JPH0571227U - 防舷装置 - Google Patents
防舷装置Info
- Publication number
- JPH0571227U JPH0571227U JP008247U JP824792U JPH0571227U JP H0571227 U JPH0571227 U JP H0571227U JP 008247 U JP008247 U JP 008247U JP 824792 U JP824792 U JP 824792U JP H0571227 U JPH0571227 U JP H0571227U
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- floating
- spacer
- diameter
- quay
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- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/30—Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で浮遊式防舷材の外周面の耐久性
を向上することによってメンテナンス性を一層向上する
ようにした防舷装置を提供することにある。 【構成】 浮遊式防舷材1と防舷材係留用壁面との間
に、水面に回動可能に浮遊するスペーサ3を介在させた
ことを特徴とし、またスペーサ3が略円筒形であり、そ
の直径が浮遊式防舷材の直径Dに対し0.05D〜0.
25Dであることを特徴とする防舷装置。
を向上することによってメンテナンス性を一層向上する
ようにした防舷装置を提供することにある。 【構成】 浮遊式防舷材1と防舷材係留用壁面との間
に、水面に回動可能に浮遊するスペーサ3を介在させた
ことを特徴とし、またスペーサ3が略円筒形であり、そ
の直径が浮遊式防舷材の直径Dに対し0.05D〜0.
25Dであることを特徴とする防舷装置。
Description
【0001】
本考案は、浮遊式防舷材に関し、更に詳しくは、メンテナンスを容易にする改 良されたスペーサを有する防舷装置に関する。
【0002】
一般に、浮遊式防舷材は岸壁やケイソンに常時係留され、船舶が接岸している 期間より単独で浮遊している期間の方が長い。この期間、防舷材は、波浪や潮位 の変化により、コンクリート等の係留用壁面に擦り付けられたり、叩き付けられ たりするため、外周面に摩耗や損傷が生じる。特に風や波浪の厳しい所で使用さ れる浮遊式防舷材では、防舷材の外層部材を厚くしたり、定期的に点検して損傷 の大きい部分を補修したりする必要があった。
【0003】 従来、メンテナンス作業を軽減する対策として、図4のように浮遊式防舷材1 の表面にタイヤ3’を付けたチェンネットを被せる方法がとられていた。しかし 、この方法は保護材と壁面との接触箇所が一定箇所に集中し易いため特定個所の 摩耗が早いことがあり、メンテナンス周期の延長には限界があった。この早期摩 耗を補うため、壁面側に更に古タイヤをブラ下げたり、或いはコンベアベルトを 垂らす等の手段があるが、防舷材周辺を繁雑にし、また美観上も好ましくなく効 果的とはいえなかった。
【0004】
本考案の目的は、簡単な構造で浮遊式防舷材の外周面の耐久性を向上すること によってメンテナンス性を一層向上するようにした防舷装置を提供することにあ る。
【0005】
上記目的を達成する本考案は、浮遊式防舷材と防舷材係留用壁面との間に、水 面に回動可能に浮遊するスペーサを介在させたことを特徴とし、またスペーサが 略円筒形であり、その直径が浮遊式防舷材の直径Dに対し0.05D〜0.25 Dであることを特徴とする。
【0006】
このように、水面に回動可能に浮遊するスペーサを介在させたため、浮遊式防 舷材は壁面に対して直接接触しない。また、断面略円形のスペーサを使用すれば 、波浪や潮位の変化によって浮遊式防舷材やスペーサが上下動するとき、スペー サ自体が回動することによって滑り摩擦を起こし難い。したがって、浮遊式防舷 材のメンテナンスは殆ど必要なくなる上に、スペーサの耐久性も向上する。
【0007】
以下、図に示す実施例によって本考案を具体的に説明する。 図1は、本考案の実施例からなる防舷装置を接舷用の岸壁に係留させた状態の 側面図を示し、図2はその平面図である。浮遊式防舷材1は筒状ゴムからなる空 気式の構造で、ロープ又はチェーンRを介して岸壁2に係留されている。この浮 遊式防舷材1と岸壁2との間に小径の円筒状のスペーサ3が2個介在している。 この2個のスペーサ3は、互いに端部同士をロープrで連結されると共に、更に 両外側の端部をロープrによってロープRに連結されている。スペーサ3は、筒 状ゴムからなる空気入りの中空俵状に形成され、軸方向に直交する断面が略円形 であって、水面に浮遊して回動可能になっている。
【0008】 上記スペーサ3は、浮遊式防舷材1を岸壁2から一定距離を置くように規制す るため、直接の接触によって防舷材表面が摩耗するのを防止する。また、スペー サ3が断面円形であれば、浮遊式防舷材1が波浪等によって上下に移動するとき 、スペーサ3自身が回動することによって浮遊式防舷材1とスペーサ3との間に 滑り摩擦を発生させず、摩耗を防止することができるので、より好ましい状態と なる。
【0009】 スペーサ3は、浮遊式防舷材が岸壁に直接接触しないように離間させればよい ので、その直径としては極端に大きくする必要はなく、好ましくは防舷材の吃水 を考慮に入れ、浮遊式防舷材1の直径Dに対し、0.05D〜0.25Dの範囲 にするのがよい。すなわち、スペーサ3の直径がこの範囲を超えて大き過ぎた場 合は、浮遊式防舷材が船舶に圧縮されたとき、浮遊式防舷材が岸壁2に接触せず にスペーサ3でおされ、好ましくない状態で変形し、防舷材としての機能を十分 発揮できない。また反対に小さ過ぎた場合は、浮遊式防舷材は波浪等によって岸 壁に接触し、スペーサとしての効果が薄くなる。
【0010】 スペーサは、水面に浮遊するものであれば、図1,2のものに限定されること はなく、図3に示すような構造であってもよい。図3のスペーサ3は、同心状に 配置した内外二つのゴム筒4の間に、独立気泡からなる可撓製フォーム5を介在 させたものである。このスペーサ3は、軸心に貫通孔6を有するので、この貫通 孔6にロープrを挿通させて回動可能に支持するようにすればよい。
【0011】 図3のスペーサは、全体が円筒形であるが、これを球状にして数珠状にロープ に連結するものであってもよい。 上述の実施例は、スペーサを浮遊式防舷材を係留するロープRに取り付ける説 明をしたが、本考案は壁面と浮遊式防舷材との間に空間部が形成されればよいの であって、上記スペーサの取付けは岸壁の壁面であってもよい。 また、浮遊式防舷材は水面に浮遊するものであればよく、独立気泡を有する発 泡体を芯材として用いたもの等でもよい。
【0012】
上述したように本考案によれば、水面に回動可能に浮遊するスペーサを介在さ せたため、このスペーサが浮遊式防舷材を壁面に対して直接接触させないので、 浮遊式防舷材は殆ど摩耗しない。また、断面略円形のスペーサを使用すれば、波 浪や潮位の変化によって浮遊式防舷材やスペーサが上下動するとき、スペーサ自 体が回動することによって滑り摩擦を起こし難い。したがって、浮遊式防舷材の 摩耗は一層改善されメンテナンスは殆ど必要なくなる上に、スペーサの耐久性も 向上する。
【図1】本考案の実施例からなるスペーサと防舷材を接
舷用岸壁に係留させた状態を示す側面図である。
舷用岸壁に係留させた状態を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本考案に使用されるスペーサの他の実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】従来例を示す側面図である。
1 防舷材 2 岸壁 3 スペーサ 4 ゴム筒 5 可撓性フォーム 6 貫通孔 R,r ロープ
Claims (2)
- 【請求項1】 浮遊式防舷材と防舷材係留用壁面との間
に、水面に回動可能に浮遊するスペーサを介在させた防
舷装置。 - 【請求項2】 スペーサが略円筒形であり、その直径が
浮遊式防舷材の直径Dに対し0.05D〜0.25Dで
ある請求項1記載の防舷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP008247U JPH0571227U (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 防舷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP008247U JPH0571227U (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 防舷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571227U true JPH0571227U (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=11687818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP008247U Pending JPH0571227U (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 防舷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0571227U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101284438B1 (ko) * | 2012-12-07 | 2013-07-12 | 주식회사 씨존 | 선박 접안용 방충재 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP008247U patent/JPH0571227U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101284438B1 (ko) * | 2012-12-07 | 2013-07-12 | 주식회사 씨존 | 선박 접안용 방충재 |
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