JPH0591053A - トリー型光マルチドロツプ伝送路 - Google Patents
トリー型光マルチドロツプ伝送路Info
- Publication number
- JPH0591053A JPH0591053A JP3274813A JP27481391A JPH0591053A JP H0591053 A JPH0591053 A JP H0591053A JP 3274813 A JP3274813 A JP 3274813A JP 27481391 A JP27481391 A JP 27481391A JP H0591053 A JPH0591053 A JP H0591053A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission line
- optical
- line
- master station
- branching device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバ伝送路に障害が生じても予備回線
に切替えて親局と対応する端末との通信を可能にしたト
リー型光マルチドロップ伝送路を提供する。 【構成】 親局側光端局と上段の分岐器間の光ファイバ
伝送路を光2分岐器を用いて2重化すると共に、親局側
に切替えスイッチ機能をもたせ、通常は常用回線を使用
し、常用回線に障害が発生したとき切替えスイッチによ
り予備回線に切替えるよう構成したトリー型光マルチド
ロップ伝送路。
に切替えて親局と対応する端末との通信を可能にしたト
リー型光マルチドロップ伝送路を提供する。 【構成】 親局側光端局と上段の分岐器間の光ファイバ
伝送路を光2分岐器を用いて2重化すると共に、親局側
に切替えスイッチ機能をもたせ、通常は常用回線を使用
し、常用回線に障害が発生したとき切替えスイッチによ
り予備回線に切替えるよう構成したトリー型光マルチド
ロップ伝送路。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバ伝送路の障害
対策を施したトリー型光マルチドロップ伝送路に関する
ものである。
対策を施したトリー型光マルチドロップ伝送路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図2は
従来のトリー型光マルチドロップ伝送路の要部の構成図
である。図面に示すように、親局1側光端局2の送信、
受信端と端末5間を光多分岐器(光カプラー)3,4の
複数段を介して、2心光ファイバ伝送路7'により接続
し、その1心を上り用 7'a、他の1心を下り用7'b とし
て親局1とそれに対応する複数の端末5を通信するもの
である。
従来のトリー型光マルチドロップ伝送路の要部の構成図
である。図面に示すように、親局1側光端局2の送信、
受信端と端末5間を光多分岐器(光カプラー)3,4の
複数段を介して、2心光ファイバ伝送路7'により接続
し、その1心を上り用 7'a、他の1心を下り用7'b とし
て親局1とそれに対応する複数の端末5を通信するもの
である。
【0003】しかし、このような光マルチドロップ伝送
路において、光ファイバ伝送路7'に障害が発生した時、
その障害点以降の端末と通信できなくなるという問題点
がある。特に図に示すように、光端局2と上段の分岐器
3間に障害点Aがある場合は、すべての端末との通信が
不可能となる。
路において、光ファイバ伝送路7'に障害が発生した時、
その障害点以降の端末と通信できなくなるという問題点
がある。特に図に示すように、光端局2と上段の分岐器
3間に障害点Aがある場合は、すべての端末との通信が
不可能となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消したトリー型光マルチドロップ伝送路を提供するも
ので、その特徴は、親局側光端局と上段の分岐器間の光
ファイバ伝送路を光2分岐器を用いて2重化すると共
に、親局側に切替えスイッチ機能をもたせ、通常は常用
回線を使用し、通常回線に障害が発生したとき切替えス
イッチにより予備回線に切替えるよう構成したことにあ
る。
解消したトリー型光マルチドロップ伝送路を提供するも
ので、その特徴は、親局側光端局と上段の分岐器間の光
ファイバ伝送路を光2分岐器を用いて2重化すると共
に、親局側に切替えスイッチ機能をもたせ、通常は常用
回線を使用し、通常回線に障害が発生したとき切替えス
イッチにより予備回線に切替えるよう構成したことにあ
る。
【0005】
【作用】上述した本発明のトリー型光マルチドロップ伝
送路においては、親局側光端局の送信、受信端と上段の
分岐器間を接続する光ファイバ伝送路の常用回線に障害
が発生しても、切替えスイッチを動作させて予備回線に
切替えることにより、上段の分岐器以降にあるすべての
端末とは通信が可能となる。この際、上段の分岐器以降
の光ファイバ伝送路についても2重化することも考えら
れるが、複雑になりすぎ、実現が困難なわりに効果が大
きくないので、最も重要な親局側光端局の送信、受信端
と上段の分岐器間の光ファイバ伝送路について2重化す
ることにした。
送路においては、親局側光端局の送信、受信端と上段の
分岐器間を接続する光ファイバ伝送路の常用回線に障害
が発生しても、切替えスイッチを動作させて予備回線に
切替えることにより、上段の分岐器以降にあるすべての
端末とは通信が可能となる。この際、上段の分岐器以降
の光ファイバ伝送路についても2重化することも考えら
れるが、複雑になりすぎ、実現が困難なわりに効果が大
きくないので、最も重要な親局側光端局の送信、受信端
と上段の分岐器間の光ファイバ伝送路について2重化す
ることにした。
【0006】
【実施例】図1は本発明のトリー型光マルチドロップ伝
送路の具体例の構成図である。図1において1は親局、
2は親局側光端局、3は上段の分岐器、4は下段の分岐
器、5は端末である。上記親局1と端末2は分岐器を介
して光ファイバ伝送路で接続されているのは従来同様で
あるが、親局側光端局2の送信、受信端と上段の分岐器
3を結ぶ光ファイバ伝送路7は2重化されている。即
ち、光端局2及び上段の分岐器3にそれぞれ光2分岐器
6を設け、これらを例えば4心の光ファイバケーブルで
接続して2重化してある。そして7aを上り常用回線、7b
を下り常用回線、7cを上り予備回線、7dを下り予備回線
とする。又親局側光端局2に設ける光2分岐器6には、
例えば光ファイバのマイクロベンディングを利用した常
用回線/予備回線切替え機能をもった切替えスイッチを
内蔵させてある。
送路の具体例の構成図である。図1において1は親局、
2は親局側光端局、3は上段の分岐器、4は下段の分岐
器、5は端末である。上記親局1と端末2は分岐器を介
して光ファイバ伝送路で接続されているのは従来同様で
あるが、親局側光端局2の送信、受信端と上段の分岐器
3を結ぶ光ファイバ伝送路7は2重化されている。即
ち、光端局2及び上段の分岐器3にそれぞれ光2分岐器
6を設け、これらを例えば4心の光ファイバケーブルで
接続して2重化してある。そして7aを上り常用回線、7b
を下り常用回線、7cを上り予備回線、7dを下り予備回線
とする。又親局側光端局2に設ける光2分岐器6には、
例えば光ファイバのマイクロベンディングを利用した常
用回線/予備回線切替え機能をもった切替えスイッチを
内蔵させてある。
【0007】このような構成をもった本発明の光マルチ
ドロップ伝送路において、常時は切替えスイッチを常用
回線側にしておき、常用回線を介して親局とそれに対応
する端末との間で通信する。光端局2と上段の分岐器3
を結ぶ光ファイバ伝送路7間に、障害が発生すれば、切
替えスイッチを予備回線側に切替え動作させ、常用回線
7a,7bから予備回線7c,7dに切替えることにより、予備
回線7c,7dを介して親局1とそれに対応する端末5との
間で通信を継続することができる。
ドロップ伝送路において、常時は切替えスイッチを常用
回線側にしておき、常用回線を介して親局とそれに対応
する端末との間で通信する。光端局2と上段の分岐器3
を結ぶ光ファイバ伝送路7間に、障害が発生すれば、切
替えスイッチを予備回線側に切替え動作させ、常用回線
7a,7bから予備回線7c,7dに切替えることにより、予備
回線7c,7dを介して親局1とそれに対応する端末5との
間で通信を継続することができる。
【0008】図3は本発明のトリー型光マルチドロップ
伝送路の他の具体例の構成図である。本具体例は2つの
端末と同時に通信を行なうものである。この場合におい
ては、親局側光端局2と2つの上段分岐器3の間を2条
の4心光ファイバ伝送路で並列に結び2重化してある。
そして71を常用回線、72を予備回線とし、前記同様光端
局2に設けた光2分岐器6に内蔵した切替えスイッチに
より、常用回線71と予備回線72の切替えを行なう。しか
し、この場合は図の点線で示す部分の光ファイバ心数が
無駄になる。
伝送路の他の具体例の構成図である。本具体例は2つの
端末と同時に通信を行なうものである。この場合におい
ては、親局側光端局2と2つの上段分岐器3の間を2条
の4心光ファイバ伝送路で並列に結び2重化してある。
そして71を常用回線、72を予備回線とし、前記同様光端
局2に設けた光2分岐器6に内蔵した切替えスイッチに
より、常用回線71と予備回線72の切替えを行なう。しか
し、この場合は図の点線で示す部分の光ファイバ心数が
無駄になる。
【0009】図4は本発明の光マルチドロップ伝送路の
さらに他の具体例の構成図である。本具体例において
は、最上流にある親局側光端局2の送信、受信端と2つ
の上段の分岐器3間を2条の4心光ファイバ伝送路でル
ープ状に構成し、71を常用回線、72を予備回線とし、光
端局2に設けた光2分岐器6に内蔵した切替えスイッチ
により、常用回線と予備回線の切替えを行なう。この場
合はループの任意の場所に上段の分岐器3を配置するこ
とができ、布設する光ファイバ伝送路の心数に無駄が生
じない。
さらに他の具体例の構成図である。本具体例において
は、最上流にある親局側光端局2の送信、受信端と2つ
の上段の分岐器3間を2条の4心光ファイバ伝送路でル
ープ状に構成し、71を常用回線、72を予備回線とし、光
端局2に設けた光2分岐器6に内蔵した切替えスイッチ
により、常用回線と予備回線の切替えを行なう。この場
合はループの任意の場所に上段の分岐器3を配置するこ
とができ、布設する光ファイバ伝送路の心数に無駄が生
じない。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトリー型
光マルチドロップ伝送路によれば、親局側光端局と上段
分岐器の間の光ファイバ伝送路を2重化し、常用回線/
予備回線切替えスイッチにより切替え可能にすることに
より、上記伝送路に障害が発生しても予備回線に切替え
ることにより、継続して親局と端末との通信が確保でき
る。
光マルチドロップ伝送路によれば、親局側光端局と上段
分岐器の間の光ファイバ伝送路を2重化し、常用回線/
予備回線切替えスイッチにより切替え可能にすることに
より、上記伝送路に障害が発生しても予備回線に切替え
ることにより、継続して親局と端末との通信が確保でき
る。
【図1】本発明の光マルチドロップ伝送路の具体例の構
成図である。
成図である。
【図2】従来の光マルチドロップ伝送路の構成図であ
る。
る。
【図3】本発明の光マルチドロップ伝送路の他の具体例
の構成図である。
の構成図である。
【図4】本発明の光マルチドロップ伝送路のさらに他の
具体例の構成図である。
具体例の構成図である。
1 親局 2 光端局 3 上段分岐器 4 下段分岐器 5 端末 6 光2分岐器 7 2重化光ファイバ伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 不動 弘幸 大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 福井 隆行 大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 田伏 雅登 大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電 力株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 光多分岐器を複数段縦続接続して形成す
るトリー型光マルチドロップ伝送路において、親局側光
端局と上段の分岐器間の光ファイバ伝送路を光2分岐器
を用いて2重化すると共に、親局側に切替えスイッチ機
能をもたせ、通常は常用回線を使用し、常用回線に障害
が発生したとき切替えスイッチにより予備回線に切替え
るよう構成したことを特徴とするトリー型光マルチドロ
ップ伝送路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3274813A JPH0591053A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | トリー型光マルチドロツプ伝送路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3274813A JPH0591053A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | トリー型光マルチドロツプ伝送路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591053A true JPH0591053A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17546925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3274813A Pending JPH0591053A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | トリー型光マルチドロツプ伝送路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0591053A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5554446B1 (ja) * | 2013-09-13 | 2014-07-23 | ミハル通信株式会社 | 光伝送システムおよびセンター装置 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP3274813A patent/JPH0591053A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5554446B1 (ja) * | 2013-09-13 | 2014-07-23 | ミハル通信株式会社 | 光伝送システムおよびセンター装置 |
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