JPH06121301A - 動き補償予測符号化装置 - Google Patents
動き補償予測符号化装置Info
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- JPH06121301A JPH06121301A JP29221492A JP29221492A JPH06121301A JP H06121301 A JPH06121301 A JP H06121301A JP 29221492 A JP29221492 A JP 29221492A JP 29221492 A JP29221492 A JP 29221492A JP H06121301 A JPH06121301 A JP H06121301A
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- Japan
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- switch
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- 230000033001 locomotion Effects 0.000 title claims abstract description 27
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims abstract description 18
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 17
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 7
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 4
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 28
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 12
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 11
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
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- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大容量のバッファメモリを用いることなく、
また画質劣化を起こすことなくフィールド内符号化を行
える動き補償予測符号化装置を得る。 【構成】 出力信号の伝送レートを一定に保持するバッ
ファメモリ26のデータ量が少ないときに、スイッチ制
御回路30によりスイッチ29をOFFにして予測信号
20をしゃ断し、現フレーム画像信号4のみについて1
フレーム期間にフィールド内符号化を行うことにより、
従来のように定期的にスイッチ29をOFFすることな
く、伝送路におけるエラーの蓄積を防止する。
また画質劣化を起こすことなくフィールド内符号化を行
える動き補償予測符号化装置を得る。 【構成】 出力信号の伝送レートを一定に保持するバッ
ファメモリ26のデータ量が少ないときに、スイッチ制
御回路30によりスイッチ29をOFFにして予測信号
20をしゃ断し、現フレーム画像信号4のみについて1
フレーム期間にフィールド内符号化を行うことにより、
従来のように定期的にスイッチ29をOFFすることな
く、伝送路におけるエラーの蓄積を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動画像符号化の際に動き
ベクトルによる動き補償を用いた動き補償符号化装置に
関するものである。
ベクトルによる動き補償を用いた動き補償符号化装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より画像情報をデジタル伝送する場
合、伝送データ量を削減するために各種の符号化方式が
提案されている。
合、伝送データ量を削減するために各種の符号化方式が
提案されている。
【0003】その提案されている符号化方式の1つに、
フレーム内符号化とフレーム間符号化とを切り換えて符
号化する方式がある。フレーム内圧縮は、近接する画素
同士は明るさと色が類似する同画像の特性を利用して情
報低減する方式である。実際の画像では、空や壁など大
半の部分は同程度の明るさと色がほぼ続いているため、
フレーム内圧縮のみを用いても1/5〜1/10程度の
圧縮が可能である。フレーム間圧縮は、類似した画像を
利用して、補正分の情報のみで画像を得る方式である。
フレーム内符号化とフレーム間符号化とを切り換えて符
号化する方式がある。フレーム内圧縮は、近接する画素
同士は明るさと色が類似する同画像の特性を利用して情
報低減する方式である。実際の画像では、空や壁など大
半の部分は同程度の明るさと色がほぼ続いているため、
フレーム内圧縮のみを用いても1/5〜1/10程度の
圧縮が可能である。フレーム間圧縮は、類似した画像を
利用して、補正分の情報のみで画像を得る方式である。
【0004】通常動画では近接するフレームの絵柄は、
多少の動きや変化はあるが類似している。この点を利用
して、まず圧縮符号化しようとするフレームと近接する
フレーム間との類似性(動き、色、明るさ等)を計算す
る。その計算に基づいて「予測値」、つまり「近接フレ
ーム」から「符号化しようとするフレーム」に更に類似
したフレームの値を算出する。
多少の動きや変化はあるが類似している。この点を利用
して、まず圧縮符号化しようとするフレームと近接する
フレーム間との類似性(動き、色、明るさ等)を計算す
る。その計算に基づいて「予測値」、つまり「近接フレ
ーム」から「符号化しようとするフレーム」に更に類似
したフレームの値を算出する。
【0005】次に、符号化しようとするフレームから
「予測値」との差分情報のみを符号化(記録・伝送)す
る。このため、データ量(補正分)が低減する。つま
り、人物だけ移っている動画で人物が右に移動した場
合、一つ前のフレームで、移動の補正情報も含めて人物
がいる画素が予測値で、右に移動した全体の画素から予
測値を引いたものが差分となる。
「予測値」との差分情報のみを符号化(記録・伝送)す
る。このため、データ量(補正分)が低減する。つま
り、人物だけ移っている動画で人物が右に移動した場
合、一つ前のフレームで、移動の補正情報も含めて人物
がいる画素が予測値で、右に移動した全体の画素から予
測値を引いたものが差分となる。
【0006】従来の符号化装置の場合、一般にフレーム
間処理により圧縮する場合、伝送路上で誤りが発生する
と、その誤りが伝播することが知られている。したがっ
て、フレーム間処理を所定数行うと自動的にフレーム内
処理を行うものとなっていった。
間処理により圧縮する場合、伝送路上で誤りが発生する
と、その誤りが伝播することが知られている。したがっ
て、フレーム間処理を所定数行うと自動的にフレーム内
処理を行うものとなっていった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】各符号化画面の1フレ
ーム当りのデータ量は、フレーム内処理の場合16K〜
25Kバイト、フレーム間処理の場合7〜10Kバイト
程度である。つまり、一般にフレーム内処理はフレーム
間処理よりも発生するデータ量が多いことが知られてい
る。したがって、定期的にフレーム内符号化を行う場
合、その直前の量子化ステップ(フレーム間符号化に使
われた量子化ステップ)を使って量子化すると急にデー
タ発生量が増えてしまい、伝送レート上の問題となる。
ーム当りのデータ量は、フレーム内処理の場合16K〜
25Kバイト、フレーム間処理の場合7〜10Kバイト
程度である。つまり、一般にフレーム内処理はフレーム
間処理よりも発生するデータ量が多いことが知られてい
る。したがって、定期的にフレーム内符号化を行う場
合、その直前の量子化ステップ(フレーム間符号化に使
われた量子化ステップ)を使って量子化すると急にデー
タ発生量が増えてしまい、伝送レート上の問題となる。
【0008】そこで、データ発生量を抑えるために、量
子化ステップを変えて符号化を行うと、今度は画質劣化
を引き起こしてしまうという問題が生じる。また、DC
T変換を用いた圧縮符号化を行った場合で、更にフレー
ム内圧縮処理のDC(直流)成分については、発生する
情報に片寄りがなく、情報をエントロピー符号化(発生
する情報の確率が高いものには短い符号語を割り当て、
確率が低いものに関しては長い符号語を割り当て、発生
する情報を削減する符号化)で削減することができなか
った。
子化ステップを変えて符号化を行うと、今度は画質劣化
を引き起こしてしまうという問題が生じる。また、DC
T変換を用いた圧縮符号化を行った場合で、更にフレー
ム内圧縮処理のDC(直流)成分については、発生する
情報に片寄りがなく、情報をエントロピー符号化(発生
する情報の確率が高いものには短い符号語を割り当て、
確率が低いものに関しては長い符号語を割り当て、発生
する情報を削減する符号化)で削減することができなか
った。
【0009】上述のような問題は、複数の符号化モード
を適応的に切り換えて符号化を行う符号化装置(少なく
とも予測符号化モードを有する)に発生するものであ
る。上述したような背景から、本発明は従来の符号化装
置における上述の問題を解消し、信号劣化を防止した符
号化装置を提供することを目的とする。
を適応的に切り換えて符号化を行う符号化装置(少なく
とも予測符号化モードを有する)に発生するものであ
る。上述したような背景から、本発明は従来の符号化装
置における上述の問題を解消し、信号劣化を防止した符
号化装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては、バッ
ファメモリのデータ蓄積量に応じて、1フレーム期間フ
ィールド内符号化を実行する制御手段を設けている。
ファメモリのデータ蓄積量に応じて、1フレーム期間フ
ィールド内符号化を実行する制御手段を設けている。
【0011】
【作用】伝送レートを一定に保つためのバッファメモリ
のデータ蓄積量が多いときは、フレーム間符号化を行
い、上記データ蓄積量が少ないときは、1フレーム期間
1フィールド内符号化を行うことにより、画質劣化を引
き起こすことなく、1フレーム期間フィールド内符号化
が可能になる。
のデータ蓄積量が多いときは、フレーム間符号化を行
い、上記データ蓄積量が少ないときは、1フレーム期間
1フィールド内符号化を行うことにより、画質劣化を引
き起こすことなく、1フレーム期間フィールド内符号化
が可能になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図1を用いて説
明する。
明する。
【0013】図1において、1はアナログの画像信号が
入力する入力端子、2は入力されたアナログ信号をデジ
タル信号に変換すると共にブロック化するA/D変換回
路、3は符号化ブロックの現フレーム画像信号4と後述
する予測信号20との差分演算を行い、予測誤差を算出
する予測誤差算出回路、5は予測誤差信号6を直交変換
する直交変換回路、7は直交変換係数8を量子化する量
子化回路である。
入力する入力端子、2は入力されたアナログ信号をデジ
タル信号に変換すると共にブロック化するA/D変換回
路、3は符号化ブロックの現フレーム画像信号4と後述
する予測信号20との差分演算を行い、予測誤差を算出
する予測誤差算出回路、5は予測誤差信号6を直交変換
する直交変換回路、7は直交変換係数8を量子化する量
子化回路である。
【0014】9は量子化した直交変換係数(予測誤差信
号)10を逆量子化する逆量子化回路、11は逆量子化
された直交変換係数を逆直交変換する逆直交変換回路、
12は予測誤差信号13と予測信号20とにより現フレ
ームの再生画像を算出する再生画像算出回路、14は現
フレームの再生画像信号15を記憶する画像メモリ回
路、16は前フレームの再生画像信号17に対して動き
補償する動き補償回路、18は動き補償信号19に対し
て2次元ローパスフィルタ処理し予測信号20を出力す
るループフィルタ回路である。
号)10を逆量子化する逆量子化回路、11は逆量子化
された直交変換係数を逆直交変換する逆直交変換回路、
12は予測誤差信号13と予測信号20とにより現フレ
ームの再生画像を算出する再生画像算出回路、14は現
フレームの再生画像信号15を記憶する画像メモリ回
路、16は前フレームの再生画像信号17に対して動き
補償する動き補償回路、18は動き補償信号19に対し
て2次元ローパスフィルタ処理し予測信号20を出力す
るループフィルタ回路である。
【0015】21は符号化ブロックの現フレーム画像信
号4と前フレームの再生画像信号17とを比較して符号
化ブロックの動きベクトル22を算出する動ベクトル算
出回路、29は、動き補償のための予測信号20を強制
的に”0”にするスイッチ、30はバッファメモリ26
のデータ蓄積量に応じてスイッチ29をON/OFFし
て、フレーム間動き補償予測符号化するか、又は1フレ
ーム期間フィールド内符号化するかを切り換えるスイッ
チ制御回路である。
号4と前フレームの再生画像信号17とを比較して符号
化ブロックの動きベクトル22を算出する動ベクトル算
出回路、29は、動き補償のための予測信号20を強制
的に”0”にするスイッチ、30はバッファメモリ26
のデータ蓄積量に応じてスイッチ29をON/OFFし
て、フレーム間動き補償予測符号化するか、又は1フレ
ーム期間フィールド内符号化するかを切り換えるスイッ
チ制御回路である。
【0016】23は予測誤差信号10を伝送路符号化す
る可変長符号化回路、24は予測誤差符号25と動きベ
クトル22とにより伝送フレーム符号化データ27を構
成するデータ合成回路、26は伝送フレーム符号化デー
タ27を所定の伝送速度で伝送するためのバッファメモ
リ、28は伝送信号を出力する出力端子である。
る可変長符号化回路、24は予測誤差符号25と動きベ
クトル22とにより伝送フレーム符号化データ27を構
成するデータ合成回路、26は伝送フレーム符号化デー
タ27を所定の伝送速度で伝送するためのバッファメモ
リ、28は伝送信号を出力する出力端子である。
【0017】31はバッファメモリ26のデータ量によ
り、量子化回路7及び逆量子化回路9のデータ発生量を
制御するための量子化ステップを示す制御信号32を出
力する量子化ステップ制御回路である。
り、量子化回路7及び逆量子化回路9のデータ発生量を
制御するための量子化ステップを示す制御信号32を出
力する量子化ステップ制御回路である。
【0018】次に上記構成による動作について説明す
る。
る。
【0019】入力端子1に入力されたアナログ画像信号
をA/D変換回路2でデジタル信号に変換し、さらに水
平方向M画素、垂直方向Nラインのブロック、例えばM
=N=8のブロックに分割する。この分割された現フレ
ーム画像信号4は予測誤差算出回路3のa入力と動ベク
トル算出回路21とに入力される。予測誤差算出回路3
のb入力には、スイッチ29がONの時にループフィル
タ18から予測信号20が入力され、現フレーム画像信
号4との差分演算を行い、その結果を予測誤差信号6と
して出力する。
をA/D変換回路2でデジタル信号に変換し、さらに水
平方向M画素、垂直方向Nラインのブロック、例えばM
=N=8のブロックに分割する。この分割された現フレ
ーム画像信号4は予測誤差算出回路3のa入力と動ベク
トル算出回路21とに入力される。予測誤差算出回路3
のb入力には、スイッチ29がONの時にループフィル
タ18から予測信号20が入力され、現フレーム画像信
号4との差分演算を行い、その結果を予測誤差信号6と
して出力する。
【0020】直交変換回路5は、予測誤差算出回路3か
らの予測誤差信号6に対して直交変換を行い、予測誤差
直交変換係数8を出力する。直交変換方式としては、多
くの場合、高い変換効率を持ち、ハードウェア化に実現
性のある離散コサイン変換(DCT)が用いられる。
らの予測誤差信号6に対して直交変換を行い、予測誤差
直交変換係数8を出力する。直交変換方式としては、多
くの場合、高い変換効率を持ち、ハードウェア化に実現
性のある離散コサイン変換(DCT)が用いられる。
【0021】量子化回路7は、上記予測誤差直交変換係
数8を量子化し、予測誤差直交変換量子化係数を算出し
て予測誤差信号10を出力する。
数8を量子化し、予測誤差直交変換量子化係数を算出し
て予測誤差信号10を出力する。
【0022】このとき、量子化回路7は量子化ステップ
制御回路31により量子化ステップを変化することによ
りデータの発生量を可変される。この量子化ステップは
バッファメモリ26のデータ蓄積量を監視することによ
り、出力端子28から出力される所定の伝送レートをこ
えないように制御信号32により制御される。
制御回路31により量子化ステップを変化することによ
りデータの発生量を可変される。この量子化ステップは
バッファメモリ26のデータ蓄積量を監視することによ
り、出力端子28から出力される所定の伝送レートをこ
えないように制御信号32により制御される。
【0023】例えば、バッファメモリ26のデータ蓄積
量が多いときは、データ発生量が少なくなるような量子
化ステップで量子化回路7を動作させて、データ蓄積量
を規定値まで少なくする。逆にデータ蓄積量が少ないと
きは、データ発生量が多くなるような量子化ステップで
量子化回路7を動作させて、データ蓄積量を規定値まで
増やす。
量が多いときは、データ発生量が少なくなるような量子
化ステップで量子化回路7を動作させて、データ蓄積量
を規定値まで少なくする。逆にデータ蓄積量が少ないと
きは、データ発生量が多くなるような量子化ステップで
量子化回路7を動作させて、データ蓄積量を規定値まで
増やす。
【0024】一方、逆量子化回路9は予測誤差信号10
を逆量子化する。このときの逆量子化回路9で用いる量
子化ステップは量子化回路7と同じものを使用すること
が必要であるため、量子化回路7と同様に量子化ステッ
プ制御回路31により制御される。
を逆量子化する。このときの逆量子化回路9で用いる量
子化ステップは量子化回路7と同じものを使用すること
が必要であるため、量子化回路7と同様に量子化ステッ
プ制御回路31により制御される。
【0025】次に、逆直交変換回路11では、逆量子化
出力を逆直交変換し、量子化・逆量子化誤差を含んだ予
測誤差信号13を算出する。再生画像算出回路12は、
量子化・逆量子化誤差を含んだ予測誤差信号13とスイ
ッチ29がONの時のループフィルタ18の出力の予測
信号20とを加算し、符号化ブロックの現フレーム再生
画像信号15を算出する。
出力を逆直交変換し、量子化・逆量子化誤差を含んだ予
測誤差信号13を算出する。再生画像算出回路12は、
量子化・逆量子化誤差を含んだ予測誤差信号13とスイ
ッチ29がONの時のループフィルタ18の出力の予測
信号20とを加算し、符号化ブロックの現フレーム再生
画像信号15を算出する。
【0026】画像メモリ回路14は現フレームの再生画
像信号15を記憶すると共に、前フレームの再生画像信
号17を出力する。
像信号15を記憶すると共に、前フレームの再生画像信
号17を出力する。
【0027】また、動きベクトル算出回路21は、現フ
レームの画像信号4と画像メモリ14に記憶されている
前フレームの再生画像信号17とを比較して符号化ブロ
ックの動きをベクトル22として算出する。
レームの画像信号4と画像メモリ14に記憶されている
前フレームの再生画像信号17とを比較して符号化ブロ
ックの動きをベクトル22として算出する。
【0028】動き補償回路16は、前フレームの再生画
像信号17を動きベクトル22で動き補償し、動き補償
信号19として出力する。ループフィルタ回路18は動
き補償した符号化ブロックに対して2次元ローパスフィ
ルタ処理を行い、予測信号20として出力する。この予
測信号20はスイッチ29がONの時に予測誤差算出回
路3及び再生画像算出回路12へ入力される。
像信号17を動きベクトル22で動き補償し、動き補償
信号19として出力する。ループフィルタ回路18は動
き補償した符号化ブロックに対して2次元ローパスフィ
ルタ処理を行い、予測信号20として出力する。この予
測信号20はスイッチ29がONの時に予測誤差算出回
路3及び再生画像算出回路12へ入力される。
【0029】一方、可変長符号化回路23は、量子化回
路10からの予測誤差信号(直交変換量子化係数)10
の並べかえを行い、可変長符号化して予測誤差符号25
を出力する。
路10からの予測誤差信号(直交変換量子化係数)10
の並べかえを行い、可変長符号化して予測誤差符号25
を出力する。
【0030】データ合成回路24は、動きベクトル22
を符号化し、予測誤差符号25と合成して、所定の形式
の伝送フレーム符号化データ27を出力する。バッファ
メモリ26は伝送フレーム符号化データ27を一旦記憶
し、所定の伝送レートで出力端子28より出力する。
を符号化し、予測誤差符号25と合成して、所定の形式
の伝送フレーム符号化データ27を出力する。バッファ
メモリ26は伝送フレーム符号化データ27を一旦記憶
し、所定の伝送レートで出力端子28より出力する。
【0031】また、バッファメモリ26からデータが出
力されてから復合化装置に入るまでの伝送路においてエ
ラーが発生した場合、動き補償予測フレーム間符号化装
置として動作している間にエラーが蓄積されていくため
に、適当なタイミングでスイッチ29をOFFにする必
要がある。ここでスイッチ制御回路30はバッファメモ
リ26のデータ蓄積量を監視してスイッチ29を制御す
る。
力されてから復合化装置に入るまでの伝送路においてエ
ラーが発生した場合、動き補償予測フレーム間符号化装
置として動作している間にエラーが蓄積されていくため
に、適当なタイミングでスイッチ29をOFFにする必
要がある。ここでスイッチ制御回路30はバッファメモ
リ26のデータ蓄積量を監視してスイッチ29を制御す
る。
【0032】例えば、バッファメモリ26のデータ蓄積
量が多い場合には、スイッチ29をONのままにして、
フレーム間の動き補償予測符号化装置として動作させ
る。また、バッファメモリ26のデータ蓄積量が少ない
ときには、スイッチ29をOFFにして、1フレーム期
間フィールド内符号化を行う。
量が多い場合には、スイッチ29をONのままにして、
フレーム間の動き補償予測符号化装置として動作させ
る。また、バッファメモリ26のデータ蓄積量が少ない
ときには、スイッチ29をOFFにして、1フレーム期
間フィールド内符号化を行う。
【0033】スイッチ29のOFFはデータ伝送路のエ
ラーの状態に応じて一定時間ごとに上記のようにバッフ
ァメモリ26のデータ蓄積量に応じて1回行えばよい。
しかし、メモリ26の蓄積量が全体的に無くなっている
場合には、所定時間でスイッチ29をOFFにすればよ
い。
ラーの状態に応じて一定時間ごとに上記のようにバッフ
ァメモリ26のデータ蓄積量に応じて1回行えばよい。
しかし、メモリ26の蓄積量が全体的に無くなっている
場合には、所定時間でスイッチ29をOFFにすればよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればバ
ッファメモリのデータ蓄積量に応じてフィールド内符号
化を実行するようにしたことにより、バッファメモリ量
を多く持つ必要がなく、また、画質劣下を引き起こすこ
となく、1フレーム期間フィールド内符号化することが
できる効果がある。
ッファメモリのデータ蓄積量に応じてフィールド内符号
化を実行するようにしたことにより、バッファメモリ量
を多く持つ必要がなく、また、画質劣下を引き起こすこ
となく、1フレーム期間フィールド内符号化することが
できる効果がある。
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
26 バッファメモリ 29 スイッチ 30 スイッチ制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 画像信号の符号化に際してフィールド間
又はフレーム間の動き補償を行う動き補償予測符号化装
置において、伝送レートを一定に保つためのバッファメ
モリのデータ蓄積量に応じてフレーム間符号化とフィー
ルド内符号化とを切り換える制御手段を設けたことを特
徴とする動き補償予測符号化装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29221492A JPH06121301A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 動き補償予測符号化装置 |
ES93304145T ES2278378T3 (es) | 1992-06-09 | 1993-05-27 | Aparato de codificacion. |
DE69334116T DE69334116T2 (de) | 1992-06-09 | 1993-05-27 | Kodierungsvorrichtung |
EP93304145A EP0574167B1 (en) | 1992-06-09 | 1993-05-27 | Coding apparatus |
US08/420,633 US6266447B1 (en) | 1992-06-09 | 1995-04-12 | Coding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29221492A JPH06121301A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 動き補償予測符号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121301A true JPH06121301A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17778992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29221492A Pending JPH06121301A (ja) | 1992-06-09 | 1992-10-06 | 動き補償予測符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06121301A (ja) |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP29221492A patent/JPH06121301A/ja active Pending
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