JPH0568223A - 画像信号処理装置 - Google Patents
画像信号処理装置Info
- Publication number
- JPH0568223A JPH0568223A JP3227082A JP22708291A JPH0568223A JP H0568223 A JPH0568223 A JP H0568223A JP 3227082 A JP3227082 A JP 3227082A JP 22708291 A JP22708291 A JP 22708291A JP H0568223 A JPH0568223 A JP H0568223A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- image signal
- recording
- image
- recorded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Image Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録媒体に記録されている画像信号に対し、
一旦該記録媒体に記録された画像信号を同一の記録媒体
の別の領域、あるいは他の記録媒体に記録する所謂ダビ
ング処理を行う場合に、該ダビング処理される画像信号
の劣化を抑圧し、安定した画像信号のダビング処理を行
う事ができる画像信号処理装置を提供する事を目的とす
る。 【構成】 画像信号と共に、該画像信号が出力された装
置の種類を示す第1の情報と該画像信号のダビング回数
を示す第2の情報を記録媒体に記録し、前記記録媒体に
記録されている画像信号をダビングする際に、該記録媒
体より再生された画像信号を該記録媒体より再生される
画像信号と共に記録されている第1の情報と第2の情報
とに応じて設定される再生信号処理特性に基づいて処理
する様に構成した。
一旦該記録媒体に記録された画像信号を同一の記録媒体
の別の領域、あるいは他の記録媒体に記録する所謂ダビ
ング処理を行う場合に、該ダビング処理される画像信号
の劣化を抑圧し、安定した画像信号のダビング処理を行
う事ができる画像信号処理装置を提供する事を目的とす
る。 【構成】 画像信号と共に、該画像信号が出力された装
置の種類を示す第1の情報と該画像信号のダビング回数
を示す第2の情報を記録媒体に記録し、前記記録媒体に
記録されている画像信号をダビングする際に、該記録媒
体より再生された画像信号を該記録媒体より再生される
画像信号と共に記録されている第1の情報と第2の情報
とに応じて設定される再生信号処理特性に基づいて処理
する様に構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号を処理する画像
信号処理装置に関し、特に、一旦記録媒体に記録された
画像信号を同一の記録媒体の別の領域、あるいは他の記
録媒体に記録するダビング処理を行う画像信号処理装置
に関するものである。
信号処理装置に関し、特に、一旦記録媒体に記録された
画像信号を同一の記録媒体の別の領域、あるいは他の記
録媒体に記録するダビング処理を行う画像信号処理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像信号を処理する画像信号
処理装置として、例えば、磁気ディスク上に形成される
同心円上の複数の記録トラックに、画像信号を記録し、
該磁気ディスク上の記録トラックを任意に選択し、選択
された記録トラックに記録されている画像信号を再生す
る電子スチルビデオシステムがある。
処理装置として、例えば、磁気ディスク上に形成される
同心円上の複数の記録トラックに、画像信号を記録し、
該磁気ディスク上の記録トラックを任意に選択し、選択
された記録トラックに記録されている画像信号を再生す
る電子スチルビデオシステムがある。
【0003】上記電子スチルビデオシステムにおいて
は、磁気ディスク上の各記録トラックに記録されている
画像信号の記録順序を変更したり、あるいは必要な画像
信号が記録されている磁気ディスク上の記録トラックを
選択し、選択された記録トラックに記録されている画像
信号を再生し、他の磁気ディスクに記録する事により、
編集を行ったりする事ができるものである。
は、磁気ディスク上の各記録トラックに記録されている
画像信号の記録順序を変更したり、あるいは必要な画像
信号が記録されている磁気ディスク上の記録トラックを
選択し、選択された記録トラックに記録されている画像
信号を再生し、他の磁気ディスクに記録する事により、
編集を行ったりする事ができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電子ス
チルビデオシステムにおいて、磁気ディスク上の各記録
トラックに記録されている画像信号の記録順序を変更し
たり、あるいは必要な画像信号が記録されている磁気デ
ィスク上の記録トラックを選択し、選択された記録トラ
ックに記録されている画像信号を再生し、他の磁気ディ
スクに記録する事により、編集を行ったりする場合に
は、磁気ディスクに記録されている画像信号を一旦再生
し、再生された画像信号を再び磁気ディスクに記録する
と言った所謂ダビング処理が行われる事になる。
チルビデオシステムにおいて、磁気ディスク上の各記録
トラックに記録されている画像信号の記録順序を変更し
たり、あるいは必要な画像信号が記録されている磁気デ
ィスク上の記録トラックを選択し、選択された記録トラ
ックに記録されている画像信号を再生し、他の磁気ディ
スクに記録する事により、編集を行ったりする場合に
は、磁気ディスクに記録されている画像信号を一旦再生
し、再生された画像信号を再び磁気ディスクに記録する
と言った所謂ダビング処理が行われる事になる。
【0005】しかしながら、上記電子スチルビデオシス
テムの様に、記録媒体として磁気ディスク等の磁気記録
媒体を用い、更に画像信号をアナログ信号の状態にて記
録し、再生する様な画像信号処理装置においては、何度
もダビング処理を繰り返すとダビング処理を行う毎に、
画像信号が劣化してしまう。
テムの様に、記録媒体として磁気ディスク等の磁気記録
媒体を用い、更に画像信号をアナログ信号の状態にて記
録し、再生する様な画像信号処理装置においては、何度
もダビング処理を繰り返すとダビング処理を行う毎に、
画像信号が劣化してしまう。
【0006】特に、ダビング処理による信号の劣化は、
画像信号の高周波数成分に顕著に現れ、ダビング処理の
回数を重ねると、該画像信号の高周波数成分のレベルが
低下し、画像の輪郭部分がぼやけてしまう。
画像信号の高周波数成分に顕著に現れ、ダビング処理の
回数を重ねると、該画像信号の高周波数成分のレベルが
低下し、画像の輪郭部分がぼやけてしまう。
【0007】本発明は、記録媒体に記録されている画像
信号に対し、一旦該記録媒体に記録された画像信号を同
一の記録媒体の別の領域、あるいは他の記録媒体に記録
する所謂ダビング処理を行う場合に、該ダビング処理さ
れる画像信号の劣化を抑圧し、安定した画像信号のダビ
ング処理を行う事ができる画像信号処理装置を提供する
事を目的とする。
信号に対し、一旦該記録媒体に記録された画像信号を同
一の記録媒体の別の領域、あるいは他の記録媒体に記録
する所謂ダビング処理を行う場合に、該ダビング処理さ
れる画像信号の劣化を抑圧し、安定した画像信号のダビ
ング処理を行う事ができる画像信号処理装置を提供する
事を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像信号処理装
置は、画像信号をダビング処理する装置であって、画像
信号と共に、該画像信号が出力された装置の種類を示す
第1の情報と該画像信号のダビング回数を示す第2の情
報を記録媒体に記録する画像信号記録処理手段と、前記
記録媒体に記録されている画像信号をダビングする際
に、該記録媒体より再生された画像信号を該記録媒体よ
り再生される画像信号と共に記録されている第1の情報
と第2の情報とに応じて設定される再生信号処理特性に
基づいて処理す画像信号再生処理手段とを備えたもので
ある。
置は、画像信号をダビング処理する装置であって、画像
信号と共に、該画像信号が出力された装置の種類を示す
第1の情報と該画像信号のダビング回数を示す第2の情
報を記録媒体に記録する画像信号記録処理手段と、前記
記録媒体に記録されている画像信号をダビングする際
に、該記録媒体より再生された画像信号を該記録媒体よ
り再生される画像信号と共に記録されている第1の情報
と第2の情報とに応じて設定される再生信号処理特性に
基づいて処理す画像信号再生処理手段とを備えたもので
ある。
【0009】
【作用】上述の構成によれば、記録媒体に記録されてい
る画像信号に対し、一旦該記録媒体に記録された画像信
号を同一の記録媒体の別の領域、あるいは他の記録媒体
に記録する所謂ダビング処理を行う場合に、該ダビング
処理される画像信号の劣化を抑圧し、安定した画像信号
のダビング処理を行う事ができる様になる。
る画像信号に対し、一旦該記録媒体に記録された画像信
号を同一の記録媒体の別の領域、あるいは他の記録媒体
に記録する所謂ダビング処理を行う場合に、該ダビング
処理される画像信号の劣化を抑圧し、安定した画像信号
のダビング処理を行う事ができる様になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を本発明の実施例を用いて説明
する。
する。
【0011】図1は本発明の一実施例として、本発明を
適用した電子スチルビデオカメラの概略構成を示した図
である。
適用した電子スチルビデオカメラの概略構成を示した図
である。
【0012】図1において、1はCCD(Charge Coupl
ed Device )等の撮像素子より出力される信号から輝度
信号と2種類の色差信号R−Y、B−Yを形成し、出力
する撮像部、2は前記撮像部1や後述する再生信号処理
回路5やデコーダ部8より供給される輝度信号、色差信
号R−Y、B−Yをディジタル信号に変換し、画像メモ
リに記憶し、該画像メモリに記憶されたディジタル輝度
信号、ディジタル色差信号R−Y、B−Yをアナログ信
号に変換し、出力する画像信号記憶部、3は前記画像信
号記憶部2より出力される輝度信号、色差信号R−Y、
B−Yに対してエンファシス処理、周波数変調、色差線
順次処理、後述のコントロール部6より供給されるID
信号の付加等の記録信号処理を施す事により記録画像信
号を形成する記録信号処理回路である。
ed Device )等の撮像素子より出力される信号から輝度
信号と2種類の色差信号R−Y、B−Yを形成し、出力
する撮像部、2は前記撮像部1や後述する再生信号処理
回路5やデコーダ部8より供給される輝度信号、色差信
号R−Y、B−Yをディジタル信号に変換し、画像メモ
リに記憶し、該画像メモリに記憶されたディジタル輝度
信号、ディジタル色差信号R−Y、B−Yをアナログ信
号に変換し、出力する画像信号記憶部、3は前記画像信
号記憶部2より出力される輝度信号、色差信号R−Y、
B−Yに対してエンファシス処理、周波数変調、色差線
順次処理、後述のコントロール部6より供給されるID
信号の付加等の記録信号処理を施す事により記録画像信
号を形成する記録信号処理回路である。
【0013】4はディスクドライブ部であり、記録媒体
である磁気ディスク41を回転させるためのモータ4
2、該磁気ディスク41に対して画像信号を記録した
り、該磁気ディスク41より画像信号を再生したりする
磁気ヘッド43、該磁気ヘッド43を磁気ディスク41
の半径方向に移動させるヘッド移動機構44、記録動作
時には記録信号処理回路3より出力される記録画像信号
を前記磁気ヘッド43に供給したり、再生動作時には前
記磁気ディスク41から磁気ヘッド43により再生され
る信号を後述する再生信号処理回路5に供給したりする
切換スイッチ45により構成されている。
である磁気ディスク41を回転させるためのモータ4
2、該磁気ディスク41に対して画像信号を記録した
り、該磁気ディスク41より画像信号を再生したりする
磁気ヘッド43、該磁気ヘッド43を磁気ディスク41
の半径方向に移動させるヘッド移動機構44、記録動作
時には記録信号処理回路3より出力される記録画像信号
を前記磁気ヘッド43に供給したり、再生動作時には前
記磁気ディスク41から磁気ヘッド43により再生され
る信号を後述する再生信号処理回路5に供給したりする
切換スイッチ45により構成されている。
【0014】5は前記ディスクドライブ部4において、
磁気ディスク41から磁気ヘッド43により再生された
信号を入力し、入力された再生信号に付加されているI
D信号を分離し、後述のコントロール部6に供給すると
共に、該再生信号に対し、周波数復調、ディエンファシ
ス処理、色差同時化処理等の再生信号処理を施し、輝度
信号、色差信号R−Y、B−Yを復元する再生信号処理
回路、6は各部の動作を制御すると共に、後述するID
信号を発生し、前記記録信号処理回路3に供給するため
のコントロール部、7は画像信号記憶部2より出力され
る輝度信号、色差信号R−Y、B−Yからコンポジット
ビデオ信号を形成し、出力するエンコード部、8は例え
ば他のスチルビデオ再生装置等の外部機器から供給され
るコンポジットビデオ信号を輝度信号、色差信号R−
Y、B−Yに変換するデコード部である。
磁気ディスク41から磁気ヘッド43により再生された
信号を入力し、入力された再生信号に付加されているI
D信号を分離し、後述のコントロール部6に供給すると
共に、該再生信号に対し、周波数復調、ディエンファシ
ス処理、色差同時化処理等の再生信号処理を施し、輝度
信号、色差信号R−Y、B−Yを復元する再生信号処理
回路、6は各部の動作を制御すると共に、後述するID
信号を発生し、前記記録信号処理回路3に供給するため
のコントロール部、7は画像信号記憶部2より出力され
る輝度信号、色差信号R−Y、B−Yからコンポジット
ビデオ信号を形成し、出力するエンコード部、8は例え
ば他のスチルビデオ再生装置等の外部機器から供給され
るコンポジットビデオ信号を輝度信号、色差信号R−
Y、B−Yに変換するデコード部である。
【0015】以下、図1に示した構成の電子スチルビデ
オカメラの動作について説明する。
オカメラの動作について説明する。
【0016】図1において、まず、記録動作時にはコン
トロール部6からの指示によりディスクドライブ部4内
の切換スイッチ45を図中のR端子側に接続し、撮像部
1より出力される輝度信号、色差信号R−Y、B−Yあ
るいは他のスチルビデオ再生装置等の外部機器から供給
されるコンポジットビデオ信号をデコード部8において
変換する事により得られる輝度信号、色差信号R−Y、
B−Yは、画像信号記憶部2に供給され、該画像信号記
憶部2では供給される輝度信号、色差信号R−Y、B−
Yをディジタル信号に変換し、一旦画像メモリに記憶し
た後、該画像メモリより読み出し、画像メモリより読み
出されたディジタル輝度信号、ディジタル色差信号R−
Y、B−Yはアナログ信号に変換され、記録信号処理回
路3に供給される。
トロール部6からの指示によりディスクドライブ部4内
の切換スイッチ45を図中のR端子側に接続し、撮像部
1より出力される輝度信号、色差信号R−Y、B−Yあ
るいは他のスチルビデオ再生装置等の外部機器から供給
されるコンポジットビデオ信号をデコード部8において
変換する事により得られる輝度信号、色差信号R−Y、
B−Yは、画像信号記憶部2に供給され、該画像信号記
憶部2では供給される輝度信号、色差信号R−Y、B−
Yをディジタル信号に変換し、一旦画像メモリに記憶し
た後、該画像メモリより読み出し、画像メモリより読み
出されたディジタル輝度信号、ディジタル色差信号R−
Y、B−Yはアナログ信号に変換され、記録信号処理回
路3に供給される。
【0017】記録信号処理回路3では、前記画像信号記
憶部2より供給される輝度信号に対しては、エンファシ
ス処理を施した後、周波数変調(以下、FM変調と称
す)する事により、FM変調輝度信号を形成し、色差信
号R−Y、B−Yに対しては、線順次化処理を施す事に
より線順次色差信号を形成し、形成された線順次色差信
号に対してエンファシス処理を施した後、FM変調する
事により、FM変調線順次色差信号を形成する。
憶部2より供給される輝度信号に対しては、エンファシ
ス処理を施した後、周波数変調(以下、FM変調と称
す)する事により、FM変調輝度信号を形成し、色差信
号R−Y、B−Yに対しては、線順次化処理を施す事に
より線順次色差信号を形成し、形成された線順次色差信
号に対してエンファシス処理を施した後、FM変調する
事により、FM変調線順次色差信号を形成する。
【0018】そして、記録される画像信号に対応した記
録モード(すなわち、フィールド記録モードかフレーム
記録モード)、記録トラック番地、年月日等の情報を示
すID信号をコントロール部6より発生し、上述の様に
形成されたFM変調輝度信号とFM変調線順次色差信号
とを周波数多重した信号に該ID信号を付加する事によ
り、記録画像信号が形成される。
録モード(すなわち、フィールド記録モードかフレーム
記録モード)、記録トラック番地、年月日等の情報を示
すID信号をコントロール部6より発生し、上述の様に
形成されたFM変調輝度信号とFM変調線順次色差信号
とを周波数多重した信号に該ID信号を付加する事によ
り、記録画像信号が形成される。
【0019】尚、磁気ヘッド43は不図示の操作部を操
作する事により指定される磁気ディスク41上の記録ト
ラック上にコントロール部6からの指示により制御され
るヘッド移動機構44によって移動され、更に、磁気デ
ィスク41はモータ42により所定の回転数にて回転さ
れており、前記記録信号処理回路3にて形成された記録
画像信号は、図中のR端子側に接続されている切換スイ
ッチ45を介して磁気ヘッド43に供給され、磁気ディ
スク41上の記録トラックに記録される。
作する事により指定される磁気ディスク41上の記録ト
ラック上にコントロール部6からの指示により制御され
るヘッド移動機構44によって移動され、更に、磁気デ
ィスク41はモータ42により所定の回転数にて回転さ
れており、前記記録信号処理回路3にて形成された記録
画像信号は、図中のR端子側に接続されている切換スイ
ッチ45を介して磁気ヘッド43に供給され、磁気ディ
スク41上の記録トラックに記録される。
【0020】また、再生動作時には、コントロール部6
からの指示によりディスクドライブ部4内の切換スイッ
チ45を図中のP端子側に接続し、不図示の操作部を操
作する事により指定された磁気ディスク41上の記録ト
ラック上に、コントロール部6により制御されるヘッド
移動機構44によって磁気ヘッド43が移動され、更
に、磁気ディスク41はモータ42により所定の回転数
にて回転される事により、前記磁気ヘッド43により再
生された信号は、図中のP端子側に接続されている切換
スイッチ45を介して、再生信号処理回路5に供給され
る。
からの指示によりディスクドライブ部4内の切換スイッ
チ45を図中のP端子側に接続し、不図示の操作部を操
作する事により指定された磁気ディスク41上の記録ト
ラック上に、コントロール部6により制御されるヘッド
移動機構44によって磁気ヘッド43が移動され、更
に、磁気ディスク41はモータ42により所定の回転数
にて回転される事により、前記磁気ヘッド43により再
生された信号は、図中のP端子側に接続されている切換
スイッチ45を介して、再生信号処理回路5に供給され
る。
【0021】そして、再生信号処理回路5では、磁気ヘ
ッド43より供給される磁気ディスク41より再生され
た信号より、FM変調輝度信号、FM変調線順次色差信
号、ID信号を分離し、FM変調輝度信号を周波数復調
(以下、FM復調と称す)し、ディエンファシス処理を
施す事により、輝度信号を復元し、FM変調線順次色差
信号をFM復調し、ディエンファシス処理を施した後、
更に、同時化処理を施す事により、色差信号R−Y、B
−Yを復元し、復元された輝度信号、色差線順次信号R
−Y、B−Yは画像信号記憶部2に供給され、ID信号
はコントロール部6に供給される。
ッド43より供給される磁気ディスク41より再生され
た信号より、FM変調輝度信号、FM変調線順次色差信
号、ID信号を分離し、FM変調輝度信号を周波数復調
(以下、FM復調と称す)し、ディエンファシス処理を
施す事により、輝度信号を復元し、FM変調線順次色差
信号をFM復調し、ディエンファシス処理を施した後、
更に、同時化処理を施す事により、色差信号R−Y、B
−Yを復元し、復元された輝度信号、色差線順次信号R
−Y、B−Yは画像信号記憶部2に供給され、ID信号
はコントロール部6に供給される。
【0022】画像信号記憶部2においては、再生信号処
理回路5において復元された輝度信号、色差信号R−
Y、B−Yをディジタル信号に変換し、一旦画像メモリ
に記憶した後、該画像メモリに記憶されたディジタル輝
度信号、ディジタル色差信号R−Y、B−Yを読み出
し、アナログ信号に変換し、エンコード部7に供給す
る。
理回路5において復元された輝度信号、色差信号R−
Y、B−Yをディジタル信号に変換し、一旦画像メモリ
に記憶した後、該画像メモリに記憶されたディジタル輝
度信号、ディジタル色差信号R−Y、B−Yを読み出
し、アナログ信号に変換し、エンコード部7に供給す
る。
【0023】また、コントロール部6においては、前記
再生信号処理回路5より供給されるID信号が示す記録
モード、記録トラック番地、年月日等の情報を復元し、
該情報に基づき再生動作の制御を行うと共に、モニター
装置等によって記録トラック番地や年月日に関する情報
を表示させるためのキャラクター信号を発生し、エンコ
ード部7に供給している。
再生信号処理回路5より供給されるID信号が示す記録
モード、記録トラック番地、年月日等の情報を復元し、
該情報に基づき再生動作の制御を行うと共に、モニター
装置等によって記録トラック番地や年月日に関する情報
を表示させるためのキャラクター信号を発生し、エンコ
ード部7に供給している。
【0024】そして、エンコード部7では、前記画像信
号記憶部2より供給される輝度信号、色差信号R−Y、
B−Yからコンポジットビデオ信号を形成すると共に、
形成されたコンポジットビデオ信号に前記コントロール
部6より発生されるキャラクター信号を多重した後、不
図示のモニター装置等に出力し、該モニター装置によっ
て再生画像の表示を行う。
号記憶部2より供給される輝度信号、色差信号R−Y、
B−Yからコンポジットビデオ信号を形成すると共に、
形成されたコンポジットビデオ信号に前記コントロール
部6より発生されるキャラクター信号を多重した後、不
図示のモニター装置等に出力し、該モニター装置によっ
て再生画像の表示を行う。
【0025】上述の様に、図1に示した電子スチルビデ
オカメラは画像メモリを有する画像信号記憶部2が設け
られ、記録動作時には、撮像部1あるいはデコード部8
より供給される画像信号を画像信号記憶部2の画像メモ
リを介して記録信号処理回路3に供給し、磁気ディスク
41に記録し、また、再生動作時には、再生信号処理回
路5より供給される再生画像信号を画像信号記憶部2の
画像メモリを介してエンコード部7に供給し、再生画像
の表示を行う様になっているため、例えば、磁気ディス
ク41上の任意の記録トラックに予め記録されている画
像信号を他の記録トラックにダビングする場合には、ま
ず、切換スイッチ45を図中のP端子側に接続し、上述
の再生動作に習って、磁気ディスク41に記録されてい
る画像信号を画像信号記憶部2の画像メモリに記憶した
後、ヘッド移動機構44により磁気ヘッド43をダビン
グ先の記録トラック上に移動し、該画像信号記憶部2の
画像メモリに記憶されている画像信号を読み出し、上述
の記録動作に習って、磁気ディスク41に記録する事に
より達成できる様に構成されている。
オカメラは画像メモリを有する画像信号記憶部2が設け
られ、記録動作時には、撮像部1あるいはデコード部8
より供給される画像信号を画像信号記憶部2の画像メモ
リを介して記録信号処理回路3に供給し、磁気ディスク
41に記録し、また、再生動作時には、再生信号処理回
路5より供給される再生画像信号を画像信号記憶部2の
画像メモリを介してエンコード部7に供給し、再生画像
の表示を行う様になっているため、例えば、磁気ディス
ク41上の任意の記録トラックに予め記録されている画
像信号を他の記録トラックにダビングする場合には、ま
ず、切換スイッチ45を図中のP端子側に接続し、上述
の再生動作に習って、磁気ディスク41に記録されてい
る画像信号を画像信号記憶部2の画像メモリに記憶した
後、ヘッド移動機構44により磁気ヘッド43をダビン
グ先の記録トラック上に移動し、該画像信号記憶部2の
画像メモリに記憶されている画像信号を読み出し、上述
の記録動作に習って、磁気ディスク41に記録する事に
より達成できる様に構成されている。
【0026】また、上述のダビング動作を磁気ディスク
41上の各記録トラックに対して行う事により、磁気デ
ィスク41に記録されている画像信号の記録順序を、変
更したり、外周トラック側あるいは内周トラック側に詰
めたりする事もできる。
41上の各記録トラックに対して行う事により、磁気デ
ィスク41に記録されている画像信号の記録順序を、変
更したり、外周トラック側あるいは内周トラック側に詰
めたりする事もできる。
【0027】更に、他の磁気ディスクに記録されている
画像信号を磁気ディスク41にダビングし、編集作業を
行う場合には、他のスチルビデオ再生装置により再生さ
れたコンポジットビデオ信号をデコード部8に供給し、
デコード部8より出力される画像信号を画像信号記憶部
2に供給し、上述の記録動作に習って磁気ディスク41
に記録する事により達成できる。
画像信号を磁気ディスク41にダビングし、編集作業を
行う場合には、他のスチルビデオ再生装置により再生さ
れたコンポジットビデオ信号をデコード部8に供給し、
デコード部8より出力される画像信号を画像信号記憶部
2に供給し、上述の記録動作に習って磁気ディスク41
に記録する事により達成できる。
【0028】ところで、上記電子スチルビデオカメラに
おいて、画像信号と共に磁気ディスク上の1記録トラッ
クに記録されるID信号のフォーマットは図2に示す様
に設定されている。
おいて、画像信号と共に磁気ディスク上の1記録トラッ
クに記録されるID信号のフォーマットは図2に示す様
に設定されている。
【0029】すなわち、ID信号は画像信号の水平同期
期間(以下、1水平同期期間をHと称す)の4期間(す
なわち、4H)にて、1bitの情報を表す様に決めら
れており、図2に示す様に、NTSCテレビジョン方式
に対応したフォーマットの場合は、画像信号の垂直同期
信号の開始位置を始点として、28H(PAL/SEC
AMテレビジョン方式に対応したフォーマットの場合は
28.5H)のブランク期間を置いた後、4Hにて1b
itのイニシャルビットが示され、続く8Hにて2bi
tのフィールド/フレーム判別データが、28Hにて7
bitのトラック番地データが、76Hにて19bit
の年月日データが、108Hにて27bitのユーザエ
リア(PAL/SECAMテレビジョン方式に対応した
フォーマットの場合は152Hにて38bit)が示さ
れた後、35H(PAL/SECAMテレビジョン方式
に対応したフォーマットの場合は3H)後に1記録トラ
ック中の磁気ヘッドのスイッチングポイントが、続く、
7H後に前記画像信号の垂直同期信号位置が来る様に設
定されている。
期間(以下、1水平同期期間をHと称す)の4期間(す
なわち、4H)にて、1bitの情報を表す様に決めら
れており、図2に示す様に、NTSCテレビジョン方式
に対応したフォーマットの場合は、画像信号の垂直同期
信号の開始位置を始点として、28H(PAL/SEC
AMテレビジョン方式に対応したフォーマットの場合は
28.5H)のブランク期間を置いた後、4Hにて1b
itのイニシャルビットが示され、続く8Hにて2bi
tのフィールド/フレーム判別データが、28Hにて7
bitのトラック番地データが、76Hにて19bit
の年月日データが、108Hにて27bitのユーザエ
リア(PAL/SECAMテレビジョン方式に対応した
フォーマットの場合は152Hにて38bit)が示さ
れた後、35H(PAL/SECAMテレビジョン方式
に対応したフォーマットの場合は3H)後に1記録トラ
ック中の磁気ヘッドのスイッチングポイントが、続く、
7H後に前記画像信号の垂直同期信号位置が来る様に設
定されている。
【0030】更に、上記ID信号のフォーマットにおい
て、ユーザエリアは先頭の6bitがモード設定エリア
で、残りの領域がデータエリアであり、該モード設定エ
リアのデータにて示されるモードに対応したデータが該
データエリアに配置される様に設定されている。
て、ユーザエリアは先頭の6bitがモード設定エリア
で、残りの領域がデータエリアであり、該モード設定エ
リアのデータにて示されるモードに対応したデータが該
データエリアに配置される様に設定されている。
【0031】尚、上記モード設定エリアのデータのう
ち、先頭の2bitにより以下に示す様な4種類のモー
ドが設定可能である。
ち、先頭の2bitにより以下に示す様な4種類のモー
ドが設定可能である。
【0032】 モード0(2bitが”00”の場合)・・・時分秒/
シャッター秒時/絞り値/数字モード モード1(2bitが”01”の場合)・・・アルファ
ベットモード モード2(2bitが”10”の場合)・・・時分秒/
数字モード モード3(2bitが”11”の場合)・・・拡張モー
ド また、上述の様にモード設定エリアの先頭2bitによ
り、モード0、モード1、モード2が設定された場合に
は、3bit目からは時分秒、シャッター秒時、絞り
値、アルファベット、数字等のデータを設定するための
データエリアとなるが、モード3が設定された場合に
は、続く3bit目から6bit目の計4bitによっ
て、新たな16種類の拡張モードの設定が可能である。
シャッター秒時/絞り値/数字モード モード1(2bitが”01”の場合)・・・アルファ
ベットモード モード2(2bitが”10”の場合)・・・時分秒/
数字モード モード3(2bitが”11”の場合)・・・拡張モー
ド また、上述の様にモード設定エリアの先頭2bitによ
り、モード0、モード1、モード2が設定された場合に
は、3bit目からは時分秒、シャッター秒時、絞り
値、アルファベット、数字等のデータを設定するための
データエリアとなるが、モード3が設定された場合に
は、続く3bit目から6bit目の計4bitによっ
て、新たな16種類の拡張モードの設定が可能である。
【0033】そこで、本実施例においては、ID信号の
ユーザエリアに、画像信号のダビング回数とダビングさ
れる画像信号が同一電子スチルビデオカメラ内の撮像部
1より出力された画像信号か、デコード部8を介して外
部装置から入力された画像信号かを示す記録条件に関す
るデータを設定可能な拡張モードを設け、画像信号と共
に磁気ディスクに記録し、該ダビング回数と記録条件に
関するデータに応じて、ダビング時の再生信号処理の各
種パラメータを設定する事により、前述の様なダビング
動作による信号の劣化を抑え、安定した画像信号のダビ
ング処理を行う事ができる様にしている。
ユーザエリアに、画像信号のダビング回数とダビングさ
れる画像信号が同一電子スチルビデオカメラ内の撮像部
1より出力された画像信号か、デコード部8を介して外
部装置から入力された画像信号かを示す記録条件に関す
るデータを設定可能な拡張モードを設け、画像信号と共
に磁気ディスクに記録し、該ダビング回数と記録条件に
関するデータに応じて、ダビング時の再生信号処理の各
種パラメータを設定する事により、前述の様なダビング
動作による信号の劣化を抑え、安定した画像信号のダビ
ング処理を行う事ができる様にしている。
【0034】すなわち、本実施例においては、ID信号
のモード設定エリアにおける拡張モードとして、”11
0010”という6bitのデータを設定し、このデー
タが設定された場合には、データエリアに時分秒、ダビ
ング回数、記録条件、数字に関するデータを書き込むモ
ードとする。
のモード設定エリアにおける拡張モードとして、”11
0010”という6bitのデータを設定し、このデー
タが設定された場合には、データエリアに時分秒、ダビ
ング回数、記録条件、数字に関するデータを書き込むモ
ードとする。
【0035】以下、図1に示した電子スチルビデオカメ
ラにおいて、上述の様にして設定された新しい拡張モー
ドに基づきID信号のユーザエリアに各種データを書き
込み、画像信号と共に磁気ディスクに記録し、更に、該
磁気ディスクを用いてダビングを行う場合の動作につい
て説明する。
ラにおいて、上述の様にして設定された新しい拡張モー
ドに基づきID信号のユーザエリアに各種データを書き
込み、画像信号と共に磁気ディスクに記録し、更に、該
磁気ディスクを用いてダビングを行う場合の動作につい
て説明する。
【0036】まず、撮像部1において形成される撮像画
像信号の記録時には、撮像部1から出力される画像信号
を前記画像信号記憶部2、記録信号処理回路3により前
述の記録動作に習って記録画像信号を形成すると共に、
コントロール部6はユーザエリア内のモード設定エリア
に前記拡張モード”110010”を示すモード設定デ
ータを設定し、データエリアに設定されるデータの内、
ダビング回数データを”0”、記録条件データを”0”
に設定したID信号を発生し、該記録画像信号と共に、
磁気ディスク41上に記録する。
像信号の記録時には、撮像部1から出力される画像信号
を前記画像信号記憶部2、記録信号処理回路3により前
述の記録動作に習って記録画像信号を形成すると共に、
コントロール部6はユーザエリア内のモード設定エリア
に前記拡張モード”110010”を示すモード設定デ
ータを設定し、データエリアに設定されるデータの内、
ダビング回数データを”0”、記録条件データを”0”
に設定したID信号を発生し、該記録画像信号と共に、
磁気ディスク41上に記録する。
【0037】そして、上述の様に画像信号及びID信号
が任意の記録トラックに記録された磁気ディスク41に
対して、該記録トラックに記録されている画像信号を他
の記録トラックにダビングする場合には、前述の再生動
作に習って、前記磁気ディスク41上の記録トラックに
記録されている画像信号及びID信号を磁気ヘッド43
により再生し、コントロール部6は再生信号処理回路5
において磁気ヘッド43により再生される信号より分離
されるID信号を入力し、コントロール部6内のメモリ
に記憶すると共に、ID信号のユーザエリア内のモード
設定エリアに設定されているデータが”110010”
である場合には、データエリアに設定されているデータ
の内、ダビング回数、記録条件を示すデータを検出す
る。
が任意の記録トラックに記録された磁気ディスク41に
対して、該記録トラックに記録されている画像信号を他
の記録トラックにダビングする場合には、前述の再生動
作に習って、前記磁気ディスク41上の記録トラックに
記録されている画像信号及びID信号を磁気ヘッド43
により再生し、コントロール部6は再生信号処理回路5
において磁気ヘッド43により再生される信号より分離
されるID信号を入力し、コントロール部6内のメモリ
に記憶すると共に、ID信号のユーザエリア内のモード
設定エリアに設定されているデータが”110010”
である場合には、データエリアに設定されているデータ
の内、ダビング回数、記録条件を示すデータを検出す
る。
【0038】前述の様にダビング処理を行うと画像信号
は、元の画像信号に比べて劣化するので、この信号の劣
化を抑えるために、本実施例では画像信号のダビング回
数とダビングされる画像信号が同一電子スチルビデオカ
メラ内の撮像部1より出力された画像信号か、デコード
部8を介して外部装置から入力された画像信号かを示す
記録条件とを考慮して、再生信号処理回路5における画
像信号の周波数特性、ベースクリップ量、波形特性等の
再生パラメータを設定する。
は、元の画像信号に比べて劣化するので、この信号の劣
化を抑えるために、本実施例では画像信号のダビング回
数とダビングされる画像信号が同一電子スチルビデオカ
メラ内の撮像部1より出力された画像信号か、デコード
部8を介して外部装置から入力された画像信号かを示す
記録条件とを考慮して、再生信号処理回路5における画
像信号の周波数特性、ベースクリップ量、波形特性等の
再生パラメータを設定する。
【0039】例えば、コントロール部6において、記録
条件データが”0”を示している事が検出され、磁気デ
ィスク41より再生された画像信号が同一電子スチルビ
デオカメラ内の撮像部1より出力され、記録された画像
信号である場合には、再生信号処理回路5において、ダ
ビング処理による画像信号の高域周波数成分のレベル低
下を補償するため、再生画像信号の高域周波数成分のレ
ベルを多少上昇させる様にイコライザー等により再生画
像信号の周波数特性を設定し、また、FM復調時におけ
る反転現象の発生を防止するため、リミッター等による
再生画像信号のベースクリップ量と、ディエンファシス
回路によるディエンファシス量を抑える事により再生画
像信号の波形特性を設定する。
条件データが”0”を示している事が検出され、磁気デ
ィスク41より再生された画像信号が同一電子スチルビ
デオカメラ内の撮像部1より出力され、記録された画像
信号である場合には、再生信号処理回路5において、ダ
ビング処理による画像信号の高域周波数成分のレベル低
下を補償するため、再生画像信号の高域周波数成分のレ
ベルを多少上昇させる様にイコライザー等により再生画
像信号の周波数特性を設定し、また、FM復調時におけ
る反転現象の発生を防止するため、リミッター等による
再生画像信号のベースクリップ量と、ディエンファシス
回路によるディエンファシス量を抑える事により再生画
像信号の波形特性を設定する。
【0040】以上の様に、再生信号処理回路5における
画像信号の周波数特性、ベースクリップ量、波形特性等
の再生パラメータが設定された後、再生信号処理回路5
では磁気ヘッド43により再生された信号より分離され
る画像信号に対して、設定された再生パラメータに基づ
いた再生信号処理を施す事により、輝度信号、色差信号
R−Y、B−Yを形成し、画像信号記憶部2の画像メモ
リに記憶する。
画像信号の周波数特性、ベースクリップ量、波形特性等
の再生パラメータが設定された後、再生信号処理回路5
では磁気ヘッド43により再生された信号より分離され
る画像信号に対して、設定された再生パラメータに基づ
いた再生信号処理を施す事により、輝度信号、色差信号
R−Y、B−Yを形成し、画像信号記憶部2の画像メモ
リに記憶する。
【0041】そして、再生信号処理回路5において形成
された輝度信号、色差信号R−Y、B−Yが画像信号記
憶部2の画像メモリに記憶した後、ヘッド移動機構44
により磁気ヘッド43をダビング先の記録トラック上に
移動し、該画像信号記憶部2の画像メモリに記憶されて
いる画像信号を読み出し、記録画像信号処理回路3に供
給する。
された輝度信号、色差信号R−Y、B−Yが画像信号記
憶部2の画像メモリに記憶した後、ヘッド移動機構44
により磁気ヘッド43をダビング先の記録トラック上に
移動し、該画像信号記憶部2の画像メモリに記憶されて
いる画像信号を読み出し、記録画像信号処理回路3に供
給する。
【0042】記録信号処理回路3においては、上述の記
録動作に習って記録画像信号を形成すると共に、コント
ロール部6内のメモリに記憶されているID信号のユー
ザエリア内のデータエリアに設定されているデータの
内、”0”を示すダビング回数データに対してダビング
回数に対応したデータ”1”を加算したID信号を発生
し、該記録画像信号と共に、磁気ディスク41上の記録
トラックに記録し、ダビング動作を完了する。
録動作に習って記録画像信号を形成すると共に、コント
ロール部6内のメモリに記憶されているID信号のユー
ザエリア内のデータエリアに設定されているデータの
内、”0”を示すダビング回数データに対してダビング
回数に対応したデータ”1”を加算したID信号を発生
し、該記録画像信号と共に、磁気ディスク41上の記録
トラックに記録し、ダビング動作を完了する。
【0043】また、デコード部8を介して他のスチルビ
デオ再生装置等の外部装置から供給される画像信号の記
録時には、デコード部8から出力される画像信号を前記
画像信号記憶部2、記録信号処理回路3により前述の記
録動作に習って記録画像信号を形成すると共に、コント
ロール部6はユーザエリア内のモード設定エリアに前記
拡張モード”110010”を示すモード設定データを
設定し、データエリアに設定されるデータの内、ダビン
グ回数データを”0”、記録条件データを”1”に設定
したID信号を発生し、該記録画像信号と共に、磁気デ
ィスク41上に記録する。
デオ再生装置等の外部装置から供給される画像信号の記
録時には、デコード部8から出力される画像信号を前記
画像信号記憶部2、記録信号処理回路3により前述の記
録動作に習って記録画像信号を形成すると共に、コント
ロール部6はユーザエリア内のモード設定エリアに前記
拡張モード”110010”を示すモード設定データを
設定し、データエリアに設定されるデータの内、ダビン
グ回数データを”0”、記録条件データを”1”に設定
したID信号を発生し、該記録画像信号と共に、磁気デ
ィスク41上に記録する。
【0044】そして、上述の様に画像信号及びID信号
が任意の記録トラックに記録された磁気ディスク41に
対して、該記録トラックに記録されている画像信号を他
の記録トラックにダビングする場合には、前述の再生動
作に習って、前記磁気ディスク41上の記録トラックに
記録されている画像信号及びID信号を磁気ヘッド43
により再生し、コントロール部6は再生信号処理回路5
において磁気ヘッド43により再生される信号より分離
されるID信号を入力し、コントロール部6内のメモリ
に記憶すると共に、ID信号のユーザエリア内のモード
設定エリアに設定されているデータが”110010”
である場合には、データエリアに設定されているデータ
の内、ダビング回数、記録条件を示すデータを検出す
る。
が任意の記録トラックに記録された磁気ディスク41に
対して、該記録トラックに記録されている画像信号を他
の記録トラックにダビングする場合には、前述の再生動
作に習って、前記磁気ディスク41上の記録トラックに
記録されている画像信号及びID信号を磁気ヘッド43
により再生し、コントロール部6は再生信号処理回路5
において磁気ヘッド43により再生される信号より分離
されるID信号を入力し、コントロール部6内のメモリ
に記憶すると共に、ID信号のユーザエリア内のモード
設定エリアに設定されているデータが”110010”
である場合には、データエリアに設定されているデータ
の内、ダビング回数、記録条件を示すデータを検出す
る。
【0045】前述の様にダビング処理を行うと画像信号
は、元の画像信号に比べて劣化するので、この信号の劣
化を抑えるために、本実施例では画像信号のダビング回
数とダビングされる画像信号が同一電子スチルビデオカ
メラ内の撮像部1より出力された画像信号か、デコード
部8を介して外部装置から入力された画像信号かを示す
記録条件とを考慮して、再生信号処理回路5における画
像信号の周波数特性、ベースクリップ量、波形特性等の
再生パラメータを設定する。
は、元の画像信号に比べて劣化するので、この信号の劣
化を抑えるために、本実施例では画像信号のダビング回
数とダビングされる画像信号が同一電子スチルビデオカ
メラ内の撮像部1より出力された画像信号か、デコード
部8を介して外部装置から入力された画像信号かを示す
記録条件とを考慮して、再生信号処理回路5における画
像信号の周波数特性、ベースクリップ量、波形特性等の
再生パラメータを設定する。
【0046】例えば、コントロール部6において、記録
条件データが”1”を示している事が検出され、磁気デ
ィスク41より再生された画像信号がデコード部8を介
して他のスチルビデオ再生装置等の外部装置から供給さ
れ、記録された画像信号である場合には、デコード部8
における輝度信号とクロマ信号の分離時に画像信号の高
域周波数成分が損失する事を考慮し、再生信号処理回路
5において、イコライザー等による再生画像信号の周波
数特性の補償を行わず、FM復調時における反転現象の
発生を防止するため、リミッター等による再生画像信号
のベースクリップ量と、ディエンファシス回路によるデ
ィエンファシス量を抑える事により再生画像信号の波形
特性の設定を行う。
条件データが”1”を示している事が検出され、磁気デ
ィスク41より再生された画像信号がデコード部8を介
して他のスチルビデオ再生装置等の外部装置から供給さ
れ、記録された画像信号である場合には、デコード部8
における輝度信号とクロマ信号の分離時に画像信号の高
域周波数成分が損失する事を考慮し、再生信号処理回路
5において、イコライザー等による再生画像信号の周波
数特性の補償を行わず、FM復調時における反転現象の
発生を防止するため、リミッター等による再生画像信号
のベースクリップ量と、ディエンファシス回路によるデ
ィエンファシス量を抑える事により再生画像信号の波形
特性の設定を行う。
【0047】以上の様に、再生信号処理回路5における
画像信号の周波数特性、ベースクリップ量、波形特性等
の再生パラメータが設定された後、再生信号処理回路5
では磁気ヘッド43により再生された信号より分離され
る画像信号に対して、設定された再生パラメータに基づ
いた再生信号処理を施す事により、輝度信号、色差信号
R−Y、B−Yを形成し、画像信号記憶部2の画像メモ
リに記憶する。
画像信号の周波数特性、ベースクリップ量、波形特性等
の再生パラメータが設定された後、再生信号処理回路5
では磁気ヘッド43により再生された信号より分離され
る画像信号に対して、設定された再生パラメータに基づ
いた再生信号処理を施す事により、輝度信号、色差信号
R−Y、B−Yを形成し、画像信号記憶部2の画像メモ
リに記憶する。
【0048】そして、再生信号処理回路5において形成
された輝度信号、色差信号R−Y、B−Yが画像信号記
憶部2の画像メモリに記憶した後、ヘッド移動機構44
により磁気ヘッド43をダビング先の記録トラック上に
移動し、該画像信号記憶部2の画像メモリに記憶されて
いる画像信号を読み出し、記録画像信号処理回路3に供
給する。
された輝度信号、色差信号R−Y、B−Yが画像信号記
憶部2の画像メモリに記憶した後、ヘッド移動機構44
により磁気ヘッド43をダビング先の記録トラック上に
移動し、該画像信号記憶部2の画像メモリに記憶されて
いる画像信号を読み出し、記録画像信号処理回路3に供
給する。
【0049】記録信号処理回路3においては、上述の記
録動作に習って記録画像信号を形成すると共に、コント
ロール部6内のメモリに記憶されているID信号のユー
ザエリア内のデータエリアに設定されているデータの
内、”0”を示すダビング回数データに対してダビング
回数に対応したデータ”1”を加算したID信号を発生
し、該記録画像信号と共に、磁気ディスク41上の記録
トラックに記録し、ダビング動作を完了する。
録動作に習って記録画像信号を形成すると共に、コント
ロール部6内のメモリに記憶されているID信号のユー
ザエリア内のデータエリアに設定されているデータの
内、”0”を示すダビング回数データに対してダビング
回数に対応したデータ”1”を加算したID信号を発生
し、該記録画像信号と共に、磁気ディスク41上の記録
トラックに記録し、ダビング動作を完了する。
【0050】尚、上述のダビング動作が繰り返される毎
に、画像信号と共に磁気ディスクに記録されるID信号
のユーザエリア内のダビング回数データ値はカウントア
ップされるが、記録条件データの値は変わらない。
に、画像信号と共に磁気ディスクに記録されるID信号
のユーザエリア内のダビング回数データ値はカウントア
ップされるが、記録条件データの値は変わらない。
【0051】以上説明した様に、本実施例においては、
ID信号のユーザエリアに、画像信号のダビング回数と
ダビングされる画像信号が同一電子スチルビデオカメラ
内の撮像部より出力された画像信号か、デコード部を介
して外部装置から入力された画像信号かを示す記録条件
に関するデータを設定可能な拡張モードを設け、画像信
号と共に磁気ディスクに記録し、該ダビング回数と記録
条件に関するデータに応じて、ダビング時の再生信号処
理の各種パラメータを設定する事により、ダビング動作
時に前記記録条件に応じた最適な再生信号処理を行う事
ができると共に、ダビング処理による信号の劣化を抑
え、安定した画像信号のダビング処理を行う事ができる
様になる。
ID信号のユーザエリアに、画像信号のダビング回数と
ダビングされる画像信号が同一電子スチルビデオカメラ
内の撮像部より出力された画像信号か、デコード部を介
して外部装置から入力された画像信号かを示す記録条件
に関するデータを設定可能な拡張モードを設け、画像信
号と共に磁気ディスクに記録し、該ダビング回数と記録
条件に関するデータに応じて、ダビング時の再生信号処
理の各種パラメータを設定する事により、ダビング動作
時に前記記録条件に応じた最適な再生信号処理を行う事
ができると共に、ダビング処理による信号の劣化を抑
え、安定した画像信号のダビング処理を行う事ができる
様になる。
【0052】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、記
録媒体に記録されている画像信号に対し、一旦該記録媒
体に記録された画像信号を同一の記録媒体の別の領域、
あるいは他の記録媒体に記録する所謂ダビング処理を行
う場合に、該ダビング処理される画像信号の劣化を抑圧
し、安定した画像信号のダビング処理を行う事ができる
画像信号処理装置を提供する事ができる様になる。
録媒体に記録されている画像信号に対し、一旦該記録媒
体に記録された画像信号を同一の記録媒体の別の領域、
あるいは他の記録媒体に記録する所謂ダビング処理を行
う場合に、該ダビング処理される画像信号の劣化を抑圧
し、安定した画像信号のダビング処理を行う事ができる
画像信号処理装置を提供する事ができる様になる。
【図1】本発明の一実施例として、本発明を適用した電
子スチルビデオカメラの概略構成を示したブロック図で
ある。
子スチルビデオカメラの概略構成を示したブロック図で
ある。
【図2】電子スチルビデオカメラのID信号のフォーマ
ットの構成図である。
ットの構成図である。
1 撮像部 2 画像信号記憶部 3 記録信号処理回路 4 ディスクドライブ部 5 再生信号処理回路 6 コントロール部 7 エンコード部 8 デコード部 41 磁気ディスク 42 モータ 43 磁気ヘッド 44 ヘッド移動機構 45 切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 J 8324−5C
Claims (1)
- 【請求項1】 画像信号をダビング処理する装置におい
て、 画像信号と共に、該画像信号が出力された装置の種類を
示す第1の情報と該画像信号のダビング回数を示す第2
の情報を記録媒体に記録する画像信号記録処理手段と、 前記記録媒体に記録されている画像信号をダビングする
際に、該記録媒体より再生された画像信号を該記録媒体
より再生される画像信号と共に記録されている第1の情
報と第2の情報とに応じて設定される再生信号処理特性
に基づいて処理する画像信号再生処理手段とを備えた事
を特徴とする画像信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3227082A JPH0568223A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 画像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3227082A JPH0568223A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 画像信号処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0568223A true JPH0568223A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16855229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3227082A Pending JPH0568223A (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 画像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0568223A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008154256A (ja) * | 2008-01-07 | 2008-07-03 | Sony Corp | オーディオビジュアル信号の受信装置及び受信方法 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP3227082A patent/JPH0568223A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008154256A (ja) * | 2008-01-07 | 2008-07-03 | Sony Corp | オーディオビジュアル信号の受信装置及び受信方法 |
JP4535132B2 (ja) * | 2008-01-07 | 2010-09-01 | ソニー株式会社 | オーディオビジュアル信号の受信装置及び受信方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0642734B2 (ja) | サウンド付静止画再生方法 | |
KR960010191B1 (ko) | 다화면 메모리를 사용한 스틸비디오 카메라 | |
US5832170A (en) | Apparatus and method for storing and reproducing high-resolution video images | |
JP3222621B2 (ja) | 画像信号入出力装置 | |
US6334023B1 (en) | Method of and arrangement for recording and reproducing video images | |
JPH0334686A (ja) | デジタル静止画信号記録再生装置 | |
US5809208A (en) | Digital image recording and reproducing and method for recording and reproducing an amount of image data on a recording medium configured for a lesser amount of image data using partitioning information | |
JPH0568223A (ja) | 画像信号処理装置 | |
US5159461A (en) | Image signal recording apparatus | |
JPH06319105A (ja) | スチルビデオ装置 | |
JPH06339107A (ja) | スチルビデオ装置 | |
JPS63294082A (ja) | 画像記録装置 | |
JP2001045430A (ja) | 映像記録再生装置 | |
JPH06335024A (ja) | 信号処理回路 | |
EP1253788A1 (en) | Method and circuit for video signal correction | |
JPH0567302A (ja) | 画像信号処理装置 | |
JPH01280973A (ja) | 画像信号記録装置 | |
JPS6018074A (ja) | フイ−ルド信号処理回路 | |
JP2000125232A (ja) | カメラ一体型vtr及びその画像検索方法 | |
JPH07327192A (ja) | 電子カメラ | |
JPH06225250A (ja) | スチルビデオ装置 | |
JP2001111948A (ja) | 画像再生装置及び方法 | |
JPH0698289A (ja) | スチルビデオ装置 | |
JPH09154104A (ja) | 画像記録システム | |
JPH05110947A (ja) | 磁気記録再生装置におけるスーパーインポーズ確認回路 |