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JPH0585942A - インターフエロン−ヒアルロン酸及び/又はその塩の結合体 - Google Patents

インターフエロン−ヒアルロン酸及び/又はその塩の結合体

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Publication number
JPH0585942A
JPH0585942A JP4068989A JP6898992A JPH0585942A JP H0585942 A JPH0585942 A JP H0585942A JP 4068989 A JP4068989 A JP 4068989A JP 6898992 A JP6898992 A JP 6898992A JP H0585942 A JPH0585942 A JP H0585942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ifn
hyaluronic acid
conjugate
salt
interferon
Prior art date
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Pending
Application number
JP4068989A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Mimura
修治 三村
Teruzo Miyoshi
照三 三好
Tooru Mitsuno
徹 満野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP4068989A priority Critical patent/JPH0585942A/ja
Publication of JPH0585942A publication Critical patent/JPH0585942A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 インターフェロンとヒアルロン酸及び/又は
その塩とを化学的に結合させてなることを特徴とするイ
ンターフェロン−ヒアルロン酸及び/又はその塩の結合
体である。 【効果】 本発明により得られたインターフェロン−ヒ
アルロン酸及び/又はその塩の結合体は、血中半減期が
長く改善され、抗ウイルス作用を保持し、抗原性が抑制
され、さらに抗癌効果も保持されているので、医薬とし
て有利に安全に使用でき、少ない投与回数でインターフ
ェロンの薬理効果を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、癌およびウィルス性疾
患等の治療に有用なインターフェロンをヒアルロン酸及
び/又はその塩(以下、総称してヒアルロン酸類とい
う)と結合させたインターフェロン−ヒアルロン酸類の
結合体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターフェロン(以下、IFNとい
う。)は、リンパ球や繊維芽細胞が産生する生理活用物
質で抗ウィルス作用や抗癌作用を示すことが知られてい
る。IFNには、IFN−α、IFN−β、およびIF
N−γの3種類が存在し、細胞培養技術および遺伝子組
換え技術の目覚ましい進歩により、大量生産が可能とな
り、IFNは、医薬品として世界中で使用され始めてい
る。
【0003】現在、IFNは多発性骨髄腫、腎癌、膠芽
腫、皮膚悪性黒色腫やB型肝炎の治療薬として認可さ
れ、さらに、非A非B型肝炎、エイズ、その他の癌やリ
ウマチ等の治療薬としての臨床試験が開始されている。
治療薬としてのIFNは、天然型と組換え型の双方が市
販されているが、世界的に組換え型が主流であり肝炎や
癌の治療においては、1日1回数週間の連続投与が行わ
れている。
【0004】しかし、IFNの血中半減期が短く、期待
通りに治療効果が望めないのが現状である。しかも、特
に組換え型IFNにおいては、患者の体内に抗体が生
じ、治療効果を相殺してしまう問題が生じている(New
England Journal of Medicine,318(22)1409,1988)。か
かる問題を解消すべく、IFNをリポリーム封入(特開
昭63-502117 )、コラーゲン包括(米国特許 4,855,13
4)および抗体結合(特開昭60-502104 )させて、血中
半減期を増加させる試みが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
これらには、血中半減期の長さ、抗原性及び医薬として
の安全性に対して十分に満足できるものではないという
欠点があった。
【0006】本発明者等は、ヒアルロン酸類が生体に対
し極めて安全な高分子物質であることに着目し、医薬
品、特に血中半減期の短い生理活性ペプチドの治療効果
向上につき検討し、かかる欠点を解決するための鋭意研
究を行った結果、IFNと医薬として安全性が確認され
ているヒアルロン酸類とを結合させることにより、得ら
れたIFN−ヒアルロン酸類の結合体が、抗癌作用およ
び抗ウィルス作用を維持し、血中半減期も顕著に長くな
り、かつ免疫原性も抑制でき、しかも、医薬として安全
性が高いことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、
(1).IFNとヒアルロン酸類とを化学的に結合させ
てなることを特徴とするIFN−ヒアルロン酸類の結合
体、および(2).(1)記載のIFN−ヒアルロン酸
類の結合体を含んで成る抗ウィルス剤、および(3).
(1)記載のIFN−ヒアルロン酸類の結合体を含んで
成る抗癌剤である。
【0008】以下、さらに本発明について詳しく説明す
る。本発明に用いるIFNとしては、特に制限はない
が、抗原性および早い血中消失速度の問題が指摘されて
いる遺伝子組換え技術を応用して生産された組換え型I
FNが、望ましい。
【0009】一方、ヒアルロン酸は、N−アセチルグル
コサミン及びグルクロン酸単位の重合体であり、自然界
に広く存在し、多くの哺乳類中に見出される。例えば、
鶏冠から抽出されたヒアルロン酸が、変形性膝関節症の
治療剤として使用され、また、ある種の微生物、例えば
ストレプトコッカス属等の微生物により発酵法で産生さ
れたヒアルロン酸も、医薬品として開発されつつある。
【0010】本発明に用いられるヒアルロン酸類は、ヒ
アルロン酸、ヒアルロン酸の塩、又はヒアルロン酸とヒ
アルロン酸の塩の混合物を包含している。ヒアルロン酸
類は、遊離の形でもよく又その塩でもよく例えば、ナト
リウム塩、カリウム塩、カルシウム塩等が挙げられる。
本発明に用いるヒアルロン酸としては、特に起源を問わ
ない。
【0011】しかしながら、上記のようにある種の微生
物、例えばストレプトコッカス属により産生されるヒア
ルロン酸は、比較的均一なより高分子形態のものが高い
純度で得られることから好ましい。具体的に、発酵法で
使用する菌株は、特開昭63-123392 号公報に記載したス
トレプトコッカス・エキFM-100(微工研菌寄9027号)の
ように高収率で安定にヒアルロン酸を生産する変異株が
好ましい。
【0012】本発明に用いるヒアルロン酸類としては、
分子量が5千〜200万のものが好ましい。また、IF
Nとヒアルロン酸類の結合割合は、1分子のIFNあた
り、1〜8分子が良く、好ましくは、3〜6分子が良
い。さらに、IFNに対するヒアルロン酸類含量は、6
0.0〜99.8重量%、好ましくは、70〜99重量
%である。
【0013】本発明のIFN−ヒアルロン酸類の結合体
は、IFNのアミノ基又は、カルボキシル基とヒアルロ
ン酸類のカルボキシル基又は、水酸基との反応によって
結合させてなるものであり、結合の条件としては、PH
は、3〜7が好ましい。またIFN濃度は、0.01〜
1mg/mlが好ましい。
【0014】結合の方法としては、特に制限はないが、
臭化シアン法、エピクロヒドリン法、カルボジイミド
法、塩化シアヌル法や活性エステル法(橋田 充 続タ
ンパク質ハイブリッド132-166,1988)等が挙げられる。
【0015】例えば、ヒアルロン酸のカルボキシル基
をIFNのアミノ基と結合させるには、カルボジイミド
類を用いるが、このカルボジイミド類の好ましい代表例
としては、水溶性の1−エチル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩や、1−シクロヘ
キシル−3−(2−モルホリニル−4−エチル)−カル
ボジイミド−P−トルエンスルホナート、1−ベンジル
−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
等がある。
【0016】ヒアルロン酸の水酸基をIFNのアミノ
基と結合させるには、塩化シアヌル類を用いるが、この
塩化シアヌル類としては、塩化シアヌル、及び塩化シア
ヌルのCl基をNHCH2 COOH基、OCH2 COO
H基、NH2 基などで置換した化合物がある。
【0017】このようにして、IFNとヒアルロン酸類
とを結合させることによって得られるIFN−ヒアルロ
ン酸類の結合体は、常法に従って、透析、アルコール沈
澱、ゲル濾過等により精製することが出来る。
【0018】本発明のIFN−ヒアルロン酸類の結合体
は、長期治療を必要とする癌及びウィルス疾患の治療に
特に有望なものである。
【0019】本発明のIFN−ヒアルロン酸類の結合体
を医薬として適用するに際しては、固体または液体の医
薬用担体、または、賦形剤、安定剤等の添加剤とともに
含む製剤とすることが好ましい。好ましい塩としては、
薬学的に安全であるナトリウム塩、カリウム塩、マグネ
シウム塩、カルシウム塩等が挙げられる。
【0020】投与形態としては、顆粒剤、錠剤もしくは
液剤として、経鼻または経口投与しても良いし、注射剤
として、静脈内投与、筋肉内投与または皮下投与しても
よい。注射剤としては、粉末として用時調製して使用し
てもよい。
【0021】また、注射剤として用いる場合には、本発
明のIFN−ヒアルロン酸類の結合体として、成人に対
し、1日量10〜1,000mg投与するのが好ましい
が、年令、症状により適宜増減することも可能である。
前記1日量の本発明のIFN−ヒアルロン酸類の結合体
は、1日1回投与することも可能だが、3日もしくは、
7日に1回投与でも十分の効果が望めるものである。
【0022】
【実施例】以下、実施例を掲げて本発明について具体的
に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。なお、以下の実施例等において、IFN力価
の測定はVSVウィルスおよびヒト羊膜由来の株化細胞
(FL細胞)を用い、細胞変性効果法により国際単位
(I. U)に換算した。
【0023】実施例1 10mgのヒアルロン酸ナトリウム(分子量165万)
をリン酸緩衝生理食塩水(pH6. 0)10mlに溶解
した。生成した濃厚な透明溶液に組換え型ヒト・IFN
−α(バイオネイティブ社製)1×109 単位を入れ、
4℃で10分間撹拌した。次いで、水溶性カルボジイミ
ド[1−エチル−3−( 3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド塩酸塩]、(ナカライテスク社製)10
mgを加え、更に4℃で19時間反応させた。
【0024】次いで、反応混合物を高速ゲル濾過カラム
(TSKgel G6000PW東ソー社製)を通し、
高分子量UV(280nm)−吸収付加物ピークを分取
し、次ぎに、IFN−αが結合しなかった遊離ヒアルロ
ン酸ナトリウムをイオン交換クロマトグラフィー(SP
−Sephadex、ファルマシア社製)により、(I
FN−α)−ヒアルロン酸ナトリウムの結合物から分離
した。NaClを用いることにより、(IFN−α)−
ヒアルロン酸ナトリウムの結合体含有フラクションを集
めた。
【0025】その(IFN−α)−ヒアルロン酸ナトリ
ウムの結合体含有フラクションを水に対し透析後、凍結
乾燥し、2. 5mgの(IFN−α)−ヒアルロン酸ナ
トリウムの結合体を得た。この薬剤は、優れた特性を示
している。また、この薬剤の1mg蛋白当たりの細胞変
性効果(抗ウイルス活性)は、IFN−α1mg蛋白当
たりの抗ウイルス活性の約90%を保持していた。 血中濃度半減速度試験 ラット(ウイスター系、雄、体重200g、日本チャー
ルスリバー社)を用いて、実施例1の薬剤0.5mgを
大腿部の筋肉内に注射投与した。結果を図1に示す。図
1において−●−は(IFN−α)−ヒアルロン酸ナト
リウム結合体の─○─は対照とした非修飾体の測定結果
である。図1より血中の半減期はIFN−α単独に比べ
て良好に延長されていた。
【0026】実施例2 10mgのヒアルロン酸ナトリウム(分子量10万)を
リン酸緩衝生理食塩水(pH6. 0)10mlに溶解し
た。生成した濃厚な透明溶液にヒト・ IFN−β(ベー
ゼル社製)1×107 単位を入れ、4℃で10分間撹拌
した。次いで、水溶性カルボジイミド[1−エチル−3
−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸
塩]、(ナカライテスク社製)10mgを加え、更に4
℃で19時間反応させた。
【0027】次いで、反応混合物を高速ゲル濾過カラム
(TSKgel G5000PW東ソー社製)を通し、
高分子量UV(280nm)−吸収付加物ピークを分取
し、次ぎに、IFN−βが結合しなかった遊離ヒアルロ
ン酸ナトリウムをイオン交換クロマトグラフィー(SP
−Sephadex、ファルマシア社製)により、(I
FN−β)−ヒアルロン酸ナトリウムの結合物から分離
した。NaClを用いることにより、(IFN−β)−
ヒアルロン酸ナトリウムの結合体含有フラクションを集
めた。
【0028】その(IFN−β)−ヒアルロン酸ナトリ
ウムの結合体含有フラクションを水に対し透析後、凍結
乾燥し、2. 5mgの(IFN−β)−ヒアルロン酸ナ
トリウムの結合体を得た。この薬剤は、優れた特性を示
している。また、この薬剤の1mg蛋白当たりの細胞変
性効果(抗ウイルス活性)は、IFN−β1mg蛋白当
たりの抗ウイルス活性の約90%を保持していた。 血中濃度半減速度試験 ラット(ウィスター系、雄、体重200g、日本チャー
ルスリバー社)を用いて、実施例2の薬剤0.1mgを
尾静脈内注射投与した。結果を図2に示す。図2におい
て−◆−は(IFN−β)−ヒアルロン酸ナトリウム結
合体の─◇─は対照とした非修飾体の測定結果である。
図2より血中の半減期はIFN−β単独に比べて良好に
延長されていた。
【0029】実施例3 Balb/cマウス(8週令、雌)に実施例1で作製し
た(IFN−α)−ヒアルロン酸ナトリウム結合体とI
FN−α単独で免疫学的感作能を調べた。投与当たり2
0μgのタンパク質を連続10日間皮下注射し、投与終
了後、20日目に血清を採取し、抗IFN抗体の有無を
調べた。ウサギの抗マウスIgG抗体とカップルさせた
セルロースに血清10μlを添加し、室温で20時間反
応させた。次にセルロースを生理食塩水で十分に洗浄
し、それにIFN−αの1000I.U/ml加えた。
反応5時間後に上清をサンプリングし、IFN活性を測
定したところ、(IFN−α)−ヒアルロン酸ナトリウ
ム結合体での感作マウス血清では、920I.U/ml
であるのに対し、IFN非結合体感作では、760I.
U/mlであった。その結果、(IFN−α)−ヒアル
ロン酸ナトリウム結合体の方が抗原性が抑制されること
が示された。
【0030】実施例4 ヒト慢性骨髄性白血病細胞(K−562)を10%牛胎
児血清を添加したRPMI1640培地5ml中に2×
104 個/mlとなるように懸濁し、25cm2 プラス
チック培養フラスコに入れ、次に実施例1で作製した
(IFN−α)−ヒアルロン酸ナトリウム結合体1×1
3 I.U/mlとなるように加え、37℃、5%CO
2 インキュベーターで4日間培養し、細胞数をカウント
したところ、コントロールに比べ、60%の増殖阻害が
示された。
【0031】製剤例 製剤例1 単位バイアルあたり、2mlの注射用蒸留水に溶解し、
下記組成を含む凍結乾燥製剤を製造した。 (組成:1バイアルあたり) (IFN−α)−ヒアルロン酸の結合体 3×106 I.U ヒト血清アルブミン 20mg 塩化ナトリウム 16mg リン酸2水素1ナトリウム・2水塩 0.5mgリン酸1水素2ナトリウム・12水塩 6mg
【0032】製剤例2 単位バイアルあたり、2mlの生理食塩水または、5%
ブドウ糖液に溶解し、下記組成を含む凍結乾燥製剤を製
造した。 (組成:1バイアルあたり) (IFN−β)−ヒアルロン酸の結合体 3×106 I.U ヒト血清アルブミン 20mgマンニット 50mg
【0033】
【発明の効果】本発明のIFN−ヒアルロン酸類の結合
体は、血中半減期が長く改善され、抗ウイルス作用を保
持し、抗原性が抑制され、さらに抗癌効果も保持されて
いるので、医薬として有利に安全に使用でき、少ない投
与回数でIFNの薬理効果を高めるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1の(IFN−α)−
ヒアルロン酸ナトリウム結合体の筋注におけるラット血
清中でのクリアランスの遅延効果を示す。図1において
−●−は(IFN−α)−ヒアルロン酸ナトリウム結合
体の─○─は対照とした非修飾体の測定結果を示す。
【図2】図2は、本発明の実施例2の(IFN−β)−
ヒアルロン酸ナトリウム結合体の静注におけるラット血
清中でのクリアランスの遅延効果を示す。図2において
−◆−は(IFN−β)−ヒアルロン酸ナトリウム結合
体の─◇─は対照とした非修飾体の測定結果を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターフェロンとヒアルロン酸及び/
    又はその塩とを化学的に結合させてなることを特徴とす
    るインターフェロン−ヒアルロン酸及び/又はその塩の
    結合体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインターフェロン−ヒ
    アルロン酸及び/又はその塩の結合体を含んで成る抗ウ
    ィルス剤。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のインターフェロン−ヒ
    アルロン酸及び/又はその塩の結合体を含んで成る抗癌
    剤。
JP4068989A 1991-02-26 1992-02-18 インターフエロン−ヒアルロン酸及び/又はその塩の結合体 Pending JPH0585942A (ja)

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JP3-53179 1991-02-26
JP5317991 1991-02-26
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