JPH0575615A - Macブリツジ - Google Patents
MacブリツジInfo
- Publication number
- JPH0575615A JPH0575615A JP3236514A JP23651491A JPH0575615A JP H0575615 A JPH0575615 A JP H0575615A JP 3236514 A JP3236514 A JP 3236514A JP 23651491 A JP23651491 A JP 23651491A JP H0575615 A JPH0575615 A JP H0575615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- unit
- confirmation frame
- topology confirmation
- topology
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 接続ミスや管理ミスなどにより誤ってループ
構造を形成するような接続を行ったとしても、それによ
ってネットワークがループを形成してしまうことを防止
する。 【構成】 複数のLANをISDN回線で接続するMA
Cブリッジにおいて、ネットワークのループ構造を検出
する機能を持たせる。すなわち、ISDN回線接続部6
でISDN回線接続が終了すると、トポロジ確認フレー
ム送出部10からISDN回線3へトポロジ確認フレー
ムを送出し、タイマ部9のカウントをはじめる。タイマ
部9のタイマが満了する前に自ら送出したトポロジ確認
フレームを受信した場合、ネットワークがループ状にな
っていると判断してフレーム中継処理部5のフレーム中
継を禁止する。タイマ部9のタイマが満了しても自ら送
出したトポロジ確認フレームを受信しなかった場合には
フレーム中継処理部5のフレーム中継を開始する。
構造を形成するような接続を行ったとしても、それによ
ってネットワークがループを形成してしまうことを防止
する。 【構成】 複数のLANをISDN回線で接続するMA
Cブリッジにおいて、ネットワークのループ構造を検出
する機能を持たせる。すなわち、ISDN回線接続部6
でISDN回線接続が終了すると、トポロジ確認フレー
ム送出部10からISDN回線3へトポロジ確認フレー
ムを送出し、タイマ部9のカウントをはじめる。タイマ
部9のタイマが満了する前に自ら送出したトポロジ確認
フレームを受信した場合、ネットワークがループ状にな
っていると判断してフレーム中継処理部5のフレーム中
継を禁止する。タイマ部9のタイマが満了しても自ら送
出したトポロジ確認フレームを受信しなかった場合には
フレーム中継処理部5のフレーム中継を開始する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のLANをISD
N回線で接続するMACブリッジに利用する。本発明
は、接続ミスあるいは管理ミスによる障害発生を未然に
防止することができるMACブリッジに関する。
N回線で接続するMACブリッジに利用する。本発明
は、接続ミスあるいは管理ミスによる障害発生を未然に
防止することができるMACブリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のMACブリッジでは、何
のチェックもなされずにISDN回線を介して複数の接
続が行われ、フレーム中継処理が実行されていた。
のチェックもなされずにISDN回線を介して複数の接
続が行われ、フレーム中継処理が実行されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のMAC
ブリッジでは、ISDN回線の性質上、接続先をISD
N番号によって変えられることから、複数のMACブリ
ッジを使用した際に、番号ミスや管理ミスなどでネット
ワークがループ構造をとってしまうことにより、フレー
ムがネットワークを周回してプロトコル障害を起こした
り、ネットワーク全体が過剰トラフィックになってダウ
ンしてしまう問題があった。
ブリッジでは、ISDN回線の性質上、接続先をISD
N番号によって変えられることから、複数のMACブリ
ッジを使用した際に、番号ミスや管理ミスなどでネット
ワークがループ構造をとってしまうことにより、フレー
ムがネットワークを周回してプロトコル障害を起こした
り、ネットワーク全体が過剰トラフィックになってダウ
ンしてしまう問題があった。
【0004】本発明はこのような問題を解決するもの
で、接続ミス、あるいは管理ミスにより障害が発生する
ことを未然に防止できるブリッジを提供することを目的
とする。
で、接続ミス、あるいは管理ミスにより障害が発生する
ことを未然に防止できるブリッジを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローカルエリ
アネットワーク(LAN)との接続を行うLAN接続部
と、ISDN回線との接続を行うISDN回線接続部
と、フィルタリング処理を含むフレームの中継を行うフ
レーム中継処理部とを備えたMACブリッジにおいて、
起動時に前記ISDN回線接続部から回線接続完了信号
を受けトポロジ確認フレームを1回もしくは複数回前記
ISDN回線上に送出するトポロジ確認フレーム送出部
と、トポロジ確認フレームの中継および自ら送出したト
ポロジ確認フレームの検出を行うトポロジ確認フレーム
処理部と、カウント開始信号を受けたときにカウントを
開始し所定時間経過後にタイマ満了信号を送出するタイ
マ部と、起動時にフレームの中継を一時禁止し、自ら送
出したトポロジ確認フレームを受信したときにはネット
ワークがループを構成していると判断してフレームの中
継を禁止し、前記タイマ部のタイムが満了するまでに自
ら送出したトポロジ確認フレームを受信しなかったとき
にはネットワークがループになっていないと判断してフ
レームの中継を開始するフレーム中継指示部とを備えた
ことを特徴とする。
アネットワーク(LAN)との接続を行うLAN接続部
と、ISDN回線との接続を行うISDN回線接続部
と、フィルタリング処理を含むフレームの中継を行うフ
レーム中継処理部とを備えたMACブリッジにおいて、
起動時に前記ISDN回線接続部から回線接続完了信号
を受けトポロジ確認フレームを1回もしくは複数回前記
ISDN回線上に送出するトポロジ確認フレーム送出部
と、トポロジ確認フレームの中継および自ら送出したト
ポロジ確認フレームの検出を行うトポロジ確認フレーム
処理部と、カウント開始信号を受けたときにカウントを
開始し所定時間経過後にタイマ満了信号を送出するタイ
マ部と、起動時にフレームの中継を一時禁止し、自ら送
出したトポロジ確認フレームを受信したときにはネット
ワークがループを構成していると判断してフレームの中
継を禁止し、前記タイマ部のタイムが満了するまでに自
ら送出したトポロジ確認フレームを受信しなかったとき
にはネットワークがループになっていないと判断してフ
レームの中継を開始するフレーム中継指示部とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】前記トポロジ確認フレーム送出部は、前記
ISDN回線接続部から回線接続完了信号を受けたとき
に、前記フレーム中継指示部へトポロジ確認フレーム送
出信号を出力する手段を含み、前記フレーム中継指示部
は、前記トポロジ確認フレーム送出部からトポロジ確認
フレーム送出信号を受けたときに、前記タイマ部にカウ
ント開始信号を出力し、前記トポロジ確認フレーム処理
部からループ検出信号を受けない状態で前記タイマ部か
らタイマ満了信号を受けたときに前記フレーム中継処理
部および前記トポロジ確認フレーム処理部へフレーム中
継開始信号を出力する手段を含むことが望ましい。
ISDN回線接続部から回線接続完了信号を受けたとき
に、前記フレーム中継指示部へトポロジ確認フレーム送
出信号を出力する手段を含み、前記フレーム中継指示部
は、前記トポロジ確認フレーム送出部からトポロジ確認
フレーム送出信号を受けたときに、前記タイマ部にカウ
ント開始信号を出力し、前記トポロジ確認フレーム処理
部からループ検出信号を受けない状態で前記タイマ部か
らタイマ満了信号を受けたときに前記フレーム中継処理
部および前記トポロジ確認フレーム処理部へフレーム中
継開始信号を出力する手段を含むことが望ましい。
【0007】
【作用】ISDN回線接続完了時に、そのISDN回線
に対してトポロジ確認フレームを送出し、送出したポー
ト以外から自ブリッチの送出したトポロジ確認フレーム
を受け取ったときにネットワークがループ構造になって
いると判断してフレームの中継処理を禁止する。一定時
間経過後に自ブリッチの送出したトポロジ確認フレーム
を受信しなかった場合にはネットワークがループを形成
していないと判断してフレームの中継処理を開始する。
に対してトポロジ確認フレームを送出し、送出したポー
ト以外から自ブリッチの送出したトポロジ確認フレーム
を受け取ったときにネットワークがループ構造になって
いると判断してフレームの中継処理を禁止する。一定時
間経過後に自ブリッチの送出したトポロジ確認フレーム
を受信しなかった場合にはネットワークがループを形成
していないと判断してフレームの中継処理を開始する。
【0008】これにより、番号ミスや管理ミスなどで誤
ってループ構造を形成するような接続を行ったとして
も、それによってネットワークがループを形成してしま
うことを防止することができ、障害の発生を未然に防止
することができる。
ってループ構造を形成するような接続を行ったとして
も、それによってネットワークがループを形成してしま
うことを防止することができ、障害の発生を未然に防止
することができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0010】本発明実施例は、LAN2との接続を行う
LAN接続部4と、ISDN回線3との接続を行うIS
DN回線接続部6と、フィルタリング処理を含むフレー
ムの中継を行うフレーム中継処理部5とを備え、さら
に、本発明の特徴として、起動時にISDN回線接続部
6から回線接続完了信号を受けトポロジ確認フレームを
1回もしくは複数回ISDN回線3上に送出するトポロ
ジ確認フレーム送出部10と、トポロジ確認フレームの
中継および自ら送出したトポロジ確認フレームの検出を
行うトポロジ確認フレーム処理部7と、カウント開始信
号を受けたときにカウントを開始し所定時間経過後にタ
イマ満了信号を送出するタイマ部9と、起動時にフレー
ムの中継を一時禁止し、自ら送出したトポロジ確認フレ
ームを受信したときにはネットワークがループを構成し
ていると判断してフレームの中継を禁止し、タイマ部9
のタイムが満了するまでに自ら送出したトポロジ確認フ
レームを受信しなかったときにはネットワークがループ
になっていないと判断してフレームの中継を開始するフ
レーム中継指示部8とを備え、トポロジ確認フレーム送
出部10には、ISDN回線接続部6から回線接続完了
信号を受けたときに、フレーム中継指示部8へトポロジ
確認フレーム送出信号を出力する手段を含み、フレーム
中継指示部8には、トポロジ確認フレーム送出部10か
らトポロジ確認フレーム送出信号を受けたときに、タイ
マ部9にカウント開始信号を出力し、トポロジ確認フレ
ーム処理部7からループ検出信号を受けない状態でタイ
マ部9からタイマ満了信号を受けたときにフレーム中継
処理部5およびトポロジ確認フレーム処理部7へフレー
ム中継開始信号を出力する手段を含む。
LAN接続部4と、ISDN回線3との接続を行うIS
DN回線接続部6と、フィルタリング処理を含むフレー
ムの中継を行うフレーム中継処理部5とを備え、さら
に、本発明の特徴として、起動時にISDN回線接続部
6から回線接続完了信号を受けトポロジ確認フレームを
1回もしくは複数回ISDN回線3上に送出するトポロ
ジ確認フレーム送出部10と、トポロジ確認フレームの
中継および自ら送出したトポロジ確認フレームの検出を
行うトポロジ確認フレーム処理部7と、カウント開始信
号を受けたときにカウントを開始し所定時間経過後にタ
イマ満了信号を送出するタイマ部9と、起動時にフレー
ムの中継を一時禁止し、自ら送出したトポロジ確認フレ
ームを受信したときにはネットワークがループを構成し
ていると判断してフレームの中継を禁止し、タイマ部9
のタイムが満了するまでに自ら送出したトポロジ確認フ
レームを受信しなかったときにはネットワークがループ
になっていないと判断してフレームの中継を開始するフ
レーム中継指示部8とを備え、トポロジ確認フレーム送
出部10には、ISDN回線接続部6から回線接続完了
信号を受けたときに、フレーム中継指示部8へトポロジ
確認フレーム送出信号を出力する手段を含み、フレーム
中継指示部8には、トポロジ確認フレーム送出部10か
らトポロジ確認フレーム送出信号を受けたときに、タイ
マ部9にカウント開始信号を出力し、トポロジ確認フレ
ーム処理部7からループ検出信号を受けない状態でタイ
マ部9からタイマ満了信号を受けたときにフレーム中継
処理部5およびトポロジ確認フレーム処理部7へフレー
ム中継開始信号を出力する手段を含む。
【0011】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0012】LAN接続部4は、LAN2へのインタフ
ェース部分でありLAN2へのフレームの送受信を行
う。ISDN回線接続部6は、ISDN回線3へのイン
タフェース部分でありISDN回線3の発着信およびフ
レームの送受信を行い、ISDN回線3により対抗する
MACブリッジとリンクが確立したときにトポロジ確認
フレーム送出部10へ回線接続完了信号を出力する。
ェース部分でありLAN2へのフレームの送受信を行
う。ISDN回線接続部6は、ISDN回線3へのイン
タフェース部分でありISDN回線3の発着信およびフ
レームの送受信を行い、ISDN回線3により対抗する
MACブリッジとリンクが確立したときにトポロジ確認
フレーム送出部10へ回線接続完了信号を出力する。
【0013】フレーム中継処理部5は、LAN接続部4
とISDN回線接続部6との間でフィルタリング処理を
含むフレームの中継処理を行う機能を有し、フレーム中
継指示部8からのフレーム中継一時禁止信号に従ってフ
レームの中継を一時禁止し、フレーム中継指示部8から
のフレーム中継開始信号に従ってフレームの中継を開始
し、フレーム中継指示部8からのフレーム中継禁止信号
に従ってフレームの中継を禁止する。
とISDN回線接続部6との間でフィルタリング処理を
含むフレームの中継処理を行う機能を有し、フレーム中
継指示部8からのフレーム中継一時禁止信号に従ってフ
レームの中継を一時禁止し、フレーム中継指示部8から
のフレーム中継開始信号に従ってフレームの中継を開始
し、フレーム中継指示部8からのフレーム中継禁止信号
に従ってフレームの中継を禁止する。
【0014】トポロジ確認フレーム処理部7は、フレー
ム中継指示部8からフレーム中継一時禁止信号が出力さ
れている間動作し、LAN接続部4とISDN回線接続
部6との間でトポロジ確認フレームを相互に中継する機
能をもち、また、自ら出力したトポロジ確認フレームを
受信した場合フレーム中継指示部8へループ検出信号を
出力する。
ム中継指示部8からフレーム中継一時禁止信号が出力さ
れている間動作し、LAN接続部4とISDN回線接続
部6との間でトポロジ確認フレームを相互に中継する機
能をもち、また、自ら出力したトポロジ確認フレームを
受信した場合フレーム中継指示部8へループ検出信号を
出力する。
【0015】フレーム中継指示部8は、MACブリッジ
1の初期化後にフレーム中継処理部5およびトポロジ確
認フレーム処理部7へフレーム中継一時禁止信号を送出
し、トポロジ確認フレーム送出部10からトポロジ確認
フレーム送出信号を受け取るとタイマ部9へカウント開
始信号を出力し、トポロジ確認フレーム処理部7からル
ープ検出信号を受け取るとフレーム中継処理部5および
トポロジ確認フレーム処理部7へフレーム中継禁止信号
を出力し、トポロジ確認フレーム処理部7からループ検
出信号を受けないままでタイマ部9からタイマ満了信号
を受け取るとフレーム中継処理部5およびトポロジ確認
フレーム処理部7へフレーム中継開始信号を出力する。
1の初期化後にフレーム中継処理部5およびトポロジ確
認フレーム処理部7へフレーム中継一時禁止信号を送出
し、トポロジ確認フレーム送出部10からトポロジ確認
フレーム送出信号を受け取るとタイマ部9へカウント開
始信号を出力し、トポロジ確認フレーム処理部7からル
ープ検出信号を受け取るとフレーム中継処理部5および
トポロジ確認フレーム処理部7へフレーム中継禁止信号
を出力し、トポロジ確認フレーム処理部7からループ検
出信号を受けないままでタイマ部9からタイマ満了信号
を受け取るとフレーム中継処理部5およびトポロジ確認
フレーム処理部7へフレーム中継開始信号を出力する。
【0016】タイマ部9は、フレーム中継指示部8から
カウント開始信号を受け取るとカウントを開始し、一定
時間経過してタイマが満了するとフレーム中継指示部8
へタイマ満了信号を出力する。
カウント開始信号を受け取るとカウントを開始し、一定
時間経過してタイマが満了するとフレーム中継指示部8
へタイマ満了信号を出力する。
【0017】トポロジ確認フレーム送出部10は、IS
DN回線接続部6から回線接続完了信号を受け取ると、
宛て先アドレスとしてすべてのMACブリッジが中継し
送信元アドレスとして自MACブリッジのアドレスをも
つトポロジ確認フレームを1回もしくは複数回ISDN
回線3上に送信するとともに、フレーム中継指示部8へ
トポロジ確認フレーム送出信号を出力する。
DN回線接続部6から回線接続完了信号を受け取ると、
宛て先アドレスとしてすべてのMACブリッジが中継し
送信元アドレスとして自MACブリッジのアドレスをも
つトポロジ確認フレームを1回もしくは複数回ISDN
回線3上に送信するとともに、フレーム中継指示部8へ
トポロジ確認フレーム送出信号を出力する。
【0018】図4は従来例の構成を示すブロック図であ
る。LAN12とISDN回線13を中継するMACブ
リッジ11はLAN接続部14、フレーム中継処理部1
5およびISDN回線接続部16により構成される。
る。LAN12とISDN回線13を中継するMACブ
リッジ11はLAN接続部14、フレーム中継処理部1
5およびISDN回線接続部16により構成される。
【0019】LAN接続部14は、LAN12のインタ
フェース部分でありLAN12へのフレームの送受信を
行う。フレーム中継処理部15は、LAN接続部14と
ISDN回線接続部16との間でフィルタリング処理を
含むフレームの中継制御を行う。ISDN回線接続部1
6は、ISDN回線13へのインタフェース部分であ
り、ISDN回線13の発着信およびフレームの送受信
を行う。
フェース部分でありLAN12へのフレームの送受信を
行う。フレーム中継処理部15は、LAN接続部14と
ISDN回線接続部16との間でフィルタリング処理を
含むフレームの中継制御を行う。ISDN回線接続部1
6は、ISDN回線13へのインタフェース部分であ
り、ISDN回線13の発着信およびフレームの送受信
を行う。
【0020】図2はループ構造のあるネットワークの構
成例を示す図である。この例はLAN17と18とを接
続するMACブリッジ19、20、21、22およびI
SDN回線23、24により構成される。
成例を示す図である。この例はLAN17と18とを接
続するMACブリッジ19、20、21、22およびI
SDN回線23、24により構成される。
【0021】図3はループ構造のない正常なネットワー
クの構成例を示す図である、この例はLAN25、2
6、27を接続するMACブリッジ28、29、30、
31およびISDN回線32、33により構成される。
クの構成例を示す図である、この例はLAN25、2
6、27を接続するMACブリッジ28、29、30、
31およびISDN回線32、33により構成される。
【0022】従来例のMACブリッジにより誤って図2
に示すような構成を組んだ場合には、当初、MACブリ
ッジ19と20が動作している状態で後からMACブリ
ッジ21と22とを立ち上げたときにループ構造の生成
を検出する機能がないためにそのまま接続されてしま
い、ネットワークがループ構造になり、LAN17およ
び18上のフレームが周回してしまい通信障害が発生す
る。
に示すような構成を組んだ場合には、当初、MACブリ
ッジ19と20が動作している状態で後からMACブリ
ッジ21と22とを立ち上げたときにループ構造の生成
を検出する機能がないためにそのまま接続されてしま
い、ネットワークがループ構造になり、LAN17およ
び18上のフレームが周回してしまい通信障害が発生す
る。
【0023】本発明によりMACブリッジを用いて誤っ
て図2に示すように構成し、当初、MACブリッジ19
と20とが動作している状態で後からMACブリッジ2
1と22とを立ち上げたときの動作について説明する。
て図2に示すように構成し、当初、MACブリッジ19
と20とが動作している状態で後からMACブリッジ2
1と22とを立ち上げたときの動作について説明する。
【0024】まず、MACブリッジ21が立ち上がると
ともに、ISDN回線24が接続される。MACブリッ
ジ21内部では、ISDN回線接続部6からトポロジ確
認フレーム送出部10へ回線接続完了信号が送られる。
トポロジ確認フレーム送出部10は、ISDN回線接続
部6を経由してISDN回線24上にトポロジ確認フレ
ームを送出するとともに、フレーム中継指示部8へトポ
ロジ確認フレーム送出信号を出力する。
ともに、ISDN回線24が接続される。MACブリッ
ジ21内部では、ISDN回線接続部6からトポロジ確
認フレーム送出部10へ回線接続完了信号が送られる。
トポロジ確認フレーム送出部10は、ISDN回線接続
部6を経由してISDN回線24上にトポロジ確認フレ
ームを送出するとともに、フレーム中継指示部8へトポ
ロジ確認フレーム送出信号を出力する。
【0025】ISDN回線24上に出力されたトポロジ
確認フレームは、MACブリッジ22内に取り込まれ、
MACブリッジ22内のISDN回線接続部6、トポロ
ジ確認フレーム処理部7、およびLAN接続部4を経由
してLAN18へ送出される。LAN18上へ送出され
たトポロジ確認フレームは、すでに動作状態にあるMA
Cブリッジ19、MACブリッジ20にとって特別な意
味を持たない通常フレームとしてMACブリッジ20、
ISDN回線23、MACブリッジ19の順に中継さ
れ、LAN17上に送出される。
確認フレームは、MACブリッジ22内に取り込まれ、
MACブリッジ22内のISDN回線接続部6、トポロ
ジ確認フレーム処理部7、およびLAN接続部4を経由
してLAN18へ送出される。LAN18上へ送出され
たトポロジ確認フレームは、すでに動作状態にあるMA
Cブリッジ19、MACブリッジ20にとって特別な意
味を持たない通常フレームとしてMACブリッジ20、
ISDN回線23、MACブリッジ19の順に中継さ
れ、LAN17上に送出される。
【0026】LAN17上に送出されたトポロジ確認フ
レームは、再びMACブリッジ21内に取り込まれ、M
ACブリッジ21内部でLAN接続部4からトポロジ確
認フレーム処理部7へ転送される。トポロジ確認フレー
ム処理部7はISDN回線接続部6へトポロジ確認フレ
ームを中継するとともに、自ら出力したトポロジ確認フ
レームであることを検出し、フレーム中継指示部8へル
ープ検出信号を出力する。
レームは、再びMACブリッジ21内に取り込まれ、M
ACブリッジ21内部でLAN接続部4からトポロジ確
認フレーム処理部7へ転送される。トポロジ確認フレー
ム処理部7はISDN回線接続部6へトポロジ確認フレ
ームを中継するとともに、自ら出力したトポロジ確認フ
レームであることを検出し、フレーム中継指示部8へル
ープ検出信号を出力する。
【0027】フレーム中継指示部8はループ検出信号を
受けるとフレーム中継処理部5およびトポロジ確認フレ
ーム処理部7へフレーム中継禁止信号を出力する。フレ
ーム中継禁止信号を受け取ったフレーム中継処理部5は
フレームの中継を禁止する。同時にフレーム中継禁止信
号を受け取ったトポロジ確認フレーム処理部7は動作を
禁止する。MACブリッジ22側でも同様の動作により
その動作が禁止される。
受けるとフレーム中継処理部5およびトポロジ確認フレ
ーム処理部7へフレーム中継禁止信号を出力する。フレ
ーム中継禁止信号を受け取ったフレーム中継処理部5は
フレームの中継を禁止する。同時にフレーム中継禁止信
号を受け取ったトポロジ確認フレーム処理部7は動作を
禁止する。MACブリッジ22側でも同様の動作により
その動作が禁止される。
【0028】このように、誤って図2に示すような構成
を取ってしまったとしてもネットワークがループ状にな
ることを防止することが可能になり、障害の発生を防ぐ
ことができる。
を取ってしまったとしてもネットワークがループ状にな
ることを防止することが可能になり、障害の発生を防ぐ
ことができる。
【0029】次に、本発明実施例のMACブリッジを用
いて図3に示すように構成し、当初、MACブリッジ2
8と29とが動作している状態で後からMACブリッジ
30と31とを立ち上げたときの動作について説明す
る。
いて図3に示すように構成し、当初、MACブリッジ2
8と29とが動作している状態で後からMACブリッジ
30と31とを立ち上げたときの動作について説明す
る。
【0030】まず、MACブリッジ30が立ち上がると
ともに、ISDN回線33が接続される。MACブリッ
ジ30内部では、ISDN回線接続部6からトポロジ確
認フレーム送出部10へ回線接続完了信号が送られる。
トポロジ確認フレーム送出部10は、ISDN回線接続
部6を経由してISDN回線33上にトポロジ確認フレ
ームを送出するとともに、フレーム中継指示部8へトポ
ロジ確認フレーム送出信号を出力する。
ともに、ISDN回線33が接続される。MACブリッ
ジ30内部では、ISDN回線接続部6からトポロジ確
認フレーム送出部10へ回線接続完了信号が送られる。
トポロジ確認フレーム送出部10は、ISDN回線接続
部6を経由してISDN回線33上にトポロジ確認フレ
ームを送出するとともに、フレーム中継指示部8へトポ
ロジ確認フレーム送出信号を出力する。
【0031】トポロジ確認フレーム送出信号をうけたフ
レーム中継指示部8は、タイマ部9へカウント開始信号
を出力する。カウント開始信号を受けたタイマ部9はカ
ウントを開始する。ISDN回線33上に出力されたト
ポロジ確認フレームはMACブリッジ31内に取り込ま
れ、MACブリッジ31内のISDN回線接続部6、ト
ポロジ確認フレーム処理部7、LAN接続部4を経由し
てLAN27へ送出される。
レーム中継指示部8は、タイマ部9へカウント開始信号
を出力する。カウント開始信号を受けたタイマ部9はカ
ウントを開始する。ISDN回線33上に出力されたト
ポロジ確認フレームはMACブリッジ31内に取り込ま
れ、MACブリッジ31内のISDN回線接続部6、ト
ポロジ確認フレーム処理部7、LAN接続部4を経由し
てLAN27へ送出される。
【0032】LAN27上へ送出されたトポロジ確認フ
レームは、すでに動作状態にあるMACブリッジ28、
29にとって特別な意味を持たない通常フレームとして
MACブリッジ29、ISDN回線32、MACブリッ
ジ28の順に中継され、LAN25上に送出される。L
AN25上から中継する先はないため、ここでトポロジ
確認フレームは消滅する。
レームは、すでに動作状態にあるMACブリッジ28、
29にとって特別な意味を持たない通常フレームとして
MACブリッジ29、ISDN回線32、MACブリッ
ジ28の順に中継され、LAN25上に送出される。L
AN25上から中継する先はないため、ここでトポロジ
確認フレームは消滅する。
【0033】一方、MACブリッジ31でも同様の動作
が行われる。MACブリッジ31から送出されたトポロ
ジ確認フレームは、MACブリッジ30内のトポロジ確
認フレーム処理部7で単に中継されLAN26上へ送出
される。このままの状態が続きMACブリッジ30内の
タイマ部9のタイマが満了すると、フレーム中継指示部
8へタイマ満了信号を出力する。タイマ満了信号を受け
取ったフレーム中継指示部8は、フレーム中継処理部5
およびトポロジ確認フレーム処理部7へフレーム中継開
始信号を出力する。フレーム中継開始信号を受けたトポ
ロジ確認フレーム処理部7は動作を停止する。
が行われる。MACブリッジ31から送出されたトポロ
ジ確認フレームは、MACブリッジ30内のトポロジ確
認フレーム処理部7で単に中継されLAN26上へ送出
される。このままの状態が続きMACブリッジ30内の
タイマ部9のタイマが満了すると、フレーム中継指示部
8へタイマ満了信号を出力する。タイマ満了信号を受け
取ったフレーム中継指示部8は、フレーム中継処理部5
およびトポロジ確認フレーム処理部7へフレーム中継開
始信号を出力する。フレーム中継開始信号を受けたトポ
ロジ確認フレーム処理部7は動作を停止する。
【0034】また、フレーム中継開始信号を受けたフレ
ーム中継処理部5は、フレームの中継動作を始める。同
様にMACブリッジ31内でもタイマの満了によってM
ACブリッジ31のフレーム中継動作が開始される。こ
れにより、LAN25、26、27が接続されたネット
ワークが実現される。
ーム中継処理部5は、フレームの中継動作を始める。同
様にMACブリッジ31内でもタイマの満了によってM
ACブリッジ31のフレーム中継動作が開始される。こ
れにより、LAN25、26、27が接続されたネット
ワークが実現される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、番
号ミスや管理ミスなどで誤ってループ構造を形成するよ
うな接続を行ったとしても、それによってネットワーク
がループ形成してしまうことを防止することができ、障
害の発生を未然に防止することができる効果がある。
号ミスや管理ミスなどで誤ってループ構造を形成するよ
うな接続を行ったとしても、それによってネットワーク
がループ形成してしまうことを防止することができ、障
害の発生を未然に防止することができる効果がある。
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック図。
【図2】ループ構造のあるネットワークの構成例を示す
図。
図。
【図3】ループ構造のないネットワークの構成例を示す
図。
図。
【図4】従来例の構成を示すブロック図。
1、11、19、20、21、22、28、29、3
0、31 MACブリッジ 2、12、17、18、25、26、27 LAN 3、13、23、24、32、33 ISDN回線 4、14 LAN接続部 5、15 フレーム中継処理部 6、16 ISDN回線接続部 7 トポロジ確認フレーム処理部 8 フレーム中継指示部 9 タイマ部 10 トポロジ確認フレーム送出部
0、31 MACブリッジ 2、12、17、18、25、26、27 LAN 3、13、23、24、32、33 ISDN回線 4、14 LAN接続部 5、15 フレーム中継処理部 6、16 ISDN回線接続部 7 トポロジ確認フレーム処理部 8 フレーム中継指示部 9 タイマ部 10 トポロジ確認フレーム送出部
Claims (3)
- 【請求項1】 ローカルエリアネットワーク(LAN)
との接続を行うLAN接続部と、 ISDN回線との接続を行うISDN回線接続部と、 フィルタリング処理を含むフレームの中継を行うフレー
ム中継処理部とを備えたMACブリッジにおいて、 起動時に前記ISDN回線接続部から回線接続完了信号
を受けトポロジ確認フレームを1回もしくは複数回前記
ISDN回線上に送出するトポロジ確認フレーム送出部
と、 トポロジ確認フレームの中継および自ら送出したトポロ
ジ確認フレームの検出を行うトポロジ確認フレーム処理
部と、 カウント開始信号を受けたときにカウントを開始し所定
時間経過後にタイマ満了信号を送出するタイマ部と、 起動時にフレームの中継を一時禁止し、自ら送出したト
ポロジ確認フレームを受信したときにはネットワークが
ループを構成していると判断してフレームの中継を禁止
し、前記タイマ部のタイムが満了するまでに自ら送出し
たトポロジ確認フレームを受信しなかったときにはネッ
トワークがループになっていないと判断してフレームの
中継を開始するフレーム中継指示部とを備えたことを特
徴とするMACブリッジ。 - 【請求項2】 前記トポロジ確認フレーム送出部は、前
記ISDN回線接続部から回線接続完了信号を受けたと
きに、前記フレーム中継指示部へトポロジ確認フレーム
送出信号を出力する手段を含む請求項1記載のMACブ
リッジ。 - 【請求項3】 前記フレーム中継指示部は、前記トポロ
ジ確認フレーム送出部からトポロジ確認フレーム送出信
号を受けたときに、前記タイマ部にカウント開始信号を
出力し、前記トポロジ確認フレーム処理部からループ検
出信号を受けない状態で前記タイマ部からタイマ満了信
号を受けたときに前記フレーム中継処理部および前記ト
ポロジ確認フレーム処理部へフレーム中継開始信号を出
力する手段を含む請求項1記載のMACブリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3236514A JPH0575615A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | Macブリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3236514A JPH0575615A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | Macブリツジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575615A true JPH0575615A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=17001836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3236514A Pending JPH0575615A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | Macブリツジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0575615A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7457298B2 (en) * | 1998-10-21 | 2008-11-25 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Local area network with a bridge terminal for transmitting data between a plurality of sub-networks |
JP2009207028A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Alaxala Networks Corp | スイッチ装置およびネットワークシステム |
JP2016019024A (ja) * | 2014-07-04 | 2016-02-01 | アライドテレシスホールディングス株式会社 | ネットワーク機器、通信方法、プログラム、記録媒体 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP3236514A patent/JPH0575615A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7457298B2 (en) * | 1998-10-21 | 2008-11-25 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Local area network with a bridge terminal for transmitting data between a plurality of sub-networks |
JP2009207028A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Alaxala Networks Corp | スイッチ装置およびネットワークシステム |
US8553565B2 (en) | 2008-02-29 | 2013-10-08 | Alaxala Networks Corporation | Switch apparatus and network system |
JP2016019024A (ja) * | 2014-07-04 | 2016-02-01 | アライドテレシスホールディングス株式会社 | ネットワーク機器、通信方法、プログラム、記録媒体 |
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