JPH0593180A - 接着剤組成物 - Google Patents
接着剤組成物Info
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- JPH0593180A JPH0593180A JP3253801A JP25380191A JPH0593180A JP H0593180 A JPH0593180 A JP H0593180A JP 3253801 A JP3253801 A JP 3253801A JP 25380191 A JP25380191 A JP 25380191A JP H0593180 A JPH0593180 A JP H0593180A
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- adhesive composition
- compound
- curing
- chemical
- urethane resin
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/08—Processes
- C08G18/16—Catalysts
- C08G18/18—Catalysts containing secondary or tertiary amines or salts thereof
- C08G18/20—Heterocyclic amines; Salts thereof
- C08G18/2009—Heterocyclic amines; Salts thereof containing one heterocyclic ring
- C08G18/2027—Heterocyclic amines; Salts thereof containing one heterocyclic ring having two nitrogen atoms in the ring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J175/00—Adhesives based on polyureas or polyurethanes; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J175/04—Polyurethanes
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】ポットライフが長く、接着後の硬化スピードが
速く且つ低温(10℃)硬化性に優れた2液混合型溶剤
系の接着剤組成物を提供する。 【構成】水酸基含有ウレタン樹脂と、このウレタン樹脂
に対して0.02〜1.5重量%のイミダゾール化合物
とを含有した主剤と、イソシアネート化合物を主成分と
する硬化剤とからなり、イミダゾール化合物が一般化学
構造式化1に示すものである接着剤組成物。[式中、R
1 はH又はCN基を持った炭化水素基、R2 は炭素数1
〜6の炭化水素基、R3 はH又はCH3 である] 【化1】
速く且つ低温(10℃)硬化性に優れた2液混合型溶剤
系の接着剤組成物を提供する。 【構成】水酸基含有ウレタン樹脂と、このウレタン樹脂
に対して0.02〜1.5重量%のイミダゾール化合物
とを含有した主剤と、イソシアネート化合物を主成分と
する硬化剤とからなり、イミダゾール化合物が一般化学
構造式化1に示すものである接着剤組成物。[式中、R
1 はH又はCN基を持った炭化水素基、R2 は炭素数1
〜6の炭化水素基、R3 はH又はCH3 である] 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2液混合型溶剤系接着
剤組成物、更に詳しくは、特定の硬化触媒を配合したこ
とにより、硬化剤混合後のポットライフが長く接着剤塗
布後の硬化スピードが著しく速くなる接着剤組成物に関
する。
剤組成物、更に詳しくは、特定の硬化触媒を配合したこ
とにより、硬化剤混合後のポットライフが長く接着剤塗
布後の硬化スピードが著しく速くなる接着剤組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両、特に自動車の内壁には、防音、断
熱、装飾、衝撃吸収の為に各種複合パネルが用いられて
いる。
熱、装飾、衝撃吸収の為に各種複合パネルが用いられて
いる。
【0003】これらの複合パネルは80℃以上の耐熱性
が要求されるため、その製造には2液混合型溶剤系接着
剤が使われていた。
が要求されるため、その製造には2液混合型溶剤系接着
剤が使われていた。
【0004】従来より、この2液混合型溶剤系接着剤に
は、ポットライフ、硬化スピードを制御する目的で、有
機金属系触媒、アミン系触媒等を添加することが提案さ
れ、使用されていた。
は、ポットライフ、硬化スピードを制御する目的で、有
機金属系触媒、アミン系触媒等を添加することが提案さ
れ、使用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の2
液混合型溶剤系接着剤の場合、何れもポットライフを長
くすると接着後の硬化スピードが遅く、場合によって
は、10℃以下では硬化がほとんど進まず、加熱養生硬
化炉が必要になり、生産性が悪く、生産コストも高くな
るといった不都合を生じる。また硬化スピードを速くす
ると、ポットライフが短くなり作業性が悪く、塗布量の
ばらつきによる接着不良の発生や設備トラブルの発生と
いった不都合を生じる。
液混合型溶剤系接着剤の場合、何れもポットライフを長
くすると接着後の硬化スピードが遅く、場合によって
は、10℃以下では硬化がほとんど進まず、加熱養生硬
化炉が必要になり、生産性が悪く、生産コストも高くな
るといった不都合を生じる。また硬化スピードを速くす
ると、ポットライフが短くなり作業性が悪く、塗布量の
ばらつきによる接着不良の発生や設備トラブルの発生と
いった不都合を生じる。
【0006】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ポットライフが長く、接
着後の硬化スピードが速く且つ低温(10℃)硬化性に
優れた2液混合型溶剤系の接着剤組成物を提供すること
にある。
で、その目的とするところは、ポットライフが長く、接
着後の硬化スピードが速く且つ低温(10℃)硬化性に
優れた2液混合型溶剤系の接着剤組成物を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の接着剤組成物は、水酸基含有ウレタン樹脂
と、このウレタン樹脂に対して0.02〜1.5重量%
のイミダゾール化合物とを含有した主剤と、イソシアネ
ート化合物を主成分とする硬化剤とからなり、
の本発明の接着剤組成物は、水酸基含有ウレタン樹脂
と、このウレタン樹脂に対して0.02〜1.5重量%
のイミダゾール化合物とを含有した主剤と、イソシアネ
ート化合物を主成分とする硬化剤とからなり、
【0008】
【化2】
【0009】[式中、R1 はH又はCN基を持った炭化
水素基、R2 は炭素数1〜6の炭化水素基、R3 はH又
はCH3 である] イミダゾール化合物が上記一般化学構造式化2に示すも
のである。
水素基、R2 は炭素数1〜6の炭化水素基、R3 はH又
はCH3 である] イミダゾール化合物が上記一般化学構造式化2に示すも
のである。
【0010】本発明における水酸基含有ウレタン樹脂と
は、分子鎖中にウレタン結合を有するエラストマーであ
り、この種の接着剤主成分として用いられているもので
あれば特に制限無く使用できるが、具体的には、プロピ
レングリコール、エチレングリコール、テトラメチレン
グリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコールなどの2価アルコール、トリメチロ
ールプロパンに代表される多価アルコールなどの縮合反
応によって得られるポリエーテル樹脂、アジピン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、コハク酸などの多塩基酸と、プロピレン
グリコール、エチレングリコール、テトラメチレングリ
コール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコールなどの2価アルコールを縮合反応して得
られる飽和ポリエステル樹脂、ヒマシ油などの、活性水
酸基を2個以上持った樹脂と、4,4´−ジフェニルメ
タンジイソシアネート(MDI)、トリレンジイソシア
ネート(TDI)、キシリレンジイソシアネート(XD
I)などの芳香族系ジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート(HDI)、リジンメチルエステルジ
イソシアネート(LDI)などの脂肪族系ジイソシアネ
ート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(HM
DI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)など
の脂環族系ジイソシアネートなどの活性イソシアネート
化合物とを付加重合反応することによって得られる線状
高分子からなる樹脂である。
は、分子鎖中にウレタン結合を有するエラストマーであ
り、この種の接着剤主成分として用いられているもので
あれば特に制限無く使用できるが、具体的には、プロピ
レングリコール、エチレングリコール、テトラメチレン
グリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコールなどの2価アルコール、トリメチロ
ールプロパンに代表される多価アルコールなどの縮合反
応によって得られるポリエーテル樹脂、アジピン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、コハク酸などの多塩基酸と、プロピレン
グリコール、エチレングリコール、テトラメチレングリ
コール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペン
チルグリコールなどの2価アルコールを縮合反応して得
られる飽和ポリエステル樹脂、ヒマシ油などの、活性水
酸基を2個以上持った樹脂と、4,4´−ジフェニルメ
タンジイソシアネート(MDI)、トリレンジイソシア
ネート(TDI)、キシリレンジイソシアネート(XD
I)などの芳香族系ジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート(HDI)、リジンメチルエステルジ
イソシアネート(LDI)などの脂肪族系ジイソシアネ
ート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(HM
DI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)など
の脂環族系ジイソシアネートなどの活性イソシアネート
化合物とを付加重合反応することによって得られる線状
高分子からなる樹脂である。
【0011】水酸基含有ウレタン樹脂としては、水酸基
含有飽和ポリエステル樹脂に脂肪族系ジイソシアネート
を反応させて得られる水酸基含有熱可塑性ポリエステル
ウレタン樹脂となされたものが好適である。
含有飽和ポリエステル樹脂に脂肪族系ジイソシアネート
を反応させて得られる水酸基含有熱可塑性ポリエステル
ウレタン樹脂となされたものが好適である。
【0012】本発明におけるイソシアネート化合物とし
ては、この種の接着剤の硬化剤として用いられるもので
あれば、特に制限無く使用できるが、具体的には、ポリ
メリックMDI、TDIとトリメチロールプロパンを反
応して得られるイソシアネート化合物(コロネートL:
日本ポリウレタン)、HDIとトリメチロールプロパン
を反応して得られるイソシアネート化合物(コロネート
HL:日本ポリウレタン)、ポリメリックMDIと水素
添加した水酸基末端ポリブタジエングリコールを反応さ
せて得られる活性イソシアネート基を有するウレタンプ
レポリマーを含有するイソシアネート化合物などの、2
個以上の活性イソシアネート基を有する化合物である。
ては、この種の接着剤の硬化剤として用いられるもので
あれば、特に制限無く使用できるが、具体的には、ポリ
メリックMDI、TDIとトリメチロールプロパンを反
応して得られるイソシアネート化合物(コロネートL:
日本ポリウレタン)、HDIとトリメチロールプロパン
を反応して得られるイソシアネート化合物(コロネート
HL:日本ポリウレタン)、ポリメリックMDIと水素
添加した水酸基末端ポリブタジエングリコールを反応さ
せて得られる活性イソシアネート基を有するウレタンプ
レポリマーを含有するイソシアネート化合物などの、2
個以上の活性イソシアネート基を有する化合物である。
【0013】イソシアネート化合物としては、水素添加
した水酸基末端ポリブタジエングリコールとポリイソシ
アネートとを反応させて得られる活性イソシアネート基
を有するウレタンプレポリマーと、ポリイソシアネート
とを含有するものが好ましい。
した水酸基末端ポリブタジエングリコールとポリイソシ
アネートとを反応させて得られる活性イソシアネート基
を有するウレタンプレポリマーと、ポリイソシアネート
とを含有するものが好ましい。
【0014】本発明におけるイミダゾール化合物として
は、上記一般化学構造式化2中、R 1 がH又はシアノ低
級アルキル基、R2 がC1〜C6のアルキル基又はフェ
ニル基となされたものが使用される。ただし、R2 の炭
素数が6をこえると硬化触媒としての触媒活性作用が低
下し、低温硬化性が悪くなる。具体的には、例えば、下
記一般化学構造式化3〜化8に示すようなものが挙げら
れる。
は、上記一般化学構造式化2中、R 1 がH又はシアノ低
級アルキル基、R2 がC1〜C6のアルキル基又はフェ
ニル基となされたものが使用される。ただし、R2 の炭
素数が6をこえると硬化触媒としての触媒活性作用が低
下し、低温硬化性が悪くなる。具体的には、例えば、下
記一般化学構造式化3〜化8に示すようなものが挙げら
れる。
【0015】
【化3】
【0016】
【化4】
【0017】
【化5】
【0018】
【化6】
【0019】
【化7】
【0020】
【化8】
【0021】かかるイミダゾール化合物の配合量は、水
酸基含有ウレタン樹脂に対して0.02〜1.5重量
%、好ましくは0.02〜0.2重量%の範囲で選定す
る。0.02重量%未満であると、所望の硬化スピー
ド、及び低温硬化性が達成されず、また1.5重量%を
こえるとポットライフが短くなり、また接着性にも影響
する場合がある。なお、必要に応じて常用されている有
機金属系触媒、アミン系触媒などと併用する事もでき
る。
酸基含有ウレタン樹脂に対して0.02〜1.5重量
%、好ましくは0.02〜0.2重量%の範囲で選定す
る。0.02重量%未満であると、所望の硬化スピー
ド、及び低温硬化性が達成されず、また1.5重量%を
こえるとポットライフが短くなり、また接着性にも影響
する場合がある。なお、必要に応じて常用されている有
機金属系触媒、アミン系触媒などと併用する事もでき
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る実施例と、これの比較対
象となる比較例とを挙げ、本発明について優れている所
以を明らかにする。
象となる比較例とを挙げ、本発明について優れている所
以を明らかにする。
【0023】
【実施例1〜4、比較例1〜4】 (1)主剤の調整 熱可塑性ポリエステル樹脂(大日本インキ化学社製、パ
ンデックスT−5265H、アジペート系ポリエステル
/脂肪族ポリイソシアネート系)を表1に示す重量部で
メチルエチルケトン(MEK)に溶解し、各種の硬化触
媒を表1に示す重量部で添加し、攪拌分散して主剤とし
た。
ンデックスT−5265H、アジペート系ポリエステル
/脂肪族ポリイソシアネート系)を表1に示す重量部で
メチルエチルケトン(MEK)に溶解し、各種の硬化触
媒を表1に示す重量部で添加し、攪拌分散して主剤とし
た。
【0024】
【表1】
【0025】なお、表1中イミダゾール化合物No. 1〜
No. 6は、下記一般化学構造式化9〜化14に示すもの
を使用した。
No. 6は、下記一般化学構造式化9〜化14に示すもの
を使用した。
【0026】
【化9】
【0027】
【化10】
【0028】
【化11】
【0029】
【化12】
【0030】
【化13】
【0031】
【化14】
【0032】(2)硬化剤の調整 表1に示す重量部で、トルエンに、水素添加ポリブタジ
エングリコール(三菱化成社製、ポリテールH、1,4
結合約80%、1,2結合約20%、分子量約280
0)とポリメリックMDI(住友バイエルウレタン社
製、スミジュール44V−20)を加え、80℃で5時
間反応させて活性イソシアネート基を有するウレタンプ
レポリマーを得、これを硬化剤とした。
エングリコール(三菱化成社製、ポリテールH、1,4
結合約80%、1,2結合約20%、分子量約280
0)とポリメリックMDI(住友バイエルウレタン社
製、スミジュール44V−20)を加え、80℃で5時
間反応させて活性イソシアネート基を有するウレタンプ
レポリマーを得、これを硬化剤とした。
【0033】(3)複合パネルの製造及び、接着剤評価
試験 各種接着剤組成物(表1)の主剤と硬化剤を混合し、こ
の接着剤組成物を、ガラス繊維補強・酸変性ポリエチレ
ン成型板〔積水化学社製、ガラス繊維平均長さ50mm、
平均径10μm のガラス繊維からなるマット(400g/
m 2 )に、MI=7の酸変性高密度ポリエチレンを40
0g/m 2 の割合で含浸させた厚さ5mmの成型板〕に20
0g/m2 の量でエアースプレー塗布し、接着剤の塗布面
を70℃で3分間乾燥。この成型板に予め100℃で1
0分間加熱した、ニット付きウレタンフォーム(厚さ3
mm、ウレタンフォーム側が接着面)を重ね合わせ、冷プ
レスで0.2kg/cm 2 の圧力で15秒間圧締して複合パ
ネルを得た。
試験 各種接着剤組成物(表1)の主剤と硬化剤を混合し、こ
の接着剤組成物を、ガラス繊維補強・酸変性ポリエチレ
ン成型板〔積水化学社製、ガラス繊維平均長さ50mm、
平均径10μm のガラス繊維からなるマット(400g/
m 2 )に、MI=7の酸変性高密度ポリエチレンを40
0g/m 2 の割合で含浸させた厚さ5mmの成型板〕に20
0g/m2 の量でエアースプレー塗布し、接着剤の塗布面
を70℃で3分間乾燥。この成型板に予め100℃で1
0分間加熱した、ニット付きウレタンフォーム(厚さ3
mm、ウレタンフォーム側が接着面)を重ね合わせ、冷プ
レスで0.2kg/cm 2 の圧力で15秒間圧締して複合パ
ネルを得た。
【0034】得られた複合パネルを以下の様に試験し、
接着剤の評価を行った。
接着剤の評価を行った。
【0035】圧力を解除した後、複合パネルを、100
×25mmのサイズに切断して試験片とした。この試験片
を、10℃,20℃,30℃の各温度条件下で、1〜8
時間養生したのち、10℃で養生した試験片は60℃の
雰囲気中で、20℃.30℃で養生した試験片は80℃
の雰囲気中で、それぞれ水平に保持し、ガラス繊維補強
・酸変性ポリエチレン成型板よりニット付きウレタンフ
ォームの一端を20mm剥離させ、そのニット付きウレタ
ンフォームの剥離部分に100gの分銅を取り付けた。
そして、90度方向に剥離力が掛かるようにし、1時間
後の剥離距離を測定した。結果を表1に示す。
×25mmのサイズに切断して試験片とした。この試験片
を、10℃,20℃,30℃の各温度条件下で、1〜8
時間養生したのち、10℃で養生した試験片は60℃の
雰囲気中で、20℃.30℃で養生した試験片は80℃
の雰囲気中で、それぞれ水平に保持し、ガラス繊維補強
・酸変性ポリエチレン成型板よりニット付きウレタンフ
ォームの一端を20mm剥離させ、そのニット付きウレタ
ンフォームの剥離部分に100gの分銅を取り付けた。
そして、90度方向に剥離力が掛かるようにし、1時間
後の剥離距離を測定した。結果を表1に示す。
【0036】また、主剤と硬化剤を混合後、この接着剤
を200mlの密閉出来るガラス瓶に、150g入れて密
封し、40℃の雰囲気中に12時間放置した。放置前と
放置後の粘度を、BM型粘度計で測定した。結果を表1
に示す。その結果、比較例1〜4に示す接着剤は、放置
後の粘度が、スプレー性に悪影響が出始める500cp
sを越えていた。
を200mlの密閉出来るガラス瓶に、150g入れて密
封し、40℃の雰囲気中に12時間放置した。放置前と
放置後の粘度を、BM型粘度計で測定した。結果を表1
に示す。その結果、比較例1〜4に示す接着剤は、放置
後の粘度が、スプレー性に悪影響が出始める500cp
sを越えていた。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、ポ
ットライフが長く、接着後の硬化スピードが速い接着剤
となるので、作業性および接着性の向上を図ることがで
きる。また、低温(10℃)硬化性に優れた接着剤とな
るので、加熱養生硬化炉などを必要とすることなく、養
生硬化することができ、生産性の向上や生産コストの低
下を図ることができる。
ットライフが長く、接着後の硬化スピードが速い接着剤
となるので、作業性および接着性の向上を図ることがで
きる。また、低温(10℃)硬化性に優れた接着剤とな
るので、加熱養生硬化炉などを必要とすることなく、養
生硬化することができ、生産性の向上や生産コストの低
下を図ることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 水酸基含有ウレタン樹脂と、このウレタ
ン樹脂に対して0.02〜1.5重量%のイミダゾール
化合物とを含有した主剤と、イソシアネート化合物を主
成分とする硬化剤とからなり、 【化1】 [式中、R1 はH又はCN基を持った炭化水素基、R2
は炭素数1〜6の炭化水素基、R3 はH又はCH3 であ
る]イミダゾール化合物が上記一般化学構造式化1に示
すものであることを特徴とする接着剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25380191A JP3176396B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25380191A JP3176396B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 接着剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593180A true JPH0593180A (ja) | 1993-04-16 |
JP3176396B2 JP3176396B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=17256344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25380191A Expired - Fee Related JP3176396B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 接着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3176396B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2921297A4 (en) | 2012-11-13 | 2016-07-20 | Chugoku Marine Paints | HARDENABLE AND AGING PREVENTIVE ORGANOPOLYSILOXAN COMPOSITE COATING AND ABSORPTION-PREVENTED SUBSTRATE COATED WITH THIS COMPOSITE COATING |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP25380191A patent/JP3176396B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3176396B2 (ja) | 2001-06-18 |
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