JPH0586474U - ネジ締め機のネジ込み深さ調整装置 - Google Patents
ネジ締め機のネジ込み深さ調整装置Info
- Publication number
- JPH0586474U JPH0586474U JP3625392U JP3625392U JPH0586474U JP H0586474 U JPH0586474 U JP H0586474U JP 3625392 U JP3625392 U JP 3625392U JP 3625392 U JP3625392 U JP 3625392U JP H0586474 U JPH0586474 U JP H0586474U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- main body
- body case
- nose member
- stopper piece
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】ノーズ部材3を収容した本体ケース4にネジ杆
6を回転自在に設け、該ネジ杆6の操作ダイヤル7の外
周の一部を本体ケース4の外側に臨ませて配置し、ノー
ズ部材3の一部と当接可能なストッパ片8をネジ杆6に
対し軸方向に移動可能でかつ回転方向には不可能に配設
し、ストッパ片8を本体ケース4外から視認可能な窓1
2を本体ケース4に形成した。 【効果】操作ダイヤル7を回して本体ケース4の窓12
からストッパ片8の位置を決めるだけで正確なネジ込み
深さを視認することができ、操作ダイヤル7はネジ締め
機本体1の外部に突出させる必要がないので、隅部への
ネジ締めも良好に行なうことができる。
6を回転自在に設け、該ネジ杆6の操作ダイヤル7の外
周の一部を本体ケース4の外側に臨ませて配置し、ノー
ズ部材3の一部と当接可能なストッパ片8をネジ杆6に
対し軸方向に移動可能でかつ回転方向には不可能に配設
し、ストッパ片8を本体ケース4外から視認可能な窓1
2を本体ケース4に形成した。 【効果】操作ダイヤル7を回して本体ケース4の窓12
からストッパ片8の位置を決めるだけで正確なネジ込み
深さを視認することができ、操作ダイヤル7はネジ締め
機本体1の外部に突出させる必要がないので、隅部への
ネジ締めも良好に行なうことができる。
Description
【0001】
本考案はネジ締め機によってネジを被加工材にネジ込む際のネジ込み深さを調 整する調整装置に関する。
【0002】
ネジ締め機本体側に設けられたドライバビットに対して、軸方向に摺動可能な ノーズ部材を備えたネジ締め機では、ネジ種及びネジの大きさによって適切なネ ジ込み状態のドライバビット先端と被加工材表面との寸法が異なるため、ネジ締 め機本体に対してドライバビットの軸方向に摺動可能に設けられたノーズ部材の 摺動ストロークの終端位置を可変調整することによってネジのネジ込み深さを調 整するようにしている。
【0003】 このようなネジ込み深さの調整機構として、ノーズ部材の摺動に伴ってノーズ 部材と当接してネジ締め機本体部の背面側に突出するロッドを備え、ネジ締め機 本体の基部に調整可能に配置したアジャストナットにロッドの端を当接させてノ ーズの移動を停止させるようにしたものがある(実願平3ー68745号参照) 。
【0004】 この機構では、アジャストナットがネジ締め機本体の基部に螺合配置されるた め大径となり、隅部へネジ締めするときなどの際には、アジャストナットが壁等 に当たってネジ締め機本体が傾斜状態になってしまい、ネジがネジ込み面に対し て垂直に打ち込むことができない場合が生じる。また、ネジ込み深さの調整を行 う際にアジャストナットの位置が正確に把握できないので、ノーズを移動操作し てビット先端とノーズ先端との相対位置関係を確認しながらアジャストナットを 回転操作して調整しなければならなかったから、調整作業が面倒であった。
【0005】
【考案の目的】 本考案は前記欠点を解消し、ネジ締め機本体の外部に露出するものがなくかつ 実際にノーズを移動操作せずに所定のネジに対応したネジ込み深さに簡単に調整 できるネジ込み深さの調整装置を提供することをその目的とする。
【0006】
前記目的を達成するため、本考案に係るネジ締め機のネジ込み調整装置は、ド ライバビットとその駆動機構を備えたネジ締め機本体と、該ネジ締め機本体に対 してドライバビットの軸方向に摺動自在に支持されたノーズ部材とを有するネジ 締め機であって、前記ネジ締め機本体に設けられた本体ケースの内部に前記ノー ズ部材を収容するとともに、前記ノーズ部材の摺動方向に沿ってネジ杆を回転自 在に設け、該ネジ杆の一部に形成した操作ダイヤルの外周の一部を本体ケースの 外側に臨ませて配置し、前記ノーズ部材の一部と当接可能なストッパ片を前記ネ ジ杆に対し軸方向に移動可能でかつ回転方向には不可能に配設し、前記ストッパ 片を本体ケース外から視認可能な窓を前記本体ケースに形成したことを特徴とす る。
【0007】
前記構成によれば、ネジの種類、大きさ等に対応してネジ込み深さを調整する ときは、操作ダイヤルを回し操作してネジ杆を回転させることにより、ノーズ部 材に当接するストッパ片をノーズ部材の摺動方向に移動調整することによって行 なえばよい。その際、本体ケースの窓からストッパ片を覗いてその位置を確認す ることにより、正確なネジ込み深さを得ることができる。
【0008】 したがって、本考案によれば、従来のようにノーズ部材をいちいちネジ締め機 本体に対して相対移動操作することなく、操作ダイヤルを回して本体ケースの窓 からストッパ片の位置を決めるだけで正確なネジ込み深さを視認することができ るので、調整操作が非常に簡単である。
【0009】 また、操作ダイヤルはネジ締め機本体の外部に突出させる必要がないので、隅 部へのネジ締めも良好に行なうことができる。
【0010】
図1はネジ締め機を示すもので、該ネジ締め機はドライバビット2とその駆動 機構(図示せず)を備えたネジ締め機本体1と、該ネジ締め機本体1に対してド ライバビット2の軸方向に摺動自在に支持されたノーズ部材3とを有している。
【0011】 ネジ締め機本体1の前部にはケース4が設けられ、ノーズ部材3は上記本体ケ ース4内に収容されているとともに、圧縮バネ5により常時ネジ締め機本体1に 対して前方に付勢されている。
【0012】 次に、本体ケース4の後端部にはネジ杆6がノーズ部材3の摺動方向(前後方 向)に沿って配置されている。該ネジ杆6の一部にはピン6aによって回転操作 ダイヤル7が一体的に形成され(図2参照)、該操作ダイヤル7の外周の一部は 本体ケース4の外側に臨んでいる。また、ネジ杆6にはストッパ片8が螺合して いる。このストッパ片8はノーズ部材3の後端面に形成された当接部9に当接す るように配置されているもので、図3に示すように縁部に切欠き溝10が形成さ れている。この切欠き溝10は、本体ケース4の上記ネジ杆6の近傍の内壁に前 後方向に延出形成された突条11に係合している。切欠き溝10と突条11との 係合によりストッパ片8は回転することができないから、ネジ杆6を回転するこ とによりストッパ片8を軸方向に沿って移動させてその位置を調整することがで きる。
【0013】 また、本体ケース4には、ストッパ片8を本体ケース4外から視認可能な窓1 2が形成されている(図4参照)。好ましくは、窓12にネジ込み量を示す目盛 り15を付ける一方、ストッパ片8には目印線13を付けるのがよい。
【0014】 次に、前記構成のネジ込み深さ調整機構の作動態様について説明すると、ネジ 込み作業時にノーズ部材3の前端を被加工材に押し付けることによりノーズ部材 3をネジ締め機本体1に対して相対的に移動させると、ドライバビット2の先端 がノーズ部材3に対して前方に突出するから、その先端に保持されたネジ14を 被加工材にネジ込むことができる。この状態でネジ14がネジ込まれていくと、 ノーズ部材3の後端の当接部9が本体ケース4のストッパ片8に当接し(図1の 点線参照)、それ以上ノーズ部材3をネジ締め機本体1に対して相対移動させる ことはできない。ドライバビット2もノーズ部材3に対して移動させることがで きないので、ネジ込み深さもこれに限定される。
【0015】 ネジの種類、大きさ等に対応してネジ込み深さを調整するときは、操作ダイヤ ル7を回し操作してネジ杆6を回転させることにより、図5のようにストッパ片 8を前後に移動調整することによって行なえばよい。その際、本体ケース4の窓 12からストッパ片8を覗いてその目印線13を適宜の目盛り15に合わせるこ とにより、正確なネジ込み深さを得ることができる。
【0016】 上述のように、前記ネジ込み深さ調整装置によれば、従来のようにノーズ部材 3をいちいちネジ締め機本体1に対して相対移動操作することなく、操作ダイヤ ル7を回して本体ケース4の窓12からストッパ片8の位置を決めるだけで正確 なネジ込み深さを視認することができるので、調整操作が非常に簡単である。
【0017】 また、操作ダイヤル7はネジ締め機本体1の外部に突出させる必要がないので 、隅部へのネジ締めも良好に行なうことができる。
【図1】本考案に係るネジ締め機のネジ込み深さ調整装
置の概要説明図である。
置の概要説明図である。
【図2】図1のXーX線上の拡大断面図である。
【図3】図1のYーY線上の拡大断面図である。
【図4】上記ネジ込み深さ調整装置の要部の斜視図であ
る。
る。
【図5】上記ネジ込み深さ調整装置の調整態様説明図で
ある。
ある。
1 ネジ締め機本体 2 ドライバビット 3 ノーズ部材 4 本体ケース 6 ネジ杆 7 操作ダイヤル 8 ストッパ片 9 当接部 12 窓
Claims (1)
- 【請求項1】 ドライバビットとその駆動機構を備えた
ネジ締め機本体と、該ネジ締め機本体に対してドライバ
ビットの軸方向に摺動自在に支持されたノーズ部材とを
有するネジ締め機であって、 前記ネジ締め機本体に設けられた本体ケースの内部に前
記ノーズ部材を収容するとともに、前記ノーズ部材の摺
動方向に沿ってネジ杆を回転自在に設け、該ネジ杆の一
部に形成した操作ダイヤルの外周の一部を本体ケースの
外側に臨ませて配置し、前記ノーズ部材の一部と当接可
能なストッパ片を前記ネジ杆に対し軸方向に移動可能で
かつ回転方向には不可能に配設し、前記ストッパ片を本
体ケース外から視認可能な窓を前記本体ケースに形成し
たことを特徴とするネジ締め機のネジ込み深さ調整装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3625392U JPH0586474U (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | ネジ締め機のネジ込み深さ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3625392U JPH0586474U (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | ネジ締め機のネジ込み深さ調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586474U true JPH0586474U (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=12464613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3625392U Pending JPH0586474U (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | ネジ締め機のネジ込み深さ調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0586474U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006102914A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Max Co Ltd | 動力駆動釘打機の打込み深さ調整装置 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP3625392U patent/JPH0586474U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006102914A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Max Co Ltd | 動力駆動釘打機の打込み深さ調整装置 |
WO2006040911A1 (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Max Co., Ltd. | 動力駆動釘打機 |
JP4622437B2 (ja) * | 2004-10-08 | 2011-02-02 | マックス株式会社 | 燃焼ガス駆動釘打機の打込み深さ調整装置 |
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