JPH06110524A - Cad/cam装置における加工プログラムの生成方法 - Google Patents
Cad/cam装置における加工プログラムの生成方法Info
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- JPH06110524A JPH06110524A JP26149792A JP26149792A JPH06110524A JP H06110524 A JPH06110524 A JP H06110524A JP 26149792 A JP26149792 A JP 26149792A JP 26149792 A JP26149792 A JP 26149792A JP H06110524 A JPH06110524 A JP H06110524A
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- machining
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 15
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 90
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 27
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 abstract 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000004229 Alkannin Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000004149 tartrazine Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000002151 riboflavin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 板厚が変化する加工経路上の位置に、所望の
加工条件NCコードを確実に挿入できるとともに、挿入
位置を加工形状の表示画面上で、容易に確認できること
を目的とする。 【構成】 図形表示画面上で加工形状を定義する段階7
0と、上記加工形状の板厚を入力する段階71,72
と、上記板厚を指示した加工形状の近傍に板厚シンボル
を表示する段階73と、加工形状に対するイニシャルホ
ール及びアプローチ形状を定義する段階74,75と、
加工条件データを含んだ加工NCデータ(加工経路デー
タ)を自動的に出力する段階76とからなる。
加工条件NCコードを確実に挿入できるとともに、挿入
位置を加工形状の表示画面上で、容易に確認できること
を目的とする。 【構成】 図形表示画面上で加工形状を定義する段階7
0と、上記加工形状の板厚を入力する段階71,72
と、上記板厚を指示した加工形状の近傍に板厚シンボル
を表示する段階73と、加工形状に対するイニシャルホ
ール及びアプローチ形状を定義する段階74,75と、
加工条件データを含んだ加工NCデータ(加工経路デー
タ)を自動的に出力する段階76とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加工形状を図面表示
装置(たとえばCRT)上で定義し、該定義済みの加工
形状を基に、該加工形状を加工するためのNCデータを
自動的に計算し出力することができるCAD/CAM装
置における加工プログラムの生成方法に関するものであ
る。
装置(たとえばCRT)上で定義し、該定義済みの加工
形状を基に、該加工形状を加工するためのNCデータを
自動的に計算し出力することができるCAD/CAM装
置における加工プログラムの生成方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5はCAD/CAM装置のハードウェ
ア構成を示す図で、図において100は加工プログラム
や各種機器を制御するCPU(中央演算処理装置)、1
01は制御プログラムが格納されたROM、102は図
形データや加工NCデータが格納されたRAM、103
は定義済み加工形状や各種情報を画面表示するグラフィ
ックディスプレイ、104は加工形状や加工指示を指令
するための入力装置である。図6はグラフィックディス
プレイ103上に表示された加工形状及び加工経路を表
す説明図であり、図において1〜8は定義済みの加工形
状、9〜12はそれぞれ加工形状2,3 3,4 6,
7 7,8の接続点で、板厚が変わる箇所でもある。ま
た、加工形状41はイニシャルホール(加工開始点)で
ある。図7は従来の加工プログラムの生成方法を示すフ
ローチャート、図8は生成された加工NCプログラムで
ある。
ア構成を示す図で、図において100は加工プログラム
や各種機器を制御するCPU(中央演算処理装置)、1
01は制御プログラムが格納されたROM、102は図
形データや加工NCデータが格納されたRAM、103
は定義済み加工形状や各種情報を画面表示するグラフィ
ックディスプレイ、104は加工形状や加工指示を指令
するための入力装置である。図6はグラフィックディス
プレイ103上に表示された加工形状及び加工経路を表
す説明図であり、図において1〜8は定義済みの加工形
状、9〜12はそれぞれ加工形状2,3 3,4 6,
7 7,8の接続点で、板厚が変わる箇所でもある。ま
た、加工形状41はイニシャルホール(加工開始点)で
ある。図7は従来の加工プログラムの生成方法を示すフ
ローチャート、図8は生成された加工NCプログラムで
ある。
【0003】次に動作について説明する。入力装置10
4から指示した情報を基に、CPU100はROM10
1に記憶されている処理プログラムを実行し、CAD/
CAM装置に加工形状1〜8を入力する。図6は加工形
状を真上から見た上面図で、加工形状1〜8は接続点9
〜12で接続しており、この接続点で板厚が変化してい
る(ステップ70)。 この入力された加工形状はグラ
フィックディスプレイ103上に図6のように表示され
る。次に加工形状1〜8を加工するためのイニシャルホ
ール(加工開始点)41の位置を指定する(ステップ7
4)。続けて第1の加工形状すなわちアプローチ形状を
指定する(ステップ75)。図6においては加工形状1
となる。以上のようなイニシャルホール(加工開始点)
及びアプローチ形状の指定を加工定義と言う。この加工
定義後NCデータ作成を入力装置104から指示すれ
ば、RAM102内に記憶されている加工形状1〜8の
データを基に、CPU100は加工経路データ(加工プ
ログラム)を自動的に作成する(ステップ76)。 こ
うして作成された加工プログラムは、図8に示すよう
に、加工開始前に必要な補助コード80と加工開始前の
諸設定81〜82、加工形状1〜8を加工する加工経路
データ83,110,93 加工終了コード94とから
なる。ここで、加工条件について説明すると、通常加工
対象の板厚が変化した場合には変化区間での加工条件を
最適な加工条件に変更する必要がある。例えば、図6に
おける加工経路2と3の接続点9で、加工条件1(NC
コードでE103)から加工条件2(NCコードでE1
02)へ変化するとした場合、加工形状2と3を加工す
るための加工NCデータの位置を図8に示されたXY座
標値から判断する。そして、図8では、加工NCデータ
110の一部分となるが、その位置へ加工条件を表すN
Cデータ(上記E103やE102)を挿入するために
は、ROM101に登録されているNCデータ編集機能
を使用して、手動で加工条件のNCコードを挿入追加す
る必要がある(ステップ77)。
4から指示した情報を基に、CPU100はROM10
1に記憶されている処理プログラムを実行し、CAD/
CAM装置に加工形状1〜8を入力する。図6は加工形
状を真上から見た上面図で、加工形状1〜8は接続点9
〜12で接続しており、この接続点で板厚が変化してい
る(ステップ70)。 この入力された加工形状はグラ
フィックディスプレイ103上に図6のように表示され
る。次に加工形状1〜8を加工するためのイニシャルホ
ール(加工開始点)41の位置を指定する(ステップ7
4)。続けて第1の加工形状すなわちアプローチ形状を
指定する(ステップ75)。図6においては加工形状1
となる。以上のようなイニシャルホール(加工開始点)
及びアプローチ形状の指定を加工定義と言う。この加工
定義後NCデータ作成を入力装置104から指示すれ
ば、RAM102内に記憶されている加工形状1〜8の
データを基に、CPU100は加工経路データ(加工プ
ログラム)を自動的に作成する(ステップ76)。 こ
うして作成された加工プログラムは、図8に示すよう
に、加工開始前に必要な補助コード80と加工開始前の
諸設定81〜82、加工形状1〜8を加工する加工経路
データ83,110,93 加工終了コード94とから
なる。ここで、加工条件について説明すると、通常加工
対象の板厚が変化した場合には変化区間での加工条件を
最適な加工条件に変更する必要がある。例えば、図6に
おける加工経路2と3の接続点9で、加工条件1(NC
コードでE103)から加工条件2(NCコードでE1
02)へ変化するとした場合、加工形状2と3を加工す
るための加工NCデータの位置を図8に示されたXY座
標値から判断する。そして、図8では、加工NCデータ
110の一部分となるが、その位置へ加工条件を表すN
Cデータ(上記E103やE102)を挿入するために
は、ROM101に登録されているNCデータ編集機能
を使用して、手動で加工条件のNCコードを挿入追加す
る必要がある(ステップ77)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のCAD/CAM
装置におけるNCデータ生成方法は以上のように構成さ
れているので、表示画面上の加工形状と生成された加工
NCデータとの対応関係を判断するためには、生成され
た加工経路NCデータのXY座標値から判断しなければ
ならず、また、加工条件NCデータを挿入する作業はN
Cデータ編集機能を用い手動で行うため、加工経路NC
データの所定の位置にNCコードを挿入することは煩雑
であり、また誤入力する確率が高く、NCデータの信頼
性が極端に低下する恐れがあった。
装置におけるNCデータ生成方法は以上のように構成さ
れているので、表示画面上の加工形状と生成された加工
NCデータとの対応関係を判断するためには、生成され
た加工経路NCデータのXY座標値から判断しなければ
ならず、また、加工条件NCデータを挿入する作業はN
Cデータ編集機能を用い手動で行うため、加工経路NC
データの所定の位置にNCコードを挿入することは煩雑
であり、また誤入力する確率が高く、NCデータの信頼
性が極端に低下する恐れがあった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、板厚が変化する加工経路上の位
置に、所望の加工条件NCコードを確実に挿入できると
ともに、挿入位置を加工形状の表示画面上で、容易に確
認できることを目的とする。
ためになされたもので、板厚が変化する加工経路上の位
置に、所望の加工条件NCコードを確実に挿入できると
ともに、挿入位置を加工形状の表示画面上で、容易に確
認できることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るCAD/
CAM装置における加工プログラムの生成方法は、表示
画面上で加工条件NCコードの挿入位置を指示する段階
と、その挿入位置における板厚を数値入力する段階と、
その挿入位置の近傍に板厚を表すシンボルを表示する段
階と、あらかじめ板厚とそれに対応する加工条件(加工
条件NCコード)との組み合わせデータを設定しておく
段階と、該挿入位置に挿入する加工条件NCコードを含
んだ加工プログラムを自動的に生成する段階とからな
る。
CAM装置における加工プログラムの生成方法は、表示
画面上で加工条件NCコードの挿入位置を指示する段階
と、その挿入位置における板厚を数値入力する段階と、
その挿入位置の近傍に板厚を表すシンボルを表示する段
階と、あらかじめ板厚とそれに対応する加工条件(加工
条件NCコード)との組み合わせデータを設定しておく
段階と、該挿入位置に挿入する加工条件NCコードを含
んだ加工プログラムを自動的に生成する段階とからな
る。
【0007】
【作用】この発明における加工プログラムの生成方法
は、加工条件NCコードの挿入位置を示す板厚シンボル
を挿入位置近傍に表示し、加工プログラムの生成時に
は、該加工条件NCコード挿入情報をもとに加工プログ
ラムの所望の位置にNCコードを自動的に挿入する。
は、加工条件NCコードの挿入位置を示す板厚シンボル
を挿入位置近傍に表示し、加工プログラムの生成時に
は、該加工条件NCコード挿入情報をもとに加工プログ
ラムの所望の位置にNCコードを自動的に挿入する。
【0008】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1〜8は加工形状、9〜12はそ
れぞれ、加工形状2,33,46,77,8が接続する
点で、この位置で板厚が変化している。なお、43は加
工形状1〜8を真上から見た上面図、44は加工形状を
正面から見た正面図、45は加工形状を右側面から見た
側面図である。また、20,40は加工形状2を指示す
ることを表しており、同じく25,38は加工形状3、
30,36は加工形状4、35,37,39はそれぞれ
加工形状6,7,8を指示することを表している。2
4,29,34はそれぞれ、加工形状2,3,4での板
厚を表すシンボルであり、図2にしめす板厚対応加工条
件表内の文字に対応している(t2,t3,t4)。2
1,22は加工形状2の上下の高さ面を表す線分を指示
することを表し、同じく26,27や31,32はそれ
ぞれ加工形状3,4の上下の高さ面を表す線分を指示す
ることを表している。また、23は加工形状2における
板厚を表す寸法値、28,33はそれぞれ加工形状3,
4における板厚を表す寸法値である。41は加工形状1
〜8を加工するために最初に位置決めするイニシャルホ
ール(加工開始点)である。図2は板厚とそれに対応す
る加工条件を定義している設定表で、図において50〜
53は板厚値の範囲を表しており、54〜57はその板
厚の境界値である。また、58〜61は各板厚に対する
加工条件NCコードを表している。例えば、板厚が40
の場合には、加工条件表の上から4段目の板厚範囲とな
り、その時の加工条件NCコードはE103となる。図
3は本発明による加工NCプログラムの生成方法を示す
フローチャート、図4は自動的に生成された加工条件N
Cコードを含んだ加工NCプログラムである。
する。図1において、1〜8は加工形状、9〜12はそ
れぞれ、加工形状2,33,46,77,8が接続する
点で、この位置で板厚が変化している。なお、43は加
工形状1〜8を真上から見た上面図、44は加工形状を
正面から見た正面図、45は加工形状を右側面から見た
側面図である。また、20,40は加工形状2を指示す
ることを表しており、同じく25,38は加工形状3、
30,36は加工形状4、35,37,39はそれぞれ
加工形状6,7,8を指示することを表している。2
4,29,34はそれぞれ、加工形状2,3,4での板
厚を表すシンボルであり、図2にしめす板厚対応加工条
件表内の文字に対応している(t2,t3,t4)。2
1,22は加工形状2の上下の高さ面を表す線分を指示
することを表し、同じく26,27や31,32はそれ
ぞれ加工形状3,4の上下の高さ面を表す線分を指示す
ることを表している。また、23は加工形状2における
板厚を表す寸法値、28,33はそれぞれ加工形状3,
4における板厚を表す寸法値である。41は加工形状1
〜8を加工するために最初に位置決めするイニシャルホ
ール(加工開始点)である。図2は板厚とそれに対応す
る加工条件を定義している設定表で、図において50〜
53は板厚値の範囲を表しており、54〜57はその板
厚の境界値である。また、58〜61は各板厚に対する
加工条件NCコードを表している。例えば、板厚が40
の場合には、加工条件表の上から4段目の板厚範囲とな
り、その時の加工条件NCコードはE103となる。図
3は本発明による加工NCプログラムの生成方法を示す
フローチャート、図4は自動的に生成された加工条件N
Cコードを含んだ加工NCプログラムである。
【0009】次に動作について説明する。まず、従来例
と同様に加工形状1〜8を入力装置104を用いCAD
画面上で作成する(ステップ70)。次に、板厚情報を
入力する位置(加工形状2)をCAD画面上で20のよ
うに指示する(ステップ71)。そして加工形状2にお
ける板厚情報をシステムに入力する(ステップ72)。
この際、入力装置104から直接板厚値を入力してもよ
いが、21,22で指示することにより加工形状2の上
面高さと下面高さの差を板厚としてシステムに取り込む
こともできる。また、23のように加工形状2の板厚を
表す寸法値を選択して板厚を入力することも可能であ
る。このように加工形状2における板厚を入力するとシ
ステムは図2に示す板厚対応加工条件表内から、該当す
る板厚範囲を検索し、この場合にはt3〜t4 53が選
ばれ、表示画面上には板厚シンボル24t4が表示され
る(ステップ73)。上記と同様にして、加工形状3お
よび4における板厚情報を入力する。すなわち加工形状
3を指示し25、板厚上面および下面高さ26,27を
指示すると板厚シンボルt3が表示される。同じく加工
形状4に対しては板厚シンボルt2が表示される。ま
た、加工形状6については、図1の右側面図からわかる
ように、加工形状4と板厚は同一であるので、加工形状
6の板厚を入力する際、板厚上面、下面高さを指示しな
いで、既に板厚情報を入力済みの加工形状4を36のよ
うに指示してもよい。以降同様に、加工形状7および8
はそれぞれ加工形状3および2と板厚が同一なため、3
8,40のように、板厚情報入力済みの加工形状3,2
を指示するだけで板厚情報をシステムに入力できる。次
に、従来例と同様にイニシャルホール(加工開始点)4
1の位置を指示し(ステップ74)、その後第1加工形
状である1をアプローチ形状として指示する(ステップ
75)。こうして加工定義を行った後、加工形状1〜8
を加工するためのNCデータを生成する(ステップ7
6)。このNCデータ作成処理では、システムに記憶さ
れている各加工形状ごとの板厚情報を基に、板厚が変化
した所で図2に示された加工条件対応表から各板厚に対
応する加工条件NCコードを自動的に検索し加工NCデ
ータに付加する。図4において、80は補助コードであ
り、81,82はイニシャルホール41においての位置
決め設定コードである。83は上記イニシャルホール4
1から加工形状1への加工を表すNCコードであり、加
工形状1に両端で接続されている加工形状2及び8は加
工形状1と同一の板厚であるので、システムは図2の対
応表から板厚範囲53を検索し、加工条件コードE10
3を付加し、加工NCデータ84を作成する。次に加工
形状2を加工する加工NCコード85を作成する。この
ブロックでは板厚が直前ブロックである加工形状1に対
し変化していないので、加工条件NCコードは出力され
ない。そして、加工形状2から3へ移るとき、板厚が4
0から30に減少するため、それにあわせて、加工条件
60(E102)を加工NCデータに付加し、86のよ
うにNCデータを作成する。以下同様に、加工形状3か
ら4に移るとき、加工条件60(E101)を付加し、
87を作成する。88〜92までは上記と同様に板厚が
変化した場合のみ加工条件NCコードを自動的に付加し
ている。93は加工形状1からイニシャルホール41へ
戻る経路、94は加工終了コードである。
と同様に加工形状1〜8を入力装置104を用いCAD
画面上で作成する(ステップ70)。次に、板厚情報を
入力する位置(加工形状2)をCAD画面上で20のよ
うに指示する(ステップ71)。そして加工形状2にお
ける板厚情報をシステムに入力する(ステップ72)。
この際、入力装置104から直接板厚値を入力してもよ
いが、21,22で指示することにより加工形状2の上
面高さと下面高さの差を板厚としてシステムに取り込む
こともできる。また、23のように加工形状2の板厚を
表す寸法値を選択して板厚を入力することも可能であ
る。このように加工形状2における板厚を入力するとシ
ステムは図2に示す板厚対応加工条件表内から、該当す
る板厚範囲を検索し、この場合にはt3〜t4 53が選
ばれ、表示画面上には板厚シンボル24t4が表示され
る(ステップ73)。上記と同様にして、加工形状3お
よび4における板厚情報を入力する。すなわち加工形状
3を指示し25、板厚上面および下面高さ26,27を
指示すると板厚シンボルt3が表示される。同じく加工
形状4に対しては板厚シンボルt2が表示される。ま
た、加工形状6については、図1の右側面図からわかる
ように、加工形状4と板厚は同一であるので、加工形状
6の板厚を入力する際、板厚上面、下面高さを指示しな
いで、既に板厚情報を入力済みの加工形状4を36のよ
うに指示してもよい。以降同様に、加工形状7および8
はそれぞれ加工形状3および2と板厚が同一なため、3
8,40のように、板厚情報入力済みの加工形状3,2
を指示するだけで板厚情報をシステムに入力できる。次
に、従来例と同様にイニシャルホール(加工開始点)4
1の位置を指示し(ステップ74)、その後第1加工形
状である1をアプローチ形状として指示する(ステップ
75)。こうして加工定義を行った後、加工形状1〜8
を加工するためのNCデータを生成する(ステップ7
6)。このNCデータ作成処理では、システムに記憶さ
れている各加工形状ごとの板厚情報を基に、板厚が変化
した所で図2に示された加工条件対応表から各板厚に対
応する加工条件NCコードを自動的に検索し加工NCデ
ータに付加する。図4において、80は補助コードであ
り、81,82はイニシャルホール41においての位置
決め設定コードである。83は上記イニシャルホール4
1から加工形状1への加工を表すNCコードであり、加
工形状1に両端で接続されている加工形状2及び8は加
工形状1と同一の板厚であるので、システムは図2の対
応表から板厚範囲53を検索し、加工条件コードE10
3を付加し、加工NCデータ84を作成する。次に加工
形状2を加工する加工NCコード85を作成する。この
ブロックでは板厚が直前ブロックである加工形状1に対
し変化していないので、加工条件NCコードは出力され
ない。そして、加工形状2から3へ移るとき、板厚が4
0から30に減少するため、それにあわせて、加工条件
60(E102)を加工NCデータに付加し、86のよ
うにNCデータを作成する。以下同様に、加工形状3か
ら4に移るとき、加工条件60(E101)を付加し、
87を作成する。88〜92までは上記と同様に板厚が
変化した場合のみ加工条件NCコードを自動的に付加し
ている。93は加工形状1からイニシャルホール41へ
戻る経路、94は加工終了コードである。
【0010】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、表示
画面上で加工形状の板厚設定及び板厚設定箇所に板厚対
応シンボルを表示し、該板厚に対応した加工条件NCコ
ードを加工プログラム内の所望の位置へ自動的に挿入し
加工プログラムを生成できるので、加工NCプログラム
を間違いなく確実に生成でき、作業の信頼性の向上が図
られるという効果がある。
画面上で加工形状の板厚設定及び板厚設定箇所に板厚対
応シンボルを表示し、該板厚に対応した加工条件NCコ
ードを加工プログラム内の所望の位置へ自動的に挿入し
加工プログラムを生成できるので、加工NCプログラム
を間違いなく確実に生成でき、作業の信頼性の向上が図
られるという効果がある。
【図1】この発明の一実施例による図形表示画面上での
加工プログラム生成方法を説明する図である。
加工プログラム生成方法を説明する図である。
【図2】この発明の一実施例による板厚とそれに対応す
る加工条件NCコードとの対応一覧を示す図である。
る加工条件NCコードとの対応一覧を示す図である。
【図3】この発明の一実施例による加工プログラムの生
成方法の操作手順を説明するフローチャートである。
成方法の操作手順を説明するフローチャートである。
【図4】この発明の一実施例による生成された加工プロ
グラムのリストを示す図である。
グラムのリストを示す図である。
【図5】CAD/CAM装置の構成図である。
【図6】従来の図形表示画面上での加工プログラム生成
方法を説明する図である。
方法を説明する図である。
【図7】従来の加工プログラムの生成方法の操作手順を
説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
【図8】従来の加工プログラム生成方法による加工プロ
グラムのリストを示す図である。
グラムのリストを示す図である。
1〜8 加工形状 41 イニシャルホール 1 アプローチ形状 24,29,34 板厚表示シンボル 21,26,31 板厚上面高さ指定 22,27,32 板厚下面高さ指定 70 加工形状作成段階 71 板厚情報入力位置指定段階 72 板厚情報入力段階 73 板厚シンボル表示段階 74 イニシャルホール(加工開始点)指定段階 75 アプローチ形状指定段階 76 NCデータ作成段階
Claims (1)
- 【請求項1】 図形表示画面上で加工形状を定義する段
階と、上記加工形状の板厚を入力装置から入力する段階
と、上記板厚を指示した加工形状の近傍に板厚シンボル
を表示する段階と、上記板厚とそれに対応する加工条件
の組み合わせを定義する段階と、上記加工形状を加工す
るために必要なイニシャルホール及びアプローチ要素を
図形表示画面上で定義する段階と、上記定義済みの加工
形状を基に、加工NCデータ(加工経路データ)を自動
的に出力する段階とからなるCAD/CAM装置におけ
る加工プログラムの生成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26149792A JPH06110524A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | Cad/cam装置における加工プログラムの生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26149792A JPH06110524A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | Cad/cam装置における加工プログラムの生成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06110524A true JPH06110524A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17362736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26149792A Pending JPH06110524A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | Cad/cam装置における加工プログラムの生成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06110524A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016010370A1 (de) | 2015-09-03 | 2017-03-09 | Fanuc Corporation | Numerische steuerung mit positionsbasierter steuerung von bearbeitungsbedingungen |
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1992
- 1992-09-30 JP JP26149792A patent/JPH06110524A/ja active Pending
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