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JPH0596033U - ガラス繊維切断装置 - Google Patents

ガラス繊維切断装置

Info

Publication number
JPH0596033U
JPH0596033U JP4229392U JP4229392U JPH0596033U JP H0596033 U JPH0596033 U JP H0596033U JP 4229392 U JP4229392 U JP 4229392U JP 4229392 U JP4229392 U JP 4229392U JP H0596033 U JPH0596033 U JP H0596033U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass fiber
rubber
rubber roll
cutting
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4229392U
Other languages
English (en)
Inventor
茂 安田
和博 菅谷
三十四 小林
嘉晴 高杉
正典 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP4229392U priority Critical patent/JPH0596033U/ja
Publication of JPH0596033U publication Critical patent/JPH0596033U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴムロールの使用寿命が長く、ガラス繊維の
正常な切断作業を安定して効率良く実施できるガラス繊
維切断装置を提供する。 【構成】 ゴムロール20と、このゴムロール20に圧
接する多数の切断刃21を備えたカッターロール22か
らなり、両ロール20、22間にガラス繊維Gを供給し
て切断するガラス繊維切断装置において、ゴムロール2
0には、ガラス繊維、有機繊維の中から選ばれる少なく
とも1種の補強繊維23が含有されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガラス繊維を切断してチョップドストランドやチョップドストラン ドマットを製造するに適した切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガラス繊維を切断する装置としては、図2に示すように、外周にウレタ ンゴム等のゴム素材からなるゴム層を備えたゴムロール10と、このゴムロール 10に圧接する多数の切断刃11を備えたカッターロール12とからなり、両ロ ール10、12間にガラス繊維G、例えばロービング或はストランドを供給して 切断する装置が用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般にかかるガラス繊維切断装置にあっては、ガラス繊維の切断作業を継続す るに伴って、ゴムロールに以下の不都合が生じる。
【0004】 ガラス繊維が切断される際には、カッターロールの切断刃がゴムロールに喰い 込む現象を呈し、これが繰り返されるにつれて、ゴムロールの面上に切断刃によ る深い傷が生ずる。一度相当な傷が入ると、切断刃及びゴムロールのたわみの影 響も相まって切断刃が傷の溝中に入り込み易くなり、急激にその深さ、大きさを 増加させ、その結果、所望長にガラス繊維を切断することができなくなる。また 、ゴムロールには切断刃との摩擦による摩擦熱が生じ、ゴムロール全体の温度が 上昇しゴム素材から発生するガスによりゴムロールが破裂したり、更にはゴムロ ールの破裂によってカッターロールの切断刃に損傷を与える場合もある。従って 、このような不都合が生じた場合には、直にゴムロールの修繕、或は新しいゴム ロールとの取替を行っている。斯様に、従来の切断装置にあっては、ゴムロール の耐摩耗性、耐熱性が十分でなく、先記したゴムロールの傷による切断長の不揃 いやゴムロールの破裂が、切断作業を開始して短時間の内に発生するため、ガラ ス繊維の正常な切断作業を安定して効率良く実施できないという問題が生じる。
【0005】 従って、本考案の目的は、ゴムロールの使用寿命が長く、ガラス繊維の正常な 切断作業を安定して効率良く実施できるガラス繊維切断装置を提供することであ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題及び目的に鑑みてなされたもので、ゴムロールと、該ゴ ムロールに圧接する多数の切断刃を備えたカッターロールとからなり、両ロール 間にガラス繊維を供給して切断するガラス繊維切断装置において、前記ゴムロー ルに、ガラス繊維、有機繊維の中から選ばれる少なくとも1種の補強繊維が含有 されてなることを特徴とするガラス繊維切断装置である。
【0007】
【作用】
本考案では、ゴムロールに含有された補強繊維が、ゴムロールを補強し、その 耐摩耗性、耐熱性を向上させ、ゴムロールの使用寿命を延ばす。
【0008】
【実施例】
以下、実施例に基づいて、本考案にかかるガラス繊維切断装置を説明する。
【0009】 図1は本考案にかかるガラス繊維切断装置の説明図であって、ゴムロール20 、切断刃21、カッターロール22そのものの構成は、従来のガラス繊維切断装 置と同様である。そこで、本考案にかかる切断装置と従来の切断装置とを使用比 較した。両切断装置のゴムロールのゴム材質にはウレタンゴムを用いて、ゴムロ ールの径、ウレタンゴムの厚みについては同寸法とした。本考案にかかる切断装 置においては、ゴムロール20には、ウレタンゴムに40μ〜6.0mm繊維長 のガラス繊維からなる補強繊維23を5重量%含有するゴムロール、3.0〜9 .0mm繊維長のケプラー繊維からなる補強繊維23を5体積%含有するゴムロ ール及び3.0mm〜9.0mm繊維長のポリエステル繊維からなる補強繊維2 3を5体積%含有するゴムロールを各々用い、従来の切断装置には、ウレタンゴ ムのみからなるゴムロールを用いた。ガラス繊維Gの切断長を3.0mmとして 切断を行ったところ、従来の切断装置では、切断作業を開始後約4時間で、ゴム ロールの傷の増大に伴う切断不良が生じたのに対し、本考案にかかる切断装置に おいては、補強繊維23がゴムロール20の耐摩耗性、耐熱性を向上させること により、ガラス繊維Gの正常な切断作業を約10〜11時間継続して行うことが できた。また、切断刃21のゴムロール20に対する接圧を上記の実施例の2倍 に設定して切断を行ったところ、従来の切断装置では、切断作業を開始後約2時 間で、ゴムロールが摩擦熱により破裂したのに対し、本考案にかかる切断装置で は、約9〜10時間の切断作業の継続が可能であった。
【0010】 尚、本実施例では、ゴムロールのゴム材質としてはウレタンを、有機繊維から なる補強繊維としてはケプラー、ポリエステルを用いているが、本考案は、これ らに限定されるものではなく、ゴムロールには、例えば、天然ゴム、イソプレン ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、クロ ロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンニトリルゴム、多硫化ゴム、アク リルゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコーンふっ素ゴム、水酸化ニトリルゴ ム等の各種のゴム素材を、また、有機繊維としては、ビニロン、ナイロン等を使 用することもできる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のガラス繊維切断装置によれば、ゴムロールの使 用寿命が従来に比べて長くなり、ガラス繊維の正常な切断作業を安定して効率良 く実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるガラス繊維切断装置の説明図で
ある。
【図2】従来のガラス繊維切断装置の説明図である。
【符号の説明】
10、20 ゴムロール 11、21 切断刃 12、22 カッターロール 23 補強繊維 G ガラス繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:06 (72)考案者 高杉 嘉晴 滋賀県大津市晴嵐2丁目7番1号 日本電 気硝子株式会社内 (72)考案者 松原 正典 滋賀県大津市晴嵐2丁目7番1号 日本電 気硝子株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムロールと、該ゴムロールに圧接する
    多数の切断刃を備えたカッターロールとからなり、両ロ
    ール間にガラス繊維を供給して切断するガラス繊維切断
    装置において、前記ゴムロールに、ガラス繊維、有機繊
    維の中から選ばれる少なくとも1種の補強繊維が含有さ
    れてなることを特徴とするガラス繊維切断装置。
JP4229392U 1992-05-27 1992-05-27 ガラス繊維切断装置 Pending JPH0596033U (ja)

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JP4229392U JPH0596033U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 ガラス繊維切断装置

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JP4229392U JPH0596033U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 ガラス繊維切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596033U true JPH0596033U (ja) 1993-12-27

Family

ID=12632000

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JP4229392U Pending JPH0596033U (ja) 1992-05-27 1992-05-27 ガラス繊維切断装置

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JP (1) JPH0596033U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009128564A1 (ja) 2008-04-18 2009-10-22 日機装株式会社 血球除去用吸着体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009128564A1 (ja) 2008-04-18 2009-10-22 日機装株式会社 血球除去用吸着体
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