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JPH0585306A - 自動車における緊締手段のための駆動機構 - Google Patents

自動車における緊締手段のための駆動機構

Info

Publication number
JPH0585306A
JPH0585306A JP3104148A JP10414891A JPH0585306A JP H0585306 A JPH0585306 A JP H0585306A JP 3104148 A JP3104148 A JP 3104148A JP 10414891 A JP10414891 A JP 10414891A JP H0585306 A JPH0585306 A JP H0585306A
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JP
Japan
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drive mechanism
restraint device
mounting screw
blocking
motor vehicle
Prior art date
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Application number
JP3104148A
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English (en)
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JPH07121675B2 (ja
Inventor
Artur Foehl
フエール アルツル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRW Occupant Restraint Systems GmbH
Original Assignee
TRW Occupant Restraint Systems GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRW Occupant Restraint Systems GmbH filed Critical TRW Occupant Restraint Systems GmbH
Publication of JPH0585306A publication Critical patent/JPH0585306A/ja
Publication of JPH07121675B2 publication Critical patent/JPH07121675B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/33Arrangements for non-electric triggering of inflation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/18Anchoring devices
    • B60R22/195Anchoring devices with means to tension the belt in an emergency, e.g. means of the through-anchor or splitted reel type
    • B60R22/1954Anchoring devices with means to tension the belt in an emergency, e.g. means of the through-anchor or splitted reel type characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators
    • B60R22/1956Mechanical triggering means therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/18Anchoring devices
    • B60R22/26Anchoring devices secured to the seat

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】取扱い時や組立時にシートベルト及びエアバッ
グが非意図的に作動するのを防ぐ機構を、製造容易かつ
安価なものとする。 【構成】安全ベルト抑止装置の緊締手段18の機械的セ
ンサ26は、ピン42が車両感度の高い慣性質量30と
係合しそして慣性質量30をその作動用意完了位置に拘
束するが故に、非組立状態における意図的でない釈放を
防ぐように保証される。ピン42は支持ハウジング50
内に受容される回転可能に取付けられた構成部品52に
被覆ケーブル24を介して結合される。前記回転可能部
材52は環状の円板の形状を有し従ってその中心の穴6
2を通じて取付ねじ16が挿入され得る。取付ねじ16
を締付けるとき構成部材52も共に回転され、従って、
引張ケーブル24bを介してピン42が引っ込められて
慣性質量30の拘束は解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車における安全ベル
ト抑止装置の緊締手段のための、または、ガスバッグ抑
止装置のための駆動機構であってハウジング内に配列さ
れそして駆動機能を阻止するための阻止手段を含む複数
の機能構成部品から成り、阻止手段が阻止状態と解放状
態との間で切換え可能でありそして一阻止要素が切換え
及び阻止手段のためにその二つの状態間で運動されるよ
うに構成されるものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決とようとする課題】自動車
の座席内に統合される機械的または火工的緊締手段にお
いて、緊締手段付きの完全な自動車座席は自動車内にそ
のまま据付けられる完成モジュールとして組立てられ得
る。そのような緊締システムの機械的駆動機構は減速度
に反応する車両感度の高い慣性質量を装備される。引金
しきい値は自動車タイプに左右される。完成された自動
車座席及び独立した緊締手段の取扱い及び組立てにおい
ては、極端な場合は引金しきい値を超過する、従って緊
締駆動手段の作動を招く、衝撃が発生する可能性があ
る。従って、緊締手段はもはや機能し得ない。
【0003】緊締手段の非意図的な作動を防止するため
に、自動車座席が自動車内に取付けられるまで阻止状態
を維持して緊締手段の作動を阻止する制御手段が使用さ
れる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記制御手段
がほとんどあらゆる希望される組立点と結合され得そし
てそれにもかかわらず製造の簡単性と安価性とにおいて
卓越するように、初めに説明されたタイプの駆動機構を
さらに発展させる問題に基づくものである。
【0005】この問題は、本発明に従って、回転可能に
取付けられた構成部品であって取付ねじによって回転駆
動されそして該取付ねじが締付けられるときそれと共に
回転されるものに阻止要素が結合されそしてこのように
して発生される前記構成部品の回転運動が阻止手段を解
放状態に切換える向きに阻止要素の変位を生じさせるが
故に初めに説明されたタイプの駆動機構において解決さ
れる。完全な座席の取付けであれまたは緊締手段の各個
の構成部品の組立てであれ、ほとんどあらゆる組立作業
は取付ねじの使用を必要とする。本発明に従う駆動機構
において、制御手段はあらゆる希望される取付ねじまた
は組立ねじと結合され得る。組立てに先立って、駆動機
構は特に阻止要素がばね力によってその阻止位置へ偏倚
されるが故に安全位置に確保される。緊締手段付きの完
全な自動車座席または独立した緊締手段の組立てを行う
とき、回転可能に取付けられた前記構成部品は好適な取
付ねじと結合される。前記取付ねじの締付けにともなっ
て、前記回転可能の構成部品は摩擦係合または形状鎖係
合(form−locking engagemen
t)即ちフォームロックによって係合されそして同伴さ
れる。前記構成部品の回転運動は好ましくは該構成部品
の周縁と係合する被覆ケーブルを介して並進運動に変換
され、該並進運動は制御手段の阻止要素に伝達される。
前記阻止要素は特に軸方向可動ピンとして形成され、そ
の被覆ケーブルから遠い端部は駆動機構のハウジング内
に突出しそして車両感度の高い慣性質量と係合してそれ
をその作動用意完了位置に確保する。
【0006】本発明の有利なさらなる発展形式は従属請
求項に記載される。
【0007】本発明のさらなる特色及び利点は、本発明
の一推奨実施例の説明からそして参照される諸図面から
明らかにされるであろう。
【0008】
【実施例】図1に示される自動車座席10はその座席フ
レーム12によってレール14上に取付けられ、前記レ
ール14は取付ねじ16によって自動車フロアに固定さ
れている。自動車座席10の片側には火工式緊締手段1
8が配置される。前記緊締手段18は、その作動時にお
いて、自動車フロアの方向に傾斜されたベルトロック2
0を、ベルトシステムからベルトの弛みを除くように動
かす。図1に示される取付ねじ16の一つには制御手段
22が連結されており、前記制御手段22は被覆ケーブ
ル24を介して車両感度の高い機械的センサ26と結合
される。
【0009】前記機械的センサ26は、図2において、
より大きい縮尺による断面図で示される。車両感度の高
い慣性質量30がハウジング28内に枢動自在に取付け
られる。ばね荷重を掛けられた衝撃片32であって枢着
された二腕レバーの形式にされたものが、ローラ34に
よって慣性質量30の凹面くぼみ内に係合する。図2に
示される作動用意完了状態において、衝撃片32の一方
の腕はハウジング28の孔内に変位可能に据付けられた
撃針36に対向してそれから離されて位置する。撃針3
6はその外端を火工装薬38の衝撃点火器と対向させて
位置する。火工装薬38は図2においては単に概略的に
表されそして火工式緊締手段(図示せず)の一部を構成
する。ばね荷重を掛けられた圧力ピン40が慣性質量3
0の表面に圧接しそして慣性質量30の凹面くぼみによ
って形成された曲面即ち制御カムと協働して、慣性質量
30がその重心Sに加えられる減速力の作用下で矢印F
の方向に逆時計回りに枢動されて衝撃片32を釈放し、
その結果、衝撃片32がばね荷重の作用下で撃針36に
向かって加速されて衝撃片32が撃針36を打撃すると
ともにそれを衝撃点火器内へ駆動するに至らしめる引金
しきい値を限定する。
【0010】ハウジング28のもう一つの孔内にピン4
2の形式にされた阻止要素が軸方向に変位可能に据付け
られる。前記ピン42はその一端部によってハウジング
28の内部に突出しそして慣性質量30の段状の切欠き
と係合して慣性質量30を図2に示される作動用意完了
位置に確保する。ピン42は圧力ばね44によって前記
阻止位置に偏倚される。前記圧力ばね44はピン42の
外端とピン42を軸方向変位可能の態様で受容する前記
ハウジング孔の底との間に支持される。前記ハウジング
孔は狭搾部を通じて同軸の外孔部分と接続する。外孔部
分内には被覆ケーブル24の外装24aの一端部が挿入
される。被覆ケーブル24の引張ケーブル24bはピン
42の外端に固定される。
【0011】取付ねじ16と連結された制御装置22は
被覆ケーブル24を介して機械的センサ26と結合され
る。制御装置22はプレート形にされた支持ハウジング
50とリング円板の形式にされた回転部材52から構成
される。回転部材52は支持ハウジング50の片側に切
設された支持空間54内に遊隙を画成して受容される。
回転部材52は接線方向の孔を設けられた半径方向の突
起56を有し、該接線方向の孔には引張ケーブル24b
の関連端部がプレス嵌めされている。支持空間54は2
個の止め54a,54bを画成する。これら止めの間に
おいて回転部材52の半径方向の突起56が制限内で回
転し得る。図3から見られるごとく、支持ハウジング5
0は2個のボルトまたはリベット58によって台板57
に固定される。台板57は支持空間54を閉鎖するが、
取付ねじ16のために貫通孔60を設けられる。
【0012】図4に示される状態は作動用意完了状態、
即ち回転部材52が止め54aと54bとの中間位置を
取る状態、である。従ってこの位置において半径方向の
突起56は止め54aからある特定の角度位置を維持す
る。被覆ケーブル24の縒りに依存するため、止め54
aと半径方向突起56との間における引張ケーブル24
bの端部分の多少の短縮化が生じ得る。作動用意完了状
態において止め54aと半径方向突起56との間に存在
する距離によって、たとえそれらの間に横たわる引張ケ
ーブル24bの端部分が明白に短縮していても、ピン4
2に引張力は及ぼされず、従って慣性質量30の確保は
すべての状況下において保証される。これに反し、止め
54bは回転部材52の回転運動を許すのに適正な距離
を以て止め54aから離されており、その結果、ピン4
2は慣性質量30の運動経路から撤退され、従って、慣
性質量30の確保は止め54bの方向への回転部材52
の回転によって解消される。回転部材52のこの回転
は、取付ねじ16がその頭部16aに隣接する半径方向
接触肩部16bにおいて回転部材52の対向面に対し摩
擦係合または形状鎖錠係合を確立し、従って、取付ねじ
16の回転締結に伴って回転部材52もまた半径方向突
起56が止め54bに当接するに至るまで回転されるが
故に、組立て時に発生する。取付ねじ16と回転部材5
2との間の力鎖錠を改善するために、これら要素の対向
面は図3及び図4において図解されるきざみ付けによっ
て表される形状鎖錠構成を設けられ得る。同様に図3に
示される取付ねじの変型において、取付ねじ16はその
肩部16bの下側にOリング17を受容するための環状
の溝を設けられる。前記Oリング17は摩擦によって回
転部材52に関する同伴効果を助長する。
【0013】プレート形状の支持ハウジング50はその
台板57から遠い側において取付ねじ16の頭部16a
及びその拡張された接触用の肩部16bを通過させる穴
62を設けられる。自動車座席10を取付けるとき、制
御装置22は座金と同様の態様で好適な取付ねじ16と
結合される。それは独立したユニットとして構成され
得、または代替的に、台板57が好適な一点において座
席固定手段に確保されるまたは座席固定手段の一部分に
よって直接形成されるが故にある特定の組立点と固定的
に組み合わされる。あとに述べた場合においては、支持
ハウジング50は、図1に示されるごとく、この場合台
板57を構成する座席固定手段に直接に確保される。
【0014】図5に示される実施例において、支持ハウ
ジング50内に導入される引張ケーブル24bの端部は
円筒形または立方形であるプレス結合された端片63を
有する。端片63は環状円板形の回転部材52の周縁に
対応形成された切欠き内に係合する。その効果におい
て、前記端片63は図4に示された半径方向の突起56
に匹敵する。それは回転部材52の外縁の切欠きと係合
して支持空間54の内壁によって保持される。
【0015】図4及び図5に示されるように、止め54
aと54bの間の回転角度は90°より少し大きい。使
用及び構造要素の相対的配置に応じて、この回転角度は
より大きくまたはより小さくされ得る。
【0016】図2に示される実施例において、機械的セ
ンサ26は枢動可能の慣性質量30を装備されている。
また、並進変位可能の慣性質量を備えた構成も可能であ
る。機械的センサの細部は、その構造及び作動の態様が
制御手段22の作用から独立しているからここでは検討
されない。また、ピン42に代えて、異なるタイプの阻
止要素が、それが車両感知センサの慣性質量の確保を達
成するかぎり、使用され得る。
【0017】さらに、駆動機構が図1に示される火工式
緊締手段18及びガスバック抑止装置に対し等しく良好
に組合わされ得ることは容易に明瞭に理解され得る。
【0018】本発明に基く駆動機構の使用は、緊締手段
18またはガスバッグ抑止装置(図示されていない)の
作動が、組立作業、即ち取付ねじ16が支持ハウジング
50の穴62に挿通されそして環状の円板形状の回転部
材52の中心穴に通されて締付けられ、前記回転部材5
2が前記止め54bに当接する限界に達するまで同伴回
転される作業、が遂行されるまでは可能でないことを保
証する。この組立作業はセンサ26の車両感度の高い慣
性質量30の確保を解消する。自動車座席10が例えば
修理のために取り外されるときは、各取付ねじ16は緩
められ、従って環状の円板形状の回転部材52は自由に
なりそして圧力ばね44の作用下でピン42は再びその
阻止位置に移転され得る。かくのごとく、確保状態は取
付ねじ16を緩めることによって自動的に確立される。
【0019】図6に示される実施例において、制御手段
22は任意の好適な位置において取付ねじ16と連結さ
れ得る独立ユニットを形成する。制御手段22は構成部
品57の上側に2個の確保ねじ59によって確保され
る。前記構成部品57は取付ねじ16によって自動車の
フロアに固定されそして確保ねじ59のための2個の好
適に配列されたねじ孔61を有する。
【0020】図7に示される実施例において、被覆ケー
ブル24の引張ケーブル24bは、自動車座席の座席鎖
錠を解放するための握り72に回転可能に据付けられた
偏向プーリ70を介して導かれる。統合された緊締手段
18と座席解錠を開始するための握り72とを有する自
動車座席が図8に概略的に斜視図を以て示される。引張
ケーブル24bが偏向プーリ70に沿って走行すること
を確実にするため被覆ケーブル24の外装は中断されて
いる。被覆ケーブル24の外装の各端部は座席フレーム
12に固定される支柱74内に支持される。制御手段2
2は既に説明された諸実施例の場合と基本的に同じ様式
で構成される。
【0021】図7は取付ねじ26の挿入及び締付け前の
状態における配列を示す。この状態において、引張ケー
ブル24bは弛緩されており、従って機械的センサ26
のピン42は圧力ばね44によって阻止位置に確保され
る。取付ねじ26の挿入及び締付けと同時に環状の円板
形状の回転部材52は時計回りの方向に回転され、それ
により引張ケーブル24bは張力をかけられそしてピン
42は圧力ばね44の力に抗して解放位置へ運動され
る。しかし、今もし握り72が座席鎖錠を解くように作
動されるならば、偏向プーリ70は引張ケーブル24b
を弛緩させる方向へ、即ち支柱74に向かって、移動さ
れ従って引張ケーブル24bは弛緩される。従って、圧
力ばね44はピン42を確保位置へ押圧する。従って、
座席もどり止係合が解除されるごとに、センサ26の確
保が自動的に生じ、その結果、座席調整時に発生するい
かなる衝撃も緊締手段の作動をもたらし得ない。
【0022】図7は取付ねじ16の特異性を示す。前記
取付ねじ16はそのカラー29に隣接するその軸部に半
径方向の環状溝27を設けられ、そして前記環状溝27
内にはOリング17が受容される。取付ねじ16のため
の回転部材52の貫通孔51は、Oリング17が前記貫
通孔51内に軸方向に押込まれ得それによりカラー29
の下側が回転部材52の上側に当接するのを妨げること
なしに回転部材52と取付ねじ16との間の摩擦接触を
確立し得るように、その直径に関して寸法を決定され
る。
【0023】もう一つの構成は、意図的でない弛緩を防
止する手段が取付ねじ16と連係設置されることに存す
る。取付ねじ16の弛緩によってピン42が圧力ばね4
4の作用下でその阻止位置に移動するに至る可能性があ
るからである。
【0024】図9はその慣性質量30Aが枢動せず、並
進変位するように取付けられる車両感度の高いセンサ2
6Aの可能的一実施例を示す。図9に示される確保位置
において走行方向(矢印)への慣性質量30Aの並進変
位は阻止板42Aによって阻止される。阻止板42Aは
扇形にされそして段状の凹所を設けられており、該凹所
には慣性質量30Aに同軸に結合されたささえピン31
の端部が係合する。被覆ケーブル24の引張ケーブル2
4bは好適なてこ手段ないしてこ比によって阻止板42
Aに係合する。圧力ばね44Aによって阻止板42Aは
その阻止位置に偏倚される。圧力ばね44Aの作用に抗
して引張ケーブル24bによって張力をかけられると
き、阻止板42Aはその解放位置へ時計回りに枢動さ
れ、該位置において阻止板は走行方向(図9における矢
印)への慣性質量30Aの運動のための通路を解放す
る。慣性質量30Aのこの変位運動は、部分的且つ概略
的に示されるに過ぎないレバー33を介して、緊締手段
を作動させるための機構へ伝達される。
【図面の簡単な説明】
【図1】統合緊締手段を有する自動車座席の概略総合
図。
【図2】制御手段を有する駆動機構の部分的に断面で示
される概略図。
【図3】制御装置の分解部品配列図。
【図4】制御装置の側面図。
【図5】図4に示される制御手段の一修正型の構造を示
す部分図。
【図6】制御装置のもう一つの修正型の構造を示す斜視
図。
【図7】座席を解錠するための握りの作動に関し安全確
保手段を配された一実施例の側面図。
【図8】統合緊締手段を有する自動車座席の斜視図。
【図9】一機械的センサの修正型の構造を示す側面図。
【符号の説明】
10 自動車座席 12 座席フレーム 16 締付ねじ 18 火工式緊締手段 22 制御手段 24 被覆ケーブル 24b 引張ケーブル 26 機械的センサ 28 ハウジング 30 慣性質量 32 衝撃片 36 撃針 40 圧力ピン 42 ピン 44 圧力ばね 52 回転部材 56 突起 57 台板 72 握り

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車における安全ベルト抑止装置の緊
    締手段(18)のための、または、ガスバッグ抑止装置
    のための駆動機構であってハウジング(28)内に配列
    されそして駆動機能を阻止するための阻止手段(42,
    44)を含む複数の機能構成部品を有し、前記阻止手段
    (42,44)が阻止状態と解放状態との間で切換可能
    でありそして阻止要素(42)が前記阻止手段をその2
    状態間で切換えるために運動されるものにおいて、回転
    可能に取付けられた構成部品(52)であって取付ねじ
    (16)によって回転するように駆動されそして前記取
    付ねじが締付けられるときそれと共に回転されるものに
    前記阻止要素(42)が結合されることと、このように
    して発生された前記構成部品(52)の回転運動が前記
    阻止手段を解放状態に切換える向きに前記阻止要素(4
    2)の変位を生じさせることとを特徴とする自動車にお
    ける安全ベルト抑止装置の緊締手段またはガスバッグ抑
    止装置のための駆動機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される駆動機構におい
    て、阻止要素(42)が圧力ばね(44)によりその阻
    止位置に偏倚されることと、取付ねじ(16)を緩める
    とき偏圧力の作用下で阻止要素(42)が自動的にその
    阻止位置に復帰することとを特徴とする自動車における
    安全ベルト抑止装置の緊締手段またはガスバッグ抑止装
    置のための駆動機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載される駆
    動機構において、阻止要素(42)及び回転可能に取付
    けられた構成部品(52)が互いに被覆ケーブル(2
    4)によって結合されることと、被覆ケーブル(24)
    の引張ケーブル(24b)の一端が前記回転可能に取付
    けられた構成部品(52)の周縁と係合することとを特
    徴とする自動車における安全ベルト抑止装置の緊締手段
    またはガスバッグ抑止装置のための駆動機構。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3の何れか一つの項
    に記載される駆動機構において、回転可能に取付けられ
    た構成部品(52)が取付ねじ(16)の軸部を包囲す
    る環状の円板または座金として形成されることを特徴と
    する自動車における安全ベルト抑止装置の緊締手段また
    はガスバッグ抑止装置のための駆動機構。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載される駆動機構におい
    て、回転可能に取付けられた構成部品(52)即ち環状
    円板が、取付ねじ(16)の頭部(16a)及び肩部
    (16b)に面するその表面と前記頭部及び肩部の対向
    面との間の摩擦係合または形状鎖錠係合によって取付ね
    じ(16)と一緒に回転するようにされていることを特
    徴とする自動車における安全ベルト抑止装置の緊締手段
    またはガスバッグ抑止装置のための駆動機構。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5の何れか一つの項
    に記載される駆動機構において、回転可能に取付けられ
    た構成部品(52)が2個の止め(54a,54b)に
    よって限定される範囲内で回転可能であることと、回転
    可能に取付けられた構成部品(52)が取付ねじ(1
    6)によるその回転に先立って2個の止め(54a,5
    4b)間の中間位置を取ることとを特徴とする自動車に
    おける安全ベルト抑止装置の緊締手段またはガスバッグ
    抑止装置のための駆動機構。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6の何れか一つの項
    に記載される駆動機構において、回転可能に取付けられ
    た構成部品(52)が、取付ねじ(16)の頭部(16
    a)及び肩部(16b)の通路のための穴(62)を有
    する支持ハウジング(50)内に隙間を画成して受容さ
    れることを特徴とする自動車における安全ベルト抑止装
    置の緊締手段またはガスバッグ抑止装置のための駆動機
    構。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載される駆動機構におい
    て、前記支持ハウジング(50)が1枚のプレートから
    形成され、該プレートの大きいほうの一側面から前記回
    転可能に取付けられた構成部品(52)のための支持空
    間(54)が切断画成されることを特徴とする自動車に
    おける安全ベルト抑止装置の緊締手段またはガスバッグ
    抑止装置のための駆動機構。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8の何れか一つの項
    に記載される駆動機構において、前記阻止要素が軸方向
    に変位され得るピン(42)であり、該ピンが阻止状態
    においてその内端によって車両感度の高い慣性質量(3
    0)と係合することを特徴とする自動車における安全ベ
    ルト抑止装置の緊締手段またはガスバッグ抑止装置のた
    めの駆動機構。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9の何れか一つの
    項に記載される、自動車座席(80)内に統合される緊
    締手段(18)のための駆動機構において、前記座席の
    鎖錠を解くための握り(72)の解放運動が阻止状態へ
    の切換えの向きに阻止要素(42)に伝達され得ること
    を特徴とする自動車における安全ベルト抑止装置の緊締
    手段またはガスバッグ抑止装置のための駆動機構。
  11. 【請求項11】 請求項3から請求項9の何れか一つの
    項に従属する請求項10に記載される駆動機構におい
    て、被覆ケーブル(24)の引張ケーブル(24b)が
    前記握り(72)に取付けられた偏向要素を介して導か
    れることと、引張ケーブル(24b)の偏向が、前記握
    り(72)の解放運動によって前記引張ケーブル(24
    b)が弛緩されるような方向に生じることとを特徴とす
    る自動車における安全ベルト抑止装置の緊締手段または
    ガスバッグ抑止装置のための駆動機構。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11の何れか一つ
    の項に記載される駆動機構において、取付ねじ(16)
    が環状溝(27)を設けられ、前記環状溝のなかに取付
    ねじ(16)と前記回転可能に取付けられた構成部品
    (52)との間の摩擦結合を確立するためのOリング
    (17)が挿入され得ることを特徴とする自動車におけ
    る安全ベルト抑止装置の緊締手段またはガスバッグ抑止
    装置のための駆動機構。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載される駆動機構にお
    いて、環状溝(27)が取付ねじ(16)の軸部から半
    径方向に切られ、そしてOリング(17)が取付ねじ
    (16)のために前記回転可能に取付けられた構成部品
    (52)の貫通孔内に軸方向に圧入されるようにされて
    いることを特徴とする自動車における安全ベルト抑止装
    置の緊締手段またはガスバッグ抑止装置のための駆動機
    構。
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