JPH0585813A - コージライト質セラミツクスの製造法 - Google Patents
コージライト質セラミツクスの製造法Info
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- JPH0585813A JPH0585813A JP3252110A JP25211091A JPH0585813A JP H0585813 A JPH0585813 A JP H0585813A JP 3252110 A JP3252110 A JP 3252110A JP 25211091 A JP25211091 A JP 25211091A JP H0585813 A JPH0585813 A JP H0585813A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【構成】コージライト質セラミックスの焼成条件中、1
160〜1290℃の温度域において昇温速度を300
℃/時間以下とするか、または1160〜1290℃の
温度域で0.5時間以上一定温度で保持し、さらに13
00〜1440℃の温度で0.5〜24時間保持して、
焼成する。 【効果】焼結体の焼成収縮率、吸水率を高くするととも
に、1160〜1290℃の温度域における昇温速度ま
たは保持時間を調節することによって、自由に焼成体の
焼成収縮率と吸水率をコントロールすることが可能とな
る。
160〜1290℃の温度域において昇温速度を300
℃/時間以下とするか、または1160〜1290℃の
温度域で0.5時間以上一定温度で保持し、さらに13
00〜1440℃の温度で0.5〜24時間保持して、
焼成する。 【効果】焼結体の焼成収縮率、吸水率を高くするととも
に、1160〜1290℃の温度域における昇温速度ま
たは保持時間を調節することによって、自由に焼成体の
焼成収縮率と吸水率をコントロールすることが可能とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にハニカム構造体と
して用いられるコージライト質セラミックスの製造法に
関するものである。
して用いられるコージライト質セラミックスの製造法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】コージライト(2MgO・2Al2 O3
・5SiO2 )質セラミックスは 熱膨張係数が11×
10-7/℃と低いため熱衝撃に強く、また多孔体である
ため、ハニカム構造体に成形して自動車排ガス浄化用触
媒担体等として広く使用されている。このような触媒担
体として用いる場合には、吸水率が高い方が触媒を担持
しやすく、触媒の活性も高いものが得られる。したがっ
て、高吸水率の担体が求められている。
・5SiO2 )質セラミックスは 熱膨張係数が11×
10-7/℃と低いため熱衝撃に強く、また多孔体である
ため、ハニカム構造体に成形して自動車排ガス浄化用触
媒担体等として広く使用されている。このような触媒担
体として用いる場合には、吸水率が高い方が触媒を担持
しやすく、触媒の活性も高いものが得られる。したがっ
て、高吸水率の担体が求められている。
【0003】また、コージライト質セラミックスは焼成
工程において1〜3%収縮するが、この収縮率のばらつ
きは原料組成、粒子径、セラミックス粉末を成形するた
めに添加されるメチルセルロース、ポリビニルアルコー
ルなどの結合剤の種類と量、焼成前密度、焼成温度であ
ると考えられ、焼成収縮率のばらつきを小さくする為こ
れらの要因の変動を小さくする努力が払われてきた。
工程において1〜3%収縮するが、この収縮率のばらつ
きは原料組成、粒子径、セラミックス粉末を成形するた
めに添加されるメチルセルロース、ポリビニルアルコー
ルなどの結合剤の種類と量、焼成前密度、焼成温度であ
ると考えられ、焼成収縮率のばらつきを小さくする為こ
れらの要因の変動を小さくする努力が払われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、コージライト質
セラミックスの吸水率を高めるためには、例えばセラミ
ックス原料に、焼成時に焼失して空隙を生成させる様な
小麦粉や米粉を混合したり(特公昭63−27303号
公報参照)、あるいはセラミックス原料100重量部に
対しグラファイトやカーボン粉末を1〜30重量部加え
ることによって調節してきた。しかし、これらのいわゆ
るポア剤を添加することは、製造コストの高騰につなが
るだけでなく、ポア剤を焼失させるために600℃以上
の温度で長時間保持する必要があった。
セラミックスの吸水率を高めるためには、例えばセラミ
ックス原料に、焼成時に焼失して空隙を生成させる様な
小麦粉や米粉を混合したり(特公昭63−27303号
公報参照)、あるいはセラミックス原料100重量部に
対しグラファイトやカーボン粉末を1〜30重量部加え
ることによって調節してきた。しかし、これらのいわゆ
るポア剤を添加することは、製造コストの高騰につなが
るだけでなく、ポア剤を焼失させるために600℃以上
の温度で長時間保持する必要があった。
【0005】また、コージライト質セラミックスの焼成
収縮率を調整するために、原料組成や粒子径、成形助剤
の種類と添加量及び焼成前密度などの管理を行なってき
たが、これらを充分に管理することは困難であった。例
えばバッチ式焼成炉とトンネル型の連続式焼成炉では得
られたコージライト質セラミックスの吸水率や収縮率が
異なるといった不具合があった。
収縮率を調整するために、原料組成や粒子径、成形助剤
の種類と添加量及び焼成前密度などの管理を行なってき
たが、これらを充分に管理することは困難であった。例
えばバッチ式焼成炉とトンネル型の連続式焼成炉では得
られたコージライト質セラミックスの吸水率や収縮率が
異なるといった不具合があった。
【0006】そこで、本発明はコージライト質セラミッ
クスの吸水率および焼成収縮を高めるとともに、これら
の値を自由にコントロールすることを可能ならしめるも
のである。
クスの吸水率および焼成収縮を高めるとともに、これら
の値を自由にコントロールすることを可能ならしめるも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記に鑑みて本発明は、
化学組成がMgO10〜18重量%、SiO2 42〜5
2重量%、Al2 O334〜48重量%よりなるセラミ
ック原料を所定形状に成形した後、得られた成形体を1
160〜1290℃の温度域における昇温速度を300
℃/時間以下とするか、または1160〜1290℃の
温度域で30分以上一定温度で保持し、さらに1300
〜1440℃の温度で0.5〜24時間保持して焼成す
る工程によりコージライト質セラミックスを製造するよ
うにしたものである。
化学組成がMgO10〜18重量%、SiO2 42〜5
2重量%、Al2 O334〜48重量%よりなるセラミ
ック原料を所定形状に成形した後、得られた成形体を1
160〜1290℃の温度域における昇温速度を300
℃/時間以下とするか、または1160〜1290℃の
温度域で30分以上一定温度で保持し、さらに1300
〜1440℃の温度で0.5〜24時間保持して焼成す
る工程によりコージライト質セラミックスを製造するよ
うにしたものである。
【0008】本発明の製造方法では、1160〜129
0℃の温度域で保持するか、または昇温速度を小さくす
ることによって、コージライト質セラミックスの吸水率
と収縮率を高くすることができる。また、上記保持時間
や昇温速度を変化させることによって自由に吸水率と収
縮率の値調整することができる。
0℃の温度域で保持するか、または昇温速度を小さくす
ることによって、コージライト質セラミックスの吸水率
と収縮率を高くすることができる。また、上記保持時間
や昇温速度を変化させることによって自由に吸水率と収
縮率の値調整することができる。
【0009】例えば、従来の製造方法では、吸水率2
5.4%、収縮率96.7%であるコージライト質セラ
ミックスに対し、1210℃で1.5時間保持するだけ
で吸水率を28.0%とできる。さらに、上記保持時間
を11時間とすると吸水率29.5%、収縮率97.9
7%まで高くすることができる。
5.4%、収縮率96.7%であるコージライト質セラ
ミックスに対し、1210℃で1.5時間保持するだけ
で吸水率を28.0%とできる。さらに、上記保持時間
を11時間とすると吸水率29.5%、収縮率97.9
7%まで高くすることができる。
【0010】本発明の方法により焼成収縮率、吸水率を
変化させ得る理由は、完全には解明されていないが、本
発明の現象を説明しうるメカニズムは 以下のように推
定される。
変化させ得る理由は、完全には解明されていないが、本
発明の現象を説明しうるメカニズムは 以下のように推
定される。
【0011】まず、本発明のようにAl2 O3 、Mg
O、SiO2 源をカオリン、タルクに求めるような固相
合成反応において、焼成工程の途中1000℃前後でβ
-Quartz が発生するすることは知られている(T.I.Barr
y,J.M.Cox and R.Morrel:J.Mat.Sci.,13,pp594-610(197
8)参照) 。そして、1200℃以降このβ-Quartz が消
滅し、コージライト結晶が析出してくる。この系ではコ
ージライトは高温ほどよく生成する。
O、SiO2 源をカオリン、タルクに求めるような固相
合成反応において、焼成工程の途中1000℃前後でβ
-Quartz が発生するすることは知られている(T.I.Barr
y,J.M.Cox and R.Morrel:J.Mat.Sci.,13,pp594-610(197
8)参照) 。そして、1200℃以降このβ-Quartz が消
滅し、コージライト結晶が析出してくる。この系ではコ
ージライトは高温ほどよく生成する。
【0012】本発明の1160〜1290℃の温度域で
もコージライト化が起こっており、従来の製造方法では
この反応を進行させずに高温に加熱するため、未反応の
成分が一次的に溶融し、液相焼結することにより緻密化
して吸水率を低くすると考えられる。これに対し、本発
明のように1160〜1290℃の温度域にて保持また
は昇温速度を遅くしてコージライト化を進行させた場合
には、液相焼結を起こさせるような成分の残量が少な
く、また低温にて結晶化したコージライトが核となり一
層コージライト化を促進し、液相成分による焼結が起こ
りにくくなるため、焼成収縮率・吸水率を高くすること
ができると考えられる。
もコージライト化が起こっており、従来の製造方法では
この反応を進行させずに高温に加熱するため、未反応の
成分が一次的に溶融し、液相焼結することにより緻密化
して吸水率を低くすると考えられる。これに対し、本発
明のように1160〜1290℃の温度域にて保持また
は昇温速度を遅くしてコージライト化を進行させた場合
には、液相焼結を起こさせるような成分の残量が少な
く、また低温にて結晶化したコージライトが核となり一
層コージライト化を促進し、液相成分による焼結が起こ
りにくくなるため、焼成収縮率・吸水率を高くすること
ができると考えられる。
【0013】なお、本発明において焼成条件をコントロ
ールする温度域を1160℃〜1290℃とした理由は
1160℃以下ではコージライト化が効率的に行なわれ
ず、結果的に焼成収縮率、吸水率を高める効果が顕著で
ないからである。また、1290℃以上ではコージライ
ト化反応のスピードより液相生成による収縮のスピード
の方が早く、実質的にその効果が見られないからであ
る。
ールする温度域を1160℃〜1290℃とした理由は
1160℃以下ではコージライト化が効率的に行なわれ
ず、結果的に焼成収縮率、吸水率を高める効果が顕著で
ないからである。また、1290℃以上ではコージライ
ト化反応のスピードより液相生成による収縮のスピード
の方が早く、実質的にその効果が見られないからであ
る。
【0014】また、本発明において出発原料の化学組成
をMgO10〜18重量%、SiO2 42〜52重量
%、Al2 O3 34〜48重量%としたのは、この範囲
外であると、求めるコージライト(2MgO・2Al2
O3 ・5SiO2 )質セラミックスを得られないためで
ある。
をMgO10〜18重量%、SiO2 42〜52重量
%、Al2 O3 34〜48重量%としたのは、この範囲
外であると、求めるコージライト(2MgO・2Al2
O3 ・5SiO2 )質セラミックスを得られないためで
ある。
【0015】
【実施例】実験例1 表1に示す原料粉末を、化学組成がMgO13.5重量
%、SiO2 49.1重量%、Al2 O3 37.4重量
%となるよう混合し、成形助剤としてメチルセルロー
ス、水を混合、混練してセラミックス可塑性組成物を調
整し、この組成物を公知のハニカム成形用押出しダイス
内を通してハニカム形状に成形し、ついで乾燥し、焼成
した。
%、SiO2 49.1重量%、Al2 O3 37.4重量
%となるよう混合し、成形助剤としてメチルセルロー
ス、水を混合、混練してセラミックス可塑性組成物を調
整し、この組成物を公知のハニカム成形用押出しダイス
内を通してハニカム形状に成形し、ついで乾燥し、焼成
した。
【0016】
【表1】
【0017】焼成スケジュールは図1に示すように、成
形助剤を焼失させるために350℃で1時間保持(KE
EP1)し、1150〜1360℃の間で3時間保持
(KEEP2)する以外は300℃/時間の速度で昇温
し、最高焼成温度1425℃で1時間保持(KEEP
3)して焼成した。上記KEEP2の温度を変化させ、
得られた焼成体の収縮率、吸水率を測定した結果を表2
および図2に示す。
形助剤を焼失させるために350℃で1時間保持(KE
EP1)し、1150〜1360℃の間で3時間保持
(KEEP2)する以外は300℃/時間の速度で昇温
し、最高焼成温度1425℃で1時間保持(KEEP
3)して焼成した。上記KEEP2の温度を変化させ、
得られた焼成体の収縮率、吸水率を測定した結果を表2
および図2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】この結果より明らかに、KEEP2の温度
が本発明の範囲外である比較例1、2、3、4では収縮
率97%以下、吸水率26%以下であるのに対し、本発
明実施例のNo.1−1〜1−4は明らかに収縮率97
%以上、吸水率26%以上とともに高い値を示した。し
たがって、1160〜1290℃の温度域で保持するこ
とによって、収縮率、吸水率を高くできることがわか
る。また、最も効果的であるのは上記保持温度が121
0℃前後であることもわかる。
が本発明の範囲外である比較例1、2、3、4では収縮
率97%以下、吸水率26%以下であるのに対し、本発
明実施例のNo.1−1〜1−4は明らかに収縮率97
%以上、吸水率26%以上とともに高い値を示した。し
たがって、1160〜1290℃の温度域で保持するこ
とによって、収縮率、吸水率を高くできることがわか
る。また、最も効果的であるのは上記保持温度が121
0℃前後であることもわかる。
【0020】実験例2 実験例1と同様にハニカム形状に成形し、ついで乾燥
し、焼成した。焼成スケジュールを図3に示すように、
成形助剤を焼き出すために350℃で1時間保持(KE
EP1)し、1210℃で0〜12時間保持(KEEP
2)する以外は300℃/時間の速度で昇温し、最高焼
成温度1425℃で1時間保持(KEEP3)して焼成
した。上記KEEP2の保持時間を変化させ、得られた
焼成体の収縮率、吸水率を測定した結果を表3および図
4に示す。
し、焼成した。焼成スケジュールを図3に示すように、
成形助剤を焼き出すために350℃で1時間保持(KE
EP1)し、1210℃で0〜12時間保持(KEEP
2)する以外は300℃/時間の速度で昇温し、最高焼
成温度1425℃で1時間保持(KEEP3)して焼成
した。上記KEEP2の保持時間を変化させ、得られた
焼成体の収縮率、吸水率を測定した結果を表3および図
4に示す。
【0021】
【表3】
【0022】この結果より明らかに、KEEP2の保持
時間が0時間である比較例では収縮率97%以下、吸水
率26%以下であるのに対し、本発明実施例のNo.2
−1〜2−4は収縮率97%以上、吸水率27%以上と
ともに高い値を示した。また、KEEP2の保持時間が
0.5時間以上になると大幅に収縮率、吸水率の上昇が
見られ、それから徐々に上昇率は下がるものの最大12
時間で収縮率は98%、吸水率は29.5%まで上昇
し、それ以降はほとんど変化ないことがわかる。したが
って、上記KEEP2の保持時間は0.5時間以上とす
ることによって、収縮率、吸水率を高くできることがわ
かる。
時間が0時間である比較例では収縮率97%以下、吸水
率26%以下であるのに対し、本発明実施例のNo.2
−1〜2−4は収縮率97%以上、吸水率27%以上と
ともに高い値を示した。また、KEEP2の保持時間が
0.5時間以上になると大幅に収縮率、吸水率の上昇が
見られ、それから徐々に上昇率は下がるものの最大12
時間で収縮率は98%、吸水率は29.5%まで上昇
し、それ以降はほとんど変化ないことがわかる。したが
って、上記KEEP2の保持時間は0.5時間以上とす
ることによって、収縮率、吸水率を高くできることがわ
かる。
【0023】実施例3 実験例1と同様にハニカム形状に成形し、ついで乾燥
し、焼成した。焼成スケジュールを図5に示すように、
1160〜1290℃の昇温時間を変化させて焼成し、
得られた焼成体の収縮率、吸水率を測定した結果を表4
に示す。
し、焼成した。焼成スケジュールを図5に示すように、
1160〜1290℃の昇温時間を変化させて焼成し、
得られた焼成体の収縮率、吸水率を測定した結果を表4
に示す。
【0024】
【表4】
【0025】この結果から1160〜1290℃の温度
域で一定温度で保持するのではなく、昇温時間を300
℃/時間以下とすることによっても、上記実験例1、2
と同様に収縮率、吸水率を高くできることがわかる。
域で一定温度で保持するのではなく、昇温時間を300
℃/時間以下とすることによっても、上記実験例1、2
と同様に収縮率、吸水率を高くできることがわかる。
【0026】
【発明の効果】このように本発明によれば、コージライ
ト質セラミックスの焼成条件中、1160〜1290℃
の温度域において昇温速度を300℃/時間以下とする
か、または1160〜1290℃の温度域で0.5時間
以上一定温度で保持し、さらに1300〜1440℃の
温度で0.5〜24時間保持して、焼成することによっ
て、焼結体の焼成収縮率、吸水率を高くする効果を奏す
ることができる。加えるに、1160〜1290℃の温
度域における昇温速度または保持時間を調節することに
よって、自由に焼成体の焼成収縮率と吸水率をコントロ
ールできるという効果を奏することができる。
ト質セラミックスの焼成条件中、1160〜1290℃
の温度域において昇温速度を300℃/時間以下とする
か、または1160〜1290℃の温度域で0.5時間
以上一定温度で保持し、さらに1300〜1440℃の
温度で0.5〜24時間保持して、焼成することによっ
て、焼結体の焼成収縮率、吸水率を高くする効果を奏す
ることができる。加えるに、1160〜1290℃の温
度域における昇温速度または保持時間を調節することに
よって、自由に焼成体の焼成収縮率と吸水率をコントロ
ールできるという効果を奏することができる。
【図1】本発明のコージライト質セラミックスの製造方
法における焼成スケジュールを示すグラフである。
法における焼成スケジュールを示すグラフである。
【図2】焼成中の保持温度と、得られた焼成体の収縮
率、吸水率との関係を示すグラフである。
率、吸水率との関係を示すグラフである。
【図3】本発明のコージライト質セラミックスの製造方
法における焼成スケジュールを示すグラフである。
法における焼成スケジュールを示すグラフである。
【図4】焼成中の保持時間と、得られた焼成体の収縮
率、吸水率との関係を示すグラフである。
率、吸水率との関係を示すグラフである。
【図5】本発明の他の実施例における焼成スケジュール
を示すグラフである。
を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】MgO10〜18重量%、SiO2 42〜
52重量%、Al2 O3 34〜48重量%の組成よりな
るセラミック原料を所定形状に成形した後、得られた成
形体を1160〜1290℃の温度域における昇温速度
を300℃/時間以下とするか、または同温度域で0.
5時間以上一定温度で保持し、さらに1300〜144
0℃の温度で0.5〜24時間保持して焼成する工程か
らなるコージライト質セラミックスの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03252110A JP3130979B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コージライト質セラミックスの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03252110A JP3130979B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コージライト質セラミックスの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585813A true JPH0585813A (ja) | 1993-04-06 |
JP3130979B2 JP3130979B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=17232630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03252110A Expired - Fee Related JP3130979B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コージライト質セラミックスの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3130979B2 (ja) |
Cited By (8)
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---|---|---|---|---|
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US6048490A (en) * | 1997-07-28 | 2000-04-11 | Corning Incorporated | Method of producing cordierite bodies utilizing substantially reduced firing times |
WO2001077042A1 (fr) * | 2000-04-07 | 2001-10-18 | Ngk Insulators, Ltd. | Structure alveolaire ceramique a cordierite presentant une faible dilatation thermique et procede de fabrication de ladite structure |
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JP2002080277A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-03-19 | Kyocera Corp | 誘電体磁器及びこれを用いた誘電体共振器 |
WO2005068396A1 (ja) * | 2004-01-13 | 2005-07-28 | Ngk Insulators, Ltd. | ハニカム構造体及びその製造方法 |
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US7897099B2 (en) | 2004-01-13 | 2011-03-01 | Ngk Insulators, Ltd. | Method for producing honeycomb structure |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6002813B1 (ja) * | 2015-05-29 | 2016-10-05 | 株式会社大島造船所 | 船舶 |
CN107349968A (zh) * | 2017-06-12 | 2017-11-17 | 中国汽车技术研究中心 | 一种scr分子筛催化剂用陶瓷载体的预处理方法及scr分子筛催化剂制备方法 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP03252110A patent/JP3130979B2/ja not_active Expired - Fee Related
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