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JPH0592296U - 作業車の制御装置 - Google Patents

作業車の制御装置

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Publication number
JPH0592296U
JPH0592296U JP4016492U JP4016492U JPH0592296U JP H0592296 U JPH0592296 U JP H0592296U JP 4016492 U JP4016492 U JP 4016492U JP 4016492 U JP4016492 U JP 4016492U JP H0592296 U JPH0592296 U JP H0592296U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
work
hydraulic
vehicle
working
Prior art date
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Granted
Application number
JP4016492U
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English (en)
Other versions
JP2548987Y2 (ja
Inventor
文也 百瀬
一臣 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
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Publication of JPH0592296U publication Critical patent/JPH0592296U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業用エンジンにより駆動されるユニット内
油圧ポンプと走行用エンジンにより駆動される車載油圧
ポンプとを備えた作業車において、両ポンプからの作動
油の同時吐出を阻止できる制御装置を提供する。 【構成】 制御装置は、作業用エンジン21が作動状態
にあることを検出する作業エンジン作動検出手段と、こ
の作業エンジン作動検出手段により作業用エンジン21
が作動状態にあることが検出されたときには、走行用エ
ンジン12の作動を規制する走行エンジン規制手段とか
ら構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行用エンジンおよび作業用エンジンの2つのエンジンを備え、各 エンジンにより駆動される2つの油圧ポンプから油圧作業装置に対して作動油の 供給を行うことができるようにした作業車の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧力により作動して作業を行う油圧作業装置を備えた作業車の中には、その 作業車の走行駆動を行う走行用エンジンにより駆動される車載油圧ポンプと、車 体上に搭載された低騒音タイプの油圧パワーユニット内において作業用エンジン により駆動されるユニット内油圧ポンプとの双方を備えたものがある。このよう な作業車では、通常、市街地等で作業を行う場合には、作業用エンジンのみを作 動させ、ユニット内油圧ポンプから吐出された作動油を用いて油圧作業装置を作 動させる。これにより、騒音の発生を抑えつつ作業を行うことができる。一方、 作業車を走行させて作業現場に到着した後、迅速に作業を開始する必要があると きは、作業現場までの車体の走行駆動により十分暖機された走行用エンジンを引 続き作動させて車載油圧ポンプを駆動させる。これにより、作業用エンジンを使 用する場合に比べて、暖機運転が不要な分短時間のうちに作業を開始することが できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、作業中において、走行用エンジンによる車載油圧ポン プの駆動から作業用エンジンによるユニット内油圧ポンプの駆動に切換えようと する場合に、不注意等により走行用エンジンを作動させたままその切換えを行っ てしまうおそれがある。このような場合には、車載油圧ポンプおよびユニット内 油圧ポンプの双方から過大流量の作動油が吐出され、その過大流量の作動油が油 圧作動装置に供給されることにより、油圧作動装置の作動制御に支障が生ずるこ とがあり好ましくない。
【0004】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、作業用エンジンを作 動させたときは、走行用エンジンによる車載油圧ポンプの駆動を阻止できるよう にした作業車の制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の制御装置は、作業用エンジンが作動状 態にあることを検出する作業エンジン作動検出手段と、この作業エンジン作動検 出手段により作業用エンジンが作動状態にあることが検出されたときには、走行 用エンジンの作動を規制する走行エンジン規制手段とから構成される。
【0006】
【作用】
このような制御装置によれば、作業用エンジンが始動されると、作業エンジン 作動検出手段によりその旨が検出され、このとき走行用エンジンが作動していれ ば、走行エンジン規制手段によりその走行用エンジンの作動が自動的に規制(停 止)される。このため、走行用エンジンを停止させるのを忘れて作業用エンジン を始動しても、油圧作業装置には、ユニット内油圧ポンプのみから適正流量の作 動油が供給される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。 まず、図1には、本考案に係る制御装置10を備えた高所作業車1を示してい る。この高所作業車1の車体2には、高所作業装置(油圧作業装置)3が取り付 けられている。この高所作業装置3は、車体2の後部に水平旋回自在に取り付け られた旋回台31と、この旋回台31の上部に起伏自在に取り付けられたブーム 32とからなる。ブーム32は、テレスコープ状に伸縮自在に構成されており、 その先端部には作業台33が水平に取り付けられている。
【0008】 なお、旋回台31の旋回作動は、車体2の後部に内蔵された油圧旋回モータ3 5の作動により行われる。また、ブーム32の起伏・伸縮作動は、それぞれ旋回 台31とブーム32間に取り付けられた油圧起伏シリンダ36およびブーム32 に内蔵された油圧伸縮シリンダ37の作動により行われる。このように構成され た高所作業車1の作業台33に搭乗した作業者は、旋回台31やブーム32の各 作動を通じて任意の高所に移動することができる。
【0009】 ところで、高所作業装置3の油圧旋回モータ35,油圧起伏シリンダ36およ び油圧伸縮シリンダ37(以下、これらを油圧アクチュエータという)に対して 供給される作動油は、次に説明する2つの油圧ポンプから吐出される。 まずは、車体2に内蔵された車載油圧ポンプ11である。この車載油圧ポンプ 11は、変速機TMに付随して取り付けられたパワーテイクオフ装置PTOによ って、車体2を走行駆動する走行用エンジン12から取り出された出力により駆 動される。なお、走行用エンジン12の通常の始動制御は、図2に示す走行エン ジン用キースイッチ13がオン操作されることによりバッテリBからの電力供給 を受けて作動する走行エンジン用制御ユニット14によって行われる。
【0010】 もう一つの油圧ポンプは、車体2の前部に取り付けられた低騒音型油圧パワー ユニット20に内蔵されたユニット内油圧ポンプ21である。このユニット内油 圧ポンプ21は、同じくユニット20に内蔵された作業用エンジン22により駆 動される。なお、作業用エンジン22の始動制御は、図2に示す作業エンジン用 キースイッチ23がオン操作されることによりバッテリBからの電力供給を受け て作動する作業エンジン用制御ユニット24によって行われる。
【0011】 このように2つの油圧ポンプ11,21を備えた高所作業車1であるが、通常 作業を行うときは、ユニット内油圧ポンプ21から吐出される作動油を用いて上 記油圧アクチュエータ35〜37を作動させる。市街地等ではできるだけ低騒音 で作業を行う必要があるからである。しかし、走行して作業現場に到着した後、 できるだけ迅速に作業を開始する必要があるときは、その走行駆動によって既に 十分に暖機された走行用エンジン12により駆動される車載油圧ポンプ11を用 いる。これにより、暖機運転が不要な分、速やかに作業を開始することができ便 利である。
【0012】 なお、そのような急を要する作業が終了し、その後は低騒音での作業に切り換 えたい場合がある。このような場合には、まず、車載油圧ポンプ11の作動を停 止させるべく、図2に示す走行エンジン用キースイッチ13をオフ操作して走行 用エンジン12を停止させ、その後ユニット内油圧ポンプ21を作動させるべく 作業エンジン用キースイッチ23をオン操作して作業用エンジン22を始動する 必要がある。このような手順を踏むことにより、両油圧ポンプ11,21から過 大な流量の作動油が油圧アクチュエータ35〜37に供給されるような事態を防 止できる。
【0013】 しかし、走行エンジン用キースイッチ13のオフ操作を忘れてしまう場合も多 い。そこで、本高所作業車1には、上記制御装置40が取り付けられている。 この制御装置40は、図2に示すように、作業エンジン作動検出コイル41と 、走行エンジン規制スイッチ42および走行エンジン用ストップソレノイド43 からなる走行エンジン規制手段とから構成されている。 作業エンジン作動検出コイル41は、作業エンジン用キースイッチ23のオン 端子につながっており、作業エンジン用キースイッチ23がオン操作されること により励磁される。
【0014】 走行エンジン規制スイッチ42は、走行エンジン用キースイッチ13のオン端 子と走行エンジン用制御ユニット14とをつなぐ走行エンジン用スイッチ配線1 6上に設けられており、作業エンジン作動検出コイル41が非励磁状態のときは その配線16を導通させている。しかし、作業エンジン作動検出コイル41が励 磁されるとその励磁力によってその走行エンジン用スイッチ配線16を遮断して しまう。 走行エンジン用ストップソレノイド43は、作業エンジン用キースイッチ23 のオン端子につながっており、自らが励磁されることにより、走行用エンジン1 2に対する燃料供給をカットすべく図示しない燃料供給用アクチュエータを作動 させる。
【0015】 このように構成された制御装置40によれば、走行用エンジン12の作動中に おいて、作業エンジン用キースイッチ23がオン操作され、作業用エンジン22 が始動されると、作業エンジン作動検出コイル41が励磁されて走行エンジン規 制スイッチ42が走行エンジン用スイッチ配線16を遮断する。このため、走行 エンジン用制御ユニット14に対するバッテリBからの電力供給がストップされ 、走行用エンジン12の作動制御が不能となる。これとともに、走行エンジン用 ストップソレノイド43が励磁されるため、走行用エンジン12は確実に停止さ れる。したがって、車載油圧ポンプ11からの吐出作動油に代わり、ユニット内 油圧ポンプ21から吐出された適正流量の作動油のみが各油圧アクチュエータ3 5〜37に供給される。 したがって、作業者が、作業エンジン用キースイッチ23をオン操作する前に 走行エンジン用キースイッチ13のオフ操作を忘れても、過大流量の作動油供給 により各油圧アクチュエータ35〜37の作動制御に支障を与えることなくスム ーズに低騒音作業に移行することができる。また、作業エンジン用キースイッチ 23をオフ操作せずに走行エンジン用キースイッチ13をオン操作しても、作業 用エンジン12を始動させることはできないため、作業終了後、車体2を走行さ せるためには、必ず作業エンジン用キースイッチ23をオフ操作させることがで きる。
【0016】 なお、上記実施例では高所作業車を例に説明したが、本考案に係る制御装置を 搭載すべき作業車はこれに限られるものではない。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案の制御装置では、作業エンジンが作動状態になったときは 、既に作動状態にあった走行用エンジンの作動が規制され、作業エンジンのみが 優先的に作動する。このため、本制御装置を用いれば、車載油圧ポンプを駆動し ている走行用エンジンを停止させるのを忘れてユニット内油圧ポンプを駆動する 作業用エンジンを始動してしまったような場合でも、走行用エンジンを自動的に 停止させ、車載油圧ポンプからの作動油吐出も停止させることができる。そして 、ユニット内油圧ポンプのみから油圧作業装置に対して適正流量の作動油を供給 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る制御装置を備えた高所作業車の側
面図である。
【図2】上記制御装置の構成図である。
【符号の説明】
3 高所作業装置 11 車載油圧ポンプ 12 走行用エンジン 13 走行エンジン用キースイッチ 14 走行エンジン用制御ユニット 21 ユニット内油圧ポンプ 22 作業用エンジン 23 作業エンジン用キースイッチ 24 走行エンジン用制御ユニット 41 作業エンジン作動検出コイル41 42 走行エンジン規制スイッチ 43 走行エンジン用ストップソレノイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の走行駆動および前記車体に搭載さ
    れた車載油圧ポンプの駆動を行う走行用エンジンと、前
    記車体上に搭載された油圧パワーユニット内に取り付け
    られたユニット内油圧ポンプを駆動する作業用エンジン
    とを備え、前記車載油圧ポンプおよび前記ユニット内油
    圧ポンプから吐出された作動油を前記車体に搭載された
    油圧作業装置に供給できるようにした作業車の制御装置
    であって、 前記作業用エンジンが作動状態にあることを検出する作
    業エンジン作動検出手段と、 この作業エンジン作動検出手段により前記作業用エンジ
    ンが作動状態にあることが検出されたときに、前記走行
    用エンジンの作動を規制する走行エンジン規制手段とか
    ら構成されることを特徴とする作業車の制御装置。
JP4016492U 1992-05-20 1992-05-20 作業車の制御装置 Expired - Fee Related JP2548987Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013082548A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Kobelco Cranes Co Ltd 建設機械のエンジン始動制御装置
JP2013095547A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Namsin Tech Co Ltd 高所作業車用油圧ポンプの駆動装置

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JP2013095547A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Namsin Tech Co Ltd 高所作業車用油圧ポンプの駆動装置

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