JPH06108715A - 扉用カード式自動錠装置 - Google Patents
扉用カード式自動錠装置Info
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- JPH06108715A JPH06108715A JP28237892A JP28237892A JPH06108715A JP H06108715 A JPH06108715 A JP H06108715A JP 28237892 A JP28237892 A JP 28237892A JP 28237892 A JP28237892 A JP 28237892A JP H06108715 A JPH06108715 A JP H06108715A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 26
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 claims description 2
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- 101100328887 Caenorhabditis elegans col-34 gene Proteins 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光センサを有効に利用し、電子計算機室等の
機密保護の要請が大きい部屋に対して1枚のカードで複
数人の入室が行われることを防ぐ。 【構成】 光センサ5は、発光部および光検出部を用い
て入室者を検知し、その検知に基づく検知信号を出力す
る。制御信号発生手段42は、「カードリーダ1により
読み出されたカード情報と解錠許容情報とが一致する」
とカード情報照合手段41によって判別された場合に、
電気ロック機構3に対する解錠信号とタイマ手段43に
対するタイマセット信号とを出力する。カウント判別手
段44は、電気ロック機構3が解錠された後に、光セン
サ5からの検知信号に基づいて解錠保持時間内に1枚の
カードで複数人が入室していないかどうかを判別する。
アラーム信号発生手段45は、「1枚のカードでの入室
者が複数人である」とカウント判別手段44によって判
別された場合に、警告を発する。
機密保護の要請が大きい部屋に対して1枚のカードで複
数人の入室が行われることを防ぐ。 【構成】 光センサ5は、発光部および光検出部を用い
て入室者を検知し、その検知に基づく検知信号を出力す
る。制御信号発生手段42は、「カードリーダ1により
読み出されたカード情報と解錠許容情報とが一致する」
とカード情報照合手段41によって判別された場合に、
電気ロック機構3に対する解錠信号とタイマ手段43に
対するタイマセット信号とを出力する。カウント判別手
段44は、電気ロック機構3が解錠された後に、光セン
サ5からの検知信号に基づいて解錠保持時間内に1枚の
カードで複数人が入室していないかどうかを判別する。
アラーム信号発生手段45は、「1枚のカードでの入室
者が複数人である」とカウント判別手段44によって判
別された場合に、警告を発する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カードリーダおよび電
気ロック機構が用いられて扉に関する施錠および解錠が
行われる扉用カード式自動錠装置に関する。
気ロック機構が用いられて扉に関する施錠および解錠が
行われる扉用カード式自動錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の扉用カード式自動錠装置では、
施錠および解錠に関する次のような動作が行われる。 扉が閉じられると、電気ロック機構は自動的に施錠
される。 施錠後において、室内からは、ノブの回転操作によ
って電気ロック機構を解錠することができ、扉を開くこ
とができる。 施錠後において、室外からは、カードリーダによる
カード(磁気カード等)の照合操作によって電気ロック
機構を解錠することでき、扉を開くことができる。
施錠および解錠に関する次のような動作が行われる。 扉が閉じられると、電気ロック機構は自動的に施錠
される。 施錠後において、室内からは、ノブの回転操作によ
って電気ロック機構を解錠することができ、扉を開くこ
とができる。 施錠後において、室外からは、カードリーダによる
カード(磁気カード等)の照合操作によって電気ロック
機構を解錠することでき、扉を開くことができる。
【0003】このような扉用カード式自動錠装置は、従
来より、ホテルの客室および電子計算機室等において広
く使用されている。
来より、ホテルの客室および電子計算機室等において広
く使用されている。
【0004】従来、この種の扉用カード式自動錠装置で
は、解錠されてから一定時間が経過すると自動的に施錠
されており、その時点で扉が開いている場合にはブザー
の鳴動等による警告が行われていた。したがって、カー
ドによる解錠に基づく入室が行われる際の時間的な保安
上のチェック(解錠状態の無制限な継続を防止するため
のチェック)は実現されていた。
は、解錠されてから一定時間が経過すると自動的に施錠
されており、その時点で扉が開いている場合にはブザー
の鳴動等による警告が行われていた。したがって、カー
ドによる解錠に基づく入室が行われる際の時間的な保安
上のチェック(解錠状態の無制限な継続を防止するため
のチェック)は実現されていた。
【0005】しかし、カードによる解錠に基づく入室時
に、上述の一定時間内であれば、ブザーの鳴動等の警告
を受けずに1枚のカードで複数人の入室が可能となって
いた(上述の時間的なチェックによって無制限な多人数
の入室は困難であるが、電気ロック機構が解錠状態に保
持されている一定時間中に数人の入室は十分に可能であ
った)。
に、上述の一定時間内であれば、ブザーの鳴動等の警告
を受けずに1枚のカードで複数人の入室が可能となって
いた(上述の時間的なチェックによって無制限な多人数
の入室は困難であるが、電気ロック機構が解錠状態に保
持されている一定時間中に数人の入室は十分に可能であ
った)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の扉用カ
ード式自動錠装置では、カードによる解錠に基づく入室
時に、入室者の人数のチェックが行われていないので、
1枚のカードで複数人の入室が可能になり、これによっ
て保安上の支障が生じるという欠点があった。特に、電
子計算機室等の機密保護の要請が大きい部屋の扉に適用
される扉用カード式自動錠装置では、上述のような欠点
は深刻であった。
ード式自動錠装置では、カードによる解錠に基づく入室
時に、入室者の人数のチェックが行われていないので、
1枚のカードで複数人の入室が可能になり、これによっ
て保安上の支障が生じるという欠点があった。特に、電
子計算機室等の機密保護の要請が大きい部屋の扉に適用
される扉用カード式自動錠装置では、上述のような欠点
は深刻であった。
【0007】本発明の目的は、上述の点に鑑み、光セン
サを有効に利用することにより、電子計算機室等の機密
保護の要請が大きい部屋に対して1枚のカードで複数人
の入室が行われることを防ぐことができる扉用カード式
自動錠装置を提供することにある。
サを有効に利用することにより、電子計算機室等の機密
保護の要請が大きい部屋に対して1枚のカードで複数人
の入室が行われることを防ぐことができる扉用カード式
自動錠装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の扉用カード式自
動錠装置は、カードリーダおよび電気ロック機構が用い
られて扉に関する施錠および解錠が行われる扉用カード
式自動錠装置において、扉の開閉状態を検知してその検
知に基づく開閉検知信号を出力する検知スイッチと、発
光部および光検出部を用いて入室者を検知してその検知
に基づく検知信号を出力する光センサと、前記電気ロッ
ク機構に関する解錠保持時間を認識するための計時をタ
イマセット信号を契機として行うタイマ手段と、前記カ
ードリーダにより読み出されたカード情報と解錠許容情
報とを照合して両者が一致するか否かを判別するカード
情報照合手段と、このカード情報照合手段によって両者
が一致すると判別されたことを示す一致信号を受けた場
合に前記電気ロック機構に対する解錠信号と前記タイマ
手段に対するタイマセット信号とを出力する制御信号発
生手段と、前記電気ロック機構が前記制御信号発生手段
からの解錠信号に基づいて解錠された後に前記光センサ
からの検知信号に基づいて解錠保持時間内に1枚のカー
ドで複数人が入室していないかどうかを判別するカウン
ト判別手段と、このカウント判別手段によって1枚のカ
ードでの入室者が複数人であると判別された場合に警告
を発するアラーム信号発生手段とを有する。
動錠装置は、カードリーダおよび電気ロック機構が用い
られて扉に関する施錠および解錠が行われる扉用カード
式自動錠装置において、扉の開閉状態を検知してその検
知に基づく開閉検知信号を出力する検知スイッチと、発
光部および光検出部を用いて入室者を検知してその検知
に基づく検知信号を出力する光センサと、前記電気ロッ
ク機構に関する解錠保持時間を認識するための計時をタ
イマセット信号を契機として行うタイマ手段と、前記カ
ードリーダにより読み出されたカード情報と解錠許容情
報とを照合して両者が一致するか否かを判別するカード
情報照合手段と、このカード情報照合手段によって両者
が一致すると判別されたことを示す一致信号を受けた場
合に前記電気ロック機構に対する解錠信号と前記タイマ
手段に対するタイマセット信号とを出力する制御信号発
生手段と、前記電気ロック機構が前記制御信号発生手段
からの解錠信号に基づいて解錠された後に前記光センサ
からの検知信号に基づいて解錠保持時間内に1枚のカー
ドで複数人が入室していないかどうかを判別するカウン
ト判別手段と、このカウント判別手段によって1枚のカ
ードでの入室者が複数人であると判別された場合に警告
を発するアラーム信号発生手段とを有する。
【0009】
【作用】本発明の扉用カード式自動錠装置では、検知ス
イッチが扉の開閉状態を検知してその検知に基づく開閉
検知信号を出力し、光センサが発光部および光検出部を
用いて入室者を検知してその検知に基づく検知信号を出
力し、タイマ手段が電気ロック機構に関する解錠保持時
間を認識するための計時をタイマセット信号を契機とし
て行い、カード情報照合手段がカードリーダにより読み
出されたカード情報と解錠許容情報とを照合して両者が
一致するか否かを判別し、制御信号発生手段がカード情
報照合手段によって両者が一致すると判別されたことを
示す一致信号を受けた場合に電気ロック機構に対する解
錠信号とタイマ手段に対するタイマセット信号とを出力
し、カウント判別手段が電気ロック機構が制御信号発生
手段からの解錠信号に基づいて解錠された後に光センサ
からの検知信号に基づいて解錠保持時間内に1枚のカー
ドで複数人が入室していないかどうかを判別し、アラー
ム信号発生手段がカウント判別手段によって1枚のカー
ドでの入室者が複数人であると判別された場合に警告を
発する。
イッチが扉の開閉状態を検知してその検知に基づく開閉
検知信号を出力し、光センサが発光部および光検出部を
用いて入室者を検知してその検知に基づく検知信号を出
力し、タイマ手段が電気ロック機構に関する解錠保持時
間を認識するための計時をタイマセット信号を契機とし
て行い、カード情報照合手段がカードリーダにより読み
出されたカード情報と解錠許容情報とを照合して両者が
一致するか否かを判別し、制御信号発生手段がカード情
報照合手段によって両者が一致すると判別されたことを
示す一致信号を受けた場合に電気ロック機構に対する解
錠信号とタイマ手段に対するタイマセット信号とを出力
し、カウント判別手段が電気ロック機構が制御信号発生
手段からの解錠信号に基づいて解錠された後に光センサ
からの検知信号に基づいて解錠保持時間内に1枚のカー
ドで複数人が入室していないかどうかを判別し、アラー
ム信号発生手段がカウント判別手段によって1枚のカー
ドでの入室者が複数人であると判別された場合に警告を
発する。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【0011】図1は、本発明の扉用カード式自動錠装置
の一実施例の構成を示すブロック図である。本実施例の
扉用カード式自動錠装置は、磁気カード等のカードに記
憶されているカード情報(図4参照)を読み取るカード
リーダ1と、扉の開閉部分に設置され扉の開閉状態を検
知してその検知に基づく信号(開閉検知信号)を出力す
る検知スイッチ2と、常時は施錠状態にあり制御信号発
生手段42から解錠信号を受け取ると解錠状態になる電
気ロック機構3と、制御部4と、本実施例が適用される
扉を有する部屋における入室物体(入室者等)を検知し
てその検知に基づく検知信号を出力する光センサ5とを
含んで構成されている。
の一実施例の構成を示すブロック図である。本実施例の
扉用カード式自動錠装置は、磁気カード等のカードに記
憶されているカード情報(図4参照)を読み取るカード
リーダ1と、扉の開閉部分に設置され扉の開閉状態を検
知してその検知に基づく信号(開閉検知信号)を出力す
る検知スイッチ2と、常時は施錠状態にあり制御信号発
生手段42から解錠信号を受け取ると解錠状態になる電
気ロック機構3と、制御部4と、本実施例が適用される
扉を有する部屋における入室物体(入室者等)を検知し
てその検知に基づく検知信号を出力する光センサ5とを
含んで構成されている。
【0012】制御部4は、カード情報照合手段41と、
制御信号発生手段42と、タイマ手段43と、カウント
判別手段44と、アラーム信号発生手段45と、ジャー
ナルプリンタ出力手段46とを含んで構成されている。
なお、ジャーナルプリンタ出力手段46を設けなくて
も、本発明の扉用カード式自動錠装置を実現することは
できる。
制御信号発生手段42と、タイマ手段43と、カウント
判別手段44と、アラーム信号発生手段45と、ジャー
ナルプリンタ出力手段46とを含んで構成されている。
なお、ジャーナルプリンタ出力手段46を設けなくて
も、本発明の扉用カード式自動錠装置を実現することは
できる。
【0013】図2は、制御部4をマイクロコンピュータ
を用いて構成した場合の本実施例の扉用カード式自動錠
装置の構成を示すブロック図である。この場合の制御部
4は、CPU(Central Processing
Unit)4aと、ROM(Read Only M
emory)4bと、RAM(Random Acce
ss Memory)4cと、I/O(Input/O
utput)ポート4dと、バッファメモリ4eと、プ
リンタ4gと、時計機構4fとを含んで構成されてい
る。
を用いて構成した場合の本実施例の扉用カード式自動錠
装置の構成を示すブロック図である。この場合の制御部
4は、CPU(Central Processing
Unit)4aと、ROM(Read Only M
emory)4bと、RAM(Random Acce
ss Memory)4cと、I/O(Input/O
utput)ポート4dと、バッファメモリ4eと、プ
リンタ4gと、時計機構4fとを含んで構成されてい
る。
【0014】なお、図2に示すように、電気ロック機構
3は、ソレノイド31と、ロック部材32と、駆動回路
33とを含んで構成されている(この構成は制御部4が
マイクロコンピュータを用いて構成された場合に限られ
るものではない)。
3は、ソレノイド31と、ロック部材32と、駆動回路
33とを含んで構成されている(この構成は制御部4が
マイクロコンピュータを用いて構成された場合に限られ
るものではない)。
【0015】図3は、本実施例の扉用カード式自動錠装
置においてカードによる解錠が行われる場合の処理を示
す流れ図である。この処理は、カード入力ステップ30
1と、カード照合判別処理ステップ302と、カード正
当性判定ステップ303と、OK表示ランプ点灯ステッ
プ304と、電気ロック機構解錠ステップ305と、タ
イマ手段計時スタートステップ306と、タイムアップ
判定ステップ307と、入室者1名判定ステップ308
と、扉閉判定ステップ309と、施錠ステップ310
と、赤色プリントジャーナル出力ステップ311と、ブ
ザー鳴動ステップ312と、施錠ステップ313と、ブ
ザー鳴動ステップ314と、ブザー鳴動ステップ315
とからなる。
置においてカードによる解錠が行われる場合の処理を示
す流れ図である。この処理は、カード入力ステップ30
1と、カード照合判別処理ステップ302と、カード正
当性判定ステップ303と、OK表示ランプ点灯ステッ
プ304と、電気ロック機構解錠ステップ305と、タ
イマ手段計時スタートステップ306と、タイムアップ
判定ステップ307と、入室者1名判定ステップ308
と、扉閉判定ステップ309と、施錠ステップ310
と、赤色プリントジャーナル出力ステップ311と、ブ
ザー鳴動ステップ312と、施錠ステップ313と、ブ
ザー鳴動ステップ314と、ブザー鳴動ステップ315
とからなる。
【0016】図4は、磁気カード等のカードに記憶され
ているカード情報の構成(当該カードの記憶エリアの構
成)の一例を示す図である。このカード情報は、社員カ
ードに関するカード情報の一例であり、社員番号(個人
コード)と、会社コードと、発行年月日と、更新回数と
からなる。
ているカード情報の構成(当該カードの記憶エリアの構
成)の一例を示す図である。このカード情報は、社員カ
ードに関するカード情報の一例であり、社員番号(個人
コード)と、会社コードと、発行年月日と、更新回数と
からなる。
【0017】図5は、本実施例の扉用カード式自動錠装
置が扉(扉6)に実際に適用される場合の態様の一例を
示す図である。
置が扉(扉6)に実際に適用される場合の態様の一例を
示す図である。
【0018】ここで、扉6は、室内側および室外側に突
出するノブ61および62と、扉6の側端面に出没する
ラッチボルト63(扉6の閉動作を容易にするためのテ
ーパ部63aを先端に有するラッチボルト)とを備えて
いる。
出するノブ61および62と、扉6の側端面に出没する
ラッチボルト63(扉6の閉動作を容易にするためのテ
ーパ部63aを先端に有するラッチボルト)とを備えて
いる。
【0019】一方、扉壁7は、その端面に、ラッチボル
ト63を係入するラッチ係入溝71を有している。ま
た、扉壁7には、ラッチ係入溝71の室内側に、ソレノ
イド31,ロック部材32および駆動回路33(図示せ
ず)を有する電気ロック機構3が設けられている。さら
に、扉6を挟んだ両方の扉壁7の端面には、入室物体の
検知を行うために、発光部51および光検出部52を有
する光センサ5が設置されている。
ト63を係入するラッチ係入溝71を有している。ま
た、扉壁7には、ラッチ係入溝71の室内側に、ソレノ
イド31,ロック部材32および駆動回路33(図示せ
ず)を有する電気ロック機構3が設けられている。さら
に、扉6を挟んだ両方の扉壁7の端面には、入室物体の
検知を行うために、発光部51および光検出部52を有
する光センサ5が設置されている。
【0020】なお、扉6の近傍には、カードリーダ1,
検知スイッチ2(図示せず)および制御部4も設けられ
ている。
検知スイッチ2(図示せず)および制御部4も設けられ
ている。
【0021】次に、このように構成された本実施例の扉
用カード式自動錠装置の動作(カードによる解錠に関す
る動作)について説明する。
用カード式自動錠装置の動作(カードによる解錠に関す
る動作)について説明する。
【0022】カードリーダ1に対するカード(例えば、
社員カード)の入力(挿入)があると(ステップ30
1)、制御部4内のカード情報照合手段41は、磁気カ
ード等のカードに記憶されているカード情報(図4参
照)を読み込み(例えば、図2中のバッファメモリ4e
内に読み込む)、カード照合判別処理を実行する(ステ
ップ302)。
社員カード)の入力(挿入)があると(ステップ30
1)、制御部4内のカード情報照合手段41は、磁気カ
ード等のカードに記憶されているカード情報(図4参
照)を読み込み(例えば、図2中のバッファメモリ4e
内に読み込む)、カード照合判別処理を実行する(ステ
ップ302)。
【0023】このカード照合判別処理では、カードに記
憶されているカード情報とあらかじめRAM4c(図2
参照)等に記憶されている解錠許容情報(解錠許容情報
の構成は図4に示すカード情報の構成と同一である)と
が一致するか否かの照合判別が行われる。すなわち、カ
ード情報中の各情報(例えば、図4に示すような社員番
号,会社コード,発行年月日および更新回数)に基づい
て、カード入力者に解錠を許容すべきか否か(カードの
正当性)が判定される(ステップ303)。
憶されているカード情報とあらかじめRAM4c(図2
参照)等に記憶されている解錠許容情報(解錠許容情報
の構成は図4に示すカード情報の構成と同一である)と
が一致するか否かの照合判別が行われる。すなわち、カ
ード情報中の各情報(例えば、図4に示すような社員番
号,会社コード,発行年月日および更新回数)に基づい
て、カード入力者に解錠を許容すべきか否か(カードの
正当性)が判定される(ステップ303)。
【0024】ステップ303で「カード入力者に解錠を
許容すべきである」と判定した場合(カードが正当(O
K)であると判定した場合)には、カード情報照合手段
41は制御信号発生手段42にその旨を示す一致信号を
送る。
許容すべきである」と判定した場合(カードが正当(O
K)であると判定した場合)には、カード情報照合手段
41は制御信号発生手段42にその旨を示す一致信号を
送る。
【0025】制御信号発生手段42は、一致信号に基づ
き、OK表示ランプ(カードリーダ1等に設置されてい
る表示ランプ)を点灯し(ステップ304)、電気ロッ
ク機構3に解錠信号を送る。
き、OK表示ランプ(カードリーダ1等に設置されてい
る表示ランプ)を点灯し(ステップ304)、電気ロッ
ク機構3に解錠信号を送る。
【0026】電気ロック機構3は、制御信号発生手段4
2から解錠信号を受け取ると、ソレノイド31,ロック
部材32および駆動回路33の作用によって解錠状態と
なる(ステップ305)。すなわち、駆動回路33が駆
動され、ソレノイド31が加勢され、ロック部材32の
退出が許容されて、解錠状態が実現される。これによっ
て、ノブ62を回転して押す操作が行われれば、ラッチ
係入溝71内に係入されていたラッチボルト63はこの
ラッチ係入溝71から脱出することが可能になり、扉6
の開動作が可能になる。
2から解錠信号を受け取ると、ソレノイド31,ロック
部材32および駆動回路33の作用によって解錠状態と
なる(ステップ305)。すなわち、駆動回路33が駆
動され、ソレノイド31が加勢され、ロック部材32の
退出が許容されて、解錠状態が実現される。これによっ
て、ノブ62を回転して押す操作が行われれば、ラッチ
係入溝71内に係入されていたラッチボルト63はこの
ラッチ係入溝71から脱出することが可能になり、扉6
の開動作が可能になる。
【0027】また、電気ロック機構3は、解錠信号を受
け取ると、カウント判別手段44に光センサ信号(光セ
ンサ5を動作させる契機となる信号)を送る。
け取ると、カウント判別手段44に光センサ信号(光セ
ンサ5を動作させる契機となる信号)を送る。
【0028】カウント判別手段44は、光センサ信号に
基づき、光センサ5に光センサ開始信号(光センサ5に
よる検知を開始させる信号)を送る。
基づき、光センサ5に光センサ開始信号(光センサ5に
よる検知を開始させる信号)を送る。
【0029】光センサ5は、発光部51から光検出部5
2に向かって光線を発しており、その光線を横切る移動
物体(入室者等)の検知を行う(検知すると検知信号を
カウント判別手段44に送る)。
2に向かって光線を発しており、その光線を横切る移動
物体(入室者等)の検知を行う(検知すると検知信号を
カウント判別手段44に送る)。
【0030】ステップ303で「カード入力者に解錠を
許容すべきでない」と判定した場合(カードが正当でな
いと判定した場合)には、カード情報照合手段41は制
御信号発生手段42にその旨を示す不一致信号を送る。
許容すべきでない」と判定した場合(カードが正当でな
いと判定した場合)には、カード情報照合手段41は制
御信号発生手段42にその旨を示す不一致信号を送る。
【0031】制御信号発生手段42は、不一致信号に基
づき、カード不一致信号をアラーム信号発生手段45に
送る。
づき、カード不一致信号をアラーム信号発生手段45に
送る。
【0032】アラーム信号発生手段45は、カード不一
致信号に基づき、ブザー(警告のためのブザー。ブザー
はアラーム信号発生手段45に設けられている)を鳴動
し(ステップ312)、アラーム信号をジャーナルプリ
ンタ出力手段46に送る。
致信号に基づき、ブザー(警告のためのブザー。ブザー
はアラーム信号発生手段45に設けられている)を鳴動
し(ステップ312)、アラーム信号をジャーナルプリ
ンタ出力手段46に送る。
【0033】ジャーナルプリンタ出力手段46は、アラ
ーム信号に基づき、カードが正当でないことを示すアラ
ームメッセージを有する赤色プリントジャーナル(赤色
で注意が喚起された入室履歴を示すプリント情報)を出
力する(ステップ311)。なお、ブザーが鳴動される
いずれの場合にも、このような赤色プリントジャーナル
の出力が行われ、入室履歴の管理に便が供される(入室
履歴の管理はプリンタ(図2中のプリンタ4g等)によ
る管理に限られるものではなく、フロッピーディスクに
よる管理等も可能である)。
ーム信号に基づき、カードが正当でないことを示すアラ
ームメッセージを有する赤色プリントジャーナル(赤色
で注意が喚起された入室履歴を示すプリント情報)を出
力する(ステップ311)。なお、ブザーが鳴動される
いずれの場合にも、このような赤色プリントジャーナル
の出力が行われ、入室履歴の管理に便が供される(入室
履歴の管理はプリンタ(図2中のプリンタ4g等)によ
る管理に限られるものではなく、フロッピーディスクに
よる管理等も可能である)。
【0034】ステップ311の処理が終了すると、図3
に示す処理が終了し、次の利用者(カード入力者)によ
るカードリーダ1に対するカードの入力に備えられる
(他の処理を経てステップ311の処理が行われる場合
も同様である)。
に示す処理が終了し、次の利用者(カード入力者)によ
るカードリーダ1に対するカードの入力に備えられる
(他の処理を経てステップ311の処理が行われる場合
も同様である)。
【0035】ステップ305で電気ロック機構3が解錠
状態に設定された時点(電気ロック機構3への解錠信号
が出力された時点)において、制御信号発生手段42は
タイマセット信号をタイマ手段43に送る。
状態に設定された時点(電気ロック機構3への解錠信号
が出力された時点)において、制御信号発生手段42は
タイマセット信号をタイマ手段43に送る。
【0036】タイマ手段43は、タイマセット信号に基
づき、電気ロック機構3の解錠後の計時(後述する解錠
保持時間を認識するための計時)をスタートする(ステ
ップ306)。
づき、電気ロック機構3の解錠後の計時(後述する解錠
保持時間を認識するための計時)をスタートする(ステ
ップ306)。
【0037】制御信号発生手段42は、タイマ手段43
による計時と検知スイッチ2からの開閉検知信号とに基
づき、扉6が開かれずに(閉じたままで)あらかじめ設
定されている解錠保持時間(解錠が指示されてからその
解錠状態を保持している一定時間)が経過したか否か
(タイムアップであるか否か)を判定する(ステップ3
07)。ここで、解錠保持時間は、任意の設定が可能で
あるが、カード入力者が扉6を開けて入室して扉6を閉
じるために十分な時間(さらに、ある程度の余裕時間が
加味されている。通常は10秒程度)に設定されるのが
一般的である。
による計時と検知スイッチ2からの開閉検知信号とに基
づき、扉6が開かれずに(閉じたままで)あらかじめ設
定されている解錠保持時間(解錠が指示されてからその
解錠状態を保持している一定時間)が経過したか否か
(タイムアップであるか否か)を判定する(ステップ3
07)。ここで、解錠保持時間は、任意の設定が可能で
あるが、カード入力者が扉6を開けて入室して扉6を閉
じるために十分な時間(さらに、ある程度の余裕時間が
加味されている。通常は10秒程度)に設定されるのが
一般的である。
【0038】ステップ307で扉6が開かれずにタイム
アップになっと判定した場合には、制御信号発生手段4
2は、電気ロック機構3に施錠信号を送り、アラーム信
号発生手段45にタイムアップ信号を送る。
アップになっと判定した場合には、制御信号発生手段4
2は、電気ロック機構3に施錠信号を送り、アラーム信
号発生手段45にタイムアップ信号を送る。
【0039】電気ロック機構3は、施錠信号に基づき、
施錠状態に復帰する(ステップ313)。
施錠状態に復帰する(ステップ313)。
【0040】アラーム信号発生手段45は、タイムアッ
プ信号に基づき、アラーム信号をジャーナルプリンタ出
力手段46に送る。
プ信号に基づき、アラーム信号をジャーナルプリンタ出
力手段46に送る。
【0041】ジャーナルプリンタ出力手段46は、アラ
ーム信号に基づき、扉6が開かれずにタイムアップした
ことを示すアラームメッセージを有する赤色プリントジ
ャーナルを出力する(ステップ311)。
ーム信号に基づき、扉6が開かれずにタイムアップした
ことを示すアラームメッセージを有する赤色プリントジ
ャーナルを出力する(ステップ311)。
【0042】ステップ307でタイムアップとなるまで
に扉6が開かれていると判定された場合には、カウント
判別手段44は、開かれた扉6に係る通路を通っての入
室者が1名であるか否かを判定する(ステップ30
8)。
に扉6が開かれていると判定された場合には、カウント
判別手段44は、開かれた扉6に係る通路を通っての入
室者が1名であるか否かを判定する(ステップ30
8)。
【0043】光センサ5は、光センサ開始信号の受信後
に扉6が開かれると、入室者の検知を行い、入室者を検
知する毎に検知信号をカウント判別手段44に送る。ス
テップ308の判定は、この検知信号のカウントによっ
て行われる。
に扉6が開かれると、入室者の検知を行い、入室者を検
知する毎に検知信号をカウント判別手段44に送る。ス
テップ308の判定は、この検知信号のカウントによっ
て行われる。
【0044】ステップ308で入室者が1名ではないと
判定した場合(2名以上が入室した場合)には、カウン
ト判別手段44はアラーム手段45に複数人入室信号を
送る。
判定した場合(2名以上が入室した場合)には、カウン
ト判別手段44はアラーム手段45に複数人入室信号を
送る。
【0045】アラーム信号発生手段45は、ブザーを鳴
動し(ステップ314)、ジャーナルプリンタ出力手段
46にアラーム信号を送る。
動し(ステップ314)、ジャーナルプリンタ出力手段
46にアラーム信号を送る。
【0046】ジャーナルプリンタ出力手段46は、アラ
ーム信号に基づき、複数人の入室があったことを示すア
ラームメッセージ(複数人の入室が行われた際にカード
リーダ1に入力されたカードを特定するための情報(カ
ード情報照合手段41から受け取る情報)も含まれる)
を有する赤色プリントジャーナルを出力する(ステップ
311)。
ーム信号に基づき、複数人の入室があったことを示すア
ラームメッセージ(複数人の入室が行われた際にカード
リーダ1に入力されたカードを特定するための情報(カ
ード情報照合手段41から受け取る情報)も含まれる)
を有する赤色プリントジャーナルを出力する(ステップ
311)。
【0047】ステップ308で解錠保持時間に係るタイ
ムアップに至るまでの入室者が1名であると判定した場
合には、制御信号発生手段42は、検知スイッチ2から
の開閉検知信号とタイマ手段43の計時とに基づいて、
タイムアップの時点において扉6が閉じられているか否
かを判定する(ステップ309)。
ムアップに至るまでの入室者が1名であると判定した場
合には、制御信号発生手段42は、検知スイッチ2から
の開閉検知信号とタイマ手段43の計時とに基づいて、
タイムアップの時点において扉6が閉じられているか否
かを判定する(ステップ309)。
【0048】ステップ309で扉6が閉じられていると
判定した場合には、制御信号発生手段42は施錠信号を
電気ロック機構3に送る。
判定した場合には、制御信号発生手段42は施錠信号を
電気ロック機構3に送る。
【0049】電気ロック機構3は、施錠信号に基づき、
施錠状態に復帰する(ステップ310)。
施錠状態に復帰する(ステップ310)。
【0050】ステップ309で扉6が閉じられていない
と判定した場合には、制御信号発生手段42はその旨を
示す扉開放信号をアラーム信号発生手段45に送る。
と判定した場合には、制御信号発生手段42はその旨を
示す扉開放信号をアラーム信号発生手段45に送る。
【0051】アラーム信号発生手段45は、ブザーを鳴
動し(ステップ315)、ジャーナルプリンタ出力手段
46にアラーム信号を送る。
動し(ステップ315)、ジャーナルプリンタ出力手段
46にアラーム信号を送る。
【0052】ジャーナルプリンタ出力手段46は、アラ
ーム信号に基づき、タイムアップ時に扉6が開かれてい
ることを示すアラームメッセージを有する赤色プリント
ジャーナルを出力する(ステップ311)。
ーム信号に基づき、タイムアップ時に扉6が開かれてい
ることを示すアラームメッセージを有する赤色プリント
ジャーナルを出力する(ステップ311)。
【0053】一方、タイマ手段43は、解錠保持時間の
経過後に、カウント判別手段44にタイマオフ信号(解
錠保持時間の経過を示す信号)を送る。
経過後に、カウント判別手段44にタイマオフ信号(解
錠保持時間の経過を示す信号)を送る。
【0054】カウント判別手段44は、タイマオフ信号
に基づき、光センサ終了信号(光センサ5による検知を
終了させる信号)を光センサ5に送り、光センサ5の動
作を終了させる(光センサ5を動作させたままにしてお
くと扉用カード式自動錠装置の誤動作の要因になりやす
い)。
に基づき、光センサ終了信号(光センサ5による検知を
終了させる信号)を光センサ5に送り、光センサ5の動
作を終了させる(光センサ5を動作させたままにしてお
くと扉用カード式自動錠装置の誤動作の要因になりやす
い)。
【0055】なお、室内からの扉6の開閉については従
来の扉用カード式自動錠装置の動作と同様であり、室内
からは扉6のノブ61を回転操作することによって電気
ロック機構3を解錠して扉6を開けることができる。
来の扉用カード式自動錠装置の動作と同様であり、室内
からは扉6のノブ61を回転操作することによって電気
ロック機構3を解錠して扉6を開けることができる。
【0056】最後に、制御部4がマイクロコンピュータ
を用いて構成された場合について、図2を参照して説明
を加えておく。この場合にも、制御部4の制御によって
上述のような動作が行われることはいうまでもない。
を用いて構成された場合について、図2を参照して説明
を加えておく。この場合にも、制御部4の制御によって
上述のような動作が行われることはいうまでもない。
【0057】図2において、制御部4を構成するマイク
ロコンピュータは、CPU4a,ROM4b,RAM4
cおよびI/Oポート4dからなる基本構成と、バッフ
ァメモリ4eと、時計機構4fと、プリンタ4gとを含
んで構成されている。I/Oポート4dには、検知スイ
ッチ2,光センサ5,電気ロック機構3内の駆動回路3
3,CPU4a,バッファメモリ4e,時計機構4fお
よびプリンタ4gが接続されている。
ロコンピュータは、CPU4a,ROM4b,RAM4
cおよびI/Oポート4dからなる基本構成と、バッフ
ァメモリ4eと、時計機構4fと、プリンタ4gとを含
んで構成されている。I/Oポート4dには、検知スイ
ッチ2,光センサ5,電気ロック機構3内の駆動回路3
3,CPU4a,バッファメモリ4e,時計機構4fお
よびプリンタ4gが接続されている。
【0058】CPU4aは、ROM4bおよびRAM4
cに対するアクセスを行い、I/Oポート4dを介して
各部より送出されてくる信号を解読して、I/Oポート
4dを介して各部に必要な制御信号を送信する等の処理
を行う。すなわち、制御部4における動作の基本的な制
御を行う。
cに対するアクセスを行い、I/Oポート4dを介して
各部より送出されてくる信号を解読して、I/Oポート
4dを介して各部に必要な制御信号を送信する等の処理
を行う。すなわち、制御部4における動作の基本的な制
御を行う。
【0059】ROM4bは、上述のような動作を行わせ
るための制御に必要な基本プログラムを記憶している。
るための制御に必要な基本プログラムを記憶している。
【0060】RAM4cは、カード情報と照合される解
錠許容情報を記憶している。
錠許容情報を記憶している。
【0061】バッファメモリ4eは、カードリーダ1か
ら読み出されるカード情報を一時的に記憶する。
ら読み出されるカード情報を一時的に記憶する。
【0062】時計機構4fは、タイマ手段43を実現す
るための機構であり、電気ロック機構3が解錠された時
点等にCPU4aによって参照される。このようなCP
U4aによる時計機構4fの参照に基づいて、解錠保持
時間の経過等が判断される。
るための機構であり、電気ロック機構3が解錠された時
点等にCPU4aによって参照される。このようなCP
U4aによる時計機構4fの参照に基づいて、解錠保持
時間の経過等が判断される。
【0063】プリンタ4gは、ジャーナルプリンタ出力
手段46を実現するためのプリンタである。
手段46を実現するためのプリンタである。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光センサ
を有効に使用して、機密保護の要請が大きい電子計算機
室等において入室者を厳密に制限し、カード入力者と同
時に入室しようとする者がある場合にブザー等の警告に
よって周囲の注意を喚起し、必要に応じて入室履歴を管
理すること(ジャーナルプリンタ出力手段による管理を
行うこと等)により、1枚のカードで複数人の入室が行
われることを防ぐことができ、電子計算機室等への未登
録者の侵入の防止や災害の未然防止が可能になるという
効果がある。
を有効に使用して、機密保護の要請が大きい電子計算機
室等において入室者を厳密に制限し、カード入力者と同
時に入室しようとする者がある場合にブザー等の警告に
よって周囲の注意を喚起し、必要に応じて入室履歴を管
理すること(ジャーナルプリンタ出力手段による管理を
行うこと等)により、1枚のカードで複数人の入室が行
われることを防ぐことができ、電子計算機室等への未登
録者の侵入の防止や災害の未然防止が可能になるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1中の制御部をマイクロコンピュータで構成
した場合の図1に示す扉用カード式自動錠装置の構成を
示すブロック図である。
した場合の図1に示す扉用カード式自動錠装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】図1に示す扉用カード式自動錠装置の処理を示
す流れ図である。
す流れ図である。
【図4】図1中のカードリーダの読出しの対象のカード
に記憶されているカード情報の構成の一例を示す図であ
る。
に記憶されているカード情報の構成の一例を示す図であ
る。
【図5】図1に示す扉用カード式自動錠装置が扉に実際
に適用される場合の態様の一例を示す図である。
に適用される場合の態様の一例を示す図である。
1 カードリーダ 2 検知スイッチ 3 電気ロック機構 4 制御部 5 光センサ 6 扉 7 扉壁 31 ソレノイド 32 ロック部材 33 駆動回路 41 カード情報照合手段 42 制御信号発生手段 43 タイマ手段 44 カウント判別手段 45 アラーム信号発生手段 46 ジャーナルプリンタ出力手段 4a CPU 4b ROM 4c RAM 4d I/Oポート 4e バッファメモリ 4f 時計機構 4g プリンタ 51 発光部 52 光検出部 61,62 ノブ 63 ラッチボルト 63a テーパ部 71 ラッチ係入溝
Claims (1)
- 【請求項1】 カードリーダおよび電気ロック機構が用
いられて扉に関する施錠および解錠が行われる扉用カー
ド式自動錠装置において、 扉の開閉状態を検知してその検知に基づく開閉検知信号
を出力する検知スイッチと、 発光部および光検出部を用いて入室者を検知してその検
知に基づく検知信号を出力する光センサと、 前記電気ロック機構に関する解錠保持時間を認識するた
めの計時をタイマセット信号を契機として行うタイマ手
段と、 前記カードリーダにより読み出されたカード情報と解錠
許容情報とを照合して両者が一致するか否かを判別する
カード情報照合手段と、 このカード情報照合手段によって両者が一致すると判別
されたことを示す一致信号を受けた場合に前記電気ロッ
ク機構に対する解錠信号と前記タイマ手段に対するタイ
マセット信号とを出力する制御信号発生手段と、 前記電気ロック機構が前記制御信号発生手段からの解錠
信号に基づいて解錠された後に前記光センサからの検知
信号に基づいて解錠保持時間内に1枚のカードで複数人
が入室していないかどうかを判別するカウント判別手段
と、 このカウント判別手段によって1枚のカードでの入室者
が複数人であると判別された場合に警告を発するアラー
ム信号発生手段とを有することを特徴とする扉用カード
式自動錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28237892A JPH06108715A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 扉用カード式自動錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28237892A JPH06108715A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 扉用カード式自動錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06108715A true JPH06108715A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17651623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28237892A Pending JPH06108715A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 扉用カード式自動錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06108715A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5576526A (en) * | 1992-05-13 | 1996-11-19 | Schulte-Schlagbaum Aktiengesellschaft | Closure system |
JP2009281039A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 入退室管理システム |
CN118658230A (zh) * | 2024-08-19 | 2024-09-17 | 深圳妙月科技有限公司 | 物联网一卡通平台的动态权限管理与访问控制方法 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP28237892A patent/JPH06108715A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5576526A (en) * | 1992-05-13 | 1996-11-19 | Schulte-Schlagbaum Aktiengesellschaft | Closure system |
JP2009281039A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 入退室管理システム |
CN118658230A (zh) * | 2024-08-19 | 2024-09-17 | 深圳妙月科技有限公司 | 物联网一卡通平台的动态权限管理与访问控制方法 |
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