿入されるか、又はピンを中
心に回転するピニオンに固着することができる。
請求項19,20及び21によるトルク受けは印加され
るトルクが所定限界値を超えたとき、即ちクランプがス
リップし始めるときに機能し、軸及び内側テーパリング
の損傷を避けるために、回転方向に応じてねじ付きリン
グをゆるめ又は締め固めることができる。
るトルクが所定限界値を超えたとき、即ちクランプがス
リップし始めるときに機能し、軸及び内側テーパリング
の損傷を避けるために、回転方向に応じてねじ付きリン
グをゆるめ又は締め固めることができる。
本案は実施例の説明で挙げるその他の特徴及び開示され
た特徴のすべての組合わせに及ぶ。
た特徴のすべての組合わせに及ぶ。
[実施例] 次に図面によりこの考案の実施例を説明する。
第1図に全体を100で示すクランプは、円筒形外周面
2を有する内側部材たとえば軸1に円筒形内周面4に空
欠部すなわち貫通穴を有するたとえば歯車である外側部
材3を固定するために使用される。円筒形内周面4は円
筒形外周面2との間に半径方向の間隙を形成し、該間隙
には図の左側からクランプ100の端部が係合される。
2を有する内側部材たとえば軸1に円筒形内周面4に空
欠部すなわち貫通穴を有するたとえば歯車である外側部
材3を固定するために使用される。円筒形内周面4は円
筒形外周面2との間に半径方向の間隙を形成し、該間隙
には図の左側からクランプ100の端部が係合される。
クランプ100は内側テーパリング10を具備する。内
側テーパリング10は円筒形内周面5で軸1の円筒形外
周面2に接し、セルフロッキングを可能とする円錐形外
周面6が設けられている。内側テーパリング10の左側
の端部には、半径方向外側に突出しねじ8を有する周縁
部7が設けられている。この周縁部7のねじ8の内側に
はねじ穴9が等角度間隔で突設され、このねじ8を利用
して、締め付け状態にあるクランプを緩めることができ
る。上記内側リング10円錐形外周面6には外側テーパ
リング20が嵌合される。外側テーパリング20は円錐
形外周面6と同じ円錐角の円錐形内周面11及び外側部
材3の円筒形内周面4に係合する円筒形外周面12を有
している。
側テーパリング10は円筒形内周面5で軸1の円筒形外
周面2に接し、セルフロッキングを可能とする円錐形外
周面6が設けられている。内側テーパリング10の左側
の端部には、半径方向外側に突出しねじ8を有する周縁
部7が設けられている。この周縁部7のねじ8の内側に
はねじ穴9が等角度間隔で突設され、このねじ8を利用
して、締め付け状態にあるクランプを緩めることができ
る。上記内側リング10円錐形外周面6には外側テーパ
リング20が嵌合される。外側テーパリング20は円錐
形外周面6と同じ円錐角の円錐形内周面11及び外側部
材3の円筒形内周面4に係合する円筒形外周面12を有
している。
外側テーパリング20の薄肉の端部には半径方向外側に
突出する周方向段部(以下単に段部と記す)13が設け
られている。この段部13は円筒形外周面12から外側
に張り出し、軸1の軸線(図示せず)に対して直角に形
成された接触面14は内側テーパリング10の厚肉端部
側すなわち図の右側から組み付けられたねじ付きリング
30に対して当接することができる。
突出する周方向段部(以下単に段部と記す)13が設け
られている。この段部13は円筒形外周面12から外側
に張り出し、軸1の軸線(図示せず)に対して直角に形
成された接触面14は内側テーパリング10の厚肉端部
側すなわち図の右側から組み付けられたねじ付きリング
30に対して当接することができる。
外側テーパリング20の上記段部13は、図の左端部に
雌ねじ15を有するねじ付きリング30によって取囲ま
れる。この雌ねじ15は周縁部7の外周の雄ねじ8と螺
合することができる。雌ねじ15の内径は周方向段部1
3の外径より大きいので、ねじ付きリング30を第1図
の右側から外側テーパリング20を取巻くように嵌め込
めば、雌ねじ15を設けた部分は、外側テーパリング2
0の段部13を通過して左方に進むことができる。
雌ねじ15を有するねじ付きリング30によって取囲ま
れる。この雌ねじ15は周縁部7の外周の雄ねじ8と螺
合することができる。雌ねじ15の内径は周方向段部1
3の外径より大きいので、ねじ付きリング30を第1図
の右側から外側テーパリング20を取巻くように嵌め込
めば、雌ねじ15を設けた部分は、外側テーパリング2
0の段部13を通過して左方に進むことができる。
ねじ付きリング30は、図の右端部に全周から半径方向
内側に突出するフランジすなわち周方向段部(以下単に
段部と記す)17を有する。この段部17は、段部13
に関してねじ8,15の反対側の位置で、半径方向外側
から段部13の背後に張り出し、軸1の軸線に対して直
角に形成された接触面16は段部13の前記接触面14
に当接する。段部17の内周面18は円筒をなし、外側
テーパリング20の円筒形外周面12との摩擦を避ける
ために上記内周面18と上記円筒形外周面12の間には
適当な間隙が設けられている。
内側に突出するフランジすなわち周方向段部(以下単に
段部と記す)17を有する。この段部17は、段部13
に関してねじ8,15の反対側の位置で、半径方向外側
から段部13の背後に張り出し、軸1の軸線に対して直
角に形成された接触面16は段部13の前記接触面14
に当接する。段部17の内周面18は円筒をなし、外側
テーパリング20の円筒形外周面12との摩擦を避ける
ために上記内周面18と上記円筒形外周面12の間には
適当な間隙が設けられている。
クランプ100を組立てる時には、外側テーパリング2
0を内側テーパリング10に差し込み、次にねじ付きリ
ング30を第1図で右側からその上に組み込み、ねじ8
と15を螺合する。こうしてクランプ100は1個の組
立品として形成される。上記ねじ付きリング30を締め
込むことによって外側テーパリング20は、第1図の左
方に移動し内側テーパリング10の厚肉の円錐形傾斜部
の上に引きつけられる。従って、外側テーパリング20
は内側テーパリング10と固く結合し、クランプ100
の結合が行なわれる。この場合、ねじ付きリング30の
操作によって両テーパリング10と20とに加わる締付
け力が過大となり、両テーパリング10と20に損傷を
生ずるおそれがあるので、この損傷を回避するために、
外側テーパリング20の1個所に半径方向に貫通する割
れ目が設けられている。このことは第1図では断面を示
す斜線が無いことで表現されている。又、同じ目的で内
側テーパリング10には、円錐形外周面6に周囲に均等
に分布した複数個の割れ目が設けられている。
0を内側テーパリング10に差し込み、次にねじ付きリ
ング30を第1図で右側からその上に組み込み、ねじ8
と15を螺合する。こうしてクランプ100は1個の組
立品として形成される。上記ねじ付きリング30を締め
込むことによって外側テーパリング20は、第1図の左
方に移動し内側テーパリング10の厚肉の円錐形傾斜部
の上に引きつけられる。従って、外側テーパリング20
は内側テーパリング10と固く結合し、クランプ100
の結合が行なわれる。この場合、ねじ付きリング30の
操作によって両テーパリング10と20とに加わる締付
け力が過大となり、両テーパリング10と20に損傷を
生ずるおそれがあるので、この損傷を回避するために、
外側テーパリング20の1個所に半径方向に貫通する割
れ目が設けられている。このことは第1図では断面を示
す斜線が無いことで表現されている。又、同じ目的で内
側テーパリング10には、円錐形外周面6に周囲に均等
に分布した複数個の割れ目が設けられている。
セルフロッキング機能を有する円錐形外周面と内周面6
と11を備えたクランプ100の結合を緩めるには、内
側テーパリング10のねじ穴9にねじ(図示せず)を深
くねじ込み、リング10と20を離隔させればよい。上
記のねじ穴9は接触面14に対向する外側テーパリング
20の周方向段部13の端面19の前方位置に設けられ
る。また、ねじ付きリング30の外側部材3側に設けら
れた端面を、外側部材3に当接させた上更にねじ込んで
結合を解く方法もある。
と11を備えたクランプ100の結合を緩めるには、内
側テーパリング10のねじ穴9にねじ(図示せず)を深
くねじ込み、リング10と20を離隔させればよい。上
記のねじ穴9は接触面14に対向する外側テーパリング
20の周方向段部13の端面19の前方位置に設けられ
る。また、ねじ付きリング30の外側部材3側に設けら
れた端面を、外側部材3に当接させた上更にねじ込んで
結合を解く方法もある。
第1図のクランプ100の締め付けは、軸1に固定され
るべき外側部材3に直接接触する外側テーパリング20
と、軸1に直接に接触する内側テーパリング10との相
対的移動に基づいて実現される。このようなクランプ1
00の締付けは多くのクランプ目的に対して有効である
が、クランプ100を締付状態にする際に、外側部材3
が軸1の軸方向に対して静止していることが望ましい場
合には、第2図の実施例を用いればよい。この場合外側
部材3の左端には、内側テーパリング10の薄肉となっ
た端部21と軸方向に間隔をおいた位置に半径方向内側
に突出する張出し部3′が設けられている。この張出し
部3′は内側テーパリング10の端面21に直接に又は
中間リング22を介した位置に設けられている。上記構
造を有する結果、外側テーパリング20が第2図の左側
へ移動しても、外側部材3が軸1と一緒に動くことはな
い。
るべき外側部材3に直接接触する外側テーパリング20
と、軸1に直接に接触する内側テーパリング10との相
対的移動に基づいて実現される。このようなクランプ1
00の締付けは多くのクランプ目的に対して有効である
が、クランプ100を締付状態にする際に、外側部材3
が軸1の軸方向に対して静止していることが望ましい場
合には、第2図の実施例を用いればよい。この場合外側
部材3の左端には、内側テーパリング10の薄肉となっ
た端部21と軸方向に間隔をおいた位置に半径方向内側
に突出する張出し部3′が設けられている。この張出し
部3′は内側テーパリング10の端面21に直接に又は
中間リング22を介した位置に設けられている。上記構
造を有する結果、外側テーパリング20が第2図の左側
へ移動しても、外側部材3が軸1と一緒に動くことはな
い。
第1図及び第2図の実施例に於て、クランプ100の締
め付けに必要なトルクをねじ付きリング30を回転して
加えるのに便利なために、ねじ付きリング30の周囲に
軸方向に形成された溝23が設けられ、ここに適当な工
具を係合してねじ付きリング30を回転させることがで
きる。
め付けに必要なトルクをねじ付きリング30を回転して
加えるのに便利なために、ねじ付きリング30の周囲に
軸方向に形成された溝23が設けられ、ここに適当な工
具を係合してねじ付きリング30を回転させることがで
きる。
第3図実施例のクランプ200では、前記クランプ10
0と同じ機能を有する部材には同じ参照番号が附されて
いる。
0と同じ機能を有する部材には同じ参照番号が附されて
いる。
クランプ200とクランプ100との相違は、外側テー
パリング20の段部13側の、ねじ付きリング30の段
部17に設けられた接触面16の周囲に、軸方向に働く
複数個のピストン・シリンダ装置24が分布して配置さ
れていることにある。段部17に設けられた接続穴27
を介して液圧作動媒質が供給されると、上記ピストン・
シリンダ装置24のピストン25は段部17のシリンダ
穴26から出て段部13の接触面14に向かって前進す
る。こうして第3図の外側テーパリング20は第3図の
左へ向かって内側テーパリング10の上に引き上げら
れ、ねじ付きリング30とねじ8,15を介して内側テ
ーパリング10に力が伝えられる。ピストン25はピス
トン・シリンダ装置が駆動されないときは、接触面16
より内部に引込んでいてもよし、又該接触面16からや
や突出していてもよい。
パリング20の段部13側の、ねじ付きリング30の段
部17に設けられた接触面16の周囲に、軸方向に働く
複数個のピストン・シリンダ装置24が分布して配置さ
れていることにある。段部17に設けられた接続穴27
を介して液圧作動媒質が供給されると、上記ピストン・
シリンダ装置24のピストン25は段部17のシリンダ
穴26から出て段部13の接触面14に向かって前進す
る。こうして第3図の外側テーパリング20は第3図の
左へ向かって内側テーパリング10の上に引き上げら
れ、ねじ付きリング30とねじ8,15を介して内側テ
ーパリング10に力が伝えられる。ピストン25はピス
トン・シリンダ装置が駆動されないときは、接触面16
より内部に引込んでいてもよし、又該接触面16からや
や突出していてもよい。
このようにして、ねじ付きリング30をまず締め込んで
軽く締め付け、次にピストン25を高い圧力で伸出する
ことにより以後の締め付けを液圧によって強く行なうこ
とができる。
軽く締め付け、次にピストン25を高い圧力で伸出する
ことにより以後の締め付けを液圧によって強く行なうこ
とができる。
外側テーパリング20の上に緊定された外側部材3に当
接し、上記ピストン・シリンダ装置24と反対方向に作
用するピストン・シリンダ装置28を設け、該ピストン
・シリンダ装置を用いて、クランプ200の締付けをゆ
るめることができる。第3図に於て左側から外側部材3
に圧力を加えるとまず円錐形外周面と内周面6,11の
結合が解け、それと共にクランプ200が緩められる。
接し、上記ピストン・シリンダ装置24と反対方向に作
用するピストン・シリンダ装置28を設け、該ピストン
・シリンダ装置を用いて、クランプ200の締付けをゆ
るめることができる。第3図に於て左側から外側部材3
に圧力を加えるとまず円錐形外周面と内周面6,11の
結合が解け、それと共にクランプ200が緩められる。
内側テーパリング10の左端の周縁部7に設けられた穴
29は、クランプ200の締め付けを開始する時に、内
側テーパリング10がまだ軸1に固着されていない場合
に、ねじ付きリング30に加えられるトルクに対向して
ねじ付きリング30の回転を防ぐための工具を結合する
のに用いられる。
29は、クランプ200の締め付けを開始する時に、内
側テーパリング10がまだ軸1に固着されていない場合
に、ねじ付きリング30に加えられるトルクに対向して
ねじ付きリング30の回転を防ぐための工具を結合する
のに用いられる。
第3図は、空欠部は第1図に示すように平滑な円筒形内
周面でなく、雌ねじ31を設けた内周面で形成されても
よいことを示している。図では雌ねじは破線で略示され
ている。この雌ねじは外側テーパリング20の右端部に
設けられた雄ねじ32にねじ込まれる。上記雄ねじと雌
ねじが螺合する長さを変えれば、外側部材3の位置を、
ある範囲軸方向に調節することができる。その後クラン
プ200を締め付けると、外側部材3は外側テーパリン
グ20の上記のように調節した位置に固着される。
周面でなく、雌ねじ31を設けた内周面で形成されても
よいことを示している。図では雌ねじは破線で略示され
ている。この雌ねじは外側テーパリング20の右端部に
設けられた雄ねじ32にねじ込まれる。上記雄ねじと雌
ねじが螺合する長さを変えれば、外側部材3の位置を、
ある範囲軸方向に調節することができる。その後クラン
プ200を締め付けると、外側部材3は外側テーパリン
グ20の上記のように調節した位置に固着される。
第4図は、軸1の軸線と直角な中心面33に対して左右
対称に成されたクランプ300を示す。二重テーパリン
グ10′は、第1図に示した2個の内側テーパリング1
0を周縁部7で一体に連結したものであり、その他の部
材は上記中心面33の両側にそれぞれ配置されている。
このクランプ300では、軸継手の役割をなすように、
2つの軸1の軸端は互いに反対の側から二重テーパリン
グ10′に係合され、2つの締付けリング30を操作す
ることにより別個に二重テーパリング10′と連結され
る。この場合外側部材3は厚肉の締付けリングである。
この締付けリング30を用いて半径方向の締付け力を発
生するには、該締付リング30を回転すればよい。
対称に成されたクランプ300を示す。二重テーパリン
グ10′は、第1図に示した2個の内側テーパリング1
0を周縁部7で一体に連結したものであり、その他の部
材は上記中心面33の両側にそれぞれ配置されている。
このクランプ300では、軸継手の役割をなすように、
2つの軸1の軸端は互いに反対の側から二重テーパリン
グ10′に係合され、2つの締付けリング30を操作す
ることにより別個に二重テーパリング10′と連結され
る。この場合外側部材3は厚肉の締付けリングである。
この締付けリング30を用いて半径方向の締付け力を発
生するには、該締付リング30を回転すればよい。
この実施例の特徴は、外側テーパリング20又はねじ付
きリング30の接触面14,16が第1図及び第3図の
実施例のように、軸1の軸線に対して直角でなく傾斜し
ていること、即ち円錐形をなしていることにある。第4
図の実施例では上記軸線に対する角32は45°にとら
れている。このため外側テーパリング20の段部13の
区域に於ても若干の半径方向の押圧が行なわれる。この
ことは伝達可能なトルクの発生に寄与する。
きリング30の接触面14,16が第1図及び第3図の
実施例のように、軸1の軸線に対して直角でなく傾斜し
ていること、即ち円錐形をなしていることにある。第4
図の実施例では上記軸線に対する角32は45°にとら
れている。このため外側テーパリング20の段部13の
区域に於ても若干の半径方向の押圧が行なわれる。この
ことは伝達可能なトルクの発生に寄与する。
第5図は、外側部材3がクラッチ用のフランジとして形
成されている実施例を示す。このとき上記外側部材は、
クランプ400を用いて、軸端区域に固定することがで
きる。クランプ400においても接触面14,16は第
4図と同様に傾斜している。
成されている実施例を示す。このとき上記外側部材は、
クランプ400を用いて、軸端区域に固定することがで
きる。クランプ400においても接触面14,16は第
4図と同様に傾斜している。
第4図及び第5図によるクランプ300,400に共通するの
は、回し工具を使用できるように、ねじ付きリング30
の外周面が、六角形に形成されていることである。
は、回し工具を使用できるように、ねじ付きリング30
の外周面が、六角形に形成されていることである。
ねじ付きリング30を締め込むために、適当な回し工具
例えば引掛けスパナをねじ付きリング30の周囲に設け
られた溝(第1図,第3図)に作用させ、又は普通のス
パナ(第4図,第5図)をねじ付きリング30の周囲に
作用させる代わりに、第6図ないし第9図に示す特別の
回し工具を設けてもよい。
例えば引掛けスパナをねじ付きリング30の周囲に設け
られた溝(第1図,第3図)に作用させ、又は普通のス
パナ(第4図,第5図)をねじ付きリング30の周囲に
作用させる代わりに、第6図ないし第9図に示す特別の
回し工具を設けてもよい。
第6図及び第7図の実施例では、ねじ付きリング30が
外周に歯35を有し、これにピニオン40の歯がかみ合
う。ピニオン40の一方の端部ピン41により外側部材
3の軸方向に延びる穴42に回転自在に支承され、他方
の端部には、スパナ取付け面を有する延出部43が設け
られている。このスパナ取付け面には、クランク又はス
パナを作用させることができる。この実施例では、ピニ
オン40の歯のピッチ円直径は、歯35のピッチ円直径
の約4分の1に形成されているので、所定のトルクでピ
ニオン40を回転する際に、ねじ付きリング30には上
記所定トルクの約4分の1のトルクを加えればよい。第
8図には他の実施例を示す。この実施例に示された工具
50は、外側テーパリング30の六角形の外側52に結
合される開口51を備えている。工具50は開口部51
の反対側に歯53を有し、これにピニオン40の歯がか
み合う。ピニオン40は六角形の穴44を利用して容易
に回転させることができる。ピニオン40を回転する
と、ねじ付きリング30は、第6図及び第7図の実施例
の場合と同様に回転する。この実施例の利点は、工具5
0を横側からねじ付きリング30の上に差し込むことが
できるので軸1の開放端が必要でなく、歯53を工具5
0に設けておおけばよいことである。これに対して、第
6図と第7図に示す実施例では、個々のねじ付きリング
にそれぞれ歯を設けなければならないという不利があ
る。
外周に歯35を有し、これにピニオン40の歯がかみ合
う。ピニオン40の一方の端部ピン41により外側部材
3の軸方向に延びる穴42に回転自在に支承され、他方
の端部には、スパナ取付け面を有する延出部43が設け
られている。このスパナ取付け面には、クランク又はス
パナを作用させることができる。この実施例では、ピニ
オン40の歯のピッチ円直径は、歯35のピッチ円直径
の約4分の1に形成されているので、所定のトルクでピ
ニオン40を回転する際に、ねじ付きリング30には上
記所定トルクの約4分の1のトルクを加えればよい。第
8図には他の実施例を示す。この実施例に示された工具
50は、外側テーパリング30の六角形の外側52に結
合される開口51を備えている。工具50は開口部51
の反対側に歯53を有し、これにピニオン40の歯がか
み合う。ピニオン40は六角形の穴44を利用して容易
に回転させることができる。ピニオン40を回転する
と、ねじ付きリング30は、第6図及び第7図の実施例
の場合と同様に回転する。この実施例の利点は、工具5
0を横側からねじ付きリング30の上に差し込むことが
できるので軸1の開放端が必要でなく、歯53を工具5
0に設けておおけばよいことである。これに対して、第
6図と第7図に示す実施例では、個々のねじ付きリング
にそれぞれ歯を設けなければならないという不利があ
る。
第8図の実施例の場合、ねじ付きリング30を締める時
に、ピニオン40が約90°の角にしか伸張しない歯5
3の末端に達してもなお締め付けが足りないときは工具
50をねじ付きリング30に対して所望の角度だけ回転
した位置に差し替えなくてはならない。
に、ピニオン40が約90°の角にしか伸張しない歯5
3の末端に達してもなお締め付けが足りないときは工具
50をねじ付きリング30に対して所望の角度だけ回転
した位置に差し替えなくてはならない。
第9図の工具60は、外歯53の代わりに外周に近い領
域に、内側に歯63を付した円形空欠部61が設けら
れ、この歯63にピニオン40が内側からかみ合う構造
となっているのが、前述の工具50と相違する。工具6
0に形成された長穴状の開口61は内側の約半周にピニ
オン40の歯63と噛合う歯を有しており、長穴61の
幅は、ピニオン40が長穴61の外に飛び出すことがで
きないようになっている。
域に、内側に歯63を付した円形空欠部61が設けら
れ、この歯63にピニオン40が内側からかみ合う構造
となっているのが、前述の工具50と相違する。工具6
0に形成された長穴状の開口61は内側の約半周にピニ
オン40の歯63と噛合う歯を有しており、長穴61の
幅は、ピニオン40が長穴61の外に飛び出すことがで
きないようになっている。
第10図及び第11図には締め付けを完了したクランプ
6,7,30を保持するトルク受け70が示されてい
る。ねじ付きリング30は六角形の外周52を有し、ト
ルク受け70は上記ねじ付きリング30にスパナのよう
に係合する開口51を備えた板として形成されている。
クランプ30の外周52に適合するトルク受け70の開
口51の外側位置には、穴71がトルク受70と直角に
設けられている。ねじ72は穴71を貫通し、外側部材
3に設けられたねじ穴73に螺入される。このようにト
ルク受け70は、ねじ付きリング30を外側部材3に対
して回転不能に固定することができる。しかしそれはト
ルク受け本来の機能ではない。ねじ付きリング30を一
旦締め込むと、テーパリング6,7はセルフロッキング
機能を有する結合を維持するからである。トルク受け7
0の本来の機能は、スパナが限界トルクを超えた結果、
軸1に対してスリップし始めるとき開始する。その時外
側部材3はトルク受け70、それと共にねじ付きリング
30をトルクの方向に連動するため、テーパリング6,
7に形成されたねじの切り方に応じてテーパリング6,
7がゆるめられるか又は一層強く締め込まれる。両テー
パリングが締め付けられて両テーパリングの間に過大の
トルクが生ずる場合には、テーパリング6,7の締め付
けを急速に緩和し、軸1とテーパリング7の相互運動に
よって軸1の円筒形円周面と内側テーパリング7が破損
するのを防止するように上記ねじの切り方を定めればよ
い。又クランプをより強く締め込むようなねじの切り方
は、前述の過大なトルクを吸収して上記破損を防止する
という方法をとる場合に好ましい。この場合には、クラ
ンプを回転し、トルク受け70を外側部材3の軸方向に
関する反対側に取付ければ、同じ回転方向であっても、
トルク受け70のゆるめ及び締め作用を反対に変えるこ
とができる。
6,7,30を保持するトルク受け70が示されてい
る。ねじ付きリング30は六角形の外周52を有し、ト
ルク受け70は上記ねじ付きリング30にスパナのよう
に係合する開口51を備えた板として形成されている。
クランプ30の外周52に適合するトルク受け70の開
口51の外側位置には、穴71がトルク受70と直角に
設けられている。ねじ72は穴71を貫通し、外側部材
3に設けられたねじ穴73に螺入される。このようにト
ルク受け70は、ねじ付きリング30を外側部材3に対
して回転不能に固定することができる。しかしそれはト
ルク受け本来の機能ではない。ねじ付きリング30を一
旦締め込むと、テーパリング6,7はセルフロッキング
機能を有する結合を維持するからである。トルク受け7
0の本来の機能は、スパナが限界トルクを超えた結果、
軸1に対してスリップし始めるとき開始する。その時外
側部材3はトルク受け70、それと共にねじ付きリング
30をトルクの方向に連動するため、テーパリング6,
7に形成されたねじの切り方に応じてテーパリング6,
7がゆるめられるか又は一層強く締め込まれる。両テー
パリングが締め付けられて両テーパリングの間に過大の
トルクが生ずる場合には、テーパリング6,7の締め付
けを急速に緩和し、軸1とテーパリング7の相互運動に
よって軸1の円筒形円周面と内側テーパリング7が破損
するのを防止するように上記ねじの切り方を定めればよ
い。又クランプをより強く締め込むようなねじの切り方
は、前述の過大なトルクを吸収して上記破損を防止する
という方法をとる場合に好ましい。この場合には、クラ
ンプを回転し、トルク受け70を外側部材3の軸方向に
関する反対側に取付ければ、同じ回転方向であっても、
トルク受け70のゆるめ及び締め作用を反対に変えるこ
とができる。
又例えば第8図の工具50を、ねじ付きリング30の締
め込みの後、開口51の外側に設けた穴71′に挿入し
たねじ(破線で示されている)によって、外側部材3に
回転不能にに固着すれば、トルク受けをこのクランプが
担持するトルクを、変化せぬように維持することができ
る。
め込みの後、開口51の外側に設けた穴71′に挿入し
たねじ(破線で示されている)によって、外側部材3に
回転不能にに固着すれば、トルク受けをこのクランプが
担持するトルクを、変化せぬように維持することができ
る。
以上に例示したどの場合にも、トルク受けが、種々の位
置でクランプの軸方向に確実に取付けられるように、余
り薄い材料で形成されてはならない。
置でクランプの軸方向に確実に取付けられるように、余
り薄い材料で形成されてはならない。
第1図はこの考案に基づくクランプの第1実施例の一部
縦断面を含む図、第2図は好適な変更を含む第1図の部
分図、第3図は第2実施例の第1図と同様の図、第4図
及び第5図は別の実施例の第1図と同様の図、第6図は
回し工具の説明図、第7図は左方から見た第6図の部分
図、第8図及び第9図は回し工具の別の実施例の同様の
部分図、第10図及び第11図はトルク受けの実施例の
第7図又は第6図と同様の図を示す。 3……外側部材、……円筒形内周面、6……円錐形外周
面、7……周縁部、8……ねじ、10……内側テーパリ
ング、10′……二重テーパリング、11……円錐形内
周面、12……円筒形外周面、13……段部、14……
接触面、17……段部、18……内周面、20……外側
テーパリング、24,28……ピストン・シリンダ装
置、30……ねじ付きリング、31……雌ねじ、32…
…角、35……歯、40……ピニオン、41……ピン、
42……穴、50……工具、51……開口、53……
歯、60……工具、63……歯、70……トルク受け、
71,71′……穴、72……ねじ。
縦断面を含む図、第2図は好適な変更を含む第1図の部
分図、第3図は第2実施例の第1図と同様の図、第4図
及び第5図は別の実施例の第1図と同様の図、第6図は
回し工具の説明図、第7図は左方から見た第6図の部分
図、第8図及び第9図は回し工具の別の実施例の同様の
部分図、第10図及び第11図はトルク受けの実施例の
第7図又は第6図と同様の図を示す。 3……外側部材、……円筒形内周面、6……円錐形外周
面、7……周縁部、8……ねじ、10……内側テーパリ
ング、10′……二重テーパリング、11……円錐形内
周面、12……円筒形外周面、13……段部、14……
接触面、17……段部、18……内周面、20……外側
テーパリング、24,28……ピストン・シリンダ装
置、30……ねじ付きリング、31……雌ねじ、32…
…角、35……歯、40……ピニオン、41……ピン、
42……穴、50……工具、51……開口、53……
歯、60……工具、63……歯、70……トルク受け、
71,71′……穴、72……ねじ。
Claims (6)
- 【請求項1】円筒形の外周面を有する内側部材すなわち
軸と、上記内側部材が貫通するように設けられ、円筒形
内周面の内側に形成された空欠部すなわち穴を有する外
側部材との間に生ずる機械的駆動力を伝達するために、 上記内側部材の円筒形外周面に接触する円筒形内周面及
び円錐形外周面を有する内側テーパリングと、上記外側
部材の円筒形内周面に接触する円筒形外周面及び上記内
側テーパリングの円錐形外周面と接触する円錐形内周面
を有する外側テーパリングと、 上記内側テーパリングに設けられたねじに螺合するねじ
を有し両ねじの螺合状態を変化することにより、半径方
向内側に突出する段部を移動し、外側テーパリングの半
径方向外側に突出する段部と当接しかつ押し動かすこと
ができるねじ付きリング を有するクランプ装置に於て、 外側テーパリング(20)の上記段部(13)は、該外
側テーパリングの薄肉部に設けられ、外側テーパリング
の厚肉の端部の円筒形外周面(12)を越えて半径方向
外側に突出していること、及び 内側テーパリング(10)の厚肉の端部の外周にはねじ
(8)が設けられ、該ねじ(8)は外側テーパリング
(20)の段部(13)の円筒状外周面を越えて半径方
向外側に突出していること、 を特徴とする機械的駆動力を伝達するクランプ。 - 【請求項2】外側テーパリング(20)の段部(13)
側のねじ付きリング(30)の段部(17)の接触面
(16)に周面に分配された液圧ピストンシリンダ装置
(24)が配設され、作動するとそのピストンが外側テ
ーパリング(20)の段部(13)の接触面(14)に
当接されることを特徴とする請求項1に記載のクラン
プ。 - 【請求項3】軸線に垂直な中心面に対して左右対称に形
成され、内側連結テーパリング(10′)及びその外側
に配設された外側テーパリング(20)と2個のねじ付
きリング(30)を具備することを特徴とする請求項1
及び2のいずれか1に記載のクランプ。 - 【請求項4】クランプを締め込むと外側テーパリング
(20)の段部(13)の区域に半径方向内向きの力が
働くように、外側テーパリング(20)とねじとねじ付
きリング(30)の接触面(14,16)が傾斜して形
成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいず
れか1に記載のクランプ。 - 【請求項5】回転軸(41)によって外側部材(3)に
支えられ、ねじ付きリング(30)に作用する回転用の
工具を設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいず
れか1に記載のクランプ。 - 【請求項6】外側部材(3)に作用するトルク受け(7
0)を、ねじ付きリング(30)のために設けたことを
特徴とする請求項1ないし5のいずれか1に記載のクラ
ンプ。
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