JPH0593392A - 印刷用中質紙 - Google Patents
印刷用中質紙Info
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- JPH0593392A JPH0593392A JP3276486A JP27648691A JPH0593392A JP H0593392 A JPH0593392 A JP H0593392A JP 3276486 A JP3276486 A JP 3276486A JP 27648691 A JP27648691 A JP 27648691A JP H0593392 A JPH0593392 A JP H0593392A
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- Japan
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- paper
- pulp
- printing
- parts
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機械パルプ及び/又は脱墨故紙パルプを用い
て、中質塗工紙に匹敵する白紙光沢度、印刷面品質、印
刷作業性を有する印刷用中質紙を提供することを目的と
する。 【構成】 ラジアーターパイン材のTMP15部、GP
15部、PGW35部及びNBKP35部からなるパル
プに、内添サイズ剤0.3部、硫酸バンド1.0部、タ
ルク20部を添加したパルプスラリーを抄紙して坪量5
4.2g/m2 、厚さ57μm、灰分16%の紙支持体
を抄造した紙に酸化デンプンからなるクリヤーサイズ塗
料を、両面の塗布量が1.0g/m2 になるように塗布
し、ボトム圧240Kg/cmのスーパーカレンダーに通紙
速度500m/分で通紙して光沢度22.0%の印刷用
紙を製造した。
て、中質塗工紙に匹敵する白紙光沢度、印刷面品質、印
刷作業性を有する印刷用中質紙を提供することを目的と
する。 【構成】 ラジアーターパイン材のTMP15部、GP
15部、PGW35部及びNBKP35部からなるパル
プに、内添サイズ剤0.3部、硫酸バンド1.0部、タ
ルク20部を添加したパルプスラリーを抄紙して坪量5
4.2g/m2 、厚さ57μm、灰分16%の紙支持体
を抄造した紙に酸化デンプンからなるクリヤーサイズ塗
料を、両面の塗布量が1.0g/m2 になるように塗布
し、ボトム圧240Kg/cmのスーパーカレンダーに通紙
速度500m/分で通紙して光沢度22.0%の印刷用
紙を製造した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷用中質紙に関し、更
に詳しくは多色印刷においても見映えのよい印刷効果の
得られるヒートセット型オフセット印刷機での使用に適
すると共に、グラビア印刷にも適した、中質紙表面にク
リヤーサイズ塗布層が設けられた印刷用中質紙に関する
ものである。
に詳しくは多色印刷においても見映えのよい印刷効果の
得られるヒートセット型オフセット印刷機での使用に適
すると共に、グラビア印刷にも適した、中質紙表面にク
リヤーサイズ塗布層が設けられた印刷用中質紙に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】印刷仕上げ及び鮮明度に優れた印刷用紙
の需要の伸びは著しく、用途も多方面に拡大して来てい
る。特に近年はカラー化、ビジュアル化の傾向が強く、
この傾向は大量の部数を発行する雑誌、チラシ、新聞折
込み広告にも及んでいる。
の需要の伸びは著しく、用途も多方面に拡大して来てい
る。特に近年はカラー化、ビジュアル化の傾向が強く、
この傾向は大量の部数を発行する雑誌、チラシ、新聞折
込み広告にも及んでいる。
【0003】これらの用途の印刷用紙は低コストで、オ
フセット印刷の作業性、印刷面品質に優れ、かつ軽量で
不透明度の高いもの等、各種のニーズに対応して、バラ
ンスよく品質設計する必要がある。オフセット印刷の印
刷仕上げ及び鮮明度を良くした印刷用紙としてはコート
紙、アート紙、キャストコート紙、中質コート紙、微塗
工紙等の無機または有機顔料を接着剤とともに支持体原
紙上に塗工した塗工紙が知られているが、これらの塗工
紙は印刷面品質が良好でも製造工程の煩雑さ、製造効
率、操業効率の向上に課題があり、低コスト化の面にお
いても要求に合致しないという問題点がある。また、一
方では印刷機の稼働率の偏りを是正するために、オフセ
ット印刷機とグラビア印刷機の双方で印刷可能な印刷用
紙の要望があるが、要求される品質の格差が大きいため
満足できる物がないのが現状である。
フセット印刷の作業性、印刷面品質に優れ、かつ軽量で
不透明度の高いもの等、各種のニーズに対応して、バラ
ンスよく品質設計する必要がある。オフセット印刷の印
刷仕上げ及び鮮明度を良くした印刷用紙としてはコート
紙、アート紙、キャストコート紙、中質コート紙、微塗
工紙等の無機または有機顔料を接着剤とともに支持体原
紙上に塗工した塗工紙が知られているが、これらの塗工
紙は印刷面品質が良好でも製造工程の煩雑さ、製造効
率、操業効率の向上に課題があり、低コスト化の面にお
いても要求に合致しないという問題点がある。また、一
方では印刷機の稼働率の偏りを是正するために、オフセ
ット印刷機とグラビア印刷機の双方で印刷可能な印刷用
紙の要望があるが、要求される品質の格差が大きいため
満足できる物がないのが現状である。
【0004】一方、オフセット印刷の中でも新聞のオフ
セット印刷のようにある程度の印刷面品質を確保しなが
ら、低コストを達成している顔料類を塗工しない印刷用
紙も大量に使用されている。しかし、これらの印刷用紙
は印刷面の鮮明さ及び印刷物の光沢度が低いため、グラ
ビア印刷には不適でまた高級品観又はチラシ、広告等で
要求される他の競合品との差別化の点において現状では
満足できるものとはなっていない。
セット印刷のようにある程度の印刷面品質を確保しなが
ら、低コストを達成している顔料類を塗工しない印刷用
紙も大量に使用されている。しかし、これらの印刷用紙
は印刷面の鮮明さ及び印刷物の光沢度が低いため、グラ
ビア印刷には不適でまた高級品観又はチラシ、広告等で
要求される他の競合品との差別化の点において現状では
満足できるものとはなっていない。
【0005】また、光沢度の高い美麗な印刷物を得るた
めに、マシンカレンダー、スーパーカレンダー等のカレ
ンダー装置で表面処理した場合には所望の光沢度がなか
なか達成されないという問題点がある。
めに、マシンカレンダー、スーパーカレンダー等のカレ
ンダー装置で表面処理した場合には所望の光沢度がなか
なか達成されないという問題点がある。
【0006】また、上記したカレンダー装置で更に強い
処理条件で紙支持体を表面処理したとしても、この場合
には紙支持体が潰され、又はこすられることによって紙
支持体を構成するパルプ繊維が折られたり、パルプ繊維
どうしの結合、からみ合いが破壊されることによって、
紙支持体表面の繊維が損傷し、表面強度の低下現象が発
生する。
処理条件で紙支持体を表面処理したとしても、この場合
には紙支持体が潰され、又はこすられることによって紙
支持体を構成するパルプ繊維が折られたり、パルプ繊維
どうしの結合、からみ合いが破壊されることによって、
紙支持体表面の繊維が損傷し、表面強度の低下現象が発
生する。
【0007】この過度にカレンダー処理された紙支持体
をオフセット印刷機で印刷すると、いわゆるピッキング
現象が発生し、印刷機のブランケットに付着あるいは堆
積して印刷面品質を損なうという問題があった。
をオフセット印刷機で印刷すると、いわゆるピッキング
現象が発生し、印刷機のブランケットに付着あるいは堆
積して印刷面品質を損なうという問題があった。
【0008】上記したように、無機または有機の顔料を
含む塗工層を紙支持体上に設けない、いわゆる非塗工紙
においてマシンカレンダー、スーパーカレンダー等のカ
レンダー装置で光沢度、平滑度を向上させることは可能
であるが、その反面表面強度は低下するという欠点が存
在する。
含む塗工層を紙支持体上に設けない、いわゆる非塗工紙
においてマシンカレンダー、スーパーカレンダー等のカ
レンダー装置で光沢度、平滑度を向上させることは可能
であるが、その反面表面強度は低下するという欠点が存
在する。
【0009】この紙支持体の表面強度を向上させるため
には、二本ロールサイズプレス、ゲートロールコータ
ー、ベルパパブレードコーター、ショートドウェルコー
ター等の塗工機でポリビニルアルコール(PVA)、デ
ンプン、ポリ酢酸ビニル、スチレン−ブタジエン共重合
体等のサイズ塗布液を塗布することが一般に考えられ
る。
には、二本ロールサイズプレス、ゲートロールコータ
ー、ベルパパブレードコーター、ショートドウェルコー
ター等の塗工機でポリビニルアルコール(PVA)、デ
ンプン、ポリ酢酸ビニル、スチレン−ブタジエン共重合
体等のサイズ塗布液を塗布することが一般に考えられ
る。
【0010】しかしこれらのサイズ塗布液を塗布した場
合には、光沢度、平滑度が発現しにくくなることが多
く、表面強度は向上するが、カレンダー処理を強化する
につれて表面強度が低下する傾向に変わりはない。また
これらのサイズ塗布液の多量の塗布は不透明度の低下、
引張強度の低下を伴うので、サイズ塗布液の塗布だけで
は目的が達成できない。
合には、光沢度、平滑度が発現しにくくなることが多
く、表面強度は向上するが、カレンダー処理を強化する
につれて表面強度が低下する傾向に変わりはない。また
これらのサイズ塗布液の多量の塗布は不透明度の低下、
引張強度の低下を伴うので、サイズ塗布液の塗布だけで
は目的が達成できない。
【0011】一方、カレンダー処理を実施する紙支持体
において、光沢度、平滑度を向上させる方法としては、
タルク、炭酸カルシウム、含水ケイ酸塩等の無機填料、
尿素ホルマリン樹脂、ポリスチレン等の合成樹脂からな
る有機填料を紙に内添含有させることにより、同一のカ
レンダー処理条件においても平滑度、光沢度を向上させ
ることが可能であるが、その反面これらの填料はパルプ
繊維との結合力が弱いため紙の引張り、引裂強度、表面
強度が著しく低下してしまうという欠点が存在する。
において、光沢度、平滑度を向上させる方法としては、
タルク、炭酸カルシウム、含水ケイ酸塩等の無機填料、
尿素ホルマリン樹脂、ポリスチレン等の合成樹脂からな
る有機填料を紙に内添含有させることにより、同一のカ
レンダー処理条件においても平滑度、光沢度を向上させ
ることが可能であるが、その反面これらの填料はパルプ
繊維との結合力が弱いため紙の引張り、引裂強度、表面
強度が著しく低下してしまうという欠点が存在する。
【0012】したがって、従来の技術では塗工紙に限り
なく近い印刷面品質を付与できる非塗工紙が製造できな
いという問題点があり、その開発が要望されていた。
なく近い印刷面品質を付与できる非塗工紙が製造できな
いという問題点があり、その開発が要望されていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は顔料を含む塗
布層を紙支持体上に設けることなく、クリヤーサイズ塗
布層を紙支持体上に設け、紙支持体としては機械パルプ
及び/又は脱墨故紙パルプを主体とする中質紙を使用
し、中質紙上に顔料塗布層を設けた中質塗工紙に匹敵す
る白紙光沢度、印刷面品質、印刷作業性を有する印刷用
中質紙を提供することを目的とする。
布層を紙支持体上に設けることなく、クリヤーサイズ塗
布層を紙支持体上に設け、紙支持体としては機械パルプ
及び/又は脱墨故紙パルプを主体とする中質紙を使用
し、中質紙上に顔料塗布層を設けた中質塗工紙に匹敵す
る白紙光沢度、印刷面品質、印刷作業性を有する印刷用
中質紙を提供することを目的とする。
【0014】本発明者らは前記した問題点に鑑み、中質
紙のパルプ配合、填料配合、クリヤーサイズ塗布量、カ
レンダー処理条件について多角的に検討した結果、本発
明を完成するに至った。
紙のパルプ配合、填料配合、クリヤーサイズ塗布量、カ
レンダー処理条件について多角的に検討した結果、本発
明を完成するに至った。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、全パルプ成分
中の50〜80重量%が機械パルプ及び/又は脱墨故紙
パルプであり、灰分含有率(JIS P−8128)が
5〜25重量%である紙支持体上にクリヤーサイズ塗布
層が少なくとも片面に0.2〜1.5g/m2 塗布され
ており、かつ塗布面の光沢度が15〜25%であること
を特徴とする印刷用中質紙である。
中の50〜80重量%が機械パルプ及び/又は脱墨故紙
パルプであり、灰分含有率(JIS P−8128)が
5〜25重量%である紙支持体上にクリヤーサイズ塗布
層が少なくとも片面に0.2〜1.5g/m2 塗布され
ており、かつ塗布面の光沢度が15〜25%であること
を特徴とする印刷用中質紙である。
【0016】本発明で使用する機械パルプとしては、加
圧ストーングランドパルプ(PGW)、サーモメカニカ
ルパルプ(TMP)、ストーングランドパルプ(G
P)、レファイナーグランドパルプ(RGP)等の機械
パルプがある。
圧ストーングランドパルプ(PGW)、サーモメカニカ
ルパルプ(TMP)、ストーングランドパルプ(G
P)、レファイナーグランドパルプ(RGP)等の機械
パルプがある。
【0017】また、本発明に使用する脱墨故紙パルプ
(DIP)としては上記したPGW,TMP,GP,R
GP等の機械パルプの少なくとも1種以上を含む新聞印
刷故紙、中質印刷故紙から脱墨されたDIPがある。
(DIP)としては上記したPGW,TMP,GP,R
GP等の機械パルプの少なくとも1種以上を含む新聞印
刷故紙、中質印刷故紙から脱墨されたDIPがある。
【0018】本発明においては、全パルプ成分中50〜
80重量%の機械パルプ及び/又は脱墨故紙パルプを含
有する必要があり、好ましい含有量は65〜80重量%
である。そして残りの50〜20重量%がソーダパルプ
(AP)、亜硫酸パルプ(SP)、クラフトパルプ(K
P)等の化学パルプよりなるものである。
80重量%の機械パルプ及び/又は脱墨故紙パルプを含
有する必要があり、好ましい含有量は65〜80重量%
である。そして残りの50〜20重量%がソーダパルプ
(AP)、亜硫酸パルプ(SP)、クラフトパルプ(K
P)等の化学パルプよりなるものである。
【0019】前記した機械パルプ、DIPはそれぞれ単
独でまたは混合して抄紙される。機械パルプとDIPを
混合して抄紙する場合の配合比率は機械パルプ100重
量部に対してDIP5重量部〜80重量部程度である。
本発明においては使用する最も好ましい機械パルプは加
圧ストーングランドパルプ(PGW)である。このPG
Wは、パルプ繊維中に結束を含まず柔軟性があり、しか
もフィブリル化されているので、このPGWを使用する
ことにより紙支持体の平滑性、表面粗さが向上する。ま
たストーングランドパルプ(GP)も好適に使用され
る。
独でまたは混合して抄紙される。機械パルプとDIPを
混合して抄紙する場合の配合比率は機械パルプ100重
量部に対してDIP5重量部〜80重量部程度である。
本発明においては使用する最も好ましい機械パルプは加
圧ストーングランドパルプ(PGW)である。このPG
Wは、パルプ繊維中に結束を含まず柔軟性があり、しか
もフィブリル化されているので、このPGWを使用する
ことにより紙支持体の平滑性、表面粗さが向上する。ま
たストーングランドパルプ(GP)も好適に使用され
る。
【0020】なお、機械パルプ(メカニカルパルプ)に
関しては紙パルプ技協誌、第41巻第10号(1987
年10月号)第14〜25頁に詳細に報告されている。
またPGWの性質に関しては、紙パルプ技協誌、第40
巻第11号(1986年7月号)第9〜19頁に報告さ
れている。
関しては紙パルプ技協誌、第41巻第10号(1987
年10月号)第14〜25頁に詳細に報告されている。
またPGWの性質に関しては、紙パルプ技協誌、第40
巻第11号(1986年7月号)第9〜19頁に報告さ
れている。
【0021】これらの機械パルプ及び/又はDIPは全
パルプ成分中の50〜80重量%配合されるが、80重
量%を越えて配合すると、紙支持体にクリヤーサイズ塗
布層を設けた場合において印刷適性は向上するものの、
紙の引張り強度、引裂及び破裂強度で代表される紙力が
低下する。
パルプ成分中の50〜80重量%配合されるが、80重
量%を越えて配合すると、紙支持体にクリヤーサイズ塗
布層を設けた場合において印刷適性は向上するものの、
紙の引張り強度、引裂及び破裂強度で代表される紙力が
低下する。
【0022】またこれら機械パルプ及び/又はDIPの
全パルプ中への配合割合が50重量%未満では、紙支持
体にクリヤーサイズ塗布層を設けた場合において紙力の
面では満足できるが、光沢度が発現困難であり、また不
透明度が低下する。
全パルプ中への配合割合が50重量%未満では、紙支持
体にクリヤーサイズ塗布層を設けた場合において紙力の
面では満足できるが、光沢度が発現困難であり、また不
透明度が低下する。
【0023】本発明において機械パルプ及び/又は脱墨
故紙パルプに配合される残りの20〜50重量%のパル
プは化学パルプであり、好適なものはクラフトパルプ
(KP)であって、材種としては針葉樹(N材)のもの
が好ましい。また化学パルプは未晒、半晒、晒パルプの
状態で品質設計に応じて配合される。
故紙パルプに配合される残りの20〜50重量%のパル
プは化学パルプであり、好適なものはクラフトパルプ
(KP)であって、材種としては針葉樹(N材)のもの
が好ましい。また化学パルプは未晒、半晒、晒パルプの
状態で品質設計に応じて配合される。
【0024】本発明において使用する紙支持体は前記パ
ルプを配合して、従来公知の抄紙機において紙の灰分含
有率が5%〜25重量%、好ましくは10〜20%とな
るように、パルプスラリーにタルク、炭酸カルシウム、
カオリナイトクレー、含水ケイ酸塩等の製紙用填料を添
加し、必要に応じて、硫酸バンド、サイズ剤、紙力増強
剤、歩留向上剤、顔料、着色剤、蛍光染料、消泡剤及び
他の製紙用薬品を添加し、酸性紙、又は中性紙として抄
造される。
ルプを配合して、従来公知の抄紙機において紙の灰分含
有率が5%〜25重量%、好ましくは10〜20%とな
るように、パルプスラリーにタルク、炭酸カルシウム、
カオリナイトクレー、含水ケイ酸塩等の製紙用填料を添
加し、必要に応じて、硫酸バンド、サイズ剤、紙力増強
剤、歩留向上剤、顔料、着色剤、蛍光染料、消泡剤及び
他の製紙用薬品を添加し、酸性紙、又は中性紙として抄
造される。
【0025】本発明においては紙支持体上には、更にク
リヤーサイズ塗布層が設けられるが、この塗布層はデン
プン、酸化デンプン、エステル化デンプン、エーテル化
デンプン、カチオン化デンプン、酵素変性デン粉等の変
性デン粉、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、メチルセルロース等のセルロース誘導
体、ポリビニルアルコール、カルボキシル変性ポリビニ
ルアルコール、アセトアセチル化ポリビニルアルコール
等の変性ポリビニルアルコール、スチレン−無水マレイ
ン酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリ酢
酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル酸エステル
等から選ばれる接着剤を含む水溶液、又は水性ラテック
スの状態で塗布される。
リヤーサイズ塗布層が設けられるが、この塗布層はデン
プン、酸化デンプン、エステル化デンプン、エーテル化
デンプン、カチオン化デンプン、酵素変性デン粉等の変
性デン粉、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、メチルセルロース等のセルロース誘導
体、ポリビニルアルコール、カルボキシル変性ポリビニ
ルアルコール、アセトアセチル化ポリビニルアルコール
等の変性ポリビニルアルコール、スチレン−無水マレイ
ン酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリ酢
酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル酸エステル
等から選ばれる接着剤を含む水溶液、又は水性ラテック
スの状態で塗布される。
【0026】そして、その塗布量は支持体上に少なくと
も片面に0.2〜1.5g/m2 塗布される。紙の両面
に塗布する場合、各々0.5〜1.5g/m2 になるよ
うに塗布する必要があり、好ましくは0.8〜1.0g
/m2 の範囲で塗布される。
も片面に0.2〜1.5g/m2 塗布される。紙の両面
に塗布する場合、各々0.5〜1.5g/m2 になるよ
うに塗布する必要があり、好ましくは0.8〜1.0g
/m2 の範囲で塗布される。
【0027】またクリヤーサイズ塗布液には分散剤、流
動変性剤、消泡剤、染料、滑剤、耐水化剤、架橋剤等の
各種助剤を必要に応じて適宜配合することももちろん可
能である。
動変性剤、消泡剤、染料、滑剤、耐水化剤、架橋剤等の
各種助剤を必要に応じて適宜配合することももちろん可
能である。
【0028】本発明においては、かかるクリヤーサイズ
塗布液は、従来公知の2本ロールサイズプレス、エヤー
ナイフコーター、ロールコーター、ゲートロールコータ
ー、あるいはブレードコーターでブレードがヘベル及び
ベント型のコーター、さらにはビルブレード、ツインブ
レード等の各種の塗布装置でオンマシンまたはオフマシ
ンで塗布される。
塗布液は、従来公知の2本ロールサイズプレス、エヤー
ナイフコーター、ロールコーター、ゲートロールコータ
ー、あるいはブレードコーターでブレードがヘベル及び
ベント型のコーター、さらにはビルブレード、ツインブ
レード等の各種の塗布装置でオンマシンまたはオフマシ
ンで塗布される。
【0029】本発明においては前記クリヤーサイズ塗布
層はオフセット印刷多色カラー印刷に適する性質を保持
させるために光沢度(JIS P−8142)が15〜
25%、好ましくは20〜25%の範囲になければなら
ない。光沢度が25%を超えるように極端な条件を選択
する場合はクリヤーサイズ塗布面の表面強度が弱くな
る。また、光沢度が15%未満では本発明の目的とする
美麗なカラー印刷が得難くなる。
層はオフセット印刷多色カラー印刷に適する性質を保持
させるために光沢度(JIS P−8142)が15〜
25%、好ましくは20〜25%の範囲になければなら
ない。光沢度が25%を超えるように極端な条件を選択
する場合はクリヤーサイズ塗布面の表面強度が弱くな
る。また、光沢度が15%未満では本発明の目的とする
美麗なカラー印刷が得難くなる。
【0030】前記した15〜25%の光沢度を得るため
にはマシンカレンダー、スーパーカレンダー等のカレン
ダー装置でクリヤーサイズ塗布面を表面処理する必要が
あるが、一例としてスーパーカレンダーにおいては12
段11ニップ通紙処理でトータルニップ圧1400〜2
000Kg/cmにおいて光沢度を付与するのが好ましい。
にはマシンカレンダー、スーパーカレンダー等のカレン
ダー装置でクリヤーサイズ塗布面を表面処理する必要が
あるが、一例としてスーパーカレンダーにおいては12
段11ニップ通紙処理でトータルニップ圧1400〜2
000Kg/cmにおいて光沢度を付与するのが好ましい。
【0031】紙支持体の坪量は35〜65g/m2 の範
囲で厚さ42μm〜70μmで製品としての坪量が3
5.4〜70g/m2 の範囲のものが好ましい。
囲で厚さ42μm〜70μmで製品としての坪量が3
5.4〜70g/m2 の範囲のものが好ましい。
【0032】また品質設計に対応して、白色度、不透明
度、平滑度、表面強度、光沢度を得るために、パルプ配
合、填料配合、接着剤配合、カレンダー処理条件を適宜
変えることができることはいうまでもない。
度、平滑度、表面強度、光沢度を得るために、パルプ配
合、填料配合、接着剤配合、カレンダー処理条件を適宜
変えることができることはいうまでもない。
【0033】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明はこれらの例により何ら
限定されるものではない。なお、実施例、比較例中の
部、%は特に断らないかぎり重量部、重量%を示す。ま
た、実施例、比較例において使用したパルプは以下の表
1に示す物性を有するものである。
り具体的に説明するが、本発明はこれらの例により何ら
限定されるものではない。なお、実施例、比較例中の
部、%は特に断らないかぎり重量部、重量%を示す。ま
た、実施例、比較例において使用したパルプは以下の表
1に示す物性を有するものである。
【0034】 *1 JIS P−8121で測定 *2 JIS P−8209で調整、JIS P−81
18で測定
18で測定
【0035】実施例1 ラジアーターパイン(ニュージランド産)材のTMP1
5部、GP15部、PGW35部およびNBKP35部
からなるパルプ組成100部(いずれも絶乾パルプ重量
部)に内添サイズ剤(SPG、荒川化学社製)を0.3
部、硫酸バンドを1.0部、タルクを20部を添加した
濃度1.5%のパルプスラリーを新聞印刷用紙が抄造可
能な抄紙機を用いて坪量54.2g/m2 、厚さ57μ
m、灰分16%の紙支持体を抄造した。
5部、GP15部、PGW35部およびNBKP35部
からなるパルプ組成100部(いずれも絶乾パルプ重量
部)に内添サイズ剤(SPG、荒川化学社製)を0.3
部、硫酸バンドを1.0部、タルクを20部を添加した
濃度1.5%のパルプスラリーを新聞印刷用紙が抄造可
能な抄紙機を用いて坪量54.2g/m2 、厚さ57μ
m、灰分16%の紙支持体を抄造した。
【0036】一方、蒸煮した酸化デンプン(王子コンス
ターチ社製 王子エースA)を6.8%濃度に調整しオ
ンマシンでブレードコータを用いて980m/分で両面
の塗布量が1.0g/m2 になるように塗布し、通紙速
度500m/分、全ニップ圧1900Kg/cm、ボトムニ
ップ圧240Kg/cmの条件でスーパーカレンダー処理し
た。なお全ニップ圧とは紙に加重される各ロールのニッ
プ圧の累計をいう。デンプン塗布紙の物性試験の結果を
表2に示す。光沢度は22.0%で、紙の表面強度も強
く、オフセット印刷用紙としてもグラビア印刷用紙とし
ても良好なものが得られた。
ターチ社製 王子エースA)を6.8%濃度に調整しオ
ンマシンでブレードコータを用いて980m/分で両面
の塗布量が1.0g/m2 になるように塗布し、通紙速
度500m/分、全ニップ圧1900Kg/cm、ボトムニ
ップ圧240Kg/cmの条件でスーパーカレンダー処理し
た。なお全ニップ圧とは紙に加重される各ロールのニッ
プ圧の累計をいう。デンプン塗布紙の物性試験の結果を
表2に示す。光沢度は22.0%で、紙の表面強度も強
く、オフセット印刷用紙としてもグラビア印刷用紙とし
ても良好なものが得られた。
【0037】実施例2 ラジアーターパイン材TMP15部、GP20部、PG
W35部、NBKP35部からなるパルプ組成において
実施例1と同様にしてサイズ剤、硫酸バンド、タルクを
添加して坪量54.2g/m2 、厚さ57μm、灰分1
7%の紙支持体を抄造した。
W35部、NBKP35部からなるパルプ組成において
実施例1と同様にしてサイズ剤、硫酸バンド、タルクを
添加して坪量54.2g/m2 、厚さ57μm、灰分1
7%の紙支持体を抄造した。
【0038】一方、接着剤をポリビニルアルコール(日
本合成化学社製ゴーセナール)とし蒸煮したものを3.
5%濃度に調整し、オンマシンでブレードコータを用い
て980m/分で両面の塗布量が0.5g/m2 になる
ように塗布し、実施例1と同様の条件でスーパーカレン
ダー処理をした。物性試験の結果を表2に示す。光沢度
は24%で、紙の表面強度も強く、オフセット印刷用紙
としてもグラビア印刷用紙としても良好なものが得られ
た。
本合成化学社製ゴーセナール)とし蒸煮したものを3.
5%濃度に調整し、オンマシンでブレードコータを用い
て980m/分で両面の塗布量が0.5g/m2 になる
ように塗布し、実施例1と同様の条件でスーパーカレン
ダー処理をした。物性試験の結果を表2に示す。光沢度
は24%で、紙の表面強度も強く、オフセット印刷用紙
としてもグラビア印刷用紙としても良好なものが得られ
た。
【0039】実施例3 紙支持体の備えるパルプ組成、サイズ剤、硫酸バンドの
添加量は実施例1と同一にして、内添タルクの添加量の
み変化させて坪量54.2g/m2 、厚さ58μm、灰
分20%の紙支持体を抄造した。
添加量は実施例1と同一にして、内添タルクの添加量の
み変化させて坪量54.2g/m2 、厚さ58μm、灰
分20%の紙支持体を抄造した。
【0040】一方、接着剤は実施例1と同様の条件で両
面の塗布量が0.6g/m2 になるように塗布し、次に
通紙速度500m/分、ボトムニップ圧200Kg/cm、
全ニップ圧1500Kg/cmの条件でスーパーカレンダー
処理した。物性試験の結果を表2に示す。光沢度は2
3.0%で、紙の表面強度も強く、オフセット印刷用紙
としてもグラビア印刷用紙としても良好なものが得られ
た。
面の塗布量が0.6g/m2 になるように塗布し、次に
通紙速度500m/分、ボトムニップ圧200Kg/cm、
全ニップ圧1500Kg/cmの条件でスーパーカレンダー
処理した。物性試験の結果を表2に示す。光沢度は2
3.0%で、紙の表面強度も強く、オフセット印刷用紙
としてもグラビア印刷用紙としても良好なものが得られ
た。
【0041】実施例4 ラジアーターパイン材TMP15部、GP15部、PG
W35部、DIP5部およびNBKP30部からなるパ
ルプ組成において実施例1と同様にして、サイズ剤、硫
酸バンドを添加し、内添タルクの添加量のみを変化させ
て坪量54.2g/m2 、厚さ57μm、灰分18%の
紙支持体を抄造した。
W35部、DIP5部およびNBKP30部からなるパ
ルプ組成において実施例1と同様にして、サイズ剤、硫
酸バンドを添加し、内添タルクの添加量のみを変化させ
て坪量54.2g/m2 、厚さ57μm、灰分18%の
紙支持体を抄造した。
【0042】一方、塗布液は実施例1と同様に調整し、
両面の塗布量が1.2g/m2 になるように塗布し、実
施例3と同様の条件でスーパーカレンダー処理をした。
物性試験の結果を表2に示す。光沢度は22.6%で、
紙の表面強度も強く、オフセット印刷用紙としてもグラ
ビア印刷用紙としても良好なものが得られた。
両面の塗布量が1.2g/m2 になるように塗布し、実
施例3と同様の条件でスーパーカレンダー処理をした。
物性試験の結果を表2に示す。光沢度は22.6%で、
紙の表面強度も強く、オフセット印刷用紙としてもグラ
ビア印刷用紙としても良好なものが得られた。
【0043】比較例1 実施例1のデンプン塗布を実施せず、またサイズ剤につ
いても無添加とし、他は同条件でオフセット印刷用紙を
製造した。物性試験の結果を表2に示す。光沢度は2
6.5%と良好であるが、表面強度が弱くオフセット用
紙としては不適である。
いても無添加とし、他は同条件でオフセット印刷用紙を
製造した。物性試験の結果を表2に示す。光沢度は2
6.5%と良好であるが、表面強度が弱くオフセット用
紙としては不適である。
【0044】比較例2 実施例4の塗布液の塗布を実施せず、またサイズ剤につ
いても無添加とし、他は同条件でオフセット印刷用紙を
製造した。物性試験の結果を表2に示す。光沢度は2
5.5%と良好であるが、表面強度が弱くオフセット用
紙としては不適である。
いても無添加とし、他は同条件でオフセット印刷用紙を
製造した。物性試験の結果を表2に示す。光沢度は2
5.5%と良好であるが、表面強度が弱くオフセット用
紙としては不適である。
【0045】比較例3 GP15部、PGW50部、NBKP35部からなるパ
ルプ組成において、実施例1と同様にしてサイズ剤、硫
酸バンドを添加して内添タルクの添加量のみを変化させ
て、坪量54.2g/m2 、厚さ62μm、灰分10%
の紙支持体を抄造した。
ルプ組成において、実施例1と同様にしてサイズ剤、硫
酸バンドを添加して内添タルクの添加量のみを変化させ
て、坪量54.2g/m2 、厚さ62μm、灰分10%
の紙支持体を抄造した。
【0046】一方、蒸煮した酸化デンプン(実施例1と
同じもの)は実施例1と同様に調整し、両面の塗布量が
1.0g/m2 になるように塗布し、通紙速度500m
/分、ボトムニップ圧180Kg/cm、全ニップ圧120
0Kg/cmの条件でスーパーカレンダー処理した。物性試
験の結果を表2に示す。光沢強度は強いが、光沢度は1
3%と低く、美麗で見映の良い印刷物を作るには不適で
あるり、またグラビア印刷用紙として不適である。
同じもの)は実施例1と同様に調整し、両面の塗布量が
1.0g/m2 になるように塗布し、通紙速度500m
/分、ボトムニップ圧180Kg/cm、全ニップ圧120
0Kg/cmの条件でスーパーカレンダー処理した。物性試
験の結果を表2に示す。光沢強度は強いが、光沢度は1
3%と低く、美麗で見映の良い印刷物を作るには不適で
あるり、またグラビア印刷用紙として不適である。
【0047】
【表2】
【0048】光沢度及び表面強度に関する試験方法並び
に評価方法は以下の通りである。 試験法 (1)光沢度 村上式グロスメータGH−26D型で測定した。入射角
75°で測定を行うもので試料に光を照射し、試料の光
沢に応じて反射光を受光器に受けて測定する数値の大き
いもの程光沢性は良い。
に評価方法は以下の通りである。 試験法 (1)光沢度 村上式グロスメータGH−26D型で測定した。入射角
75°で測定を行うもので試料に光を照射し、試料の光
沢に応じて反射光を受光器に受けて測定する数値の大き
いもの程光沢性は良い。
【0049】(2)RI表面強度 RI印刷適性試験機(明製作所製、RI−2型)を用い
て塗布紙を次の印刷条件で印刷し、印刷物の表面の繊維
の毛羽立ち及び繊維の剥がれ状態を評価した。
て塗布紙を次の印刷条件で印刷し、印刷物の表面の繊維
の毛羽立ち及び繊維の剥がれ状態を評価した。
【0050】印刷条件 インキの種類 ポリブデンインキ インキのタック 22相当 ブランケットのニップ圧 10mm 印刷速度 30m/分 表面強度の評価は目視により次の3段階で行った。 ○;繊維の剥がれが1〜3個以下のもの □;3個以上繊維の剥がれはあるが、全面には発生して
いないもの △;繊維の剥がれが全面に発生しているか、又は剥がれ
の一つ一つが大きいもの
いないもの △;繊維の剥がれが全面に発生しているか、又は剥がれ
の一つ一つが大きいもの
【0051】(3)ミッシングドッド(グラビア評価方
法) ミッシングドッドは、大蔵省印刷局型グラビア印刷試験
機(熊谷理機工業社製)を用い次に示す印刷条件で塗工
面に印刷し、20%階調部における網点数5000個中
の欠落個数で評価した。
法) ミッシングドッドは、大蔵省印刷局型グラビア印刷試験
機(熊谷理機工業社製)を用い次に示す印刷条件で塗工
面に印刷し、20%階調部における網点数5000個中
の欠落個数で評価した。
【0052】
【発明の効果】本発明は機械パルプを含有する原紙にク
リヤーサイズ塗布液を塗布し、且つつや出し装置で光沢
度が高くなる如く選定して処理することにより、オフセ
ット多色印刷で見映えの良い印刷物を得ることができ
る。
リヤーサイズ塗布液を塗布し、且つつや出し装置で光沢
度が高くなる如く選定して処理することにより、オフセ
ット多色印刷で見映えの良い印刷物を得ることができ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 全パルプ成分中の50〜80重量%が機
械パルプ及び/又は脱墨故紙パルプであり、灰分含有率
(JIS P−8128)が5〜25重量%である紙支
持体上にクリヤーサイズ塗布層が少なくとも片面に0.
2〜1.5g/m2 塗布されており、かつ塗布面の光沢
度が15〜25%であることを特徴とする印刷用中質
紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3276486A JPH0593392A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 印刷用中質紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3276486A JPH0593392A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 印刷用中質紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593392A true JPH0593392A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=17570127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3276486A Pending JPH0593392A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 印刷用中質紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0593392A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6299728B1 (en) | 1997-01-31 | 2001-10-09 | Voith Sulzer Papiermaschinen Gmbh | Multi-ply paper |
JP2002173895A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-06-21 | Nippon Paper Industries Co Ltd | グラビア印刷用紙 |
JP2006083490A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Daio Paper Corp | クラフト紙とその製造方法 |
JP2006097168A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Daio Paper Corp | 高平滑更紙 |
JP2006138043A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Daio Paper Corp | 高平滑更紙 |
JP2006328565A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Daio Paper Corp | 新聞用紙及び新聞用紙の製造方法 |
JP2014122450A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 模造紙 |
JP2019167649A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 日本製紙株式会社 | 中質系非塗工紙 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50135311A (ja) * | 1974-04-08 | 1975-10-27 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3276486A patent/JPH0593392A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50135311A (ja) * | 1974-04-08 | 1975-10-27 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6299728B1 (en) | 1997-01-31 | 2001-10-09 | Voith Sulzer Papiermaschinen Gmbh | Multi-ply paper |
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JP4722439B2 (ja) * | 2004-09-16 | 2011-07-13 | 大王製紙株式会社 | クラフト包装用紙とその製造方法 |
JP2006097168A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Daio Paper Corp | 高平滑更紙 |
JP2006138043A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Daio Paper Corp | 高平滑更紙 |
JP2006328565A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Daio Paper Corp | 新聞用紙及び新聞用紙の製造方法 |
JP4707454B2 (ja) * | 2005-05-24 | 2011-06-22 | 大王製紙株式会社 | 新聞用紙及び新聞用紙の製造方法 |
JP2014122450A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 模造紙 |
JP2019167649A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 日本製紙株式会社 | 中質系非塗工紙 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |