JPH0572057U - 電気コネクタの基板取付構造 - Google Patents
電気コネクタの基板取付構造Info
- Publication number
- JPH0572057U JPH0572057U JP2043792U JP2043792U JPH0572057U JP H0572057 U JPH0572057 U JP H0572057U JP 2043792 U JP2043792 U JP 2043792U JP 2043792 U JP2043792 U JP 2043792U JP H0572057 U JPH0572057 U JP H0572057U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing pin
- insulating case
- metal member
- electrical connector
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 絶縁ケースの端子装着孔間の肉部の厚さaお
よび最下位の端子装着孔と絶縁ケースの底面間の肉部の
厚さbが薄い場合であっても金属部材の取り付けができ
て取付強度の向上を図り得る電気コネクタの基板取付構
造を提供することである。 【構成】 電気コネクタ1の絶縁ケース2の底面部2c
に複数本の固定ピン体7を設け、これらの固定ピン体7
を、絶縁ケース2と一体に形成されたピン本体10に金
属部材11を被嵌固定して構成し、基板14側に固定ピ
ン孔15を形成し、固定ピン体7を固定ピン孔15に挿
入して金属部材11を基板側に半田付けするようにし
た。
よび最下位の端子装着孔と絶縁ケースの底面間の肉部の
厚さbが薄い場合であっても金属部材の取り付けができ
て取付強度の向上を図り得る電気コネクタの基板取付構
造を提供することである。 【構成】 電気コネクタ1の絶縁ケース2の底面部2c
に複数本の固定ピン体7を設け、これらの固定ピン体7
を、絶縁ケース2と一体に形成されたピン本体10に金
属部材11を被嵌固定して構成し、基板14側に固定ピ
ン孔15を形成し、固定ピン体7を固定ピン孔15に挿
入して金属部材11を基板側に半田付けするようにし
た。
Description
【0001】
本考案は電気コネクタの基板取付構造に関するものである。
【0002】
従来のこの種の基板取付構造としては、特公平3−29274号公報に開示さ れている。この開示技術にあっては、図12乃至図15に示すように板状の金属 部材30を有し、この金属部材30は、電気コネクタ35の絶縁ケース31内に 挿入される挿入部32とこの挿入部32から垂直に突出するピン部33とリップ 部34とから成っており、この金属部材30は、その挿入部32を絶縁ケース3 1の端子装着孔38間の肉部と最下位の端子装着孔38と絶縁ケースの底面39 間の肉部内に挿入して電気コネクタ35に取り付けられており、前記ピン部33 が絶縁ケース31の底面部より突出している。
【0003】 そして、電気コネクタ35を基板36に実装した場合、前記金属部材30のピ ン部33を基板36の孔37に挿入して電気コネクタ35の取付強度(機械的強 度)の向上を図っていた。
【0004】
しかしながら、上記従来の電気コネクタの基板取付構造にあっては、金属部材 30の挿入部32を絶縁ケース31内に挿入するという手段を取っているために 、図13に示すように絶縁ケース31の端子装着孔38間の肉部の厚さaおよび 最下位の端子装着孔38と絶縁ケース31の底面39間の肉部の厚さbが薄い場 合には前記金属部材30を絶縁ケース31に取り付けることが技術上困難であり 、仮に、取り付けができたとしても機械的強度が得難いという問題点があった。
【0005】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とすると ころは、絶縁ケースの端子装着孔間の肉部の厚さaおよび最下位の端子装着孔と 絶縁ケースの底面間の肉部の厚さbが薄い場合であっても金属部材の取り付けが できて取付強度の向上を図り得る電気コネクタの基板取付構造を提供することに ある。
【0006】
上記の目的を達成するために、本考案は、電気コネクタの絶縁ケースの底面部 に複数本の固定ピン体を設け、これらの固定ピン体を、絶縁ケースと一体に形成 されたピン本体に金属部材を被嵌固定して構成し、基板側に固定ピン孔を形成し 、固定ピン体を固定ピン孔に挿入して金属部材を基板側に半田付けするようにし たことを特徴とする。
【0007】
かかる構成により、絶縁ケースの端子装着孔間の肉部の厚さaおよび最下位の 端子装着孔と絶縁ケースの底面間の肉部の厚さbが薄い場合であっても金属部材 の取り付けができて取付強度の向上を図り得る。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わる基 板取付構造を備えた電気コネクタの平面図、図2は同正面図、図3は同底面図、 図4は同側面図である。
【0009】 電気コネクタ1は絶縁ケース2を備えており、この絶縁ケース2は長方形状の ブロック体である。絶縁ケース2の正面部2aには、この正面部2aから裏面部 2bに抜ける多数の端子装着孔3が等ピッチで形成してあり、これらの端子装着 孔3には端子4が装着してあり、端子4の脚部5は後方に突出していて、これら の脚部5は直角に屈曲されている。
【0010】 絶縁ケース2の底面部2cには前側に位置させて複数の極性キー取付用突起6 が左右方向に所定の間隔で形成してあり、また、前記底面部2cの後側には固定 ピン体7と位置決め用ピン体8とが複数設けてある。
【0011】 すなわち、前記底面部2cの後側には所定のピッチ間隔をおいて固定ピン体7 が設けてあり、これらの固定ピン体7間に位置させて位置決め用ピン体8が所定 のピッチ間隔で設けてあり、固定ピン体7と位置決め用ピン体8とは直線状に配 してある。
【0012】 前記固定ピン体7は図9に示すように絶縁ケース2と一体に形成された樹脂製 のピン本体10と金属部材11とを備えており、ピン本体10には頭部10aが 形成してあり、また、金属部材11は図10に示すように円周の一部に割り溝1 1aを有する円筒体である。そして、ピン本体10に金属部材11を被嵌してば ね性により嵌合させて、固定ピン体7が構成してある。また、上記のように構成 された電気コネクタ1の端子4の脚部5には整列部材13が取り付けてある。
【0013】 また、基板14には図11に示すようにその縁部14aに沿って複数の固定ピ ン孔15が所定の間隔をおいて形成してあり、これらの固定ピン孔15は金属座 体16に形成してあり、金属座体16が基板14に嵌着されている。また、前記 固定ピン孔15間に位置させて複数の位置決め用孔17が所定の間隔をおいて形 成してある。基板14には多数のスルーホール18が形成してある。
【0014】 次に、電気コネクタ1の基板14への実装を説明する。電気コネクタ1の端子 4の脚部5を前記スルーホール18に挿入し、位置決め用ピン体8を位置決め用 孔17に、固定ピン体7を固定ピン孔15に挿入して絶縁ケース2の底面部2c を基板14に実装面に当接する。そして、端子4の脚部5を前記スルーホール1 8に半田付けすると共に、固定ピン体7の金属部材11を金属座体16に半田付 けする。
【0015】 上記の実施例によれば、電気コネクタ1に絶縁ケース2の底面部2cの固定ピ ン体7を、絶縁ケース2と一体に形成されたピン本体10に金属部材11を被嵌 固定して構成し、基板14側に金属製の固定ピン孔15を形成し、固定ピン体7 を固定ピン孔15に挿入して金属部材11を固定ピン孔15に半田付けすること により、絶縁ケース2の端子装着孔3間の肉部の厚さaおよび最下位の端子装着 孔3と絶縁ケース2の底面2c間の肉部の厚さbが薄い場合であっても金属部材 11の取り付けができて取付強度(機械的強度)の向上を図り得る。
【0016】
以上説明したように、本考案は、電気コネクタに絶縁ケースの底面部に複数本 の固定ピン体を設け、これらの固定ピン体を、絶縁ケースと一体に形成されたピ ン本体に金属部材を被嵌固定して構成し、基板側に固定ピン孔を形成し、固定ピ ン体を固定ピン孔に挿入して金属部材を基板側に半田付けするようにしたことに より、従来の絶縁ケースの端子装着孔間の肉部と最下位の端子装着孔と絶縁ケー スの底面間の肉部との間に別部材の金属部材を挿入するものではないために、ケ ースの端子装着孔間の肉部の厚さaおよび最下位の端子装着孔と絶縁ケースの底 面間の肉部の厚さbが薄い場合であっても金属部材の取り付けができて取付強度 (機械的強度)の向上を図り得る。
【図1】本考案に係わる基板取付構造を備えた電気コネ
クタの平面図である。
クタの平面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同底面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】電気コネクタの絶縁ケースの正面図である。
【図6】同底面図である。
【図7】同背面図である。
【図8】同側面図である。
【図9】(1)は固定ピン体の分解状態の説明図であ
る。(2)は固定ピン体の側面図である。(3)は同横
断面図である。
る。(2)は固定ピン体の側面図である。(3)は同横
断面図である。
【図10】(1)は金属部材の平面図である。(2)は
同側面図である。
同側面図である。
【図11】基板の平面図である。
【図12】従来の基板取付構造により電気コネクタを基
板に取り付けた状態の縦断面図である。
板に取り付けた状態の縦断面図である。
【図13】同正面図である。
【図14】同底面図である。
【図15】(1)は金属部材の側面図である。(2)は
同正面図である。
同正面図である。
1 電気コネクタ 2 絶縁ケース 7 固定ピン体 10 ピン本体 11 金属部材 14 基板 15 固定ピン孔
Claims (1)
- 【請求項1】 電気コネクタの絶縁ケースの底面部に複
数本の固定ピン体を設け、これらの固定ピン体を、絶縁
ケースと一体に形成されたピン本体に金属部材を被嵌固
定して構成し、基板側に固定ピン孔を形成し、固定ピン
体を固定ピン孔に挿入して金属部材を基板側に半田付け
するようにしたことを特徴とする電気コネクタの基板取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2043792U JP2537459Y2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 電気コネクタの基板取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2043792U JP2537459Y2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 電気コネクタの基板取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572057U true JPH0572057U (ja) | 1993-09-28 |
JP2537459Y2 JP2537459Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=12027024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2043792U Expired - Lifetime JP2537459Y2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 電気コネクタの基板取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537459Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0673869U (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-18 | バーグエレクトロニクスジャパン株式会社 | 電気コネクタ |
-
1992
- 1992-03-05 JP JP2043792U patent/JP2537459Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0673869U (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-18 | バーグエレクトロニクスジャパン株式会社 | 電気コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2537459Y2 (ja) | 1997-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH088002A (ja) | ピンスペーサ及びそれを使用した電気コネクタ | |
JP2003331999A (ja) | 電気コネクタ | |
JPH07123056B2 (ja) | 電気コネクタの保持部材 | |
JPH07211406A (ja) | 基板取付型電気コネクタ及びそれに使用される取付部材 | |
US5863210A (en) | Mounting bracket for modular jack | |
JPS6038834B2 (ja) | フイールドスルー式端子板 | |
JPH0572057U (ja) | 電気コネクタの基板取付構造 | |
JPH0785910A (ja) | コネクタ | |
JP2001052788A (ja) | Fpcとプリント基板間の電気コネクタ装置 | |
JP2596663Y2 (ja) | 固定金具 | |
JPH0334923Y2 (ja) | ||
JPH0615416Y2 (ja) | チツプ型ソケツト | |
JPH0119338Y2 (ja) | ||
JPH11185898A (ja) | ライトアングルコネクタ | |
JPH0244468Y2 (ja) | ||
JP3056946U (ja) | 板状金具の固定構造 | |
JPH0555457U (ja) | バスバーとタブ端子の固定構造 | |
JP2549090Y2 (ja) | 電気回路用コネクタ | |
JP2536400Y2 (ja) | コネクタ用取付装置及び取付装置付きコネクタ | |
JP4091315B2 (ja) | 電気コネクタ部材 | |
JPS5838539Y2 (ja) | タブリセプタクル | |
JPH0353424Y2 (ja) | ||
JPS6017815Y2 (ja) | 双子形タブリセプタクルの係着装置 | |
JPH0429567Y2 (ja) | ||
JPH0610639Y2 (ja) | コンタクト端子 |