JPH0611461B2 - トランスファマシンの制御情報設定方法 - Google Patents
トランスファマシンの制御情報設定方法Info
- Publication number
- JPH0611461B2 JPH0611461B2 JP62218278A JP21827887A JPH0611461B2 JP H0611461 B2 JPH0611461 B2 JP H0611461B2 JP 62218278 A JP62218278 A JP 62218278A JP 21827887 A JP21827887 A JP 21827887A JP H0611461 B2 JPH0611461 B2 JP H0611461B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control information
- work
- terminal control
- control device
- host computer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q41/00—Combinations or associations of metal-working machines not directed to a particular result according to classes B21, B23, or B24
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、異なった種類のワークが流されるトランスフ
ァマシンにおいて、流されるワークの種類に応じて各ス
テーションの段取りを自動的に変更する制御情報を設定
する方法に関する。
ァマシンにおいて、流されるワークの種類に応じて各ス
テーションの段取りを自動的に変更する制御情報を設定
する方法に関する。
「従来の技術」 トランスファマシンには、次々に異なった種類のワーク
をラインに流すことができ、各ステーションでワークの
種類を検出識別して、そのワークの種類に対応した加
工、組立、検査等の処理を行うものがある。
をラインに流すことができ、各ステーションでワークの
種類を検出識別して、そのワークの種類に対応した加
工、組立、検査等の処理を行うものがある。
この種のトランスファマシンでは、各ステーションを制
御する端末制御装置は通信回線を経由して制御を統括す
るホストコンピュータに接続されており、各端末制御装
置では異なった種類のワークが到着する毎にホストコン
ピュータに新たなワークに対応した制御情報を要求し、
ホストコンピュータでは要求に応じて制御情報を各端末
制御装置に設定していた。
御する端末制御装置は通信回線を経由して制御を統括す
るホストコンピュータに接続されており、各端末制御装
置では異なった種類のワークが到着する毎にホストコン
ピュータに新たなワークに対応した制御情報を要求し、
ホストコンピュータでは要求に応じて制御情報を各端末
制御装置に設定していた。
しかしながら上記従来の方式では、多数の同種のワーク
が一群として流されるダミー流動の場合は新たな制御情
報を要求する頻度が低いため特に問題はないが、一つず
つワークの種類が異なるようなランダム流動の場合は、
各端末制御装置から一つのワーク毎に制御情報要求が発
生し、ホストコンピュータ及び通信回線の負担が非常に
大きくなうという問題点があった。このため、制御情報
要求を即時に処理しきれず、待ち時間のため設備のサイ
クルタイムに影響を生ずるといった問題点も生じた。
が一群として流されるダミー流動の場合は新たな制御情
報を要求する頻度が低いため特に問題はないが、一つず
つワークの種類が異なるようなランダム流動の場合は、
各端末制御装置から一つのワーク毎に制御情報要求が発
生し、ホストコンピュータ及び通信回線の負担が非常に
大きくなうという問題点があった。このため、制御情報
要求を即時に処理しきれず、待ち時間のため設備のサイ
クルタイムに影響を生ずるといった問題点も生じた。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明は上記の問題点を解決するためなされたものであ
り、ラインに流されるワークの種類が一つずつ異なるラ
ンダム流動の場合も、ホストコンピュータ及び通信回線
への負担を軽減し、設備のサイクルタイムに影響を与え
ることなく流動制御ができるトランスファマシンの制御
情報設定方法を提供することを目的とする。
り、ラインに流されるワークの種類が一つずつ異なるラ
ンダム流動の場合も、ホストコンピュータ及び通信回線
への負担を軽減し、設備のサイクルタイムに影響を与え
ることなく流動制御ができるトランスファマシンの制御
情報設定方法を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 このため本発明では、ワークが流されるラインに沿って
順次配設された複数の工程設備の各々に附属する端末制
御装置と、その複数の端末制御装置と通信回線により接
続されたホストコンピュータとを有し、ラインの先頭に
配置された工程設備に附属する端末制御装置は、ワーク
が到着する毎に当該ワークの識別情報を検出してホスト
コンピュータに送信し、ホストコンピュータは与えられ
たワーク識別情報に基づき当該ワークの加工に必要な各
工程設備毎の制御情報を各端末制御装置に送信し、各端
末制御装置では与えられた制御情報をワーク識別情報と
共にバッファメモリに記憶しておき、当該工程設備にワ
ークが到着する毎に当該ワークの識別情報を検出して対
応する制御情報をバッファメモリから読み出し、当該工
程設備の制御に用いることを特徴とするトランスファマ
シンの制御情報設定方法が提供される。
順次配設された複数の工程設備の各々に附属する端末制
御装置と、その複数の端末制御装置と通信回線により接
続されたホストコンピュータとを有し、ラインの先頭に
配置された工程設備に附属する端末制御装置は、ワーク
が到着する毎に当該ワークの識別情報を検出してホスト
コンピュータに送信し、ホストコンピュータは与えられ
たワーク識別情報に基づき当該ワークの加工に必要な各
工程設備毎の制御情報を各端末制御装置に送信し、各端
末制御装置では与えられた制御情報をワーク識別情報と
共にバッファメモリに記憶しておき、当該工程設備にワ
ークが到着する毎に当該ワークの識別情報を検出して対
応する制御情報をバッファメモリから読み出し、当該工
程設備の制御に用いることを特徴とするトランスファマ
シンの制御情報設定方法が提供される。
「作用」 上記の構成によれば、先頭設備にワークが到着するごと
に、ホストコンピュータから後工程の各設備の端末制御
装置に制御情報が送信され記憶される。それ故、後工程
設備の端末制御装置はワークが到着する以前に必要な制
御情報が予かじめ準備されていることになり、後工程設
備にワークが到着した時点にはホストコンピュータに制
御情報を問い合わせる必要がなく、端末制御装置内部の
処理により必要な制御を行うことができる。このため、
ホストコンピュータ及び通信回線の負担が軽くなり、応
答速度、効率を上げることができる。
に、ホストコンピュータから後工程の各設備の端末制御
装置に制御情報が送信され記憶される。それ故、後工程
設備の端末制御装置はワークが到着する以前に必要な制
御情報が予かじめ準備されていることになり、後工程設
備にワークが到着した時点にはホストコンピュータに制
御情報を問い合わせる必要がなく、端末制御装置内部の
処理により必要な制御を行うことができる。このため、
ホストコンピュータ及び通信回線の負担が軽くなり、応
答速度、効率を上げることができる。
「実施例」 本発明の実施例について図面に従って具体的に説明す
る。
る。
第1図は基本構成を示すブロック図である。
種々のワーク10,11,12…が流されるライン1に
沿って順次配設された複数の工程設備20,21,22
…は、それぞれ端末制御装置30,31,32…を備
え、各端末制御装置30,31,32…は通信回路40
によりホストコンピュータ50に接続されている。
沿って順次配設された複数の工程設備20,21,22
…は、それぞれ端末制御装置30,31,32…を備
え、各端末制御装置30,31,32…は通信回路40
によりホストコンピュータ50に接続されている。
ライン1の先頭に配置された工程設備20の端末制御装
置30は、少なくとも、ワーク識別情報検出手段301
と送信手段302とを有し、ワーク10,11,12…
が到達する毎に当該ワーク10,11,12…の識別情
報を検出して、ホストコンピュータ50に送信する。
置30は、少なくとも、ワーク識別情報検出手段301
と送信手段302とを有し、ワーク10,11,12…
が到達する毎に当該ワーク10,11,12…の識別情
報を検出して、ホストコンピュータ50に送信する。
ホストコンピュータ50は、ワーク種別毎に各設備で必
要な制御情報を記憶しているメモリ501と、ワーク識
別情報に基づいて各設備ごとに必要な制御情報を選択す
る選択制御手段502と、受信手段503と、送信手段
504とを有し、先頭設備20の端末制御装置30から
受信したワーク識別情報に基づき、各工程設備21,2
2,23…毎の制御情報を選択して各端末制御装置3
1,32,33…に送信する。
要な制御情報を記憶しているメモリ501と、ワーク識
別情報に基づいて各設備ごとに必要な制御情報を選択す
る選択制御手段502と、受信手段503と、送信手段
504とを有し、先頭設備20の端末制御装置30から
受信したワーク識別情報に基づき、各工程設備21,2
2,23…毎の制御情報を選択して各端末制御装置3
1,32,33…に送信する。
各端末制御装置31,32,33…は、受信手段311
と、受信した情報を記憶する記憶手段312と、工程設
備に到着したワークの識別情報を検出するワーク識別情
報検出手段313と、検出したワーク識別情報に基づい
て記憶手段312からワークに対応した制御情報を選択
する選択制御手段314と、選択した制御情報から工程
設備の段取りをする段取り設定手段315とを有し、当
該工程設備21,22,23にワーク11,12,13
が到着する毎にワーク識別情報を検出し、対応する制御
情報を記憶手段312から読み出して段取り設定手段3
15に設定する。段取り設定手段315では設定された
制御情報に従って工程設備21,22,23…の段取り
を行う。
と、受信した情報を記憶する記憶手段312と、工程設
備に到着したワークの識別情報を検出するワーク識別情
報検出手段313と、検出したワーク識別情報に基づい
て記憶手段312からワークに対応した制御情報を選択
する選択制御手段314と、選択した制御情報から工程
設備の段取りをする段取り設定手段315とを有し、当
該工程設備21,22,23にワーク11,12,13
が到着する毎にワーク識別情報を検出し、対応する制御
情報を記憶手段312から読み出して段取り設定手段3
15に設定する。段取り設定手段315では設定された
制御情報に従って工程設備21,22,23…の段取り
を行う。
第2図はハードウェア構成に注目した実施例のブロック
図である。
図である。
ホストコンピュータ50は、中央処理装置510(以下
CPU510と称する)、メモリ511、入出力装置5
12(以下I/O512と称する)、通信回線インター
フェイス513(以下I/F513と称する)から構成
され、I/O512によりCRT端末60と接続され、
I/F513により通信回線40と接続されている。
CPU510と称する)、メモリ511、入出力装置5
12(以下I/O512と称する)、通信回線インター
フェイス513(以下I/F513と称する)から構成
され、I/O512によりCRT端末60と接続され、
I/F513により通信回線40と接続されている。
通信回路40に接続される端末制御装置30,31,3
2…はライン1の先頭に配置されるもの30も、後工程
のもの31,32…も同じハード構成を有し、それぞれ
中央処理装置(CPU)320,バッファメモリ32
1,通信回路インターフェイス(I/F)322,入出
力装置(I/O)323を備える。各端末制御装置3
0,31,32…は、I/O323により工程設備を制
御するプログラマブルコントローラ201,211,2
21…(以下PCと称する)に接続され、PC201,
211,221…との間でデータ交換を行う。工程設備
20,21,22…はワークの加工、組付、検査等を行
う専用機又は汎用機で構成されたいわゆるステーション
をなしている。
2…はライン1の先頭に配置されるもの30も、後工程
のもの31,32…も同じハード構成を有し、それぞれ
中央処理装置(CPU)320,バッファメモリ32
1,通信回路インターフェイス(I/F)322,入出
力装置(I/O)323を備える。各端末制御装置3
0,31,32…は、I/O323により工程設備を制
御するプログラマブルコントローラ201,211,2
21…(以下PCと称する)に接続され、PC201,
211,221…との間でデータ交換を行う。工程設備
20,21,22…はワークの加工、組付、検査等を行
う専用機又は汎用機で構成されたいわゆるステーション
をなしている。
ワーク10,11,12…はパレット100,101,
102…によりライン1上を搬送される。各々のパレッ
ト100,101,102…には、パレット番号及び製
品番号がコード化されて付されている。これらのコード
はパレット100,101,102…の側面に突起状の
フラグを設定することにより付され、各工程設備20,
21,22…に設けられたセンサ202,212,22
2…により検出される。各センサ202,212,22
2…はそれぞれプログラマブルコントローラ(PC)2
01,211,221…に接続されている。
102…によりライン1上を搬送される。各々のパレッ
ト100,101,102…には、パレット番号及び製
品番号がコード化されて付されている。これらのコード
はパレット100,101,102…の側面に突起状の
フラグを設定することにより付され、各工程設備20,
21,22…に設けられたセンサ202,212,22
2…により検出される。各センサ202,212,22
2…はそれぞれプログラマブルコントローラ(PC)2
01,211,221…に接続されている。
以上のハード構成に基づき、制御情報設定処理について
説明する。
説明する。
まず、予かじめホストコンピュータ50にCRT端末6
0から、工程設備群20,21,22…で生産(加工、
組付、検査等)する製品の生産計画(製品品番、生産数
等)を入力しておく。ホストコンピュータ50内のCP
UT510は、生産計画データをI/O512を介して
読み込み、各工程内設備20,21,22…に指示でき
る段取り制御情報の形に編集して、メモリ511に記憶
する。段取り制御情報としては、たとえば、検査を行う
工程設備に対しては、測定を行う高さを指定する情報、
合格、不合格のしきい値を与える情報などがあり、組付
を行う工程設備に対しては、締付トルクを指定する情
報、組付部品を指定する情報などがある。以上で前準備
が終了し、以後は各工程設備20,21,22…にパレ
ット100,101,102…が到着する毎に処理が行
われる。
0から、工程設備群20,21,22…で生産(加工、
組付、検査等)する製品の生産計画(製品品番、生産数
等)を入力しておく。ホストコンピュータ50内のCP
UT510は、生産計画データをI/O512を介して
読み込み、各工程内設備20,21,22…に指示でき
る段取り制御情報の形に編集して、メモリ511に記憶
する。段取り制御情報としては、たとえば、検査を行う
工程設備に対しては、測定を行う高さを指定する情報、
合格、不合格のしきい値を与える情報などがあり、組付
を行う工程設備に対しては、締付トルクを指定する情
報、組付部品を指定する情報などがある。以上で前準備
が終了し、以後は各工程設備20,21,22…にパレ
ット100,101,102…が到着する毎に処理が行
われる。
第3図はラインの先頭に配置された工程設備20(以
下、工程先頭設備20と称する)にパレット100,1
01…が到着した際の処理を示すフローチャート、第4
図は後続して配置された各工程設備21,22,23…
(以後、工程内設備21,22,23…と称する)にパ
レット100,101…が到着した際の処理を示すフロ
ーチャートである。
下、工程先頭設備20と称する)にパレット100,1
01…が到着した際の処理を示すフローチャート、第4
図は後続して配置された各工程設備21,22,23…
(以後、工程内設備21,22,23…と称する)にパ
レット100,101…が到着した際の処理を示すフロ
ーチャートである。
工程先頭設備20にパレット101が到着すると、セン
サ202がパレット番号及び製品番号を検出し、プログ
ラマブルコントローラ(PC)201に知らせる(ステ
ップ701)。端末制御装置30のCPU320はPC
201を監視しており、I/O323からパレット番号
及び製品番号を読み込む(ステップ702)。そして、
そのパレット情報をI/F322及び通信回線40を経
由してホストコンピュータ50に報告する(ステップ7
03)。
サ202がパレット番号及び製品番号を検出し、プログ
ラマブルコントローラ(PC)201に知らせる(ステ
ップ701)。端末制御装置30のCPU320はPC
201を監視しており、I/O323からパレット番号
及び製品番号を読み込む(ステップ702)。そして、
そのパレット情報をI/F322及び通信回線40を経
由してホストコンピュータ50に報告する(ステップ7
03)。
ホストコンピュータ50がパレット番号及び製品番号を
I/F513から受信すると(ステップ704)、あら
かじめメモリ511に記憶されている段取り制御情報と
パレット番号との対応付けを行い、その対応関係メモリ
に記憶する(ステップ705,706)。
I/F513から受信すると(ステップ704)、あら
かじめメモリ511に記憶されている段取り制御情報と
パレット番号との対応付けを行い、その対応関係メモリ
に記憶する(ステップ705,706)。
次に、ホストコンピュータ50のCPU510は、各工
程内設備21,22…の端末制御装置31,32…に対
して、パレット番号が付された段取り制御情報を順次、
I/F513及び通信回線40を経由して送信する(ス
テップ707)。この送信処理は工程先頭設備20に次
のパレット100が到着するまでのCPU510の負荷
の軽い空き時間に順次行われる。例えば、次のパレット
100が到着するまでの最小間隔時間が12秒であり、
工程内設備21,22…の台数が24台、各端末制御装
置31,32…にそれぞれの段取り制御情報を送信する
のに要する平均時間が0.2秒であるとすると、全ての
端末制御装置31,32…に段取り制御情報を送信する
のに要する時間は0.2×24=4.8秒であり、上記
空き時間内に送信を完了することができる。
程内設備21,22…の端末制御装置31,32…に対
して、パレット番号が付された段取り制御情報を順次、
I/F513及び通信回線40を経由して送信する(ス
テップ707)。この送信処理は工程先頭設備20に次
のパレット100が到着するまでのCPU510の負荷
の軽い空き時間に順次行われる。例えば、次のパレット
100が到着するまでの最小間隔時間が12秒であり、
工程内設備21,22…の台数が24台、各端末制御装
置31,32…にそれぞれの段取り制御情報を送信する
のに要する平均時間が0.2秒であるとすると、全ての
端末制御装置31,32…に段取り制御情報を送信する
のに要する時間は0.2×24=4.8秒であり、上記
空き時間内に送信を完了することができる。
各工程内設備21,22…の端末制御装置31,32…
では、通信回線40及びI/F322を経由して受信し
たパレット番号が付された段取り制御情報を、バッファ
メモリ321に記憶し(ステップ708)、今回の処理
を終了する。
では、通信回線40及びI/F322を経由して受信し
たパレット番号が付された段取り制御情報を、バッファ
メモリ321に記憶し(ステップ708)、今回の処理
を終了する。
次に、工程先頭設備20を通過したパレット103が工
程内設備21に到着すると、センサ212はパレット番
号を検出しPC211に伝える。PC211は端末制御
装置31に対して段取り要求信号及びパレット番号を出
力する(ステップ801)。端末制御装置31のCPU
320はPC211からの段取り要求信号を受けてパレ
ット番号を読み込み(ステップ802)、バッファメモ
リ321を検索して当該パレット番号に対応した段取り
制御情報を読み出す(ステップ803)。そして、I/
O323を介して工程内設備21のPC211に要求の
あったパレット番号に対応した段取り制御情報を設定す
る(ステップ804)。PC211は設定された段取り
制御情報に従って工程内設備21を制御し、段取り動作
を行わせる(ステップ810)。一方、端末制御装置3
1のCPU320は段取り制御情報の設定が完了した旨
の報告をホストコンピュータ50に対して送信する(ス
テップ805)。ホストコンピュータ50は、この報告
を受信することにより各パレット100,101…の進
歩状況を把握することになる(ステップ806,80
7)。
程内設備21に到着すると、センサ212はパレット番
号を検出しPC211に伝える。PC211は端末制御
装置31に対して段取り要求信号及びパレット番号を出
力する(ステップ801)。端末制御装置31のCPU
320はPC211からの段取り要求信号を受けてパレ
ット番号を読み込み(ステップ802)、バッファメモ
リ321を検索して当該パレット番号に対応した段取り
制御情報を読み出す(ステップ803)。そして、I/
O323を介して工程内設備21のPC211に要求の
あったパレット番号に対応した段取り制御情報を設定す
る(ステップ804)。PC211は設定された段取り
制御情報に従って工程内設備21を制御し、段取り動作
を行わせる(ステップ810)。一方、端末制御装置3
1のCPU320は段取り制御情報の設定が完了した旨
の報告をホストコンピュータ50に対して送信する(ス
テップ805)。ホストコンピュータ50は、この報告
を受信することにより各パレット100,101…の進
歩状況を把握することになる(ステップ806,80
7)。
以上の一連の処理800は、パレットが各工程内設備2
1,22…に到着する毎に、同様に行われる。
1,22…に到着する毎に、同様に行われる。
上述のように本実施例によれば、各工程内設備21,2
2…にパレットが到着し、各PC211,221…から
段取り要求が発せられた時点には、既に必要な段取り制
御情報がそれぞれの端末制御装置31,32…のバッフ
ァメモリ321に記憶されているため、各端末制御装置
31,32…が独立して処理することができ、ホストコ
ンピュータ50及び通信回線40に負担をかけることが
なく、高速応答を実現することができる。
2…にパレットが到着し、各PC211,221…から
段取り要求が発せられた時点には、既に必要な段取り制
御情報がそれぞれの端末制御装置31,32…のバッフ
ァメモリ321に記憶されているため、各端末制御装置
31,32…が独立して処理することができ、ホストコ
ンピュータ50及び通信回線40に負担をかけることが
なく、高速応答を実現することができる。
また、多数の工程内設備21,22…のPC211,2
21…から同時に多数の段取り要求が発生しても、段取
り指示処理は各端末制御装置31,32…が全く独立に
処理するため、応答時間は、単一の段取り要求発生時と
変わらない。ただ、段取り指示完了報告が集中すること
があるが、報告後の処理は、それほど高速性を要求され
ないため、特に支障はない。
21…から同時に多数の段取り要求が発生しても、段取
り指示処理は各端末制御装置31,32…が全く独立に
処理するため、応答時間は、単一の段取り要求発生時と
変わらない。ただ、段取り指示完了報告が集中すること
があるが、報告後の処理は、それほど高速性を要求され
ないため、特に支障はない。
前記実施例では、工程先頭設備20は、単にパレット番
号及び製品番号を検出し、ワーク識別情報を得るために
のみ用いることとしたが、工程先頭設備20においても
生産(加工、組付、検査等)を行わせてもよいことは勿
論である。この場合は、工程先頭設備20にパレット1
01が到着すると、第3図に示す処理700に引き続い
て第4図に示す処理800が実行される点が異なる。
号及び製品番号を検出し、ワーク識別情報を得るために
のみ用いることとしたが、工程先頭設備20においても
生産(加工、組付、検査等)を行わせてもよいことは勿
論である。この場合は、工程先頭設備20にパレット1
01が到着すると、第3図に示す処理700に引き続い
て第4図に示す処理800が実行される点が異なる。
また、前記実施例では、パレット番号により段取り制御
情報との対応付けを行ったが、製品番号により対応付け
を行うことも可能である。また、パレット100,10
1,102…ではなく、ワーク10,11,12…その
ものに製品番号をバーコード等で付し、これをフォトコ
ーダ等のセンサで読み取ることにより到着したワーク1
0,11,12…を識別することも可能である。
情報との対応付けを行ったが、製品番号により対応付け
を行うことも可能である。また、パレット100,10
1,102…ではなく、ワーク10,11,12…その
ものに製品番号をバーコード等で付し、これをフォトコ
ーダ等のセンサで読み取ることにより到着したワーク1
0,11,12…を識別することも可能である。
また、前記実施例では、加工検査ラインであったが、N
Cライン、ロボットラインにおいても本発明は実施可能
である。
Cライン、ロボットラインにおいても本発明は実施可能
である。
通信回線40はホストコンピュータ50と端末制御装置
30,31,32…間相互で(1:N通信)データ交換
の可能なネットワークを構成するものであれば何を用い
てもよく、ツイストペアケーブルのほか、同軸ケーブ
ル、光ファイバー、ワイヤレスでも実施可能である。
30,31,32…間相互で(1:N通信)データ交換
の可能なネットワークを構成するものであれば何を用い
てもよく、ツイストペアケーブルのほか、同軸ケーブ
ル、光ファイバー、ワイヤレスでも実施可能である。
「発明の効果」 以上述べたように本発明は上記の構成を有し、ラインの
後方に配置された各工程設備の端末制御装置に予かじめ
近い将来に必要となる制御情報を記憶させておくもので
あるから、多くの工程設備からホストコンピュータに制
御情報の要求が殺到することが回避され、ホストコンピ
ュータ及び通信回線への一時的な負担を軽減し、容易に
ランダム流動制御を行うことができるという優れた効果
がある。
後方に配置された各工程設備の端末制御装置に予かじめ
近い将来に必要となる制御情報を記憶させておくもので
あるから、多くの工程設備からホストコンピュータに制
御情報の要求が殺到することが回避され、ホストコンピ
ュータ及び通信回線への一時的な負担を軽減し、容易に
ランダム流動制御を行うことができるという優れた効果
がある。
図面は本発明の実施例を示し、第1図及び第2図はブロ
ック図、第3図及び第4図はパレットが到着した際の処
理を示すフローチャートである。 1……ライン、10,11,12……ワーク、20,2
1,22……工程設備、30,31,32……端末制御
装置、40……通信回線、50……ホストコンピュー
タ、100,101,102……パレット,202,2
12,222……センサ、321……バッファメモリ。
ック図、第3図及び第4図はパレットが到着した際の処
理を示すフローチャートである。 1……ライン、10,11,12……ワーク、20,2
1,22……工程設備、30,31,32……端末制御
装置、40……通信回線、50……ホストコンピュー
タ、100,101,102……パレット,202,2
12,222……センサ、321……バッファメモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅沼 隆司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−52703(JP,A) 特開 昭54−52934(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】ワークが流されるラインに沿って順次配設
された複数の工程設備の各々に附属する端末制御装置
と、その複数の端末制御装置と通信回線により接続され
たホストコンピュータとを有し、 ラインの先頭に配置された工程設備に附属する端末制御
装置は、ワークが到着する毎に当該ワークの識別情報を
検出してホストコンピュータに送信し、 ホストコンピュータは、与えられたワーク識別情報に基
づき当該ワークの加工に必要な各工程設備毎の制御情報
を各端末制御装置に送信し、 各端末制御装置では、与えられた制御情報をワーク識別
情報と共にバッファメモリに記憶しておき、当該工程設
備にワークが到着する毎に当該ワークの識別情報を検出
して対応する制御情報をバッファメモリから読み出し、
当該工程設備の制御に用いることを特徴とするトランス
ファマシンの制御情報設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62218278A JPH0611461B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | トランスファマシンの制御情報設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62218278A JPH0611461B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | トランスファマシンの制御情報設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6464757A JPS6464757A (en) | 1989-03-10 |
JPH0611461B2 true JPH0611461B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=16717353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62218278A Expired - Lifetime JPH0611461B2 (ja) | 1987-09-01 | 1987-09-01 | トランスファマシンの制御情報設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611461B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8800087D0 (en) * | 1988-01-05 | 1988-02-10 | Unilever Plc | Process for synthesis of polyol fatty acid polyesters |
JPH0262605A (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-02 | Fanuc Ltd | Nc工作機械 |
WO1992005012A1 (en) * | 1990-09-17 | 1992-04-02 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and system of production control |
JPH05143148A (ja) * | 1991-11-25 | 1993-06-11 | Fanuc Ltd | 金型加工用dncシステム |
JPH068113A (ja) * | 1992-06-25 | 1994-01-18 | Kubota Corp | 製造ラインにおける制御データ管理方法 |
JP2007276329A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Tietech Co Ltd | 成形品取り出し機 |
-
1987
- 1987-09-01 JP JP62218278A patent/JPH0611461B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6464757A (en) | 1989-03-10 |
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