JPH0583917B2 - - Google Patents
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- JPH0583917B2 JPH0583917B2 JP58154740A JP15474083A JPH0583917B2 JP H0583917 B2 JPH0583917 B2 JP H0583917B2 JP 58154740 A JP58154740 A JP 58154740A JP 15474083 A JP15474083 A JP 15474083A JP H0583917 B2 JPH0583917 B2 JP H0583917B2
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- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/02—Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
- G10H1/06—Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour
- G10H1/08—Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour by combining tones
- G10H1/10—Circuits for establishing the harmonic content of tones, or other arrangements for changing the tone colour by combining tones for obtaining chorus, celeste or ensemble effects
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- G10H7/00—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
- G10H7/08—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs by calculating functions or polynomial approximations to evaluate amplitudes at successive sample points of a tone waveform
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Description
発明の背景
発明の分野
本発明は、電子楽音合成に関するものであり、
特に選択された楽音ピツチの同じような楽音合奏
(chorus)の発生装置に関する。 先行技術の説明 音質的に劇場用オルガンを模倣するために設計
された電子楽器ならびに小型オルガンは包括的に
“統合(unified)”楽音システムと呼ばれている
楽音システムを一般に用いている。統合
(unified)楽器では、機械的又は電気的にある楽
音を作動された鍵盤スイツチと名目上関連した音
よりも1オクターブ高い音で発生させることによ
つて、4フイートストツプ(フルートスイツチ)
又は楽音がその親である8フイート楽音から得ら
れる。従つて8フイートおよび4フイート統合ス
トツプ(フルートスイツチ)組合せが選択される
と、各音を押鍵すると、ユニゾンパイプ(8フイ
ートピツチ)とそれより1オクターブ高いパイプ
が同時に音を出す。これと同じ一般的鍵盤スイツ
チング構成を一般的に用いられるピツチセツト
16′,51/3′,8′,4′,22/3′,2′,13/5′,1
′な
どのその他のピツチフイート数に容易に拡大され
る。この方法では、統合(unification)は、電
子楽器の1列のパイプ又は1個の楽音発生器から
かなり多数のストツプ(フルートスイツチ)を得
るのに用いられている。楽器設計における統合の
主要な顕著な特性の1つは、1個の楽音発生器又
は1列のパイプの使用を多数のストツプ(フルー
トスイツチ)に拡大することによつて価格を下げ
る経済的利点にある。 電子オルガンを統合するためのシステムは、
“鍵盤楽器用多重ピツチ発生器”と題する米国特
許第3697661号に記述されている。この特許は、
鍵盤スイツチの従来の時分割多重化を用いること
によつて動作するシステムを開示した。作動され
た鍵スイツチに対応するパルスを、所望する統合
ピツチに応じた時間遅延後に公称のタイムスロツ
トより後に多重時間走査における後のタイムスロ
ツトに挿入することによつて統合は得られる。 “デジタルオルガン”と題する米国特許第
3315796号、“コンピユータオルガン”と題する米
国特許第3809789号および“複音シンセサイザ”
と題する米国特許第4085644号(特開昭52−27621
号)に記述されているようなデジタル楽音発生器
は“ストレートオルガン”の一般名を有する方式
で一般に実施されている。これらの楽音発生シス
テムでは、高調波阻止の構成によつて、より高い
ピツチの(より短いフイート数の)ストツプ(フ
ルートスイツチ)がえられる。例えば、1セツト
全部の高調波のうちの偶数高調波だけを用いすべ
ての奇数高調波を阻止することによつて、4フイ
ートストツプ(フルートスイツチ)が実施され
る。高調波数列3,6,9,12,15…だけを用い
その他の高調波を阻止することによつて、22/3
フイートストツプ(フルートスイツチ)が実施さ
れる。 参考のため述べたデジタル楽音発生器は、参考
のため述べた米国特許第3697661号に記述されて
いるような鍵盤キーイングシステムを取り入れた
方法のような回りくどくない方法により、そして
追加のセツトの楽音発生器を加えることによつて
統合することができる。多数のデジタルオルガン
システムは1セツト12個の楽音発生器を有する。
各統合ピツチにつき1セツト12個の楽音発生器を
追加する必要がある。これら追加セツトの楽音発
生器の集積は楽器を統合することによつて得よう
とする経済的利点をたちまち台無しにしてしま
う。 デジタル楽音発生器において統合ストツプ(フ
ルートスイツチ)の音を発生させるシステムは、
“複音シンセサイザにおける統合音発生”と題す
る米国特許第4286491号(特開昭56−107297号)
に記述されている。このシステムでは、多数の統
合音からなるオーデイオ信号の波形を規定する等
間隔に置かれた点の対応する数の振幅に対応する
複数のデータ語が3つの主データセツトの組合せ
によつて発生する。これら3つの主データセツト
は、偶数および奇数の高調波係数値の記憶された
セツトから別々に計算される。主データセツト値
はそれらの対称性を用いて組合せられ、対応する
鍵盤楽音のユニゾンピツチに比例する速度で反復
サイクルで順次D−A変換器に転送され、統合音
の組合せの音色を発生させる。 発明の要約 米国特許第4085644号(特開昭52−27621号)に
記述されている形の複音シンセサイザにおいて
は、計算サイクルとデータ転送サイクルがそれぞ
れ別個に反復して実施されてデータを与え、それ
らのデータが楽音波形に変換される。一連の計算
サイクルが実施され、その各サイクルの期間中
に、選択された出力楽音を特徴づける選択論理回
路を用いて離散的フーリエ変換を実施することに
よつて主データセツトが作られる。一連の計算サ
イクルのうちの各サイクルの終りに、計算された
主データセツトは主レジスタに記憶される。計算
はいかなる楽音周波数とも同期しない高速で行わ
れる。 各計算サイクルに引きつづいて転送サイクルが
開始され、その転送サイクルの期間中に、記憶さ
れた主データセツトは主レジスタから多数の楽音
発生器のうちの予め選択された楽音発生器に転送
され、個々の楽音発生器の各々の素子である音調
レジスタに記憶される。出力楽音発生は計算サイ
クルと転送サイクルの期間中途切れることなく継
続する。 選択論理回路は楽音スイツチ又はストツプ(フ
ルートスイツチ)の各セツテイングごとに時分割
される最小数の記憶された高調波係数だけを用い
て、完全な1セツトの統合音を同時に発生させる
ことができる。選択された高調波係数の非零値を
計算するだけで計算サイクル時間は短縮される。 本発明の目的は、時分割される最小セツトの記
憶された定数から1セツトの統合音を同時に発生
させることである。 本発明のもう1つの目的は、1セツトの統合楽
音を計算するのに要する計算時間を短縮すること
である。 本発明は、上記目的を達成するために、 各々が1つの楽音フイート数に対応する複数の
操作子(S1〜S5)と、 前記各操作子毎に複数の高調波係数値を記憶す
る係数メモリ112,113と、 前記高調波係数値を用いて前記複数のデータ語
を計算する計算手段24,114,28,33
と、 前記高調波係数値の数より多い一連の高調波次
数に対応するアドレス信号を発生可能なアドレス
信号発生手段20,156,157と、 前記複数の操作子の作動と前記一連の高調波次
数に対応するアドレス信号の発生に応答して、前
記係数メモリの中から選択された高調波係数値を
読み出して前記計算手段に与える係数選択手段1
01〜111とを具え、 前記アドレス信号発生手段は前記複数の操作子
の作動に対応した合奏波形を前記1組のデータ語
として計算するとき前記複数の操作子に共通して
不要な高調波次数を飛ばして波形計算を行なうよ
うにアドレツシングすることを特徴とする複音シ
ンセサイザ用フルート合奏発生器から成る構成を
具える。 発明の詳細説明 本発明は、1セツトの統合フルート音を最小セ
ツトの記憶された定数を時分割することによつて
発生されるフルート合奏音発生器を指向する。フ
ルート合奏音発生器は、離散的フーリエ変換算法
を実施することにより楽音波形を合成する型の楽
音発生器に組み込まれている。この型の楽音発生
器は、こゝに参考のため述べてある“複音シンセ
サイザ”と題する米国特許第4085644号(特開昭
52−27621号)に詳述されている。下記の説明に
おいて、参考のため述べてある特許に説明されて
いるシステムの全素子は、参考のため述べてある
特許に現われる同一参照数字の素子に対応する2
桁数字により識別されている。3桁数字により識
別されている全システム素子ブロツクは、本発明
の改良を実施するために複音シンセサイザに追加
されたシステム素子に対応するか、又は参考のた
めに述べてある特許に現われるいくつかの素子の
組合せに対応する。 フルート音の特徴は2〜3の高調波しか有して
いないことである。これはテイビア(tibia)の
音の種類に属する一般に用いられているフルート
音についても同じである。フルートテイビアは通
常は2つだけの強い高調波成分を有する。第1高
調波は最も強い成分であり、第3高調波は一般に
基本又は第1高調波に比べて約20dbだけ力が弱
い。典型的な小型オルガン音設計は、16フイー
ト、51/3フイート、8フイート、4フイートお
よび22/3フイートのピツチのストツプ(フルー
トスイツチ)から選択されたフルート合奏を組み
入れることができる。種々のピツチに対する高調
波の関係は第1図〜第5図に図示したスペクトル
に示してある。 第6図はフルート合奏の各フルート音の基本高
調波のみのスペクトルを示す。第7図はフルート
合奏の組合せたスペクトルを示す。2つだけの追
加高調波、即ち第9および第12高調波だけが16フ
イート高調波系列の5つの基本高調波のほかに必
要とされる点に注目すべきである。更に、星印の
つけられている第3および第6高調波は、それぞ
れ16フイートピツチおよび8フイートピツチの関
連フイート数に対する基本高調波ならびに第3高
調波として用いられている。従つて、全フルート
合奏発生器は7つの高調波を用いる能力のみを必
要とすることが認められる。 第8図は米国特許第4085644号(特開昭52−
27621号)の変形および付加物として説明されて
いる本発明の1実施例を示す。参考のため述べた
特許に説明されているように、複音シンセサイザ
はスイツチ配列を含む。このスイツチ配列は、例
えばオルガンなどの電子楽器用の従来の鍵盤線形
スイツチ配列に対応するスイツチおよび割当装置
154と表示されたシステムブロツクに含まれ
る。1個又は複数の楽器鍵がスイツチ状態を変化
させて楽器鍵盤上で作動されると(“オン”の位
置にされると)、スイツチおよび割当装置154
と表示されているシステムブロツクの1成分であ
る音調検出・割当装置回路は作動された鍵スイツ
チに対する対応する楽音情報を記憶し、1セツト
の楽音発生器のうちの1つの楽音発生器を各作動
された鍵スイツチに割当てる。適当な音調検出・
割当装置はこゝに参考のため述べてある米国特許
第4022098号(特開昭52−44626号)に記述されて
いる。 鍵盤上の1個又は複数の鍵スイツチが作動され
ると、実行制御回路155は一連の計算サイクル
を開始する。各計算サイクルの期間中に、32デー
タ語からなる主データセツトが下記に述べる方法
によつて計算され、主レジスタ34に記憶され
る。主データセツトの32データ語は、楽音スイツ
チ又はストツプ(フルートスイツチ)S1−S5の
スイツチ状態に応答して加算器114に与えられ
る高調波係数を用いて発生させられる。主データ
セツトの32データ語は、楽音発生器152により
発生された楽音に対するオーデイオ波形1サイク
ルの等間隔に置かれた32の点の振幅に対応する。
オーデイオ音スペクトルの最大高調波数は1つの
完全な波形サイクルのデータ点数の1/3より多く
ないというのが一般的原則である。従つて、32デ
ータ語からなる主データセツトはフルート合奏を
発生させるのに十分な最大16高調波に対応する。 一連の計算サイクルの各計算サイクルが完了す
ると転送サイクルが開始され、この計算サイクル
の期間中に、主レジスタ34内にある主データセ
ツトは、音調レジスタ152と表示されているシ
ステムブロツクに含まれる1セツトの楽音発生器
の各発生器の素子である音調レジスタに転送され
る。これらの音調レジスタは、フルートスイツチ
S1−S5のスイツチ状態に対応する予め選択され
た楽音の完全な1サイクルに対応する32データ語
を記憶する。音調レジスタに記憶されたデータ語
は逐次に反復して読出されてD−A変換器へ転送
され、この変換器はデジタルデータ語をアナログ
楽音波形に変換する。このD−A変換器はデータ
変換および音響システム153と表示されている
システムブロツクに含まれている。楽音波形は、
これもまたデータ変換および音響システム153
と表示されている従来の増幅器およびスピーカシ
ステムを含む音響システムによつて可聴音に変え
られる。記憶されたデータは、楽音発生器が割当
てられている作動された鍵スイツチに対応する楽
音の基本周波数に対応するアドレスアドバンス速
度で各音調レジスタから読出される。 参考のため述べた米国特許第4085644号(特開
昭52−27621号)に説明されているように、作動
させた鍵を鍵盤上で押鍵したまゝにしている間に
も、一連の計算サイクルの期間中発生した主デー
タセツトを連続的に再計算して記憶し、このデー
タを音調レジスタにロードできることが望まし
い。このシステム機能は、読出しクロツク速度で
のD−A変換器へのデータ点の流れを中断せずに
行われる。 参考のため述べた米国特許第4085644号(特開
昭52−27621号)に説明されているように、高調
波カウンタ20は各計算サイクルの開始時に初期
設定される。語カウンタ19が増分してそのカウ
ンタがそのモジユロカウンテイング実施の故にそ
の初期状態に戻る度毎に、高調波カウンタ20の
カウント状態を増分させる信号が与えられる。語
カウンタ19は、発生し主レジスタに記憶されて
いる主データセツトのデータ語数であるモジユロ
32をカウントするように実施されている。高調
波カウンタ20はモジユロ16をカウントするよ
うに実施されている。この数は32データ語を含む
主データセツトと一致する最大高調波数に対応す
る。 各計算サイクルの開始時には、アキユムレータ
およびメモリアドレス157に含まれるアキユム
レータの内容は零値に戻される。語カウンタ19
がその初期値にリセツトされる度毎に、アキユム
レータは零値にリセツトされる。語カウンタ19
が増分される度毎に、アキユムレータは高調波カ
ウンタ20の現在のカウント状態をアキユムレー
タに含まれる合計に加算する。 アキユムレータおよびメモリアドレス157の
アキユムレータの内容は、正弦波関数表24から
正弦波関数値をアドレスアウトするのに用いられ
る。正弦波関数表20は、間隔Dにおける0φ
32に対する三角関数sin(2πφ/32)の値を記憶
する固定メモリとして実施されている。 正弦波関数表24から読出された三角関数値
は、乗算器28への入力データ値の1つとして与
えられる。 メモリアドレスデコーダ156は高調波カウン
タの2進カウント状態を第2図に示す7本の線上
の出力である10進整数状態の時系列に復号する。
7つのカウント状態のみが選択論理回路において
用いられ、高調波カウンタの残りのカウント状態
はメモリアドレスデコーダ156によつて無視さ
れる。 アンドゲート101−109の配列は、5個の
フルートスイツチS1−S5の作動に応答してメモ
リアドレスデコーダ156から7本の出力信号線
上に現われる高調波信号を選択するのに用いられ
る。例えば、16フイートフルートスイツチS1が
閉じられている(作動された“オン”の位置にあ
る)と仮定しよう。この場合にはアンドゲート1
01は第1高調波信号をオアゲート110へ転送
し、第3高調波信号がその後に発生すると、この
信号はアンドゲート103を介してオアゲート1
11へ転送される。 1セツトのアンドゲート101−109および
2つのオアゲート110および111は、第1図
〜第7図に示してある高調波スペクトル曲線に対
応する選択信号を与える役目をする。 零db高調波係数定数は全高調波係数112に
記憶される。−20db高調波係数定数は分数高調波
係数113に記憶される。これらの定数はオアゲ
ート110および111によつて与えられる信号
に応答して選択され加算器114へ転送される。
加算器114の出力は乗算器28への第2データ
入力として与えられる。 主レジスタ34の内容は計算開始時に初期設定
される。語カウンタ19が増分される度毎に、語
カウンタ19のカウント状態に対応する主レジス
タ34の内容は読出され1入力として加算器33
へ与えられる。加算器33への2つの入力の合計
は、語カウンタ19のカウント状態に等しい。又
は対応する位置において主レジスタ34に記憶さ
れる。 語カウンタ19が各サイクル32カウントの完全
な16カウントサイクル循還すると、主レジスタは
フルートスイツチS1−S5の作動に対応する波形
を有する主データセツトを含む。 テイビア(Tibia)フルート合奏を構成する5
つの音声のいかなる組合せを発生させるのにも高
調波は7つだけが必要であるので、高調波カウン
タ20を適当に実施することによつて時間節約を
行うことができる。1つの実施例はカウント状態
を抑止する技術を用いて、10進整数1,2,3,
4,6,9および12に対応する状態だけが存在で
きるようにすることである。他のすべての状態は
論理ゲートによつて除去される。代わりの実施例
はモジユロ7をカウントするように設計された高
調波カウンタを有することである。次にカウント
状態はメモリをアドレスして高調波カウンタのカ
ウント状態に応答して数列1,2,3,4,6,
9,12を読出すのに用いられる。この数列はメモ
リアドレスデコーダ156およびアキユムレータ
およびメモリアドレス157へのデータ入力とし
て役立つ。これらの限定された高調波列発生器の
うちの1つが用いられると、語カウンタ19は計
算時間サイクルの期間中に7つの完全なサイクル
だけ循環する。 −20db高調波係数の代わりに、全高調波係数
112および分数高調波係数113はその他の高
調波係数比を含んで種々のテイビア様フルート音
を与えることができる。 第8図に示した基本システムの簡単さと計算速
度特性は、個々の楽音が第1および第3高調波の
みに限定されないフルート合奏を発生させるのに
容易に拡張することができる。第16図は、フル
ート合奏が4つの高調波を有する成分フルート音
を具えて発生するそのような拡張を示す。 第9図〜第13図はフルートスイツチS1−S5
を作動させることによつて利用できる5つのピツ
チの各々に対する高調波スペクトルを示す。簡単
にするため、これらの高調波はすべて同じ強さを
有するものとして示されている。実際には、4つ
の高調波係数の各々に対して種々の異なる値を選
択する。 第14図は、5つのフルートスイツチの全フル
ート合奏の5つの基本高調波のみからなるスペク
トルを示す。第15図は全フルート合奏に対する
全高調波の組合せたスペクトルを示す。5つの成
分音の全部の組合せに対し9つだけの高調波が必
要である点に注目すべきである。星印のついた高
調波スペクトルは、フルート合奏のうちの少なく
とも1要素(element)の基本成分を共有する高
調波を示す。 第16図はフルート合奏の各成分音が4つの高
調波をもつて発生させられる統合フルート合奏を
作り出すように設計された第8図に示したシステ
ムの変形を示す。4つの高調波に対する例外は2
2/3フイートピツチであり、このピツチは図示し
た設計が最大16高調波を選択しているので、この
楽音を2つの高調波のみに制限している。 1セツトのアンドゲート171−188は、フ
ルートスイツチS1−S5の作動された状態に応答
してメモリアドレスデコーダ156から出ている
復号された線からの高調波信号を選択する役目を
する。1セツトのオアゲート189−192によ
つて転送された信号に応答して4つの記憶された
高調波定数が選択される。アンドゲート171−
188およびオアゲート189−192の組合せ
は選択機構を実施して、第9図〜第13図に示し
てあるスペクトルに対応する統合フルート合奏を
発生させる。 フルート合奏発生器は基本ピツチとして16フイ
ートに基づいた高調波系列を発生させることによ
つて動作する点に注目すべきである。この選択
は、その基本が16フイート基本ピツチの第3高調
波である51/3フイートピツチを通常含むことに
よつて指令される。8フイートピツチが高調波系
列の基本として用いられる場合には、第9図〜第
13図又は第1図〜第5図を検討すると、51/3
フイートピツチによつて必要とされる特別な高調
波系列を発生させるためには何らかの特別な配置
を実施しなければならないことを示している。 本発明のフルート合奏発生器は統合楽音合奏を
発生させるが、従来の統合楽器設計にみられる特
徴的な否定的な性質を持つていない。この否定的
な、又は望ましくない性質は“欠”音
(“missing”notes)の1種である。統合パイプオ
ルガンで8フイートおよび4フイートフルートス
トツプの両方が作動されると仮定しよう。音楽家
がC4のような音符を奏すると、C4とC5の両方が
同時に鳴る。今度は音楽家がC4を奏しながらC5
を奏すると、C4,C5およびC6に対応するパイプ
が鳴る。しかし、C5はすでに鳴つているので、
耳には1つの楽音が欠けて聞える結果になる。本
発明の配置では8フイートおよび4フイートフル
ートスイツチが同時に作動されると、主データセ
ツトは高調波系列2,4,6,12をもつて発生す
る。この系列は8フイートおよび4フイート楽音
の合計に対応し、欠音現象は起きない。 フルート合奏が4つの高調波で発生すると、8
フイートフルートと4フイートフルートの組合せ
の結果は、組合せられた高調波系列2,4,6,
8,12,16から計算された主データセツトがえら
れる。加算器114があるので、第4および第8
高調波は加算されて欠音現象を克服する上での助
けになり、2つの成分音の加算をより一層明確に
表わす組合せ音を発生させる。 本発明は選択されたセツトの高調波係数を用い
て離散的フーリエ係数を用いて動作する種々の楽
音発生器と組合せることができる。そのような1
つの楽音発生器システムが“コンピユータオルガ
ン”と題する米国特許第3809789号に記述されて
いる。この特許はこゝに参考のため述べられてい
る。 第17図は参考のため述べた米国特許第
3809789号に記述されているコンピユータオルガ
ンに本発明を組み込んだ楽音発生器システムを示
す。フルートコーラス発生器201と表示してあ
るブロツクは参考のため述べた米国特許第
3809789号の第1図に示してある高調波係数メモ
リ15にとつて代わるものである。 第17図における各ブロツクは、下記の構成要
素を具える。即ち、音響システム61、楽器鍵盤
スイツチ62、周波数ナンバーメモリ64、アキ
ユームレータ66、ゲート67、D−A変換器6
8、クロツク70、正弦波関数表71、N/2カ
ウンタ72、ゲート74、楽音間隔加算器75、
ゲート77、高調波間隔加算器78、メモリアド
レスデコード80、高調波振幅乗算器83、メモ
リアドレス制御回路85 第18図は各成分音声が第1および第3高調波
成分を含むテイビアフルート合奏を発生させるた
めに実施されたフルート発生器の詳細な論理を示
す。メモリアドレス制御回路85の内容はアドレ
スデコーダ202によつて時系列で7本の高調波
状態線に復号される。高調波ナンバー系列1,
2,3,4,6,9および12に対応する高調波状
態だけが復号される。残りの高調波5,7,8,
10,11,13,14および16はテイビアフルート合奏
に寄与しないので、無視され、復号されない。第
18図に示した論理回路の残りの部分は第8図に
示した同様な論理回路について上述した方法で動
作する。 楽器鍵盤スイツチ62に含まれる鍵スイツチが
閉じると、対応する周波数ナンバーが周波数ナン
バーメモリ64からアクセスアウトされる。アク
セスされた周波数ナンバーは楽音間隔加算器75
の内容に反復して加算される。楽音間隔加算器7
5の内容は、波形振幅が計算されるサンプル点を
選択する。各サンプル点ごとに、フルート合奏発
生器201によつて与えられた高調波係数とメモ
リアドレスデコーダ80により正弦波関数表71
から読出された三角関数正弦波値とを乗算するこ
とによつて、多数の高調波成分が個々に計算され
る。高調波成分振幅はアキユムレータ66におい
て代数的に合計され、サンプル点における正味振
幅をうる。サンプル点振幅はD−A変換器68に
よつてアナログ信号に変換される。
特に選択された楽音ピツチの同じような楽音合奏
(chorus)の発生装置に関する。 先行技術の説明 音質的に劇場用オルガンを模倣するために設計
された電子楽器ならびに小型オルガンは包括的に
“統合(unified)”楽音システムと呼ばれている
楽音システムを一般に用いている。統合
(unified)楽器では、機械的又は電気的にある楽
音を作動された鍵盤スイツチと名目上関連した音
よりも1オクターブ高い音で発生させることによ
つて、4フイートストツプ(フルートスイツチ)
又は楽音がその親である8フイート楽音から得ら
れる。従つて8フイートおよび4フイート統合ス
トツプ(フルートスイツチ)組合せが選択される
と、各音を押鍵すると、ユニゾンパイプ(8フイ
ートピツチ)とそれより1オクターブ高いパイプ
が同時に音を出す。これと同じ一般的鍵盤スイツ
チング構成を一般的に用いられるピツチセツト
16′,51/3′,8′,4′,22/3′,2′,13/5′,1
′な
どのその他のピツチフイート数に容易に拡大され
る。この方法では、統合(unification)は、電
子楽器の1列のパイプ又は1個の楽音発生器から
かなり多数のストツプ(フルートスイツチ)を得
るのに用いられている。楽器設計における統合の
主要な顕著な特性の1つは、1個の楽音発生器又
は1列のパイプの使用を多数のストツプ(フルー
トスイツチ)に拡大することによつて価格を下げ
る経済的利点にある。 電子オルガンを統合するためのシステムは、
“鍵盤楽器用多重ピツチ発生器”と題する米国特
許第3697661号に記述されている。この特許は、
鍵盤スイツチの従来の時分割多重化を用いること
によつて動作するシステムを開示した。作動され
た鍵スイツチに対応するパルスを、所望する統合
ピツチに応じた時間遅延後に公称のタイムスロツ
トより後に多重時間走査における後のタイムスロ
ツトに挿入することによつて統合は得られる。 “デジタルオルガン”と題する米国特許第
3315796号、“コンピユータオルガン”と題する米
国特許第3809789号および“複音シンセサイザ”
と題する米国特許第4085644号(特開昭52−27621
号)に記述されているようなデジタル楽音発生器
は“ストレートオルガン”の一般名を有する方式
で一般に実施されている。これらの楽音発生シス
テムでは、高調波阻止の構成によつて、より高い
ピツチの(より短いフイート数の)ストツプ(フ
ルートスイツチ)がえられる。例えば、1セツト
全部の高調波のうちの偶数高調波だけを用いすべ
ての奇数高調波を阻止することによつて、4フイ
ートストツプ(フルートスイツチ)が実施され
る。高調波数列3,6,9,12,15…だけを用い
その他の高調波を阻止することによつて、22/3
フイートストツプ(フルートスイツチ)が実施さ
れる。 参考のため述べたデジタル楽音発生器は、参考
のため述べた米国特許第3697661号に記述されて
いるような鍵盤キーイングシステムを取り入れた
方法のような回りくどくない方法により、そして
追加のセツトの楽音発生器を加えることによつて
統合することができる。多数のデジタルオルガン
システムは1セツト12個の楽音発生器を有する。
各統合ピツチにつき1セツト12個の楽音発生器を
追加する必要がある。これら追加セツトの楽音発
生器の集積は楽器を統合することによつて得よう
とする経済的利点をたちまち台無しにしてしま
う。 デジタル楽音発生器において統合ストツプ(フ
ルートスイツチ)の音を発生させるシステムは、
“複音シンセサイザにおける統合音発生”と題す
る米国特許第4286491号(特開昭56−107297号)
に記述されている。このシステムでは、多数の統
合音からなるオーデイオ信号の波形を規定する等
間隔に置かれた点の対応する数の振幅に対応する
複数のデータ語が3つの主データセツトの組合せ
によつて発生する。これら3つの主データセツト
は、偶数および奇数の高調波係数値の記憶された
セツトから別々に計算される。主データセツト値
はそれらの対称性を用いて組合せられ、対応する
鍵盤楽音のユニゾンピツチに比例する速度で反復
サイクルで順次D−A変換器に転送され、統合音
の組合せの音色を発生させる。 発明の要約 米国特許第4085644号(特開昭52−27621号)に
記述されている形の複音シンセサイザにおいて
は、計算サイクルとデータ転送サイクルがそれぞ
れ別個に反復して実施されてデータを与え、それ
らのデータが楽音波形に変換される。一連の計算
サイクルが実施され、その各サイクルの期間中
に、選択された出力楽音を特徴づける選択論理回
路を用いて離散的フーリエ変換を実施することに
よつて主データセツトが作られる。一連の計算サ
イクルのうちの各サイクルの終りに、計算された
主データセツトは主レジスタに記憶される。計算
はいかなる楽音周波数とも同期しない高速で行わ
れる。 各計算サイクルに引きつづいて転送サイクルが
開始され、その転送サイクルの期間中に、記憶さ
れた主データセツトは主レジスタから多数の楽音
発生器のうちの予め選択された楽音発生器に転送
され、個々の楽音発生器の各々の素子である音調
レジスタに記憶される。出力楽音発生は計算サイ
クルと転送サイクルの期間中途切れることなく継
続する。 選択論理回路は楽音スイツチ又はストツプ(フ
ルートスイツチ)の各セツテイングごとに時分割
される最小数の記憶された高調波係数だけを用い
て、完全な1セツトの統合音を同時に発生させる
ことができる。選択された高調波係数の非零値を
計算するだけで計算サイクル時間は短縮される。 本発明の目的は、時分割される最小セツトの記
憶された定数から1セツトの統合音を同時に発生
させることである。 本発明のもう1つの目的は、1セツトの統合楽
音を計算するのに要する計算時間を短縮すること
である。 本発明は、上記目的を達成するために、 各々が1つの楽音フイート数に対応する複数の
操作子(S1〜S5)と、 前記各操作子毎に複数の高調波係数値を記憶す
る係数メモリ112,113と、 前記高調波係数値を用いて前記複数のデータ語
を計算する計算手段24,114,28,33
と、 前記高調波係数値の数より多い一連の高調波次
数に対応するアドレス信号を発生可能なアドレス
信号発生手段20,156,157と、 前記複数の操作子の作動と前記一連の高調波次
数に対応するアドレス信号の発生に応答して、前
記係数メモリの中から選択された高調波係数値を
読み出して前記計算手段に与える係数選択手段1
01〜111とを具え、 前記アドレス信号発生手段は前記複数の操作子
の作動に対応した合奏波形を前記1組のデータ語
として計算するとき前記複数の操作子に共通して
不要な高調波次数を飛ばして波形計算を行なうよ
うにアドレツシングすることを特徴とする複音シ
ンセサイザ用フルート合奏発生器から成る構成を
具える。 発明の詳細説明 本発明は、1セツトの統合フルート音を最小セ
ツトの記憶された定数を時分割することによつて
発生されるフルート合奏音発生器を指向する。フ
ルート合奏音発生器は、離散的フーリエ変換算法
を実施することにより楽音波形を合成する型の楽
音発生器に組み込まれている。この型の楽音発生
器は、こゝに参考のため述べてある“複音シンセ
サイザ”と題する米国特許第4085644号(特開昭
52−27621号)に詳述されている。下記の説明に
おいて、参考のため述べてある特許に説明されて
いるシステムの全素子は、参考のため述べてある
特許に現われる同一参照数字の素子に対応する2
桁数字により識別されている。3桁数字により識
別されている全システム素子ブロツクは、本発明
の改良を実施するために複音シンセサイザに追加
されたシステム素子に対応するか、又は参考のた
めに述べてある特許に現われるいくつかの素子の
組合せに対応する。 フルート音の特徴は2〜3の高調波しか有して
いないことである。これはテイビア(tibia)の
音の種類に属する一般に用いられているフルート
音についても同じである。フルートテイビアは通
常は2つだけの強い高調波成分を有する。第1高
調波は最も強い成分であり、第3高調波は一般に
基本又は第1高調波に比べて約20dbだけ力が弱
い。典型的な小型オルガン音設計は、16フイー
ト、51/3フイート、8フイート、4フイートお
よび22/3フイートのピツチのストツプ(フルー
トスイツチ)から選択されたフルート合奏を組み
入れることができる。種々のピツチに対する高調
波の関係は第1図〜第5図に図示したスペクトル
に示してある。 第6図はフルート合奏の各フルート音の基本高
調波のみのスペクトルを示す。第7図はフルート
合奏の組合せたスペクトルを示す。2つだけの追
加高調波、即ち第9および第12高調波だけが16フ
イート高調波系列の5つの基本高調波のほかに必
要とされる点に注目すべきである。更に、星印の
つけられている第3および第6高調波は、それぞ
れ16フイートピツチおよび8フイートピツチの関
連フイート数に対する基本高調波ならびに第3高
調波として用いられている。従つて、全フルート
合奏発生器は7つの高調波を用いる能力のみを必
要とすることが認められる。 第8図は米国特許第4085644号(特開昭52−
27621号)の変形および付加物として説明されて
いる本発明の1実施例を示す。参考のため述べた
特許に説明されているように、複音シンセサイザ
はスイツチ配列を含む。このスイツチ配列は、例
えばオルガンなどの電子楽器用の従来の鍵盤線形
スイツチ配列に対応するスイツチおよび割当装置
154と表示されたシステムブロツクに含まれ
る。1個又は複数の楽器鍵がスイツチ状態を変化
させて楽器鍵盤上で作動されると(“オン”の位
置にされると)、スイツチおよび割当装置154
と表示されているシステムブロツクの1成分であ
る音調検出・割当装置回路は作動された鍵スイツ
チに対する対応する楽音情報を記憶し、1セツト
の楽音発生器のうちの1つの楽音発生器を各作動
された鍵スイツチに割当てる。適当な音調検出・
割当装置はこゝに参考のため述べてある米国特許
第4022098号(特開昭52−44626号)に記述されて
いる。 鍵盤上の1個又は複数の鍵スイツチが作動され
ると、実行制御回路155は一連の計算サイクル
を開始する。各計算サイクルの期間中に、32デー
タ語からなる主データセツトが下記に述べる方法
によつて計算され、主レジスタ34に記憶され
る。主データセツトの32データ語は、楽音スイツ
チ又はストツプ(フルートスイツチ)S1−S5の
スイツチ状態に応答して加算器114に与えられ
る高調波係数を用いて発生させられる。主データ
セツトの32データ語は、楽音発生器152により
発生された楽音に対するオーデイオ波形1サイク
ルの等間隔に置かれた32の点の振幅に対応する。
オーデイオ音スペクトルの最大高調波数は1つの
完全な波形サイクルのデータ点数の1/3より多く
ないというのが一般的原則である。従つて、32デ
ータ語からなる主データセツトはフルート合奏を
発生させるのに十分な最大16高調波に対応する。 一連の計算サイクルの各計算サイクルが完了す
ると転送サイクルが開始され、この計算サイクル
の期間中に、主レジスタ34内にある主データセ
ツトは、音調レジスタ152と表示されているシ
ステムブロツクに含まれる1セツトの楽音発生器
の各発生器の素子である音調レジスタに転送され
る。これらの音調レジスタは、フルートスイツチ
S1−S5のスイツチ状態に対応する予め選択され
た楽音の完全な1サイクルに対応する32データ語
を記憶する。音調レジスタに記憶されたデータ語
は逐次に反復して読出されてD−A変換器へ転送
され、この変換器はデジタルデータ語をアナログ
楽音波形に変換する。このD−A変換器はデータ
変換および音響システム153と表示されている
システムブロツクに含まれている。楽音波形は、
これもまたデータ変換および音響システム153
と表示されている従来の増幅器およびスピーカシ
ステムを含む音響システムによつて可聴音に変え
られる。記憶されたデータは、楽音発生器が割当
てられている作動された鍵スイツチに対応する楽
音の基本周波数に対応するアドレスアドバンス速
度で各音調レジスタから読出される。 参考のため述べた米国特許第4085644号(特開
昭52−27621号)に説明されているように、作動
させた鍵を鍵盤上で押鍵したまゝにしている間に
も、一連の計算サイクルの期間中発生した主デー
タセツトを連続的に再計算して記憶し、このデー
タを音調レジスタにロードできることが望まし
い。このシステム機能は、読出しクロツク速度で
のD−A変換器へのデータ点の流れを中断せずに
行われる。 参考のため述べた米国特許第4085644号(特開
昭52−27621号)に説明されているように、高調
波カウンタ20は各計算サイクルの開始時に初期
設定される。語カウンタ19が増分してそのカウ
ンタがそのモジユロカウンテイング実施の故にそ
の初期状態に戻る度毎に、高調波カウンタ20の
カウント状態を増分させる信号が与えられる。語
カウンタ19は、発生し主レジスタに記憶されて
いる主データセツトのデータ語数であるモジユロ
32をカウントするように実施されている。高調
波カウンタ20はモジユロ16をカウントするよ
うに実施されている。この数は32データ語を含む
主データセツトと一致する最大高調波数に対応す
る。 各計算サイクルの開始時には、アキユムレータ
およびメモリアドレス157に含まれるアキユム
レータの内容は零値に戻される。語カウンタ19
がその初期値にリセツトされる度毎に、アキユム
レータは零値にリセツトされる。語カウンタ19
が増分される度毎に、アキユムレータは高調波カ
ウンタ20の現在のカウント状態をアキユムレー
タに含まれる合計に加算する。 アキユムレータおよびメモリアドレス157の
アキユムレータの内容は、正弦波関数表24から
正弦波関数値をアドレスアウトするのに用いられ
る。正弦波関数表20は、間隔Dにおける0φ
32に対する三角関数sin(2πφ/32)の値を記憶
する固定メモリとして実施されている。 正弦波関数表24から読出された三角関数値
は、乗算器28への入力データ値の1つとして与
えられる。 メモリアドレスデコーダ156は高調波カウン
タの2進カウント状態を第2図に示す7本の線上
の出力である10進整数状態の時系列に復号する。
7つのカウント状態のみが選択論理回路において
用いられ、高調波カウンタの残りのカウント状態
はメモリアドレスデコーダ156によつて無視さ
れる。 アンドゲート101−109の配列は、5個の
フルートスイツチS1−S5の作動に応答してメモ
リアドレスデコーダ156から7本の出力信号線
上に現われる高調波信号を選択するのに用いられ
る。例えば、16フイートフルートスイツチS1が
閉じられている(作動された“オン”の位置にあ
る)と仮定しよう。この場合にはアンドゲート1
01は第1高調波信号をオアゲート110へ転送
し、第3高調波信号がその後に発生すると、この
信号はアンドゲート103を介してオアゲート1
11へ転送される。 1セツトのアンドゲート101−109および
2つのオアゲート110および111は、第1図
〜第7図に示してある高調波スペクトル曲線に対
応する選択信号を与える役目をする。 零db高調波係数定数は全高調波係数112に
記憶される。−20db高調波係数定数は分数高調波
係数113に記憶される。これらの定数はオアゲ
ート110および111によつて与えられる信号
に応答して選択され加算器114へ転送される。
加算器114の出力は乗算器28への第2データ
入力として与えられる。 主レジスタ34の内容は計算開始時に初期設定
される。語カウンタ19が増分される度毎に、語
カウンタ19のカウント状態に対応する主レジス
タ34の内容は読出され1入力として加算器33
へ与えられる。加算器33への2つの入力の合計
は、語カウンタ19のカウント状態に等しい。又
は対応する位置において主レジスタ34に記憶さ
れる。 語カウンタ19が各サイクル32カウントの完全
な16カウントサイクル循還すると、主レジスタは
フルートスイツチS1−S5の作動に対応する波形
を有する主データセツトを含む。 テイビア(Tibia)フルート合奏を構成する5
つの音声のいかなる組合せを発生させるのにも高
調波は7つだけが必要であるので、高調波カウン
タ20を適当に実施することによつて時間節約を
行うことができる。1つの実施例はカウント状態
を抑止する技術を用いて、10進整数1,2,3,
4,6,9および12に対応する状態だけが存在で
きるようにすることである。他のすべての状態は
論理ゲートによつて除去される。代わりの実施例
はモジユロ7をカウントするように設計された高
調波カウンタを有することである。次にカウント
状態はメモリをアドレスして高調波カウンタのカ
ウント状態に応答して数列1,2,3,4,6,
9,12を読出すのに用いられる。この数列はメモ
リアドレスデコーダ156およびアキユムレータ
およびメモリアドレス157へのデータ入力とし
て役立つ。これらの限定された高調波列発生器の
うちの1つが用いられると、語カウンタ19は計
算時間サイクルの期間中に7つの完全なサイクル
だけ循環する。 −20db高調波係数の代わりに、全高調波係数
112および分数高調波係数113はその他の高
調波係数比を含んで種々のテイビア様フルート音
を与えることができる。 第8図に示した基本システムの簡単さと計算速
度特性は、個々の楽音が第1および第3高調波の
みに限定されないフルート合奏を発生させるのに
容易に拡張することができる。第16図は、フル
ート合奏が4つの高調波を有する成分フルート音
を具えて発生するそのような拡張を示す。 第9図〜第13図はフルートスイツチS1−S5
を作動させることによつて利用できる5つのピツ
チの各々に対する高調波スペクトルを示す。簡単
にするため、これらの高調波はすべて同じ強さを
有するものとして示されている。実際には、4つ
の高調波係数の各々に対して種々の異なる値を選
択する。 第14図は、5つのフルートスイツチの全フル
ート合奏の5つの基本高調波のみからなるスペク
トルを示す。第15図は全フルート合奏に対する
全高調波の組合せたスペクトルを示す。5つの成
分音の全部の組合せに対し9つだけの高調波が必
要である点に注目すべきである。星印のついた高
調波スペクトルは、フルート合奏のうちの少なく
とも1要素(element)の基本成分を共有する高
調波を示す。 第16図はフルート合奏の各成分音が4つの高
調波をもつて発生させられる統合フルート合奏を
作り出すように設計された第8図に示したシステ
ムの変形を示す。4つの高調波に対する例外は2
2/3フイートピツチであり、このピツチは図示し
た設計が最大16高調波を選択しているので、この
楽音を2つの高調波のみに制限している。 1セツトのアンドゲート171−188は、フ
ルートスイツチS1−S5の作動された状態に応答
してメモリアドレスデコーダ156から出ている
復号された線からの高調波信号を選択する役目を
する。1セツトのオアゲート189−192によ
つて転送された信号に応答して4つの記憶された
高調波定数が選択される。アンドゲート171−
188およびオアゲート189−192の組合せ
は選択機構を実施して、第9図〜第13図に示し
てあるスペクトルに対応する統合フルート合奏を
発生させる。 フルート合奏発生器は基本ピツチとして16フイ
ートに基づいた高調波系列を発生させることによ
つて動作する点に注目すべきである。この選択
は、その基本が16フイート基本ピツチの第3高調
波である51/3フイートピツチを通常含むことに
よつて指令される。8フイートピツチが高調波系
列の基本として用いられる場合には、第9図〜第
13図又は第1図〜第5図を検討すると、51/3
フイートピツチによつて必要とされる特別な高調
波系列を発生させるためには何らかの特別な配置
を実施しなければならないことを示している。 本発明のフルート合奏発生器は統合楽音合奏を
発生させるが、従来の統合楽器設計にみられる特
徴的な否定的な性質を持つていない。この否定的
な、又は望ましくない性質は“欠”音
(“missing”notes)の1種である。統合パイプオ
ルガンで8フイートおよび4フイートフルートス
トツプの両方が作動されると仮定しよう。音楽家
がC4のような音符を奏すると、C4とC5の両方が
同時に鳴る。今度は音楽家がC4を奏しながらC5
を奏すると、C4,C5およびC6に対応するパイプ
が鳴る。しかし、C5はすでに鳴つているので、
耳には1つの楽音が欠けて聞える結果になる。本
発明の配置では8フイートおよび4フイートフル
ートスイツチが同時に作動されると、主データセ
ツトは高調波系列2,4,6,12をもつて発生す
る。この系列は8フイートおよび4フイート楽音
の合計に対応し、欠音現象は起きない。 フルート合奏が4つの高調波で発生すると、8
フイートフルートと4フイートフルートの組合せ
の結果は、組合せられた高調波系列2,4,6,
8,12,16から計算された主データセツトがえら
れる。加算器114があるので、第4および第8
高調波は加算されて欠音現象を克服する上での助
けになり、2つの成分音の加算をより一層明確に
表わす組合せ音を発生させる。 本発明は選択されたセツトの高調波係数を用い
て離散的フーリエ係数を用いて動作する種々の楽
音発生器と組合せることができる。そのような1
つの楽音発生器システムが“コンピユータオルガ
ン”と題する米国特許第3809789号に記述されて
いる。この特許はこゝに参考のため述べられてい
る。 第17図は参考のため述べた米国特許第
3809789号に記述されているコンピユータオルガ
ンに本発明を組み込んだ楽音発生器システムを示
す。フルートコーラス発生器201と表示してあ
るブロツクは参考のため述べた米国特許第
3809789号の第1図に示してある高調波係数メモ
リ15にとつて代わるものである。 第17図における各ブロツクは、下記の構成要
素を具える。即ち、音響システム61、楽器鍵盤
スイツチ62、周波数ナンバーメモリ64、アキ
ユームレータ66、ゲート67、D−A変換器6
8、クロツク70、正弦波関数表71、N/2カ
ウンタ72、ゲート74、楽音間隔加算器75、
ゲート77、高調波間隔加算器78、メモリアド
レスデコード80、高調波振幅乗算器83、メモ
リアドレス制御回路85 第18図は各成分音声が第1および第3高調波
成分を含むテイビアフルート合奏を発生させるた
めに実施されたフルート発生器の詳細な論理を示
す。メモリアドレス制御回路85の内容はアドレ
スデコーダ202によつて時系列で7本の高調波
状態線に復号される。高調波ナンバー系列1,
2,3,4,6,9および12に対応する高調波状
態だけが復号される。残りの高調波5,7,8,
10,11,13,14および16はテイビアフルート合奏
に寄与しないので、無視され、復号されない。第
18図に示した論理回路の残りの部分は第8図に
示した同様な論理回路について上述した方法で動
作する。 楽器鍵盤スイツチ62に含まれる鍵スイツチが
閉じると、対応する周波数ナンバーが周波数ナン
バーメモリ64からアクセスアウトされる。アク
セスされた周波数ナンバーは楽音間隔加算器75
の内容に反復して加算される。楽音間隔加算器7
5の内容は、波形振幅が計算されるサンプル点を
選択する。各サンプル点ごとに、フルート合奏発
生器201によつて与えられた高調波係数とメモ
リアドレスデコーダ80により正弦波関数表71
から読出された三角関数正弦波値とを乗算するこ
とによつて、多数の高調波成分が個々に計算され
る。高調波成分振幅はアキユムレータ66におい
て代数的に合計され、サンプル点における正味振
幅をうる。サンプル点振幅はD−A変換器68に
よつてアナログ信号に変換される。
第1図は、16フイートフルートテイビアのスペ
クトルである。第2図は、8フイートフルートテ
イビアのスペクトルである。第3図は、51/3フ
イートフルートテイビアのスペクトルである。第
4図は、4フイートフルートテイビアのスペクト
ルである。第5図は、22/3フイートフルートテ
イビアのスペクトルである。第6図は、基音のス
ペクトルである。第7図は、テイビアフルート合
奏に対する組合せスペクトルである。第8図は、
本発明の1実施例の概略図である。第9図は、16
フイートフルート音のスペクトルである。第10
図は8フイートフルート音のスペクトルである。
第11図は、51/3フイートフルート音のスペク
トルである。第12図は、4フイートフルート音
のスペクトルである。第13図は、22/3フイー
トフルート音のスペクトルである。第14図は、
フルート合奏に対する基音のスペクトルである。
第15図は、フルート合奏に対する組合せスペク
トルである。第16図は、本発明の代わりの実施
例の概略図である。第17図は、コンピユータオ
ルガンシステム用のフルート合奏発生器の概略図
である。第18は、フルート合奏発生器201の
概略図である。第8図において、 19は語カウンタ、20は高調波カウンタ、2
4は正弦波関数、28は乗算器、33,114は
加算器、34は主レジスタ、112は全高調波係
数、113は分数高調波係数、152は音調レジ
スタ、153はデータ変換器および音響システ
ム、154はスイツチおよび割当装置、155は
実行制御回路、156はメモリアドレスデコー
ダ、157はアキユムレータおよびメモリアドレ
ス。
クトルである。第2図は、8フイートフルートテ
イビアのスペクトルである。第3図は、51/3フ
イートフルートテイビアのスペクトルである。第
4図は、4フイートフルートテイビアのスペクト
ルである。第5図は、22/3フイートフルートテ
イビアのスペクトルである。第6図は、基音のス
ペクトルである。第7図は、テイビアフルート合
奏に対する組合せスペクトルである。第8図は、
本発明の1実施例の概略図である。第9図は、16
フイートフルート音のスペクトルである。第10
図は8フイートフルート音のスペクトルである。
第11図は、51/3フイートフルート音のスペク
トルである。第12図は、4フイートフルート音
のスペクトルである。第13図は、22/3フイー
トフルート音のスペクトルである。第14図は、
フルート合奏に対する基音のスペクトルである。
第15図は、フルート合奏に対する組合せスペク
トルである。第16図は、本発明の代わりの実施
例の概略図である。第17図は、コンピユータオ
ルガンシステム用のフルート合奏発生器の概略図
である。第18は、フルート合奏発生器201の
概略図である。第8図において、 19は語カウンタ、20は高調波カウンタ、2
4は正弦波関数、28は乗算器、33,114は
加算器、34は主レジスタ、112は全高調波係
数、113は分数高調波係数、152は音調レジ
スタ、153はデータ変換器および音響システ
ム、154はスイツチおよび割当装置、155は
実行制御回路、156はメモリアドレスデコー
ダ、157はアキユムレータおよびメモリアドレ
ス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 楽音波形を規定する点の振幅に対応する1組
のデータ語が計算され順次D−A変換器に転送さ
れて楽音波形を出力する多数の楽音発生器を有す
る電子楽器において、 各々が1つの楽音フイート数に対応する複数の
操作子と、 前記各操作子毎に複数の高調波係数値を記憶す
る係数メモリと、 前記高調波係数値を用いて前記複数のデータ語
を計算する計算手段と、 前記高調波係数値の数より多い一連の高調波次
数に対応するアドレス信号を発生可能なアドレス
信号発生手段と、 前記複数の操作子の作動と前記一連の高調波次
数に対応するアドレス信号の発生に応答して、前
記係数メモリの中から選択された高調波係数値を
読み出して前記計算手段に与える係数選択手段と
を具え、 前記アドレス信号発生手段は前記複数の操作子
の作動に対応した合奏波形を前記1組のデータ語
として計算するとき前記複数の操作子に共通して
不要な高調波次数を飛ばして波形計算を行なうよ
うにアドレツシングすることを特徴とする複音シ
ンセサイザ用フルート合奏発生器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/411,159 US4450746A (en) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | Flute chorus generator for a polyphonic tone synthesizer |
US411159 | 1982-08-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5957293A JPS5957293A (ja) | 1984-04-02 |
JPH0583917B2 true JPH0583917B2 (ja) | 1993-11-30 |
Family
ID=23627817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58154740A Granted JPS5957293A (ja) | 1982-08-24 | 1983-08-24 | 複音シンセサイザ用フル−ト合奏発生器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4450746A (ja) |
JP (1) | JPS5957293A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4532848A (en) * | 1984-01-09 | 1985-08-06 | Kawai Musical Instrument Mfg. Co., Ltd. | Generation of mutation pitches in an electronic musical instrument |
JPS60156097A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-16 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器のタツチレスポンス装置 |
US4735123A (en) * | 1986-10-27 | 1988-04-05 | Kawai Musical Instrument Mfg. Co., Ltd. | Generation of time variant harmonies in an electronic musical instrument |
JPH0313994A (ja) * | 1989-06-13 | 1991-01-22 | Yamaha Corp | 電子楽器 |
US6161294A (en) * | 1998-03-23 | 2000-12-19 | Sloan Technologies, Incorporated | Overhead scanning profiler |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4192210A (en) * | 1978-06-22 | 1980-03-11 | Kawai Musical Instrument Mfg. Co. Ltd. | Formant filter synthesizer for an electronic musical instrument |
US4211138A (en) * | 1978-06-22 | 1980-07-08 | Kawai Musical Instrument Mfg. Co., Ltd. | Harmonic formant filter for an electronic musical instrument |
US4286491A (en) * | 1980-01-18 | 1981-09-01 | Kawai Musical Instruments Mfg. Co., Ltd. | Unified tone generation in a polyphonic tone synthesizer |
-
1982
- 1982-08-24 US US06/411,159 patent/US4450746A/en not_active Expired - Lifetime
-
1983
- 1983-08-24 JP JP58154740A patent/JPS5957293A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4450746A (en) | 1984-05-29 |
JPS5957293A (ja) | 1984-04-02 |
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