JPH0611245Y2 - 自動車用リヤパーセルシェルフ - Google Patents
自動車用リヤパーセルシェルフInfo
- Publication number
- JPH0611245Y2 JPH0611245Y2 JP5128489U JP5128489U JPH0611245Y2 JP H0611245 Y2 JPH0611245 Y2 JP H0611245Y2 JP 5128489 U JP5128489 U JP 5128489U JP 5128489 U JP5128489 U JP 5128489U JP H0611245 Y2 JPH0611245 Y2 JP H0611245Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parcel shelf
- auxiliary
- back door
- parcel
- automobile
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、リヤシート後方に設置される自動車用リヤ
パーセルシェルフに関するもので、特に、パーセルシェ
ルフ本体の後部両側に補助パーセルシェルフが設けら
れ、この補助パーセルシェルフを可倒自在とした自動車
用リヤパーセルシェルフに関する。
パーセルシェルフに関するもので、特に、パーセルシェ
ルフ本体の後部両側に補助パーセルシェルフが設けら
れ、この補助パーセルシェルフを可倒自在とした自動車
用リヤパーセルシェルフに関する。
《従来の技術》 例えば、ハッチバックタイプの乗用車においては、リヤ
シート後方の荷物室の上面開口を蓋するリヤパーセルシ
ェルフが設置されており、このリヤパーセルシェルフは
バックドアと連結部材により連結しており、バックドア
の開放操作に連携して、リヤパーセルシェルフが前端部
分をヒンジ中心として回動し、荷物室の上面を開口する
ことにより、荷物の搬出搬入を行うように構成されてい
る。
シート後方の荷物室の上面開口を蓋するリヤパーセルシ
ェルフが設置されており、このリヤパーセルシェルフは
バックドアと連結部材により連結しており、バックドア
の開放操作に連携して、リヤパーセルシェルフが前端部
分をヒンジ中心として回動し、荷物室の上面を開口する
ことにより、荷物の搬出搬入を行うように構成されてい
る。
そして、最近では乗用車の造形状、第8図に示すよう
に、バックドア1の開口2形状が略台形状に設定され、
バックドア1の開放操作に連携して、リヤパーセルシェ
ルフ3が上方に持ち上げられるが、リヤパーセルシェル
フ3の両端が車体側の開口縁部に干渉するのを避け、リ
ヤパーセルシェルフ3を十分上方に持ち上げるため、リ
ヤパーセルシェルフ3は、リヤパーセルシェルフ本体4
に対して、両側の補助パーセルシェルフ5が下側に可倒
できる構成となっている。
に、バックドア1の開口2形状が略台形状に設定され、
バックドア1の開放操作に連携して、リヤパーセルシェ
ルフ3が上方に持ち上げられるが、リヤパーセルシェル
フ3の両端が車体側の開口縁部に干渉するのを避け、リ
ヤパーセルシェルフ3を十分上方に持ち上げるため、リ
ヤパーセルシェルフ3は、リヤパーセルシェルフ本体4
に対して、両側の補助パーセルシェルフ5が下側に可倒
できる構成となっている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上述した可倒タイプのリヤパーセルシェ
ルフにおいて、第8図に示すバックドア1の開放状態
時、パーセルシェルフ本体4に対して、両側の補助パー
セルシェルフ5が下方に可倒しており、荷物室内に荷物
を出し入れする際、この補助パーセルシェルフ5が障害
となり、また、安全上も好ましくなく、この補助パーセ
ルシェルフ5が車体側に揺動して低級音が発生する等の
不具合も指摘されている。
ルフにおいて、第8図に示すバックドア1の開放状態
時、パーセルシェルフ本体4に対して、両側の補助パー
セルシェルフ5が下方に可倒しており、荷物室内に荷物
を出し入れする際、この補助パーセルシェルフ5が障害
となり、また、安全上も好ましくなく、この補助パーセ
ルシェルフ5が車体側に揺動して低級音が発生する等の
不具合も指摘されている。
さらに、バックドア1を閉鎖したとき、リヤパーセルシ
ェルフ3は、フラットな状態で車体側両側のパーセルサ
イドに支持されなければならないが、補助パーセルシェ
ルフ5が可倒した状態でリヤパーセルシェルフ3を下方
に降ろした場合、リヤパーセルシェルフ3をパーセルサ
イドで支持することができないため、リヤパーセルシェ
ルフ3を下側に降ろすときは、補助パーセルシェルフ5
を左右方向に開かせた状態で保持し、バックドア1を閉
鎖しなければならず、極めて使い勝手が悪い等の欠点も
指摘されている。
ェルフ3は、フラットな状態で車体側両側のパーセルサ
イドに支持されなければならないが、補助パーセルシェ
ルフ5が可倒した状態でリヤパーセルシェルフ3を下方
に降ろした場合、リヤパーセルシェルフ3をパーセルサ
イドで支持することができないため、リヤパーセルシェ
ルフ3を下側に降ろすときは、補助パーセルシェルフ5
を左右方向に開かせた状態で保持し、バックドア1を閉
鎖しなければならず、極めて使い勝手が悪い等の欠点も
指摘されている。
この考案は上述の事情に鑑みてなされたもので、本考案
の目的は、リヤパーセルシェルフの回動時、車体側壁と
干渉しないように、パーセルシェルフ本体に対して、可
倒自在となる補助パーセルシェルフを設置した自動車用
リヤパーセルにおいて、荷物室から荷物を搬入,搬出す
る際、補助パーセルシェルフが邪魔にならず、また、バ
ックドア閉鎖時、リヤパーセルシェルフをパーセルサイ
ド支持面に確実に支持されるようにして、使い勝手を著
しく向上させた自動車用リヤパーセルシェルフを提供す
ることにある。
の目的は、リヤパーセルシェルフの回動時、車体側壁と
干渉しないように、パーセルシェルフ本体に対して、可
倒自在となる補助パーセルシェルフを設置した自動車用
リヤパーセルにおいて、荷物室から荷物を搬入,搬出す
る際、補助パーセルシェルフが邪魔にならず、また、バ
ックドア閉鎖時、リヤパーセルシェルフをパーセルサイ
ド支持面に確実に支持されるようにして、使い勝手を著
しく向上させた自動車用リヤパーセルシェルフを提供す
ることにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案はハッチバック車の
リヤシートの後方に設置される荷物室の上面開口を蓋す
るとともに、バックドアとの間に連結部材を介して、バ
ックドアの開放操作に連携して、回動可能となる自動車
用リヤパーセルシェルフにおいて、 前記リヤパーセルシェルフは、パーセルシェルフ本体
と、その後部両側にヒンジ部を介して回動可能に取付け
られ、バックドアの開放操作に連携して、上方に持ち上
げられるパーセルシェルフ本体に対してその自重により
可倒する一対の補助パーセルシェルフとから構成され、
上記補助パーセルシェルフの回動角度を規制し、パーセ
ルシェルフ本体に対して、この補助パーセルシェルフを
所定の角度で傾斜させ保持するストッパー片が上記ヒン
ジ部に一体に付設されていることを特徴とする。
リヤシートの後方に設置される荷物室の上面開口を蓋す
るとともに、バックドアとの間に連結部材を介して、バ
ックドアの開放操作に連携して、回動可能となる自動車
用リヤパーセルシェルフにおいて、 前記リヤパーセルシェルフは、パーセルシェルフ本体
と、その後部両側にヒンジ部を介して回動可能に取付け
られ、バックドアの開放操作に連携して、上方に持ち上
げられるパーセルシェルフ本体に対してその自重により
可倒する一対の補助パーセルシェルフとから構成され、
上記補助パーセルシェルフの回動角度を規制し、パーセ
ルシェルフ本体に対して、この補助パーセルシェルフを
所定の角度で傾斜させ保持するストッパー片が上記ヒン
ジ部に一体に付設されていることを特徴とする。
《作用》 以上の構成から明らかなように、本考案による自動車用
リヤパーセルシェルフによれば、バックドア開放時、パ
ーセルシェルフ本体はその後端部分が上方に持ち上げら
れ、このパーセルシェルフ本体に対してその両側に位置
する補助パーセルシェルフはその自重により下側に可倒
しようとするが、ヒンジ部にストッパ片が設けられてい
るため、補助パーセルシェルフは所定角度回動した後、
このストッパ片により、パーセルシェルフ本体に対して
所定角度で傾斜した状態で保持される。
リヤパーセルシェルフによれば、バックドア開放時、パ
ーセルシェルフ本体はその後端部分が上方に持ち上げら
れ、このパーセルシェルフ本体に対してその両側に位置
する補助パーセルシェルフはその自重により下側に可倒
しようとするが、ヒンジ部にストッパ片が設けられてい
るため、補助パーセルシェルフは所定角度回動した後、
このストッパ片により、パーセルシェルフ本体に対して
所定角度で傾斜した状態で保持される。
《実施例》 以下、本考案による自動車用リヤパーセルシェルフの実
施例にいて添付図面を参照しながら詳細に説明する。
施例にいて添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図ないし第5図は本考案による自動車用リヤパーセ
ルシェルフの第1実施例を示し、また、第6図、第7図
は本考案による自動車用リヤパーセルシェルフの変形例
を示す。
ルシェルフの第1実施例を示し、また、第6図、第7図
は本考案による自動車用リヤパーセルシェルフの変形例
を示す。
まず、第1図において、本考案による自動車用リヤパー
セルシェルフ10は、リヤシート11の後方の荷物室1
2の上面開口を蓋する位置に設置されており、このリヤ
パーセルシェルフ10は、バックドア13との間で紐等
の連結部材14を介して連結されている。
セルシェルフ10は、リヤシート11の後方の荷物室1
2の上面開口を蓋する位置に設置されており、このリヤ
パーセルシェルフ10は、バックドア13との間で紐等
の連結部材14を介して連結されている。
したがって、第1図中実線位置で示すバックドア13の
閉鎖状態から、鎖線位置で示すバックドア13の開放位
置に、このバックドア13を開放操作した際、リヤパー
セルシェルフ10は、前端部分に設置した軸10aを中
心にして、後端側が上方に持上がり、荷物室12を開口
することになり、荷物の搬入,搬出を容易に行うことが
できる。
閉鎖状態から、鎖線位置で示すバックドア13の開放位
置に、このバックドア13を開放操作した際、リヤパー
セルシェルフ10は、前端部分に設置した軸10aを中
心にして、後端側が上方に持上がり、荷物室12を開口
することになり、荷物の搬入,搬出を容易に行うことが
できる。
そして、最近では、乗用車の造形上、バックドア13の
開口形状が略台形状になるように上方部分を絞り込んだ
形状に設定される傾向にあり、この場合、リヤパーセル
シェルフ10の後端両側縁部がバックドア13の開口縁
部に干渉するため、リヤパーセルシェルフ10の円滑な
回動操作が保証できないことになる。
開口形状が略台形状になるように上方部分を絞り込んだ
形状に設定される傾向にあり、この場合、リヤパーセル
シェルフ10の後端両側縁部がバックドア13の開口縁
部に干渉するため、リヤパーセルシェルフ10の円滑な
回動操作が保証できないことになる。
そのため、本考案では、第2図に示すように、リヤパー
セルシェルフ10はパーセルシェルフ本体15と、その
後部両側に設置される一対の補助パーセルシェルフ16
との分割構成とし、この補助パーセルシェルフ16はパ
ーセルシェルフ本体15に対して下側に可倒するように
構成され、バックドア13の開放操作に伴い、連結部材
14を介してパーセルシェルフ本体15の後端縁が上方
に持上げられた際、補助パーセルシェルフ16が下側に
回動してバックドア13の開口縁部との干渉を避けるよ
うに構成されている。
セルシェルフ10はパーセルシェルフ本体15と、その
後部両側に設置される一対の補助パーセルシェルフ16
との分割構成とし、この補助パーセルシェルフ16はパ
ーセルシェルフ本体15に対して下側に可倒するように
構成され、バックドア13の開放操作に伴い、連結部材
14を介してパーセルシェルフ本体15の後端縁が上方
に持上げられた際、補助パーセルシェルフ16が下側に
回動してバックドア13の開口縁部との干渉を避けるよ
うに構成されている。
そして、上記パーセルシェルフ本体15並びに補助パー
セルシェルフ16は所要形状にトリムカットされたボー
ド,複合樹脂板等の芯材15a、16aの外表面を不織
布等の表皮材15b,16bにより被覆した構成であ
り、これらパーセルシェルフ本体15並びに補助パセー
ルシェルフ16の双方の裏面側には、リヤパーセルシェ
ルフ10上面に重い荷物を搭載しても十分耐え得るよう
に、レインフォース17が設置されているととともに、
パーセルシェルフ本体15に対して補助パーセルシェル
フ16を回動可能とするヒンジ部18が設けられてい
る。
セルシェルフ16は所要形状にトリムカットされたボー
ド,複合樹脂板等の芯材15a、16aの外表面を不織
布等の表皮材15b,16bにより被覆した構成であ
り、これらパーセルシェルフ本体15並びに補助パセー
ルシェルフ16の双方の裏面側には、リヤパーセルシェ
ルフ10上面に重い荷物を搭載しても十分耐え得るよう
に、レインフォース17が設置されているととともに、
パーセルシェルフ本体15に対して補助パーセルシェル
フ16を回動可能とするヒンジ部18が設けられてい
る。
ところで、本考案の特徴は、パーセルシェルフ本体1
5,補助パーセルシェルフ16に設けられるヒンジ部1
8にストッパ片19を一体に付設することにより、リヤ
パーセルシェルフ10の回動時、補助パーセルシェルフ
16の動きを規制した点にある。
5,補助パーセルシェルフ16に設けられるヒンジ部1
8にストッパ片19を一体に付設することにより、リヤ
パーセルシェルフ10の回動時、補助パーセルシェルフ
16の動きを規制した点にある。
第3図並びに第4図は車体の後方側から見た側面図であ
り、それぞれバックドアの閉鎖時、バックドアの開放時
の状態を示している。
り、それぞれバックドアの閉鎖時、バックドアの開放時
の状態を示している。
第3図において、バックドア13を閉鎖した状態では、
リヤパーセルシェルフ10はその両側に位置する補助パ
ーセルシェルフ16がパーセルシェルフ20上面に支持
されており、パーセルシェルフ本体15並びに補助パー
セルシェルフ16はほぼフラットな状態で荷物室12の
上面開口を蓋している。
リヤパーセルシェルフ10はその両側に位置する補助パ
ーセルシェルフ16がパーセルシェルフ20上面に支持
されており、パーセルシェルフ本体15並びに補助パー
セルシェルフ16はほぼフラットな状態で荷物室12の
上面開口を蓋している。
次に、第4図に示すようにバックドア13を開放した状
態においては、連結部材14を介してパーセルシェルフ
本体15の後端側が上方に持上がり、それに連携して補
助パーセルシェルフ16がヒンジ部18を中心にして自
重により下側に倒れ込み、バックドア14の開口縁部と
の干渉を避けるようになっているが、ヒンジ部18に付
設されたストッパ片19に補助パーセルシェルフ16が
当接し、従来のように略90°補助パーセルシェルフ1
6が可倒することがなく、パーセルシェルフ本体15に
対して所定角度傾斜した状態で補助パーセルシェルフ1
6が保持されることになる。
態においては、連結部材14を介してパーセルシェルフ
本体15の後端側が上方に持上がり、それに連携して補
助パーセルシェルフ16がヒンジ部18を中心にして自
重により下側に倒れ込み、バックドア14の開口縁部と
の干渉を避けるようになっているが、ヒンジ部18に付
設されたストッパ片19に補助パーセルシェルフ16が
当接し、従来のように略90°補助パーセルシェルフ1
6が可倒することがなく、パーセルシェルフ本体15に
対して所定角度傾斜した状態で補助パーセルシェルフ1
6が保持されることになる。
このように、バックドア13の開放状態において、第4
図に示す形状にリヤパーセルシェルフ10が規制される
ため、荷物室12内への荷物の搬入,搬出作業を円滑に
行うことができるとともに、補助パーセルシェルフ16
はヒンジ部18のストッパ片19に保持されているた
め、ぐらつくことがなく、安全上も好ましく、また車体
側壁にぶつからないため、低級音が発生することがな
い。
図に示す形状にリヤパーセルシェルフ10が規制される
ため、荷物室12内への荷物の搬入,搬出作業を円滑に
行うことができるとともに、補助パーセルシェルフ16
はヒンジ部18のストッパ片19に保持されているた
め、ぐらつくことがなく、安全上も好ましく、また車体
側壁にぶつからないため、低級音が発生することがな
い。
そして、第4図に示す状態からバックドア13を閉鎖す
る場合、補助パーセルシェルフ16の端部16cがパー
セルサイド20上面にまず当接し、さらにバックドア1
3を下側方向に降下させれば、補助パーセルシェルフ1
6の端部16cがパーセルサイド20上面を摺動し、第
3図に示す位置にリヤパーセルシェルフ10が確実に支
持されることになる。
る場合、補助パーセルシェルフ16の端部16cがパー
セルサイド20上面にまず当接し、さらにバックドア1
3を下側方向に降下させれば、補助パーセルシェルフ1
6の端部16cがパーセルサイド20上面を摺動し、第
3図に示す位置にリヤパーセルシェルフ10が確実に支
持されることになる。
したがって、従来のようにバックドア13の閉鎖操作に
付随して補助パーセルシェルフ16を乗員が手で開くと
いう面倒な作業が省け、使い勝手が著しく向上する有利
さがある。
付随して補助パーセルシェルフ16を乗員が手で開くと
いう面倒な作業が省け、使い勝手が著しく向上する有利
さがある。
このように本考案によれば、第5図に示すように、ヒン
ジ部18にストッパ片19を一体に付設するという簡易
な構成でありながら、リヤパーセルシェルフ01の使い
勝手を著しく向上させる有利さを持つが、本考案の変形
例として、第6図に示すようにレインフォース17にヒ
ンジ部18を一体に形成し、このヒンジ部18にストッ
パ片19を付設するようにしてもよく、また、補助パー
セルシェルフ16をより一層確実に保持するためにスト
ッパ片19に折曲部19aを形成し、この折曲部19a
と補助パーセルシェルフ16との接触面を増大させるこ
とにより、補助パーセルシェルフ16の保持強度を増す
ようにしてもよい。
ジ部18にストッパ片19を一体に付設するという簡易
な構成でありながら、リヤパーセルシェルフ01の使い
勝手を著しく向上させる有利さを持つが、本考案の変形
例として、第6図に示すようにレインフォース17にヒ
ンジ部18を一体に形成し、このヒンジ部18にストッ
パ片19を付設するようにしてもよく、また、補助パー
セルシェルフ16をより一層確実に保持するためにスト
ッパ片19に折曲部19aを形成し、この折曲部19a
と補助パーセルシェルフ16との接触面を増大させるこ
とにより、補助パーセルシェルフ16の保持強度を増す
ようにしてもよい。
《考案の効果》 以上の記載から明らかなように、本考案による自動車用
リヤパーセルシェルフは以下の格別な作用効果を有す
る。
リヤパーセルシェルフは以下の格別な作用効果を有す
る。
本考案によれば、バックドアの開放状態時、パーセル
シェルフ本体に対して補助パーセルシェルフを所定角度
でその回動を規制して、傾斜させた状態で保持するよう
にしたため、荷物室から荷物の搬入,搬出を行う際、補
助パーセルシェルフが邪魔にならず、荷物の出入れ作業
を円滑に行うことができる効果を有する。
シェルフ本体に対して補助パーセルシェルフを所定角度
でその回動を規制して、傾斜させた状態で保持するよう
にしたため、荷物室から荷物の搬入,搬出を行う際、補
助パーセルシェルフが邪魔にならず、荷物の出入れ作業
を円滑に行うことができる効果を有する。
本考案によれば、補助パーセルシェルフを所定の角度
傾斜させた状態で保持するようにしたため、この補助パ
ーセルシェルフが外力によりぐらつくことがなく、荷物
室の荷物の出入れの際、乗員が損傷を受けたり、また、
車体側壁に補助パーセルシェルフがぶつかり、低級音の
発生や、部品の損傷を未然に防止することができ、安全
面において好ましいとともに部品保護の点でも有効であ
る。
傾斜させた状態で保持するようにしたため、この補助パ
ーセルシェルフが外力によりぐらつくことがなく、荷物
室の荷物の出入れの際、乗員が損傷を受けたり、また、
車体側壁に補助パーセルシェルフがぶつかり、低級音の
発生や、部品の損傷を未然に防止することができ、安全
面において好ましいとともに部品保護の点でも有効であ
る。
本考案によれば、補助パーセルシェルフをパーセルシ
ェルフ本体に対して所定角度傾斜させた状態で保持する
ようにしたため、バックドアを閉鎖する際、乗員が手で
補助パーセルシェルフを開いてやる必要がなく、バック
ドアを閉鎖する操作だけで、自動的に補助パーセルシェ
ルフがパーセルサイド上面に支持され、使い勝手が向上
するという効果を有する。
ェルフ本体に対して所定角度傾斜させた状態で保持する
ようにしたため、バックドアを閉鎖する際、乗員が手で
補助パーセルシェルフを開いてやる必要がなく、バック
ドアを閉鎖する操作だけで、自動的に補助パーセルシェ
ルフがパーセルサイド上面に支持され、使い勝手が向上
するという効果を有する。
第1図は本考案による自動車用リヤパーセルシェルフの
第1実施例を示す全体側面図、第2図は同リヤパーセル
シェルフを示す全体斜視図、第3図は同リヤパーセルシ
ェルフを車体後方側から見たバックドア閉鎖時の側面
図、第4図は同リヤパーセルシェルフを車体後方側から
見たバックドア開放状態時の側面図、第5図は本考案の
第1実施例に使用するヒンジ部を示す斜視図、第6図な
らびに第7図は本考案による自動車用リヤパーセルシェ
ルフに使用するヒンジ部の変形例を示す各斜視図、第8
図は従来の自動車用リヤパーセルシェルフの回動状態時
を示す車両後方側から見た説明図である。 10……自動車用リヤパーセルシェルフ 11……リヤシート 12……荷物室 13……バックドア 15……パーセルシェルフ本体 16……補助パーセルシェルフ 17……レインフォース 18……ヒンジ部 19……ストッパ片 20……パーセルサイド
第1実施例を示す全体側面図、第2図は同リヤパーセル
シェルフを示す全体斜視図、第3図は同リヤパーセルシ
ェルフを車体後方側から見たバックドア閉鎖時の側面
図、第4図は同リヤパーセルシェルフを車体後方側から
見たバックドア開放状態時の側面図、第5図は本考案の
第1実施例に使用するヒンジ部を示す斜視図、第6図な
らびに第7図は本考案による自動車用リヤパーセルシェ
ルフに使用するヒンジ部の変形例を示す各斜視図、第8
図は従来の自動車用リヤパーセルシェルフの回動状態時
を示す車両後方側から見た説明図である。 10……自動車用リヤパーセルシェルフ 11……リヤシート 12……荷物室 13……バックドア 15……パーセルシェルフ本体 16……補助パーセルシェルフ 17……レインフォース 18……ヒンジ部 19……ストッパ片 20……パーセルサイド
Claims (1)
- 【請求項1】ハッチバック車のリヤシート(11)の後
方に設置される荷物室(12)の上面開口を蓋するとと
もに、バックドア(13)との間に連結部材(14)を
介して、バックドア(13)の開放操作に連携して、回
動可能となる自動車用リヤパーセルシェルフ(10)に
おいて、 前記リヤパーセルシェルフ(10)は、パーセルシェル
フ本体(15)と、その後部両側にヒンジ部(18)を
介して回動可能に取付けられ、バックドア(13)の開
放操作に連携して、上方に持ち上げられるパーセルシェ
ルフ本体(15)に対してその自重により可倒する一対
の補助パーセルシェルフ(16)とから構成され、上記
補助パーセルシェルフ(16)の回動角度を規制し、パ
ーセルシェルフ本体(15)に対して、この補助パーセ
ルシェルフ(16)を所定の角度で傾斜させて保持する
ストッパー片(19)が上記ヒンジ部(18)に一体に
付設されていることを特徴とする自動車用リヤパーセル
シェルフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5128489U JPH0611245Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 自動車用リヤパーセルシェルフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5128489U JPH0611245Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 自動車用リヤパーセルシェルフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02143237U JPH02143237U (ja) | 1990-12-05 |
JPH0611245Y2 true JPH0611245Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31570584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5128489U Expired - Lifetime JPH0611245Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 自動車用リヤパーセルシェルフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611245Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4674957B2 (ja) * | 2000-11-14 | 2011-04-20 | ダイキョーニシカワ株式会社 | 自動車のパッケージトレイ |
JP6473678B2 (ja) * | 2015-09-07 | 2019-02-20 | 林テレンプ株式会社 | 荷室仕切り構造 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP5128489U patent/JPH0611245Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02143237U (ja) | 1990-12-05 |
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