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JPH0578184U - 回転駆動装置 - Google Patents

回転駆動装置

Info

Publication number
JPH0578184U
JPH0578184U JP2490092U JP2490092U JPH0578184U JP H0578184 U JPH0578184 U JP H0578184U JP 2490092 U JP2490092 U JP 2490092U JP 2490092 U JP2490092 U JP 2490092U JP H0578184 U JPH0578184 U JP H0578184U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
magnetic disk
shaft
hub base
labyrinth seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2490092U
Other languages
English (en)
Inventor
豊 石塚
Original Assignee
株式会社三協精機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三協精機製作所 filed Critical 株式会社三協精機製作所
Priority to JP2490092U priority Critical patent/JPH0578184U/ja
Publication of JPH0578184U publication Critical patent/JPH0578184U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立が容易で、しかも、複雑な加工技術や加
工精度を要求されることなく電動機内で発生する塵埃等
のダストを磁気ディスク周辺に漏洩させることがないラ
ビリンスシール部を備えた回転駆動装置を提供する。 【構成】 磁気ディスクDを保持するハブ台24がフレ
ーム21に固定された軸20に支持され、フレーム21
に形成された環状凹部25の内周面25aに対向された
環状鍔部24bがハブ台24に一体に形成され、この環
状鍔部24bの環状凹部25の内周面25aに対向され
た外周面24cには軸20の軸線と交差する方向に突出
されたラビリンスシール部29が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、円盤状の磁気ディスクの中心を保持して回転させるための 回転駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、係る回転駆動装置としては、例えば、図3に示したような磁気ディスク 駆動用の回転駆動装置1がある(特公平1−61014号公報参照)。
【0003】 この回転駆動装置1は円盤状の磁気ディスク(図示せず)を保持するハブ台2 を備えている。
【0004】 このハブ台2は、磁気ディスクと交差する上下方向に延在された回転軸3の上 端にその中心部が連結された天板2aと、天板2aの周縁部から下方に向けて突 設されて磁気ディスクが嵌着される周壁部2bと、周壁部2bの下端部から水平 方向外側に向けて屈曲されて磁気ディスクの底面を保持する環状鍔部2cとを有 する断面略ハット型に形成されている。
【0005】 回転軸3の下部には磁性材料の回転子ヨーク4が固定されている。また、回転 軸3の上部は軸受6,7を介して中空ブラケット8の上部に保持されている。さ らに、回転軸3の上部には軸受6,7間に位置して予圧用のバネ9が巻設されて いる。
【0006】 中空ブラケット8には回転軸3と交差すると共にハブ台2の鍔部2cとその一 部が対向された電動機基板10が一体に形成されている。また、中空ブラケット 8の下方には回転子ヨーク4の周面に固定された永久磁石11に対向され且つ固 定子巻線12を巻回した固定子鉄心13が設けられている。なお、回転子ヨーク 4、永久磁石11、固定子巻線12、固定子鉄心13は有底円筒状に形成された 下部カバー14により覆われている。
【0007】 一方、ハブ台2の鍔部2cと電動機基板6と対向された部分には回転軸3に沿 い且つその一部が交互に臨まされた複数の突起からなるラビリンスシール部15 が形成されている。
【0008】 このように構成された回転駆動装置1は、ハブ台2の外周面に磁気ディスクを 嵌着した状態でハブ台2を一定の高速度で回転させ、磁気ディスクの表面に塗布 された磁性粉体上に構成した同心円状記録媒体磁化の状態の変化を与え、これに より情報の記録又は読み出しが行なわれる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成された回転駆動装置にあっては、塵埃等のダストを 遮断するためのラビリンスシール部15が電動機基板6及びハブ台2の一部に回 転軸3の軸線に沿う方向に交互に臨まされた状態で突出させた突起から構成され ているため、複雑な加工技術を要するばかりでなく、軸方向の隙間dは軸受6, 7の高さ位置、軸線と交差した方向のズレ、ハブ台2並びに電動機基板6の加工 精度等により隙間精度にばらつきが生じるという問題があった。
【0010】 本考案は上記事情に鑑みなされたものであって、組立が容易で、しかも、複雑 な加工技術や加工精度を要求されることなく電動機内で発生する塵埃等のダスト を磁気ディスク周辺に漏洩させることのないラビリンスシール部を備えた回転駆 動装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、その目的を達成するため、一部を突出させた軸が固定され且つ該軸 の軸線を中心とした環状凹部が形成されたフレームと、前記環状凹部の内周面に 対向された周面を有する環状鍔部が一体に形成された磁気ディスク保持用のハブ 台と、前記フレームの前記内周面と前記鍔部の前記周面の何れか一方に前記軸線 と交差する方向に突出されたラビリンスシール部とを備えていることを要旨とす る。
【0012】
【作用】
このような構成においては、フレームには軸の軸線を中心として環状凹部が形 成され、磁気ディスク保持用のハブ台には凹部の内周面に対向された周面を有す る環状鍔部が一体に形成され、しかも、軸線と交差する方向に突出されたラビリ ンスシール部がフレームの内周面と鍔部の周面の何れか一方に形成されているこ とにより、微小隙間の加工精度を良好に保ちつつラビリンスシール部の加工が容 易となるばかりでなく、フレームとハブ台との組み付けも容易となる。
【0013】
【実施例】
次に、本考案の回転駆動装置の実施例を図1乃至図2に基づいて説明する。
【0014】 図1において、回転駆動装置Aは、上部を突出させた軸20の下端が固定され たフレーム21と、軸20の突出された上部に軸受22,23を介して保持され て磁気ディスクDを保持するハブ台24とを備えている。
【0015】 フレーム21には軸20の軸線を中心とした環状凹部25が形成されている。 また、フレーム21には環状凹部25内に位置し且つ巻線26が設けられたステ ータコア27が固定されている。
【0016】 ハブ台24には、その内周面24aにステータコア27と対向されたロータマ グネット28を固定した環状鍔部24bが一体に形成されている。
【0017】 この環状鍔部24bの外周面24cは環状凹部25の内周面25aに対向され ている。また、外周面24cには軸20の軸線と交差する方向に突出された山形 雄ネジ状のラビリンスシール部29が形成されている。
【0018】 なお、このラビリンスシール部29のネジ山により形成された溝は下方に向け て連続されていて、ハブ台24の回転に伴う磁気ディスクDの周辺の空気を環状 凹部25内に導くように設定されている。このことにより、電動機内で発生する 塵埃等のダストが磁気ディスクDの周辺に漏洩することが少なく、磁気ディスク Dのダスト付着が防止されている。
【0019】 上記の構成において、回転駆動装置Aは、ハブ台24の外周面に磁気ディスク Dを嵌着した状態でハブ台24を一定の高速度で回転させ、磁気ディスクDの表 面に塗布された磁性粉体上に構成した同心円状記録媒体磁化の状態の変化を与え て情報の記録又は読み出しが行なわれる。
【0020】 このとき、電動機内で発生する塵埃等のダストは、ハブ台24の回転に伴う磁 気ディスクDの周辺の空気をラビリンスシール部29が環状凹部25内に導くこ とにより磁気ディスクDの周辺への漏洩が防止される。
【0021】 ところで、上記実施例ではラビリンスシール部29をハブ台24に形成すると 共に、その形状を雄ネジ状に形成したものを開示したが、上記に示したものに限 定されるものではなく、例えば、図2に示したように、ラビリンスシール部39 をフレーム21側に形成してもよく、また、その形状を平山雄ネジ状に形成して も上記と同様の効果を得ることができる。なお、図2において、上記図1と同じ 構成部品には図1と同じ符号を付してその説明を省略する。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の回転駆動装置にあっては、一部を突出させた軸 が固定され且つ該軸の軸線を中心とした環状凹部が形成されたフレームと、前記 環状凹部の内周面に対向された周面を有する環状鍔部が一体に形成された磁気デ ィスク保持用のハブ台と、前記フレームの前記内周面と前記鍔部の前記周面の何 れか一方に前記軸線と交差する方向に突出されたラビリンスシール部とを備えて いることにより、組立が容易で、しかも、複雑な加工技術や加工精度を要求され ることなく電動機内で発生する塵埃等のダストを磁気ディスク周辺に漏洩させる ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の回転駆動装置の一例を示す要部の断面
図である。
【図2】本考案の回転駆動装置の他例を示す要部の断面
図である。
【図3】従来の回転駆動装置を示す要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
D 磁気ディスク 20 軸 21 フレーム 24 ハブ台 24b 環状鍔部 24c 外周面(周面) 25 環状凹部 25a 内周面 29 ラビリンスシール部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部を突出させた軸が固定され且つ該軸
    の軸線を中心とした環状凹部が形成されたフレームと、
    前記環状凹部の内周面に対向された周面を有する環状鍔
    部が一体に形成された磁気ディスク保持用のハブ台と、
    前記フレームの前記内周面と前記鍔部の前記周面の何れ
    か一方に前記軸線と交差する方向に突出されたラビリン
    スシール部とを備えていることを特徴とする回転駆動装
    置。
JP2490092U 1992-03-26 1992-03-26 回転駆動装置 Pending JPH0578184U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2490092U JPH0578184U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 回転駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2490092U JPH0578184U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 回転駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0578184U true JPH0578184U (ja) 1993-10-22

Family

ID=12151061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2490092U Pending JPH0578184U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 回転駆動装置

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JP (1) JPH0578184U (ja)

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004521270A (ja) * 2001-07-09 2004-07-15 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 燃料噴射弁
WO2022030739A1 (en) * 2020-08-03 2022-02-10 New Motech Co., Ltd. Fan motor

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970826