JPH0577592U - 高速用まゆ型二軸容積ポンプ - Google Patents
高速用まゆ型二軸容積ポンプInfo
- Publication number
- JPH0577592U JPH0577592U JP1262591U JP1262591U JPH0577592U JP H0577592 U JPH0577592 U JP H0577592U JP 1262591 U JP1262591 U JP 1262591U JP 1262591 U JP1262591 U JP 1262591U JP H0577592 U JPH0577592 U JP H0577592U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positive displacement
- displacement pump
- type twin
- screw positive
- peripheral speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】まゆ型二軸容積ポンプのタイミングギャを中間
のアイドルギャも含めて四個にして、ギャ径、周速、運
転騒音等の各々を減少し、大型のまゆ型二軸ブロワー、
真空ポンプなどの容積ポンプに適応させることを目的と
するものである。 【構成】真空または圧縮に使用するまゆ型二軸容積ポン
プであって、駆動軸１と従動軸２の間に中間軸５及び６
を設け、夫々の軸１、５、６、２に、順次に噛み合い、
且つ周速を低下した合計四個のタイミングギャ１ａ、５
ａ、６ａ、２ａを取付ける。
のアイドルギャも含めて四個にして、ギャ径、周速、運
転騒音等の各々を減少し、大型のまゆ型二軸ブロワー、
真空ポンプなどの容積ポンプに適応させることを目的と
するものである。 【構成】真空または圧縮に使用するまゆ型二軸容積ポン
プであって、駆動軸１と従動軸２の間に中間軸５及び６
を設け、夫々の軸１、５、６、２に、順次に噛み合い、
且つ周速を低下した合計四個のタイミングギャ１ａ、５
ａ、６ａ、２ａを取付ける。
Description
【０００１】
本考案は高速用まゆ型二軸容積ポンプに係り、駆動軸の回転を従動軸に伝達す るため使用するタイミングギャが従来は駆動軸と従動軸に夫々取付けた同形であ ったため、殊に大形ポンプであるとき前記ギャが大径になり、周速が大きく、騒 音、振動が激しくなる欠点があるのを除き、前記の二軸の外に二個の中間軸を設 け、駆動軸から二個の中間軸、次いで従動軸にと順次に噛合う四個のタイミング ギャを使用してそれぞれのギャ径及び周速を小さくし、振動、騒音等の欠点を除 くと共に、タイミングギャの前記周速の四軸分担により特に高速用に適応させた もので、火力発電で石油や石炭の燃焼使用に基づいて発生するＣＯ2の回収のた めＰ.Ｓ.Ａ法に使用する高速大形まゆ型二軸容積ポンプ、真空度が約 0.01〜100 Torr等での高真空域で使用するブースターポンプ等に適用できる。
【０００２】
まゆ型二軸容積ポンプａは既述のように、且つ図３に示すように駆動軸ｂの回 転を従動軸ｃに伝達するため使用するタイミングギャｂ′、ｃ′は同じ外径であ って、駆動軸ｂと従動軸ｃに夫々固着したものであるので、殊に大形ポンプであ るとき、前記ギャｂ′、ｃ′が大径になり、周速も大きくなって、騒音、振動が 激しくなる欠点があった。
【０００３】
本考案は前記に鑑み、タイミングギャを中間のアイドルギャも含めて四個にし て、ギャ径、周速、運転騒音等の各々を減少して殊に高速、大型のまゆ型二軸ブ ロワー、真空ポンプなどの容積ポンプに適応させることを解決の課題とし、考案 の目的とするものである。
【０００４】
本考案の高速用まゆ型二軸容積ポンプは、真空または圧縮に使用するまゆ型二 軸容積ポンプであって、駆動軸１と従動軸２の間に中間軸５及び６を設け、夫々 の軸１、５、６、２に順次に噛み合い、且つ周速を低下した合計四個のタイミン グギャ１ａ、５ａ、６ａ、２ａを取付けたことを特徴とするもので、既述した目 的に合致するものである。
【０００５】
本考案の高速用まゆ型二軸容積ポンプは各タイミングギャ１ａ、２ａ、及びタ イミングギャ５ａ、６ａは同じ外径、同じ歯数でなければならないが、全部を実 施例のように同じ外径、同じ歯数にする必要はなく、順次の噛合いができればよ い。しかしタイミングギャ５ａ、６ａをアイドルギャとして介入することにより 、夫々の周速が前記した従来のタイミングギャ装置より顕しく減少し、それに伴 う運転上、経済上の有利な作用を生ずる。
【０００６】
図１、２は本考案の一実施例を示し、３葉型の各まゆ型ローター１１の駆動軸 １と、従動軸２はタイミングケース３の区劃壁面４に表わされる。前記壁面４に は２個の中間軸５、６を取付け、駆動軸１、中間軸５、６、従動軸２に順次に噛 み合う同じ外径のタイミングギャ１ａ、５ａ、６ａ、２ａを取付ける。タイミン グギャ１ａ、２ａは前記の軸１、２に夫々固着であるが、タイミングギャ５ａ、 ６ａはアイドルギャであるから、夫々ベアリングを介して中間軸５、６に回転勝 手に取付ける。
【０００７】
タイミングギャを図３に例示した従来の構成にしていると、圧縮または排気用 ブロワー、真空ポンプ等に使用される大形のまゆ型二軸容積ポンプではそのタイ ミングギャの大径化、高周速化、高騒音、高振動により前記したＣＯ2回収等の ポンプを構成できないが、本考案の四個タイミングギャを使用する構成により各 ギャの外径を小径化し、さらに周速の低速化とバランス的負荷負担とにより、歯 車の歯の切損等の損傷を防ぎ、且つポンプ重量の低下により河川浚渫車両積載用 等に格段の利益があり、大パワーが必要な前記ＣＯ2ガス回収ポンプにも採用可 能になる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案を例示した斜視図
【図２】同正面図
【図３】従来構造の正面図でタイミングギャカバーを省
略してある。
略してある。
１ 駆動軸、 ２ 従動軸、 ３ タイミングケース、
４ 壁面、５、６ 中間軸、 １ａ、５ａ、６ａ、２
ａ タイミングギャ、
４ 壁面、５、６ 中間軸、 １ａ、５ａ、６ａ、２
ａ タイミングギャ、
Claims (1)
- 【請求項１】 真空または圧縮に使用するまゆ型二軸容
積ポンプであって、駆動軸１と従動軸２の間に中間軸５
及び６を設け、夫々の軸１、５、６、２に、順次に噛み
合い且つ周速を低下した合計四個のタイミングギャ１
ａ、５ａ、６ａ、２ａを取付けたことを特徴とする高速
用まゆ型二軸容積ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1262591U JPH0577592U (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 高速用まゆ型二軸容積ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1262591U JPH0577592U (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 高速用まゆ型二軸容積ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577592U true JPH0577592U (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=11810562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1262591U Pending JPH0577592U (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 高速用まゆ型二軸容積ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577592U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100449312B1 (ko) * | 1996-11-11 | 2004-11-26 | 라필찬 | 쌍원통임펠러형펌프 |
| WO2011101064A3 (de) * | 2010-02-18 | 2012-06-07 | Ralf Steffens | Antrieb für einen spindel-kompressor |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0299790A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-11 | Unozawagumi Tekkosho:Kk | 多段真空ポンプ |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP1262591U patent/JPH0577592U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0299790A (ja) * | 1988-10-07 | 1990-04-11 | Unozawagumi Tekkosho:Kk | 多段真空ポンプ |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100449312B1 (ko) * | 1996-11-11 | 2004-11-26 | 라필찬 | 쌍원통임펠러형펌프 |
| WO2011101064A3 (de) * | 2010-02-18 | 2012-06-07 | Ralf Steffens | Antrieb für einen spindel-kompressor |
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