JPH06101996A - 電熱化学榴弾砲用の弾薬 - Google Patents
電熱化学榴弾砲用の弾薬Info
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- JPH06101996A JPH06101996A JP25254092A JP25254092A JPH06101996A JP H06101996 A JPH06101996 A JP H06101996A JP 25254092 A JP25254092 A JP 25254092A JP 25254092 A JP25254092 A JP 25254092A JP H06101996 A JPH06101996 A JP H06101996A
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- Japan
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- propellant
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
- F42B5/00—Cartridge ammunition, e.g. separately-loaded propellant charges
- F42B5/38—Separately-loaded propellant charges, e.g. cartridge bags
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41A—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
- F41A1/00—Missile propulsion characterised by the use of explosive or combustible propellant charges
- F41A1/04—Missile propulsion using the combustion of a liquid, loose powder or gaseous fuel, e.g. hypergolic fuel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
- F42B5/00—Cartridge ammunition, e.g. separately-loaded propellant charges
- F42B5/02—Cartridges, i.e. cases with charge and missile
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- F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
- F42B5/00—Cartridge ammunition, e.g. separately-loaded propellant charges
- F42B5/02—Cartridges, i.e. cases with charge and missile
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は電熱化学榴弾砲用の弾薬に関し、特
に、独立して形成された各発射薬部を水とアルミニウム
等の電熱化学薬で構成し、射撃速度の向上を計ることを
特徴とする。 【構成】 本発明による電熱化学榴弾砲用の弾薬は、水
(3)及びこの水(3)と反応する反応物体(7)よりなる複数
の独立した発射薬部(23〜26)を有する構成である。
に、独立して形成された各発射薬部を水とアルミニウム
等の電熱化学薬で構成し、射撃速度の向上を計ることを
特徴とする。 【構成】 本発明による電熱化学榴弾砲用の弾薬は、水
(3)及びこの水(3)と反応する反応物体(7)よりなる複数
の独立した発射薬部(23〜26)を有する構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電熱化学榴弾砲用の弾
薬に関し、特に、独立して形成された各発射薬部を水と
アルミニウム又はボロン等の反応物体とよりなる電熱化
学薬で構成し、作業の軽便化と射撃速度の向上を計るた
めの新規な改良に関する。
薬に関し、特に、独立して形成された各発射薬部を水と
アルミニウム又はボロン等の反応物体とよりなる電熱化
学薬で構成し、作業の軽便化と射撃速度の向上を計るた
めの新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の榴弾砲用
の弾薬としては、図示していないが、一般に、固体火薬
で構成され各々独立してパッケージ化された発射薬部を
用い、燃焼時に発生する水、二酸化炭素、一酸化炭素、
窒素等よりなる高温の混合気体によって弾を加速発射さ
せていた。
の弾薬としては、図示していないが、一般に、固体火薬
で構成され各々独立してパッケージ化された発射薬部を
用い、燃焼時に発生する水、二酸化炭素、一酸化炭素、
窒素等よりなる高温の混合気体によって弾を加速発射さ
せていた。
【0003】また、電熱化学砲弾を用いた構成として
は、榴弾砲用としての構成は開発されておらず、図5に
示す砲弾としての構造が、本出願人による社内実験で採
用されている。すなわち、図5において符号1で示され
るものは電気絶縁体よりなり水3を収容したケーシング
であり、このケーシング1の後端部には、アルミニウム
等で構成された電熱線4を一体状に接続して有する電極
2が螺合して設けられている。
は、榴弾砲用としての構成は開発されておらず、図5に
示す砲弾としての構造が、本出願人による社内実験で採
用されている。すなわち、図5において符号1で示され
るものは電気絶縁体よりなり水3を収容したケーシング
であり、このケーシング1の後端部には、アルミニウム
等で構成された電熱線4を一体状に接続して有する電極
2が螺合して設けられている。
【0004】前記ケーシング1の先端部の内壁にはねじ
孔部1aが形成されており、このねじ孔部1aには前記
電熱線4が接続されたアルミニウム筒体5が螺合されて
いる。前記アルミニウム筒体5内には、金属等からなる
導電性の容器6が嵌合して設けられ、この容器6内には
アルミニウム粉、ボロン粉等からなる反応物体7,7
a,7bと水8,8aとが隔壁9,9a,9b,9cを
介して交互に独立して配設されている。これらの反応物
体7,7a,7bと水8,8aの量は、この容器6に設
けられた弾10に近づくほど増加して構成されている。
なお、前記電極2と容器6間には、電源11とスイッチ
12が直列に接続されている。
孔部1aが形成されており、このねじ孔部1aには前記
電熱線4が接続されたアルミニウム筒体5が螺合されて
いる。前記アルミニウム筒体5内には、金属等からなる
導電性の容器6が嵌合して設けられ、この容器6内には
アルミニウム粉、ボロン粉等からなる反応物体7,7
a,7bと水8,8aとが隔壁9,9a,9b,9cを
介して交互に独立して配設されている。これらの反応物
体7,7a,7bと水8,8aの量は、この容器6に設
けられた弾10に近づくほど増加して構成されている。
なお、前記電極2と容器6間には、電源11とスイッチ
12が直列に接続されている。
【0005】次に、動作について説明する。まず、スイ
ッチ12をオンとすると、電源11より電極2、容器
6、アルミニウム筒体5及び水3を経て電熱線4に電力
が供給され、この電熱線4の加熱によって水3が高温水
蒸気となり点火作用をなす。この高温水蒸気がある一定
圧を越えると、アルミニウム筒体5と容器6の底部5
a,6aが破壊され、反応物体7に入射して反応し、高
温高圧の水素ガスを発生する。その後、各隔壁9a〜9
cが順次破壊され、水8,8aと反応物体7,7a,7
bが反応して最終的に弾10が発射される。
ッチ12をオンとすると、電源11より電極2、容器
6、アルミニウム筒体5及び水3を経て電熱線4に電力
が供給され、この電熱線4の加熱によって水3が高温水
蒸気となり点火作用をなす。この高温水蒸気がある一定
圧を越えると、アルミニウム筒体5と容器6の底部5
a,6aが破壊され、反応物体7に入射して反応し、高
温高圧の水素ガスを発生する。その後、各隔壁9a〜9
cが順次破壊され、水8,8aと反応物体7,7a,7
bが反応して最終的に弾10が発射される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の榴弾砲用の弾薬
並びに電熱化学弾は、以上のように構成されていたた
め、次のような課題が存在していた。すなわち、前述の
固体化薬を用いる構成は、分子量の大きい気体で弾を加
速していたので、速度2Km/秒程度の上限が存在して
いた。
並びに電熱化学弾は、以上のように構成されていたた
め、次のような課題が存在していた。すなわち、前述の
固体化薬を用いる構成は、分子量の大きい気体で弾を加
速していたので、速度2Km/秒程度の上限が存在して
いた。
【0007】また、前述の電熱化学砲弾は、水と反応物
体とが各々隔壁によって独立して設けられ、全体が容器
で固定されていたため、その量や数を任意に変更して目
標射程に応じて発射薬量の調整を行うことは不可能であ
った。
体とが各々隔壁によって独立して設けられ、全体が容器
で固定されていたため、その量や数を任意に変更して目
標射程に応じて発射薬量の調整を行うことは不可能であ
った。
【0008】本発明は以上のような課題を解決するため
になされたもので、特に、独立して形成された各発射薬
部を水とアルミニウム又はボロン等の反応物体よりなる
電熱化学発射薬で構成し、初速の向上による射程の増大
と作業の軽便化に伴う射撃速度の向上を計るようにした
電熱化学榴弾砲用の弾薬を提供することを目的とする。
になされたもので、特に、独立して形成された各発射薬
部を水とアルミニウム又はボロン等の反応物体よりなる
電熱化学発射薬で構成し、初速の向上による射程の増大
と作業の軽便化に伴う射撃速度の向上を計るようにした
電熱化学榴弾砲用の弾薬を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による電熱化学榴
弾砲用の弾薬は、複数の独立した発射薬部により弾を発
射するようにした電熱化学榴弾砲用の弾薬において、前
記発射薬部は、水及びこの水と反応する反応物体よりな
る構成である。
弾砲用の弾薬は、複数の独立した発射薬部により弾を発
射するようにした電熱化学榴弾砲用の弾薬において、前
記発射薬部は、水及びこの水と反応する反応物体よりな
る構成である。
【0010】さらに詳細には、前記各発射薬部の大きさ
又は数を選択して用いるようにした構成である。
又は数を選択して用いるようにした構成である。
【0011】さらに詳細には、前記各発射薬部は、弾と
持続された薬莢に収容されている構成である。
持続された薬莢に収容されている構成である。
【0012】さらに詳細には、各発射薬部の端部位置に
は、点火用発射薬部を有し、この点火用発射薬部は前記
水と反応物体よりなる構成である。
は、点火用発射薬部を有し、この点火用発射薬部は前記
水と反応物体よりなる構成である。
【0013】
【作用】本発明による電熱化学榴弾砲用の弾薬において
は、弾を発射するための複数の発射薬部は、水及びこの
水と反応する反応物体より構成されているため、初段の
点火用発射薬部に点火し、水と反応物体との化学反応に
より生成した高温・高圧の気体は、次段の各発射薬部に
順次反応して行き、総合した状態の高温・高圧の水素ガ
スで弾は加速発射される。なお、各発射薬部の発射薬量
を選択するか、又は、その数を選択することにより、任
意の発射薬量を簡単に選択でき、射程の調節を自在に調
節することができる。
は、弾を発射するための複数の発射薬部は、水及びこの
水と反応する反応物体より構成されているため、初段の
点火用発射薬部に点火し、水と反応物体との化学反応に
より生成した高温・高圧の気体は、次段の各発射薬部に
順次反応して行き、総合した状態の高温・高圧の水素ガ
スで弾は加速発射される。なお、各発射薬部の発射薬量
を選択するか、又は、その数を選択することにより、任
意の発射薬量を簡単に選択でき、射程の調節を自在に調
節することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面と共に本発明による電熱化学榴弾
砲用の弾薬の好適な実施例について詳細に説明する。な
お、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説
明する。図1から図4迄は本発明による電熱化学榴弾砲
用の弾薬を示すもので、図1は点火用発射薬部を示す断
面図、図2は電熱化学榴弾砲を示す断面図、図3は半固
定式電熱化学砲弾を用いた電熱化学榴弾砲を示す断面
図、図4は図3の半固定式電熱化学砲弾を示す拡大断面
図である。
砲用の弾薬の好適な実施例について詳細に説明する。な
お、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説
明する。図1から図4迄は本発明による電熱化学榴弾砲
用の弾薬を示すもので、図1は点火用発射薬部を示す断
面図、図2は電熱化学榴弾砲を示す断面図、図3は半固
定式電熱化学砲弾を用いた電熱化学榴弾砲を示す断面
図、図4は図3の半固定式電熱化学砲弾を示す拡大断面
図である。
【0015】図2において符号20で示されるものは電
熱化学榴弾砲を構成するための砲身であり、この砲身2
0の砲腔20a内には、その端部の砲端20b側から点
火端子21、点火用発射薬部22、第1発射薬部23、
第2発射薬部24、第3発射薬部25、第4発射薬部2
6及び弾10が配設されており、この弾10の底部10
aには、高温水素が砲口20cから放出された時に爆発
するのを防止するための酸素を発生する物質である例え
ば硝酸アンモニウムからなる爆発防止剤10bが設けら
れている。
熱化学榴弾砲を構成するための砲身であり、この砲身2
0の砲腔20a内には、その端部の砲端20b側から点
火端子21、点火用発射薬部22、第1発射薬部23、
第2発射薬部24、第3発射薬部25、第4発射薬部2
6及び弾10が配設されており、この弾10の底部10
aには、高温水素が砲口20cから放出された時に爆発
するのを防止するための酸素を発生する物質である例え
ば硝酸アンモニウムからなる爆発防止剤10bが設けら
れている。
【0016】前記点火用発射薬部22は、図1で示すよ
うに構成されており、電気絶縁体よりなり水3を収容し
たケーシング1の後端部には、アルミニウム等の電熱線
4を一体状に接続して有する電極2が螺合して設けられ
ている。
うに構成されており、電気絶縁体よりなり水3を収容し
たケーシング1の後端部には、アルミニウム等の電熱線
4を一体状に接続して有する電極2が螺合して設けられ
ている。
【0017】前記ケーシング1の先端部の内壁にはねじ
孔部1aが形成されており、このねじ孔部1aには前記
電熱線4が接続されたアルミニウム筒体5が螺合されて
いる。前記アルミニウム筒体5にはアルミニウム粉又は
ボロン粉等の水と反応する反応物体7が充填されて蓋体
5Aにより密閉されている。
孔部1aが形成されており、このねじ孔部1aには前記
電熱線4が接続されたアルミニウム筒体5が螺合されて
いる。前記アルミニウム筒体5にはアルミニウム粉又は
ボロン粉等の水と反応する反応物体7が充填されて蓋体
5Aにより密閉されている。
【0018】前記各発射薬部23〜26は、前述の水3
と反応物体7(粉体よりなる)とを混合して有する電熱
化学薬の構成よりなり、各発射薬部23〜26はパッケ
ージ化されて各々独立して構成され、その量(容積)並
びに数を任意に選択して設定することができるように構
成されている。また、前記砲身20と前記砲端20bの
固定子26に設けた点火端子21間には、電源11とス
イッチ12が直列に接続されている。
と反応物体7(粉体よりなる)とを混合して有する電熱
化学薬の構成よりなり、各発射薬部23〜26はパッケ
ージ化されて各々独立して構成され、その量(容積)並
びに数を任意に選択して設定することができるように構
成されている。また、前記砲身20と前記砲端20bの
固定子26に設けた点火端子21間には、電源11とス
イッチ12が直列に接続されている。
【0019】次に動作について説明する。前述の構成に
おいて、スイッチ12をオンとすると、初段の点火用発
射薬部22の電熱線4が加熱されて高温水蒸気が発生
し、この高温水蒸気によりアルミニウム筒体5が溶融
し、この高温水蒸気と粉状の反応物体7とが化学反応を
起こし、高温・高圧の水素ガスを発生する。
おいて、スイッチ12をオンとすると、初段の点火用発
射薬部22の電熱線4が加熱されて高温水蒸気が発生
し、この高温水蒸気によりアルミニウム筒体5が溶融
し、この高温水蒸気と粉状の反応物体7とが化学反応を
起こし、高温・高圧の水素ガスを発生する。
【0020】この水素ガスは、次段の第1発射薬部23
へ噴射されてこの第1発射薬部23が反応し、順次他の
各発射薬部24,25,26が反応して総合的に発生し
た水素ガスにより弾10が砲口20cから発射される。
へ噴射されてこの第1発射薬部23が反応し、順次他の
各発射薬部24,25,26が反応して総合的に発生し
た水素ガスにより弾10が砲口20cから発射される。
【0021】なお、各発射薬部23〜26の発射薬量又
はその数を選択することにより、任意発射薬量を簡単に
選択でき、弾10の射程の調節を自在に調節することが
できる。また、各発射薬部23〜26の大きさは同じで
も可で、さらには、別々の大きさのものがランダムに配
置されていても可である。
はその数を選択することにより、任意発射薬量を簡単に
選択でき、弾10の射程の調節を自在に調節することが
できる。また、各発射薬部23〜26の大きさは同じで
も可で、さらには、別々の大きさのものがランダムに配
置されていても可である。
【0022】図3は、前記各発射薬部23〜26及び弾
10からなる電熱化学発射弾40が薬莢41に装填され
てパッケージ化された構造で構成されており、各種の選
択済の発射薬部23〜26を継ぎ合わせ、任意の射程距
離を有するようにした構成の電熱化学発射弾40を砲身
20に装填した構成である。
10からなる電熱化学発射弾40が薬莢41に装填され
てパッケージ化された構造で構成されており、各種の選
択済の発射薬部23〜26を継ぎ合わせ、任意の射程距
離を有するようにした構成の電熱化学発射弾40を砲身
20に装填した構成である。
【0023】また、図4は、前述の電熱化学発射弾40
を拡大して示す断面図であり、薬莢41と弾10とが半
固定式に接続され、弾10は高温水素ガスにより薬莢4
1から抜け出して砲口20cから発射される構成であ
る。また、各発射薬部23〜26は薬莢41内に挿入自
在に構成され、任意の大きさ、数を装填できるものであ
る。
を拡大して示す断面図であり、薬莢41と弾10とが半
固定式に接続され、弾10は高温水素ガスにより薬莢4
1から抜け出して砲口20cから発射される構成であ
る。また、各発射薬部23〜26は薬莢41内に挿入自
在に構成され、任意の大きさ、数を装填できるものであ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明による電熱化学榴弾の弾薬は、以
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、従来の固体火薬を用いた構成
と異なり、電熱化学薬を発射薬として弾を発射する榴弾
砲を実現することができるため、軽量ガスによる超高速
発射が可能となるので最大射程の増大と任意の射程距離
の実現を固体火薬を用いた榴弾砲と同様の作用を得るこ
とができる。また、固体火薬と異なり、危険度が低く、
その取り扱いが容易となり、実戦における事故も軽減化
することができる。
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、従来の固体火薬を用いた構成
と異なり、電熱化学薬を発射薬として弾を発射する榴弾
砲を実現することができるため、軽量ガスによる超高速
発射が可能となるので最大射程の増大と任意の射程距離
の実現を固体火薬を用いた榴弾砲と同様の作用を得るこ
とができる。また、固体火薬と異なり、危険度が低く、
その取り扱いが容易となり、実戦における事故も軽減化
することができる。
【図1】本発明による電熱化学榴弾砲用の弾薬における
点火用発射薬部を示す断面図である。
点火用発射薬部を示す断面図である。
【図2】電熱化学榴弾砲を示す断面図である。
【図3】半固定式電熱化学砲弾を用いた電熱化学榴弾砲
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】図3の半固定式電熱化学砲弾を示す拡大断面図
である。
である。
【図5】従来の電熱化学砲弾を示す断面図である。
3 水 7 反応物体 10 弾 22 点火用発射薬部 23〜26 発射薬部 41 薬莢
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の独立した発射薬部(23〜26)により
弾(10)を発射するようにした電熱化学榴弾砲用の弾薬に
おいて、前記発射薬部(23〜26)は、水(3)及びこの水(3)
と反応する反応物体(7)よりなることを特徴とする電熱
化学榴弾砲用の弾薬。 - 【請求項2】 前記各発射薬部(23〜26)の大きさ又は数
を選択して用いるように構成したことを特徴とする請求
項1記載の電熱化学榴弾砲用の弾薬。 - 【請求項3】 前記各発射薬部(23〜26)は、弾(10)と持
続された薬莢(41)に収容されていることを特徴とする請
求項1又は2記載の電熱化学榴弾砲用の弾薬。 - 【請求項4】 前記各発射薬部(23〜26)の端部位置に
は、点火用発射薬部(22)を有し、前記点火用発射薬部(2
2)は前記水(3)と反応物体(7)よりなることを特徴とする
請求項1ないし3の何れかに記載の電熱化学榴弾砲用の
弾薬。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25254092A JPH06101996A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 電熱化学榴弾砲用の弾薬 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25254092A JPH06101996A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 電熱化学榴弾砲用の弾薬 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06101996A true JPH06101996A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17238799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25254092A Pending JPH06101996A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 電熱化学榴弾砲用の弾薬 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06101996A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6142056A (en) * | 1995-12-18 | 2000-11-07 | U.T. Battelle, Llc | Variable thrust cartridge |
JP2004520884A (ja) * | 2000-11-30 | 2004-07-15 | バイオバルブ テクノロジーズ インコーポレイテッド | 注射システム |
RU2504729C2 (ru) * | 2012-04-09 | 2014-01-20 | Виктор Михайлович Петров | Способ и устройство поджига порохового заряда в огнестрельном оружии |
CN113758381A (zh) * | 2021-09-13 | 2021-12-07 | 湖南洪源远大科技有限公司 | 定装式榴弹用可变初速的发射装药结构 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP25254092A patent/JPH06101996A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6142056A (en) * | 1995-12-18 | 2000-11-07 | U.T. Battelle, Llc | Variable thrust cartridge |
JP2004520884A (ja) * | 2000-11-30 | 2004-07-15 | バイオバルブ テクノロジーズ インコーポレイテッド | 注射システム |
RU2504729C2 (ru) * | 2012-04-09 | 2014-01-20 | Виктор Михайлович Петров | Способ и устройство поджига порохового заряда в огнестрельном оружии |
CN113758381A (zh) * | 2021-09-13 | 2021-12-07 | 湖南洪源远大科技有限公司 | 定装式榴弹用可变初速的发射装药结构 |
CN113758381B (zh) * | 2021-09-13 | 2022-12-09 | 湖南洪源远大科技有限公司 | 定装式榴弹用可变初速的发射装药结构 |
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