JPH0581633U - 視覚障害者の為の小型・軽量方位探知器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は，視覚障害者が手軽に方位を知
ることができる器具に関するものである。 【構成】 方位磁石（１）に，反射型フォトセンサー
（３）を付け，本器が北を向いた時，白ラインを感知し
ブザー（５）を鳴らす。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【利用分野】 この考案は，視覚障害者が手軽に方位を知りたいとい う要望に応えたものである。

【０００２】

【従来の技術】 方位磁石を見ることができない視覚障害者が，ひとり で手軽に方位を知る方法は今まではない。従来の物は装 置が大型で高価な物か，扱いにくい物である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

（イ） 視覚障害者がひとりで簡単に扱えること。 （ロ） ポケットに入れて持ち運びできる程小型・軽量であること。 （ハ） 誰にでも入手可能な程安価であること。 （ニ） 正確に水平にする必要がないこと。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

（イ） 球形の液入り方位磁石を用いる。 （ロ） 方位磁石の表示を，黒地にＳ極側に白いラインを入れるだけ にする。 （ハ） 反射型フォトセンサーを用いて，方位磁石の白いラインを感 知しブザーを鳴らす。

【０００５】

【考案の効果】

（イ） 小型・軽量・安価にすることができた。 （ロ） 水平にする必要がなく，視覚障害者が容易に扱うことが 可能になった。 なお，方位磁石に入れる白いラインの位置，フォトセンサーの 位置，数を変えることにより，北だけでなく任意の方位を探知で きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 構成図

【図２】 外観図

【図３】 方位磁石外観図

【符合の説明】

１は方位磁石 ２はコントロール基板 ３は反射型フォトセンサー ４は電池 ５はブザー ６はスタートスイッチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 方位磁石と反射型フォトセンサーを用
   い，北に向けた時ブザー報知する視覚障害者用器具。