JPH0581875A - 半導体装置の出力回路 - Google Patents
半導体装置の出力回路Info
- Publication number
- JPH0581875A JPH0581875A JP3241050A JP24105091A JPH0581875A JP H0581875 A JPH0581875 A JP H0581875A JP 3241050 A JP3241050 A JP 3241050A JP 24105091 A JP24105091 A JP 24105091A JP H0581875 A JPH0581875 A JP H0581875A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- level
- signal
- circuit
- output
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Dram (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】半導体装置、例えば、半導体記憶装置などに内
蔵される出力回路に関し、トランジスタのサイズを大き
くすることなく、スイッチング速度を早め、高速動作を
図る。 【構成】pMOS3とnMOS4との接続点13と、出
力端子5とを結ぶ信号線14にプリチャージ回路15を
接続し、データDOを出力する前に、信号線14を1/
2・Vccにプリチャージする。
蔵される出力回路に関し、トランジスタのサイズを大き
くすることなく、スイッチング速度を早め、高速動作を
図る。 【構成】pMOS3とnMOS4との接続点13と、出
力端子5とを結ぶ信号線14にプリチャージ回路15を
接続し、データDOを出力する前に、信号線14を1/
2・Vccにプリチャージする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置、例えば、
半導体記憶装置などに内蔵される出力回路に関する。
半導体記憶装置などに内蔵される出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の出力回路として、図
6にその回路図を示すようなものが知られている。
6にその回路図を示すようなものが知られている。
【0003】図中、1は半導体装置本体、2は電源電圧
Vcc、例えば、直流電圧5[V]を供給する電源線、3
はプルアップ回路を構成するpMOS、S1はpMOS
3のオン、オフを制御する信号、4はプルダウン回路を
構成するnMOS、S2はnMOS4のオン、オフを制
御する信号、5はデータDOが出力される出力端子、6
は負荷容量である。
Vcc、例えば、直流電圧5[V]を供給する電源線、3
はプルアップ回路を構成するpMOS、S1はpMOS
3のオン、オフを制御する信号、4はプルダウン回路を
構成するnMOS、S2はnMOS4のオン、オフを制
御する信号、5はデータDOが出力される出力端子、6
は負荷容量である。
【0004】かかる半導体装置の出力回路においては、
信号S1及び信号S2が共にLレベルの場合、pMOS
3がオン、nMOS4がオフとなり、出力端子5のレベ
ルはHレベルとなる。即ち、データDOはHレベルとな
る。
信号S1及び信号S2が共にLレベルの場合、pMOS
3がオン、nMOS4がオフとなり、出力端子5のレベ
ルはHレベルとなる。即ち、データDOはHレベルとな
る。
【0005】これに対して、信号S1及び信号S2が共
にHレベルの場合には、pMOS3がオフ、nMOS4
がオンとなり、出力端子5のレベルはLレベルとなる。
即ち、データDOはLレベルとなる。
にHレベルの場合には、pMOS3がオフ、nMOS4
がオンとなり、出力端子5のレベルはLレベルとなる。
即ち、データDOはLレベルとなる。
【0006】また、信号S1がHレベルで、信号S2が
Lレベルの場合には、pMOS3及びnMOS4は共に
オフとなるので、出力端子5はハイインピーダンス状態
となる。即ち、データDOは不定状態となる。
Lレベルの場合には、pMOS3及びnMOS4は共に
オフとなるので、出力端子5はハイインピーダンス状態
となる。即ち、データDOは不定状態となる。
【0007】図7は、かかる従来の半導体装置の出力回
路の動作を、より詳しく説明するためのタイムチャート
であり、信号S1及び信号S2が共にLレベルの場合か
ら信号S1がHレベルに反転し、更に、その後、信号S
2もHレベルに反転する場合を示している。なお、CE
バーは、チップイネーブル信号である。
路の動作を、より詳しく説明するためのタイムチャート
であり、信号S1及び信号S2が共にLレベルの場合か
ら信号S1がHレベルに反転し、更に、その後、信号S
2もHレベルに反転する場合を示している。なお、CE
バーは、チップイネーブル信号である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の半導体装
置の出力回路においては、前サイクルでHレベルを読出
している場合、スタンドバイ状態となっても、負荷容量
6によって、出力端子5は、そのままHレベルを維持す
るが、次のサイクルでLレベル読出しとなると、信号S
1及び信号S2がHレベルとなり、pMOS3がオフ、
nMOS4がオンとなり、nMOS4は、出力端子5の
レベルをHレベルからLレベルに引き下げるが、この場
合、具体的には、VccレベルからGNDレベルまで引き
下げなければならず、時間がかかるという問題点があっ
た。
置の出力回路においては、前サイクルでHレベルを読出
している場合、スタンドバイ状態となっても、負荷容量
6によって、出力端子5は、そのままHレベルを維持す
るが、次のサイクルでLレベル読出しとなると、信号S
1及び信号S2がHレベルとなり、pMOS3がオフ、
nMOS4がオンとなり、nMOS4は、出力端子5の
レベルをHレベルからLレベルに引き下げるが、この場
合、具体的には、VccレベルからGNDレベルまで引き
下げなければならず、時間がかかるという問題点があっ
た。
【0009】また、データDOをLレベルからHレベル
に反転させる場合にも、出力端子5のレベルをGNDレ
ベルからVccレベルに引き上げなければならず、同じよ
うに時間がかかるという問題点があった。
に反転させる場合にも、出力端子5のレベルをGNDレ
ベルからVccレベルに引き上げなければならず、同じよ
うに時間がかかるという問題点があった。
【0010】ここに、pMOS3及びnMOS4のサイ
ズを大きくすることで、スイッチング速度を早め、高速
化を図ることができるが、このようにすると、高集積化
の妨げとなってしまうという問題点があった。
ズを大きくすることで、スイッチング速度を早め、高速
化を図ることができるが、このようにすると、高集積化
の妨げとなってしまうという問題点があった。
【0011】また、特に、半導体記憶装置の場合、従来
は、1ビット出力又は4ビット出力程度であったが、近
年においては、16ビット出力などの多ビット出力が通
常となる傾向にある。
は、1ビット出力又は4ビット出力程度であったが、近
年においては、16ビット出力などの多ビット出力が通
常となる傾向にある。
【0012】このような多ビット出力の半導体記憶装置
において、出力トランジスタのサイズを大きくすると、
出力回路に流れる電流が増大し、電源用又は接地用の外
部ピンと、封止されているチップの電源パッド間とを結
ぶボンディングワイヤの電圧効果により、封止されてい
るチップの電源電圧レベル又は接地電圧レベルが変動
し、誤動作が発生してしまうという問題点がある。した
がって、出力トランジスタのサイズを大きくすることは
できない。
において、出力トランジスタのサイズを大きくすると、
出力回路に流れる電流が増大し、電源用又は接地用の外
部ピンと、封止されているチップの電源パッド間とを結
ぶボンディングワイヤの電圧効果により、封止されてい
るチップの電源電圧レベル又は接地電圧レベルが変動
し、誤動作が発生してしまうという問題点がある。した
がって、出力トランジスタのサイズを大きくすることは
できない。
【0013】本発明は、かかる点に鑑み、トランジスタ
のサイズを大きくすることなく、スイッチング速度を早
め、高速動作を図ることができるようにした半導体装置
の出力回路を提供することを目的とする。
のサイズを大きくすることなく、スイッチング速度を早
め、高速動作を図ることができるようにした半導体装置
の出力回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説
明図であり、本発明による半導体装置の出力回路は、直
流電圧V1を供給する直流電圧源7とデータDOが出力
される出力端子8との間に接続され、信号S1によって
その動作が制御されるプルアップ回路9と、出力端子8
と直流電圧V1よりも低電圧の直流電圧V2を供給する
直流電圧源10との間に接続され、信号S2によってそ
の動作が制御されるプルダウン回路11と、データDO
を出力する前に、出力側を、直流電圧V1と直流電圧V
2の間の電位にプリチャージするプリチャージ回路12
とを設けて構成される。
明図であり、本発明による半導体装置の出力回路は、直
流電圧V1を供給する直流電圧源7とデータDOが出力
される出力端子8との間に接続され、信号S1によって
その動作が制御されるプルアップ回路9と、出力端子8
と直流電圧V1よりも低電圧の直流電圧V2を供給する
直流電圧源10との間に接続され、信号S2によってそ
の動作が制御されるプルダウン回路11と、データDO
を出力する前に、出力側を、直流電圧V1と直流電圧V
2の間の電位にプリチャージするプリチャージ回路12
とを設けて構成される。
【0015】
【作用】本発明によれば、出力側は、データDOが出力
される前に、直流電圧V1と直流電圧V2の間の電位に
プリチャージされるので、データDOをHレベルからL
レベルに反転させる場合、及び、LレベルからHレベル
に反転させる場合の時間を早めることができる。
される前に、直流電圧V1と直流電圧V2の間の電位に
プリチャージされるので、データDOをHレベルからL
レベルに反転させる場合、及び、LレベルからHレベル
に反転させる場合の時間を早めることができる。
【0016】
【実施例】以下、図2〜図5を参照して、本発明の第1
実施例及び第2実施例について説明する。なお、図2、
図4において、図6に対応する部分には同一符号を付
し、その重複説明は省略する。
実施例及び第2実施例について説明する。なお、図2、
図4において、図6に対応する部分には同一符号を付
し、その重複説明は省略する。
【0017】第1実施例・・図2、図3 図2は本発明の第1実施例を示す回路図であり、この第
1実施例が図6に示す従来の半導体装置の出力回路と異
なる点は、pMOS3とnMOS4との接続点13と、
出力端子5とを結ぶ信号線14にプリチャージ回路15
を接続している点であり、その他については、図6に示
す従来の半導体装置の出力回路と同様に構成されてい
る。
1実施例が図6に示す従来の半導体装置の出力回路と異
なる点は、pMOS3とnMOS4との接続点13と、
出力端子5とを結ぶ信号線14にプリチャージ回路15
を接続している点であり、その他については、図6に示
す従来の半導体装置の出力回路と同様に構成されてい
る。
【0018】ここに、プリチャージ回路15において、
16〜19は抵抗、20〜23はnMOS、24〜26
はpMOS、27は容量であり、このプリチャージ回路
15は、ノード28に1/2・Vcc+Vth、ノード29
に1/2・Vcc−Vthを得、ノード30にプリチャージ
電圧VPとして1/2・Vccを得、この1/2・Vccを
容量27で保持し、nMOS23を介して、信号線14
を1/2・Vccにプリチャージするというものである。
なお、nMOS23は、図3に示すプリチャージ制御信
号S3によって、そのオン、オフが制御される。
16〜19は抵抗、20〜23はnMOS、24〜26
はpMOS、27は容量であり、このプリチャージ回路
15は、ノード28に1/2・Vcc+Vth、ノード29
に1/2・Vcc−Vthを得、ノード30にプリチャージ
電圧VPとして1/2・Vccを得、この1/2・Vccを
容量27で保持し、nMOS23を介して、信号線14
を1/2・Vccにプリチャージするというものである。
なお、nMOS23は、図3に示すプリチャージ制御信
号S3によって、そのオン、オフが制御される。
【0019】図3は、この第1実施例の動作を説明する
ためのタイムチャートであり、信号S1及び信号S2が
共にLレベルの場合から信号S1がHレベルに反転し、
更に、その後、信号S2もHレベルに反転する場合を示
している。なお、CEバーは、前述したように、チップ
イネーブル信号である。
ためのタイムチャートであり、信号S1及び信号S2が
共にLレベルの場合から信号S1がHレベルに反転し、
更に、その後、信号S2もHレベルに反転する場合を示
している。なお、CEバーは、前述したように、チップ
イネーブル信号である。
【0020】この第1実施例においては、信号S1及び
信号S2が共にLレベルの状態から信号S1がHレベル
に反転すると、出力端子5のレベルは、負荷容量6によ
ってHレベルに維持されるが、その後、プリチャージ制
御信号S3がLレベルからHレベルに反転し、nMOS
23がオンとされると、プリチャージ回路15のノード
30と信号線14が電気的に接続されるので、信号線1
4のレベルは1/2・Vccにプリチャージされる。
信号S2が共にLレベルの状態から信号S1がHレベル
に反転すると、出力端子5のレベルは、負荷容量6によ
ってHレベルに維持されるが、その後、プリチャージ制
御信号S3がLレベルからHレベルに反転し、nMOS
23がオンとされると、プリチャージ回路15のノード
30と信号線14が電気的に接続されるので、信号線1
4のレベルは1/2・Vccにプリチャージされる。
【0021】その後、プリチャージ制御信号S3がHレ
ベルからLレベルに反転してnMOS23がオフとされ
ると共に、信号S2がHレベルに反転し、nMOS4が
オンとされると、このnMOS4によって、出力端子5
のレベルは1/2・VccからGNDレベルにプルダウン
され、データDOはGNDレベルとなる。
ベルからLレベルに反転してnMOS23がオフとされ
ると共に、信号S2がHレベルに反転し、nMOS4が
オンとされると、このnMOS4によって、出力端子5
のレベルは1/2・VccからGNDレベルにプルダウン
され、データDOはGNDレベルとなる。
【0022】このように、この第1実施例によれば、デ
ータDOをHレベルからLレベルに反転させる場合、n
MOS4は、出力端子5のレベルを1/2・VccからG
NDレベルにプルダウンすれば足りる。
ータDOをHレベルからLレベルに反転させる場合、n
MOS4は、出力端子5のレベルを1/2・VccからG
NDレベルにプルダウンすれば足りる。
【0023】なお、図示を省略するが、データDOをL
レベルからHレベルに反転させる場合には、pMOS3
は、出力端子5のレベルを1/2・VccからVccレベル
にプルアップすれば足りる。
レベルからHレベルに反転させる場合には、pMOS3
は、出力端子5のレベルを1/2・VccからVccレベル
にプルアップすれば足りる。
【0024】したがって、この第1実施例によれば、出
力トランジスタであるpMOS3及びnMOS4のサイ
ズを大きくすることなく、スイッチング速度を早め、高
速動作を図ることができる。
力トランジスタであるpMOS3及びnMOS4のサイ
ズを大きくすることなく、スイッチング速度を早め、高
速動作を図ることができる。
【0025】第2実施例・・図4、図5 図4は本発明の第2実施例を示す回路図であり、この第
2実施例が図6に示す従来の半導体装置の出力回路と異
なる点は、第1実施例が具備するプリチャージ回路15
とは回路構成の異なるプリチャージ回路31を設けてい
る点であり、その他については、図6に示す従来の半導
体装置の出力回路と同様に構成されている。
2実施例が図6に示す従来の半導体装置の出力回路と異
なる点は、第1実施例が具備するプリチャージ回路15
とは回路構成の異なるプリチャージ回路31を設けてい
る点であり、その他については、図6に示す従来の半導
体装置の出力回路と同様に構成されている。
【0026】このプリチャージ回路31が第1実施例の
具備するプリチャージ回路15と異なる点は、pMOS
26のソースをnMOS32を介して電源線2に接続す
ると共に、nMOS22のソースをpMOS33を介し
て接地し、この代わりに、容量27及びnMOS23を
削除している点である。なお、nMOS32は図5に示
すプリチャージ制御信号S4によって制御され、pMO
S33は同じく図5に示すプリチャージ制御信号S5に
よって制御される。
具備するプリチャージ回路15と異なる点は、pMOS
26のソースをnMOS32を介して電源線2に接続す
ると共に、nMOS22のソースをpMOS33を介し
て接地し、この代わりに、容量27及びnMOS23を
削除している点である。なお、nMOS32は図5に示
すプリチャージ制御信号S4によって制御され、pMO
S33は同じく図5に示すプリチャージ制御信号S5に
よって制御される。
【0027】即ち、このプリチャージ回路31は、ノー
ド28に1/2・Vcc+Vth、ノード29に1/2・V
cc−Vthを得、nMOS32及びpMOS33をオン状
態としている間、ノード30にプリチャージ電圧VPと
して1/2・Vccを得るとするものである。
ド28に1/2・Vcc+Vth、ノード29に1/2・V
cc−Vthを得、nMOS32及びpMOS33をオン状
態としている間、ノード30にプリチャージ電圧VPと
して1/2・Vccを得るとするものである。
【0028】図5は、この第2実施例の動作を説明する
ためのタイムチャートであり、信号S1及び信号S2が
共にLレベルの場合から信号S1がHレベルに反転し、
更に、その後、信号S2もHレベルに反転する場合を示
している。なお、CEバーは、前述したように、チップ
イネーブル信号である。
ためのタイムチャートであり、信号S1及び信号S2が
共にLレベルの場合から信号S1がHレベルに反転し、
更に、その後、信号S2もHレベルに反転する場合を示
している。なお、CEバーは、前述したように、チップ
イネーブル信号である。
【0029】この第2実施例においては、信号S1及び
信号S2が共にLレベルの状態から信号S1がHレベル
に反転すると、出力端子5のレベルは、負荷容量6によ
ってHレベルに維持されるが、その後、プリチャージ制
御信号S4が、LレベルからHレベルに反転し、nMO
S32がオンとされると共に、プリチャージ制御信号S
5が、HレベルからLレベルに反転し、pMOS33が
オンとされると、プリチャージ回路31のノード30と
信号線14が電気的に接続されるので、信号線14のレ
ベルは1/2・Vccにプリチャージされる。
信号S2が共にLレベルの状態から信号S1がHレベル
に反転すると、出力端子5のレベルは、負荷容量6によ
ってHレベルに維持されるが、その後、プリチャージ制
御信号S4が、LレベルからHレベルに反転し、nMO
S32がオンとされると共に、プリチャージ制御信号S
5が、HレベルからLレベルに反転し、pMOS33が
オンとされると、プリチャージ回路31のノード30と
信号線14が電気的に接続されるので、信号線14のレ
ベルは1/2・Vccにプリチャージされる。
【0030】その後、プリチャージ制御信号S4がHレ
ベルからLレベルに反転してnMOS32がオフとされ
ると共に、プリチャージ制御信号S5がLレベルからH
レベルに反転してpMOS33がオフとされると、信号
S2がHレベルに反転し、nMOS4がオンとされる。
そして、このnMOS4によって、出力端子5のレベル
は1/2・VccからGNDレベルにプルダウンされ、デ
ータDOはGNDレベルとなる。
ベルからLレベルに反転してnMOS32がオフとされ
ると共に、プリチャージ制御信号S5がLレベルからH
レベルに反転してpMOS33がオフとされると、信号
S2がHレベルに反転し、nMOS4がオンとされる。
そして、このnMOS4によって、出力端子5のレベル
は1/2・VccからGNDレベルにプルダウンされ、デ
ータDOはGNDレベルとなる。
【0031】このように、この第2実施例によっても、
データDOをHレベルからLレベルに反転させる場合、
nMOS4は、出力端子5のレベルを1/2・Vccから
GNDレベルにプルダウンすれば足りる。
データDOをHレベルからLレベルに反転させる場合、
nMOS4は、出力端子5のレベルを1/2・Vccから
GNDレベルにプルダウンすれば足りる。
【0032】なお、図示を省略するが、データDOをL
レベルからHレベルに反転させる場合には、pMOS3
は、出力端子5のレベルを1/2・VccからVccレベル
にプルアップすれば足りる。この点も、第1実施例の場
合と同様である。
レベルからHレベルに反転させる場合には、pMOS3
は、出力端子5のレベルを1/2・VccからVccレベル
にプルアップすれば足りる。この点も、第1実施例の場
合と同様である。
【0033】したがって、この第2実施例によっても、
出力トランジスタであるpMOS3及びnMOS4のサ
イズを大きくすることなく、スイッチング速度を早め、
高速動作を図ることができる。
出力トランジスタであるpMOS3及びnMOS4のサ
イズを大きくすることなく、スイッチング速度を早め、
高速動作を図ることができる。
【0034】なお、上述の実施例においては、プリチャ
ージ電圧を1/2・Vccとする場合について述べたが、
例えば、出力回路のHレベルの下限値VOHが2.4
[V]、Lレベルの上限値VOLが0.4[V]で、出力
端子5に接続されるLSIの入力のHレベルの下限値V
IHが2.0[V]、Lレベルの上限値VILが0.8[V]
であるような場合には、プリチャージ電圧VPは1/2
・Vccではなく、(2.4+0.4)/2=(2.0+0.
8)/2=1.4[V]とするのが好適である。
ージ電圧を1/2・Vccとする場合について述べたが、
例えば、出力回路のHレベルの下限値VOHが2.4
[V]、Lレベルの上限値VOLが0.4[V]で、出力
端子5に接続されるLSIの入力のHレベルの下限値V
IHが2.0[V]、Lレベルの上限値VILが0.8[V]
であるような場合には、プリチャージ電圧VPは1/2
・Vccではなく、(2.4+0.4)/2=(2.0+0.
8)/2=1.4[V]とするのが好適である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、データが出力される前
に、出力側を、HレベルとLレベルとの間の電位にプリ
チャージするという構成を採用したことにより、トラン
ジスタのサイズを大きくすることなく、スイッチング速
度を早め、高速動作を図ることができる。
に、出力側を、HレベルとLレベルとの間の電位にプリ
チャージするという構成を採用したことにより、トラン
ジスタのサイズを大きくすることなく、スイッチング速
度を早め、高速動作を図ることができる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の第1実施例の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図4】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図5】本発明の第2実施例の動作を説明するためのタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図6】従来の半導体装置の出力回路を示す回路図であ
る。
る。
【図7】従来の半導体装置の出力回路の動作を説明する
ためのタイムチャートである。
ためのタイムチャートである。
7 直流電圧源 8 出力端子 9 プルアップ回路 10 直流電圧源 11 プルダウン回路 12 プリチャージ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6959−5J H03K 19/00 101 F
Claims (1)
- 【請求項1】第1の直流電圧(V1)を供給する第1の
直流電圧源(7)とデータ(DO)が出力される出力端
子(8)との間に接続され、第1の信号(S1)によっ
てその動作が制御されるプルアップ回路(9)と、 前記出力端子(8)と前記第1の直流電圧(V1)より
も低電圧の第2の直流電圧(V2)を供給する第2の直
流電圧源(10)との間に接続され、第2の信号(S
2)によってその動作が制御されるプルダウン回路(1
1)と、 前記データ(DO)を出力する前に、出力側を、前記第
1の直流電圧(V1)と前記第2の直流電圧(V2)の
間の電位にプリチャージするプリチャージ回路(12)
とを設けて構成されていることを特徴とする半導体装置
の出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241050A JPH0581875A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 半導体装置の出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241050A JPH0581875A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 半導体装置の出力回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0581875A true JPH0581875A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17068566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3241050A Withdrawn JPH0581875A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 半導体装置の出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0581875A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08221986A (ja) * | 1995-02-15 | 1996-08-30 | Nec Corp | 半導体集積回路 |
JP2008125090A (ja) * | 2007-11-22 | 2008-05-29 | Mitsubishi Electric Corp | 表示装置 |
US7688298B2 (en) | 2003-05-28 | 2010-03-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Digital/analog conversion device and display device having the same |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3241050A patent/JPH0581875A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08221986A (ja) * | 1995-02-15 | 1996-08-30 | Nec Corp | 半導体集積回路 |
US7688298B2 (en) | 2003-05-28 | 2010-03-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Digital/analog conversion device and display device having the same |
JP2008125090A (ja) * | 2007-11-22 | 2008-05-29 | Mitsubishi Electric Corp | 表示装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5332932A (en) | Output driver circuit having reduced VSS/VDD voltage fluctuations | |
US4985644A (en) | Output buffer semiconductor and method for controlling current flow in an output switching device | |
US6445226B2 (en) | Output circuit converting an internal power supply potential into an external supply potential in a semiconductor apparatus | |
JP2862744B2 (ja) | 半導体メモリ装置のデータ出力バッファ | |
US4638182A (en) | High-level CMOS driver circuit | |
JP3169987B2 (ja) | 入力緩衝回路を含む集積回路 | |
US5517142A (en) | Output buffer with a reduced transient bouncing phenomenon | |
EP0316082B1 (en) | Input/output buffer for an integrated circuit | |
JPS6137709B2 (ja) | ||
US5898625A (en) | Fast power up reference voltage circuit and method | |
TW406272B (en) | Semiconductor integrated circuit | |
US6385108B2 (en) | Voltage differential sensing circuit and methods of using same | |
KR940004516B1 (ko) | 반도체 메모리의 고속 센싱장치 | |
JPH0581875A (ja) | 半導体装置の出力回路 | |
US5848101A (en) | Circuits systems and methods for reducing power loss during transfer of data across an I/O bus | |
JP3142416B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH0677804A (ja) | 出力回路 | |
JP3580062B2 (ja) | バスライン駆動回路およびこれを具備する半導体記憶装置 | |
JP2822401B2 (ja) | バス駆動回路 | |
JP2672730B2 (ja) | 半導体集積回路装置のデータ出力回路 | |
KR100239714B1 (ko) | 데이타 출력버퍼 | |
JP2712179B2 (ja) | メモリ装置 | |
JPH06204847A (ja) | 出力回路及び半導体集積回路装置 | |
JP2621628B2 (ja) | 半導体メモリ | |
KR930009489B1 (ko) | 대기시 전류 소모가 억제되는 데이타 입력 버퍼 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |