JPH0574181A - 半導体メモリ装置のデータ読み出し回路 - Google Patents
半導体メモリ装置のデータ読み出し回路Info
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- JPH0574181A JPH0574181A JP25841091A JP25841091A JPH0574181A JP H0574181 A JPH0574181 A JP H0574181A JP 25841091 A JP25841091 A JP 25841091A JP 25841091 A JP25841091 A JP 25841091A JP H0574181 A JPH0574181 A JP H0574181A
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- type mosfet
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- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
- G11C7/14—Dummy cell management; Sense reference voltage generators
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/06—Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
- G11C16/26—Sensing or reading circuits; Data output circuits
- G11C16/28—Sensing or reading circuits; Data output circuits using differential sensing or reference cells, e.g. dummy cells
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- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的はEPROMのデータ読み出し
スピードを向上させることである。 【構成】 センス回路SA1の入力SIN1はリファレン
ス電圧発生回路RA1の入力RIN1にN型MOSFET
MN13を介して接続されており、N型MOSFETMN
13のゲートはセンス回路RA1を構成するインバータ回
路INV11の出力V01に接続されている。選択した列線
D1〜Dnを充電する場合は、センス回路RA1のインバ
ータ回路INV11の出力V01が高レベルになるので、選
択した列線はP型MOSFETMP11およびN型MOS
FETMN11を介して充電されると同時に、N型MOS
FETMN13が導通状態となり、リファレンス電圧発生
回路RA1からも充電される。その結果、列線は高速で
充電され、データ読み出しスピードを高速化することが
できる。
スピードを向上させることである。 【構成】 センス回路SA1の入力SIN1はリファレン
ス電圧発生回路RA1の入力RIN1にN型MOSFET
MN13を介して接続されており、N型MOSFETMN
13のゲートはセンス回路RA1を構成するインバータ回
路INV11の出力V01に接続されている。選択した列線
D1〜Dnを充電する場合は、センス回路RA1のインバ
ータ回路INV11の出力V01が高レベルになるので、選
択した列線はP型MOSFETMP11およびN型MOS
FETMN11を介して充電されると同時に、N型MOS
FETMN13が導通状態となり、リファレンス電圧発生
回路RA1からも充電される。その結果、列線は高速で
充電され、データ読み出しスピードを高速化することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリ装置に関
し、特に、列線のチャージアップを高速化することでデ
ータ読み出しスピードを高速化したデータ読み出し回路
に関する。
し、特に、列線のチャージアップを高速化することでデ
ータ読み出しスピードを高速化したデータ読み出し回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリ装置には、例えば浮遊ゲー
トと制御ゲートの2層ゲート構造を有するMOS型電界
効果トランジスタ(以下、MOSFETと称す)をメモ
リ素子とした不揮発性半導体メモリがある。図8はこの
メモリ素子の断面図を示し、図9にそのシンボルを示
す。このメモリ素子はP型基板81上にN型のソース・
ドレイン拡散層82,83が設けられ、さらに基板上に
絶縁層(不図示)中に外部から電気的に絶縁された浮遊
ゲート84とメモリ素子をスイッチング制御するための
制御ゲート85が設けられている。このメモリ素子は浮
遊ゲートが電気的に中性状態の時(以下、非書き込み状
態と称す)は、図10の実線101に示すような低い制
御ゲート電圧(例えば、2V)で導通状態になるが、制
御ゲート85とドレイン83に高電圧(例えば12.5
V)を印加すると、浮遊ゲート84に電子が注入され、
制御ゲート85から見たたメモリ素子の、しきい値電圧
は高くなり(以下、書き込み状態と称す)図10の実線
102に示すように制御ゲートに高電圧(例えば7V)
印加しなければ導通状態にならない。このしきい値電圧
の変化を利用して情報を記憶する。
トと制御ゲートの2層ゲート構造を有するMOS型電界
効果トランジスタ(以下、MOSFETと称す)をメモ
リ素子とした不揮発性半導体メモリがある。図8はこの
メモリ素子の断面図を示し、図9にそのシンボルを示
す。このメモリ素子はP型基板81上にN型のソース・
ドレイン拡散層82,83が設けられ、さらに基板上に
絶縁層(不図示)中に外部から電気的に絶縁された浮遊
ゲート84とメモリ素子をスイッチング制御するための
制御ゲート85が設けられている。このメモリ素子は浮
遊ゲートが電気的に中性状態の時(以下、非書き込み状
態と称す)は、図10の実線101に示すような低い制
御ゲート電圧(例えば、2V)で導通状態になるが、制
御ゲート85とドレイン83に高電圧(例えば12.5
V)を印加すると、浮遊ゲート84に電子が注入され、
制御ゲート85から見たたメモリ素子の、しきい値電圧
は高くなり(以下、書き込み状態と称す)図10の実線
102に示すように制御ゲートに高電圧(例えば7V)
印加しなければ導通状態にならない。このしきい値電圧
の変化を利用して情報を記憶する。
【0003】図4は、このようなメモリ素子を用いた不
揮発性半導体メモリ装置のデータ読み出し回路の従来例
を示す回路図である。この不揮発性半導体メモリ装置は
複数のメモリ素子MC11〜MCmnのドレインに接続され
た複数の列線D1〜Dnと、各列線D1〜Dnのメモリ素子
の共通のゲート電極として働く複数の行線SX1〜SXm
とを含むメモリアレイMAを有し、行線SX1〜SXmは
行デコーダXD4からの行選択信号によりメモリ素子を
スイッチング制御する。列線はN型MOSFETMY1
〜MYnにより構成される列選択回路YS4を介してセン
ス回路SA4の入力端子SIN4に接続されており、N型
MOSFETMY1〜MYnは列デコーダYD4からの列
選択信号SY1〜SYnによってスイッチング制御され
る。センス回路SA4は、入力端子SIN4をN型MOS
FETMN41のソースと、インバータ回路INV41の入
力に接続されており、インバータ回路INV41の出力V
O4はN型MOSFETMN41のゲートに接続されてい
る。負荷MOSFETとして動作するP型MOSFET
MP41のソースは電源VCに、ゲートとドレインはN型
MOSFETMN41のドレインに接続されており、この
P型MOSFETMP41のゲートとドレインとN型MO
SFETMN41のドレインとの接続点N400はセンス
回路SA4の出力Vsa4として機能している。
揮発性半導体メモリ装置のデータ読み出し回路の従来例
を示す回路図である。この不揮発性半導体メモリ装置は
複数のメモリ素子MC11〜MCmnのドレインに接続され
た複数の列線D1〜Dnと、各列線D1〜Dnのメモリ素子
の共通のゲート電極として働く複数の行線SX1〜SXm
とを含むメモリアレイMAを有し、行線SX1〜SXmは
行デコーダXD4からの行選択信号によりメモリ素子を
スイッチング制御する。列線はN型MOSFETMY1
〜MYnにより構成される列選択回路YS4を介してセン
ス回路SA4の入力端子SIN4に接続されており、N型
MOSFETMY1〜MYnは列デコーダYD4からの列
選択信号SY1〜SYnによってスイッチング制御され
る。センス回路SA4は、入力端子SIN4をN型MOS
FETMN41のソースと、インバータ回路INV41の入
力に接続されており、インバータ回路INV41の出力V
O4はN型MOSFETMN41のゲートに接続されてい
る。負荷MOSFETとして動作するP型MOSFET
MP41のソースは電源VCに、ゲートとドレインはN型
MOSFETMN41のドレインに接続されており、この
P型MOSFETMP41のゲートとドレインとN型MO
SFETMN41のドレインとの接続点N400はセンス
回路SA4の出力Vsa4として機能している。
【0004】リファレンス電圧発生回路RA4はN型M
OSFETMN42と、インバータ回路INV42とP型M
OSFETMP42とでセンス回路SA4と同様の回路構
成を有し、入力は列選択回路YS4を構成するN型MO
SFETMY1〜MYnと等価なN型MOSFETMYR
4を介し、メモリ素子MC11〜MCmnと等価なリファレ
ンス用メモリ素子MCR4に接続されている。リファレ
ンス電圧発生回路RA4はリファレンス電圧VRa4を発生
する。
OSFETMN42と、インバータ回路INV42とP型M
OSFETMP42とでセンス回路SA4と同様の回路構
成を有し、入力は列選択回路YS4を構成するN型MO
SFETMY1〜MYnと等価なN型MOSFETMYR
4を介し、メモリ素子MC11〜MCmnと等価なリファレ
ンス用メモリ素子MCR4に接続されている。リファレ
ンス電圧発生回路RA4はリファレンス電圧VRa4を発生
する。
【0005】比較増幅器AMP4は、センス回路SA4の
出力Vsa4をリファレンス電圧Vra4と比較し、データ出
力DAT4を得ている。
出力Vsa4をリファレンス電圧Vra4と比較し、データ出
力DAT4を得ている。
【0006】次に、このデータ読み出し回路の動作を説
明する。例えばメモリ素子MC11を選択する場合には、
行デコーダXD4により行線SX1が選択され、列デコー
ダYD4によりN型MOSFETMY1が選択される。列
線D1が選択され、この選択された行線SX1と列線D1
の交点に配置されているメモリ素子MC11が選択され
る。
明する。例えばメモリ素子MC11を選択する場合には、
行デコーダXD4により行線SX1が選択され、列デコー
ダYD4によりN型MOSFETMY1が選択される。列
線D1が選択され、この選択された行線SX1と列線D1
の交点に配置されているメモリ素子MC11が選択され
る。
【0007】この選択されたメモリ素子MC11が非書き
込み状態の場合は、列線D1およびセンス回路SA4の入
力SIN4はメモリ素子MC11を介して放電される。セ
ンス回路SA4の入力SIN4の電位が低くなるので、イ
ンバータ回路INV41の出力VO4は高電圧になり、N
型MOSFETMN41は導通状態となる。したがって、
センス回路SA4の出力Vsa4の電位は低レベルになる。
込み状態の場合は、列線D1およびセンス回路SA4の入
力SIN4はメモリ素子MC11を介して放電される。セ
ンス回路SA4の入力SIN4の電位が低くなるので、イ
ンバータ回路INV41の出力VO4は高電圧になり、N
型MOSFETMN41は導通状態となる。したがって、
センス回路SA4の出力Vsa4の電位は低レベルになる。
【0008】一方、選択されたメモリ素子MC11が書き
込み状態の場合は、列線D1およびセンス回路SA4の入
力SIN4はP型MOSFETMP41とN型MOSFE
TMN41を介して充電され、センス回路SA4の入力S
IN4の電位が高くなると、インバータ回路INV4の出
力VO4は低レベルになり、N型MOSFETMN41を
非導通状態にし、センス回路SA4の出力Vsa4はP型M
OSFETMP41により高レベルになる。
込み状態の場合は、列線D1およびセンス回路SA4の入
力SIN4はP型MOSFETMP41とN型MOSFE
TMN41を介して充電され、センス回路SA4の入力S
IN4の電位が高くなると、インバータ回路INV4の出
力VO4は低レベルになり、N型MOSFETMN41を
非導通状態にし、センス回路SA4の出力Vsa4はP型M
OSFETMP41により高レベルになる。
【0009】リファレンス電圧発生回路RA4では、入
力RIN4に接続されているリファレンス用メモリ素子
MCR4が非書き込み状態であり、そのゲート端子には
電源VCが接続され、導通状態であるので、センス回路
SA4の場合と同様にリファレンス電圧発生回路RA4の
出力Vra5は低レベルになる。
力RIN4に接続されているリファレンス用メモリ素子
MCR4が非書き込み状態であり、そのゲート端子には
電源VCが接続され、導通状態であるので、センス回路
SA4の場合と同様にリファレンス電圧発生回路RA4の
出力Vra5は低レベルになる。
【0010】このように、選択されたメモリ素子の状態
により変化するセンス回路SA4の出力Vsa4と、リファ
レンス電圧発生回路RA4の出力Vra4の電位を比較増幅
器AMP4で比較して、出力データDAT4を得る。
により変化するセンス回路SA4の出力Vsa4と、リファ
レンス電圧発生回路RA4の出力Vra4の電位を比較増幅
器AMP4で比較して、出力データDAT4を得る。
【0011】次に、この比較増幅器AMP4について説
明する。図5は比較増幅器AMP4の構成を示す回路図
である。この比較増幅器AMP4はP型MOSFETM
P51とN型MOSFETMN51を直列接続体と、P型M
OSFETMP52とN型MOSFETMN52を直列接続
体とを有しており、P型MOSFETMP51,MP52の
ソースは電源VCに接続されている。N型MOSFET
MN51,MN52のソースは接地電位Vsに接続されてお
り、N型MOSソフトウェアとMN51のゲートはN型M
OSFETMN52のゲートとドレインに接続されてい
る。P型MOSFETMP51,MP52のゲートには、セ
ンス回路SA4およびリファレンス電圧発生回路RA4の
出力Vsa4,Vra4がそれぞれ供給されており、P型MO
SFETMP51とN型MOSFETMN51の接続点をデ
ータ出力DAT4としている。
明する。図5は比較増幅器AMP4の構成を示す回路図
である。この比較増幅器AMP4はP型MOSFETM
P51とN型MOSFETMN51を直列接続体と、P型M
OSFETMP52とN型MOSFETMN52を直列接続
体とを有しており、P型MOSFETMP51,MP52の
ソースは電源VCに接続されている。N型MOSFET
MN51,MN52のソースは接地電位Vsに接続されてお
り、N型MOSソフトウェアとMN51のゲートはN型M
OSFETMN52のゲートとドレインに接続されてい
る。P型MOSFETMP51,MP52のゲートには、セ
ンス回路SA4およびリファレンス電圧発生回路RA4の
出力Vsa4,Vra4がそれぞれ供給されており、P型MO
SFETMP51とN型MOSFETMN51の接続点をデ
ータ出力DAT4としている。
【0012】次に、この回路動作を図6の特性図を用い
て説明する。選択したメモリ素子が非書き込み状態の時
のセンス回路SA4の出力Vsa4とリファレンス電圧Vra
4が等しくなるように、センス回路SA4およびリファレ
ンス電圧発生回路RA4は設計されており、比較増幅器
AMP4のP型MOSFETMP51とMP2の特性は等し
く設計され、カレントミラーを構成するN型MOSFE
TMN51とMN52の相互伝達コンダクタンスを任意に設
定することで所望の特性を実現している。
て説明する。選択したメモリ素子が非書き込み状態の時
のセンス回路SA4の出力Vsa4とリファレンス電圧Vra
4が等しくなるように、センス回路SA4およびリファレ
ンス電圧発生回路RA4は設計されており、比較増幅器
AMP4のP型MOSFETMP51とMP2の特性は等し
く設計され、カレントミラーを構成するN型MOSFE
TMN51とMN52の相互伝達コンダクタンスを任意に設
定することで所望の特性を実現している。
【0013】例えば、N型MOSFETMN51とMN52
の相互伝達コンダクタンスをそれぞれgm(MN51),
gm(MN52)とし、gm(MN52)=1/2gm(MN5
1)に設定する。選択したメモリ素子が非書き込み状態
の時のP型MOSFETMP51に流れる電流が図6中の
実線IMP51Aとすると、N型MOSFETMN51に流
れる電流は実線IMN51のように実線IMP51Aのほぼ
半分になり、データ出力DAT4にはこのIMP51Aと
IMN51の交点V61の高レベルが出力される。
の相互伝達コンダクタンスをそれぞれgm(MN51),
gm(MN52)とし、gm(MN52)=1/2gm(MN5
1)に設定する。選択したメモリ素子が非書き込み状態
の時のP型MOSFETMP51に流れる電流が図6中の
実線IMP51Aとすると、N型MOSFETMN51に流
れる電流は実線IMN51のように実線IMP51Aのほぼ
半分になり、データ出力DAT4にはこのIMP51Aと
IMN51の交点V61の高レベルが出力される。
【0014】選択したメモリ素子が書き込み状態の場合
は、P型MOSFETMP51には実線IMP51Bに示す
ように、ほとんど電流は流れず、データ出力DAT4
は、このIMP51BとIMN51の交点である。ほぼ接地
電位Vsと等しい低レベルが出力される。
は、P型MOSFETMP51には実線IMP51Bに示す
ように、ほとんど電流は流れず、データ出力DAT4
は、このIMP51BとIMN51の交点である。ほぼ接地
電位Vsと等しい低レベルが出力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上説明してきたよう
に、この従来の出た読み出し回路では、書き込み状態の
メモリ素子を選択した場合には、選択された列線及びセ
ンス回路SIN4の電圧がP型MOSFETMP41とN
型MOSFETMN41を介して充電され、インバータ回
路INV4の出力VO4が低レベルになり、N型MOSF
ETMN41が非導通状態になり、センス回路Saへ4の出
力Vsa4がP型MOSFETMP41により高レベルにな
らないと、正しいデータは出力されない。
に、この従来の出た読み出し回路では、書き込み状態の
メモリ素子を選択した場合には、選択された列線及びセ
ンス回路SIN4の電圧がP型MOSFETMP41とN
型MOSFETMN41を介して充電され、インバータ回
路INV4の出力VO4が低レベルになり、N型MOSF
ETMN41が非導通状態になり、センス回路Saへ4の出
力Vsa4がP型MOSFETMP41により高レベルにな
らないと、正しいデータは出力されない。
【0016】例えば、図7に示す電圧波形図のように、
列選択信号SY1,SYnが時刻T71に切り換わり、列線
D1上の非書き込み状態のメモリ素子を選択している状
態から列線Dn上の書き込み状態のメモリ素子を選択す
ると、新たに選択した列線Dnを充電している期間(時
刻T71〜T72)は、データ出力DAT4は高レベルので
あり、列線Dnの充電が終了した後、データ出力DAT4
は低レベルを出力する(時刻T72)。そのため、それぞ
れの列線に接続されるメモリ素子の数が多く、列線に寄
生する寄生容量が大きいと、列線を充電するのに長時間
が必要となり、データ読み出しスピードが遅くなるとい
った問題点があった。
列選択信号SY1,SYnが時刻T71に切り換わり、列線
D1上の非書き込み状態のメモリ素子を選択している状
態から列線Dn上の書き込み状態のメモリ素子を選択す
ると、新たに選択した列線Dnを充電している期間(時
刻T71〜T72)は、データ出力DAT4は高レベルので
あり、列線Dnの充電が終了した後、データ出力DAT4
は低レベルを出力する(時刻T72)。そのため、それぞ
れの列線に接続されるメモリ素子の数が多く、列線に寄
生する寄生容量が大きいと、列線を充電するのに長時間
が必要となり、データ読み出しスピードが遅くなるとい
った問題点があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は指定され
た状態に応じて列線と第1固定電圧源との間にチャンネ
ルを形成可能なメモリセルと、列線を選択的にセンスア
ンプの入力ノードに接続する列選択回路と、電圧源から
電流の供給される出力ノードを選択されたメモリセルの
指定された状態に応じて入力ノードに接続または遮断す
るセンスアンプと、リファレンス用メモリセルとダミー
列選択回路との接続された入力ノードを電圧源から電流
の供給される出力ノードに接続し出力ノードに参照電圧
を発生させるリファレンス電圧発生回路と、センスアン
プの出力ノードの電圧を参照電圧と比較し選択されたメ
モリセルの指定された状態を表すデータ信号を発生する
比較増幅器とを備えた半導体メモリ装置において、上記
センスアンプの出力ノードと入力ノードとの間には入力
ノードの電圧の反転電圧でゲート制御される第1のトラ
ンジスタを接続し、上記センスアンプの入力ノードと上
記リファレンス電圧発生回路の入力ノードとの間に上記
反転電圧でゲート制御される第2のトランジスタを接続
したことである。
た状態に応じて列線と第1固定電圧源との間にチャンネ
ルを形成可能なメモリセルと、列線を選択的にセンスア
ンプの入力ノードに接続する列選択回路と、電圧源から
電流の供給される出力ノードを選択されたメモリセルの
指定された状態に応じて入力ノードに接続または遮断す
るセンスアンプと、リファレンス用メモリセルとダミー
列選択回路との接続された入力ノードを電圧源から電流
の供給される出力ノードに接続し出力ノードに参照電圧
を発生させるリファレンス電圧発生回路と、センスアン
プの出力ノードの電圧を参照電圧と比較し選択されたメ
モリセルの指定された状態を表すデータ信号を発生する
比較増幅器とを備えた半導体メモリ装置において、上記
センスアンプの出力ノードと入力ノードとの間には入力
ノードの電圧の反転電圧でゲート制御される第1のトラ
ンジスタを接続し、上記センスアンプの入力ノードと上
記リファレンス電圧発生回路の入力ノードとの間に上記
反転電圧でゲート制御される第2のトランジスタを接続
したことである。
【0018】
【発明の作用】選択されたメモリセルが列線を低レベル
にしていた後、新たに選択されたメモリセルが列線を高
レベルに移行される場合には、センスアンプの入力ノー
ドが低レベルの間、その反転電圧は第1のトランジスタ
をオンさせて列線をチャージする。この間、反転電圧は
第2のトランジスタもオンさせ、リファレンス電圧発生
回路と第2のトランジスタを介して電圧源は列線に電流
を供給する。
にしていた後、新たに選択されたメモリセルが列線を高
レベルに移行される場合には、センスアンプの入力ノー
ドが低レベルの間、その反転電圧は第1のトランジスタ
をオンさせて列線をチャージする。この間、反転電圧は
第2のトランジスタもオンさせ、リファレンス電圧発生
回路と第2のトランジスタを介して電圧源は列線に電流
を供給する。
【0019】
【実施例】次に本発明について図面に示された実施例を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0020】図1は本発明に係る半導体メモリ装置のデ
ータ読み出し回路の第一実施例を示す回路図である。本
実施例の半導体メモリ装置はメモリアレイMA1と、複
数のメモリ素子MC11〜MCmnのドレインが接続される
複数の列線D1〜Dnと、各列線のメモリ素子MC11〜M
Cmnの共通のゲート電極として働く複数の行線SX1〜
SXmとを備えており、行線SX1〜SXmは行デコーダ
XD1からの行選択信号によりメモリ素子MC11〜MCm
nを選択的にスイッチング制御する。列線D1〜DnはN
型MOSFETaY1〜MYnにより構成される列選択回
路YS1を介してセンス回路SA1の入力端子SIN1に
接続されており、またN型MOSFETMY1〜MYnは
列デコーダYD1からの列選択信号SY1〜SYnによっ
て選択的にスイッチング制御される。
ータ読み出し回路の第一実施例を示す回路図である。本
実施例の半導体メモリ装置はメモリアレイMA1と、複
数のメモリ素子MC11〜MCmnのドレインが接続される
複数の列線D1〜Dnと、各列線のメモリ素子MC11〜M
Cmnの共通のゲート電極として働く複数の行線SX1〜
SXmとを備えており、行線SX1〜SXmは行デコーダ
XD1からの行選択信号によりメモリ素子MC11〜MCm
nを選択的にスイッチング制御する。列線D1〜DnはN
型MOSFETaY1〜MYnにより構成される列選択回
路YS1を介してセンス回路SA1の入力端子SIN1に
接続されており、またN型MOSFETMY1〜MYnは
列デコーダYD1からの列選択信号SY1〜SYnによっ
て選択的にスイッチング制御される。
【0021】センス回路SA1の入力端子SIN1はN型
MOSFETMN11のソースと、インバータ回路INV
11の入力に接続されており、インバータ回路INV11の
出力VO1はN型MOSFETMN11のゲートに接続さ
れている。負荷MOSFETとして動作するP型MOS
FETMP11のソースは電源VCにゲートとドレインは
N型MOSFETMN11のドレインにそれぞれ接続さ
れ、このP型MOSFETMP11のゲートとドレインと
N型MOSFETMN11のドレインとの接続点N100
がセンス回路SA1の出力Vsa1となっている。
MOSFETMN11のソースと、インバータ回路INV
11の入力に接続されており、インバータ回路INV11の
出力VO1はN型MOSFETMN11のゲートに接続さ
れている。負荷MOSFETとして動作するP型MOS
FETMP11のソースは電源VCにゲートとドレインは
N型MOSFETMN11のドレインにそれぞれ接続さ
れ、このP型MOSFETMP11のゲートとドレインと
N型MOSFETMN11のドレインとの接続点N100
がセンス回路SA1の出力Vsa1となっている。
【0022】リファレンス電圧発生回路RA1はN型M
OSFETMN12とインバータ回路INV12P型MOS
FETMP12とを備え、センス回路SA1と同一の回路
構成を有している。入力RIN1は列選択回路YS1を構
成するN型MOSFETMY1〜MYnと等価なN型MO
SFETMYR1を介してメモリ素子MC11〜MCmnと
等価なリファレンス用メモリ素子MCR1に接続されて
おり、リファレンス゛てんあつVra1を比較増幅器AM
P1に出力する。
OSFETMN12とインバータ回路INV12P型MOS
FETMP12とを備え、センス回路SA1と同一の回路
構成を有している。入力RIN1は列選択回路YS1を構
成するN型MOSFETMY1〜MYnと等価なN型MO
SFETMYR1を介してメモリ素子MC11〜MCmnと
等価なリファレンス用メモリ素子MCR1に接続されて
おり、リファレンス゛てんあつVra1を比較増幅器AM
P1に出力する。
【0023】比較増幅器AMP1は、センス回路SA1の
出力Vsa1とリファレンス電圧Vra1を比較し、データ出
力DAT1を発生する。
出力Vsa1とリファレンス電圧Vra1を比較し、データ出
力DAT1を発生する。
【0024】さらに、センス回路SA1の入力SIN1と
リファレンス電圧発声回路RA1の入力RIN1の間に、
N型MOSFETMN13を設け、そのゲートはインバー
タ回路INV11の出力VO1に接続されている。
リファレンス電圧発声回路RA1の入力RIN1の間に、
N型MOSFETMN13を設け、そのゲートはインバー
タ回路INV11の出力VO1に接続されている。
【0025】次に本実施例の動作を説明する。まず、リ
ファレンス電圧発生回路RA1は、図4に示した従来例
と同様に、入力端子RIN1に接続されたリファレンス
用メモリ素子が導通状態であるので、リファレンス電圧
Vra1は低レベルである。
ファレンス電圧発生回路RA1は、図4に示した従来例
と同様に、入力端子RIN1に接続されたリファレンス
用メモリ素子が導通状態であるので、リファレンス電圧
Vra1は低レベルである。
【0026】選択されたメモリ素子が非書き込み状態の
時は、センス回路SA1の入力SIN1は、選択されたメ
モリ素子により放電され、低レベルになる。したがっ
て、インバータ回路INV11の出力VO4は高レベルに
なり、N型MOSFETMN11は導通状態となり、セン
ス回路SA1の出力Vsa1は低レベルになる。
時は、センス回路SA1の入力SIN1は、選択されたメ
モリ素子により放電され、低レベルになる。したがっ
て、インバータ回路INV11の出力VO4は高レベルに
なり、N型MOSFETMN11は導通状態となり、セン
ス回路SA1の出力Vsa1は低レベルになる。
【0027】このとき、N型MOSFETMN13のゲー
トも高電圧になるが、選択されたメモリ素子とリファレ
ンス用メモリ素子が同一の特性のため、センス回路SA
1の入力SIN1とリファレンス電圧発生回路RA1の入
力RIN1は同じ電圧レベルであり、N型MOSFET
MN13を介して電流は流れず、センス回路SA1および
リファレンス電圧発生回路RA1は図4に示した従来例
と同様の動作を示す。
トも高電圧になるが、選択されたメモリ素子とリファレ
ンス用メモリ素子が同一の特性のため、センス回路SA
1の入力SIN1とリファレンス電圧発生回路RA1の入
力RIN1は同じ電圧レベルであり、N型MOSFET
MN13を介して電流は流れず、センス回路SA1および
リファレンス電圧発生回路RA1は図4に示した従来例
と同様の動作を示す。
【0028】一方、選択したメモリ素子が書き込み状態
の時は、センス回路SA1の入力SIN1はP型MOSF
ETMP11とN型MOSFETMN11を介して充電さ
れ、センス回路SA1の入力SIN1の電位が高くなる
と、インバータ回路INV1の出力VO1は低レベルにな
り、N型MOSFETMN11を非導通状態にし、センス
回路SA1の出力Vsa1はP型MOSFETMP11により
高レベルになる。
の時は、センス回路SA1の入力SIN1はP型MOSF
ETMP11とN型MOSFETMN11を介して充電さ
れ、センス回路SA1の入力SIN1の電位が高くなる
と、インバータ回路INV1の出力VO1は低レベルにな
り、N型MOSFETMN11を非導通状態にし、センス
回路SA1の出力Vsa1はP型MOSFETMP11により
高レベルになる。
【0029】このとき、センス回路SA1の入力SIN1
は、リファレンス電圧発生回路RA1の入力RIN1より
も高電圧になるが、N型MOSFETMN13のゲート
電圧は低レベルであり、またソースとドレイン間の電位
差も少ないので、電流はほとんど流れず、センス回路S
A1及びリファレンス電圧発生回路RA1は図4に示した
従来例と同様の動作を示す。
は、リファレンス電圧発生回路RA1の入力RIN1より
も高電圧になるが、N型MOSFETMN13のゲート
電圧は低レベルであり、またソースとドレイン間の電位
差も少ないので、電流はほとんど流れず、センス回路S
A1及びリファレンス電圧発生回路RA1は図4に示した
従来例と同様の動作を示す。
【0030】比較増幅器AMP1は図5に示された回路
構成と同一なので、従来例と同様に選択したメモリ素子
が非書き込み状態の時は、データ出力DAT1には高レ
ベルが、書き込み状態の時は低レベルが出力される。
構成と同一なので、従来例と同様に選択したメモリ素子
が非書き込み状態の時は、データ出力DAT1には高レ
ベルが、書き込み状態の時は低レベルが出力される。
【0031】次に、列線D1上の非書き込み状態のメモ
リ素子を選択している状態から列線Dn上の書き込み状
態のメモリ素子を選択する場合について図2の電圧波形
図を参照して説明する。時刻T21に列選択信号SY1,
SYnが切り換わり、列線Dnが選択されると、センス回
路SA1の入力SIN1は低レベルになるので、インバー
タ回路INV11の出力VO1はハイレベルになり、N型
MOSFETMN11は導通状態である。その結果、P型
MOSFETMP11とN型MOSFETMN11を介し
て、列線Dnは充電される。同時にN型MOSFETM
N13も、ゲートが高レベルになることで、導通状態とな
り列線Dnはリファレンス電圧発生回路RA1のP型MO
SFETMP12とN型MOSFETMN12とN型MOS
FETMN13を介しても充電されることになる。このよ
うに、列線DnはP型MOSFETMP11,MP12から
充電されるので、従来例に比べると高速で列線Dnを充
電できる。
リ素子を選択している状態から列線Dn上の書き込み状
態のメモリ素子を選択する場合について図2の電圧波形
図を参照して説明する。時刻T21に列選択信号SY1,
SYnが切り換わり、列線Dnが選択されると、センス回
路SA1の入力SIN1は低レベルになるので、インバー
タ回路INV11の出力VO1はハイレベルになり、N型
MOSFETMN11は導通状態である。その結果、P型
MOSFETMP11とN型MOSFETMN11を介し
て、列線Dnは充電される。同時にN型MOSFETM
N13も、ゲートが高レベルになることで、導通状態とな
り列線Dnはリファレンス電圧発生回路RA1のP型MO
SFETMP12とN型MOSFETMN12とN型MOS
FETMN13を介しても充電されることになる。このよ
うに、列線DnはP型MOSFETMP11,MP12から
充電されるので、従来例に比べると高速で列線Dnを充
電できる。
【0032】この列線Dnを充電するのに必要な時間
は、例えば列線の寄生容量を10pF、充電前後の列線
Dnの電位差を2V、センス回路SA1が充電時に供給す
る平均電流を1mA、リファレンス電圧発生回路RA1
側から供給される平均電流は、N型MOSFETMN13
を介するため、センス回路よりも少なく0.8mAとす
ると、従来例ではセンス回路SA4のみが列線Dnを充電
するため、充電に必要な時間t4は、t4=10×10
-12F×2V/1×10-3A=20NSとなり、20N
Sが必要であるが、本実施例ではセンス回路SA1及び
リファレンス電圧発生回路RA1により列線DNが充電さ
れるので、充電に必要な時間t1(時刻T21〜T22)
は、t1=10×10-12F×2V/(1×10-3A+
0.8×10-3A)は約11NSとなり、11NSで充
電が完了する。したがって、従来例と比較して列線DN
の充電に必要な時間は9NS短縮され、高速化が可能と
なり、データ読み出しスピードの高速化が達成できる。
は、例えば列線の寄生容量を10pF、充電前後の列線
Dnの電位差を2V、センス回路SA1が充電時に供給す
る平均電流を1mA、リファレンス電圧発生回路RA1
側から供給される平均電流は、N型MOSFETMN13
を介するため、センス回路よりも少なく0.8mAとす
ると、従来例ではセンス回路SA4のみが列線Dnを充電
するため、充電に必要な時間t4は、t4=10×10
-12F×2V/1×10-3A=20NSとなり、20N
Sが必要であるが、本実施例ではセンス回路SA1及び
リファレンス電圧発生回路RA1により列線DNが充電さ
れるので、充電に必要な時間t1(時刻T21〜T22)
は、t1=10×10-12F×2V/(1×10-3A+
0.8×10-3A)は約11NSとなり、11NSで充
電が完了する。したがって、従来例と比較して列線DN
の充電に必要な時間は9NS短縮され、高速化が可能と
なり、データ読み出しスピードの高速化が達成できる。
【0033】図3は本発明の第2実施例を示す回路図で
ある。本実施例のセンス回路SA3及びリファレンス電
圧発生回路RA3は、回路構成において、図1に示した
第一実施例と同様であるが、センス回路SA3のN型M
OSFETMN31とリファレンス電圧発生回路RA3の
N型MOSFETMN32を、しきい値電圧がほぼ0Vの
イントリンシックトランジスタにより構成し、センス回
路SA3の入力とリファレンス電圧発生回路RA3の入力
RIN3の間に設けたN型MOSFETMN33は、エン
ハンスメントトランジスタ(通常はしきい値電圧0.4
V〜1.0V程度)によって構成されている。
ある。本実施例のセンス回路SA3及びリファレンス電
圧発生回路RA3は、回路構成において、図1に示した
第一実施例と同様であるが、センス回路SA3のN型M
OSFETMN31とリファレンス電圧発生回路RA3の
N型MOSFETMN32を、しきい値電圧がほぼ0Vの
イントリンシックトランジスタにより構成し、センス回
路SA3の入力とリファレンス電圧発生回路RA3の入力
RIN3の間に設けたN型MOSFETMN33は、エン
ハンスメントトランジスタ(通常はしきい値電圧0.4
V〜1.0V程度)によって構成されている。
【0034】図3は省略してあるが、センス回路SA3
の入力SIN3は第1実施例と同様に列選択回路YS1を
介して列線D1〜DNに接続されている。
の入力SIN3は第1実施例と同様に列選択回路YS1を
介して列線D1〜DNに接続されている。
【0035】本実施例の回路動作は第1実施例と同様で
あり、また選択された列線の充電も高速化が図れる。さ
らに、本実施例では、書き込み状態のメモリ素子を選択
した場合、センス回路SA3の入力SIN3と、リファレ
ンス電圧発生回路RA3の入力RIN3の電位差が大きい
場合でも、N型MOSFETMN33を介してセンス回路
SA3の入力SIN3からリファレンス電圧発生回路RA
3の入力RIN3に電流は流れず、安定した動作を実現で
きる利点がある。
あり、また選択された列線の充電も高速化が図れる。さ
らに、本実施例では、書き込み状態のメモリ素子を選択
した場合、センス回路SA3の入力SIN3と、リファレ
ンス電圧発生回路RA3の入力RIN3の電位差が大きい
場合でも、N型MOSFETMN33を介してセンス回路
SA3の入力SIN3からリファレンス電圧発生回路RA
3の入力RIN3に電流は流れず、安定した動作を実現で
きる利点がある。
【0036】すなわち、書き込み状態のメモリ素子を選
択したときのセンス回路SA3の入力SIN3の電圧をVS
IN3、リファレンス電圧発生回路RA3の入力RIN3の電
圧をV RIN3、N型MOSFETMN31のしきい値電圧
をVTMN31,N型MOSFETMN33のしきい値電圧を
VTMN33とすると、N型MOSFETNN31が非導通状態
となるときのゲート電圧V時(MN31)は、V時(MN
31)=VSIN3+VTMN31となる。また、VSIN3>VRIN3
の状態でN型MOSFETMN33が導通状態となるとき
のN型MOSFETMN33のゲート電圧VG(MN33)
は、VG(MNn33)=VRIN3+VTMN33となる。ここか
らN形MOSFETN31が非導通状態で、かつN型M
OSソフトウェアとMN33が導通状態となるには、上
記2つの式の右項が等しくなる場合であり、VSIN3+V
TMN31=VRIN3+VTMN33である。ここでVTMN31=0.
1V、VTMN33=0.8Vを代入し、式を変形すると、
VSIN3−VRIN3=0.8V−0.1V=0.7Vとな
る。
択したときのセンス回路SA3の入力SIN3の電圧をVS
IN3、リファレンス電圧発生回路RA3の入力RIN3の電
圧をV RIN3、N型MOSFETMN31のしきい値電圧
をVTMN31,N型MOSFETMN33のしきい値電圧を
VTMN33とすると、N型MOSFETNN31が非導通状態
となるときのゲート電圧V時(MN31)は、V時(MN
31)=VSIN3+VTMN31となる。また、VSIN3>VRIN3
の状態でN型MOSFETMN33が導通状態となるとき
のN型MOSFETMN33のゲート電圧VG(MN33)
は、VG(MNn33)=VRIN3+VTMN33となる。ここか
らN形MOSFETN31が非導通状態で、かつN型M
OSソフトウェアとMN33が導通状態となるには、上
記2つの式の右項が等しくなる場合であり、VSIN3+V
TMN31=VRIN3+VTMN33である。ここでVTMN31=0.
1V、VTMN33=0.8Vを代入し、式を変形すると、
VSIN3−VRIN3=0.8V−0.1V=0.7Vとな
る。
【0037】以上説明したように、第2実施例ではセン
ス回路SA3の入力SIN3とリファレンス電圧発生回路
RA3の入力RIN3の電位差が0.7V以上ないと、N
型MOSFETMN33は導通状態にならず、上述のよう
に安定した動作を実現できる。
ス回路SA3の入力SIN3とリファレンス電圧発生回路
RA3の入力RIN3の電位差が0.7V以上ないと、N
型MOSFETMN33は導通状態にならず、上述のよう
に安定した動作を実現できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、選択され
た列線には、センスアンプの電圧源だけでなく、リファ
レンス電圧発生回路の電圧源からも電流が供給されるの
で、列線のチャージ期間を短縮でき、高速で読み出しを
実行できるという効果を有する。
た列線には、センスアンプの電圧源だけでなく、リファ
レンス電圧発生回路の電圧源からも電流が供給されるの
で、列線のチャージ期間を短縮でき、高速で読み出しを
実行できるという効果を有する。
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】第1実施例のデータ読み出し回路の動作を示す
電圧波形ずである。
電圧波形ずである。
【図3】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図4】従来例を示す回路図である。
【図5】比較増幅器を示す回路図である。
【図6】比較増幅器の特性図である。
【図7】従来例の動作を示す電圧波形図である。
【図8】2層ゲート構造を有するメモリ素子の断面図で
ある。
ある。
【図9】図8に示したメモリ素子のシンボル図である。
【図10】図8に示したメモリ素子の特性図である。
SA1,SA3,SA4 センス回路 RA1,RA3,RA4 リファレンス電圧発生回路 YS1,YS4 列選択回路 AMP1,AMP3,AMP4 比較増幅器 MC11〜MCMN メモリ素子 MA1,MA4 メモリアレイ YD1,YD4 列デコーダ XD1,XD4 行デコーダ VC 電源 VS 接地電位 MP11〜MP52 P型MOSFET MN11〜MN52 N型MOSFET MCR1,MCR3,MCR4 リファレンス用メモリ素
子
子
Claims (3)
- 【請求項1】 指定された状態に応じて列線と第1固定
電圧源との間にチャンネルを形成可能なメモリセルと、
列線を選択的にセンスアンプの入力ノードに接続する列
選択回路と、電圧源から電流の供給される出力ノードを
選択されたメモリセルの指定された状態に応じて入力ノ
ードに接続または遮断するセンスアンプと、リファレン
ス用メモリセルとダミー列選択回路との接続された入力
ノードを電圧源から電流の供給される出力ノードに接続
し出力ノードに参照電圧を発生させるリファレンス電圧
発生回路と、センスアンプの出力ノードの電圧を参照電
圧と比較し選択されたメモリセルの指定された状態を表
すデータ信号を発生する比較増幅器とを備えた半導体メ
モリ装置において、上記センスアンプの出力ノードと入
力ノードとの間には入力ノードの電圧の反転電圧でゲー
ト制御される第1のトランジスタを接続し、上記センス
アンプの入力ノードと上記リファレンス電圧発生回路の
入力ノードとの間に上記反転電圧でゲート制御される第
2のトランジスタを接続したことを特徴とする半導体メ
モリ装置。 - 【請求項2】 上記リファレンス電圧発生回路の出力ノ
ードと入力ノードとの間には該入力ノードの反転電圧で
ゲート制御される第3のトランジスタが接続されてお
り、上記第2のトランジスタのしきい値は上記第1,第
3のトランジスタのしきい値より小さい請求項1記載の
半導体メモリ装置。 - 【請求項3】 上記第1〜第3のトランジスタはNチャ
ンネル型電流効果トランジスタであり、上記メモリセル
は電気的に書き込み可能な読み出し専用メモリである請
求項2記載の半導体メモリ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25841091A JPH0574181A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 半導体メモリ装置のデータ読み出し回路 |
US07/942,606 US5305273A (en) | 1991-09-10 | 1992-09-10 | Semiconductor memory device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25841091A JPH0574181A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 半導体メモリ装置のデータ読み出し回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0574181A true JPH0574181A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=17319843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25841091A Pending JPH0574181A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 半導体メモリ装置のデータ読み出し回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5305273A (ja) |
JP (1) | JPH0574181A (ja) |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2904645B2 (ja) * | 1992-05-28 | 1999-06-14 | 株式会社東芝 | 不揮発性半導体メモリ |
KR940017214A (ko) * | 1992-12-24 | 1994-07-26 | 가나이 쓰토무 | 기준전압 발생회로 |
US5424975A (en) * | 1993-12-30 | 1995-06-13 | Micron Technology, Inc. | Reference circuit for a non-volatile ferroelectric memory |
US5440505A (en) * | 1994-01-21 | 1995-08-08 | Intel Corporation | Method and circuitry for storing discrete amounts of charge in a single memory element |
US5396467A (en) * | 1994-03-30 | 1995-03-07 | United Microelectronics Corp. | Sense amplifier |
US5539690A (en) * | 1994-06-02 | 1996-07-23 | Intel Corporation | Write verify schemes for flash memory with multilevel cells |
DE69521705D1 (de) * | 1994-06-02 | 2001-08-16 | Intel Corp | Abtastverfahren für einen flash-speicher mit mehrstufigen zellen |
US5497354A (en) | 1994-06-02 | 1996-03-05 | Intel Corporation | Bit map addressing schemes for flash memory |
US5528543A (en) * | 1994-09-16 | 1996-06-18 | Texas Instruments Incorporated | Sense amplifier circuitry |
US5493533A (en) * | 1994-09-28 | 1996-02-20 | Atmel Corporation | Dual differential trans-impedance sense amplifier and method |
JPH08115598A (ja) * | 1994-10-18 | 1996-05-07 | Mitsubishi Denki Semiconductor Software Kk | 不揮発性半導体記憶装置及び半導体装置 |
KR100276536B1 (ko) * | 1995-02-10 | 2001-01-15 | 로데릭 더블류 루이스 | 판독바이어싱회로,고속감지회로및감지방법 |
US6108237A (en) | 1997-07-17 | 2000-08-22 | Micron Technology, Inc. | Fast-sensing amplifier for flash memory |
US5594691A (en) * | 1995-02-15 | 1997-01-14 | Intel Corporation | Address transition detection sensing interface for flash memory having multi-bit cells |
EP0740307B1 (en) * | 1995-04-28 | 2001-12-12 | STMicroelectronics S.r.l. | Sense amplifier circuit for semiconductor memory devices |
FR2734390B1 (fr) * | 1995-05-19 | 1997-06-13 | Sgs Thomson Microelectronics | Circuit de detection de courant pour la lecture d'une memoire en circuit integre |
KR100218244B1 (ko) * | 1995-05-27 | 1999-09-01 | 윤종용 | 불휘발성 반도체 메모리의 데이터 독출회로 |
US5680344A (en) * | 1995-09-11 | 1997-10-21 | Micron Technology, Inc. | Circuit and method of operating a ferrolectric memory in a DRAM mode |
US5677865A (en) * | 1995-09-11 | 1997-10-14 | Micron Technology, Inc. | Ferroelectric memory using reference charge circuit |
US5682344A (en) * | 1995-09-11 | 1997-10-28 | Micron Technology, Inc. | Destructive read protection using address blocking technique |
US5638318A (en) * | 1995-09-11 | 1997-06-10 | Micron Technology, Inc. | Ferroelectric memory using ferroelectric reference cells |
US5905672A (en) * | 1997-03-27 | 1999-05-18 | Micron Technology, Inc. | Ferroelectric memory using ferroelectric reference cells |
EP0798740B1 (en) * | 1996-03-29 | 2003-11-12 | STMicroelectronics S.r.l. | Reference system for determining the programmed/non-programmed status of a memory cell, particularly for non-volatile memories |
US5852571A (en) * | 1997-03-14 | 1998-12-22 | Micron Technology, Inc. | Nonvolatile ferroelectric memory with folded bit line architecture |
US6282126B1 (en) | 1998-12-16 | 2001-08-28 | Micron Technology, Inc. | Flash memory with overerase protection |
US6282145B1 (en) * | 1999-01-14 | 2001-08-28 | Silicon Storage Technology, Inc. | Array architecture and operating methods for digital multilevel nonvolatile memory integrated circuit system |
US6456540B1 (en) * | 2001-01-30 | 2002-09-24 | Intel Corporation | Method and apparatus for gating a global column select line with address transition detection |
US6717856B2 (en) * | 2001-06-30 | 2004-04-06 | Intel Corporation | Method and apparatus for sen-ref equalization |
US7342832B2 (en) * | 2005-11-16 | 2008-03-11 | Actel Corporation | Bit line pre-settlement circuit and method for flash memory sensing scheme |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62197996A (ja) * | 1986-02-24 | 1987-09-01 | Toshiba Corp | 半導体メモリのセンスアンプ |
JPH01220295A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-01 | Nec Corp | 半導体記憶装置 |
EP0576045B1 (en) * | 1988-06-24 | 1995-07-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor memory device |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP25841091A patent/JPH0574181A/ja active Pending
-
1992
- 1992-09-10 US US07/942,606 patent/US5305273A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5305273A (en) | 1994-04-19 |
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