JPH0584795A - 合成樹脂射出成形機の可塑化シリンダ - Google Patents
合成樹脂射出成形機の可塑化シリンダInfo
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- JPH0584795A JPH0584795A JP4056744A JP5674492A JPH0584795A JP H0584795 A JPH0584795 A JP H0584795A JP 4056744 A JP4056744 A JP 4056744A JP 5674492 A JP5674492 A JP 5674492A JP H0584795 A JPH0584795 A JP H0584795A
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- plasticizing cylinder
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- plasticizing
- axial
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/20—Injection nozzles
- B29C45/23—Feed stopping equipment
- B29C45/231—Needle valve systems therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/20—Injection nozzles
- B29C45/23—Feed stopping equipment
- B29C2045/235—Feed stopping equipment axially movable inclined or orthogonal valves
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】可塑化シリンダの後部範囲に配設された駆動シ
リンダ14の射出軸線a−aに平行なストロークは、旋
回レバー17によって、ノズルニードル13の開閉運動
に変換される。可塑化シリンダの保護骨組の内部に配設
された旋回レバー17の旋回軸は、保護骨組に支持され
る。ノズルニードル13は、前部位置にある送りスクリ
ュ31の軸線方向範囲bまで延び、逆流止め32の軸線
方向範囲において、可塑化シリンダ本体に設けてあって
内法幅のより大きい部分を備えたボアから出る。 【効果】力伝達を行うと共に、駆動シリンダの射出軸線
に平行な駆動運動を射出軸線に対して角度をなすノズル
ニードルの方向への変換を行うへ向ける手段を簡素化し
その製造費を本質的に低減できる。
リンダ14の射出軸線a−aに平行なストロークは、旋
回レバー17によって、ノズルニードル13の開閉運動
に変換される。可塑化シリンダの保護骨組の内部に配設
された旋回レバー17の旋回軸は、保護骨組に支持され
る。ノズルニードル13は、前部位置にある送りスクリ
ュ31の軸線方向範囲bまで延び、逆流止め32の軸線
方向範囲において、可塑化シリンダ本体に設けてあって
内法幅のより大きい部分を備えたボアから出る。 【効果】力伝達を行うと共に、駆動シリンダの射出軸線
に平行な駆動運動を射出軸線に対して角度をなすノズル
ニードルの方向への変換を行うへ向ける手段を簡素化し
その製造費を本質的に低減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂射出成形材の可
塑化シリンダに関する。特に詳しくは本発明は、請求項
1のプレアンブルに対応する可塑化シリンダに関する。
即ち、この可塑化シリンダは、上位概念的に示すと、固
定装置(26,26a)によってノズル部材(12)及
びシリンダ部材(11)から組立てられ背後の支持ブロ
ック(10)に受容された合成樹脂射出成形機用可塑化
シリンダであって、回転中に合成樹脂を可塑化し軸線方
向ストロークによって射出する送りスクリュ(31)
と、上記ストローク時に合成樹脂の逆流を阻止する逆流
止め(32)と、前部位置にある逆流止め(32)と支
持ブロックえとの間の可塑化シリンダの軸線方向範囲に
設けてあり、可塑化シリンダ及びその加熱要素(27)
を保護し、支持・固定機構として役立つ骨組要素(2
9,18,15)を含む骨組と、射出軸線(a−a)に
対して傾斜角(図4、6のα)をなしノズル部材(1
2)のボアに案内されノズル口(12a)を開閉するノ
ズルニードル(13)と、支持ブロック(10)の範囲
に設けてあってノズルニードル(13)を摺動する駆動
シリンダ(図1の14)と、射出軸線(a−a)に平行
な駆動シリンダ(14)の作動ストロークを枢支ボルト
(24)に軸支した旋回レバー(17)によってノズル
ニードル(13)の軸線方向運動に変換する力伝達ブリ
ッジとを有し、所定傾斜角(α)だけ傾斜したブリッジ
部分(b−b)及び射出軸線(a−a)に平行に延びる
ブリッジ部分(c−c)を軸ボルト(25,25a)に
よって旋回レバー(17)に枢着した形式のものであ
る。
塑化シリンダに関する。特に詳しくは本発明は、請求項
1のプレアンブルに対応する可塑化シリンダに関する。
即ち、この可塑化シリンダは、上位概念的に示すと、固
定装置(26,26a)によってノズル部材(12)及
びシリンダ部材(11)から組立てられ背後の支持ブロ
ック(10)に受容された合成樹脂射出成形機用可塑化
シリンダであって、回転中に合成樹脂を可塑化し軸線方
向ストロークによって射出する送りスクリュ(31)
と、上記ストローク時に合成樹脂の逆流を阻止する逆流
止め(32)と、前部位置にある逆流止め(32)と支
持ブロックえとの間の可塑化シリンダの軸線方向範囲に
設けてあり、可塑化シリンダ及びその加熱要素(27)
を保護し、支持・固定機構として役立つ骨組要素(2
9,18,15)を含む骨組と、射出軸線(a−a)に
対して傾斜角(図4、6のα)をなしノズル部材(1
2)のボアに案内されノズル口(12a)を開閉するノ
ズルニードル(13)と、支持ブロック(10)の範囲
に設けてあってノズルニードル(13)を摺動する駆動
シリンダ(図1の14)と、射出軸線(a−a)に平行
な駆動シリンダ(14)の作動ストロークを枢支ボルト
(24)に軸支した旋回レバー(17)によってノズル
ニードル(13)の軸線方向運動に変換する力伝達ブリ
ッジとを有し、所定傾斜角(α)だけ傾斜したブリッジ
部分(b−b)及び射出軸線(a−a)に平行に延びる
ブリッジ部分(c−c)を軸ボルト(25,25a)に
よって旋回レバー(17)に枢着した形式のものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の公知の可塑化シリンダ(日本公
開No.1−176533)は、可塑化シリンダの中央
部分にわたって延びる骨組で囲まれている。
開No.1−176533)は、可塑化シリンダの中央
部分にわたって延びる骨組で囲まれている。
【0003】この骨組の基本構造は、日本公開No.1
−196321(図5)に詳細に記載されている。
−196321(図5)に詳細に記載されている。
【0004】上述の種類の可塑化シリンダは、支持ブロ
ックのボアに着脱自在に受容され、ノズルニードルの駆
動シリンダは、支持ブロックの範囲に設けてあり、力伝
達ブリッジから切離すことができるので、可塑化シリン
ダの交換時には、合成樹脂射出成形機内に留まる。旋回
レバーの枢支ボルトは、ノズル部材又はシリンダ部材の
ボデーに軸支されている。
ックのボアに着脱自在に受容され、ノズルニードルの駆
動シリンダは、支持ブロックの範囲に設けてあり、力伝
達ブリッジから切離すことができるので、可塑化シリン
ダの交換時には、合成樹脂射出成形機内に留まる。旋回
レバーの枢支ボルトは、ノズル部材又はシリンダ部材の
ボデーに軸支されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、枢支ボルト及
び旋回レバーは、射出運転時に、極めて高い温度に曝露
される。従って、上記構造部材には表面処理した耐熱性
鋳造部材を使用する必要がある。ノズルニードルが短い
ので、上記鍛造部材の製造公差は極めて小さくなければ
ならない。従って、ノズル部材又はシリンダ部材に旋回
レバーを支持する作業は、比較的煩瑣である。これは、
特に、ノズル部材又はシリンダ部材に旋回レバーのため
枢支ボルトに旋回軸受を構成する作業についても言え
る。
び旋回レバーは、射出運転時に、極めて高い温度に曝露
される。従って、上記構造部材には表面処理した耐熱性
鋳造部材を使用する必要がある。ノズルニードルが短い
ので、上記鍛造部材の製造公差は極めて小さくなければ
ならない。従って、ノズル部材又はシリンダ部材に旋回
レバーを支持する作業は、比較的煩瑣である。これは、
特に、ノズル部材又はシリンダ部材に旋回レバーのため
枢支ボルトに旋回軸受を構成する作業についても言え
る。
【0006】公知の可塑化シリンダの場合、射出軸線に
対するノズルニードルの傾斜角は、多くの理由から、極
めて大きく、即ち、30°の範囲に選択される。従っ
て、一方では、ノズルチャンネルへのノズルボアの合流
点のノズルチャンネル側の部分が比較的短く、開閉機能
に好適である。更に、隣接の固定リング、シリンダ部材
の前端及び隣接の加熱素子によって大きい傾斜角が選択
される。即ち、上記構造部材は、ノズルニードルの傾斜
角の縮小の大きい障害をなす。
対するノズルニードルの傾斜角は、多くの理由から、極
めて大きく、即ち、30°の範囲に選択される。従っ
て、一方では、ノズルチャンネルへのノズルボアの合流
点のノズルチャンネル側の部分が比較的短く、開閉機能
に好適である。更に、隣接の固定リング、シリンダ部材
の前端及び隣接の加熱素子によって大きい傾斜角が選択
される。即ち、上記構造部材は、ノズルニードルの傾斜
角の縮小の大きい障害をなす。
【0007】本発明の課題は、冒頭に述べた種類の可塑
化シリンダにおいて、力の伝達を行、うと共に駆動シリ
ンダの射出軸線に平行な駆動運動を射出軸線に対して角
度をなすノズルニードルへの方向変更を行う手段の上記
問題点を解消し、ひいては製造費を低下することにあ
る。
化シリンダにおいて、力の伝達を行、うと共に駆動シリ
ンダの射出軸線に平行な駆動運動を射出軸線に対して角
度をなすノズルニードルへの方向変更を行う手段の上記
問題点を解消し、ひいては製造費を低下することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明に基
づき、骨組内に設けた旋回レバーの枢支ボルトを可塑化
シリンダの加熱要素に対して半径方向へ所定距離をおい
て骨組内の骨組要素に支持し、ノズルニードルを、前部
位置にある送りスクリュの軸線方向範囲まで延ばし、逆
流止めの軸線範囲において、内法径のより大きい後部部
分を備えたボアを経て突出させることによって、解決さ
れる。
づき、骨組内に設けた旋回レバーの枢支ボルトを可塑化
シリンダの加熱要素に対して半径方向へ所定距離をおい
て骨組内の骨組要素に支持し、ノズルニードルを、前部
位置にある送りスクリュの軸線方向範囲まで延ばし、逆
流止めの軸線範囲において、内法径のより大きい後部部
分を備えたボアを経て突出させることによって、解決さ
れる。
【0009】旋回レバーに関する位置の定義”骨組内”
とは、旋回レバーの構造部材が、骨組の周縁部分よりも
可塑化シリンダの射出軸線に接近しており、従って、外
部から来る機械的作用が、骨組に加わるが、旋回レバー
には加わらないような上記構造部材の配置を意味する。
とは、旋回レバーの構造部材が、骨組の周縁部分よりも
可塑化シリンダの射出軸線に接近しており、従って、外
部から来る機械的作用が、骨組に加わるが、旋回レバー
には加わらないような上記構造部材の配置を意味する。
【0010】
【作用】本発明に係る構成の可塑化シリンダの場合、旋
回レバー及びその旋回軸受は、旋回レバーが可塑化シリ
ンダの骨組内にある程度入っても、隣接の加熱要素の加
熱ゾーン外にある。
回レバー及びその旋回軸受は、旋回レバーが可塑化シリ
ンダの骨組内にある程度入っても、隣接の加熱要素の加
熱ゾーン外にある。
【0011】かくして、合理的量産の条件が改善される
よう、旋回レバー及びその旋回軸受を構成できる。
よう、旋回レバー及びその旋回軸受を構成できる。
【0012】この意味において、U字状旋回レバー及び
その旋回軸受を比較的大きい製造公差で作製できる。旋
回レバーは、例えば、湾曲した金属板片から構成でき
る。旋回レバーは、骨組の水平レールに懸架するのが好
ましい。上記水平レールは、周期的に軸線方向運動を行
う可塑化シリンダを支持するために必要である。
その旋回軸受を比較的大きい製造公差で作製できる。旋
回レバーは、例えば、湾曲した金属板片から構成でき
る。旋回レバーは、骨組の水平レールに懸架するのが好
ましい。上記水平レールは、周期的に軸線方向運動を行
う可塑化シリンダを支持するために必要である。
【0013】ノズル口の開閉時に、軸ボルトは円弧上を
移動され、力伝達ブリッジの隣接部分及びノズルニード
ルの後部部分が曲げ負荷を受ける。旋回レバーがノズル
口から比較的大きく離れているので、上記負荷はゼロに
近づく。
移動され、力伝達ブリッジの隣接部分及びノズルニード
ルの後部部分が曲げ負荷を受ける。旋回レバーがノズル
口から比較的大きく離れているので、上記負荷はゼロに
近づく。
【0014】更に、ノズルニードル及びこのニードルに
結合されたブリッジ部分は、可塑化シリンダのボデー及
び骨組内に引込まれているので、損傷は、実質的に排除
される。
結合されたブリッジ部分は、可塑化シリンダのボデー及
び骨組内に引込まれているので、損傷は、実質的に排除
される。
【0015】
【従属請求項の作用】請求項2、3に記載の実施態様の
場合、ノズルニードルの傾斜角を小さくできる。何故な
らば、ノズルニードルが、固定装置の固定リングを通過
し、ほぼ逆流止めの阻止面内のシリンダ部材の軸線方向
部分において初めてシリンダ部材から出て、開口を介し
て次の加熱素子の鋳造ボデーを通過するからである。
場合、ノズルニードルの傾斜角を小さくできる。何故な
らば、ノズルニードルが、固定装置の固定リングを通過
し、ほぼ逆流止めの阻止面内のシリンダ部材の軸線方向
部分において初めてシリンダ部材から出て、開口を介し
て次の加熱素子の鋳造ボデーを通過するからである。
【0016】請求項4に記載の可塑化シリンダの実施態
様に基づき、骨組を特に安価に製造できるとともに、隣
接のブリッジ部分及びノズルニードルの曲げ負荷を減少
できる。
様に基づき、骨組を特に安価に製造できるとともに、隣
接のブリッジ部分及びノズルニードルの曲げ負荷を減少
できる。
【0017】請求項5に記載の構造の骨組の場合、特
に、可塑化シリンダの交換時及び現場と保管個所との間
の運搬時に、外力の作用に基づくノズルニードル、隣接
のブリッジ部分及び旋回レバーの損傷が殆ど排除され
る。これは、発展途上国において合成樹脂射出機を使用
する際に特に重要である。
に、可塑化シリンダの交換時及び現場と保管個所との間
の運搬時に、外力の作用に基づくノズルニードル、隣接
のブリッジ部分及び旋回レバーの損傷が殆ど排除され
る。これは、発展途上国において合成樹脂射出機を使用
する際に特に重要である。
【0018】請求項6、7の構造に基づき、ノズルニー
ドルに隣接するブリッジ部分及び旋回レバーを特に安価
に製造できる。
ドルに隣接するブリッジ部分及び旋回レバーを特に安価
に製造できる。
【0019】請求項8、9に記載の可塑化シリンダの構
成の場合、大きく延長された可塑化シリンダの実施例が
得られる。この実施例は、極く僅かな組立費で、通常の
長さの可塑化シリンダに変換できる。シリンダ部材の延
長部材及びブリッジ前部のより長いロッドを製造、保管
することによって、長さの異なる2つの実施例の可塑化
シリンダを製造技術的に最小の経費で選択的に供給でき
る。この場合、延長部材及び延長ロッドの前後の接続プ
ロフィルは、ノズル部材及び通常の長さのシリンダ部材
又はロッドの接続プロフィルに対応する。もちろん、延
長した実施例の場合、送りスクリュも延長する必要があ
る。
成の場合、大きく延長された可塑化シリンダの実施例が
得られる。この実施例は、極く僅かな組立費で、通常の
長さの可塑化シリンダに変換できる。シリンダ部材の延
長部材及びブリッジ前部のより長いロッドを製造、保管
することによって、長さの異なる2つの実施例の可塑化
シリンダを製造技術的に最小の経費で選択的に供給でき
る。この場合、延長部材及び延長ロッドの前後の接続プ
ロフィルは、ノズル部材及び通常の長さのシリンダ部材
又はロッドの接続プロフィルに対応する。もちろん、延
長した実施例の場合、送りスクリュも延長する必要があ
る。
【0020】請求項10に記載の可塑化シリンダの実施
例の場合、シリンダ部材と可塑化部材との間の継ぎ目
は、送りスクリュが後部位置にある場合に逆流止めの阻
止面の後方にある。即ち、低圧の軸線方向範囲にある可
塑化シリンダ部分に置かれ、一方、阻止面の前方にあり
射出ストローク時に極めて高い圧力を受ける部分は、概
ね、ノズル部分で囲まれる。
例の場合、シリンダ部材と可塑化部材との間の継ぎ目
は、送りスクリュが後部位置にある場合に逆流止めの阻
止面の後方にある。即ち、低圧の軸線方向範囲にある可
塑化シリンダ部分に置かれ、一方、阻止面の前方にあり
射出ストローク時に極めて高い圧力を受ける部分は、概
ね、ノズル部分で囲まれる。
【0021】
【実施例】実施例を示す図面を参照して以下に本発明を
説明する。
説明する。
【0022】図1〜5の実施例及び図6、7の別の実施
例は、下記の如く共通点を有する。即ち、可塑化シリン
ダは、1つのノズル部材12;112;212及び少な
くとも1つのシリンダ部材11;111;211を含
む。ノズル部材の端面は、半径方向へ対称な保護金属板
33で被われている。ノズル部材及びシリンダ部材は、
固定装置26,26aによって軸線方向に関し統合され
ている。固定装置は、雌ネジを備えた固定リング26と
ネジボルト26aとから成る。固定リング26の雌ネジ
は、シリンダ部材11又は111又は211と係合す
る。固定リング26は、ノズル部材の後端を軸線方向へ
被う。リングのこの被覆部分のネジ穴には、ネジボルト
26aが設けてある。図示の実施例の場合、このネジボ
ルトは、射出軸線a−aに対して角度をなす。ネジボル
ト26aの端縁は、ノズル部材12;112;212の
加圧面に作用する。合成樹脂射出成形機に使用する可塑
化シリンダには、回転中に合成樹脂を可塑化し、軸線方
向ストロークによって射出を行う送りスクリュ31が設
けてある。軸線方向ストローク時には、逆流止め32が
合成樹脂の逆流を阻止する。可塑化シリンダは、後方の
支持ブロック10によって着脱自在に受容されている。
可塑化シリンダは、更に、前部位置にある逆流止め32
と支持ブロック10との間の軸線方向範囲に骨組を備え
ている。骨組は、可塑化シリンダ及びその加熱要素27
を外部の機械的作用に対して保護し、支持・固定機構と
して役立つ骨組要素29,18,15,15aを含む。
可塑化シリンダは、ノズル口12aを開閉するノズルニ
ードル13を有する。このノズルニードルは、射出軸線
a−aに対して所定傾斜角(図4,6のα)をなして延
びる。ノズルニードル13は、支持ブロック10の範囲
に配設された駆動シリンダ14(図1)によって作動さ
れる。力伝達ブリッジ(即ちリンク機構)は、駆動シリ
ンダ14の射出軸線a−aに平行な作動ストロークを単
腕レバー17によってノズルニードル13の軸線方向運
動に変換する。旋回レバー17は、骨組要素(レール1
8)に枢支された枢支ボルト24に軸支されている。旋
回レバー17には、傾斜角αだけ傾斜したブリッジ部分
b−b及び射出軸線a−aにほぼ平行に延びるブリッジ
部分c−cが軸ボルト25,25aによって枢着されて
いる。部分c−cは、本質的に、ロッド状要素28から
成る。骨組内に設けた旋回レバー17の枢支ボルト24
は、可塑化シリンダの加熱要素27に対して所定半径方
向距離r(図5)だけ離して骨組のレール18に支持さ
れ、ネジボルト24aによってレール18に確保されて
いる。レールは、射出軸線a−aを含む面内にある。ノ
ズルニードル13は、前部位置にある送りスクリュ23
1の軸線方向範囲まで延びてる。ノズルニードル13
は、逆流止め32の軸線方向範囲において、具体的に言
えばその阻止面d−dにおいて、内法径のより大きい後
部部分12b,11aを備えたボアを貫通し、このボア
から突出する。図示の実施例の場合、ノズルニードル1
3は、25°よりも小さい傾斜角で固定リング26を介
して案内される。ノズルニードル13が貫通するボアの
内法径のより大きい後部部分12b,11aは、ほぼ逆
流止め32の阻止面d−dの位置においてシリンダ部材
11;111;211に開口している。加熱要素27
は、抵抗加熱体として機能する加熱スリーブを対比して
形成する鋳造シエルから成る。ノズルニードル13は、
開口27bを介して隣接のシリンダ部材11;111;
211aの最前部の加熱スリーブを通過する。鋳造シエ
ルの鋳造時に形成される開口27bは、ボア部分11a
に続く出口を鋳造シエルに形成する。
例は、下記の如く共通点を有する。即ち、可塑化シリン
ダは、1つのノズル部材12;112;212及び少な
くとも1つのシリンダ部材11;111;211を含
む。ノズル部材の端面は、半径方向へ対称な保護金属板
33で被われている。ノズル部材及びシリンダ部材は、
固定装置26,26aによって軸線方向に関し統合され
ている。固定装置は、雌ネジを備えた固定リング26と
ネジボルト26aとから成る。固定リング26の雌ネジ
は、シリンダ部材11又は111又は211と係合す
る。固定リング26は、ノズル部材の後端を軸線方向へ
被う。リングのこの被覆部分のネジ穴には、ネジボルト
26aが設けてある。図示の実施例の場合、このネジボ
ルトは、射出軸線a−aに対して角度をなす。ネジボル
ト26aの端縁は、ノズル部材12;112;212の
加圧面に作用する。合成樹脂射出成形機に使用する可塑
化シリンダには、回転中に合成樹脂を可塑化し、軸線方
向ストロークによって射出を行う送りスクリュ31が設
けてある。軸線方向ストローク時には、逆流止め32が
合成樹脂の逆流を阻止する。可塑化シリンダは、後方の
支持ブロック10によって着脱自在に受容されている。
可塑化シリンダは、更に、前部位置にある逆流止め32
と支持ブロック10との間の軸線方向範囲に骨組を備え
ている。骨組は、可塑化シリンダ及びその加熱要素27
を外部の機械的作用に対して保護し、支持・固定機構と
して役立つ骨組要素29,18,15,15aを含む。
可塑化シリンダは、ノズル口12aを開閉するノズルニ
ードル13を有する。このノズルニードルは、射出軸線
a−aに対して所定傾斜角(図4,6のα)をなして延
びる。ノズルニードル13は、支持ブロック10の範囲
に配設された駆動シリンダ14(図1)によって作動さ
れる。力伝達ブリッジ(即ちリンク機構)は、駆動シリ
ンダ14の射出軸線a−aに平行な作動ストロークを単
腕レバー17によってノズルニードル13の軸線方向運
動に変換する。旋回レバー17は、骨組要素(レール1
8)に枢支された枢支ボルト24に軸支されている。旋
回レバー17には、傾斜角αだけ傾斜したブリッジ部分
b−b及び射出軸線a−aにほぼ平行に延びるブリッジ
部分c−cが軸ボルト25,25aによって枢着されて
いる。部分c−cは、本質的に、ロッド状要素28から
成る。骨組内に設けた旋回レバー17の枢支ボルト24
は、可塑化シリンダの加熱要素27に対して所定半径方
向距離r(図5)だけ離して骨組のレール18に支持さ
れ、ネジボルト24aによってレール18に確保されて
いる。レールは、射出軸線a−aを含む面内にある。ノ
ズルニードル13は、前部位置にある送りスクリュ23
1の軸線方向範囲まで延びてる。ノズルニードル13
は、逆流止め32の軸線方向範囲において、具体的に言
えばその阻止面d−dにおいて、内法径のより大きい後
部部分12b,11aを備えたボアを貫通し、このボア
から突出する。図示の実施例の場合、ノズルニードル1
3は、25°よりも小さい傾斜角で固定リング26を介
して案内される。ノズルニードル13が貫通するボアの
内法径のより大きい後部部分12b,11aは、ほぼ逆
流止め32の阻止面d−dの位置においてシリンダ部材
11;111;211に開口している。加熱要素27
は、抵抗加熱体として機能する加熱スリーブを対比して
形成する鋳造シエルから成る。ノズルニードル13は、
開口27bを介して隣接のシリンダ部材11;111;
211aの最前部の加熱スリーブを通過する。鋳造シエ
ルの鋳造時に形成される開口27bは、ボア部分11a
に続く出口を鋳造シエルに形成する。
【0023】偏平な垂直骨組要素29,29’は、縁2
9a,29a’を備えている。縁には、別の骨組要素と
してレール18が固定されている。上記レールは、射出
軸線a−aも含む水平面e−e内にある(図5)。旋回
レバー17の枢支ボルト24は、上記レール18の内面
に支持されている。枢支ボルト24及び軸ボルト25
は、力伝達ブリッジの部分b−bにほぼ直角に延びる平
面k−k内にある。骨組は、更に、支持要素29,2
9’を囲む保護スリーブを含む。この保護スリーブは、
上記金属板シエル15と下部金属板シエル15aとから
成り、双方の金属板シエルの縦縁は、レール18の隣接
表面に接続する。力伝達ブリッジの部分b−bは、ロッ
ド21と、ロッド21をノズルニードル13に結合する
ネジスリーブ22とから成る。旋回レバー17は、2つ
の加工した金属板片から構成されている。上記金属板片
は、軸受ボア17a’を備えた上記垂直部分17aと、
中央水平部分17bと、軸受ボア17c’を備えた下部
垂直部分17cとを有する。射出軸線a−aに平行に延
びるブリッジ部分c−cは、軸ボルト25aによって、
前方へ傾斜した下記部分17cの上端に枢着されてい
る。傾斜したブリッジ部分b−bは、軸ボルト25によ
って、下部部分17cの下端に枢着されている。軸ボル
ト25,25aは、ネジボルト19,ワッシャ19a及
びネジナット19bによって旋回レバー17の下部部分
17cに固定されており、ネジボルト19は、スリーブ
として構成された軸ボルト25,25aを貫通する。
9a,29a’を備えている。縁には、別の骨組要素と
してレール18が固定されている。上記レールは、射出
軸線a−aも含む水平面e−e内にある(図5)。旋回
レバー17の枢支ボルト24は、上記レール18の内面
に支持されている。枢支ボルト24及び軸ボルト25
は、力伝達ブリッジの部分b−bにほぼ直角に延びる平
面k−k内にある。骨組は、更に、支持要素29,2
9’を囲む保護スリーブを含む。この保護スリーブは、
上記金属板シエル15と下部金属板シエル15aとから
成り、双方の金属板シエルの縦縁は、レール18の隣接
表面に接続する。力伝達ブリッジの部分b−bは、ロッ
ド21と、ロッド21をノズルニードル13に結合する
ネジスリーブ22とから成る。旋回レバー17は、2つ
の加工した金属板片から構成されている。上記金属板片
は、軸受ボア17a’を備えた上記垂直部分17aと、
中央水平部分17bと、軸受ボア17c’を備えた下部
垂直部分17cとを有する。射出軸線a−aに平行に延
びるブリッジ部分c−cは、軸ボルト25aによって、
前方へ傾斜した下記部分17cの上端に枢着されてい
る。傾斜したブリッジ部分b−bは、軸ボルト25によ
って、下部部分17cの下端に枢着されている。軸ボル
ト25,25aは、ネジボルト19,ワッシャ19a及
びネジナット19bによって旋回レバー17の下部部分
17cに固定されており、ネジボルト19は、スリーブ
として構成された軸ボルト25,25aを貫通する。
【0024】図6の実施例の場合、シリンダ部材は、固
定装置26’,26a’によって、2つの部分、即ち、
後方のシリンダ部分111と延長部分111’とから組
立てられている。固定装置26’,26a’は、図1〜
5の実施例の固定装置26,26aと同一の固定方式に
基づき、上記部分を固定する。シリンダ部分111と延
長部分111’との間の継ぎ目は、図1〜5の実施例の
ノズル部材12とシリンダ部材11との間の継ぎ目の距
離に対応する軸線方向距離m−m(図6)だけ保護スリ
ーブから離れている。この場合、力伝達ブリッジの部分
b−bは、延長部分111’による可塑化シリンダの延
長長さだけ延長されている。図1〜5の実施例の場合、
枢支ボルト24からノズル口12aまでの距離yは、可
塑化シリンダの全長の約1/3に対応する。延長部分1
11’によってシリンダを延長した場合(図6)、上記
距離は、延長部分111’の長さだけ大きくなる。
定装置26’,26a’によって、2つの部分、即ち、
後方のシリンダ部分111と延長部分111’とから組
立てられている。固定装置26’,26a’は、図1〜
5の実施例の固定装置26,26aと同一の固定方式に
基づき、上記部分を固定する。シリンダ部分111と延
長部分111’との間の継ぎ目は、図1〜5の実施例の
ノズル部材12とシリンダ部材11との間の継ぎ目の距
離に対応する軸線方向距離m−m(図6)だけ保護スリ
ーブから離れている。この場合、力伝達ブリッジの部分
b−bは、延長部分111’による可塑化シリンダの延
長長さだけ延長されている。図1〜5の実施例の場合、
枢支ボルト24からノズル口12aまでの距離yは、可
塑化シリンダの全長の約1/3に対応する。延長部分1
11’によってシリンダを延長した場合(図6)、上記
距離は、延長部分111’の長さだけ大きくなる。
【0025】図7の実施例の場合、シリンダ部材211
の内法径のより大きい前部部分211の内法径のより大
きい前部部分211aは、ノズル部材212を軸線方向
へ被う。ノズル部材212は、後部位置にある送りスク
リュ31まで延びる。かくして、ノズル部材212とシ
リンダ部材211との間の継ぎ目は、送りスクリュ31
のすべての軸線方向位置において、鋳型に合成樹脂を射
出する際に極めて高い圧力を受ける可塑化シリンダの軸
線方向範囲外にある。
の内法径のより大きい前部部分211の内法径のより大
きい前部部分211aは、ノズル部材212を軸線方向
へ被う。ノズル部材212は、後部位置にある送りスク
リュ31まで延びる。かくして、ノズル部材212とシ
リンダ部材211との間の継ぎ目は、送りスクリュ31
のすべての軸線方向位置において、鋳型に合成樹脂を射
出する際に極めて高い圧力を受ける可塑化シリンダの軸
線方向範囲外にある。
【0026】
【発明の効果】本発明により、力伝達を行うと共に駆動
シリンダの射出軸線に平行な駆動運動を射出軸線に対し
て所定角度をなすノズルニードルの方向への変換を行う
力伝達方向変換系の構成を簡素化し、もってその製造費
を本質的に低減する(請求項1)。
シリンダの射出軸線に平行な駆動運動を射出軸線に対し
て所定角度をなすノズルニードルの方向への変換を行う
力伝達方向変換系の構成を簡素化し、もってその製造費
を本質的に低減する(請求項1)。
【0027】各従属項の特徴により、「従属請求項の作
用」の欄に記載の通り付加的効果が得られる。
用」の欄に記載の通り付加的効果が得られる。
【図1】可塑化シリンダの部分切欠側面図である。
【図2】ノズル側から見た可塑化シリンダの斜視図であ
る。
る。
【図3】可塑化シリンダの図2と同様の展開斜視図であ
る。
る。
【図4】図1の部分拡大図である。
【図5】可塑化シリンダ及び保護骨組の部分切欠正面図
である。
である。
【図6】別の実施例の可塑化シリンダの図4と同様の図
面である。
面である。
【図7】更に別の実施例の可塑化シリンダの垂直断面図
である。
である。
10…支持ブロック 11…シリンダ部材 11a…シリンダ部材のボア(ノズルニードルのため) 12…ノズル部材 12b…内法径のより大きいボア部分 13…ノズルニードル 14…液圧式駆動シリンダ 17…旋回レバー 18…レール 24…枢支ボルト 26…固定リング 26a…固定ボルト 27…加熱要素 31…送りスクリュ 32…逆流止め
Claims (10)
- 【請求項1】固定装置(26,26a)によってノズル
部材(12)及びシリンダ部材(11)から組立てられ
背後の支持ブロック(10)に受容された合成樹脂射出
成形機用可塑化シリンダであって、 回転中に合成樹脂を可塑化し軸線方向ストロークによっ
て射出する送りスクリュ(31)と、 上記ストローク時に合成樹脂の逆流を阻止する逆流止め
(32)と、 前部位置にある逆流止め(32)と支持ブロックえとの
間の可塑化シリンダの軸線方向範囲に設けてあり、可塑
化シリンダ及びその加熱要素(27)を保護し、支持・
固定機構として役立つ骨組要素(29,18,15)を
含む骨組と、 射出軸線(a−a)に対して傾斜角(図4、6のα)を
なしノズル部材(12)のボアに案内されノズル口(1
2a)を開閉するノズルニードル(13)と、 支持ブロック(10)の範囲に設けてあってノズルニー
ドル(13)を摺動する駆動シリンダ(図1の14)
と、 射出軸線(a−a)に平行な駆動シリンダ(14)の作
動ストロークを枢支ボルト(24)に軸支した旋回レバ
ー(17)によってノズルニードル(13)の軸線方向
運動に変換する力伝達ブリッジとを有し、 所定傾斜角(α)だけ傾斜したブリッジ部分(b−b)
及び射出軸線(a−a)に平行に延びるブリッジ部分
(c−c)を軸ボルト(25,25a)によって旋回レ
バー(17)に枢着した形式のものにおいて、 骨組内に設けた旋回レバー(17)の枢支ボルト(2
4)が、可塑化シリンダの加熱要素(27)に対して半
径方向へ所定距離(図5のr)だけ離して骨組要素(1
8)に支持されており、 ノズルニードル(13)が、前部位置にある送りスクリ
ュ(31)の軸線方向範囲まで延び、逆流止め(32)
の軸線方向範囲において、内法径のより大きい後部部分
(12b,11a)を備えたボアを経て突出させること
を特徴とする可塑化シリンダ。 - 【請求項2】ノズルニードル(13)が、固定装置(2
6,26a)のうちノズル部材(12)とシリンダ部材
(12)との間の継ぎ目に設置された固定リング(2
6)を介して25°よりも小さい傾斜角(α)で案内さ
れ、ボアの内法径がより大きい部分(12b,11a)
が、ほぼ逆流止め(32)の阻止面(d−d)において
シリンダ部材(11)に開口することを特徴とする請求
項1の可塑化シリンダ。 - 【請求項3】ノズルニードル(13)が、開口(27
b)を介して、鋳造シエルとして構成された加熱要素
(27)を貫通し、該開口(27b)には、前記ボアの
後部部分(11a)に接続する出口が鋳造シエルに形成
されることを特徴とする請求項1又は2の可塑化シリン
ダ。 - 【請求項4】骨組が、円形開口にシリンダ部材(11)
を受容する偏平な垂直骨組要素(29,29’)と、射
出軸線(a−a)を含む水平面(図5のe−e)内にあ
り上記要素の縁(29a,29a’)に固定されたレー
ル(18)とを含み、 旋回レバー(17)の枢支ボルト(24)が、上記レー
ル(18)の内面に支持され、軸ボルト(25)ととも
に、ブリッジ部分(b−b)にほぼ直角に延びる平面
(k−k)内にあることを特徴とする請求項1〜3の1
つに記載の可塑化シリンダ。 - 【請求項5】骨組が、骨組要素(29,29’)に固定
してあって、加工した2つの金属板片から形成された2
分割旋回レバー(17)と、ブリッジ部分(b−b)
と、骨組要素(29,29’)とを囲む保護スリーブを
含むことを特徴とする請求項1〜4の1つに記載の可塑
化シリンダ(図1〜5;7)。 - 【請求項6】ブリッジ部分(b−b)が、ロッド(2
1)と、ロッド(21)をノズルニードル(13)に結
合するネジスリーブ(22)とから形成されていること
を特徴とする請求項1〜5の1つに記載の可塑化シリン
ダ。 - 【請求項7】旋回レバー(17)の双方の加工した金属
板片が、軸受ボア(17a’)を備えた部記垂直部分
(17a)と、中央水平部分(17b)と、軸受ボア
(17c’)を備えた下部垂直部分(17c)とを有
し、 力伝達ブリッジの射出軸線(a−a)に平行な部分(c
−c)が、軸ボルト(25a)によって前方へ傾斜した
下部垂直部分(17c)の上端に枢着されており、力伝
達ブリッジの傾斜部分(b−b)が、軸ボルト(25)
によって下部垂直部分(17c)の下端に枢着されてい
ることを特徴とする請求項5又は6の可塑化シリンダ。 - 【請求項8】シリンダ部材が、ネジスリーブ(26)に
よって2つの部材(シリンダ部分111、延長部分11
1’)とから組立てられており、上記部分(111,1
11’)の継ぎ目が、ノズル部材(12)と延長部分
(111’)を含まないシリンダ部材(11)との間の
継ぎ目の距離(図1参照)に対応する軸線方向距離(図
6のm−m)だけ保護スリーブ(15,15a)から離
れており、力伝達ブリッジの傾斜部分(b−b)が、延
長部分(111’)による可塑化シリンダの延長長さだ
け延長されていることを特徴とする請求項4〜7の1つ
に記載の可塑化シリンダ。(図6) - 【請求項9】枢支ボルト(24)からノズル口(12
a)までの距離(y)が、ほぼ、可塑化シリンダの全長
の1/3に対応し(図1〜5)、延長部分(図6の11
1’)によってシリンダを延長した場合、上記距離が、
延長部分(111’)の長さだけ増大されることを特徴
とする請求項1〜8の1つに記載の可塑化シリンダ。 - 【請求項10】シリンダ部材(211)のより大きい内
法径を有する前部部分(211a)が、後部位置にある
送りスクリュ(34)まで延びるノズル部材(212)
を軸線方向へ被うことを特徴とする請求項1〜7の1つ
に記載の可塑化シリンダ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4105731A DE4105731C1 (ja) | 1991-02-23 | 1991-02-23 | |
DE4105731.7 | 1991-02-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584795A true JPH0584795A (ja) | 1993-04-06 |
JPH0655393B2 JPH0655393B2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=6425747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4056744A Expired - Lifetime JPH0655393B2 (ja) | 1991-02-23 | 1992-02-07 | 合成樹脂射出成形機の可塑化シリンダ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5253998A (ja) |
EP (1) | EP0501020B1 (ja) |
JP (1) | JPH0655393B2 (ja) |
AT (1) | ATE124646T1 (ja) |
CA (1) | CA2056772C (ja) |
DE (2) | DE4105731C1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0584796A (ja) * | 1991-02-23 | 1993-04-06 | Karl Hehl | 合成樹脂射出成形機の可塑化シリンダ |
JPH05301263A (ja) * | 1991-09-12 | 1993-11-16 | Karl Hehl | 合成樹脂射出成形機の可塑化シリンダ |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4222432C2 (de) * | 1992-07-09 | 1995-05-24 | Karl Hehl | Plastifizierzylinder an einer Kunststoff-Spritzgießmaschine |
DE4310980A1 (de) * | 1993-04-03 | 1994-10-06 | Spiess Kunststoff Recycling | Verfahren und Anlage zum kontinuierlichen Befüllen von zweiteiligen geschlossenen Gießformen mit plastifiziertem Kunststoff, insbesondere mit stark verunreinigtem Kunststoff-Recycling |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3742403C1 (de) * | 1987-12-15 | 1989-05-24 | Karl Hehl | Plastifizieraggregat mit Armierungsskelett fuer eine Kunststoff-Spritzgiesseinheit |
DE3744519A1 (de) * | 1987-12-30 | 1989-07-13 | Karl Hehl | Plastifizierzylinder fuer eine kunststoff-spritzgiesseinheit |
DE4105727C2 (de) * | 1990-11-02 | 1994-11-24 | Karl Hehl | Plastifizierzylinder an einer Kunststoff-Spritzgießmaschine |
-
1991
- 1991-02-23 DE DE4105731A patent/DE4105731C1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-27 AT AT91120248T patent/ATE124646T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-11-27 EP EP91120248A patent/EP0501020B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-27 DE DE59105934T patent/DE59105934D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-29 US US07/800,068 patent/US5253998A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-02 CA CA002056772A patent/CA2056772C/en not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-02-07 JP JP4056744A patent/JPH0655393B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0584796A (ja) * | 1991-02-23 | 1993-04-06 | Karl Hehl | 合成樹脂射出成形機の可塑化シリンダ |
JPH05301263A (ja) * | 1991-09-12 | 1993-11-16 | Karl Hehl | 合成樹脂射出成形機の可塑化シリンダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0501020A3 (en) | 1992-12-02 |
US5253998A (en) | 1993-10-19 |
JPH0655393B2 (ja) | 1994-07-27 |
CA2056772A1 (en) | 1992-08-24 |
CA2056772C (en) | 1994-11-01 |
DE4105731C1 (ja) | 1992-06-04 |
EP0501020A2 (de) | 1992-09-02 |
EP0501020B1 (de) | 1995-07-05 |
ATE124646T1 (de) | 1995-07-15 |
DE59105934D1 (de) | 1995-08-10 |
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---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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