JPH0574130A - 磁気デイスク装置 - Google Patents
磁気デイスク装置Info
- Publication number
- JPH0574130A JPH0574130A JP25989191A JP25989191A JPH0574130A JP H0574130 A JPH0574130 A JP H0574130A JP 25989191 A JP25989191 A JP 25989191A JP 25989191 A JP25989191 A JP 25989191A JP H0574130 A JPH0574130 A JP H0574130A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic disk
- disk device
- head
- support arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 9
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 abstract description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ディスク間のダストを効率よく捕集する
ことでヘッドクラッシュの発生を防ぎ、磁気ディスク装
置の信頼性を高める。 【構成】 磁気ディスク2間に挿入される磁気ヘッド3
を担持する支持アーム4は中空構造であり、かつ磁気デ
ィスク2と平行な面21,22と垂直な面23,24に
開口25a.25bを設け、磁気ディスク2の回転方向
に対して正面となる面24の開口25a以外の面21,
22,23の開口25a,25bにフィルター9を取付
けることにより磁気ディスク2間の空気の清浄化を促
す。
ことでヘッドクラッシュの発生を防ぎ、磁気ディスク装
置の信頼性を高める。 【構成】 磁気ディスク2間に挿入される磁気ヘッド3
を担持する支持アーム4は中空構造であり、かつ磁気デ
ィスク2と平行な面21,22と垂直な面23,24に
開口25a.25bを設け、磁気ディスク2の回転方向
に対して正面となる面24の開口25a以外の面21,
22,23の開口25a,25bにフィルター9を取付
けることにより磁気ディスク2間の空気の清浄化を促
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
し、特に磁気ディスク装置筐体内の空気流れ及び内部空
気に含まれる微小な異物の捕集機構に関する。
し、特に磁気ディスク装置筐体内の空気流れ及び内部空
気に含まれる微小な異物の捕集機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、可動ヘッド型磁気ディスク装置
は、磁気ディスク上に記録してある特定の情報の読み出
し要求があったとき、読み出し開始までの時間を最小に
するように可動ヘッドを磁気ディスクの半径方向に急速
に動かして位置決めを行わなければならない。
は、磁気ディスク上に記録してある特定の情報の読み出
し要求があったとき、読み出し開始までの時間を最小に
するように可動ヘッドを磁気ディスクの半径方向に急速
に動かして位置決めを行わなければならない。
【0003】図3は、従来の可動ヘッド型磁気ディスク
装置を示す断面図である。
装置を示す断面図である。
【0004】図3において、磁気ヘッド33は磁気ディ
スク32に対応して設けられ、支持アーム34に保持さ
れ、回転運動によって磁気ディスク32の半径方向に運
動し、これによって磁気ディスク32の指定位置に位置
決めされる。
スク32に対応して設けられ、支持アーム34に保持さ
れ、回転運動によって磁気ディスク32の半径方向に運
動し、これによって磁気ディスク32の指定位置に位置
決めされる。
【0005】磁気ヘッド33の位置決め動作の制御は、
位置の検出機能を有する磁気ヘッド(サーボヘッド)に
よって磁気ヘッド33の位置を検出し、その結果をボイ
スコイルモータ制御回路に送り、ボイスコイルモータ制
御回路によってボイスコイルモータのコイル35に通電
し、コイル35に対向して設けてある磁気回路36の永
久磁石の磁界によってコイル35と磁気回路36との間
に力を生じさせ、その力によってコイル35と一体とな
っている支持アーム34に回転運動を与え、支持アーム
34の回転運動によって、その先端に担持しているサー
ボヘッドを移動させ、その位置を検出するという閉ルー
プを形成するサーボ回路系によって行っている。31は
筐体、37はスピンドルモータ、38は循環フィルター
である。
位置の検出機能を有する磁気ヘッド(サーボヘッド)に
よって磁気ヘッド33の位置を検出し、その結果をボイ
スコイルモータ制御回路に送り、ボイスコイルモータ制
御回路によってボイスコイルモータのコイル35に通電
し、コイル35に対向して設けてある磁気回路36の永
久磁石の磁界によってコイル35と磁気回路36との間
に力を生じさせ、その力によってコイル35と一体とな
っている支持アーム34に回転運動を与え、支持アーム
34の回転運動によって、その先端に担持しているサー
ボヘッドを移動させ、その位置を検出するという閉ルー
プを形成するサーボ回路系によって行っている。31は
筐体、37はスピンドルモータ、38は循環フィルター
である。
【0006】磁気ディスク装置の記憶容量を増大させる
ために記録密度を向上させるには、磁気ディスクに対す
る磁気ヘッドの浮上量を小さくする必要がある。
ために記録密度を向上させるには、磁気ディスクに対す
る磁気ヘッドの浮上量を小さくする必要がある。
【0007】しかしながら、現在の磁気ヘッドの浮上量
は、1μmよりも小さいため、磁気ディスク装置内に微
細な異物であるダストが発生もしくは侵入した場合、磁
気ヘッド33と磁気ディスク32との間に入り、磁気ヘ
ッド33が磁気ディスク32に衝突するヘッドクラッシ
ュを引き起こす原因となる。
は、1μmよりも小さいため、磁気ディスク装置内に微
細な異物であるダストが発生もしくは侵入した場合、磁
気ヘッド33と磁気ディスク32との間に入り、磁気ヘ
ッド33が磁気ディスク32に衝突するヘッドクラッシ
ュを引き起こす原因となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
磁気ディスク装置では、磁気ディスク装置内の空気を清
浄化するために、磁気ディスク32の外周側の筐体31
との間に循環フィルター38を設置して、磁気ディスク
装置内のダストの捕集をしている。
磁気ディスク装置では、磁気ディスク装置内の空気を清
浄化するために、磁気ディスク32の外周側の筐体31
との間に循環フィルター38を設置して、磁気ディスク
装置内のダストの捕集をしている。
【0009】しかしながら、この循環フィルター38
は、積層された磁気ディスク32,32…の外周側に設
置されているため、ヘッドクラッシュの原因となる磁気
ディスク32,32間に存在するダストの捕集が困難で
あった。
は、積層された磁気ディスク32,32…の外周側に設
置されているため、ヘッドクラッシュの原因となる磁気
ディスク32,32間に存在するダストの捕集が困難で
あった。
【0010】本発明の目的は前記課題を解決した磁気デ
ィスク装置を提供することにある。
ィスク装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る磁気ディスク装置においては、複数枚
の磁気ディスクに対応して設けた磁気ヘッドと、複数の
磁気ヘッドを担持する複数のアームと、前記磁気ディス
クと前記磁気ヘッドを密封して収容する筐体とを有する
磁気ディスク装置であって、前記アームは、少なくとも
一部に中空構造を有し、磁気ディスクに対して垂直な面
と平行な面に、前記中空構造に連通した開口を有してお
り、前記磁気ディスクの回転方向に対して後方に位置す
る面に設けた前記開口及び前記磁気ディスクと平行な面
に設けた前記開口にフィルターを装備したものである。
め、本発明に係る磁気ディスク装置においては、複数枚
の磁気ディスクに対応して設けた磁気ヘッドと、複数の
磁気ヘッドを担持する複数のアームと、前記磁気ディス
クと前記磁気ヘッドを密封して収容する筐体とを有する
磁気ディスク装置であって、前記アームは、少なくとも
一部に中空構造を有し、磁気ディスクに対して垂直な面
と平行な面に、前記中空構造に連通した開口を有してお
り、前記磁気ディスクの回転方向に対して後方に位置す
る面に設けた前記開口及び前記磁気ディスクと平行な面
に設けた前記開口にフィルターを装備したものである。
【0012】
【作用】本発明では、積み重ねられた各磁気ディスクの
ディスク面に対向して配置される支持アームに中空構造
を有することにより、ディスク面のダストを捕集するよ
うにしたものである。
ディスク面に対向して配置される支持アームに中空構造
を有することにより、ディスク面のダストを捕集するよ
うにしたものである。
【0013】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係る磁気ディ
スク装置を示す断面図である。
スク装置を示す断面図である。
【0015】図1において、磁気ディスク2はスピンド
ルモータ7の出力軸に積層されて取付けられ、密封用の
筐体1内で回転される。磁気ヘッド3は、各段の磁気デ
ィスク2に対応してそれぞれ設けられ、支持アーム4に
保持され、コイル5及び磁気回路6の組合せによる回転
運動によって磁気ディスク2の径方向に移動しディスク
2の指定位置に位置決めされる。8は循環フィルターで
ある。
ルモータ7の出力軸に積層されて取付けられ、密封用の
筐体1内で回転される。磁気ヘッド3は、各段の磁気デ
ィスク2に対応してそれぞれ設けられ、支持アーム4に
保持され、コイル5及び磁気回路6の組合せによる回転
運動によって磁気ディスク2の径方向に移動しディスク
2の指定位置に位置決めされる。8は循環フィルターで
ある。
【0016】このような磁気ディスク装置において、磁
気ディスク2の回転にともなって磁気ディスク2間にあ
る空気はディスク回転方向に流れる。同時に磁気ディス
ク2の表面に付着するダストも空気の流れによって移動
することになる。
気ディスク2の回転にともなって磁気ディスク2間にあ
る空気はディスク回転方向に流れる。同時に磁気ディス
ク2の表面に付着するダストも空気の流れによって移動
することになる。
【0017】このとき、磁気ヘッド3を担持する支持ア
ーム4も上下段の磁気ディスク2間に入る。この支持ア
ーム4の詳細を図2に示す。
ーム4も上下段の磁気ディスク2間に入る。この支持ア
ーム4の詳細を図2に示す。
【0018】磁気ディスクの間に挿入される支持アーム
4は、少なくとも一部が中空構造に構成され、磁気ディ
スクと平行な面21及び面22と、磁気ディスクと垂直
な面23及び面24には、中空構造に連通した開口25
a,25bがそれぞれ設けられている。
4は、少なくとも一部が中空構造に構成され、磁気ディ
スクと平行な面21及び面22と、磁気ディスクと垂直
な面23及び面24には、中空構造に連通した開口25
a,25bがそれぞれ設けられている。
【0019】さらに、図中の矢印で示されるディスクの
回転方向に対して正面にあたる面24の開口25aを除
く3つの面22,23,24の各開口25a,25bに
は、フィルター9が取付けられている。
回転方向に対して正面にあたる面24の開口25aを除
く3つの面22,23,24の各開口25a,25bに
は、フィルター9が取付けられている。
【0020】このように中空構造の支持アーム4に開口
25a,25bを設けてフィルター25を設けることに
より、磁気ディスク2,2間にあるダストは、空気の流
れにより面24の開口25aを通って支持アーム4の中
空構造内に流入し、面21,22,23の開口25a,
25bを通過する際にフィルター9にて捕集され、磁気
ディスク間の清浄化を促すことができる。
25a,25bを設けてフィルター25を設けることに
より、磁気ディスク2,2間にあるダストは、空気の流
れにより面24の開口25aを通って支持アーム4の中
空構造内に流入し、面21,22,23の開口25a,
25bを通過する際にフィルター9にて捕集され、磁気
ディスク間の清浄化を促すことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の磁気ディス
ク装置は、磁気ヘッドを担持する支持アーム内にダスト
の流れを形成し、ヘッドクラッシュの原因となるダスト
を支持アームのフィルターで捕集することができ、従っ
て信頼性の高い磁気ディスク装置が得られるという効果
がある。
ク装置は、磁気ヘッドを担持する支持アーム内にダスト
の流れを形成し、ヘッドクラッシュの原因となるダスト
を支持アームのフィルターで捕集することができ、従っ
て信頼性の高い磁気ディスク装置が得られるという効果
がある。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例における支持アームを示す図
である。
である。
【図3】従来の磁気ディスク装置を示す断面図である。
1 筐体 2 磁気ディスク 3 磁気ヘッド 4 支持アーム 5 コイル 6 磁気回路 7 スピンドルモータ 8 循環フィルター 9 フィルター 25a,25b 開口
Claims (1)
- 【請求項1】 複数枚の磁気ディスクに対応して設けた
磁気ヘッドと、複数の磁気ヘッドを担持する複数のアー
ムと、前記磁気ディスクと前記磁気ヘッドを密封して収
容する筐体とを有する磁気ディスク装置であって、 前記アームは、少なくとも一部に中空構造を有し、磁気
ディスクに対して垂直な面と平行な面に、前記中空構造
に連通した開口を有しており、 前記磁気ディスクの回転方向に対して後方に位置する面
に設けた前記開口及び前記磁気ディスクと平行な面に設
けた前記開口にフィルターを装備したことを特徴とする
磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25989191A JPH0574130A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 磁気デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25989191A JPH0574130A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 磁気デイスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0574130A true JPH0574130A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=17340376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25989191A Pending JPH0574130A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 磁気デイスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0574130A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5801905A (en) * | 1996-11-15 | 1998-09-01 | International Business Machines Corporation | Actuator arm with cutouts and means for filling or blocking the cutouts |
US6271996B1 (en) * | 1997-11-10 | 2001-08-07 | Hutchinson Technology Incorporated | Damper with unconstrained surface for a disk drive head suspension |
KR100438569B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2004-07-02 | 엘지전자 주식회사 | 근접장용 광헤드의 오염 방지 장치 |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP25989191A patent/JPH0574130A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5801905A (en) * | 1996-11-15 | 1998-09-01 | International Business Machines Corporation | Actuator arm with cutouts and means for filling or blocking the cutouts |
US6271996B1 (en) * | 1997-11-10 | 2001-08-07 | Hutchinson Technology Incorporated | Damper with unconstrained surface for a disk drive head suspension |
KR100438569B1 (ko) * | 2000-12-28 | 2004-07-02 | 엘지전자 주식회사 | 근접장용 광헤드의 오염 방지 장치 |
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