JPH0569883A - エアドーム付き浮遊構造物 - Google Patents
エアドーム付き浮遊構造物Info
- Publication number
- JPH0569883A JPH0569883A JP13183591A JP13183591A JPH0569883A JP H0569883 A JPH0569883 A JP H0569883A JP 13183591 A JP13183591 A JP 13183591A JP 13183591 A JP13183591 A JP 13183591A JP H0569883 A JPH0569883 A JP H0569883A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air dome
- floating
- floating body
- buoyancy
- floating structure
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エアドームを多くの人が利用でき、利用効率を
高くすること。 【構成】デッキ3を有する浮体2に、アンカ11、ケー
ブル12、結合部13から成る繋留装置10、及び、浮
体2の浮力を制御する浮力制御装置15を設け、また、
デッキ3の上面3aに、エアドーム7を設けて構成され
る。
高くすること。 【構成】デッキ3を有する浮体2に、アンカ11、ケー
ブル12、結合部13から成る繋留装置10、及び、浮
体2の浮力を制御する浮力制御装置15を設け、また、
デッキ3の上面3aに、エアドーム7を設けて構成され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野球、コンサート等が
行なわれるエアドーム付き浮遊構造物に関する。
行なわれるエアドーム付き浮遊構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浮遊構造物は、石油リグ、桟橋等
に使用されており、娯楽用に使用される大型の浮遊構造
物はなかった。また、野球、コンサート等が天候に左右
されず行なうことが可能なエアドームは、陸地に建造さ
れていた。
に使用されており、娯楽用に使用される大型の浮遊構造
物はなかった。また、野球、コンサート等が天候に左右
されず行なうことが可能なエアドームは、陸地に建造さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エアドームを
陸地に建造すると、主に建造地域近郊の住民に利用され
るので、利用者が限られ、また、大型設備としての利用
効率が低くなる。
陸地に建造すると、主に建造地域近郊の住民に利用され
るので、利用者が限られ、また、大型設備としての利用
効率が低くなる。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、多く
の人が利用可能で、利用効率が高くなる移動自在なエア
ドーム付き浮遊構造物を提供することを目的とする。
の人が利用可能で、利用効率が高くなる移動自在なエア
ドーム付き浮遊構造物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、水上地
盤(3)を有する浮体(2)を有し、前記浮体(2)
に、繋留手段(10)を設け、また、前記浮体(2)
に、該浮体(2)の浮力を制御する浮力制御手段(1
5)を設け、前記水上地盤(3)に、エアドーム(7)
を設けて構成される。
盤(3)を有する浮体(2)を有し、前記浮体(2)
に、繋留手段(10)を設け、また、前記浮体(2)
に、該浮体(2)の浮力を制御する浮力制御手段(1
5)を設け、前記水上地盤(3)に、エアドーム(7)
を設けて構成される。
【0006】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0007】
【作用】上記した構成により、本発明は、浮体(2)に
より、エアドーム(7)が水上を自由に移動するように
作用する。また、繋留手段(10)により、浮体(2)
を水底に固定するように作用する。更に、浮力制御手段
(15)が水を吸入排出することにより、浮体(2)の
浮力を変化させるように作用する。
より、エアドーム(7)が水上を自由に移動するように
作用する。また、繋留手段(10)により、浮体(2)
を水底に固定するように作用する。更に、浮力制御手段
(15)が水を吸入排出することにより、浮体(2)の
浮力を変化させるように作用する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明によるエアドーム付き浮遊構造物の
一実施例を示す側面図である。
る。図1は、本発明によるエアドーム付き浮遊構造物の
一実施例を示す側面図である。
【0009】本発明によるエアドーム付き浮遊構造物1
は、図1に示すように、海30上に浮体2を有し、浮体
2には、水平(図中左右方向)な平面状のデッキ3が設
けられている。デッキ3には、エアドーム付き浮遊構造
物1の浮力を制御し得る浮力制御装置15が設けられて
おり、浮力制御装置15は、エアドーム付き浮遊構造物
1の浮力を得るフロート16及びポンプ17から成って
いる。フロート16は、波による浮体2の揺動を抑え得
る防波空間20を底面3bと海30の間に形成するよう
に一部を海30中に没する形でデッキ3の底面3bの下
方(図中下方)に設けられており、ポンプ17は、エア
ドーム付き浮遊構造物1の重量に応じてバラストとして
海30の海水をフロート16に吸入排出し得る形でフロ
ート16に接続して設けられている。また、デッキ3の
上面3aには、エアドーム7が設けられており、エアド
ーム7は、デッキ3の上面3a上で内部に空間7aを形
成するように略半円球状の膜8が構築されている。更
に、デッキ3には、浮体2を海底32に繋留し得る繋留
装置10が図中左方及び右方に設けられており、繋留装
置10は、結合部13、ケーブル12及びアンカ11か
ら成っている。即ち、浮体2の底面3b側には、ワイ
ヤ、鎖等から成るケーブル12の一端を浮体2側に接続
する結合部13が設けられており、ケーブル12の他端
(図中下方)には、海底32に沈設することにより浮体
2を海底32に固定するアンカ11が設けられている。
は、図1に示すように、海30上に浮体2を有し、浮体
2には、水平(図中左右方向)な平面状のデッキ3が設
けられている。デッキ3には、エアドーム付き浮遊構造
物1の浮力を制御し得る浮力制御装置15が設けられて
おり、浮力制御装置15は、エアドーム付き浮遊構造物
1の浮力を得るフロート16及びポンプ17から成って
いる。フロート16は、波による浮体2の揺動を抑え得
る防波空間20を底面3bと海30の間に形成するよう
に一部を海30中に没する形でデッキ3の底面3bの下
方(図中下方)に設けられており、ポンプ17は、エア
ドーム付き浮遊構造物1の重量に応じてバラストとして
海30の海水をフロート16に吸入排出し得る形でフロ
ート16に接続して設けられている。また、デッキ3の
上面3aには、エアドーム7が設けられており、エアド
ーム7は、デッキ3の上面3a上で内部に空間7aを形
成するように略半円球状の膜8が構築されている。更
に、デッキ3には、浮体2を海底32に繋留し得る繋留
装置10が図中左方及び右方に設けられており、繋留装
置10は、結合部13、ケーブル12及びアンカ11か
ら成っている。即ち、浮体2の底面3b側には、ワイ
ヤ、鎖等から成るケーブル12の一端を浮体2側に接続
する結合部13が設けられており、ケーブル12の他端
(図中下方)には、海底32に沈設することにより浮体
2を海底32に固定するアンカ11が設けられている。
【0010】本発明は、以上のような構成を有するの
で、エアドーム7を使用する際は、エアドーム付き浮遊
構造物1を曳き船等でエアドーム7を要する場所若しく
は、近辺まで海、川、運河等を利用して輸送し、目的の
場所に到着したら、海底32等の水底に繋留装置10を
用いてエアドーム付き浮遊構造物1を固定する。また、
エアドーム付き浮遊構造物1と陸地との間は、桟橋また
は連絡船等により人等が行き来できるように結ぶ。これ
により、エアドーム7が広い地域で利用可能に成るの
で、多くの人が利用することが可能になり、また、利用
効率を高くすることができる。また、エアドーム7の利
用者の数、設備等に応じて、浮体2に必要とされる浮力
が変化することがあるが、エアドーム付き浮遊構造物1
の重量に応じてバラストとして海30の海水をフロート
16に吸入排出し得る形で設けることにより、浮体2の
浮力を変化させることができるので、エアドーム7の利
用者の数、設備等に対応した浮力を得ることができ、防
波空間20を維持することができ、また、浅瀬を移動す
ることができる。
で、エアドーム7を使用する際は、エアドーム付き浮遊
構造物1を曳き船等でエアドーム7を要する場所若しく
は、近辺まで海、川、運河等を利用して輸送し、目的の
場所に到着したら、海底32等の水底に繋留装置10を
用いてエアドーム付き浮遊構造物1を固定する。また、
エアドーム付き浮遊構造物1と陸地との間は、桟橋また
は連絡船等により人等が行き来できるように結ぶ。これ
により、エアドーム7が広い地域で利用可能に成るの
で、多くの人が利用することが可能になり、また、利用
効率を高くすることができる。また、エアドーム7の利
用者の数、設備等に応じて、浮体2に必要とされる浮力
が変化することがあるが、エアドーム付き浮遊構造物1
の重量に応じてバラストとして海30の海水をフロート
16に吸入排出し得る形で設けることにより、浮体2の
浮力を変化させることができるので、エアドーム7の利
用者の数、設備等に対応した浮力を得ることができ、防
波空間20を維持することができ、また、浅瀬を移動す
ることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、デッキ
3等の水上地盤を有する浮体2を有し、前記浮体2に、
繋留装置10等の繋留手段を設け、また、前記浮体2
に、該浮体2の浮力を制御する浮力制御装置15等の浮
力制御手段を設け、前記水上地盤に、エアドーム7を設
けて構成されるので、浮体2により、エアドーム7が水
上を自由に移動し、また、繋留手段10により、浮体2
を水底に固定することができるので、エアドーム7が広
い地域で利用することができ、多くの人が利用すること
が可能になり、また、利用効率を高くすることができ
る。また、浮力制御手段15が水を吸入排出することに
より、浮体2の浮力を変化させることができるので、エ
アドーム7の利用者の数、設備等に対応した浮力を得る
ことができる。
3等の水上地盤を有する浮体2を有し、前記浮体2に、
繋留装置10等の繋留手段を設け、また、前記浮体2
に、該浮体2の浮力を制御する浮力制御装置15等の浮
力制御手段を設け、前記水上地盤に、エアドーム7を設
けて構成されるので、浮体2により、エアドーム7が水
上を自由に移動し、また、繋留手段10により、浮体2
を水底に固定することができるので、エアドーム7が広
い地域で利用することができ、多くの人が利用すること
が可能になり、また、利用効率を高くすることができ
る。また、浮力制御手段15が水を吸入排出することに
より、浮体2の浮力を変化させることができるので、エ
アドーム7の利用者の数、設備等に対応した浮力を得る
ことができる。
【図1】図1は、本発明によるエアドーム付き浮遊構造
物の一実施例を示す側面図である。
物の一実施例を示す側面図である。
2……浮体 3……水上地盤(デッキ) 7……エアドーム 10……繋留手段(繋留装置) 15……浮力制御手段(浮力制御装置)
Claims (1)
- 【請求項1】 水上地盤を有する浮体を有し、 前記浮体に、繋留手段を設け、 また、前記浮体に、該浮体の浮力を制御する浮力制御手
段を設け、 前記水上地盤に、エアドームを設けて構成したエアドー
ム付き浮遊構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13183591A JPH0569883A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | エアドーム付き浮遊構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13183591A JPH0569883A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | エアドーム付き浮遊構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0569883A true JPH0569883A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=15067217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13183591A Pending JPH0569883A (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | エアドーム付き浮遊構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0569883A (ja) |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP13183591A patent/JPH0569883A/ja active Pending
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